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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12

580 :現代数学の系譜11 ガロア理論を読む:2015/03/21(土) 07:53:40.79 ID:ooXUMShZ.net
>>579 つづき

”つまり証明すべきことは「g,g',h,h'∈G に対し、gN=g'N かつ hN=h'N ならば g*hN=g'*h'N」という命題。”というのは、商群についてならば、これが最短かつ必要十分なんだろう

>>461のような、剰余類別の一意性は、すでに教科書の前の部分に示されているか、あるいは正規部分群の性質を強く使えば、”g*hN=g'*h'N”は簡単なのかも

>>417 "(3)
G を群とし、N を G の正規部分群とする。
剰余群 G/N における演算の定義を述べ、
それが well-defined であることを示せ。"

これ、まさに酒井克郎 筑波大「この場合の“well-defined” の問題は, “代表元の取り方に依存せずに定義できているかどうか” ということである」
そして、1)代表元の取り方に依存せず一意であることを示し、2)次に演算についても一意であることを示す
この二段階に分ける。これが、「well-defined の意味を知らずに>>423だけ見て正しい証明を書く」こと

つまりは、剰余類群という個別の定義を離れて、上位概念としてのwell-definednessの視点だと思うんだよね
で、さきに、1)は>>461-462で示した
2)は、ほぼ自明で、実質は1)で終わっていると思っていたが(>>479
確かに問題として出題されれば、出題者のいうとおりだ

で、>>480を書いた。これは、出題者の誘導があってのことだが、”はい、よくできましたっと ”OKを出して貰った>>503

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