【野球/名古屋】矢場とんに硬式野球部　監督は元中日で山本昌選手と同学年の藤王氏

矢場とんに硬式野球部　監督は元中日の藤王氏

　名古屋市を中心にみそかつ店を展開する「矢場とん」の鈴木拓将社長（４１）が４日、
名古屋市内で会見し、硬式野球のクラブチームを設立すると発表した。
来年４月１日の活動開始をめどに愛知県野球連盟に加盟を申請中で、監督には
プロ野球の中日、日本ハムでプレーした藤王康晴氏（４９）が就任する予定。

　自ら軟式野球の経験者だという鈴木社長は「野球を通じて人間教育をしたい」
と構想を温めていた。２０１２年に藤王氏が矢場とんに入社し、具体化へ一気に動きだした。

　選手は矢場とんグループに籍を置くことが条件。鈴木社長は「勝つことが目的ではないが、
高卒者はまだ体ができていない」と、部員は来春の大卒者を１５～１８人確保したい考え。
入社内定者２０人のうち既に８人が入部の意思を明らかにしている。

　藤王氏は愛知・享栄高時代の１９８３年の選抜大会で１１打席連続出塁。現在も大会記録として
さんぜんと輝くが、指導者となるのは初めて。「一から勉強し直します」と謙虚だった。
ただ監督就任のうわさを聞いた中日ＯＢから激励が相次いだことを明かし、「山本昌とは同学年。
またユニホームが着られてうれしい」と硬い表情から一転して柔和な笑顔になった。

　練習は週２回、愛知県津島市の市営球場で行う予定。当面は全日本クラブ選手権の出場を目指す。
入社（部）希望者は詳しくは矢場とんのホームページへ。

（中日新聞）
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014110490194749.html?ref=rank

【野球/名古屋】矢場とんに硬式野球部 監督は元中日で山本昌選手と同学年の藤王氏

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