2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

【政治】 アベノミクスは化けの皮がはがれて泥沼 繰り返す「バブル崩壊」

2 :擬古牛φ ★:2020/04/15(水) 16:48:18.55 ID:???
>>1の続き

●超緩和で「株高・円安」誘導 アベノミクスは“バブル政策”

 財政金融政策を使うと、一時的には経済を回復させるのでそれが「合理的」に見えるのだが、
不良債権や過剰債務が抜本的に処理されず、常に火種は残る。

 ゾンビ企業が残り、古い産業構造が残ることで経済は活性化しないままだ。

 それでも米国の場合は、IT大手企業などによって、新技術をもとに新たなサービスが生み出されたから、
株価バブルの一方で実体経済の地力も上がった。

 だが日本はどうか。技術革新が生まれず産業構造の転換ができないまま、競争力を失い先端分野では韓国や中国の後塵を拝してきた。

 その最後の局面でとられたのが、アベノミクスだった。それは究極の無責任のバブル作りだったことが明らかになりつつある。

 2013年4月に始まったアベノミクスは、インフレターゲット政策に基づいて「2年」で「2%の物価目標」実現を掲げながら、
(2年間ならいざしらず)目標を達成できないまま7年間も「大規模金融緩和」を続けてきた。

 アベノミクスが、実態として働いていたメカニズムとはどのようなものだったか。

 一つは、産業衰退の下で、超低金利と日銀が国債を大量に購入して株高・円安を誘導し、
さらに賃下げで、辛うじて大手輸出企業主導の経済成長で何とか持たせようとする政策だった。

 大規模の金融緩和は円安誘導を、そして「働き方改革」や「生産性革命」
(手っ取り早い「入管難民法」のような外国人雇用の拡大)は賃金抑制をもたらすものだった。

 いま一つは、賃金抑制で消費が盛り上がらないなかで、日銀が国内金融機関に資金を供給しても融資先がなくなり、
アベノミクスは必然的に株式や不動産(特に大都市圏のマンション)へバブル的な資金を流すことになった。

 さらに、それでも国内投資先に限界があるために、資金は 国内がマイナス金利になるなか、
プラスの金利だった米国に流れ、米国の資産バブルを支えてきた。

 要するに、アベノミクスとは国内外の両面にわたってバブル誘導政策だったのだ。

 特に国内では、日銀はETF(指数連動型上場投信)を購入し、
GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)も加わって、意図的な株価つり上げを行ってきた。

 2013年4月2日の日経平均株価は1万2003円だったが、今年1月20日には2万4083円まで、ほぼ2倍まで上がった。
同じように、大都市圏の新築マンション価格も上昇してきた。

 誰もがこのままでは衰退が加速していくことにうすうす気づいていながら、行くところまで行くしかないと現実を見ないようにする。

 ぬるま湯の心地よさに浸かりながら、「我が亡き後に洪水よ来たれ」とばかり、「今だけ 金だけ 自分だけ」という刹那主義が進行してきた。

 そこへ、リーマンショックからほぼ10年を経て、新型コロナウイルス大流行に伴う世界的なバブル崩壊が襲ってきた。

続く

総レス数 5
13 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★