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【アベノミクス失敗】 アベノミクスの後始末押しつける 黒田再任の日銀総裁人事 クルーグマン氏は2016年の会合でアベノミクス失敗を認めている

1 :擬古牛φ ★:2018/02/22(木) 11:37:05.66 ID:???
★アベノミクスの後始末押しつける 黒田再任の日銀総裁人事

 黒田東彦日銀総裁の再任が決まったことについて、マスコミが「実績を高く評価」(時事)、
「経済の安定重視」(読売)、「市場に安心感」(朝日)などと歓迎の意を示しているのは異様な光景である。
アベノミクスの大黒柱とされた「異次元金融緩和」は、すでに理論的にも政策的にも金融論としても、
とんでもない大間違いだったことがはっきりしてしまったので、
本当ならば黒田のクビを叩き切って国民におわびし、遅まきながらも政策転換を決行しなければならないが、
それだと黒田だけでは済まず、安倍晋三首相もクビを差し出さなければならないから、とてもできない。

 そこで、異次元緩和を続けていくようなフリをしながら微修正を重ねて
何とか出口を探し出していくという面倒な仕事を誰かに押しつけなければならないが、
こんな5年がかりの大間違いの後始末を引き受けてくれる奇特な人などいるわけがなく、
どうにもならなくて、「もうイヤだ。辞めさせてくれ」と哀願している黒田に押しつけたのである。

 アベノミクスの理論的基礎を提供したのは、ノーベル賞経済学者のポール・クルーグマンで、
その輸入代理業者である浜田宏一が、この「お札をドンドン刷れば人々は勘違いしてお金を使うから景気がよくなる」という
珍理論を安倍に吹き込んだのが事の始まりであることは知られている。

しかし、そのクルーグマンは1年半も前の2015年10月20日付のニューヨーク・タイムズ電子版で
「日本再考」と題して「私の理論は日本では通用しなかった。
その最大の理由は、日本の人口減少という構造要因による需要減を計算に入れていなかったことだ」という
趣旨の告白をしたというのに、少なくとも日本の大マスコミでこれを、
アベノミクスの大前提が崩壊した重大事件として報道したところは絶無だった。

 安倍も黒田も、その時にすべてをクルーグマンのせいにして「ごめん、間違えた」と言ってしまえばよかったのに、その勇気がなかった。
そこで失敗を糊塗するために、為替市場だけでなく債券市場も株式市場も事実上、
官邸が管制塔となって日銀を手先に使って統制・管理するという、
中国でもやっていない、やっているとすれば北朝鮮くらいかという市場機能停止の暴挙へと突き進んできた。

 その後始末に黒田は次の5年間、苦しんだ揚げ句に失敗し、史上最低の総裁という烙印を得るだろう。
が、安倍は5年後は総理総裁ではないから「俺の知ったことではない」というのがこの人事である。

日刊ゲンダイDIGITAL https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/223691

12 :名無しさん@15周年:2018/07/12(木) 04:07:48.46 ID:Kb+zaAFgV
>>8
先送りどころか、デフレ脱却をあきらめたよね。

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