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【東京電力】 福島第一原発事故1カ月後「避難者健康問題ない」 国の支援班文書 甲状腺内部被曝調べず

1 :擬古牛φ ★:2019/02/11(月) 08:57:05.77 ID:???
★福島原発事故1カ月後「避難者健康問題ない」 国の支援班文書 内部被ばく調べず

2019年2月11日 朝刊

 東京電力福島第一原発事故直後の二〇一一年四月、経済産業省中心の特命班・原子力被災者生活支援チームが、
避難者の被ばくについて「線量は十分少なく健康上問題無い」とする文書を作っていたことが分かった。
事故発生から一カ月弱で、避難者の甲状腺内部被ばくを調べずに判断した。公表は見送られた。 (榊原崇仁)

 文書は、同月八日の「放射線モニタリング・線量評価に関する連絡調整会議」の配布資料。
「今般の原子力災害における避難住民の線量評価について」の題名でA4判一枚。環境省への情報開示請求で入手した。

 内容は、空間線量の値を基に算出した外部被ばく線量の説明が中心。
同年三月十二日の最初の爆発から二日余り、原発正門近くに居続けても「線量は一・二ミリシーベルト程度」と説明し、
この間に避難すれば「線量は相当程度小さい」「健康上問題無いとの評価を提供可能ではないか」と記している。

 さらに、原発がある福島県双葉町と大熊町、隣接する浪江町と富岡町は三月十二日中に避難を完了と指摘。
一方、甲状腺の内部被ばくに触れたのは三行だけ。国の測定で健康に影響を及ぼす事例はなかったと記す程度だった。

 支援チームで担当だった渕上善弘氏(現原子力損害賠償・廃炉等支援機構理事)は取材に応じ、
「甲状腺被ばくは国の測定データで評価できると判断したように思う」と述べた。
国の測定は一一年三月下旬に実施。全員が甲状腺の内部被ばくの線量で一〇〇ミリシーベルト相当の基準を下回った。
対象地域は三十キロ圏外で調べたのは千八十人だけだった。原発近くの地域から避難した人は除外されていた。

 外部被ばくが全身に及ぼす線量については当時、国際放射線防護委員会(ICRP)の
平常時の限度「年間一ミリシーベルト」にほぼ収まるという意識だったという。

 調整会議は同年五月までに計三回開催。原子力安全委員会から「限られたデータによる推計」などと批判があり、文書は公表されなかった。
支援チームは一一年三月末に発足。福島県の県民健康管理調査などに携わり、現在は帰還政策を担う。

東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201902/CK2019021102000136.html

▽関連スレ
【東京電力】 福島第一原発事故による住民の被曝量を3分の1程度に過小評価 東大名誉教授らが「意図的な誤りではない」と論文修正へ
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsalpha/1547001281/
【東京電力】 福島第一原発事故の直後、子どもの甲状腺被曝について「深刻な可能性がある」との見解を示した 山下俊一・長崎大教授
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi/newsalpha/1548975901/

2 :擬古牛φ ★:2019/02/11(月) 09:16:59.14 ID:???
★<背信の果て>(3) 原発事故後「甲状腺測定1080人」の裏側

2019年2月4日

 東京電力福島第一原発事故後、国が甲状腺被ばくの測定をわずかしか行わなかった理由を示す文書が見つかった。
「放射線量が増加し始めた頃には避難は完了したため、避難者は調査せず」と記された経済産業省の資料だ。
関係者に話を聞くと、「遠方ながら人が住み続けた地域が一番危険」で、
「そこで問題がなかったため、全体的に問題なしと考えた」という。
調べもせず、逃げ遅れた人がいないと言い切るのは乱暴な論法だ。
国は被ばくの実態に向き合う気がなかったのか。 (榊原崇仁)

東京新聞 http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokuho/list/CK2019020402000142.html

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