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【中国】中国経済の繁栄はかりそめ 成長背景にあったグローバリズムも落日

1 :モチモチの木φ ★:2017/05/14(日) 19:30:46.14 ID:???
■中国経済の繁栄はかりそめ 成長背景にあったグローバリズムも落日

「地政学」という学問がある。
地理的な環境が、国家に政治的、軍事的、経済的な影響を与えるという学問である。

現在、北朝鮮危機の深刻化を受け、中華人民共和国は地政学的なプレッシャーを受けている。
ドナルド・トランプ米大統領は4月11日、ツイッターで、
《中国の習近平国家主席に対し、北朝鮮問題で協力するなら、
中国は対米貿易でより良い条件が得られると伝えた》
ことを明らかにした。

グローバリズムの考え方からすると、経済と安全保障は「別の問題」と定義づけされる。
というよりも、グローバリズム的には、安全保障の危機が深刻化するようなことは「あり得ない」という話になっている。

世界は常に平和であり、国家間の紛争も生じない。
世界はフラットなのであるから、国境を越えたモノ、ヒト、カネの移動を自由化し、自由にビジネスをしても問題ない。
平和安定こそが、グローバリズムの基本なのだ。

とはいえ、現実は異なる。
北朝鮮の核・ミサイル危機の深刻化を受け、中国は「宗主国」として、
金正恩朝鮮労働党委員長を抑制することを米国から「要請」された。
北朝鮮が中国と国境を接していなければ、
中国共産党と朝鮮労働党との歴史的な関係がなければ、話はまるで違っていただろう。

結局、地政学を否定したグローバリズムは、現実とかけ離れた空想的な概念だったのだ。
中国は地政学的な理由から、北朝鮮を制御することを求められ、
「うまくやれば、対米貿易で良い条件が得られる」と、経済的な「餌」をぶら下げられたわけである。
>>2へ続く)

ソース:http://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20170514/frn1705141000001-n1.htm

2 :モチモチの木φ ★:2017/05/14(日) 19:30:56.20 ID:???
>>1から続き)

また、トランプ氏は4月11日、米紙ウォールストリート・ジャーナルのインタビューで、
中国を「為替操作国」には認定しないと述べた。
中国は現在、人民元の為替レートの上昇(人民元高)を抑えるために、為替介入をしているのではない。
むしろ、人民元安を食い止めるため、外貨準備を取り崩し、通貨防衛を継続している。

現時点で中国を通貨安に誘導している「為替操作国」扱いするのは、確かに適切ではない。

とはいえ、この種の「周知の事実」までをも、中国とのディール(取引)に活用してくるのである。
トランプ氏のやり方は半端じゃない。
米国から「飴」を与えられた中国は、北朝鮮のコントロールに真剣にならざるを得ない。

結局、中国のかりそめの繁栄は、地政学が無視される「グローバリズム」に基づくものだったのである。
米国でトランプ大統領が誕生し、北朝鮮で正恩氏が暴走した。
グローバリズムにビルトインすることで経済成長を続けた中国にとって、「未知の時代」が訪れたのである。 

(以上)

3 :モチモチの木φ ★:2017/05/14(日) 19:31:07.01 ID:???
関連スレ:
★【中国】「空母大国」に突き進む中国に待ち受ける「財政の大惨事」 米専門家指摘に反論「偉業を快く思っていない」
http://ai.2ch.sc/test/read.cgi#newsalpha/1494750661/

4 :名無しさん@15周年:2017/05/14(日) 20:34:05.85 ID:U7/KYRDCE
原則論として、朝鮮半島に国家を構える事が根本的に無理。
地政学だけでなく地形学、気象学も考慮しなければいけない。
戦後と冷戦時代の政治的都合で北朝鮮と韓国が国家を持っているだけであり
政治的背景が存在しなかった場合、国家が成り立たないし自立できない。

5 :名無しさん@15周年:2017/05/15(月) 00:10:04.98 ID:l8v4gN3EU
中国は自らの意欲と創意工夫で現在の経済力を得たわけじゃない。
ただ単に外国が安い人件費目当てに進出して来たおかげ。

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