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【経済】「道徳的」な倹約や借金返済 みんなでやれば怖い結果に 政府債務は経済的に考える

1 :モチモチの木φ ★:2017/03/18(土) 16:03:14.57 ID:???
■「道徳的」な倹約や借金返済 みんなでやれば怖い結果に…政府債務は経済的に考える

「赤字国債の増大は問題だ」
「国の借金を早く返して後の世代にツケを残さないようにすべきだ」
といった論調は、道徳的には多くの人に受け入れられやすい。
ただし、国が財政政策や経済政策を行ううえで、こうした道徳的な常識は、
正しい経済理論とは異なることもあり、弊害が生じる場合もある。

学生にマクロ経済学を教えるとき、一見、不道徳にみえる経済政策を理解させなければいけないこともある。
経済学でいう「合成の誤謬」で、ミクロ経済の個人行動としては道徳的なことでも、
みんなでやるとマクロ経済で困ったことになるという話だ。

その典型例が、倹約や借金をなくそうとすることだ。
個人にとって倹約はいいことでも、みんなでやると消費が落ち込み、不況になって、
結果的にみんなの所得が少なくなり、失業が発生してしまう。
また、政府の借金である国債をなくそうとすると、超緊縮財政になって、国民経済は大きなダメージを受けるだろう。

「借金をしないほうがいい」という道徳心は、実はビジネスの常識に反しているともいえる。
ビジネスは基本的には自己資金ではまかなえないので、他人から資金を調達して事業を興す。
借金を持たないという段階で、ビジネスを否定していることになってしまう。

経済新聞などでは、経営困難に陥った会社を徹底的に叩くことが多い。
経営上の判断ミスであればその通りであるが、借金を増やしたこと自体を道徳的に批判するのは筋違いだ。
>>2へ続く)

ソース:http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20170318/dms1703181000001-n1.htm

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