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【政治】 北九州市議「海外視察ツアー」謎だらけの顛末 血税800万円の投下が市政にどう生きるのか

1 :擬古牛φ ★:2018/10/08(月) 10:34:55.17 ID:???
★北九州市議「海外視察ツアー」謎だらけの顛末 血税800万円の投下が市政にどう生きるのか

  フジテレビ報道局「実録!金の事件簿」取材班

※写真 スペイン・マヨール広場で写真撮影を楽しむ一行(写真:フジテレビ)
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●出張中は飲酒禁止です!の大号令

「日中の飲酒は、公務に対する信頼性を低下させるおそれがある。国外、私費でも認められない」――。

9月10日、福岡県の北九州市議会(定数57)は、井上秀作議長名で「公務出張中の日中の飲酒を禁止する通知」を出した。
かつての禁酒法のような通達はなぜ出たのか?
そこにはテレビ番組によって暴かれた北九州市議たちによる海外視察の“不都合な実態”があった。

北九州市はかつて炭鉱や製鉄で栄えた町だが、今では財政状況も逼迫し財源不足で借金を繰り返している。
さらに人口に占める65歳以上の割合を占める「高齢化率」も約30%と政令指定都市の中でもトップ。
北九州市議たちには早急な改革が求められている。

今回、「実録!金の事件簿」(10月5日(金)19時〜フジテレビ系列で放送一部地域除く)取材班は
6月から7月にかけて行われた北九州市議8人によるスペイン・マドリード〜バルセロナ〜フィンランド・ヘルシンキ
6泊8日の海外視察の一部始終を”勝手に“取材し映像に収めている。

政治家の海外視察をめぐっては昨年7月21日に放送した「実録!金の事件簿2」で香川県議会の議員たちが訪れた
ドイツ、スイス、イタリアの視察の実態を暴いた。
視察“らしきもの”は9日間のうち4時間程度で、視察の合間にビールやワインを何度も飲み、
ひたすら世界遺産を訪れては記念撮影、さらにおよそ香川とは縁遠いようにも思える
アルプスでマッターホルンを眺めてはここでもまた記念撮影……と、観光とも思える内容だった。

番組放送後には、高まる批判の声に香川県議会の自民党議員会が海外視察を原則自粛、
オンブズマンによる旅費の返還を求める住民監査請求も行われている。

あれからおよそ1年が経つ。もうあのような海外視察はないだろう……そう思いながら今回もバレないように“勝手に”追跡した。
(続く)
東洋経済オンライン https://toyokeizai.net/articles/-/240078

続きは>>2-4

2 :擬古牛φ ★:2018/10/08(月) 10:35:18.72 ID:???
>>1の続き

※写真 “視察”の合間にブランドショッピングを楽しむ女性市議(写真:フジテレビ)
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※写真 ショッピングを終え“戦利品”を手に市議が放った衝撃の一言とは?(写真:フジテレビ)
https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/e/4/1040/img_e4d77ab1ecf3fc844e345047847f03d091008.jpg

8日間の費用はもちろん税金から出ていて、飛行機はビジネスクラスで市議には初日と最終日は2日分の「日当」として計1万3600円がつく。
さらに食事も昼は3000円、夜は5000円までが支給される。
視察には全日程で市の職員2人が同行し、旅行代理店の添乗員も同行、現地でガイドも雇う“至れり尽くせり”の海外視察で、総額はおよそ800万円となる。

また飛行機以外の移動の足はすべてチャーターした大型バスで、およそ視察とは関係のないものと思われる
夜の飲食店などへの送迎まですべてこうした税金でチャーターした大型バスが使われていた。

※写真 スペイン・サグラダファミリア見学を楽しむ一行。「実録!金の事件簿」は10月5日(金)19時からフジテレビ系列で放送(一部地域除く、写真:フジテレビ)
https://tk.ismcdn.jp/mwimgs/b/e/1040/img_beab58a16bcebd44501060862e3825c1136167.jpg

その「視察」の中身と詳細については番組で詳しく報じるが、実態は首をかしげたくなるものだった。その一部を紹介したい。

●団長議員は最初、「話す必要はない」と回答

彼らは視察の合間に頻繁にビールやワインを飲んでおり、われわれはその瞬間をカメラに収めていた。
この疑問を現地で市議たちにぶつけるべく直撃をしたところ、多くの議員が回答を拒否して逃げた。
ようやくつかまえた市議団の団長議員は最初、「話す必要はない」とまで述べた。

再度市議らに取材を申し込み、市議会の部屋に通されたところ、なぜか団長のほかに議長が現れた。
呼んでもいないのに実に丁寧なことだが「報告書をきちんと出しているから観光ではない。
ほかに比べればうちは随分まじめな議会だ」と主張、飲酒も乾杯程度と説明した。

前述した公務中の飲酒禁止通達はこのあたりが原因で出ているようだがわれわれが疑問に思っているのは視察途中の飲酒もあるがそれだけではない。
海外視察の成果が市政にどう生かされているか、見えてこないからだ。

続く

3 :擬古牛φ ★:2018/10/08(月) 10:35:39.07 ID:???
>>2の続き

地方議会の政治家たちは主に旅行代理店を使って海外視察に行く。
入札で行われるのが一般的だが受注した旅行代理店はきちんと「旅行のしおり」まで作り、全日程に同行してくれるのだ。
地方議会の中には任期期間中に少なくとも1度海外視察に行くということが半ばルール化されている議会もあり、
上限の金額はさまざまだが、ある地方議員が「任期を勤め上げたご褒美みたいなもの」と語るほどまるで「観光ツアー」のようなものが多い。

●行政視察は1日に1〜2つで、そのほかの時間は何を?

番組では多くの自治体の海外視察資料を調査したが、おおむね人気なのが欧州、北米、アジアはタイ、ベトナムとシンガポールだ。
行先はだいたい現地の日本法人か行政視察が1日に1つか2つスケジュールで入っている程度である。そのほかの時間は何をしているか不明である。

もちろん、すべての議会がそういうわけではないだろうし、過密スケジュールの中で綿密な視察を行っている地方議会もあるだろう。
しかし、団体で大名行列のように訪問し、「あの施設を見てきた」「役所でレクチャーを受けた」「現地で活動する日本企業を見てきた」
というのがほとんどで、それを「報告書」にまとめて終わるのが多いのではないだろうか(中には何かの記事をコピペまでして報告書を仕上げる政治家もいる)。

※写真 マドリード市役所前で記念撮影をする一行。「実録!金の事件簿」は10月5日(金)19時からフジテレビ系列で放送(一部地域除く、写真:フジテレビ)
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今回の北九州市議もいくつかの施設を視察してきたようだが、
報告書にはそれを具体的にどうこれから北九州市に生かしていくのかということはあまりよくわからない。

ちなみに、これまで北九州市議会では報告書は一般公開されておらず、情報公開請求して初めて目にすることができたのだが、
番組の取材を受けて初めて北九州市議会はわざわざ報告書をHPに初めて公開した。
「視察はきちんと行ったのだ!」とどうしてもわかってほしいようだ。

多くの地方議会で見直しが行われている中、市民の“血税”を使って行われた海外視察。
報告書を書いて満足するのではなく、しっかりと市民生活に役立つようにしてもらいたいものだが……
団体旅行のような形で行く海外視察のあり方。もっと議論されていいだろう。

以上

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