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【アニメ】TV放送から20年「魔法騎士レイアース」椎名へきる&緒方恵美インタビュー(画像あり)

1 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:37:49.11 ID:???
■TV放送から20年「魔法騎士レイアース」椎名へきる&緒方恵美インタビュー-前編-

東京タワーに居合わせた獅堂光、龍咲海、鳳凰寺風の3人は、謎の光とともに異世界セフィーロに召喚される。
そして「魔法騎士(マジックナイト)」として、神官ザガートにさらわれたエメロード姫を救うという使命を背負い、戦いの冒険に旅立つことに――。

CLAMPが原作を手がけ、1994年にテレビ放送がスタートした『魔法騎士レイアース』が、
20年の時を経てBlu-ray BOXで2014年10月29日に発売される。
剣や魔法といったファンタジーにロボット要素が加わり、しかもその主人公は少女たちという異色の物語構成はいつ見ても新鮮だ。

同作で主人公・獅堂光を演じた椎名へきるさん、第1章でエメロード姫、第2章で青年将校イーグルを演じた緒方恵美さんに
同作の思い出と魅力、当時のアフレコの様子を振り返ってもらった。

>>2へ続く)

ソース:
http://animeanime.jp/article/2014/10/28/20651.html
http://animeanime.jp/article/2014/10/29/20663.html

画像:
http://img.animeanime.jp/imgs/zoom/46872.jpg
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2 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:38:04.30 ID:???
>>1から続き)

■ 椎名さんは初めての主役、緒方さんは初めてのお姫様

――「レイアース」を演じることが決まった時のことについて教えてください。

椎名へきるさん(以下、椎名)
光役でオーディションを受けさせていただいて、とにかく元気いっぱいに素直に真っ直ぐに「獅堂光、14歳!」と言っていた記憶がありますね。
世界観や物語は原作の単行本を読んで、こういうお話なんだなと情報収集してのぞみました。

緒方恵美さん(以下、緒方)
エメロード姫の役は、ありがたいことにオファーでいただいたんです。
ずっとネタにしている話なんですが、当時所属していた事務所でマネージャーが「は?」「もう一度言ってください」
「うちの緒方に姫の役を?」と電話で聞き返していて、事務所中がザワッとして(笑)。
それが「エメロード姫で」と連絡いただいた時のことです。

それまでいくつかの作品に出演していましたが、殆どが男性の役だったのでみんな本当に驚きでした。
第1話放送当日も事務所のテレビの前でみんなが待機して見てくれたようで、
実際に喋ると「本当に緒方がやってるの……?」という空気が漂っていたみたいです。

――緒方さんがお姫様の役を、というのは衝撃だったんですね。
自分はエメロード姫で緒方さんを最初に知ったので、リアルタイムで見ていた時は第2章のイーグルのほうが驚きでした。

緒方
本当ですか!? それは珍しいタイプですね。
第1話の「なかよし」読者向け試写会でもエンディングでテロップに「エメロード姫 緒方恵美」と出た時に会場から
「ええーーっ!?」と声が上がったという話をCLAMP先生からも、平野(俊弘)監督からも、音響監督の浦上(靖夫)さんからも言われました(笑)。

>>3へ続く)

3 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:38:34.66 ID:???
(>>2から続き)

――今思い返してみて「レイアース」はどんな作品だったと思いますか?

椎名
「レイアース」放送の何年か前からRPGが流行っていましたが、パーティ全員が中学生の女の子というのは斬新だなと思いました。
あとは、魔法というよりも完全にロボット系アニメですよね!(笑)
だからヒロイックファンタジーだけでなくロボットも入っている所が合わせ技みたいな感じで、
よりパワフルに展開しているのもすごく面白いなと感じました。

緒方
設定云々よりも、自分はお姫さまを演じるのに必死だったのでとにかく「どうしよう」というのが大きかったですね。
でも中学生の女の子が切られて流血したり、ボロボロに叩きのめされたりして、「大丈夫なのか!?」と心配になった記憶があります(笑)。

当時、他にも中学生の女の子が戦う作品はありましたが、戦い方が戦隊モノに近くて、そんなに叩きのめされる感じではなかったと思うんです。
でも「レイアース」ではボロボロになっちゃう。血もいっぱい出てる。容赦ない!
……と思ってたら、その原因は自分(エメロード姫)だったと最後に明らかになるっていう…。

――黒幕は自分、ですよね(笑)。役作りについても教えてください。
先ほどお姫様を演じて周りが衝撃を受けたとおっしゃっていましたが、演じるにあたっての難しさはいかがだったでしょうか。

緒方
当時のことですが、声優業界で初めて高校生以上の男子に声を当てた女性声優が私だったんです。
幼少期から演じていて成長した、というのをのぞいて。だからそういう役がずっと続いてからのエメロード姫だったので本当にどうしたらいいのか悩みました。

しかも、私以外の女性キャストが全員お姫様を演じてそうな方ばかりで。
「助けて……」というセリフも、海役の吉田小南美さんやフェリオ役の山崎たくみさんが「お前を助けられるヤツはいない!」とツッコミを入れてくるので、
まるで修行僧のようになっていましたね(笑)。もちろん先輩方はかわいがってくれていて、愛あるイジりですよ。

>>4へ続く)

4 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:38:52.15 ID:???
>>3から続き)

――椎名さんはアフレコ現場のそういう状況についてはどうでしたか?

椎名
私は当時、とにかく光にならなくちゃということだけを考えていて、まわりを見る余裕が全然なかったので、
そんなことがあったとは気づいてなかったですね(笑)。

緒方
へきるちゃんはレギュラーでメインの役は初めてだったし、必死だったもんね。

椎名
そうなんです、本当にド新人で。当時20歳だったんですけど、初の主役でとにかく緊張していたし、現場も先輩方だらけで…。
ひたすら自分の世界に入り込んでました。

――役作りについては、監督からは何かアドバイスなどはありましたか?

椎名
監督からは、真っ直ぐで純真な子なので、「そのまま素直にやれば大丈夫」とおっしゃっていただいたのを覚えています。
私自身が熱血スポ根の体育会系なので、光のことは素直に受け入れられました。

>>5へ続く)

5 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:39:06.90 ID:???
>>4から続き)

――アフレコ収録の時は、休憩時間などどのような感じでしたか?

緒方
お互い精一杯だったので、収録時や休憩の時よりも飲みにいったことのほうが覚えていますね。
毎週飲みにいったりして、監督も大体いつもいて。最初の頃はCLAMPの大川七瀬先生もいらっしゃってました。
へきるちゃんもたまに来てくれたよね。

椎名
その話ですか!(笑)

緒方
でも、へきるちゃんが普段オーガニックで薄味な料理を食べてるから、居酒屋で食べられるものがあまりなくてね。

椎名
そうなんですよね(笑) お酒を飲めないというのもあるんですが、緒方さんがいうように野菜とか魚とか薄い味付けの料理ばっかり食べてたので、
居酒屋の味の濃さにびっくりしてしました……。

緒方
たまにつきあってくれると、冷やしトマトとか素材オンリーの料理を食べてたよね(笑)。
私や監督、(山崎)たくみさんは「こんな濃いものばかりを食べて、俺たちの体はどれだけ…。」と話してました(笑)。

>>6へ続く)

6 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:44:45.25 ID:???
>>5から続き)

■「魔法騎士レイアース」椎名へきる&緒方恵美インタビュー 後編 制作陣の“光のパワー”を感じて欲しい

1994年にテレビ放送された「魔法騎士レイアース」のBlu-ray BOXが10月29日に発売される。
偶然出会った光、海、風の3人の少女が突然異世界・セフィーロに召喚され、
魔法騎士(マジックナイト)としてセフィーロの“柱”であるエメロード姫を神官ザガードから救うため戦うというストーリーで、
原作は『カードキャプターさくら』『XXXHOLiC』など数々のヒット作を生み出しているCLAMPだ。

インタビュー後半では、獅堂光を演じた椎名へきるさんと、
エメロード姫&青年将校イーグルを演じた緒方恵美さんに同作の思い出と魅力についてお話を聞いた。

>>7へ続く)

7 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:44:57.47 ID:???
>>6から続き)

■ キャスト、スタッフが一体となった制作現場

―-印象に残っているシーン、思い出のシーンはございますか?

椎名へきるさん(以下、椎名)
「なぜそこ?」と思われるかもしれないですが、海ちゃんとアスコットが戦うシーンです。
アスコットが「僕の友達」といいながら魔獣を海ちゃんにけしかけて戦わせるんですけど、
反撃されて魔獣たちが傷つくと「よくも僕の友達に!」と怒るんですよ。
そこで海ちゃんが「大切な友達だったらそんなことしちゃだめでしょ!」「危険な目に遭わせるのが友達なの」と叱咤して。

ここは子どもたちにもストレートに突き刺さったんじゃないかなと思います。
アスコットって、とても無邪気で屈託が無くて悪意が無いんですよね。
子どもの中の残酷性を、海ちゃんがやみくもに叱るんじゃなくて、かつオブラートに包まずストレートに諭すのも気持ちよかったですね。

もう一つは、第2章のデボネアの戦いで光・海・風が「閃光の螺旋」を使うのですが、
その時のセリフに「デ ボ ネ ア〜〜〜〜!!」とあったんですよ。
ずーっと息を吐き続けて、すごく苦しかったなという記憶があります。

――どう表現するか悩みそうですね。

椎名
どこで切ろう? 長さはどれくらい? って悩みました。
今のアニメは、あらかじめDVDをもらってアフレコ現場で合わせる形式で進めていると思うんですが、
この当時はキャストが現場に行って、みんなそこで初めて映像を見るんです。
だから現場に行くまでは台本を読んでも実際どうなっているかはわからなくて、リハーサルで一度映像を見て、テストして、本番という流れでした。
で、実際に映像を見てみたら「デボネア〜!」ってすごく長くて。これはかなり息を吸い込んでからやらないと、もたないぞと思いました(笑)。

>>8へ続き)

8 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:45:14.33 ID:???
>>7から続き)

――緒方さんの印象に残っているシーンはございますか?

緒方
これもネタ的によく話しているんですが、第2章のイーグルの回想シーンでエメロード姫が出てきて、
その回想後に「綺麗な優しい声でした」というセリフがあったんです。
これは、今までの声優生活の中で一番言いにくいセリフでしたね(笑)。

あとは、現場の印象が強く残っています。
プロデューサーの吉岡昌仁さん、平野監督、作画や音響スタッフなどみんなの結束が強くて、いいチーム感が出ていたと思います。
最後も、みんなで良い作品を作り切ったという雰囲気がありました。

――第1章、第2章と駆け抜けて、最終話(全49話)を終えた時はいかがでしたか?

椎名
やりきった感よりも、寂しいなって気持ちが先にありました。
海ちゃんや風ちゃん、セフィーロで会った人たち、「レイアース」の制作現場そのものが「レイアース」の世界を作り上げてきたわけで、
そこを離れるということは本当にセフィーロとお別れするような感覚になりました。
共有してきた時間、一緒に戦ってきた時間というのは、アフレコ現場の人たちやスタッフさんたちも同じなんだなって。
だからやっぱり、とても寂しかったです。

緒方
アニメでは、制作現場とアフレコ現場で作業の場が分かれているんです。
作業時間の長さからうまれる差もあり、なかなか最初からひとつになるのは難しい。
スタッフ側にも役者側にも、より相手を理解し合おう、もっと伝えようとする姿勢が…
コミュニケーションを取ろうという姿勢のある人が先導役としている現場は貴重で、作品にもその結束力が投影される。
「レイアース」はみんなで一体になって作れた、貴重な作品の一つだと思います。
そのせいか最終話が終わっても、この人たちとはまたどこかで会えるだろうという気持ちがありました。

>>9へ続く)

9 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:45:34.84 ID:???
>>8から続き)

――最後に、読者にメッセージをお願いします。

緒方
去年の京まふ(京都国際マンガ・アニメフェア)で「レイアース」の上映会があって、そこで私も久しぶりに「レイアース」を見たのですが、
改めてすごくパワーと熱量がある作品だと感じました。
限られた時間の中でスタッフの方々がみんな頑張って、なんとかしてこの作品を良いものにして世に送り出さないといけないという使命感と
エネルギーが画面から伝わってきました。
デジタルではない時代の、今ではもうできないことをやっていた作品だと思います。その熱量をぜひ体験してもらいたいです。

今のアニメファンの方にも、もちろん当時見ていた方にも。
20年前にこんな作品があったのか、20年前にこんなすごいことをしていたのかという、素敵な驚きがあると思うので、ぜひ見ていただきたいです。

椎名
子どもたちが素直に入り込んで、正義だったり思いやりだったり、それは何だろうと考えながら心を引っ張っていってくれる作品だと思います。
大人になって改めてこの作品を見た方々が、当時はこの作品ですごく大事なものを感じていたということを思い出してもらえれば嬉しいです。
大人になると色々とあきらめないといけないこともたくさんあります。
でもこの作品から真心とか、人間の真実の部分とは何ぞやと訴えている部分に何か感じることができるはずです。

作中に登場する「信じる心が力になる」というセリフにあるように、信じる強さを主人公の光は持っていて、もし何かをあきらめようとか、
挫折したと思った時にもう一度この作品を見ていただき、「レイアース」のパワーで真っ直ぐな気持ちを思い出してもらえたらいいなと思います。
まさに、制作スタッフのみなさんの光のパワーですよね。このパワーをぜひ感じ取ってください!

――今日は、ありがとうございました!

(終)

10 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:45:45.58 ID:???
魔法騎士レイアース Blu-ray BOX
https://www.bandaivisual.co.jp/tms_50th/rayearth.html
2014年10月29日発売 
36,000円(税抜)

■ 映像特典
・ノンテロップOP(3種)&ノンテロップED(3種)
・パイロットフィルム
・番宣CM 15秒ver.&30秒ver.
・デジタルギャラリー
 絵コンテ
 ・・・オープニング(3) (CLAMP作) 
 ・・・エンディング(3) (CLAMP作)
 ・・・第1話「伝説のマジックナイト始動」(平野俊弘《現:平野俊貴》作)
 キャラクター原案(CLAMP作)
■ 封入特典
・特典DVD:OVA「レイアース」⇒1997年に制作されたOVA(全3話)を収録
・ブックレット(24P)
■ 仕様
・キャラクターデザイン石田敦子描き下ろし特製収納ボックス
・キャラクターデザイン石田敦子描き下ろしンナージャケット(2種)
※特典・仕様などは都合により変更となる場合がございます

11 :モチモチの木φ ★:2014/10/29(水) 22:46:50.72 ID:???
20年・・・(´・ω・`)

12 :名無しさん@15周年:2014/10/29(水) 23:55:25.41 ID:N+158X9aQ
ゆずーれーなーいー

13 :【モバイル】:2014/10/30(木) 08:11:47.22 ID:MMD72Dq6d
変身バンクが1話とOPにしか使い回されなかった伝説の魔法少女アニメか〜

14 :名無しさん@15周年:2014/10/30(木) 11:12:20.77 ID:3zwhIS2Lm
緒方さん、すっかりお爺さんになったな

15 :名無しさん@15周年:2014/10/30(木) 15:46:06.62 ID:lyV3OEYfr
>>14
お、お爺……www

「シンジ」も大人になれたんだろうか?

16 :名無しさん@15周年:2014/10/31(金) 20:17:22.08 ID:6bSC8vDDM
エメロード姫はもちろんだけど、蔵馬やウラヌスの声は今も出るのかな?

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