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【政治】 日本は低賃金ブラックの国 就活ルール廃止と外国人労働者拡大を叫ぶ無能な経団連経営者たち 先進国らしい労働条件を提示できないから人手不足

1 :擬古牛φ ★:2018/12/07(金) 15:02:37.22 ID:???
★古賀茂明「就活ルール廃止と外国人労働者拡大を叫ぶ無能な経団連経営者たち」

「外国人労働者受け入れ拡大法案(出入国管理法改正案)」が衆議院を通過し、参議院での審査が始まった。
経団連など財界の強い要請に対して、安倍政権は何が何でも今国会でこれを通して、来年4月施行を実現しようとしている。
今年の通常国会(2018年1〜7月)では、厚生労働省のデータ捏造事件が原因で、
裁量労働制拡大の法改正に失敗したこともあり、今回の出入国管理法(入管法)改正案は絶対に落とせない法案だ。


 もちろん、それは、来年の統一地方選や夏の参議院選に向けた財界のカネと票を得るための事実上の買収策である。
だから、4月1日施行は至上命令。審議時間がどんなに短くても、基礎データの捏造が露呈しても、
世論が拙速な施行に大反対しても、とにかくこの臨時国会で通さなければならない。

 日本では、経団連の言いなりになってきた自民党の政策のおかげで、企業の生産性の向上が妨げられ、
「人手不足」という声が出るたびに、できの悪い経営者の延命のための労働条件切り下げを促進してきた。

■経団連企業の大半はブラックだ

 今回も、他の先進国などに比べて格段に低い労働条件を維持したまま、
経営を続けたいという企業経営者の声に応えて次の一手を繰り出すわけだ。
今や、お隣の韓国に比べても、日本は魅力を失い、高度専門職だけでなく、
単純労働者からも、低賃金ブラックの国というレッテルを貼られている。

 賃金が安い、残業時間が長い、残業賃金の割増率が低い、休みが取れない、
仕事の内容がきついというような職場に人が集まらないのは当たり前だ。
それを安倍政権は「人手不足」と呼ぶが、実態は、先進国らしいまともな労働条件を提示できない
低生産性の企業・産業がいつまでも生きながらえているからこそ、
こういう問題が出てくるのだということを、そろそろちゃんと認識すべき時なのではないか。

 外国人労働者の人権の問題が議論されているが、そもそも、日本の労働者の人権すら守られていない。
いまだにサービス残業という言葉が存在し、休みを取りたくても取れないのが当たり前という状況を放置している国に、
外国人労働者を迎える資格があるのかと問いたくなる。

 外国人技能実習制度の問題も、今頃大騒ぎをしているが、この制度を利用している事業場の調査をしたら、
5,966事業場のうち何と70.8%、4226事業場で法令違反をしていたという調査は、今年の6月に発表されていた。
普通の国なら、国会で大問題とされるはずだが、そうならないのが日本だ。
なぜかと言えば、日本人の職場もほとんど同じ状態だということをみんな知っているからだ。
違反をしても、「気を付けてください」というだけで終わる例が大半で、送検などしている件数は、5966件中わずか34件、0.6%しかない。
つまり、ほとんどは「やり得」で終わっているのである。

 そんなに甘い対応を見れば、法律をまじめに守るのが馬鹿らしくなる。
その結果、この調査は毎年行われているが、事態は悪化している。
7割が法令違反をしているというのだから、日本の労働法規は機能していないと言った方が良い。
日本の労働市場は無法地帯なのだ。

「それはいくら何でも言い過ぎではないか」という経営者は、胸に手を当てて考えて欲しい。
自分の会社で、社員がどれだけ自由に休みを取っているか。
本来は有休取得率100%が当たり前なのに、従業員1000人以上の大企業でさえ、取得率は55%、日数で年間たったの10.6日に過ぎない。
もちろん、欧州では当たり前の100%消化という会社はほとんどない。
逆に言えば、ほとんどの企業では、労働者が、認められた権利を行使できていないということだ。
そんな会社は、欧州先進国に行けば、確実にブラックだと言われるだろう。

 これだけ建前と本音がずれている国も珍しい。
表向きは、いかにも先進国標準の労働法制を有しているように見せかけて、その裏で、
経団連企業でさえ、過労死が出ても頭を下げれば終わりで、社長も街中を大手を振って歩けるというのが実態だ。(続く)

dot. https://dot.asahi.com/dot/2018120200006.html

続きは>>2-7

2 :擬古牛φ ★:2018/12/07(金) 15:03:33.95 ID:???
>>1の続き

■労働条件向上ができない理由を不問にする安倍政権

 11月19日の本コラム(「安倍政権の外国人単純労働者の受け入れ拡大は経団連のための低賃金政策だ」)でも指摘したとおり、
低賃金、あるいは、低労働条件と言った方が良いかもしれないが、それが温存されているということは、
低生産性が温存されているというのと同じだ。
中小企業だけでなく、天下の経団連企業でさえ、海外の大企業と比べたら、驚くほどの条件の悪さである。

しかし、この問題をあからさまに取り上げることは自民党にとってはタブーである。
なぜなら、その話をすると、支持基盤である経団連や中小企業の経営者たちに、
「あなた達が、無能だから労働条件が悪いのですね。だから人が集まらないのですね」と言うのと同じことになるからだ。

 しかし、外国人労働者の問題を議論する前に、まず、日本の労働法制の規制と執行の強化、そして、それと並んで、
高い労働条件を提示できる企業だけが生き残れるような構造改革の議論を真剣に行わない限り、
「人手不足」の問題への本当の答えが出ることはない。

■経団連が無能ぶりに気づかずに叫ぶ「就活ルール廃止」

 外国人労働者の問題の根底には、経団連経営者の無能ぶりがあるということを少しはお分かりいただけたかと思うが、
もう一つ、経団連経営者の能力不足を示す話として、10月9日に経団連がぶち上げた「就活ルール廃止」のことを取り上げてみたい。

 経団連が廃止を主張する就活ルールとは、4年制大学の卒業生の採用スケジュールを経団連会員企業が統一する決まりだ。
法的な拘束力はないが、経団連企業としての体面もあるので、あからさまにそれに反する行為をする会社は少なく、概ね守られてきた。

 その具体的な内容には変遷があったが、現行は、3年生の3月に説明会、4年生の6月に選考面接スタート、
10月以降に内定ということになっている。経団連に入っていない中小企業などがこれより早く採用を始めて内定を出そうとしても、
大手企業の結果がわからなければ、学生は就活に訪れてくれないので、事実上、日本の多くの企業がこのルールに縛られることになっている。

 しかし、外資系企業や一部の新興IT企業などには、経団連企業と競争しても負けないという自信があるため、
3年生の3月よりも早く採用活動を始めるところがかなりある。
その結果、優秀な学生は、経団連企業の内定が出る前に外資系企業などの内定を得てしまう。
経団連企業から見ると、本来自分たちが採用する「はず」の優秀な学生が、
就活ルールを正直に守っているせいで採用できなくなるのはおかしいということになる。
「正直者が馬鹿を見る」制度になっているという理解だ。

 そこで、経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)は2021年卒からの就活ルール廃止を表明した。
これに対して、急に変更すると多くの学生が混乱するという懸念が強まり、政府からも即廃止には「待った」の声がかかった。
そして、とりあえずは、今の就活ルールが維持されることになった。

 ただし、これはとりあえずの話で、経団連が強く要望している以上、いずれは就活ルールが廃止される可能性は高い。
しかし、それで経団連企業の経営者が望む結果につながるかというと、そうはならないと私は見ている。

続く

3 :擬古牛φ ★:2018/12/07(金) 15:04:03.12 ID:???
>>2の続き

■企業も学生も疲弊するルールなき就活

 元々、就活ルールは企業の青田買いが横行すると、採用活動がどんどん前倒しになって、
学生が学業に打ち込めなくなり、大学教育の質が下がってしまうという弊害を避けるために設けられた。

 実は、今回同様に「正直者が馬鹿を見る」ということで、97年から就職協定が廃止になり、
04年までの7年間、実質的にルールがなかったことがあるが、多くの企業が2年生からの囲い込みに走ったため、
就活スタートが大幅に前倒しされ、大学は学問の場ではなく、就職活動の場となってしまった。
企業側も、2年から4年の卒業時まで内定者の引き抜きを防止する必要があり、採用業務は何倍にも膨れ上がった。
これは大変だという話になり、結局また就活ルールが復活した。

 就活ルール廃止となれば、今回はさらに熾烈な採用前倒しが起きるだろう。
なぜなら、人手不足は深刻さを増し、人を採用できるかどうかが、企業の盛衰に深刻な影響を与える状況になっているからだ。

 ただし、就活ルール廃止は、全ての学生に同じ効果を及ぼすわけではないし、
過去に起きたことがそのまま再現されるというわけでもない。

 例えば、企業は、昔と違い、即戦力になる人材を採ろうという傾向が強くなっているため、
有名大学出身者以外は、本当に使えるかを吟味したいと考えるようになっている。

 今就活ルールを廃止すれば、優秀な学生には1年生のときに内定が出るが、そうでない一般の学生は、
「採用直結型」と称するインターンに参加するという形の就活が1年生から始まり、4年生まで競争させられることになるだろう。
春夏の休みの期間でなくてもインターンを行う企業も増える。
優秀だと認められた学生から順々に内定が出るが、取り残された立場の弱い学生は、
内定が欲しいならもっと頑張れと馬車馬のごとく働かされた挙げ句、4年の秋になっても内定が出ず、
卒業時には失業状態ということが起きる可能性もある。その結果、これまで、
諸外国に比べて非常に低かった日本の若年失業率が一気に上がる可能性すらある。
多くの学生は長期間就活に忙殺されて勉強ができず、日本の大学教育はますます劣化するのは確実だ。

 一方、企業側は、早期に内定を出しても、その後も学生を引き止めなければならない。特に、魅力に乏しい企業は非常に苦しくなる。

 つまり、企業、学生双方が長期間意味のない消耗戦を続けることになるのだ。
そんな状態が何年か続けば、また、ルール復活という話が出るだろう。
にもかかわらず、経団連は何故就活ルール廃止を叫ぶのだろうか。


■外国人労働者より外国人経営者を連れてくるべき

 経団連が就活ルール廃止にこだわる理由は、経団連企業が、
最優秀層の学生を採用できなくなっていることにいら立っているからだろう。

 外資系や新興IT系の企業など、経団連の非会員企業が早期に採用活動をスタートし、
優秀な学生を内定者として囲い込んでしまうのを見て、経団連のお偉方は、
人材獲得のグローバル競争に勝てない最大の理由が現行の就活ルールだと思い込んでしまったようだ。

 しかし、これは、相当的外れな被害妄想だ。

 そもそも、就活ルールを廃止しても、経団連企業が優秀な人材を確保できるわけではない。
経団連の大企業は、外資系企業に比べて生産性が低く、初任給もかなり安く設定している。
しかも、最近は、各種の偽装・改ざんなど不祥事だらけで、長時間労働のイメージも広まっている。
例えば、初任給だけで見ても、欧米だけでなく、最近は中国、韓国やシンガポールなど、
アジア諸国でも初任給50万円という企業がゴロゴロある。
引く手あまたの優秀な学生にしてみれば、日本企業の条件は全く魅力的ではなくなっている。

続く

4 :擬古牛φ ★:2018/12/07(金) 15:04:34.90 ID:???
>>3の続き

 さらに、日本の企業では、優秀な若手でも面白い仕事をやらせてもらうまでに時間がかかる。
出世も遅い。経営者にも魅力のある人がほとんどいない。

 こんな状況では、経団連会長会社の日立製作所が、就活ルール廃止を受けて早めにリクルートを始めても、
トップ集団の学生たちが、外資から戻ってくるわけではない。

 本当に優秀な人材が欲しいなら、経団連企業は、まず賃金を上げたり、休暇を増やしたりして労働条件を上げ、
また、昇進のスピードを速めて、真に能力のある若者がやりがいを感じるポストを用意すべきだ。

 しかし、それは、彼らにとって実は最も難しいことだ。
なぜなら、高い給料を払っても儲かるビジネスモデルに変える能力のある経営者が日本にはいない。
今の経営者をクビにして、能力がある社長を海外から連れてこなければ、
労働条件を上げても儲かるビジネスへの転換はできない。

 もうお分かりの通り、これは、人手不足解決の議論と全く同じ課題だ。

 日本の労働者の幸せのことを考えるとき、
「今一番必要なのは、労働者を海外から連れてくることではなく、外国の優秀な経営者を連れてくることではないか?」。

 安倍総理は、経団連の経営者たちに、そう問いかけてみてはどうだろうか。

以上

5 :名無しさん@15周年:2018/12/07(金) 18:51:47.07 ID:CxzmXRlor
仕方がないから海外に工場を造れば?

6 :名無しさん@15周年:2018/12/07(金) 19:57:18.83 ID:klZ4kIZtv
若い外国人労働者入れる → 健康保険に入れる、金を取る。
→ 若いから、余り病気しない → 健康保険、収支改善
→ 高齢者の医療に使える。

 これが、一石二鳥、だな。

7 :名無しさん@15周年:2018/12/08(土) 02:39:57.04 ID:M/inocj3V
基本的に日本は終わってる
何をしようと衰退の一途だ

8 :名無しさん@15周年:2018/12/09(日) 12:38:16.64 ID:sEP76ZFa6
【移民】 アメリカも、ニュージーランドも、オーストラリアも、カナダも、ハワイも、どうなりましたか
http://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1544320770/l50

9 :名無しさん@15周年:2018/12/10(月) 14:52:26.56 ID:MZ68zX1vd
少子高齢化で衰退の一途なのは、皆が同意だろう。
それを、少しでも遅らせるため頑張る人と、衰退後の社会でも生きるため頑張る人が居るだけで。

なんか一発、覚醒剤みたいな政策をキメれば解決する、みたいなこと言う政治家と、
それを信じたフリして、旧態依然を繰り返す経営者が、地味に頑張る人々の努力を無にする。

衰退後の日本は、外国人労働者にとっても魅力無い労働環境になります。
そんなもんがずっと手に入るつもりで経営してたら、ある日、突然、事業がストップしてしまうぞ。

10 :名無しさん@15周年:2018/12/10(月) 15:14:47.48 ID:qZMfFlP5R
江戸時代の人口は、3000万人ぐらいだ。
当時、世界最大の都市だった。
識字率も世界一。

ロボット1億台で、人口3000万人ぐらいで、
輝くかもしれない。

11 :名無しさん@15周年:2018/12/10(月) 15:27:23.71 ID:qZMfFlP5R
当時、派度は、世界最大の都市だった。
識字率も世界一。

  だな。

12 :名無しさん@15周年:2018/12/10(月) 17:21:06.43 ID:qZMfFlP5R
低賃金ブラックの国なら、、
何をやっても、誰も来ないから発狂するなよ。

13 :名無しさん@15周年:2018/12/10(月) 17:34:18.62 ID:WSzyAOeWv
人手不足になるのは、仕事が多いからということが分からないのか !

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