【中国】ＴＰＰ大筋合意に中国メディア発狂　「ＴＰＰはすでに“死刑”判決」「日本は古い夢からさめていない」

モチモチの木φ ★

■「ＴＰＰはすでに“死刑”判決」「日本は古い夢からさめていない」大筋合意に中国メディアが皮肉の嵐

日本など１１カ国が新たな環太平洋戦略的経済連携協定（ＴＰＰ）について１１月１１日に大筋合意を発表した。
米トランプ政権が離脱したため参加国の国内総生産（ＧＤＰ）の合計が世界に占める割合は１３％程度に縮小したものの、
貿易・投資を高いレベルで自由化した経済圏が誕生する。

ただ、交渉には入っていない中国のメディアは、新たなＴＰＰについて「ＴＰＰは既に“死刑”判決を受けている」など、
盛んに意味がないとの批判を展開。
日本が多国間の巨大自由貿易協定（メガＦＴＡ）交渉を主導したのが初めてだったためか、
とりわけ日本を名指しして「（狙いは）水の泡となった」などと揶揄や牽制するような反応が多く見られた。

■「背骨が引っこ抜かれたようなものだ」

表面上、中国側は努めて新たなＴＰＰの影響力を否定しようとしているとみられる。

「中国側はＴＰＰの成果にあまり大きな関心を払っていない」
中国外務省の張軍・国際経済局長は１１月１１日に、新たなＴＰＰが閣僚間で大筋合意したことについてこのように発言した。
その上で、中国が参加する東アジア地域包括的経済連携（ＲＣＥＰ）の協議が「ＴＰＰの影響を受けるとは思わない」とも付け加えた。

一方、中国メディアでは日本に対する牽制も多く見られる。
「日本政府はいまだにＴＰＰという古い夢からさめていない」
中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報（電子版）は１１月１３日に、ＴＰＰ大筋合意を受けた社説を掲載した。

同社説は、新たなＴＰＰについて「米国がいないＴＰＰは『背骨が引っこ抜かれた』ようなものだ」と形容して見せた。
そして、ＴＰＰは米日が先頭に立って、「中国を地政学的に排除する意図が明らかな環太平洋貿易協定だった」との見解を披露する。
新たなＴＰＰは「ＴＰＰと見かけは似ている」ものの、「政治的な効果は基本的に瓦解している」と切り捨てた。
（>>2へつづく）

ソース：http://www.sankei.com/world/news/171201/wor1712010001-n1.html

【中国】ＴＰＰ大筋合意に中国メディア発狂 「ＴＰＰはすでに“死刑”判決」「日本は古い夢からさめていない」

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