【社会】「鯖を愛するまち」宣言、料理教室や給食でＰＲ

モチモチの木φ ★

■「鯖を愛するまち」宣言、料理教室や給食でＰＲ

福井県小浜市は３日、かつて鯖街道の起点として栄え、
サバの食文化を築いたことにちなみ、「鯖を愛するまち」を宣言した。

「鯖ウィークｉｎ若狭小浜」と題し、この日から、「鯖の日」（８日）をはさんで１２日まで、
料理教室や鯖料理の給食、交流イベントを市内外で開き、広くＰＲする。

サバの漁獲量が激減する中、２０１５年４月の「鯖街道」の日本遺産認定や、
１６年から市が「鯖復活」を掲げて始めた養殖によって、
全国からサバの町として注目度が高まっている。
そこで、その特色をさらに広く発信しようと、宣言という形をとることにした。

「御食国若狭おばま食文化館」（小浜市川崎）でこの日開かれた式典には、
インターネットを通じて広く投資を募る「クラウドファンディング」で提携する「鯖や」の右田孝宣社長も駆けつけた。
「いいサバ」の語呂合わせで午前１１時３８分、松崎晃治市長が
「サバを愛し、守り、魅力を伝えることに取り組む『鯖を愛するまち』であることを、ここに宣言します」
と述べ、宣言書にサイン。
鯖やとの協定書も交わした。

松崎市長は「世間から向けられるサバへの深い愛着に改めて驚いている。
町全体を盛り上げ、新しいパートナーも得て、多くの方に鯖文化を楽しんでほしい」と期待を込めた。

期間中、食文化館では、新旧のサバ料理を紹介する特別展や料理を楽しむ会（４日）がある。
８日は午後５時から、まちの駅（小浜市小浜白鬚）で、県立大の教員や学生らが小浜の観光プランを発表するなどの
イベント「鯖ん博」を開くほか、ＪＲ大阪駅で様々なサバ寿司を紹介、販売するイベントが開かれ、小浜市内の業者も出店する。
各会場の参加者には、市内の飲食店８店で自慢のサバ料理が食べられる「鯖チケット」を配る。
問い合わせは市農林水産課（０７７０・６４・６０２４）。

ソース：http://www.yomiuri.co.jp/economy/20170304-OYT1T50017.html