【選挙】 野党共闘に期待感も、沖縄県知事選で野党系勝利　自由党の小沢一郎代表は「これで勝てると随分違う」と繰り返し、選挙期間中に何度も現地に入った

1 ：擬古牛φ ★：2018/10/01(月) 06:30:26.63 ID:???

★ 野党共闘に期待感も、沖縄県知事選で野党系勝利

立憲民主党など野党5党は故翁長雄志知事の「弔い」を強調する戦術で足並みをそろえ、裏方での支援に徹した。
2019年夏には参院選がある。野党内では政党色を抑えた今回の選挙協力の成功で野党共闘への期待感が広がる見通しだ。

立民の福山哲郎幹事長は「政府与党は沖縄への対応を猛省すべきだ。埋め立て工事の再開は到底あってはならない」との談話を発表した。
共産党の志位和夫委員長は「安倍政権に対する痛烈な審判となった」とのコメントを出した。

野党5党は玉城氏への推薦や支持を見送り、企業・関係団体回りや秘書の派遣などで支援した。
米軍普天間基地の名護市辺野古への移設に反対する政党や労働組合、企業など地元の枠組みを支えた。
共産党の志位氏は「国政野党としては足並みをそろえて『オール沖縄』をサポートすることが大事だ」と語っていた。
選挙戦で同党を含めた野党各党ののぼり旗はほとんど見かけなかった。

与野党対決だった6月の新潟県知事選では野党5党が推薦を決めた。
党首がそろって街頭演説に立ち、共闘を前面に出したことも敗因の一つとみられた。
今回、各党のカラーを抑える戦いをした背景には新潟での経験があった。

自由党の小沢一郎共同代表は「これで勝てると随分違う」と繰り返し、選挙期間中に何度も現地に入った。
同党の衆院会派は小沢氏と玉城氏の2人しかいなかった。
にもかかわらずその1人の玉城氏の県政転出を認めたのは、勝利した場合の国政への影響を考えたからだ。

来夏の参院選では勝敗を決するといわれる改選定数1の32の選挙区で与野党一騎打ちの構図になる。
そのうち野党系で地盤がある現職は3人だけだ。一方で共産党は1人区で公認候補の内定を進めており、
各党間で野党統一候補の擁立に向けた協議は進んでいない。今回の勝利で参院選1人区での共闘の議論が加速するかが焦点になる。

日経新聞　https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35936920Q8A930C1PE8000/