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【原発ゼロ】 ドイツが50年前に稼働開始した古いスイス原子力発電所の稼働停止を要求

1 :擬古牛φ ★:2019/11/01(金) 09:29:03.06 ID:???
★ドイツがスイス原子力発電所の稼働停止を要求

Petra Krimphove
このコンテンツは2019/10/31 10:00に配信されました 2019-10-31 10:00

ドイツ環境省が、スイスにあるベツナウ原子力発電所の稼働停止を要求している。
50年前に稼働開始した古いベツナウ原発が、ドイツとスイスの次なる争いの種になるのだろうか。

ドイツ環境省は今月11日他のサイトへ、スイスにベツナウ原発の稼働停止を求める書簡(同月10日付)を送ったと発表した。
送ったのは、同省のリタ・シュヴァルツェリュール・ズッター政務次官(ドイツ社会民主党、SPD)だ。
ドイツ南部バーデン地方出身の同氏は、スイス連邦環境相のシモネッタ・ソマルーガ氏に宛てた書簡でベツナウだけでなく、
スイスで稼働中の原発を停止するよう要求した。

書簡は「スイスが原子力発電所の長期的方針を決定する際には、近隣諸国の住民も関与させることが不可欠」とした。
原発事故が発生すれば、ドイツ国民にも大きな被害が及ぶ。だからエネルギー戦略はスイス単独で決めるべきではないーという意味だ。

こうしてドイツとスイスのいざこざの争点がまた一つ増えた。スイスにとって、難航するEU(欧州連合)との
二国間枠組み条約交渉において、隣国ドイツの助けは必要だ。交渉は現在、暗礁に乗り上げているからだ。

ドイツ人の欧州委員長ウルズラ・フォン・デア・ライエン氏が交渉にどう臨んでくるのかは判然としない。
だから争いの種を増やすことは、今のスイスにとってとても具合が悪いのだ。

●航空機の騒音、貨物輸送、原子力発電所

チューリヒ空港発着の航空機の騒音をめぐるドイツとの合意は、決着に至っていない。ドイツ側に長年の懸念があり、棚上げされたままだ。

新しいアルプス縦断鉄道(NEAT/NLFA)のライン渓谷線の拡張もまた、ドイツ側が及び腰で、スイスはこれにひどく不満を覚えている。
NEATは、ロッテルダムとジェノヴァ間の貨物輸送を鉄道に切り替えることを目的としたプロジェクトだが、
バーデンでの拡張が遅れ、それが進行を妨げている。

スイスの原発の長期的戦略に対するドイツの批判、それが持つ潜在的なリスクについては、何も新しい話ではない。
そうした批判や懸念は原発に近いドイツのバーデン・ヴュルテンベルク州、さらに国境地域から来ている。
これらの地域では、スイスの原発の安全性について長い間、懸念していたからだ。


福島第一原発事故を受け、スイス政府は段階的脱原発を決めた。
2017年5月には、原発にとって代わる新エネルギーの推進を含む基本方針「エネルギー戦略2050」を国民投票で可決した。
スイスの原発の問題や新エネルギーの現状などに焦点を当てる。

●国境近くの選挙区

しかし、中央の環境省がスイスに稼働停止を明確に要請したという事実は、両国の紛争の火種に油を注ぐ。
それは、書簡を描いた本人の意図も、深く関わっている。

リタ・シュヴァルツェリュール・ズッター氏の選挙区は、バーデン地方の国境付近だ。
すでに2年前、SPD・連邦政府代表として稼働停止を求めただけでなく、
バーデン・ヴュルテンベルク州のフランツ・ウンターシュテラー環境相(緑の党)もスイス側に国境近くの原子炉を稼働停止するよう要請した。

ベツナウに加え、ドイツ国境のすぐ近くにゲスゲン、ライプシュタット原発がある。
シュヴァルツェリュール・ズッター氏は、スイスがいま放射性廃棄物の処分場を探していることも懸念している。
候補3カ所のうち1カ所が、自身の選挙区のすぐそばにあるからだ。同氏は書簡で、スイス連邦エネルギー局の情報は不十分だと批判した。(続く)

swissinfo.ch https://www.swissinfo.ch/jpn/politics/%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B_%E3%83%89%E3%82%A4%E3%83%84%E3%81%8C%E3%82%B9%E3%82%A4%E3%82%B9%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E3%81%AE%E7%A8%BC%E5%83%8D%E5%81%9C%E6%AD%A2%E3%82%92%E8%A6%81%E6%B1%82/45337414

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