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【社会】「安易に川に放すな!」外来肉食魚アリゲーターガーVS漁協 捕獲作戦の電気ショックで浮かんだ危惧

5 :モチモチの木φ ★:2017/06/25(日) 19:32:18.50 ID:???
>>4から続き)

■解剖でも胃袋は空っぽ

同漁協は釣り上げられたアリゲーターガーを姫路市立水族館に持ち込み、解剖してもらった。
何を食べているのかなど、生態系への影響を調べることが目的だったが、胃の中には何も入っていなかった。

同館では過去に県内のため池などから発見されて持ち込まれた4匹を飼育している。
動きは鈍く、水槽でじっとしていることが多い。掃除などで職員が水槽に入っても、かまれたことはない。

今回、解剖したアリゲーターガーを剥製にして館内に展示し、外来魚が生態系を壊す危険性を訴える予定だ。

「国や自治体が啓発すべきだ」
ペットとして飼育された後に放流されたとみられるアリゲーターガーは、全国各地で目撃・捕獲情報が相次いでいる。

名古屋市では5月17日、名古屋城の外堀で捕獲された。
市によると、体長約1.4メートル。
推定年齢10歳の成熟した雄で、繁殖可能な状態だった。
平成21年に生息が確認されたたため、ボランティアらが何度も捕獲に取り組んでいた。

さらに滋賀県の琵琶湖で存在が確認されているほか、兵庫県内でも、神戸市や加古川市などのため池で水を抜いた際に捕獲された例がある。
環境省外来生物対策室は「今のところ、漁業被害の実態は不明だが、幼魚の捕獲はなく、まだ日本で繁殖はしていないのでは」としている。

名城大理工学部の谷口義則准教授(魚類生態学)は「アリゲーターガーの寿命は50年以上ともいわれ、長期にわたる影響が考えられる。
川などに一度放されると捕獲は難しい」と指摘。「小さくてかわいいからと飼育する人も多い。
大きくなると飼えないことになるということを国や自治体がしっかりと啓発すべきだ」と話した。

(以上)

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