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純粋・応用数学(含むガロア理論)6
- 434 :現代数学の系譜 雑談 :2021/01/06(水) 23:54:43.94 ID:3b8T7quc.net
- >>394
まず、訂正
群順同型→群準同型
(引用開始)
2.だから、完全な数学命題としては、
「群Gが指数有限nの部分群Hを含めば、HによるGの剰余類から完全代表系を作って、X={g1H,g2H,・・,gn-1H,H}として、群GよりXへの左からの作用で (下記 orbit-stabilizer theorem) 、n次対象群の部分群G'を作ることができ、群準同型Φ:G→G’から、Gの正規部分群N:=kerΦを取ることができる。商群G/kerΦの位数はm(ここにmはn!の約数(ラグランジュの定理)であり、よって指数有限mの正規部分群Nを含む」
となるね
(引用終り)
1.完全な数学命題(「orbit-stabilizer theorem + 第一同型定理」とでも名付けますかね)から、
直ちにいくつかの系が浮かぶ
2.例えば、
・Gの正規部分群N:=kerΦで、群同型 G/kerΦ≡G’ができるから、これはHには依存しない。たんに正規部分群Nの存在のみで決まる
(例えば、Gが単純群だとすると、部分群Hがいくつもあるとしても「そんなのカンケーネェ〜」!(小島よしお)となり、単にkerΦ={e}で、群同型 G≡G’になる)
・Gで、複数の正規部分群 N1⊃N2⊃・・⊃{e} があると、Gの正規部分群の数だけGの準同型の種類がある
・有限群Gにおいて、kerΦ={e}ととると({e}自身が(自明な)部分群であり)、位数をnとして、orbit X=Gと取って、対称群Snの部分群G’⊆Snとして
G≡G/kerΦ≡G’とできる。「これぞ、ケーリーの定理」!であり、これも一つの系になる
などなどね(^^
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