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【国際】トランプ大統領「ロシアとの中距離核ミサイル全廃条約破棄する」
- 2 :モチモチの木φ ★:2018/10/22(月) 20:07:22.56 ID:???
- (>>1から続き)
■INF全廃条約とは
INF=中距離核ミサイル全廃条約は、1987年にアメリカと旧ソビエトの間で調印されたもので、現在はロシアが条約の履行義務を引き継いでいます。
条約では、射程が500キロから5500キロの地上発射型の弾道ミサイルと巡航ミサイルの保有と生産、それに発射実験などを禁止しています。
この条約が調印された当時は、核兵器の開発競争など軍拡が繰り広げられた米ソ冷戦時代で、
当時のレーガン大統領と旧ソビエトのゴルバチョフ書記長との間で調印された条約は、東西冷戦の終結に至る緊張緩和の象徴の1つとされてきました。
しかし、アメリカ政府はこれまでロシアが条約に違反しているとたびたび批判しています。
■ロシアはこれまで条約違反を否定
「ロシアはINF=中距離核ミサイル全廃条約を順守していない」というアメリカの批判に対し、ロシアはこれまで「一切証拠がない」として否定してきました。
そのうえで、ルーマニアで運用が始まり、日本でも配備される方針の新型迎撃ミサイルシステム「イージス・アショア」に、
巡航ミサイルを搭載すれば攻撃兵器になると主張して「アメリカこそがINFに違反した行動をとり続けている」と批判してきました。
トランプ大統領がINFを破棄する考えを示したことについて、ロシア政府はまだ公式な反応を出していませんが、ロシアはこれまでの主張を表明して強く反発するとみられます。
(>>3へつづく)
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