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【中国】中国の強引な南シナ海進出に対抗する米国とアジア各国の安全保障

1 :モチモチの木φ ★:2015/05/28(木) 22:33:19.25 ID:???
■中国の強引な南シナ海進出に対抗する米国とアジア各国の安全保障

中国が南シナ海で進める埋め立て問題で、米国と対立している。
スプラトリー(南沙)諸島は、南シナ海南部に位置する島、岩礁・砂州からなる地域だ。島といっても、きわめて小さく、一般に人が居住できる環境ではない。
しかし、この場所は海洋資源のほか、軍事的な要衝にもなっているので、中国、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイが領有権を主張している。

スプラトリー諸島で島といえるようなところは、台湾、ベトナム、フィリピン、マレーシアが実効支配している。
南シナ海での実効支配に後れをとってきた中国は、暗礁のところに建設物を作り、埋め立て工事をするなど、人工島を作ろうとしているわけだ。

例えば、ミスチーフ礁は1995年から中国が占拠しているが、
これは、92年に米軍がフィリピンから撤退したのを見計らって奪取し、建築物を構築して実効支配に及んだものだ。
中国は、自国の漁師の保護を建前としている。

また、ファイアリー・クロス礁は、88年に中国がベトナムから武力奪取した。
今や3000メートル級の滑走路や水深の深い港を建設中であり、既にスプラトリー諸島で最大級の面積となっている。

いずれも、米国との安全保障がない、または事実上機能していない状況から、中国の進出を許している。
国際社会はパワーのぶつかり合いであり、どこかが引くとかならず争いが生じるが、その典型である。

ファイアリー・クロス礁における中国の埋め立てスピードは急ピッチだ。
昨年8月には、ほとんど何もなかった岩礁であるが、今年3月には長さ3000メートル、幅200〜300メートルの人工島がほぼ完成した。
建設費は1兆4000億円といわれ、高いコストをかけて、中国はファイアリー・クロス礁の埋め立てを進めており、
中国がここに軍事拠点を作るのではないかという懸念が国際社会でもたれている。

なぜ、ファイアリー・クロス礁なのかといえば、ベトナムから奪ったところで、今は、米国とベトナムの間には安全保障条約はない。
だから、米国は手を出せないと踏んだのだろう。
>>2へ続く)

ソース:http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20150528/dms1505280830006-n1.htm

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