【中国】日本に「強烈な不満」　尖閣接続水域航行を正当化…中国国防省

擬古牛φ ★

★日本に「強烈な不満」＝接続水域航行を正当化－中国国防省

　【北京時事】中国国防省は１１日、沖縄県・尖閣諸島周辺の接続水域内に中国海軍艦艇が入ったことについて、
「釣魚島（尖閣諸島の中国名）は中国固有の領土だ。中国艦艇の活動は完全に正当で合法的だ」とする立場を明らかにした。
同省は日本に対して「事実を歪曲（わいきょく）している」と非難し、「強烈な不満と断固とした反対」を表明した。

　国防省は、自衛隊の２隻の艦艇が接続水域に入ったため、中国海軍のフリゲート艦が追跡し監視活動を行ったと説明した。
さらに同省は「領土主権を断固として守る」と主張した。習近平指導部は日本との関係改善の姿勢を見せているものの、
領土をめぐる問題では譲歩しない構えだ。（2018/01/11-19:43）

時事通信　https://www.jiji.com/jc/article?k=2018011100924&g=pol

▽関連リンク
●海洋の国際法秩序と国連海洋法条約

ア　領海，接続水域及び国際航行に使用されている海峡

（ア）いずれの国も，基線から測定して12海里を超えない範囲で領海の幅を定める権利を有する。
領海は，相対国又は隣接国間においては，原則として中間線までとされる。
（イ）沿岸国の主権は，領海に及ぶ。領海に対する主権は条約等に従って行使される。
（ウ）すべての国の船舶は，領海において無害通航権を有する。
（エ）沿岸国は，領海に接続する水域（領海基線から24海里を超えない範囲内）において，
自国の通関，財政，出入国管理又は衛生に関する一定の規制を行うことができる。
（我が国の関連法令：「領海及び接続水域に関する法律」）
（オ）一定の条件を満たす国際航行に使用されている海峡においては，すべての船舶及び航空機が通過通航権を有する。

外務省　http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kaiyo/law.html

【中国】 日本に「強烈な不満」 尖閣接続水域航行を正当化…中国国防省

【中国】日本に「強烈な不満」　尖閣接続水域航行を正当化…中国国防省