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純粋・応用数学(含むガロア理論)6

1 :132人目の素数さん:2020/12/12(土) 11:50:07.88 ID:+J6pglya.net
テンプレは後で

787 :132人目の素数さん:2021/04/07(水) 11:53:01.55 ID:y2uC9/5f.net
>>784
>自己言及のパラドックスがあります

自己言及は、プログラミングの再帰的関数のようなもの
で、普通の再帰は、無問題(プログラミングでは常用される)
ですが、否定の自己言及は、しばしばパラドックスを引き起こす

(参考)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%A8%80%E5%8F%8A
自己言及(じこげんきゅう)とは、自然言語や形式言語で文や式がそれ自身に言及することである。
自己言及は再帰や数学の漸化式にも見られる。
言及は直接行われることもあるし、何らかの中間の文や式を通して行われることもあり、意味論的符号化によって表現されることもある。哲学では、主体が自身について言及できる能力、すなわち一人称代名詞を主語として意見を表明できる能力を指す。自己言及は、自己反射性および統覚と関係が深い。
自己言及は数学、哲学、コンピュータ・プログラミング、言語学などで研究・応用されている。その場合自己参照とも呼ぶ。自己言及文は逆説的振る舞いを示すことがある(自己言及のパラドックス)。
自己言及文
メタ言語における文の内容と対象言語における文の内容が同一であるようなメタな文の特殊例がある。そのような文は自己言及文になっている。しかしそのようなメタな文はパラドックスを引き起こすこともある。「これは文である」は自己言及的なメタな文で、明らかに真である。
しかし、「この文は偽である」というメタな文は自己言及のパラドックスを引き起こす。
「『は、自身の引用を前置されると偽になる』は、自身の引用を前置されると偽になる」(クワインのパラドックス)は、クワインによる間接的自己言及文であり、嘘つきのパラドックスの一種である。
ラッセルのパラドックス: 「自身を元として含まないあらゆる集合の集合」は矛盾する。

つづく

788 :132人目の素数さん:2021/04/07(水) 11:53:44.83 ID:y2uC9/5f.net
>>787
つづき

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%BC%E3%83%87%E3%83%AB%E3%81%AE%E4%B8%8D%E5%AE%8C%E5%85%A8%E6%80%A7%E5%AE%9A%E7%90%86
講義ノート
照井一成. “再帰的関数論(2005年度、慶應義塾大学文学部) (PDF)”. 京都大学数理解析研究所. 2018年12月24日閲覧。
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~cs/indexj.html
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~cs/img/groupApr2009.jpg
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~cs/cs2011_terui.pdf
再帰的関数論
照井一成
京都大学数理解析研究所

2 簡単な集合論の準備
集合論においてもっとも基本的なのは「対象 a が集合 A の要素である」という関係であ
り、このことを
a ∈ A
というように記す。「a は A の元である」、「a は A に属する」というような言い方もする。
(引用終り)
以上

789 :132人目の素数さん:2021/04/07(水) 11:57:44.81 ID:y2uC9/5f.net
>>787
追加(旧ガロアすれでも紹介しましたが)
http://www.kurims.kyoto-u.ac.jp/~cs/cs2011_hasegawa.pdf
自己言及の論理と計算*
長谷川真人

自分自身について述べることの難しさと面白さは,日常誰でも経験すること
だと思います.以下では,数理論理学と計算機科学の密接な関係を示す好例とし
て,自己言及から生じる様々なパラドックスなどの数理論理学における問題,ま
た自分自身を呼び出すような再帰的なプログラムやデータ構造に関する問題など
について,統一的な視点から考察します.また,後半では,自己言及現象の自明
でないモデルの例を,実際に構成します.

*京都大学数理解析研究所 数学入門公開講座(2002 年 8 月 5〜8 日)の予稿を改訂(2006 年 5 月
/ 2007 年 8 月/ 2011 年 6 月)

目次
I 自己言及と対角線論法 2
1 ラッセルの逆理 2
2 カントールの対角線論法 2
3 自己適用 3
4 停止性問題 5
5 対角線論法から不動点へ 7
6 不動点定理から具体例を見直す 8
II 矛盾したものを構成する 11
1 完備半順序集合と連続関数 11
2 最小不動点の発想 12
3 最初の試み 13
4 埋め込みと射影 14
5 なぜ失敗したか 15
6 正しい解の構成 — 逆極限法 16

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