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【社会】危険ドラッグをマウスで実験 細胞破壊、動かぬマウス…脳直撃、死と隣り合わせの毒性に「ショッキングな結果だ」 [07/25]

1 :依頼@ちゅら猫φ ★:2014/07/25(金) 13:46:28.20 ID:???
★【「脱法」の罠 乱用ドラッグ・ハーブ(中)】脳直撃、死と隣り合わせの毒性に「ショッキングな結果だ」 細胞破壊、動かぬマウス
2014.7.23 16:00

実験台に載せた真っ白な雄マウスの口内に、脱法ハーブから抽出した液状の化学物質1ミリグラムをスポイト
のような器具で投与する。数分でマウスの直腸に差し込んだ電子温度計が下がり始めた。「体温低下だ」。
投与から1時間後には5度も下降。マウスは実験台に設置した鉄棒に前足をかけたまま、口を半開きに
してぴくりとも動かなくなった。

これは、国内で唯一、薬物依存を看板に掲げる研究機関、国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部
(東京)の舩田(ふなだ)正彦室長(48)らが日々行っている動物実験の一つだ。

動かないマウスが示すもの。それは恐ろしい作用だ。舩田室長は「含まれる化学物質がマウスの中枢神経(脳)
に作用し、体温が下がった。ぐったりしたということは、運動機能にも影響を与える毒性を持つということだ」と解説する。

中枢神経が薬物の影響を受けると、意識障害や吐き気、幻覚などさまざまな症状が出る。中でも、昨年発表された実験は、
その恐ろしい毒性を裏付け、研究者に衝撃を与えた。舩田室長らがハーブに使われる成分「合成カンナビノイド」を
マウスの脳神経細胞に垂らしたところ、2時間で細胞や神経線維が破壊されてしまったのだ。

合成カンナビノイドは大麻の成分に似せて作られた化合物だが、大麻ではこのような結果にならない。
覚醒剤でも細胞が死滅し始めるのは24時間後といい、これほど短時間に破壊された例はない。
同部の和田清部長(59)は「予想を超えるショッキングな結果だった。人間の脳で同じことが起きるかは
分からないが、脱法ドラッグを使うことは、自ら人体実験をするようなものだ」と語る。

■今度はうまく使う
こうした毒性は、救急医療の現場も悩ませている。薬物依存症の治療を行う埼玉県立精神医療センターでは
昨年度、脱法ドラッグの使用により救急病棟に入院した患者が19人となり、覚醒剤の患者(17人)を初めて上回った。

意識を失って病院に運ばれても、回復後に再び使用して意識を失い、3日連続で病院に担ぎ込まれた患者もいる。
「今度はうまく使います」と言い残して退院した男性もおり、成瀬暢(のぶ)也(や)副病院長(54)は
「問題意識が軽く、意識障害で記憶もないことが多く、再び手を出すことが多い」とため息をつく。
こうした患者の増加は救急現場を疲弊させる要因となっている。 >>2へ続く

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/140723/crm14072314540012-n1.htm
マウスの脳神経細胞の変化
http://sankei.jp.msn.com/images/news/140723/crm14072314540012-p1.jpg

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