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【アベノミクス失敗】 日銀の異次元緩和策ETF購入額がついに20兆円を突破 売る時は5年で20兆円というわけにはいかない 安倍総理か黒田総裁が辞めた時に問題噴出か

1 :擬古牛φ ★:2018/06/23(土) 16:20:04.88 ID:???
★日銀のETF購入額がついに20兆円を突破

筆者 鳥羽賢 | 06/22/2018 - 23:17

 日銀のETF累積購入額が20兆円を超えた。

 2013年から日銀は異次元緩和政策としてETFの購入を続けているが、その金額はだんだんと増えてきた。
そして今週20日の時点で、ついに累積の購入額が20兆円を超えた。これはかなり異様なことに見える。

●5年間で20兆円購入

 日銀はアベノミクスの一環として、黒田総裁が就任した直後の2013年春から異次元緩和政策を開始。
これまでにないほど大量の国債を日銀が購入すると同時に、株式市場ではETFも年間1兆円のペースで購入すると発表した。

 しかし2014年4月の消費税引き上げもあってなかなか目標の物価上昇率2%を達成できなかったため、
2014年10月には追加緩和としてETFの購入を年3兆円まで増額。そして2016年半ばには株価が低迷していたため、さらに年6兆円にまで増額した。
それ以来日銀は年間6兆円という空前の規模でETF買いを続けてきており、6兆円増額時から約2年経った今、累積購入額は20兆円にもなった。

 これは将来手放すことを考えると、とほうもない金額になる。これまで5年かけて20兆円を購入してきたのだが、
売る時は5年で20兆円というわけにはいかない。年平均にすると4兆円だが、それだけの規模の売りが出れば株式市場が暴落する。
結局全て売るとしたら、購入した期間の10倍くらい時間をかけなければいけないかもしれない。

 ただし保有しているのが日銀なので、絶対売らなければいけないものではない。
したがって購入した20兆円分のETFは今後保有し続けることもできる。だが問題は、異次元緩和がまだ続行中で、今後もその金額は増え続けることにある。

 今後もETF買いを続けていけば、その金額は30兆、40兆と増えて行くだろう。異例の政策であるETF買いを一体いつまで続けるつもりなのか?
現在の日銀は黒田総裁であり、これまでのETF買いは全て黒田総裁の下で行なわれてきた。しかし黒田総裁がずっと日銀総裁として留まるわけではない。

 黒田総裁の後任となる次期総裁は、膨大に保有したETFの処理を考えなくてはならない。しかしそのようなことができる人材がいるかどうかわからない。
本来は2018年4月で黒田総裁は任期を終えて退任するはずだった。だが実際には再任されて2期目に突入している。
それは異次元緩和がまだ続行中であり、金融政策を正常化する前に引き継げる人材がいなかったためと思われる。

 では今後異次元緩和はどうなっていくのか?黒田総裁は2023年の今期の終了までに、
異次元緩和を終わらせて自分の政策を締めておかなくてはならない。
しかしそうせずに2023年の2回目の任期満了を迎えることも考えられる。

 そうなったらまた引き継げる人材がおらずに、黒田総裁が3期目という話になるかもしれない。それはかなり異常な事態だ。
また政府から異次元緩和を後押ししてきた安倍総理も、現在の規定では2021年までに総理・総裁を辞めなくてはならない。
その前に今年秋の総裁選で3選されるかどうかという問題もある。

 終わった後のことを全く考えずにこれまで進められてきた異次元緩和だが、
安倍総理か黒田総裁のどちらかが辞めた時に大きな問題が噴出するのではないか。

iforex https://www.iforex.jpn.com/news/%E6%97%A5%E9%8A%80%E3%81%AEetf%E8%B3%BC%E5%85%A5%E9%A1%8D%E3%81%8C%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%AB20%E5%85%86%E5%86%86%E3%82%92%E7%AA%81%E7%A0%B4-9605

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