【拉致】「拉致解決に米の関心必要」　低い理解度　意識は北朝鮮の核に集中　英語で事件紹介のボイントン米ＮＹ大教授

モチモチの木φ ★

■「拉致解決に米の関心必要」　低い理解度、意識は北の核に集中　英語で事件紹介のボイントン米ＮＹ大教授

北朝鮮による日本人拉致事件の内容を米国人向けに英語で紹介する単行本を
２０１６年に出版したロバート・ボイントン米ニューヨーク大教授が東京都内で産経新聞のインタビューに応じ、
「（米国内の）拉致問題の関心はいまだに高くない」と危機感を示した。
拉致問題解決に向け日米連携を強化するため、
日本政府やトランプ米大統領は米国内や国際社会での情報発信を強化するべきと訴えた。

ボイントン氏は約１０年間、拉致問題を研究。拉致被害者の蓮池薫氏らと面会し、
取材内容をまとめた著書「『招待所』という名の収容所　北朝鮮による拉致の真実」は、
日本人拉致事件を英語で詳述した初の単行本とされる。

ボイントン氏はインタビューで、今月９日に開かれる南北高官級会談について、
「（拉致問題解決などの糸口をつかむには）小さな一歩だ」と述べた。

ボイントン氏は米紙ニューヨーク・タイムズが昨年５月に発表した国内調査で、
北朝鮮の場所を地図上で正しく示せたのが回答者（米国の成人１７４６人）の３分の１程度だったことをあげ
「北朝鮮についての知識が不足する米国の読者に、拉致問題を伝えるのは難しい」と指摘。
昨年、トランプ氏が国連演説で横田めぐみさんの拉致に言及し、来日時に被害者家族と面会したが
「それでも、米国内の関心は北朝鮮の核・弾道ミサイルの脅威に集中し、人権問題に対する意識は低い」と分析した。

拉致問題の日米連携のために「米国内の世論を高めることが必要」とした上で
「トランプ氏はツイッターで金正恩朝鮮労働党委員長を挑発するのではなく、
拉致問題を冷静に伝え国内の知識や関心を底上げしなければならない」と指摘。
「日本政府も国連や米国内で人権問題として拉致の被害をより強く訴えるべき」とした。

ソース：http://www.sankei.com/world/news/180108/wor1801080019-n1.html

【拉致】「拉致解決に米の関心必要」 低い理解度 意識は北朝鮮の核に集中 英語で事件紹介のボイントン米ＮＹ大教授

【拉致】「拉致解決に米の関心必要」　低い理解度　意識は北朝鮮の核に集中　英語で事件紹介のボイントン米ＮＹ大教授