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純粋・応用数学(含むガロア理論)6

869 :現代数学の系譜 雑談 :2021/04/14(水) 07:36:47.59 ID:xXqRObsR.net
>>860
>>大熊正氏のテキストは、内容的にちょっと古くなっていると思います
>具体的にテキストの問題点を指摘いただけませんか?

C++さん、どうも
スレ主です

1.「圏論とは何か?」 筆者の思想があるはず。それを踏まえて執筆しているだろう
2.下記によれば、”大熊正『圏論(カテゴリー)』1979 年”、
 ”これらに先立って圏を主題とする単行本はない。圏論の教科書としては大熊正の本が最初と言えようか。著者は序で日本は圏論に冷淡だと嘆いていた。今日の状況を見たら何と言うだろう。”とある
3.私の持論だが、出来るだけ高い立場から、物事を眺めて、重要ポイントを分かりやすく解説している本が名著だと思う
4.大熊正は、その意味で、”1979 年”という制約があったと考えられる
5.下記kazz氏は、”僕は、大熊正著「圏論」(槙書店)を読みました。基礎を身につけるためならば、このレベルの本は
どれを読んでも同じです。”という
6.それは一つの見解としてはありと思うが、私は出来るだけ高い視点、言い換えれば、現代的な視点から書かれている本が良いと思うのです
7.例えば、下記 Timeline of category theory ”1978 Andre Joyal Combinatorial species”(望月IUTに出てくる)などが、大熊正には欠けているのでは?
8.基礎本だから、全てを網羅することはできないとしても、例えば後書き辺りに「さらに学びたい人のために」のように、いろんな著書や論文を掲載していることが多いと思うが、その点でも、大熊正ちょっと古いでしょう
以上

(参考)
https://mathsoc.jp/section/algebra/algsymp_past/algsymp18.html
第63回 代数学シンポジウム (pdfファイルはこちらです)
2018年9月3日(月)〜9月6日(木)
9月4日(火)
(*)9:45-10:45 丹原 大介(弘前大学 理工学研究科)
「hom関手の群による商について」 (pdf file)

つづく

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