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純粋・応用数学(含むガロア理論)6
- 131 :現代数学の系譜 雑談 :2020/12/20(日) 12:36:22.28 ID:0d7Jh6jb.net
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"昔々、多分1960年ころの東大の院試問題で
「群が指数有限の部分群を含めば、指数有限の正規部分群を含む」
ってのが出た"
龍孫江氏のYoutube動画 https://www.youtube.com/watch?v=scJhIv1P32Q
解説テキスト版:https://note.mu/ron1827/n/n6f79eb36c397
この解説テキスト版より
「問題:指数有限の正規部分群は存在するか」
「問題:令和元年5月13日」
”Gが群、HがGの指数有限の部分群ならば、Hは指数有限の正規部分群を包むことを示せ.”
(引用終り) (注:”包む”は、普通は”含む”だと思うが)
なんか言いたいことは分かってきたけど
1.もし、Gを有限群として、この場合部分群をHとして、Hの指数は常に有限だ
2.Gを有限単純群にとると、Hに含まれる真の正規部分群は、単位元のみから成る自明な正規部分群{e}になる
3.正規部分群{e}を許すならば、Gを有限群とした場合は、命題は自明
4.Gが無限群のときが、命題の本質部分。このとき、{e}では指数有限にならない。正規部分をNとして、Nは無限群でなければ、指数有限にならない
5.Gが部分群として、アーベル(可換)なら、部分群は全て正規部分群になるので、この場合も自明
6.従って、命題の本質部分は、
「Gが非可換の無限群で、真部分群をHを含むとき、Hは非正規部分群として、Hが正規部分群Nを含み、Nは無限群でGに対して指数有限」ってことだな
7.龍孫江氏のYoutube動画では、特に「Nは無限群でGに対して指数有限」のところが、きちんと言えていないと思うよ
いままで、有限群や、N、Z、Q、R、Cなどアーベルの場合が多かったから、Gが非可換の無限群の場合は馴染みが無かったけど
面白いね
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