【台風１９号】台風で行き場を失った外国人観光客困惑、交通機関運休で宿も見つからず“難民”も

擬古牛φ ★

★台風で外国人観光客困惑、交通機関運休で“難民”も

[2019年10月12日18時41分]

台風19号に伴う大雨、強風が本州を襲った12日、東京や横浜の繁華街ではほとんどの店が閉まり、
行き場を失って困惑する外国人観光客らの姿がみられた。列車やバスの運休で“難民”になった人もいた。

「デパートに行くのを楽しみにしていたのに休業とは…」。
JR新宿駅の改札口でシンガポールから来たデズメン・コウさん（42）は妻、長女と立ち尽くした。
飲食店は軒並み閉店したため食事ができず、列車も運休して途方に暮れた。

近くのバスターミナル「バスタ新宿」では、ほとんどの便が運休し座り込む人も。
山梨県甲斐市の自営業平馬寿樹さん（38）は「帰れなくなったので、カプセルホテルに泊まります」と苦笑い。

JR東京駅では、青森県八戸市の男性会社員（65）が
「福岡県に行く予定だった。運休は知っていたが、行けるところまで行こうとしたけど、宿も見つからず難民状態」とため息をついた。

浅草では雷門のちょうちんが台風対策で折り畳まれ、近くの商店街では営業しているごく一部の飲食店が居場所のない観光客で満員に。
イギリスから夫婦で旅行中のキース・ウィリアムズさん（73）は「19、20日に大分県でラグビーワールドカップを見るので、
その時がこんな天気にならないように祈る」。

一方、横浜市の中華街では、いつもは行列ができるごま団子店の女性従業員が「今日は客が少ない」と手持ちぶさたな様子。
北海道から観光で来たアルバイト藤野雅美さん（46）は「明日は鎌倉に行く予定なので、早く台風が去ってほしい」と話した。

タピオカドリンクなどを売る店では、店主がシャッターの前にブロックを置くなど、浸水対策に追われた。（共同）

日刊スポーツ　https://www.nikkansports.com/general/news/201910120000741.html

【台風１９号】 台風で行き場を失った外国人観光客困惑、交通機関運休で宿も見つからず“難民”も

【台風１９号】台風で行き場を失った外国人観光客困惑、交通機関運休で宿も見つからず“難民”も