【東京電力】福島第一原発事故で避難区域が設定された双葉町の住民「戻りたい」１０．８％　復興庁が意向調査結果を発表

擬古牛φ ★

★双葉町の住民意向調査「戻りたい」１０．８％

　復興庁は二十二日、東京電力福島第一原発事故で避難区域が設定された双葉町の住民意向調査結果を公表した。
「戻りたい」は１０・８％（前年度調査比０・９ポイント減）、「まだ判断がつかない」が２５・６％（同０・５ポイント減）、
「戻らない」は６１・５％（同０・４ポイント増）でいずれも前年度調査とほぼ同水準だった。

　帰還意向に関する回答は【グラフ】の通り。判断がつかないとした人に「帰還の判断に必要なこと」を複数回答で尋ねたところ、
医療・介護福祉施設の再開や新設が最多の５６・７％、次いで住宅確保への支援が４９・１％となった。

　町はＪＲ双葉駅周辺について、二〇二〇年春までの避難指示解除を目指している。
戻りたい、まだ判断がつかないと答えた人の居住意向は「駅西・新市街地ゾーンに居住したい」が１５・６％、
「駅東・まちなか再生ゾーンに居住したい」が１５・８％だった。４５・２％は「判断がつかない」と答えた。

　調査は復興庁と県、町が実施した。全三千百十五世帯のうち千四百九十五世帯が回答した（回収率４８・０％）。

福島民報（ 2019/02/23 10:03 カテゴリー：主要）　http://www.minpo.jp/news/detail/2019022360555

【東京電力】 福島第一原発事故で避難区域が設定された双葉町の住民「戻りたい」１０．８％ 復興庁が意向調査結果を発表

【東京電力】福島第一原発事故で避難区域が設定された双葉町の住民「戻りたい」１０．８％　復興庁が意向調査結果を発表