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【東京電力】 福島のトリチウム800兆ベクレル汚染水 トリチウム以外は「除去できている」との説明が虚偽なら海洋放出は白紙が筋だ

1 :擬古牛φ ★:2018/10/13(土) 10:30:16.62 ID:???
★福島の汚染水 海洋放出は白紙が筋だ

10/08 05:00

 東京電力に対する国民の不信感がさらに強まったと言えよう。

 福島第1原発の汚染水処理を巡り、東電は、680基の貯蔵タンクで保管中の処理水の大半に、
複数の放射性物質が高濃度で残留しているとの調査報告をまとめた。

 技術的に除くことのできないトリチウム以外は「除去できている」というこれまでの説明が虚偽だったことになる。

 敷地内のタンク増設は限界に近づいており、政府と東電はトリチウムだけなら危険性は低いとして海洋放出を急いでいた。

 もはや、その前提が崩れたことは明白である。議論を白紙に戻し、他の選択肢を探るべきだ。

 福島第1原発では、事故で溶けた炉心への注水と地下水の流入で、汚染水が増え続けている。

 東電はこれらを多核種除去設備(ALPS)で処理し、人体への影響が小さいとされるトリチウムだけが残ると説明してきた。

 ところが、2017年度の東電の測定で、半減期が1570万年にも及ぶヨウ素129など複数の放射性物質が検出された。

 さらに保管中の92万トンすべてを調べたところ、8割の75万トンで、
トリチウム以外の放射性物質の濃度が排水の法令基準値を超えていることが分かった。

 こうした重大な情報をきちんと伝えようとしなかった東電の不誠実な姿勢は、看過できない。

 17年度の測定データはホームページに掲載されたとはいえ、専門家でなければ分析は困難だろう。

 しかも、処理水の処分方法について広く意見を聞くため、政府が8月末に福島などで開いた公聴会の配布資料には記載がなかった。

 トリチウム以外の放射性物質が検出された事実は、公聴会直前の新聞報道で明らかになった。
風評被害の払拭(ふっしょく)のために苦労してきた福島の漁業者らが「話が違う」と怒るのも当然だ。

 東電の開示データの“異変”を見抜けなかった政府も、ずさんのそしりを免れまい。

 処理水がトリチウムしか含まないことを前提に、議論は低コストの海洋放出に傾いていたが、振り出しに戻る必要がある。

 公聴会では、石油備蓄用の大型タンクを周辺の東電所有地などにに建て、
長期保管してはどうかとの提案も出された。検討に値するのではないか。

 汚染水が廃炉作業の支障となっている側面はある。だからといって、国民への説明が不十分なまま処分を急いではならない。

道新WEB https://www.hokkaido-np.co.jp/article/235894

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