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【熱い紅茶を】 松田聖子 80 【飲みながら】

314 :昔の名無しで出ています:2020/07/14(火) 00:40:43.37 ID:???.net
● 四次元の光に輝き 聖子、神秘的。

松田聖子『Tinker Bell』(1984/06/10発売)

収録曲:
01. 真っ赤なロードスター
02. ガラス靴の魔女
03. いそしぎの島
04. 密林少女
05. 時間の国のアリス
06. AQUARIUS
07. 不思議な少年
08. Rock'n Rouge
09. Sleeping Beauty

通算9枚目のオリジナルアルバム。

前年、83年に発表した『ユートピア』、『Canary』の二枚は、
内容的にもセールス的にも大成功を収め、
83年は松本隆が参加した状態の聖子プロジェクトが最も充実した時期であった。

それは84年に入っても同様で、本人が出演したカネボウの季節商品
そのCMソングに起用された「Rock'n Rouge」がメガヒットするなど、
松田聖子人気の勢いはとどまるところを知らなかった。
(対象商品「BIO口紅」も空前のヒットとなり、売上記録は現在も破られていない)

その反面、松本隆は内心で困惑していたと言う。
例えばそれは、84年第2弾シングル「時間の国のアリス」と、
第3弾シングルの「ピンクのモーツァルト」において、
ここまでシュールなタイトル、内容であるに関わらず、
松本隆が書いて松田聖子が歌うという前提であれば、会議でも簡単にOKが出て、
もちろんヒットチャートの1位を記録する大ヒットとなる。
松本にとってこの時期の状態は、レコード会社だけでなく、
世間までもここまで通ってしまうのかと、
どこか他人事のように見ていたと述懐している。

聖子プロジェクトはもはや誰にも制御できなくなったのだが、
何でもありの暴走が上記のような上質なポップスを生み出していたのだから、
暴走そのものが消して悪いことばかりではなかった。

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