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【中国】「上海福喜食品」事件の本質は習近平政権によるアメリカ叩き! 次に「危ない」のは中国の日系企業か!? [07/28]

2 :依頼@ちゅら猫φ ★:2014/07/28(月) 15:13:25.06 ID:???
>>1より

◆いまの上海は、群雄割拠の戦国時代
だが、折りしも現在、習近平主席は、「江沢民派の一掃」を狙った権力闘争の真っ只中にある。
「汚職幹部追放」の名の下に、江沢民派の大物幹部たちを、次々に血祭りにあげているのである。
薄煕来・重慶市党委書記兼中央政治局委員、周永康・中央政治局常務委員、徐才厚・中央軍事委員会副主席
・・・そして、この8月に88歳を迎える江沢民本人にも、お縄が回るのではとささやかれるほどだ。

中国最大の経済都市である上海は、これまでつねに、中南海の権力闘争の「本丸」のひとつとなってきた。
もともとは、江沢民「上海閥」の牙城だった。それを胡錦濤「団派」が、2006年の陳良宇・上海市党委書記
追い落としや、2010年の上海万博を機に、ひっくり返そうとした。

昨年になって、胡錦濤の「団派」を引き継いだ李克強首相が、「上海自由貿易区」を設立して、上海利権獲得を狙った。
ところが習近平主席は、李克強首相に昨年9月に上海自由貿易区を設立だけさせて、昨年11月の「3中全会」以降、
その利権を根こそぎ奪いつつある。

こうして、いまの上海は、「上海閥」「団派」「太子党」(習近平派)が入り乱れた群雄割拠の戦国時代なのである。
趨勢で言えば、習近平派が「上海閥」と「団派」を駆逐している最中である。

それに加えて、習近平主席は現在、「アメリカ憎し」の気分でもある。昨年6月にカリフォルニア州の農園で
初めてオバマ大統領と米中首脳会談に臨んだ習近平主席は、「新たな大国関係」を提起した。これは簡単に言えば、
太平洋の東西を、アメリカと中国が2分して統治しようという考えだ。

ところが、中国が海洋進出すればするほど、日本や東南アジアは中国を警戒して、アメリカのプレゼンスを求める。
先月7月9日、10日に北京で開かれた第6回米中戦略・経済対話については、このコラムでも詳述したとおりだ。

すなわち、習近平主席が「中米で新たな大国関係を構築しよう」と再度持論を述べたところ、ケリー米国務長官が、
「もうその話は何遍も聞いたが、本当に中国がそうしたいのなら、まず行動で信頼できる国になれ」と突き放したのである。

習近平が国家主席になってからの約1年半で、公の場においてこれほど恥をかかされたことはなかった。
私はこの時点で、「近く中国国内のアメリカ企業が狙い打ちされるのではないか」という予感がした。

私が北京に住んでいた2010年の正月に、オバマ政権が台湾に武器輸出を決めたり、中国政府が敵視する
ダライラマとの面会を決めたりしたことがあった。すると、当時の胡錦濤政権は即座に、そのとき空前の
人気を誇っていたハリウッド映画『アバター』の上映中止を決めたのである。それも映画業界に「暗黙の圧力」
をかけて、いつのまにか上映する映画を『アバター』から『孔子』に変えてしまうという巧妙な戦術をとった。

今回も同様である。上海ラジオや上海衛視が第一報を報じたのも、上海市公安局が特別捜査本部を設置したのも、
7月20日の日曜日だ。中国のマスコミも警察も、ふだんは日曜日にこんな大仕事はやらない。それがなぜ日曜日
だったかと言えば、アメリカの初動を少しでも遅らせる戦術だろう。共産圏が使う常套手段だ。 >>3

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