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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む12

1 :132人目の素数さん:2015/02/15(日) 08:46:03.29 ID:wOLNHI5U.net
旧スレが500KBオーバーに近づいたので、新スレ立てる
このスレはガロア原論文を読むためおよび関連する話題を楽しむスレです
(最近は、スレ主の趣味で上記以外にも脱線しています。ネタにスレ主も理解できていないページのURLも貼ります。ガロア関連のアーカイブの役も期待して。)
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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む11
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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む6
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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む5
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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む(4)
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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む3
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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む2
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現代数学の系譜11 ガロア理論を読む
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/math/1328016756/

(古いものは、そのままクリックで過去ログが読める。また、ネットで検索すると、無料の過去ログ倉庫やキャッシュがヒットして過去ログ結構読めます。)

512 :132人目の素数さん:2015/03/13(金) 13:36:11.32 ID:hKmg+Ort.net
>>279
示すべき命題(予想とでもいうのか)が間違っていたようで、>>239-240は次のように訂正。
道理で幾度も間違いをしていた訳だ。完全な盲点になっていた。

[第5段]:任意の1>s>t>0なるs、t∈R\Qに対してT(s)≠T(t)であることを示す。
確かに任意のθ∈R\Qに対して群T(θ)は定まる。
矛盾に導くため、或る1>s>t>0なるs、t∈R\Qが存在して、T(s)=T(t)であったとする。
すると、T(s)、T(t)は両方共に複素平面Cの単位円周C’上の部分集合であるから、
任意の有理数aに対し、{a,s}、{a,t}は有理数体Q上線型独立であることに注意して、
m、nを整数変数とすると、任意のe^{i(ms)π}∈T(s)(或いは任意のe^{i(nt)π}∈T(t))に対して
或るe^{i(nt)π}∈T(t)(同じく続けて或るe^{i(ms)π}∈T(s))が一意に定まって、
e^{i(ms)π}=e^{i(nt)π}。即ち、T(s)からT(t)への全単射が存在する。
よって、e^{isπ}∈T(s)に対して或るn∈Z\{0}が一意に存在して、e^{isπ}=e^{i(nt)π}…@。
また、e^{itπ}∈T(t)に対して或るm∈Z\{0}が一意に存在して、e^{itπ}=e^{i(ms)π}…A。
Case1):mn≧2のとき。@、Aから、e^{isπ}=e^{i(mn)sπ}、e^{itπ}=e^{i(mn)tπ}。
よって、mn≧2から、T(s)、T(t)は両方共に位数mn-1の有限巡回群になって矛盾。
Case2):mn≦-2のとき。@、Aから、e^{isπ}=e^{i(-mn)sπ}、e^{itπ}=e^{i(-mn)tπ}。
よって、-mn≧2から、T(s)、T(t)は両方共に位数|mn|-1=-(mn+1)の有限巡回群になって矛盾。

513 :132人目の素数さん:2015/03/13(金) 13:40:55.88 ID:hKmg+Ort.net
>>279
(>>512の続き)
Case3):mn=1のとき。このとき、m=n=1またはm=n=-1。
Case3-1):m=n=1のとき。n=1(m=1)、@(A)から、e^{isπ}=e^{itπ}。
故に、偏角の不定性から両辺に主値を取ると、或るk∈Zが存在して、s=t+2k。
よって、s>tから、t+2k>tであり、k≧1。t>0だから、
1<t+2kを得るが、一方1>s=t+2kであり、1<t+2kに反し矛盾。
Case3-2):m=n=-1のとき。このとき、@(A)から、e^{i(s+t)π}=1を得る。
故に、偏角の不定性から両辺に主値を取ると、或るk∈Zが存在して、s+t=2k。
然るに1>s>0、1>t>0から2>s+t>0であり、2>2k>0から、
1>k>0なる整数kが存在することになって矛盾。
Case3-1、Case3-2から、mn=1のとき矛盾。   (Case3終)
Case4):mn=-1のとき。このとき、m=1、n=-1 または m=-1、n=1。
Case4-1):m=1、n=-1のとき。このとき、n=-1、@から、
e^{isπ}=e^{i(-t)π}であり、e^{i(s+t)π}=1。故に、Case3-2と同様に考えると矛盾。
Case4-2):m=-1、n=1のとき。このとき、m=-1、Aから、
e^{i(-s)π}=e^{itπ}であり、e^{i(s+t)π}=1。故に、Case3-2(Case4-1)と同様に矛盾。
Case4-1、Case4-2から、mn=-1のとき矛盾。   (Case4終)
Case1〜Case4から、1>s>t>0なるs、t∈R\Qが存在して、T(s)=T(t)であったとすると矛盾。

[第6段]:乗法群C^{×}の正規部分群は非可算個存在することを示す。
開区間(0,1)は非可算であるから、乗法群C^{×}の正規部分群は非可算個存在する。

514 :132人目の素数さん:2015/03/13(金) 16:40:30.18 ID:hKmg+Ort.net
>>279
>>512のCase2は次のように訂正:
>Case2):mn≦-2のとき。@、Aから、e^{isπ}=e^{i(mn)sπ}、e^{itπ}=e^{i(mn)tπ}
>であり、e^{i(-s)π}=e^{i(-mn)sπ}、e^{i(-t)π}=e^{i(-mn)tπ}。また、点1はT(s)、T(t)の単位元である。
>T(s)の点e^{i(-s)π}はe^{isπ}∈T(s)の逆元であり、T(t)の点e^{i(-t)π}はe^{itπ}∈T(t)の逆元である。
>T(s)、T(t)は単位円周C’上の群だから、-mn≧2から、T(s)、T(t)は両方共に
>位数(|mn|+2)-1=|mn|+1=-mn+1の有限巡回群になって矛盾。

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