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【自民党】 自民・萩生田氏の「子育てはママがいい」。海外でも報じられ外国からは驚愕の声が…
- 2 :擬古牛φ ★:2018/06/07(木) 13:09:46.62 ID:???
- >>1の続き
翻訳の過程で、エキセントリックさが増した感も否めないが、果たして、この記事を読んだ海外の人々はどう感じたのか?
先日まで日本旅行に来ていたデンマーク在住のイギリス人女性は次のように語る。
「日本での時間は最高でしたけど、コペンハーゲンに戻ってからこのニュースを見て、
こっちがどれだけ先進的で素晴らしい考え方をしているか思い出しました。
デンマークにも育休はあるので、子育ての初期段階で父親と母親はともに助け合うことができます」(イギリス人・女性・33歳)
男女どちらかが子育てをするという前提が、欧米の感覚では理解しにくいようだ。
「ノルウェーでは基本的に両親2人で合計12か月の育児休暇がもらえます。
しかも、どちらも最低3か月ずつは育休を取らなければいけません。
もし片方が3か月の休みを取らなければ、もう片方の育休もなくなってしまうという仕組みです。
残りの6か月分は、2人の間で都合のいいように配分することができます。とてもいい仕組みなんじゃないかと思います」(ノルウェー人・女性・32歳)
男女ともに最低限の育児休暇を取らなければ、相手の育休も消滅する……。
たしかにパートナーのことを考えれば、休みを取らざるを得ない仕組みだ。
また、デンマークでは、女性は1年間給料が保障された状態で仕事を休める。
萩生田氏の真意が「社会制度の底上げ」にあるのであれば、「子どもがお母さんと一緒にいられるような環境が必要」というような
根拠なき「育児は母親」という前提でなく、こうした社会制度のほうを健闘していただきたいところだ。
●「子育ての重要性は幼稚園児でもわかる」
ここまでは女性の意見を見てきたが、男性の反応はさらに辛辣だ。
「なんてバカなんだ……。デカいことを言うわりに(萩生田氏は)『赤ちゃんは母親が好き』しか根拠がない。
日本が直面しており、これからも直面し続ける問題は3つあると思う。
ひとつは男女とキャリア間での不平等、2つ目は過剰労働と経済的な停滞、3つ目は少子高齢化だ。
それなのにどの政治家も女性が悪いと言って、児童福祉やワークライフバランスについての解答を提示しようとしない。
誰も子どもを産まなくなって、国民のほとんどがこういうクソみたいな年寄りばかりになったら、この状態は彼らが死ぬまで続くでしょう。
そのころには子どもたちが生きるための国家なんて残ってない。経済が完全に破綻してしまう可能性も高い」(アメリカ人・男性・36歳)
「アメリカでは’93年から『育児介護休業法』(Family and Medical Leave Act)という法律があって、
雇用が保障された状態で12週間休みを取ることができる。日本じゃ赤ちゃんのために3か月も仕事を休むなんて考えられないだろう。
アメリカでも問題は山積みだけど、少なくともひとつずつ解決していこうとしてる。銃規制みたいにまったく動きがないケースもあるけどね」(同)
また、複雑な社会問題を父親か母親かという二元論にすり替えていると指摘する声もあった。
「そもそも子育て支援の制度を作るうえで、負担がいくのが母親か父親か定義する必要がまったく理解できない。
どちらが子育てをしても、同じように支援できる制度にするべきですよ。
子どもが産まれて経済的デメリットが発生することが問題で、だから人口も増えないんでしょ?
子育て支援っていうのは、子どもができても経済的なデメリットが生じないようサポートするのが目的であって、
誰が子育てしようが関係ないじゃないですか。親からすれば、どちらが子育てをするのが家庭にとって
一番経済的なデメリットが少ないか、それとどちらが肉体・精神的に一番子育てをしやすい状態かで育児を分担するわけですよ。
支援制度が母親向けだからなんて理由で選択肢が減ってしまっては困るんです」(ポーランド人・男性・29歳)
続く
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