【ＪＯＣ】森喜朗会長「女性多い理事会時間かかる。発言規制しないと終わらない」ＪＯＣ女性理事２０％→４０％へ増加方針に　山口香理事「残念」

擬古牛φ ★

★森会長「女性多い理事会時間かかる」ＪＯＣ女性理事増加方針に…山口香理事「残念」

2021年2月4日 6時0分

　東京五輪組織委員会の森喜朗会長（８３）は３日、都内で行われた日本オリンピック委員会（ＪＯＣ）の臨時評議員会に出席し、
ＪＯＣが女性理事を増やす方針を掲げていることに関連し「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」と発言した。

　４０分に及ぶ「演説」の後半だった。「テレビがあるからやりにくいんだが」と前置きしつつ、森氏は持論を展開した。
自身がかつて会長を務めた日本ラグビー協会で、議事進行に倍の時間がかかったと指摘。
「女性っていうのは競争意識が強い。誰か一人が手を挙げて言うと、自分も言わなきゃいけないと思うんでしょうね。
みんな発言されるんです」と続けた。

　ＪＯＣはスポーツ庁が設けた競技団体の運営方針「ガバナンスコード」に沿って、
現在２０％の女性理事の割合を４０％以上にすることを目標としている。
「女性の理事を増やしていく場合は、発言の時間もある程度規制しておかないとなかなか終わらない」と無神経な言葉を並べ、
組織委の理事３５人中、７人いる女性理事については「みんなわきまえておられる。競技団体のご出身で、
国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかり。的を射たご発言をされて非常にわれわれは役立っている」と述べた。

　女性の存在感が高まることで、男性中心で閉鎖的なスポーツ界が活性化されると長年働き掛けてきた
ＪＯＣの山口香理事は「男女平等や障害者への配慮は東京大会開催の前提だったはず。組織委の代表のそうした発言は残念」と批判した。
森氏はこれまでも度々、発言が物議を醸してきた。新型コロナウイルス感染拡大で東京五輪の開催が正念場にある中での
「失言」は社会の流れに逆行しており、波紋を広げている。

スポーツ報知　https://hochi.news/articles/20210203-OHT1T50326.html

【ＪＯＣ】 森喜朗会長「女性多い理事会時間かかる。発言規制しないと終わらない」ＪＯＣ女性理事２０％→４０％へ増加方針に 山口香理事「残念」

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