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【政治】 合流新党への不参加で玉木氏の新党が自民党の補完勢力となれば…自民党長老「玉木氏の政治リーダーとしての資格が問われる」

1 :擬古牛φ ★:2020/08/15(土) 11:09:55.44 ID:???
★国民民主・玉木代表はなぜ分党にこだわるのか

8/15(土) 5:01配信

 「安倍政権打倒」を合言葉に旧民進党系勢力の再結集を目指した立憲民主、国民民主両党の合流新党構想が土壇場で混乱している。
国民民主の玉木雄一郎代表が合流協議の最終局面で突然、国民民主の分党と自らの合流新党不参加を表明したからだ。

 政権担当能力を重視する立場から改革中道路線に固執してきた玉木氏にとって、
理念や政策抜きの合併ともなりかねない合流新党は受け入れられないというのが理由だ。
2017年に希望の党結党に伴う民進党大分裂の際、議員同士の確執・怨念が発生したことや個別の選挙区事情に加え、
資金や地方組織という政党資産継承への思惑も背景にあるとみられている。

■「玉木新党」結成を明言

 玉木氏は8月19日の国民民主両院議員総会で分党の了承を求める方針だが、各議員の主張はバラバラで、
立憲民主側も加わった多数派工作も激化し、玉木氏の思惑通り進むか不透明だ。
現状では旧民主党以来のお家芸である内輪の足の引っ張り合いの再現ともみえ、
結果的に「遺恨を引きずる再分裂となれば、政権交代への道も遠のく」(立憲民主幹部)ことにもなりかねない。

 玉木氏は11日の党臨時役員会で、党内での賛否の対立を踏まえ、ぎりぎりの対応策として分党を提案。
「理念や政策が異なる人が集い、無理やり党をつくっても、過去の反省を生かせない」と
旧民主、民進両党分裂の際の混乱への反省も踏まえた決断と力説した。

 役員会終了後の記者会見で玉木氏は、国民民主を立憲民主への合流組と残留組に分党し、自らは合流新党には参加しない考えを示した。
立憲の枝野幸男代表との党首会談が実現せず、「基本政策について一致が得られなかった」というのが玉木氏の言い分で、
「政策提案型の改革中道政党は不可欠だ」として、「玉木新党」の結成も明言した。

 この方針に対し、玉木氏が分党時に残留組を率いて国民民主を継承する分割政党として新党を立ち上げることで、
国民民主の資金や地方組織などの政党資産を継承する思惑がある、との見方も広がる。

 一方、立憲民主は11日の常任幹事会で、新党の名称は参加議員の無記名投票で決め、
代表選も同時に実施して新代表を決めるとの方針を確認した。
13日の両院議員懇談会でも異論が出ず、枝野氏は9月上旬にも合流新党を立ち上げる意向を表明した。

 今回の合流新党は安倍政権打倒を目指す枝野氏が呼び掛けたものだった。
新党名の投票決着などを主張する玉木氏との間で交渉は難航したが、枝野氏が譲歩したことで合流協議は一気に進むとみられていた。
それだけに、土壇場での玉木氏の分党方針には「初めから合流しないつもりだったのでは」(立憲民主幹部)との反発も広がった。

■党役員会では合流反対が多数だった

 大詰めでの迷走に、旧民進系勢力の最大の支持団体である連合は、
12日に産業別労働組合も含めた幹部会合を都内で緊急開催し、合流新党を支援する方針を確認した。
神津里季生会長は「1つの『大きな固まり』を追求することに我々は価値観をずっと持っている」と
国民民主の分党に強い不快感を示し、同党の連合組織内議員がそろって合流新党に参加するよう促した。

 神津氏はこの後、枝野、玉木両代表と相次いで会談。玉木氏に対して「わかりやすく伝えてほしい」と注文をつける一方、
枝野氏とは新党と連合の連携強化を確認した。
玉木氏は会談後、「われわれも連合の政策をしっかり推進する政党として頑張りたい」と語ったが、
合流新党への参加をめぐる疑心暗鬼が広がっている。

 12日夜、民放BS番組に緊急出演した玉木氏は、11日の党執行役員会での協議内容に言及し、
「相当もめた。今の条件で合流することには反対のほうが多かった。6対3だった」ことを明らかにした。

 役員会正式メンバーは、玉木代表、大塚耕平、古川元久両代表代行、平野博文幹事長、泉健太政調会長、原口一博国対委員長ら計9人。
関係者によると、賛成した3人は綱領案など合流条件をまとめた平野、泉両氏と、
国会対策で立憲と協力してきた原口氏で、玉木氏ら6人は反対したとされる。(続く)

東洋経済オンライン https://news.yahoo.co.jp/articles/97c8f2435e65d2f183593f00e306e4fb053d048f

続きは>>2-4

2 :擬古牛φ ★:2020/08/15(土) 11:10:36.24 ID:???
>>1の続き

 玉木氏は「あのまま議決すれば否決されて交渉決裂だ。
せっかく平野氏と泉氏が積み上げてきた1つの成果は生かすべきだし、この条件で合流したい議員も多くいる」として、
分党は推進派と反対派の双方に配慮した次善の策だったことを明らかにした。
同時に、泉氏が「役員会で分党方針は了承されていない」と記者団に述べたことについても
「(了承)されている。分党の方法ややり方が、必ずしも明確になっていないという趣旨で発言したということだった」と説明した。

 玉木氏の分党宣言について、合流推進派からは「結果的に収まるべきところに収まることになるかも」(無所属有力議員)と容認する見方もある。
国民民主の保守系議員の間では「強引に合流するなら離党して無所属になる」との声も多く、分党となれば「円満離婚になる」(同)というわけだ。

■決め手は「どちらが選挙に有利か」

 ただ、次期衆院選での生き残りをにかける国民民主の各議員にとって、
「(新党と分党の)どちらが選挙に有利かが決め手」(若手議員)になる。
前回の厳しい選挙を小選挙区で勝ち抜いた議員は残留も選択肢となるが、所属議員の半数を超える比例復活組にとっては、
「政党支持率の高い立憲民主を引き継ぐ合流新党から出馬するほうが有利」(同)と判断する向きが多い。

 公選法上、比例復活組が選挙を経ずに別の既存政党に移ることはできない。
だからこそ、今回の合流協議では、立憲、国民両党をそれぞれ解党して形式上は新党結成とすることで、
比例復活組の受け入れを可能にしたのだ。
これは、支持率の低迷が際立つ国民民主を、高い支持率を維持する立憲が事実上吸収合併するための戦略でもあった。

 枝野氏が当初から新党名を立憲民主と明言していたのも、そうした戦略を裏付けるものだった。
ただ、それが「党名の押しつけ」「上から目線」などという反発を生み、協議の難航につながっていた。

 憲法論議への対応の違いなどを理由に立憲を離党して国民民主に入党した山尾志桜里衆院議員がすぐさま合流新党不参加を明言したのも、
「枝野氏の傲慢さへの反発」(国民民主幹部)からとみられている。
また、2017年の民進党分裂を主導した前原誠司元民進党代表は、日本維新の会との連携を模索するとされ、有力議員の対応もバラバラだ。

 合流反対・慎重派を束ねるために必要なのが、分党後の新党を運営する資金と組織の確保だ。
玉木氏の分党決断の裏には、「国民民主を受け継ぐ『分割政党』として、
資金と組織の温存を狙うしたたかな計算がある」(立憲民主幹部)とみられている。
玉木氏も12日の民放番組でその点を質されると、「ルールを踏まえて対応する」と答えるにとどまった。

 立憲民主は希望の党から排除された枝野氏が一から立ち上げた政党だ。
その一方、国民民主は旧民主党を受け継いだ旧民進、旧希望両党の継続政党で、民
主党以来の党の資金や中央、地方の組織、地方議員の多くを政党資産として受け継いでいる。

 特に、政党交付金の仕組みなどから、資金は立憲民主を大きく上回り、2019年夏の参院選を経た現在でも約50億円の「貯金」があるとみられている。

続く

3 :擬古牛φ ★:2020/08/15(土) 11:10:57.43 ID:???
>>2の続き

■玉木新党を取り込む「大連立構想」も

 枝野氏ら立憲民主は、国民民主を丸ごと吸収することで国民民主の政党資産取り込みを狙ったが、
玉木氏の分党方針はそれにくさびを打ち込んだ格好だ。

 さらに、政党運営の基軸となる政治路線でも枝野、玉木両氏の主張は対立している。
枝野氏は共産党との選挙協力を含めた連携を重視しているが、玉木氏の目指す改革中道路線は、
自民党のリベラル勢力との連携も視野に入れたものとされる。
「まさに水と油」(玉木氏周辺)で、2019年夏の参院選の前後には、
安倍晋三首相が憲法改正で国民民主との連携を打診し、玉木氏も乗り気だったという関係者の証言もある。

 コロナ禍への対応で国民的批判にさらされる安倍政権にとって、「国民民主の分裂は助け舟になる」(自民幹部)との声も相次ぐ。
自民党内では、自民との連携を深める維新に加え、
「新たな玉木新党を取り込んでの大連立で窮地をしのぐ」(閣僚経験者)との構想もささやかれている。
コロナが奇跡的に収束して年内解散が可能になった場合、維新と国民の選挙協力で野党が分断されれば、
「漁夫の利で自民勝利もありうる」(自民選対)との期待もある。

 ただ、そうした「永田町の論理」に対する国民の不満や嫌悪感は少なくない。
ここにきてSNS上では「#安倍やめろ」「#選挙に行こう」とのハッシュタグがトレンド上位に目立つ。
若さや経歴から「野党の星」ともみられていた玉木氏の新党が自民の補完勢力となれば、
「玉木氏の政治リーダーとしての資格が問われる」(自民長老)ことは避けられない。

 いったんは政権交代を成し遂げた旧民主党での上司と部下の関係だった枝野氏と玉木氏。
「もともと身内だった野党第1党と第2党のリーダーが主導権争いを繰り広げること自体、
野党への国民不信の拡大につながる」(有力政治ジャーナリスト)との声は多い。

 分党で勝負に出た玉木氏にとって、お盆明けまでの数日間が次世代リーダーとしての
政治生命を左右する厳しい試練の時となるのは間違いない。

以上

4 :名無しさん@15周年:2020/08/16(日) 10:05:28.90 ID:X4eH4xi25
まさに「コップの中の嵐」だよねw

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