【自民党・LGBT差別】新潮社前で百数十人静かなデモ「人の尊厳傷つけた」「明確に謝罪していない」

擬古牛φ ★

★新潮社前で百数十人静かなデモ「人の尊厳傷つけた」

[2018年9月26日9時36分 ]

新潮社は25日、性的少数者（LGBT）への差別的表現があると批判を受けていた月刊誌「新潮45」の休刊を決めたと発表した。
同社の伊藤幸人取締役広報担当によると、この日の役員会で佐藤隆信社長と編集担当役員1人の減俸処分も決定した。
社として問題だったのは10月号としたが、具体的にどの表現が問題だったかについては「控えたい」とした。
雑誌の内容については、編集権の独立を尊重しており、役員も発売日以降に知ったという。

新潮社前では25日、百数十人に上る人々が集まり、住宅街でもあるので静かにデモを行った。
性的少数者の一員という都内の派遣社員（35）は「休刊の声明でも、多くの人の尊厳の深いところを傷つけたことを明確に謝罪していない」と残念そうに話した。
浦安市の会社員男性は「子どもが産めないと生産性がないという論理は、LGBTだけの問題じゃない」と抗議。
都内の出版社勤務の男性は「チェック態勢の問題ではない」とし、「新潮社だけの問題ではない。差別とは何か、そろそろ根本から考え直すべきだ」と話した。

＜新潮45問題の経過＞

▼7月18日　「新潮45」8月号が発売。性的少数者（LGBT）に「『生産性』がない」とする自民党杉田水脈衆院議員の寄稿が掲載される

▼27日　自民党本部前で、LGBTの当事者らが抗議行動

▼8月1日　自民党が「理解不足と関係者への配慮を欠いた」と杉田氏に指導したことを公表

▼9月18日　10月号で、評論家小川栄太郎氏の寄稿など、批判への反論を特集。作家高橋源一郎氏ら作家の批判を招く

▼19日　新潮社の文芸編集者らがツイッターで「良心に背く出版は、殺されてもせぬ事」という創業者の言葉を紹介

▼21日　新潮社が、10月号の特集を「偏見と認識不足に満ちた表現」などとする佐藤隆信社長の談話を発表

▼24日　新潮社の看板に「ヘイト本」などとの批判の落書きが見つかり、話題に

▼25日　「新潮45」の休刊を発表

日刊スポーツ https://www.nikkansports.com/general/news/201809260000181.html

【自民党・LGBT差別】 新潮社前で百数十人静かなデモ「人の尊厳傷つけた」「明確に謝罪していない」

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