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【政治】 改正入管法による外国人受け入れはブラック企業を延命させる 「日本人と同等以上の給与」と安倍晋三は言ったが、どうチェックして、担保するのかも未定

1 :擬古牛φ ★:2018/12/12(水) 09:31:09.34 ID:???
★改正入管法による外国人受け入れはブラック企業を延命させる

 山崎 元:経済評論家・楽天証券経済研究所客員研究員


●労働者ではなく「移民」として受け入れたい

 外国人労働者を受け入れる枠組みとなる入国管理・難民認定法の改正案が12月8日に成立した。
国会審議の過程では政府側に多くの不手際があったし、つたないながらも野党はこれを批判して
それなりの話題にはなったが、与党側が押し切って法案を成立させた。

 審議は率直に言ってかなりお粗末なものだったから、「拙速」「強引」などいくらでも批判は可能だが、現実に法案は成立した。
そして、早くも来年の4月から施行される。政府・与党としては、ともかく急ぐ必要があるとの判断を持っていたのだろう。

 しかし、「人手不足なのだから、外国人労働者が必要なのは当然だ」という説は、「議論するまでもなく当然」なのだろうか。

 国民にあっては、一人ひとりが異なる意見を持っていておかしくない。
外国人を広く受け入れて日本に定着してもらうといいという意見もあれば、
日本には外国人をあまり増やさない方がいいという意見もあるだろう。

 政府は、高齢者や女性も働くことを期待しているのだし、ロボットやAIなどの技術の発達を促したいのではないのか。
加えて、インフレ目標達成のためには賃金の上昇が必要だし、賃金上昇への特効薬は低失業率であり、
それは企業の側から見ると「人手不足」の状態ではないのか。

 筆者は、個人的には外国人移民受け入れ賛成の立場に立つが(多様な人がいるほうが面白そうではないか!)、
反対側の立論がさまざまに可能であることが予想できるし、それぞれの議論に反論することが簡単だとも思わない。

 一方、今回の改正入管法でどうしても気に入らない点が1つある。
それは、日本に受け入れる外国人を単なる「労働力」として扱っているようにしか思えないことだ。

 外国人の受け入れは国民の合意に基づくペースであってもいいが、彼らを家族の帯同も許さずに一時的な
就労の後に帰国させることを前提とする「一時的で安価な労働者」として扱うのでは非人道的であり、国として品性下劣に思える。

 日本に来ることを望む外国人を受け入れるなら、日本に家族も含めて定着してもらって
我が国の社会に多様性をもたらす「移民」として受け入れることとして、その上でどのような条件の人を、
どれだけ受け入れられるかを検討したい。

 安倍晋三首相は、今回の法案は「移民」の受け入れではないと言っているのだが、意図するところが分からない。
外国人を単なる「労働力」として受け入れるよりも、きちんと「移民」として受け入れる方がずっとまともな国であり、
社会でもあると思う。

 もちろん、年金や健康保険などの社会保障制度、日本語や職業などの教育施設などを整備しつつ、
対応可能な範囲で責任を持って受け入れるのだ。

●改正入管法はブラック企業延命策だ

 今回の特定入管法の改正状況を見ると、端的に言って、「特定技能1号」と認定した
「ある程度の日本語ができる外国人労働者」を、一時的に(最長5年で)使い回すことができるような枠組みを作って、
人手不足がある分野に都合よく供給したいと思っているようにしか見えない。

 家族の帯同と、無期限の滞在が可能な「特定技能2号」については、枠組みを作るだけで、
判定条件もどの業界が受け入れるのかも当面検討されていない。(続く)

ダイヤモンド・オンライン https://diamond.jp/articles/-/188173

続きは>>2-4

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