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【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ7【東アジア】

1 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/08(金) 20:33:04.89 ID:GZwuBI2S.net
◆ニュース
News from the Middle East 日本語で読む中東メディア
http://www.el.tufs.ac.jp/prmeis/news_j.html
Pars Today(旧:イランラジオ日本語)
http://parstoday.com/ja
Sputnik 日本(旧:ロシアの声)
http://jp.sputniknews.com/middle_east/

◆ライブ動画ストリーミング
アルジャジーラ
http://english.aljazeera.net/watch_now/
イランプレスTV
http://www.presstv.ir/

前スレ
【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ6【反政府デモ】
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1413816520/
【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ5【反政府デモ】
http://wc2014.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1372254568/
中東、アフリカの反政府デモ総合 4
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1333368099/
【エジプト・リビア】中東、アフリカの反政府デモ総合 3
http://uni.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1309797173/
【風雲急】エジプト・ムバラク政権崩壊?
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1296029268/
中東、アフリカの反政府デモ総合
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1297366480/

2 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/12(火) 23:53:40.35 ID:5CfEu64I.net
パレスチナ自治政府が統治する、ヨルダン川西岸地区のナブルス市に近いオリフ村で、
パレスチナ人たちが武器製造工場を、運営していることが、イスラエルのシンベト
(イスラエル政府の情報機関で、アメリカのFBIのような国内治安担当情報機関)によって
突き止められ、主犯格の4人が逮捕された。

彼らの一部は、パレスチナ自治政府の、情報部のスタッフであるということだ。
エッザーム・ナジャ・サファデイ、アリー・ナジャ・サファデイ、サアーデイ・ナジャ・サファデイ、
ナジャ・アサド・サファデイなどが捕まっている。
このうちのエッザーム・ナジャ・サファデイ、アリー・ナジャ・サファデイはパレスチナ自治政府
の情報機関員、他の二人サアーデイ・ナジャ・サファデイ、ナジャ・アサド・サファデイは製造に
直接かかわっていた人物ということだ。

このオリフ村の秘密の武器工場で製造された武器は、ヨルダン川西岸地区の全域で
売られていた、ということのようだ。加えて、この武器製造グループは、イスラエルの武器
密売業者との関係もあったということだ。したがって、結構、本格的かつ、大々的に武器の
製造が行われていた、ということになるのではないか。

こうした、カウントできない密造の武器が、ヨルダン川西岸地区に多数出回るということは、
今後、イスラエルとパレスチナとが衝突した際には、大量の武器が用いられ、危険度が
飛躍的に上がる、ということであろう。同時に、パレスチナ自治政府の高官に対する暗殺
なども、これまでとは異なり、頻発する危険性がある、ということでもあろう。
そうなれば、パレスチナ自治政府のアッバース議長は、イスラエル政府と危機管理協力、
情報面での協力体制を強化させる、ということになるのではないか。

このパレスチナの武器製造グループは、イスラエルの密売業者との協力関係もあるという
ことは、武器製造のための資材提供や、武器製造のためのノウ・ハウ提供などの支援を
受けることも出来ようから、時間が経過するにしたがって、武器製造はレベルを向上させて
いくのではないか。

3 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/13(水) 23:11:13.17 ID:X6xxNMXh.net
ロシア軍による空爆で本格的に始まったISに対する攻撃は、アメリカが参加し、
クルドのミリシア、イラク軍が奮闘し、大きな成果を上げつつあるようだ。
ISはこれらの勢力の攻撃を受け、支配地の48パーセント程度をイラクで失い、
シリアでも25パーセント程度を失ったと言われている。

イラクに関していえば、現在一番重要な戦いはモースル市の奪還であろう。
すでにイラク軍などは、モースル市の近郊の村落二つを奪還したと発表している。
そして、その奪還が持つ意味が重大であることは、奪還した地域がISにとっては、
物資や人の流通の要なのだ。つまり、ISはこれらの地域を失ったことで、
物資も戦闘員も受け入れられなくなったし、逃亡も難しくなったということだ。

もう一つのISにとって頭の痛い問題は、イラク軍などによって奪還された、
6キロのトンネルがあるが、この中には大量の衣類と金が退蔵されていた。
多分金はISのコインか、インゴットであろうと思われる。

最近ロシアは、ISの主な基地は空爆によって破壊したと宣言している。
そうしたこともあって、クルド自治政府もアメリカとの軍事協力に合意している。
今では、誰もが勝ち馬に乗りたい、ということであろうか。

そして、イラク・シリアを失うであろうISは、今後東南アジアにシフトしていく
のかもしれない。それは次第に日本に近づいてきているということだ。
そして、東南アジアには多くの日本人が、居住してもいるということを
忘れてはなるまいし、しかるべき対応策が必要だということだ。

4 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/14(木) 22:05:02.58 ID:X9N8d91f.net
最近、国際人権組織が、エジプトの人道的状況に関する報告書を公表した。
その報告書によれば、数百人の学生、抵抗活動家、政治活動からが逮捕され、
弁護士を付けられず、家族にも会えない状態で拘束されているということだ。

そればかりではなく、多くの逮捕者が処刑されていることに付いても、同報告書は
言及している。その報告書には、シーシ大統領就任以来今日までに、1000人以上が
処刑され、40000人以上が投獄されているということだ。 彼らは電気ショック、
目隠し拘束、殴打、レイプを含む性的虐待といった拷問を受けているということだ。

さてこの報告書の内容は、本当なのであろうか。シーシ大統領は敬虔なムスリムだと
聞いているが、そうした人物がこのような拷問や処刑を許しているのであろうか。
あるいは、シーシ大統領の知りおかないところで行われている可能性があろう。

この件とは別に、警察や軍人による暴力が問題となり裁判が行われている。
社会的不満と不安定とテロへの脅威のなかで、人は理性を失うものなのかもしれない。

アラブでは毎日のように、数十人数百人の子供を含む一般市民たちが戦闘に
巻き込まれ死亡している。エジプトのこの程度の犠牲は、それほど大きな問題ではない
と言いたい権力者たちがいるのであろうか。そうであってほしくないし、この報告書の
内容が、正しいものではないことを祈りたい。

5 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/15(金) 00:22:57.81 ID:pzNzB84j.net
イスラムの専門家の中には、イスラム文化を高く評価しながらも、
イスラム教については「関心が持てない」という人もいるが、
こういうのは間違いだろうと思う。

6 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/15(金) 06:31:51.31 ID:e+c1EtDs.net
イスラムに対抗する提案

イスラム国の動画にサブリミナル(アラーはクソ)等を滑り込ませれば
効果があるかも知れない

イスラムにのめり込み易い民族が居るって事は遺伝的疾患を疑うべき
最新の医学知識で治療してあげよう

7 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/15(金) 23:55:28.44 ID:pzNzB84j.net
>>6
ゴミクソが何の寝言だ?

8 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/16(土) 13:22:13.54 ID:4lVyVVMe.net
トルコで15日、一部軍人によるクーデターが起こり、イスタンブールが支配され、
首都アンカラも同様にクーデター側の軍人が展開した。早速クーデター側の軍人が
国営テレビを占拠し、クーデターが成功したと宣言した。

しかし、このクーデターは間も無く失敗に終わった、という情報が流れてきた。
それは、今回のクーデターが第一軍団によるものであったことに起因しているかもしれない。
何人かの大佐が指揮を取り今回のクーデターとなったわけだが、軍の将軍クラスは関与
していなかった模様だ。もちろん、影では将軍クラスの軍人が関与していた可能性もあろう。
今回のクーデターは軍幹部の総意ではなかった、ということが敗北の主たる理由であろう。

当初、エルドアン大統領はプライベート・ジェットで国外に脱出を図った、という情報も流れたが、
それは間違いであり、イスタンブールに移動していたというのが事実だったようだ。
エルドアン大統領はクーデターが始まって間も無く、国民に対し街頭に出て反クーデターの
デモをやれ、と呼びかけており、それに呼応したデモが起こっている。

後はどれだけエルドアン大統領がクーデターに参加した将校たちに、寛大な措置をとるか
であろう。その点を間違えて強圧的な対応をすれば、今度は本格的なクーデターを
引き起こす危険性がある、ということであろう。

9 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/17(日) 08:15:51.27 ID:5Co38xQT.net
7月15日にトルコのイスタンブール市で起こったクーデターは、どうも胡散臭い感じがする。
あまりにも簡単に始まり、あまりにも手際よく終わってしまったということが、第一の疑問点だ。

そして、クーデターがまだ鎮圧しない段階で、エルドアン大統領はバカンスを楽しんでいた
マルマラから、飛行機でイスタンブール市に乗り入れたことだ。勇敢であると言えばそれまで
のことだが、通常は何処かに身を隠して指揮を取り、クーデターに参加した将兵を押さえ込んで
鎮圧が完了してから出て来るのが普通であろう。しかし、彼はクーデターの途中でイスタンブール市
に入り、義理の子息ベレト氏と一緒に記者会見の席に就いている。そのベレト氏はニコニコしながら
その席に座っていた。あまりにも不自然ではないか。

エルドアン大統領はトルコ国民に対して、街頭に出てクーデターに反対のデモを行え、と檄を
飛ばしている。もし、このクーデターが本物なら『自宅に留まって街頭には出るな・危険だ。』
と言うのが普通であろう。

こうしたことを考えると、今回のクーデターは権力側によって、仕組まれたのではなかったのか、
という疑問が沸いてくる。そもそも、8月には陸海空三軍の合同会議がアンタルヤ市で開催される
予定であった。その席では、クーデターの相談が行われるのではないか、という情報が流れていた。
エルドアン大統領は陸海空の将軍たちがクーデターを起こす前に、擬似のクーデターを起こし、
本物のクーデターを行わせない計画だったのではないか。今回のクーデターが失敗に終われば、
世界各国はクーデターを非難するのは国際常識だ。それで本格的なクーデターを押さえ込んだ
のではないか、ということだ。

そして、今回のクーデターを理由に、エルドアン大統領にとって不都合な、あるいは非友好的と
思われる軍の幹部を、クーデターに関与していたとして、根こそぎ逮捕、投獄、あるいは更迭、
首切り、左遷してしまうのではないのか、という疑問が沸いてくる。

その後のエルドアン大統領の権力は絶大なものとなることは、至極当然の結果であろう。
今回のクーデターを理由に、軍だけではなく、警察、検察、裁判官そして国会議員からも
逮捕者が出るのではないのか。それは時間が経てば明らかになることだ。これは推測だが。

10 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/17(日) 14:14:24.16 ID:s4m/ZTpP.net
うん。エルドアンのドヤ顔を見ただけでヤラセかと思った。
ソ連崩壊直前のクーデターを思い出した。

11 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/17(日) 22:36:12.38 ID:ZIUp5YRb.net
【アメリカ】オバマ大統領、トルコ現政権支持を改めて表明 [7/17]©2ch.net
http://karma.2ch.net/test/read.cgi/seijinewsplus/1468761974/

12 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/17(日) 23:13:46.66 ID:ZIUp5YRb.net
【国際】トルコ・クーデター 国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長「軍事的干渉容認できない」 [無断転載禁止]©2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/ 1468721414/

13 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/19(火) 21:37:25.10 ID:k0lyN153.net
今回のクーデターに絡んで、トルコでは300万人の国家公務員に足止め(出国国内移動禁止)
を命令し、2800人の軍人を拘束し、6000人が逮捕され、その中には判事、検察官、警察官
などが含まれている。挙句の果てには、トルコ政府はアメリカに亡命しているギュレン氏を
アメリカ政府に対して引き渡すよう、正式に交渉を始めているということだ。

もし、アメリカがギュレン氏を引き渡すことになれば、当然死刑の判決を下すことになろう。
その裁判が公正であるか否かなど、全く問題にはなるまい。クーデターを裏で仕掛けた男、
という一言で最重大犯罪者ということになるからだ。トルコ国民の多くは、クーデターに対する
敵意から、全面的に支持することになろう。

さすがに、ヨーロッパ諸国やアメリカは、現状を冷静に見ている。フランスなどは今回の
クーデターでエルドアンが白紙委任状を得たわけではないと語り、もし死刑が執行される
ようなことになれば、トルコのEU加盟はありえなくなる、とまで言っている。

しかし、エルドアン大統領はその事を全く気にしていないのではないか。彼はシリア問題で
妥協すればロシアと手が組める、と考えているのであろう。これまでのアメリカとの関係を
ご破算にするかもしれないし、NATOがトルコを追放するかも知れない。

今回のトルコのクーデターは、エルドアン大統領を第二オスマン帝国の皇帝にし、
ヨーロッパやアメリカの中東地域政策に、大きな変化を生み出す可能性があろう。
そのことを日本も真剣に分析する必要があるのではないのか。エルドアン大統領と親しい
安倍総理ということは、お世辞であろうが、あまり褒められたことではなくなる、ということだ。

そして、これだけ混沌とした状況にトルコがなってきた段階では、『世界で最も親日的な
国トルコ』などという甘言に誘われて、のこのこ観光旅行などに出かけるのは、愚の骨頂
であろう。今回のクーデターの後も、日本人観光客が帰国していたが、どこにも緊張感など
無いではないか。日本人は危険に対して、完全にマヒ状態になっているのではないのか。

14 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/20(水) 20:24:39.78 ID:w3neY22D.net
『日本在住の10万人のムスリムが、警察の厳しい監視下にある。』という記事が載っていた。
記事が掲載されたのはアルハヤートという名の、サウジアラビア系の新聞なんだのが、
どうもネタ元は英字新聞ジャパン・タイムズ7月13日版のようだ。そこでは大塚にあるモスク
の世話役の一人ハ―ルーン氏が、インタビューに応じて話したことが書かれてあるようだ。

内容は在日のムスリムたちが執拗な警察の監視下に置かれ、自宅が監視され、日本人
妻たちは、あまりにも厳しい職務質問などを受けることから、不安になって離婚している
ケースも多々あるという内容のようだ。

ジャパン・タイムズが、このインタビュー記事を掲載したのは、人道的な判断からであり、
ムスリムを擁護するためであろう。その意図は理解できないこともないが、この記事が
在日ムスリムに与えるショックは小さくないだろう。

そして、外国の金持ムスリムの中から、『日本の警察と戦え』と言った激が飛ばされ、
資金援助が始まる危険性もあろう。ISはいまだに相当額の援助を金持のムスリムから
個人的に送られているのだ。それは日本でも起こりうる、ということだ。

在日ムスリムたちは、日本の警察の対応に神経質になり、不安を抱き、自分たちは
ヨーロッパや、アメリカのムスリムたちと同じように追い込まれている、と感じるだろう。
加えて、逮捕、投獄され、挙句に国外追放されるのではないか、という不安も抱こう。

日本の警察や公安が、在日ムスリムの動向を調べていることは私も知っているが、
これはあくまでもテロを未然に防ぐことに重点が置かれているのであり、決してムスリム
を追い込むためでも、追い出すためでもない。

こういうインタビューを受けると、ややもすれば問題を大げさに話したがるムスリムがいる。
彼らは自分たちが不当な弾圧を受けている、といった発言をしたがるのだ。
それが拡大していき、在日ムスリムの中から、ISに繋がろうとする者や、ISが唱えている
『一匹狼』のテロ攻撃をする者も出てくるかもしれない。

薄っぺらな人道主義で、安易に記事を書いて欲しくないものだ。
今回のような記事が書かれない方が、結果的には在日ムスリムの安全を守ることに
つながろうというものではないのか。

15 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/21(木) 22:24:58.83 ID:mChAulRL.net
イランもトルコと同じように、国内的混乱の時を迎えているようだ。
それは、ロウハーニ大統領とハメネイ師の意見の対立から生まれている。

ロウハーニ大統領は、核問題の処理を進め、西側との良好な経済関係の構築を
期待されていた。イランはいま、石油価格の低迷により国家収入が激減しており、
外国からの投資もままならないような状況になり、先行きの希望は無い。
現段階では、西側との経済関係には進展が見られず、大口投資はほとんど
始まっていまい。核問題についても一進一退であり、アメリカの厳しい締め付けは
いまだに続いており、妥協を重ねても期待するような成果は出て来ていない。

このため、イラン国民の間には不満が鬱積してきているし、ハメネイ師はロウハーニ
大統領の必要以上の西側への妥協をよしとしていない。ハメネイ師は自身の地位の
不安定化もあり、ロウハーニ大統領を血祭に挙げ、自身の身の保全を図るつもり
なのかもしれない。この場合、革命防衛隊はどちらに付くのか、ということが決定的
要因となるが、不満はあるものの、革命防衛隊はいまだにロウハーニ大統領よりも
ハメネイ師を支持している。しかし、それは強固なものではないようだ。

ハメネイ師にとって、革命防衛隊は拠り所ではあるが、ロウハーニ大統領の適当な
後任探しに手間取れば、革命防衛隊が暴走することもありうるだろう。そうなれば、
ハメネイ師はロウハーニ大統領を厳しい監視の下に置き、彼の権限に制約を加え、
次期選挙でも当選させる可能性はある。

ハメネイ師はいまだに革命思想を堅持しており、西側への経済の抵抗闘争を主張
している。しかし、それはイランが現在抱える問題解消には役立たない。
そうした中で下手な新大統領候補を立てれば、イランは政治的にも経済的にも
外交的にも、失敗するリスクが存在するのだ。

先日銀行の頭取が法外なサラリーを受け取っている、ということがイランで大問題
になったが、貧富の差は広がっており、国民の不満はそれに応じて拡大している。
イラン国民が国際関係のなかで、ロウハーニ大統領の忍耐強い手法をよしとするか、
革命的大改善を期待するのか。前者であって欲しいものだ。そうでなければ、この国も
危険な状態になり、イランの石油供給も危険になるということだ。

16 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/22(金) 21:34:30.63 ID:wsY72UNd.net
次回

エルドアン対クーデター

お楽しみに!

17 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/23(土) 22:27:17.21 ID:cf/0E0GJ.net
文明の衝突を抑え込むにはイスラム国の権力の源泉を抑え込まなければ
対権力直接アプローチが是非とも必要だろう。
直接攻撃はすでに試みられている・・・

サイバー攻撃
イスラム国は各国のイスラム教徒を狂信者に仕立てテロに走らせる事が可能だ
つまり、イスラム国の権力の源泉は不特定多数に対するアピールを可能にしているからだ
では・・・イスラム国のサイトを乗っ取ってサブリミナル攻撃を仕掛けたら・・・
イスラム国のサイトを見れば見る程にイスラムが嫌いになるように潜在意識を操る事が出来れば?

バイオ攻撃
イスラム国は各国のイスラム教徒を狂信者に仕立てテロに走らせる事が可能だ
狂信者予備軍のDNAに潜む(仮称)狂信因子がイスラム国の味方をしてるんだから厄介だ
(仮称)狂信因子を駆除するかブロックさせる事が可能なら・・・

18 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/24(日) 18:07:19.19 ID:AJ7+69aM.net
【社会】日本初のコプト正教会開堂式 京都府木津川市で教派超え100人が参列?2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/ 1469345937/

19 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/25(月) 00:45:01.22 ID:AyQVAYzS.net
俺も最近は諦めつつあるよ。
イスラム教国が政教分離、民主化なんて永久に不可能なのではないか、
そしてイスラム教が他教徒と対等な関係で平和的に共存するなんて
不可能なのではないかと。

トルコが最後の希望の星だったのだが、
ケマルもあの世で泣いているだろう。

20 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/25(月) 22:12:38.15 ID:za1ec5st.net
ここに来て、リビア国内の動きに変化が生まれている。それは以前からあったと言えば
それまでの話だが、どうもそればかりではないようだ。新生リビア統一政府軍が本格的な
戦闘を始め、しかも一定の成果を生み出しているのだ。

また、統一政府とは異なるベンガジに拠点のある革命諮問会議なる組織が、リビア国民
に新たな戦いを呼びかけている。それはISを敵に回すというよりも、フランスやアメリカ、
イギリス軍に対抗しろ、と呼びかけているのだ。この革命諮問会議がISと連携しているか
というと、その明らかな証拠はない。従って、独自の闘争なのかもしれない。

革命諮問会議は、『北アフリカから外国の軍隊を追い出せ。』と叫んでいる。
そして、リビア人の宗教を防衛すべきだとし、外国の軍隊が駐留することは、外国による
リビアの領土に対する侵略だと非難してもいる。

フランス政府はこれまでリビアに自国の軍隊は入っていないとして、リビア内のフランス軍
の存在を否定してきたが、先日、フランス軍のヘリコプターが墜落し、犠牲者が出たことに
より、秘密の駐留を隠せなくなったのだ。アメリカやイギリスは、リビアへの自国軍の派兵を
正式に認めている。このアメリカやイギリスなどのNATO軍は、2011年のリビア革命勃発時
からリビア国内に入り、反カダフィ派を支援してきていたのだ。

これから先も、アメリカやイギリス、そしてフランスは軍を駐留させ、新生リビア統一政府を
支援してくものと思われるが、これに対して他のグループは敵対姿勢をとるのか、そして
新生リビア統一政府の前に国際承認されていた、ハフタル将軍などが加わる東リビア政府
はどう出るのか、極めて複雑な状況が生まれてきているということだ。

そのことは述べるまでもなく、今後、リビアでは戦闘が激化する、ということかもしれない。
ただし、リビアのシルテではISの運営していた最大の爆薬工場が、新生リビア統一政府軍
によって奪取されてもおり、今後ISが大きく勢力を挽回するということは無いかもしれない。
そうであるとすれば、いま始まった新たなリビア国内での動きは、将来のリビアに向けた
権力闘争という内戦ということになるかもしれない。

21 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/25(月) 23:04:15.95 ID:kjxKmu3Q.net
トルコ与党と世俗派野党が「結束」集会、未遂クーデターを非難
http://www.afpbb.com/articles/-/3095123
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/2/8/500x400/img_28a746307274707948440a3e21b295a0381265.jpg
2016年07月25日 14:28

【7月25日 AFP】トルコ最大の都市イスタンブール(Istanbul)で24日、軍の一部勢力によるクーデター未遂を非難する超党派の集会が事件後初めて開かれ、数千人がタクシム(Taksim)広場を埋め尽くした。

 集会は中道左派の世俗主義政党・共和人民党(CHP)の呼び掛けで行われたもの。
レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領を支えるイスラム保守系の与党・公正発展党(AKP)と、対立する世俗派の野党陣営が、国の結束を示すため一時的に団結した。

 タクシム広場は参加者が手にしたトルコ国旗で真っ赤に染まったが、CHP支持者の中にはトルコ共和国建国の父、ムスタファ・ケマル・アタチュルク(Mustafa Kemal Ataturk)初代大統領の肖像を掲げる人の姿も多くみられた。

 CHPのケマル・クルチダオール(Kemal Kilicdaroglu)党首は集まった人々に向けて「民主主義が勝利した」と宣言した一方、
今後は「国が怒りと復讐によって統治されてはならない」「容疑者は法的に裁かれるべきだ」と強調し、拘束された人々が拷問や虐待の対象となる可能性に警鐘を鳴らした。

 一方、国際人権団体アムネスティ・インターナショナル(Amnesty International)は、複数の弁護士や医師、
トルコの拘禁施設の担当者1人から得た証言として、エルドアン政権がクーデター未遂関連で拘束した者に虐待や拷問を行っていると批判している。

22 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/25(月) 23:09:59.71 ID:Xlqvynpa.net
パンクエが日本を嘘を付いても千年攻撃する

23 :人や社会が超音波で襲われています:2016/07/26(火) 03:51:46.80 ID:S1CwnQe5.net
 
超音波の測定器・受信機があれば、誰か、世の中の超音波を聴いてみてください・・・。

誰か、世の中の超音波の測定器・受信機を作って聴いてみてください・・・。

24 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 23:45:27.02 ID:6o5xSlkR.net
>>19
> イスラム教が他教徒と対等な関係で平和的に共存するなんて
> 不可能なのではないかと。

『ハディース』調停-7
「多神教徒との和解。アブー・スフヤーンはこれについて或る伝承を伝えている。
アウフ・ブン・マーリクは「その後、汝らとアル・アスファル族との間に休戦が実現するであろう」という預言者の言葉を伝える…」

25 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/27(水) 23:49:50.46 ID:6o5xSlkR.net
政教分離はキリスト教特有の文化。

「カエサルのものはカエサルに、神のものは神に返しなさい」(マタイ 22:21)

ここでは宗教と政治「聖と俗」とが分けられている。

それに対して、タウヒードといわれる斉一性が強いイスラムでは、この意味での「聖と俗」とを分けない。
イスラムは宗教であると同時に社会的規範であり、思考様式でもある文化的総体であるからだ。

政教一致を目指した例が、イラン革命、トルコのAKP、ムスリム同胞団など。

26 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/29(金) 22:33:39.48 ID:TyKDaw1+.net
イスラエルの参謀総長を務め、首相にも就任した経験のあるバラク氏が、ネタニヤフ首相の
秘密計画を、CNNとのインタビューで明かした。それによれば、ネタニヤフ首相はパレスチナ
との共存の2国家制は考えていないということだ。イスラエル国家と並んでパレスチナにも
国家の設立を認める、というのが世界の認識なのだが、その考えは無いということだ。

ネタニヤフ首相は彼の考える、地中海からヨルダン川までに存在する土地はイスラエル
国家だけのものだ、ということを具体化していくために、パレスチナ政府との交渉をするとは
言うが、実際のところはノーであり、パレスチナに国家を与えるつもりは全く無い。
その範囲に居住するパレスチナ人には、イスラエル国民と平等の権利は与えられない
ということになる。そこでネタニヤフ首相は、イスラエル国民にこの考えを押し付けるために、
パレスチナからの恐怖を煽っているということのようだ。

ネタニヤフ首相の考えでは、ヨルダン川西岸地区など、パレスチナ人の居住区をイスラエル
に併合した後、パレスチナ人に投票権を与えれば、一夜にして実質二つの国家が出来上が
ってしまう、ということになる。しかも、その国家はムスリムの方が人口で勝っているのだ。
これはイスラエル側には受け入れられないということだ。

バラク氏によれば、ネタニヤフ首相はイランの脅威を強調するが、イランは実際にはイスラ
エルにとって脅威にはなっていない。彼の主張は嘘であり、イランとホロコーストの悲劇を
並べることは、ホロコーストに対する冒涜だというのだ。

イスラエルにとっての最も大きな脅威はISでもイランでもなく、ネタニヤフ首相が考えている
イスラエル1国家制の考え方だ、と彼は指摘している。

元参謀総長の職をオルメルト政権下で6年間務め、ネタニヤフ政権下でも4年間務めた
バラク氏の冷静な判断は聞くに値する。彼がいま、1国家制の構想こそが脅威だと語った
ことは、ネタニヤフ首相が暴走を始めていることによろう。彼はソロモンの神殿を建設する
ことを夢想している、とも言われている。

27 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/07/31(日) 20:02:11.33 ID:u5qTeIpY.net
>>25

すこし前まで中東のほとんどの国で社会主義政権だったんだが
そんでもって今の中東政府のほとんどが親欧米政権

テロリストやレジスタンスの少数組織と政府をごっちゃにするなよ
おまえは低能なキリスト教徒の原始人か?

28 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/01(月) 00:16:26.98 ID:ywhwt7B5.net
どの字が読めなかったのか

29 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/01(月) 21:08:58.76 ID:DYlwA7kW.net
アメリカのオバマ大統領は、シリアの内戦が始まった頃、サウジアラビアなどアラブ湾岸諸国の
首脳に対して、アメリカはシリアのアサド政権を打倒すると約束した。
以来、6年目に入るのだが、相変わらずアサド大統領はその地位にあり、シリアを支配している。
このことはアラブ湾岸諸国を失望させ、アメリカに対する信頼感が大きく揺らいだ。

他方、ロシアは強力な軍事行動を行うことにより、これらの諸国の信頼を勝ち得、アメリカ支持
派よりもロシア支持派が増えているのではないか。それは、アラブ湾岸諸国ばかりではなく、
中東全域に見られる傾向であり、世界的にもロシアを評価する傾向が強まっている。

そうしたなかで、アメリカのCIA長官ブレナン氏が、『シリアは統一国家として存在し続けることが
難しいだろう。』という予測を口にした。つまり、シリアは将来、幾つかの国地域に分裂する、と
語ったのだ。同時に彼は、『シリアのアサド大統領は、シリア国家再建の目途が立つ迄、
その地位に留まるべきだ。』とも語っている。それは、アサド大統領を徹底的に利用し、その後、
用事が無くなれば捨てる、ということであろう。捨てられるアサド大統領が、その後どのような
形になるのかは明らかになっていない。ロシアなど何処かの国に亡命出来るのか、あるいは
国内で処刑されるのかについては、誰も明言を避けている。

ロシアとアメリカはこれまで、シリア問題の解決はシリアを幾つかの国に分断するしかないと
考え、どのような形にすることが米露の利益に適うかということが、散々話し合われてきたろう。
従って、CIA長官ブレナン氏の今回の発言は、何等新味のある内容ではなかったのだが、
何故この時期に彼はそのお題目を唱えたのであろうか。それは、シリア問題の解決が最終
段階に入ったということを、伝えたいからではないのか。

シリアやイラクで猛威を振るっていたISは、そろそろ逃亡を考える段階に入っている。
石油密輸の途は閉ざされ、資金難にも直面している。米露の猛攻撃も受け、シリア軍も強化
されている。アレッポでは難民と一緒にISの戦闘員を逃してやる、逃げ口もロシアが準備した。
ゲームは既に終わったのであろう。

30 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/02(火) 21:48:10.15 ID:Q6wZi19K.net
イラン政府は、パレスチナ自治政府のM・アッバース議長を、CIAのエージェントだと非難した。
この発言は、イラン外務省のフセイン・シェイク・アルイスラム顧問によるものだ。
この過激な発言が出てきたのには、それなりの理由がイラン側にはある。

アッバース議長はパリの自分が滞在しているホテルに、MKO(ムジャーヒデーン・ハルク組織は
イランの反体制組織)のリーダーである、マリヤム・ラジャブ女史を招待して話し合ったからだ。
この話し合いの内容について、WAFA(パレスチナ通信社)は中東地域のスンニー派の連帯を
探るものだったと説明している。

しかし、イラン側はこのアッバース議長の行動を許さず、彼をCIAのエージェントだと非難した。
イラン側の主張によれば、アッバース議長はCIAのエージェントとしての役割を、だいぶ前から
担っていたということだ。そし、そのことはこれまでの彼の行動から明らかだとも語っている。

31 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/03(水) 23:50:44.74 ID:4+U+aOSM.net
トルコの近代史の中で、ケマル・アタチュルクは建国の父であり、英雄だった。
トルコのいたるところに彼の写真が飾ってあり、銅像も幾つも立っている。
第一次世界大戦でオスマン帝国が崩壊した後、トルコがヨーロッパ諸国によって寸断される
のを阻止し、今日の領土を守り、トルコ共和国を設立したのだから、当然であろう。

しかし、自分が一番偉い人物になりたい、と望んでいるエルドアン大統領にとっては、
アタチュルクは目の上のたんこぶだった。そこでアタチュルク記念公園に割り込んで、
AKサライ(大統領公邸)を建設し、今日に至る。

7月15日に起こったクーデターは未遂に終わり、トルコは難を逃れられたのだが、
このクーデターを機に、トルコではアタチュルクに対する評価が下がっているのではないか。
少なくともエルドアン大統領の心のなかでは、軍を叩いた自分が一番偉くなったのだ、
と思っているだろう。

アラブの新聞が、今回のクーデター未遂によってエルドアン大統領は何を得たのか、
という内容の記事を掲載した。要点をご紹介しよう。

:6万人にも及ぶ公務員の首を切ったが、その中には、軍の高官、将校も多数含まれていた。

:トルコ軍の中の反対分子を一掃できた。

:今回のクーデターが勃発したことにより、エルドアン大統領には、彼のための民兵が
 存在することが明らかになった。その軍団はムスリム同胞団のメンバーだ。

:ムスリム同胞団はエルドアンを、アミール・ル・ムーミニーンとして認め、
 トルコをネオ・オスマン帝国と認めた。

:このネオ・オスマン帝国は、ムスリム同胞団の国家でもあり、これからは、かつての
 オスマン帝国全域に権力を拡大していくことになる。

:このネオ・オスマン帝国の誕生で、バグダーデイが唱えたISによるイスラム国家は
 消滅することになった。

かつてイラクのサダム・フセイン大統領が、8年間にも及ぶ長期戦をイランと行ったが、
それはシーア国家イランからスンニー派の湾岸諸国を守る目的であった。
そして今、このトルコの新しい役割は、スンニー派の湾岸諸国を、シーア派のイランから
守るための防壁だと位置付けている。

さて、エルドアン大統領のネオ・オスマン帝国という、遠大な夢は叶うのであろうか。

32 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/05(金) 23:14:07.65 ID:26eZ6/Nc.net
トルコ政府は、同国の南東部に多く居住するクルド人の首都を移動することを決定した。
その都市の一つはハッカリ市であり、この都市はイランやイラクの国境に近い街だ。
そこからユクセキフ市に移し、都市名もグルムリークに変更される。
この名前は、クルド語のグルミルグから名づけられた、と説明されている。
もう一つの都市はシュルナク市だが、ここの名もヌーフ市に変更されることが決まった。
ヌーフは言うまでもなく、ノアを意味する名前だ。

しかし、クルド語の元々の名前に近い新都市名が付けられたことによって、クルド人が
喜んでいるかというと、そうでもなさそうだ。クルド人側にすれば、それはトルコ政府の
統治を容易にするからだということだ。そうであるとすれば、今後、再度クルド各派と
トルコ政府との関係は緊張していくことが予想される。

また、イランやイラクなどの国境に近い都市からの移動は、クルド側のイランやイラクへの
アクセスを難しくするということでもあろう。今後、トルコ政府はクルド、ISとの緊張関係が
続くことになり、難しい国内政治状況が生まれるということだ。トルコ政府は軍や情報部の
改変を進めているが、果たして改変が間に合うのか、それが政府を強化しうるのか、疑問だ。

ギュレン系公務員の一掃で、軍からも、検察からも、警察からも、情報部からも、
優秀な人材は追い出されているというのが実情であり、あまり機能的ではなくなるだろう、
と予測されるのだが。

33 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/06(土) 22:38:54.41 ID:wawM1Zqq.net
いま、トルコのエルドアン大統領にとって最大の政敵になっている人物、ファタフッラー・ギュレン氏
(トルコ人は彼をフェトッラー・ギュレンと呼ぶか、ホジャと呼んでいる。ホジャとはイスラム学者のこと)
が、エジプトのガド・テレビのインタビューを受けた。

ギュレン氏はテレビ・インタビューのなかで、西側諸国はエルドアン体制を打倒するためにトルコ
問題に介入すべきだ、と語ったといことだ。いまの段階で、そこまでギュレン氏が思い切った発言を
したとは思えないのだが、そのようなニュアンスの話をした可能性はあろう。
尚、このインタビューに成功したガド・テレビは、アラブ首長国連邦と強い関係にあると言われており、
社長のムハンマド・ダハラン氏は、ファタハの元幹部であった人物だ。(M・ダハラン氏はアッバース
議長の政敵で、ガザの責任者であったが、更迭された人物だ。)

このニュースを流したのは、エルドアン大統領にべったりのトルコのサバ―紙であることを考慮に
入れて、ニュースの信ぴょう性を考える必要があろう。そして、ギュレン氏はトルコが市民戦争に
向かっている、とも語ったというのだ。

今の段階では、中東諸国の中でギュレン氏が安心して亡命できる国は、エジプトしかなかろう。
もちろん、アメリカが彼を追い出すことはないと思われるのだが、念のための亡命準備の打診は
ありうるかもしれない。

エジプトでシーシ大統領がクーデターを起し、ムスリム同胞団のモルシー政権を打倒したとき、
激怒したのはエルドアン大統領だった。イスラム色の強いエルドアン大統領のAKP(与党)と、
ムスリム同胞団のモルシー政権とは、一衣帯水の関係にあったのだから、無理もなかろう。
以来、エジプトとトルコとの関係は、劣悪な状態が続いている。

エジプト政府は、今の段階では亡命受け入れ要請を受け取っていないので何ともしがたいが、
もし正式に亡命要請があれば、前向きに検討すると答えている。

34 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 04:56:00.81 ID:K8A5BM+2.net
トルコのクーデターは自作自演とまで言われてるが、所謂国際主義者ネオコンが
国境を書き換えようとして起こしたのは明確だ。対ISへの軍事攻撃、そしてISとの
密貿易で私腹を肥やし、利権を手に入れた南東部の軍管区が唆された。(これは
日本の東日本での自民党敗北にも似ている)
同日、隣接する旧ソ連の小国アルメニアで襲撃立て籠もり事件も起きた。中東シリアなど
と隣接する不安定な地域の国境を書き換えようとしたのだ。

数日後、旧ソ連中央アジア、カザフスタンでも襲撃事件が起きたが、中央アジアまで不安定化
するぞ、と脅しのようにも見える。

自作自演に見えるのは、ソ連寄りの論者が言うように米軍基地が首都にあるからだろ。

35 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 04:58:44.90 ID:K8A5BM+2.net
これはクーデター直後に思ったことだが、トルコは前座で日本が本番となったら
嫌だったから、なかなか書けなかった。

36 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 22:28:16.06 ID:Pbec8WLX.net
つい先日、アメリカ軍はリビアのシルテに陣取る、ISを空爆死した。これはリビア統一政府の
セラジュ首相の意向だったようなのだが、リビア国民皆が歓迎しているわけではない。
リビア議会は早速反発し、アメリカ大使を呼び事情説明を求めている。それはそうであろう。
アメリカは支援と言いながら、実は自国の利益のために相手を攻撃し、破壊だけを残している。

アフガニスタンがその好例であろうし、イラクもそうだ。そして、シリアで展開されている状況も、
決してシリア国民のためになっているとは思えない。結局は、長期に渡るアメリカ軍の関与が
戦闘を長引かせ、多くの国民が犠牲になっているのだ。

アメリカがリビアのシルテに陣取っているISを攻撃するということは、リビアの富を奪い始めた、
ということであろう。そもそも、カダフィ体制打倒のリビア革命は、全面的にアメリカの意向を受け、
支援を受けたものだったのだ。以来、アフリカで最も富む国と言われたリビアの国民は、今日
食べるパンに事欠く始末であり、多くの国民が内戦で犠牲になってもいる。
ISがリビアに入った目的は石油を支配することだが、それ以外にリビアを橋頭堡として
アフリカ全域に拡大していく意図があってであろう。それはアメリカの意図するところなのだ。

5年以上にも及ぶリビアの内戦とISの台頭で、大分疲弊したリビアに国連という名の集団に
よって、リビア統一政府が送り繰り込まれた。セラジ首相がその代表者だが、この政府の
前には、トブルクのリビア政府が国際的に認知を受けていた。
つまり、アメリカやヨーロッパは2頭建の戦車で、リビアを蹂躙するということなのであろうか。
リビア統一政府のセラジュ首相、そしてトブルク政府のハフラル将軍がその戦闘馬なのだ。

このアメリカの利益介入を見て、フランスがやはりセラジ政府を支援する軍事行動も辞さず
と言い出し、続けてイタリア政府が、セラジュ政府に対する軍事支援を言い出している。
このことは、リビアが食べ頃になったので、各国は出て行くということであろう。
もちろん、イギリスもその美味しい食べ物に手を出さないわけは無い。イギリスは全ての
強盗国家の調整役を買って出るであろうし、一番大きな一切れを手にするのであろう。

37 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 22:56:00.39 ID:tiU+5X57.net
イスタンブールで反クーデターの大規模集会 「数百万人参加」
http://www.afpbb.com/articles/-/3096745
2016年08月08日 13:10
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/c/b/500x400/img_cba096b83713d3e2e59ac448be88f5bc318160.jpg
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/f/1/500x400/img_f1f402d21c6ea81cfd19777555c81d64183565.jpg
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http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/5/3/500x400/img_53810a996dbec06f1f181f57c6135391114978.jpg

38 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/08(月) 22:57:50.34 ID:tiU+5X57.net
日本の新聞は「100万人」としているところが多い

39 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/09(火) 23:03:34.38 ID:guOUgIB3.net
「7月15日は、トルコが共和国として、生まれ変わった記念の日だ。これからこの日を記念して、
第二の独立の日と呼ぼう。」100万人の大衆を前に、エルドアン大統領は高らかに宣言した。

確かに、100万人の集会の迫力は凄かったのであろう。トルコの真っ赤な国旗が会場一杯に
はためくのだから。こうした度肝を抜かれるような大集会の会場に集まった人達は、誰しもが
酒に酔ったような心境になる。誇らかになり、気が大きくなり、愛国心に満ち、勇敢になり、
全てここで行われていることは正義だと信じるようになる。

エルドアン大統領は国民皆にトルコの誇りを取り戻してくれた。彼こそトルコの新しい英雄であり、
ケマル・アアタチュルクを遥に超えた人物だ。会場に集まった殆どの人が、そう思ったことだろう。

現在のトルコは、世界のどの国に対しても、正々堂々と(無礼でずうずうしい)自国の主張を
貫いている。EU諸国に対しても、ビザ・フリー、EU加盟を強く要求し、難民対策費60億ユーロを
要求している。アメリカに対しても、今回のクーデターの裏にはアメリカがいると非難し、
その首謀者だと決め付けているギュレン氏の引渡しを、何の法的根拠も証拠も無く要求している。
トルコはもし、ギュレン氏をアメリカが引き渡さないのであれば、トルコ・アメリカ関係は悪化する、
と脅している。そうなれば、アメリカの中東戦略の重要拠点であるインジルリク空軍基地は、
もう使えなくなってしまう危険性があるのだ。

いまのトルコとエルドアン大統領は、まさに、全面的に悪魔の庇護を受ける国であり、
大統領なのかもしれない。しかし、その付けは大きく跳ね返って来よう。

今回のクーデターの後、多くの有能な人材が、ポストを追われ、投獄され、拷問を受けている。
ジャーナリストも学者もしかりだ。加えて、ビジネスマンもこの魔女狩りの対象になって投獄
されている。幾つの企業が今回のクーデター騒ぎで、政府によって倒産させられたのであろうか。
その後を補う新しい企業は、どれだけの時間をかけて出て来れるのであろうか。
祭りの花火は大きいほうが良いに決まっている。しかし、その代価は高いのだ。

40 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/11(木) 12:50:01.59 ID:djgIG8rL.net
>>19
> ケマルもあの世で泣いているだろう。

あの世には酒の流れる川があるというのだから、
毎晩へべれけになっているに決まっているだろうが。

41 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/11(木) 12:51:24.61 ID:djgIG8rL.net
> アタテュルクは、生前、医者に「肝硬変は「ラク(トルコの蒸留酒)」のためではない」と診断書を書かせようとしたが、
> 純エタノールにして毎晩500ミリリットルは呑んでいたと言われ、明らかに死因の一部である。

42 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/13(土) 07:12:09.49 ID:5FVOnxUo.net
トルコのエルドアン大統領は、シリアのアサド体制を打倒する、と息巻いていた。
しかし、訪ロした後、この強硬対応は完全に様変わりをしたようだ。

トルコの在ロシア大使ヤルドム氏は、『シリア解決にシリアのリーダーが、しかるべき役割を
果たすことに反対しない。』という発言をしている。そのことはアサド大統領が、シリア問題
解決交渉に参加することも認めるということであろう。しかし、トルコのチャウソール外相は
『政治的変換のこの状況で、アサド大統領が参加することは不可能だ。』とも語っている。

この矛盾は何を意味しているのであろうか。多分にトルコ的な、政治を配慮した発言では
ないのかと思われる。つまり、トルコ政府は一方において、アサド大統領受け入れを語り、
他方では、これまでと同じ立場を維持していることを印象付けたのではないのか。

だが、本音はアサド大統領受入れであろうと思われる。それは、エルドアン大統領が訪ロ
した後、ロシア政府がシリアにおける基地の拡張を正式に発表しているからだ。
その基地とは、ラタキア市に近いフメイム空軍基地だ。しかも、このフメイム空軍基地には
核兵器も持ち込まれることになり、大型の爆撃機も持ち込まれる、ということのようだ。
つまり、ロシアはシリアに恒久的な軍事基地を整備していく方針だ、ということであろう。
加えて、タルトース海軍基地についても整備をしていく方針のようだ。

そして、それはトルコが、ロシアのシリアでの軍事プレゼンスを認めたということであろう。
これは、トルコとロシアとの関係が大幅に改善する、という前提でなければありえない話だ。
国内にあるインジルリク空軍基地のNATOによる使用は、今後不確かなものになっていく
のではないか。エルドアン大統領は7月15日のクーデターの背後には、アメリカがいたと
明言している。それはアメリカに対する最後通牒であったろう。そして今、そのアメリカに
対抗するロシアと手を組んだということであろう。

この結果、中東地域は激変が予想されるし、親米アラブ諸国にとっては脅威となろう。
ロシアとイランとの関係も進展していることを考えると、サウジアラビアを始めとする
アラブ湾岸諸国は、肝を冷やしているのではないのか。

43 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/15(月) 14:12:17.78 ID:qm/3tzqf.net
ひと〜つ 人の世、生き血をすすり、キャボット逮捕、ふた〜つ 不埒な悪行三昧ブッシュ逮捕、みぃ〜つ 醜い浮き世のアメリカドル万歳売国奴を退治てくれよう桃太郎、トゥーレ協会とキャボット、超ゴイームよ覚醒せよ

44 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/17(水) 08:02:09.77 ID:yYg6tk0t.net
ありうる話だが、多分本当の話であろうと思われる。

プーチン大統領は、コーカサスで活動するイスラム原理主義テロリストたちを
山間部にまで追い詰めたが、活動を殲滅することは出来なかった。
そこで、彼らの内のデノフなる人物と交渉して、彼と彼の仲間たちを、永久に国外に
追放することを提案した。彼らには偽名ではあるが正式のパスポートが与えられ、
イスタンブールに追い出したというのだ。

イスタンブールからはシリアに入り、ISの戦闘員としての活動が始まった。
これらの移動に関しては、全部ロシアの情報部員が裏でサポートしていたというのだ。
この追放作戦は、ソチのオリンピックの時期から始まったようだが、オリンピックが
彼らによって邪魔させることを避けるための措置であったと思われる。

考えようによっては、ロシアのプーチン大統領が、シリアをテロリストたちの追い込み
先にした。もっと酷い言い方をすれば、ゴミ捨て場と考えていた、ということであろう。

その後のロシアによるシリア支援の軍事行動の裏には、そうした計算があったという
ことを頭に入れて考えなければなるまい。つまり、シリアだけではなく、今後、そうした
ロシア的な考えが、他の国々との関係でも起こりうるということであろう。

トルコやイランといったロシアとの関係を強化しつつある国々は、そのことを計算に
入れて、ロシアとの協力推進を図るべきであろう。また、それは日本とロシアとの
関係でも、然りであろうと思われる。

45 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/18(木) 21:48:03.50 ID:Jb7FFIKS.net
ここに来て、ロシアとイランとの関係が急速に進展しているが、それはアメリカにとって
大きな脅威となっていよう。述べるまでも無く、イランはアメリカの盟友サウジアラビアの
最大の敵国であるからだ。

ロシアは既にイランの空軍基地から爆撃機をシリアに2度発進させているが、これは
ロシア空軍の戦果を引き上げるだけではなく、地域全体にとってショッキングな出来事
として受け止められている。ロシアはこれでシリアとイランとに空軍基地を持つことになった、
と見ていいのではないか。もちろん、イラン政府はロシアに空軍基地を永久に使わせる
つもりは無いと言い、あくまで臨時的な措置だとしている。

ロシアはこのことに加え、トルコのNATOが利用しているインジルリク空軍基地を使いたい、
と言い出している。最近のトルコとロシアとの関係の急速な進展は、あるいはトルコをして、
ロシア軍がインジルリク空軍基地を使うことを受け入れるかも知れない。
そうなると、中東の軍事外交地図は大きく塗り替えられることになろう。

イラクでも、アバデイ首相はアメリカの軍事的介入を不快としている反面、ロシアの台頭を
歓迎する意向を明らかにしている。こうなると、アメリカは次第に中東全域に対する覇権を
失い、影響力を低下させていくかもしれない。現段階では、アメリカにはロシアの進出を
抑える、何の名案もなさそうだ。アメリカは中東各国の国民から毛嫌いされており、
各国政府も、その国民の意向を無視するわけにはいかないのだ。

加えて、トルコもロシア製のミサイル・システムに強い関心を持ち始めており、検討後には
輸入したいと考えているようだ。そうなると、兵器市場としても、アメリカは中東で足場を
減らしていくことになろう。ロシアの兵器に対して、エジプトも関心を高めており、既に相当量
輸入している。

ロシアのイラン空軍基地使用と、そのことによる軍事成果は、ロシアに対する信頼感を
中東各国で強めていくことになり、アメリカ寄りの国々のなかでも、次第にアメリカとは
距離を置き、ロシアに接近する動きが顕著になって来るのではないか。
これはまるで、オセロのゲームではないか?

46 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/19(金) 23:52:40.07 ID:spQg+g6o.net
トルコのマスコミが発表した最近のシリア対応については、何がしかの希望が持てそうな気がする。
それは、トルコとロシアそしてイランが一体となってシリア問題を解決する、と言っているからだ。

この三か国によるシリア問題の解決というのは、シリアを連邦制にすることが基本だが、それは
シリアを分裂させない、という前提だ。つまりトルコにしてみれば、シリアが分裂したのではクルド
が自治権を得るようなことになり、それはトルコのクルド人を刺激してしまうから危険なのだ。

同じように、イランにとってもシリアが分裂しクルド人を活発にさせるということは、イランが抱えて
いるクルド問題、PAJK対応が困難になることは必定だ。また、アラブの中にあって、シーア派が
強いシリアの政権はどうしても維持したいし、分裂するようなことがあってはならないと考えている。

ロシアもしかりであろう。ロシアの場合は国内にイスラム教の宗派争いは抱えていないが、
シリアのアサド大統領が権力を維持している限り、タルトースの軍港を維持できよう。
また、最近シリアに新たに建設する空軍基地も、ロシアにとっては中東地域でのプレゼンスを
強めるうえで有効であろう。また、コーカサスなどのイスラム原理主義勢力を抑え込む意味でも、
シリアにおける世俗政権の維持は重要であろう。

ロシアが考えるシリア問題の解決案とは、第一にシリア難民の安全な帰国だ。それはこれから
2年以内に実現するということだ。そして彼ら難民が安全に帰国できるために、ジャラブルス・
アッザズ道路を確保するということのようだ。そこはロシアとトルコが共同で管理する予定だ。
第二には強力な連邦政府を樹立し、全てのグループがこれに参加するというものだ。
それは新しい政治システムをシリアに創り出す、ということでもある。

気になるのは、シリアは関係ない国と話し合う必要はない、と言っている点だ。
それが、アメリカを意味するのか否かについては不明だ。トルコとロシアとの関係は、まさに
急速に改善している。そのなかでは、トルコはアメリカとの関係を急速に悪化させていることが
気になるのだが。もし、そうであるとすれば、中東は劇的な構造変化に向かうということであろう。

47 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/21(日) 10:07:45.65 ID:H/8N3GIb.net
トルコの南東部にあるガゼンテペ市で、結婚式に対するテロ攻撃が起こり、22人が死亡し、
94人が負傷した。負傷者のなかには重傷者もいることだろうから、これから死亡する者も
何人もいよう。つまり、このテロで相当なダメージをトルコは受けたということだ。
以前に起こったイスタンブール空港へのテロでは、40人が死亡し、20人以上が負傷している。
テロの規模は次第に大きなものになっている。

このガゼンテペ市のテロ事件の前には、3日間でテロが4回起こり6人が死亡し、250人が
負傷している。トルコとPKKとの間で結ばれていた停戦合意が2013年に破棄されて以来、
トルコの治安部員が600人死亡し、PKK側にも7000人の死者が出ている、という報告がある。
現在のトルコは、クルドのテロ組織PKKと、ISという、二つの敵の組織と戦っているのだ。
ガゼンテペ市で起こったテロ事件は、どうやらISによるものだったようだが、これはトルコ
政府が発表したシリアへの徹底介入という決定を、揺るがすことになるかもしれない。

アメリカは今後ますますロシアに接近するトルコに対して疑念を抱き、シリアでの陸上戦闘
や空爆を強いるものと思われる。そうなれば、シリアのクルド、トルコのクルドが、より強硬な
対応をトルコに対して採るだろうし、ISもしかりであろう。

そう事態が進めば、トルコの軍部に不満が出ないか、ということが懸念される。
これまでに、そしてクーデターを機に一掃された多くの高級将校や将軍たちは、何もしない
のであろうか。彼らは行動を起こすタイミングを見計らっているだけではないのか。

48 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/21(日) 15:40:07.99 ID:J+2uZVVi.net
ルーツの問題は、遺伝子が全てなのではなく、
それを超えて伝わる言語や習慣などの広がりがあることにも
目が向けられるべきだろう。


・日本との同祖論(ユダヤ、朝鮮、トルコ、チベット)

・古モンゴロイド、ネアンデルタール人、ジャポニカ米、成人T細胞白血病

-----------<< 遺伝子の壁 >>-----------

・日本とイ@ン(なんと…)

・日本とイン@(まぁ、そんなことだろう)

---------<< その先にあるもの >>---------

・@シアとシ@アの二国間関係

49 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/23(火) 14:30:16.69 ID:hSl/Eg2N.net
>アメリカ政府は、北朝鮮問題を担当するソン・キム特別代表の後任にマレーシア大使を務めるジョセフ・ユン氏を起用する方向で調整を進めている

この韓国系アメリカ人ののび太君
マレーシア航空事件の黒幕の一人だろうね

50 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/24(水) 07:47:12.01 ID:ZfDxzyWI.net
イラン政府はあまりにもあけすけに、ロシア政府がイランのハマダン空軍基地を
使用していることを明かしたため、今後、同基地の使用を禁止する決定を下した。
イランにしてみれば、ロシア軍機がシリアを空爆することには賛成なのだが、
そのことはあまり公表してほしくない、ということであろう。それは多分に西側諸国を
意識したものではないかと思われる。

なおその後のイラン政府の発言からは、一時的な中止であり、近い将来、ロシア軍が
イランの空軍基地を再度使用することが認められ、再開されるものとおもわれる。

51 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/24(水) 20:17:50.77 ID:OfPp099z.net
>>48
宗教に関する安全保障とでもいうべき話。

52 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/25(木) 07:06:25.18 ID:6pNY4/bv.net
アメリカは合同軍なるものを結成し、シリアの内戦に勝手に介入している。
ロシアの場合は正式にシリア政府が介入を要請しての駐留であり、それに沿っての
作戦行動だが、シリア政府は何もアメリカの介入を頼んではいない。

シリア政府が軍を動かして、反体制グループに対する攻撃を行っているが、
これに対して、アメリカは限界を超えればシリア軍機を撃墜すると息巻いている。
それは、アメリカが勝手に派遣した、反アサド派への軍事顧問がいるからだ。

反アサド派のグループとは、シリアのクルド組織YPGやISなどだが、もちろん
アメリカ政府はISに対して軍事顧問を派遣している、とは言っていない。
しかも、アメリカはこの反体制グループへの攻撃も、自国の軍事顧問に対する
攻撃と同等にみなし反撃する、と言っているのだ。

そこで問題になるのは、トルコ軍によるISやクルド・グループに対する攻撃を、
アメリカはどう判断するか、ということだ。ここにも、トルコとアメリカとの間の亀裂が
見えるような気がするのだが。

アメリカが激怒し始めたのは、シリア北部に陣取っている、シリアのクルド組織YPG
やISに対するシリア空軍による爆撃が始まったからだ。以前にも同じことが起こり、
アメリカ軍機が飛び立った時は、既にシリア軍機が作戦を終えて飛び去っていた。

問題は、アメリカが勝手に設けたシリア領空への飛行禁止区域を、何処の誰が
認めるかということだ。アメリカ国内ではケリー国務長官と大統領候補のヒラリー
女史が認めているが、オバマ大統領は必ずしも歓迎してはいないようだ。

アメリカ軍機による攻撃がシリア機だけで終われば問題は拡大しないだろうが、
アメリカ政府はロシア機も攻撃の対象にすると言い出している。
ロシアのプーチン大統領はアメリカと事を構えようとは思っていないだろうが、
アメリカ側にはロシアとの戦争を望む多くの人士がいるのだ。

アメリカの戦争待望論者と、強気のプーチン大統領が、重大な危機を生み出す
可能性があるということだ。今後、ロシア軍機とアメリカ軍機がスクランブルを行い、
その結果、どちらかの戦闘機が撃墜されるという事態も発生しうる状況になって
来ているということではないのか。

53 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/29(月) 00:12:49.57 ID:Pi256nBa.net
“マホメットは復讐せず
また させもせずに
メッカを聖都にした

メッカでは木を切るのも
生物を殺すのも禁じられた”

映画『ザ・メッセージ』より

54 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/29(月) 00:14:11.88 ID:Pi256nBa.net
『ザ・メッセージ』は、預言者マホメットが啓示を受けてからメッカを制圧するまでの半生を描いた歴史伝記映画。
偶像崇拝を禁止するイスラムの教義にのっとり、この映画にはマホメットの顔や姿はいっさい出てこない。
1976年公開、モロッコ・クウェート・リビア・サウジアラビア・米国の合作で、アズハルやシーア派からも認められている。

55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/08/30(火) 12:14:31.39 ID:1W4LpycQ.net
NATO軍の中でも、最強の陸軍力を持つトルコが、シリアに侵攻した。
相手はクルドのミリシアであり、名目上はISにも攻撃すると言っている。
しかし、実際にトルコ軍の攻撃を受けているのは、クルドのYPGのミリシアだ。
50台の戦車を連ね、装甲車や重砲をもって押しかけられては、YPGには勝ち目が無かろう。

これまで、YPGなどクルドのミリシアは、IS対抗戦でアメリカにとって有益な援軍であった。
このため、アメリカは武器を提供してもいた。したがって、当初、トルコ軍が侵攻したとき、
クルド側はアメリカが味方してくれる、と思っていたろう。しかし、実際にはアメリカはクルド
に対して、ユーフラテス川の東岸に移動するよう指示している。

だが、アメリカはクルドのミリシアを完全には見捨てたわけではなかった。
あまりにも激しいトルコ軍のクルドに対する攻撃について、クレームを付け始めたのだ。
アメリカはトルコ軍によるクルドへの攻撃は、結果的にISに安全地帯を提供することになり、
将来、立て直したISが攻撃をかけて来る、と警告した。

それはそうであろう。ただトルコはこれまで、IS攻撃と称して、実はクルド攻撃を繰り返して
きているのだ。それはシリアのアサド体制を打倒する上で、ISは好都合な存在だったからだ。
また、湾岸諸国との協力関係でも、ISは重要な役割を果たしていた。だからトルコは、
ISに対して各種の便宜を、図ってきていたのだ。

クルド側は、トルコ軍の今回のシリアへの侵攻は領土的な野心がある、とも非難しているし、
同様の趣旨の発言をアサド大統領もしている。EUの議員の一人はトルコのシリア攻撃に
ついて批判する権利は無い、と語っているが、それは難民問題が絡んでいることから来た
リップ・サービスではないのか。

今後、トルコ軍の攻勢はますます激しさを増すだろうが、それにつれて各国の利害が
明確になって行き、現在とは違う対応が如実に現れてこよう。戦いは始まったばかりであり、
今は判断するには早すぎるだろう。

56 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/03(土) 01:11:40.48 ID:6suV3bDP.net
最近になって、サウジアラビアのイスラエルに対する見方に、大きな変化が起こってきているようだ。
そのきっかけになったのは、サウジ政府の顧問だったアンワル・エシキ氏のイスラエル訪問だった。
もちろん、この訪問についてサウジアラビア政府は、個人的なものであり政府が関与したものでは
ないと説明した。だが、これに先立ち2014年には、トルキー・ビン・ファイサル王子がイスラエルの
軍情報部のトップであるアモス・ヤドリン氏に会っており、接近の動きは否定し難い。

こうした外交上の大変革に踏み切り始めたのは、アメリカとの関係にあるのではないかと思われる。
アメリカは次第にサウジアラビアの国教であるワハビズム(スンニー派の原理主義)が危険なものだと
捉え始めている。ISの根本理論はワハビズムと共通するからだ。加えて、アメリカはサウジアラビア
という王国は前近代的な体制であり、非民主的な体制だとも考えている。イエメンに対する戦争も、
後ろではアメリカが支援していたが、次第に非人道的だとして批判をするようになって来ている。
つまり、アメリカはやがてはサウジアラビアの王政を打倒しようと考えているのではないか、
という懸念が拡大しているのだ。

イスラエルはロシアに対して、サウジアラビアとの仲介を申し出ているようだ。ロシアが支援する
シリアとサウジアラビアとの関係改善を進めるかもしれない。そうしたことがサウジアラビアの
イスラエル評価と関係改善に影響しているのであろう。

残る問題は、国内の反ユダヤ、反イスラエル感情を、どう説得し、なだめていくかであろう。
サウジアラビアのワハビズムは国の根幹だが、ワハビズムの国民の多くは、コーランの一節から、
ユダヤを悪人、あるいはアッラーが嫌悪する人種と認識しているのだ(第一章など)。

サウジアラビア政府はこの問題を、最大限の注意を払って進めなければならない、ということだ。
それを少しでも間違えれば、王国そのものが不安定化していく、危険な賭けでもある。

57 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/04(日) 05:28:15.60 ID:wQSPvWtG.net
東京にもディーゼル列車を復活させるべきだな
上野駅の常磐線には比較的遅くまで乗り入れていた

58 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/04(日) 05:31:16.70 ID:wQSPvWtG.net
「シンドバットの船」で中国江南から九州まで渡れるか試してみたい

59 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/04(日) 13:28:12.17 ID:6Lh++4Ek.net
トルコで、『オスマン党』という名の新しい政党が誕生した。イスラム教を重視し、かつての
オスマン帝国の版図の国々に手を差し伸べ、自国領土を開発するということを唱えている。
もちろん、トルコの政治を変革する、とも唱えている。党首はイブラヒム・ユンイェ氏だ。
彼はトルコ国内で産業を起こし、活性化するとも唱えている。

トルコでは30人以上の仲間が集まれば、政党を正式に結成することが出来、政府に登録
することが出来る、と憲法で認められている。今回結成された新政党であるオスマン党は、
どのような政党になるのかは、いまの段階では分からない。

ただ想像をたくましくすれば、案外、裏に入るのはエルドアン大統領かも知れない。
それはエルドアン大統領の夢が、オスマン帝国の現代のスルタンになることだからだ。
エルドアン大統領であれば、将来、AKPという与党の名を、オスマン党に変更することも
ありえよう。つまり、現在進んでいるのは、将来、与党AKPをオスマン党に変更するための
下準備だとも考えられよう。

あるいは全く別の人物、今回オスマン党を結成し代表者の地位に着いたイブラヒム・
ユンイエ氏が、オスマン帝国の皇帝をのポストを目指しているのかも知れない。
あるいは、これは、いわゆるポリテイカル・ジョークなのかもしれない。

60 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/07(水) 13:46:28.41 ID:SaLU0GIr.net
エジプトには、1000年を超える歴史を誇るイスラムの最高学府、アズハル大学がある。
世界の多くのイスラム学者は、この大学で学び、それぞれの国に帰国し、宗教分野で
要職を占めている。したがって、アズハル大学の発表する学説や立場は、世界中の
イスラム学者たちから、相当な重みをもって受け止められているのだ。

そのアズハル大学の学長兼ムフテイ(国家のイスラムにおける最高権威者)のシェイク・
アハマド・タイブが、『サラフィはスンニーではない。』と、チェチェンのグロズニー市で
開催された100か国以上から代表が集まった世界イスラム宗教者会議で発言したのだ。

しかし、サラフィはサウジアラビアなどでは権威ある指導的な立場を維持しているため、
このシェイク・アハマド・タイブの発言は、大きな政治を含む問題に発展している。
サウジアラビアの国教的なスンニー派のワハビー派は、サラフィの一派であり、
サラフィを否定されることはワハビー派を否定されることに繋がるのだ。
当然のこととして、サウジアラビアから参加した学者の間から、猛烈な反発がシェイク・
アハマド・タイブに向けられることになった。

何故シェイク・アハマド・タイブがこのような発言をしたかというと、サラフィ派が穏健では
ないために、各地で戦闘を展開し、イスラム世界が不安定になり、危険な場所になって
いるからであろう。エジプトも例外ではなく、ムスリム同胞団やIS、その他のサラフィ系の
組織から攻撃を受けている。この会議がロシアで開催されたことにも意味があったろう。

他方、サウジアラビアと言えば、サラフィ系の組織に資金や武器を含む援助を行っている。
最近では、ISなどがイラクやシリアで攻撃を受け不利な立場に立っているために、これら
の組織に対するサウジアラビアの援助が増えていると言われている。
今回の、アズハル大学のシェイク・アハマド・タイブの発言は、多分に自国の政治的な
事情を含んだものであったろうし、それに反発したサウジアラビア側も、しかりであろう。

西側諸国の工作で、イスラム教徒はスンニー派とシーア派に分裂し対立するようになったが、
ここに来て、スンニー派内部にも分裂と対立が本格化していくということであろうか。
その先に見えるのは、イスラム教徒の敗北でしかないのだが。

61 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/08(木) 22:11:35.68 ID:Ply4dKkc.net
トルコ軍介入により、ISのシリア内での領域は消滅へ。
The self-styled caliphate has been in rapid decline since Turkey joined the war in northern Syria.
But if the jihadis refocus their efforts on acts of terrorism in the west, victory may be short lived・・・
https://www.theguardian.com/world/2016/sep/07/losing-ground-fighter-morale-is-it-all-over-for-isis-syria-turkey

今後は、トルコ軍に支援された非IS叛乱勢力と、アサド政権との間での綱引きが焦点に。
ま、ISは中東での目的は達成したと言っていいんじゃないかな。
これで、トルコだけじゃなく、シリアのイスラム原理主義化も目途がたったようなものだもの。

62 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/10(土) 13:21:39.52 ID:VDI8EO7H.net
パレスチナ自治政府の議長マハムード・アッバース氏は、1980年代にダマスカスで
ソ連の情報機関KGBのエージェントをしていた、という記録が公開された。
この時期に何故それが公表されたかについては、考えてみる必要がありそうだ。

一つ言えることは、ロシアのプーチン大統領がこのところ中東問題に本格的に
乗り出してきており、シリアだけではなく、トルコやイランとの関係を強化している。
近く、モスクワでのアッバース議長とイスラエルのネタニヤフ首相の会談も
プーチン大統領の仲介で開催される予定だ。その時のプーチン大統領と
アッバース議長との信頼関係を、パレスチナ人に示すことが目的なのかも知れない。
述べるまでもなく、プーチン大統領も元はKGBの、スタッフだったからだ。

マハムード・アッバース議長はパレスチナのサファドで生まれ、1948年の戦争以前に
家族でシリアに移住している。彼はダマスカス大学の法学部を卒業した後、モスクワに
留学し、オリエント・カレジで博士号を取得している。

アッバース氏のKGBでのコードネームは、『クロトブ』あるいは『モレ』だったということだ。
彼がKGBのエージェントであったことを明かしたのは、元KGBのワシーリー・ミトロキン氏だ。
これをイスラエルのチャネル・ワンが報じた。

63 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/11(日) 08:25:46.91 ID:W1C4e8Le.net
長江の源流はチベットの足元から流れ、
その流域には、ジャポニカ米の発祥地があったり、
日本人と似た少数民族がいたりもする。

四川省であるとか、毛沢東の湖南省、南京、上海を通って東シナ海に出たら、
沖縄・九州までも程近い。

タイ族も中国南部が出自。

反対にチベットから向こう側へと、ヒマラヤを超えて南下するとネパールがある。

64 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/11(日) 08:27:16.27 ID:W1C4e8Le.net
釈迦が生まれたのは、ネパールのルンビニ。
釈迦=アーリア人説というのもあったが、
チベット・ビルマ系の黄色人種と考える方が納得できる点は多い。

釈迦族は太陽の末裔を名乗る農耕民族で、
釈迦の父の浄飯王(じょうばんのう)、その兄弟の白飯(びゃくばん)、
甘露飯(かんろばん)という名前にみられる通り米食だった。

65 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/11(日) 08:27:40.29 ID:W1C4e8Le.net
現存する釈迦族の末裔を紹介した本もある。
『シャカ族:仏陀を輩出した一族に今なお伝わる仏教の原点』

66 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/11(日) 21:12:06.55 ID:3tEJHUt3.net
サウジアラビア政府が支払いを渋っているために、サウジで操業をしている大手の建設会社が、
倒産の危機に直面している。レバノンの元首相ラフィーク・ハリーリ氏の会社、オゲル社がそれだ。
オゲル社はレバノンの首相を務めた故ラフィーク・ハリーリ氏がサウジアラビアで立ち上げ、
大企業に拡大したが、その理由は、彼がサウジアラビアの大手企業、ビンラーデン社と提携した
ことによろう。ビンラーデン社も元はイエメンからの出稼ぎ者が創立した企業であり、お互いに
外国人であったことが両社を連携させたのかもしれない。

いまサウジアラビア政府は、2014年以来続いている石油価格の低迷で資金難に陥っており、
各種の公共事業発注への代金の支払いが滞っている。オゲル社の場合も軍事施設、学校、
病院など、公共施設の建設を請け負ってきたが、数百億リヤルもの代金の受け取りが
滞っているということだ。この結果、砂漠の現場には、多数の労働者が食糧も電気も、
病気治療の手立ても無い状態で放置されているということだ。もちろん、労働者への賃金
支払いも止まっている。オゲル社は未集金の受け取りを、政府に要請しているが、
話は停止状態にあり、運営資金の借入交渉も止まっているということだ。

オゲル社の提携企業であるビンラーデン社も、同じように未集金が巨額になり、
経営に苦しんでおり、こちらも倒産の危機にあるようだ。オゲル社やビンラーデン社は、
述べるまでも無く大企業であり、多数の下請け企業を抱えているため、両社の経営危機は
社会問題にまで発展するかもしれない。

以前、インド政府が自国民に対する賃金支払いが止まり、食糧さえ提供されていないことに怒り、
多数のインド人を連れ帰ったということがあったが、今回のこの危機的状況に、サウジアラビアに
労働者を出している各国は、どう対応するのであろうか。

ビンラーデン社やオゲル社の経営危機は国際問題にもなりかねないし、サウジアラビアの
国際的な信用はガタ落ちになろう。その事は、サウジアラビア全体が不安定化していくことであり、
イスラム過激派や反政府組織には、まさにチャンスということになろう。

67 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/13(火) 21:37:26.14 ID:AxW0PLmq.net
トルコを30年以上にわたって苦しめてきたPKK(クルド労働党)のアブドッラー・オジャラン議長が、
イスラム教の犠牲祭を機に、外部からの訪問者との会談を許された。オジャラン氏は1999年以来、
マルマラ海のイムラル島に幽閉されており、彼は当初、死刑判決を受けたのだが、減刑され、
終身刑となっている。

オジャラン議長は今回のクルド代表団との会談のなかで、『我々には計画がある。
もし、トルコ政府がこの計画を受け入れるのであれば、我々はそれを半年以内に実行に
移すことができる。この計画をトルコ政府が受け入れるか否かについては、期限を設定しない。
クルド問題は重要な問題(重い)であり、20〜40年で何とかなる、という性質のものではない。
それは、100年200年に渡る問題なのだ。この戦争は一方だけが勝利することができる性質の
ものではない。流血と涙の時代に終わりを告げよう。』と語った。

しかし、彼の言う計画がどのようなものであるかについては、詳しく語っていない。
他方、トルコ政府は『PKKはテロ組織であり、トルコ政府と戦いを終わらせたいのであれば、
武器を置いてトルコの領土から立ち去れ。』という考えだ。

今回、オジャラン議長が語った『計画』なるものが、トルコ政府にとって受け入れる余地が
あるものなのかについては、現段階では判断できない。ただ、トルコ政府はこれまでも
クルド側との秘密交渉で、クルドの政治活動を大幅に認めてきている、という経緯もある。
ご存じの通り、クルドの政党(HDP)が存在し、多数の国会議員を議会に送り出してもいる。

今回のオジャラン議長の発言は、『トルコのクルドはシリアのクルドと連携はしない。』
という内容なのかもしれない。エルドアン大統領にとってクルド問題で重要な点は、
シリアのクルド、イラクのクルドが連携し、遂にはトルコのクルドもこれに加わり、
独立したクルド国家を設立することだ。

現在、トルコはシリア領内に軍を送りシリアのクルドを攻撃しているが、案外、今回の
オジャラン議長の発言は、今後のクルド問題の変化に大きな影響を与えるかもしれない。

68 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/13(火) 22:35:46.36 ID:Rk7H5Rj8.net
日本にはオジャランの叡智が必要

69 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/17(土) 22:23:49.32 ID:6RblhcD+.net
東ヨーロッパの多くの国々は、資金難と労働力不足という二つの大きな問題を抱えて悩んできた。
そこに大量のシリア難民が流れ込めば大歓迎と行きたいところだが、現実はそうではなかった。
ハンガリーもブルガリアも、シリア難民に対しては極めて厳しい措置をとってきていた。
それは彼らを働かせるべき職場が、うまく用意できないからだ。

そこで考え出されたのが、今回の新案であろう。それは外国人ビジネスマンに対して、ハンガリーは
300,000万ユーロ以上を、ブルガリアは512、000ユーロを国債購入に投資してくれれば、永住権を与え、
健康サービス、教育、ビジネス・アドバイスなどをするというものだ。ハンガリーの場合はこれに加え、
7年以内にEUパスポートを取得することが出来るというのだから、たまらないだろう。しかも、投資した
金額は無利子ではあるが、金額の増減無しに5年後には引き出すことができるというのだ。

このニュースを報じたのはトルコのサバー紙だが、さもありなんという感じがする。それはEUへの
容易なアクセスが可能になるからだ。30万ユーロを投資し永住権を得てしまえば、EU諸国への
出入りは自由になるということだ。既に世界から、2000人の人達がこの措置を受け入れ、出願
手続きをしているということだ。トルコからも150人が書類を提出しているし、既に、世界全体では
500人が、トルコからは35人が永住権を与えられている。

今回の新たな措置が、果たして何処までEU諸国との話し合いの下に決められたのか不明だ。
ビジネスマンは正当な手続きで永住権を得るのであろうが、彼の家族、親族、従業員なども、
なし崩しに入って来る可能性があるからだ。そして、それらの人達がそこに留まった場合、
あるいはEU諸国に移動していった場合、それを阻止することは極めて難しくなるのではないのか。

あらゆる国々が自国の経済を守るために、新たな手立てを考えて実行する時代になってきたことは、
同時に多くの新たな問題を生み出すことでもあろう。

70 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/23(金) 08:08:20.92 ID:vNlCfhfK.net
シリアのアレッポが今、極めて厳しい状況にある。このアレッポに食糧や医療物資を
届けようと国連が送った援助車の多数が、空爆を受け炎上してしまった。
そこで問題になるのは、この車に対して、どの国が空爆を行ったのか、ということだ。
これは誰が考えても許されるべきことではないのだが、国際政治の世界では、
往々にしてこういう非人道的なことが起こるのだ。

先日もアメリカ軍機がシリアの軍事基地を空爆し、多数の死傷者を出したが、
アメリカは『間違えちゃった』の一言で済ませている。アラブ人など虫けら同然であり、
彼らが死ぬことなど問題ではない、というのがアメリカ軍や政府の感覚なのであろうか。

アメリカのペンタゴン(国防省)は、この援助車に対する攻撃が起こったことが広まると、
即座に、攻撃はロシアかシリアによるものだと断定し、アメリカの関与を否定している。
それはアメリカのマスコミの力で瞬時にして世界中に広まることになる。そしてアメリカ
の主張は事実として、世界中で固定されていくのだ。

もちろん、ロシア側も同様に自国の関与を否定し、そこには空爆時にアメリカの
ドローンが飛んでいた、と発表している。ロシアはアメリカと違って、アメリカが空爆した
とは言っていない。そのようなロシアのあいまいな対応は、後ろめたさなのか、
遠慮なのか、確実な証拠がまだ手に入っていないからなのか判らない。
しかし、やがて証拠品が出てくるであろうから、どの国が空爆したかは明らかになろう。

アレッポの空爆現場近くには、攻撃で使われた爆弾の破片が残っているはずだからだ。
そうなると、現場をくまなく調べられるのは、多数の地上軍を派兵し、この地域で力を
持っているロシアとシリアということになろう。

アメリカはもし、空爆現場からアメリカ製爆弾の破片が出てきたら、どう言い訳する
のであろうか。この場合も、マスコミを通じて全面否定をばら撒き、アメリカは関係ない
というイメージを世界に広げるのであろうか。

もちろん、ロシア側がやった可能性もあろう。ロシアとシリアは空爆現場から出た、と
アメリカ製爆弾の破片を他の場所から持ち込むことも出来よう。
事実はいまだ不明であり、現段階での犯人断定は出来ない。

71 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/24(土) 08:23:42.08 ID:WC88+Idj.net
国連の難民と移民の会議で、サウジアラビアのムハンマド・ナーイフ皇太子が、
250万人のシリア難民を受け入れることを発表した。しかし、これは実際に実行する
となると、種々の問題が出てくるものと思われる。

第一に言えることは、サウジアラビアの現在の人口が3000万人を少し上回る程度であり、
このうちの700万人程度が外国からの出稼ぎ者であるはずだ。そうであるならば、250万人
という数は、人口の約10パーセントに当たるからだ。(日本に例えれば1300万人の難民が
入ってくるということだが、日本でも対応能力は無いのではないかと思われる。)

難民を正式に受け入れることになれば、当然、住宅の提供や教育、医療サービスの
提供に加え、当分の生活費も支給しなければなるまい。その額は一家族にして、
月額500ドル程度であろうか。つまり、総額にして12・5億ドルの援助資金が、毎月、
サウジアラビアから提供されるということだ。(500ドルの支援金が家族単位であれば、
支給総額は大幅に少なくなろう)

石油価格が高騰している時なら何の問題も無かろうが、さすがのサウジアラビアも
今は台所事情が厳しいのだ。サウジアラビアでは、大手の建設会社が外人労働者に
数か月にも渡って給与を未払にしており、その原因は政府が支払ってくれないからだ、
ということも伝えられている。インド政府等はこの事態に怒り、自国民を連れ帰った程だ。

しかし、ナーイフ皇太子は、この会議で、住居と生活費を保障すると語っているのだ。
これまでサウジアラビアがシリアから受け入れていたのは労働契約によるものであり、
受け入れ企業が明確になっていた。また、彼らには6か月毎に500ドルの滞在税の
支払いも義務付けられているようだ。

それではそのルールは難民には当てはまるのか、というとそうではあるまい。
難民がサウジアラビアに入国し仕事に就いた場合(潜りで働いた場合)は、どうする
のであろうか。難民はサウジアラビア政府からの援助金、そして労賃は免税になる
かもしれない。そうなれば、シリア人の間に不満と対立が生まれるのではないのか。

あるいは、この嘘のような大きな話は、シリア問題が近い将来解決するという、
予測に沿ったものであろうか。そうであるとすれば、この話は二重の朗報であろう。

72 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/27(火) 00:59:04.51 ID:Rirwkneo.net
既に2年前の話になるが、トルコ国籍を持つイラン人ビジネスマンが、アメリカの
マイアミで逮捕された。彼は当時既に逮捕者リストに載っており、マイアミでの逮捕は、
彼がアメリカの警察に逮捕されることを望んでいたからであろう、と言われていた。
それは、彼がもしイランやトルコで逮捕されれば、闇から闇に葬られる可能性が
高かったからだ。

ザッラブなるこの人物は、30歳そこそこの若さであるにもかかわらず、巨額の資金を
動かし、トルコから金をイランに密輸したり、ドルをイランに送り届けていた。
つまりマネー・ロンダリングをやっていたのだ。

ザッラブの活動は、トルコの閣僚やエルドアン大統領の家族の支援を受けていたために
そのようなことができていたのだが、危険の時期を迎え、アメリカで投降したということだ。
ザッラブが検察に対して何を語るのかが、各方面から注目されていたが、今まで証言
内容は明かされてきていない。彼は司法取引をしているのであろうと思われる。

ここに来てアメリカの検察は、エルドアン大統領と彼の閣僚、そして家族のザッラブ
事件への関与追及を始めたようだ。もちろん、エルドアン大統領はこの問題を、
必死にもみ消そうとしている。これまでも、エルドアン大統領は検察の大量更迭を行い、
ザッラブ・スキャンダルを解消しようとしてきたが、その過程では検察だけではなく、
警察や判事も更迭の対象になってきた。

エルドアン大統領は、アメリカが彼と彼の家族、そして閣僚を敵視し始めていることを
十分承知しており、事件との関係を否定している。例えば、青年教育協会[TOGEM]
へのザッラブによる寄付問題などだ。この青年教育協会は、エルドアン大統領の実子
ビラールがトップにいて、妻も関係していたのだが、エルドアン大統領はそれを否定
している。また、ザッラブもトルコの取り調べでは、一般市民に過ぎなかった、と事件
との関係を否定している。しかし、そのような説明は通用しないだろう。

73 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/28(水) 23:14:00.37 ID:Rnfuc2jq.net
【沖縄】勝連城跡からローマ帝国時代コイン オスマン帝国時代も出土 &#169;2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/ 1474880340/

【歴史】「チベット旅行記」の河口慧海 脱出時の日記見つかる 10/26「慧海と堺」展で公開 大阪・堺市 [09/26]&#169;2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/ 1474887848/

74 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/29(木) 01:18:41.84 ID:hxytqPCU.net
戦場ジャーナリスト常岡浩介の本性

01: 名前:名無し投稿日:2015/08/10(月) 03:50
ひょんなことから、常岡浩介という男の裏話を聞いたのでアゲておく

一般人のプライバシーに関わるヘビーな話なので大雑把な話になるが
全て事実であることは間違いない

この男は数年前、ある既婚女性に手を出した
もちろん相手が人妻と承知の上でだ(この男はイスラム教信者だが当然不倫は御法度)
そのまま二人の関係は続き、一年経たずして女性の家庭は破綻、そして離婚
その後も二人は付き合いを継続し、長い時間が経った

しかし去年、この男は例の北大生事件で家宅捜索を受ける
それと同時に女性の妊娠が発覚
厳しい状況に女性はシングルで生む事を決断
その途端、この男の態度が豹変した
「結婚しないなら、詐欺罪で刑事告訴する」と女性を脅迫
女性は話し合いを求めたが「何も話す事はない、会うのは法廷で」と言い放ち
そして「子供は自分の物だから、出産後は自分が奪う、正当な権利だ」と再び脅迫
あまりにもメチャクチャな話に、女性は心身共に疲労困憊してしまう
そして、数ヶ月後、流産してしまったのだ

にもかかわず、この男はその後、何事もなかったように女性との関係継続を望み
さらに再び女性に子供を生ませようと迫った
女性がまだ流産による心と体の痛手から立ち直っていないことを意にも介さずに
それ以来、女性はこの男の人格と将来に疑問を持つようになり、深く悩み続けた

75 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/29(木) 01:18:51.88 ID:hxytqPCU.net
そんな矢先、突然この男から「もう会いたくない、どうでもよくなった」と一方的な
メッセージが舞い込んできた
女性は訳が分からず事情を説明して欲しいと何度も説明を求めたが、音信不通のまま
結局、そのまま泣き寝入りするしか無かった

その後、様々な情報が入るうちに、真相はすぐに判明する
どうやらこの男、前々から他の女性にも色々とちょっかいを出しており
その一人と上手くいったため、流産した女性の事が邪魔になったらしい
そして責任を負わずに逃げるため音信不通のまま女性を捨てたというわけだ
これがこの男の本性だ

イスラム教徒が不倫の上、人の家庭を破綻させ、警察の厄介になり、妊娠した女性を脅
迫し
流産に追い込んだ挙句、水子供養もせぬまま別の女に乗り換える
こんな奴が、真実の追求、正義の味方ともてはやされるのは
どう考えてもおかしい
都合の悪い真実を隠蔽する奴が、エラそうに世間に講釈たれて
ジャーナリストともてはやされるのは間違ってるんじゃないのか?

それぞれ意見は有ると思う
あとはお前らで自由に語ってくれ

76 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/29(木) 23:29:23.96 ID:vHzvzqi4.net
【国際】9・11法案、米議会が再可決 オバマ大統領の拒否覆す テロに関与した外国政府に対して遺族が訴訟を起こすことを認める法案&#169;2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/ 1475135373/

77 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/09/30(金) 20:16:28.04 ID:3ZNo25hH.net
エルドアン大統領にとって、歴史上のライバルはケマル・アタチュルクであり、
現代のライバルはフェイトッラー・ギュレン氏、ということになるのであろうか。
ギュレン氏に対する攻撃は続いており、多くのグループのメンバーが逮捕されている。
他方、ケマル・アタチュルクについては、エルドアン大統領に言わせれば、彼が交わした
ローザンヌ条約は大失敗だったということになる。

当時のトルコ側代表は時間を延長し、会議の場であたかも鍔ぜり合いをしている
かのように装い、条約締結後、これはトルコの勝利だったとしているというのだ。
しかし、現実は逆であり、当時のトルコ側代表には、正当に権利を主張するような力は
無かったというのだ。結果的に、トルコはローザンヌ条約締結後、多くの島々を
ギリシャ側に引き渡すことになった、というのだ。それがトルコの領土であることを
示す証拠は、いまだに島々にはモスクが建っているということだ。それは、オスマン
帝国の支配下に、これらの島々があったからだ、というのだ。

このローザンヌ条約の条項のなかには、幾つもの秘密の合意項目があるようだ。
その中には条約締結後、トルコは100年間に渡って地下資源を開発してはならない、
というのがあるそうだ。そのため、トルコはいまだに同国の南東部の地下資源開発が
できないでいる、ということのようだ。この地域にはガスや石油資源があることが
予測される。なぜならば、大産油国でありガス生産国であるイランやイラクに、
トルコは隣接しているからだ。

加えて、トルコは火山国、地震国であるため、金鉱脈もあろうという推測が出ている。
また、ウランに代わる鉱石の存在は、世界的にもナンバー2か3にあたるのがトルコ
だということが実証済みになっている。

それだけに、ローザンヌ条約の期限が切れる2023年には、トルコがどんな展開に
なって行くのか楽しみだ。

78 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/03(月) 16:01:53.45 ID:Ah/I47Km.net
アメリカの上下議会で9・11に関する決議が出された。これは2001年9月11日に起こった、
ニューヨーク貿易センタービルに旅客機が突っ込み、崩壊した事件のことだ。

それから既に15年以上もの歳月が経過しているが、つい最近、遺族の強い要請があり、
上下両院議会は揃って、この事件の責任はサウジアラビアにある、という結論を出した。
ハイジャック犯19人のうちの15人がサウジアラビア国籍だったというのだ。
そして、在米のサウジアラビア大使館のスタッフが、彼らに対して資金提供し続けていた
という報告もなされている。

その事は、アメリカ政府がサウジアラビア政府に対して、遺族への賠償を命じることになる、
ということだ。サウジアラビアがこの問題で今後どう対応するか分からないが、流れとしては
結局、賠償金を支払うことになるのではないか。これまでに、サウジアラビア政府は70億ドル
を賠償金として出したが、受け取りを拒否されている。遺族側は『アメリカ国内で、そのような
テロが起こることは許せない。厳罰に処すべきだ。』というのが、主な要求だというのだ。

この上下両院議会の出した結論に対して、オバマ大統領は拒否したが、結局、彼の拒否は
無視されることになり、両院議会で通過してしまった。述べるまでも無く、十分な証拠も無い
ままに賠償を求めるということは、今後のサウジアラビアとの関係を悪化させることになろう。

サウジアラビアはいま、過去に例を見ないような経済危機に直面している。石油価格の暴落と
イエメン戦争の戦費がかさむために、遂には外国の金融機関から金を借り始め、アラムコの
株も外部に売り始めてもいるのだ。そんな時期に、アメリカ政府が出す賠償請求は巨額に
上るであろうことから、サウジアラビア政府にとっては相当な負担となろう。

問題は何故いまのタイミングで決議されたのか、ということだ。実はサウジアラビア政府と
アメリカ政府との関係は、必ずしもしっくり行っていないのだ。興味深いことに、この問題を
めぐって、アメリカでは国防省のトップたち,CIAのトップ、そしてヒラリー・クリントンの
ナンバー・ツーなどが、揃って上下両院議会の出した結論に反対しているのだ。

79 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/04(火) 23:16:02.99 ID:5v2oX4MN.net
ISのリーダーであるバグダーデイ(イブラヒム・サマライ)が毒殺されそうになった。
彼は何とか死を免れたようだが、重体のようで、治療のため何処かに運ばれたようだ。

バグダーデイの毒殺未遂は、イラクのニネベの南東部にあるベアアジで起こった。
彼はその時、ISの幹部3人と食事をすることになっており、運ばれた食事に毒が混入
されていた。もちろん他の3人も、緊急治療のためにベアアジから運び出されたようだ。

このニュースを読んでいて気が付くことは、バグダーデイは彼が設立し、イスラム
国家の首都と定めたシリアのラッカ市ではなく、イラクにいたということだ。もちろん、
何らかの用事でイラクに入っていたとも考えられるが、ラッカ市が間もなく本格的な
攻撃を受けることになっているので、早めにイラクに移動していたのかもしれない。

もう一つの点は、バグダーデイが治療で運び出されたのは、トルコの病院なのか、
あるいはイスラエルの病院なのか、という点だ。バグダーデイの状況は相当厳しい
ようなので、トルコに運び出された可能性が高いかもしれない。

負傷したISの戦闘員たちが、これまでトルコの秘密病院で治療を受けていることは
公然の秘密となっていたし、イスラエルもISなど反アサド派のミリシアの治療を
行ってきていることは、広く知られている。従って、バグダーデイが搬出された先は、
トルコかイスラエルの病院だと考えるのが自然であろう。

また、何を使ってバグダーデイをベアアジから搬出したのかという事も、気にかかる。
搬出手段は自動車なのかヘリコプターなのか、ということだ。急を要するであろうから、
ヘリコプターが使われた可能性が高いのではないのか。そうだとすれば、そのヘリ
コプターは自前のものとも考えられるが、アメリカ軍が提供した可能性もあろう。

もう一つの点は、バグダーデイの側近たちが食事を用意しているのであろうが、
その側近のなかに、バグダーデイの食事に毒物を混入させる者がいたということだ。
そのことは、ISの中枢部分に亀裂が発生していることを示しているのではないか。

80 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/06(木) 00:07:23.84 ID:UTDJfEH9.net
【歴史】奈良の都にペルシャ人役人がいた…木簡に名前 ★3&#169;2ch.net
http://daily.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/ 1475676524/

81 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/06(木) 00:10:01.65 ID:UTDJfEH9.net
続日本紀の頃の奈良には、波斯人(ペルシャ人)や胡人系(イラン系)の唐人が相当に居住していたと、
松本清張は『眩人(げんじん)』の中で説明しているし、
続日本紀には以下の様な記述がある。

“八月二三日、遣唐副使・従五位上の中臣朝臣名代らが唐人三人・ペルシャ人一人を率いて、帰国の挨拶のため天皇に拝謁した。
十一月三日、天皇は朝殿に臨御し、(中略)唐人の皇甫東朝・ペルシャ人の李密翳(りみつえい)らにはそれぞれ身分に応じて位階を授けた。”

『続日本紀』(巻第十二 聖武天皇 天平八年)

82 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/07(金) 02:38:13.71 ID:4wCjDVIr.net
栗きんは吐き出した

83 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/09(日) 00:28:10.41 ID:rEb6mGmH.net
サウジアラビアがペルシャ湾内部とホルムズ海峡、そして、オマーン湾で海軍の訓練を行う。
しかも、それは実弾を用いた準戦闘訓練ということなのだが、一体その意図は何なのか。
当然、このことに対して、イラン側は神経質な反応を示し、イランの海域に侵入することは
許さない、と息巻いている。

問題は、ペルシャ湾での訓練にもあるが、ホルムズ海峡での訓練は、大きな国際問題に
なりかねない。そこは、世界の石油消費の半分以上が通過する海峡だからだ。
もし、イラン海軍とサウジアラビア海軍が衝突すれば、ホルムズ海峡は自動的に閉鎖
されることになろう。オマーン湾での訓練も然りであろう。そこはイランのペルシャ湾外の港、
バンダル・アッバース港がある所であり、中国との協力で大型港湾の建設も進められている。
その傍で敵国の海軍が動き回ることは、イランにとっては目障りで仕方あるまい。
もし、サウジアラビアがイランと、戦争状態になったとしたら、それはイエメンの比ではあるまい。
相当のダメージを覚悟しなければならないであろう。

誰が今回の暴挙を進めたのであろうか。ムハンマド・サルマン副皇太子なのか、あるいは、
他のサウジアラビア政府高官なのか。あるいは、外国の助言によるものなのか。
この展開をアメリカは喜んでいるかもしれない。アメリカの軍産複合体にとっては絶好の
ビジネス・チャンスになるからだ。しかし、世界経済に与える負の影響は計り知れまい。

アメリカの強硬派は、未だにイランを攻撃したいと考えているが、その正当な攻撃の
口実が無いのだ。もし、ここでサウジアラビアが戦端を開いてくれれば、アメリカは喜んで
サウジアラビアに支援をするのではないか。

多分にサウジアラビアはそう考えているのかもしれない。アメリカの支援無しにイランと
戦争することは無謀だからだ。しかし、必ずアメリカがこの戦争に参加し、サウジアラビア
を勝利に導いてくれるという保証は無い。イエメンの場合、アメリカは何もしなかった。
アメリカがイエメン戦争でしているのは、高額な武器の供与だけだ。

84 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/10(月) 23:48:38.92 ID:DIhPlX/4.net
エジプト政府の内務省は、カイロにある幾つかの外国大使館が出したテロ警告情報
について、不満と怒りを顕わにしている。それらの大使館は、アメリカ大使館、
イギリス大使館、オーストラリア大使館、カナダ大使館などだ。

一見してすぐ分かることは、これらの大使館が、アングロサクソンの国家であり、
政府だということだ。つまり、ファイブアイズが盗聴で得た情報を交換し合い、
危険情報を流したということであろう。

エジプト政府が、これらの大使館にテロ発生の根拠について問いただしたのに対して、
大使館側はルーティーンの情報であり、休日に向かうから出したものであり、確たる
テロ発生の証拠は無い、と応えたということだ。エジプト政府は当然これに不満を抱き、
同情報が出されたことには、しかるべき目的があるのではないか、と推測したようだ。
つまり、経済にダメージを与えることを目的に流した情報ではないか、ということだ。
エジプトにとって、観光部門から得る収益は、国家収益全体の25パーセント程度に
達しており、つまり観光産業はエジプトにとって死活問題なのだ。

通常であれば、こうしたテロ情報を出す場合、事前にエジプトの内務省なり外務省
なりに連絡をして、双方が協力できる体制を整えて、テロの被害を未然に防ぐのが
普通なのだが。テロの警告を発した各大使館からは、今回は何の連絡も、エジプト
政府の外務省や内務省に伝わっていなかったということのようだ。

あえて想像すれば、最近のエジプト政府の動きは、ロシアへの接近が目立っている
ことではないか。その事に加え、フランスとの接近も目立っている。その事に対する
不満と疑念が、アングロサクソン系国家の間に芽生え始め、今回は報復のテストを
したのかもしれない。

最近、内務省の活動により、やっと国内テロが落ち着き始め、外交努力もあり、
観光客が戻り始めていただけに、エジプト政府には極めて遺憾な状況であろう。

85 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/11(火) 22:01:55.41 ID:yXlvmHff.net
エジプトは2012年まで、シナイ半島北部のアラファなど一部の土地の、外国人への販売を
許可していた。実際には販売というよりは、香港などで行われているような、99年間の期限
付き貸与ということであったろう。その後、外国人に対する販売を全面的に禁止にした。
それは国防上の理由、ということであった。

しかし、今回のハマド・ビン・イーサ・アルハリーファ・バハレーン国王の要望に、エジプトの
シーシ大統領は許可を出した。アルハリーファ・バハレーン国王は、シナイ半島のシャルム・
エルシェイクという観光リゾート地(ムバーラク元大統領の別荘があることで知られる)の
ナアーマ湾に3塔のビルを建てたいようだ。

今回のシーシ大統領の決定は、ある意味でエジプト政府がアラブの金持ちたちに対して、
シナイ半島の観光地の土地購入に風穴を開けることになるかも知れない。
バハレーン国王がシナイ半島の土地を購入したという話は一気に広まっているものと
思われるが、そうなれば、クウエイトの国王、カタールの国王、アラブ首長国連邦の首長
たちやサウジアラビアの王族たちも購入を申し込むことであろう。

その申し込みに対して、シーシ大統領はバハレーンの国王だけを例外扱いするわけには
いかず、許可を出すことになろう。そうなれば、シナイ半島は各国の王族たちのリゾート地
として開発が進むということになろう。結果的に、シナイ半島は今後、軍事的な重要地域
というよりも観光の重要地域となり、しかも、多くの外国の要人が居住することになろうから、
平和なエリアに変わるのではないか。

もちろんその事は、エジプトとイスラエルとの関係にも好結果を生み出すかもしれない。
過去4度の中東戦争で、シナイ半島はエジプト対イスラエルの戦争の主要舞台となって
きたが、これからはそうはならないということだ。

あるいは、今回のバハレーン国王へのシナイ半島の土地販売は、経済苦が生み出した
結果かもしれないが、それは違う意味を生み出すかもしれない。

86 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/14(金) 23:36:46.18 ID:1UbwScZy.net
詩人のボブ・ディラン氏がノーベル文学賞受賞

87 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/14(金) 23:59:32.43 ID:3LuIO4QP.net
イラク軍はモースル攻撃の準備を整えたようだ。これまでも何度か作戦を立てたようだが、
その都度アメリカによって阻止されている。ここに来てまた同じことが繰り返されるのであろうか。

アメリカがモースルなどで展開した空爆作戦は、これまでほとんど無人地帯に対するものであり、
しかるべき戦果は挙げていない。アメリカは今年中にモースルをISの手から奪還すると言って
いるが、それに先立ってアメリカが進めていることは、サウジアラビアの情報長官を仲介者に
立てて、9000人以上のISの戦闘員をモースルからシリアの東部に移動させる計画のようだ。
その移動の際の安全を保証するのは、サウジアラビアの情報長官だ。アメリカが保証しないのは、
国際的な非難を受けなくて済むからであろうか。

アメリカは何を考えているのであろうか?事情通の語るところによれば、これはロシアの空爆
作戦を失敗に終わらせるためのものであり、ロシアのシリアやイラクにおける作戦の失敗という
イメージを作ろうという考えのようだ。加えて、アメリカはアサド体制を弱体化させるために、
イラクのモースルに拠点を置くISの戦闘員を、シリア東部に大量に移動させる方針なのだ。

しかし、アメリカが考えるような作戦が、果たしてスムーズに進むのであろうか。サウジアラビア
がISに対して、モースルから東シリアへの安全な異動を保証したとしても、それをロシアが手を
こまねいて見ているわけではあるまい。必ずロシアが移動中のIS戦闘員を攻撃することになろう。
シリアも然りであろう。つまり、結果的には、モースルにいたISの戦闘員がシリアに移り、
IS対イラク軍アメリカ軍の戦いが、シリアでIS対ロシア・シリア軍の戦いに変わるだけであろう。

最近、アメリカはモースルの戦いにトルコ軍は参加できない(合同軍のメンバーではない)と語り、
次いで、PKKも参加出来ないと語っているが、それはアメリカ軍の戦闘能力が高くなったから
ではなく、ISとの間で裏取引が成立したので、トルコ軍やPKKの戦闘力を必要としなくなった
ということであろう。

机上の空論は易く、実戦は甘くは無い。これから、実際には何が起こるのか見極めたい。

88 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/16(日) 22:12:03.31 ID:R1/V0g5K.net
リビアの西の首都トリポリでは、また権力闘争が勃発している。
今回はリビア統一政府のセラジ首相に対する、反対の動きだ。
その中心人物の名は、カリーファ・グウエイルで、彼は前政府の要人であった。
それがトリポリに、リビア統一政府なる新政府の誕生で、つんぼ桟敷に置かれ、
今回の動きに出たのではないかと思われる。

グウエイルらはトリポリの政府事務所を占拠し、リビア統一政府の幹部を追放する
と語っている。果たしてこれがうまく行くのかどうかは、いまの段階ではわからない。

トリポリでは、ミスラタのミリシア勢力が大きな力を持っており、トリポリ議会を牛耳り、
セラジ首相を背後からコントロールしているのは、ミスラタ出身のアブドルラハマン・
スエイヒリだといわれていた。スエイヒリが今回のグウエイルの動きと関連している
のかどうかについても、今のところ不明だ。あるいは、別のグループかもしれない。

また情報によれば、今回のグウエイルの行動が起こる前には、トブルク政府
(東の政府)との間で、綿密な打ち合わせが行われていた、ということらしい。
またその他のミリシア、政治グループとも、連絡が取られていたということだ。
であるとすれば、今回の動きはセラジ首相と国連にとって、大きな危機といえよう。
なかでも、無理やりセラジを擁立し、首相の座につけた国連は完全に信用をなくし、
メンツを潰すこととなろう。

グウエイルは国民の生活を正常にすることと、流血を出来るだけ抑えることを
主張しているが、それは東の政府のハフタル将軍と呼応した動きなのかもしれない。
なぜならば、リビアの主要な三つの石油積出港はハフタル将軍によってISから
奪還され、彼の手に握られているからだ。

それにもかかわらず、リビアが石油輸出をスムーズに出来ないでいるのは、
トリポリ政府が石油省をコントロールしていることと、輸出代金がトリポリ側に渡る
ようになっているからだ。これまで、トリポリ側もトブルク側も、独自に石油を輸出する
動きに出たが、その都度双方が邪魔をし、うまくいっていなかった。このため、リビアは
外貨の獲得が不可能となり、国民は苦しい生活を余儀なくされている。
そうした状況を、今回の動きは変革させるかもしれない。そうあって欲しいものだ。

89 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/19(水) 21:21:28.34 ID:LrSX/ILO.net
アメリカ政府の神経はどうなっているのかと聞きたくなるようなことを、ここに来て言い出している。
アメリカはイラクのモースル攻撃を始めたが、その作戦を容易にするために、ISの戦闘員に対して
安全なシリアへの逃げ道を保証すると語ったのだ。

これでモースルに陣取るISの戦闘員は、安全に(アメリカ空軍の保護の下に)シリアのアレッポに
移動できるということだ。しかし、それではイラクのモースルで起こっていた悲惨な状況を、シリア
のアレッポに移すだけであり、IS問題の解決にはならない。それどころか、移動先のアレッポで、
ISはモースル以上に活動を活発化させる可能性が高くなろう。その場合、アメリカはマスコミと
ヨーロッパ諸国を使い、ロシアの空爆とシリア軍のアレッポ攻撃を非人道的だとし、あるいは
戦争犯罪だと激しく非難し、ロシアやシリアの戦意をくじくことが目的であろう。

現段階で、このアメリカの方針に賛成しているのは、サウジアラビア位なものであろう。
シリア政府はもちろん大反対であり、ISの戦闘員がシリア領内に入った場合、シリアに対する
攻撃の開始とみなし、反撃すると主張している。モースルからISの追放を狙っているイラクですら
反対し、アバデイ首相は明確に『もしISがシリアに逃れた場合、それはアメリカの責任だ。』
と警告している。

こんな無茶苦茶なことが国際社会では認められるのであろうか。犯罪者集団に対して、
『攻撃しないからモースルから出ていけ、移動上の安全の保証はする。暴れたければシリアの
アレッポで暴れろ、人を殺したければ殺せ。』と言っているようなものだ。

この正当性の無いアメリカの提案を、ISは喜んで受け入れる可能性があろう。
そして、人道の名の下に、ヨーロッパ諸国もこの考えを支持するのではないか。
アサドの妻は亡命を働き掛けられたが、シリアを離れるつもりはない、と言っている。
アメリカはアサド・ファミリーを切り崩し、最終的にはアサド大統領も死に追いやりたいという
事であろうか。それは第一に、サウジアラビアが望んでいることかもしれない。

日本政府はこのアメリカの非常識な考えに対して、はっきりと『NO』と言えるのであろうか。
あるいは国民の知らないところでアメリカ案を支持して、ごまかすのであろうか。

90 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/21(金) 22:45:17.94 ID:GyXar6xl.net
イラクのモースルに拠点を置くISに対する、合同軍の攻撃が始まって、数日が経過した。
いまの段階はまさに緒戦であり、先のことを予測するのは早すぎるかもしれない。

しかし、これまでの間に、ISの戦闘員の多くがモースルから逃げ出しているのではないか、
と思われる。今回の作戦が明るみに出る以前の段階から、IS内部では内部対立が起こったり、
仲間割れの処刑が行われたり、金を盗む幹部が現れたり、という内部混乱が目立ってきていた。
そして、今回の作戦が始まったわけであり、これまでの間に相当数のISの戦闘員が逃げ出した
と考えるのが、常識的な判断であろう。

こうしたことから、モースル作戦は意外に早く終わるのではないか、というのが予測だった。
そして、イラクのアバデイ首相が最近語ったのは、予想以上に戦況が優位であり、作戦は
計画以上に早く進展している、という内容だった。しかし、アメリカ軍の幹部は、『作戦には
時間がかかる、1年以上を費やさなければならないだろう。』と言い出している。

このイラク側との判断の違いは何であろうか。実はアメリカには、それ以外の目的があるの
ではないのか。多分に推測されることは、イラクの石油施設を始めとしたインフラの徹底的な
破壊ではないのか。それには1年の歳月が必要だ、ということではないのか。また、アメリカは
モースルのIS戦闘員をシリアに安全に移動できるように配慮する、とも言っている。それは、
モースルでISが果たすべき役割を済んだ後は、シリアに移動して、新たな作戦に当たれ、
という意味ではないのか。

こうしたアメリカの考えを、トルコのエルドアン大統領は十分に分っており、何としても
モースル作戦に参加した形にしたいのであろう。トルコはモースル作戦に参加出来れば、
その後のイラクの再建計画に参加する権利を得ることが出来るからだ。

トルコは最近になって、オスマン帝国時代の古地図を引き出している。
それには、モースルやキルクークを含む北イラクや、アレッポを含む北シリアが、
オスマン帝国の領土と示されている。その事もエルドアン大統領の夢なのであろう。

91 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/23(日) 00:29:30.64 ID:1g/OkxxC.net
仏教の伝播ルートをやると、
西域を含めた中国周辺の歴史や地理も理解しやすくなる。

北伝仏教・南伝仏教ルート
http://www.koumyouzi.jp/_p/2274/images/pc/a1cd0cc4.jpg
http://ponto.cs.kyoto-wu.ac.jp/~akimoto/move.jpg
http://userdisk.webry.biglobe.ne.jp/001/285/53/N000/000/005/133222242845313208818.jpg

・北伝仏教ルート:インド→西域→中国→半島→日本
・南伝仏教ルート:インド→スリランカ→ミャンマー→タイ→カンボジア→インドネシア
・密教伝播ルート:インド→チベット→モンゴル

92 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/23(日) 00:29:47.77 ID:1g/OkxxC.net
先の続日本紀で見た通り、ペルシャ人が謁見したのが、
他の誰でもない聖武天皇であることは決定的なことだと思う。
東大寺の大仏は聖武天皇の発願によって作られたものであるし、
その東大寺の華厳宗は、西域文化の影響を偲ばせるものであるからだ。

背景やら何やらを全て把握した上でのことだったのではないか。
二月堂のお水取りにゾロアスター教の影響を窺ったりするより、ずっとはっきりしている。

93 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/23(日) 00:30:42.76 ID:1g/OkxxC.net
“花厳経(華厳経)を根本として、一切の大乗・小乗の経・律・論・抄・疏・章等を必ず転読し講説して、すべて完了させよ。
朕は遠く日月の尽きる限り、未来の窮まるまで、それを続けようと思う。

…諸仏が擁護し、仏法が薬のように身体にしみわたり、万病を消除して…全宇宙の衆生と共に仏道に入らせたいということである。”

『続日本紀』(巻第十七 聖武天皇 天平勝宝元年閏五月)

94 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/23(日) 00:31:54.30 ID:1g/OkxxC.net
東大寺の華厳宗はインドから西域にかけて成立し、主に于?(うてん)(現在の新疆ウイグル自治区、ホータン)で編纂された。
その教理を発展させた法蔵(643-712)はソグド系であったともいわれる。

ソグド人(イラン・ペルシア系のオアシス灌漑農耕民族)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/c/ca/Westerner_on_a_camel.jpg


興福寺の唯識をまとめた世親(4〜5世紀)は、ガンダーラ(現在のパキスタン・ペシャワール)の生まれ。

興福寺 無著・世親立像
http://blogs.c.yimg.jp/res/blog-9e-1b/metal0745/folder/472553/28/11385428/img_2?1366950455

95 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/23(日) 00:32:38.73 ID:1g/OkxxC.net
どちらもシーア派寄りだ

96 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/23(日) 00:33:16.57 ID:1g/OkxxC.net
コーランと華厳経

コーランでは、太陽、月、星から、動物、草木に至るまで、この世にある一切のものごとを、
神の恵みの現れとして捉え、「アーヤ」(=神の徴(しるし)あるいは神兆)と呼ぶ。(蜜蜂16-12,13)

その一方で、神の言葉で書かれたコーランを構成する章もまたアーヤ(神の徴)と呼ばれる。(光り24-1)

コーランも、それを通して語られる被造物万物も、共に神の徴であるわけだ。


この様に、極大と極小がフラクタルに折り重ねられる斉一的な世界観は、
華厳経の有名な一節にも見て取ることが出来る。


“一々の塵の中に、一切の世界を見る”(華厳経 盧舍那佛品)

97 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/23(日) 00:33:52.85 ID:1g/OkxxC.net
華厳経の経名は「大方広仏の、華で飾られた教え」の意。
大方広仏、つまり時間も空間も超越した絶対的な存在としての仏について説かれたもの。

98 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/24(月) 21:41:40.55 ID:EcNGp1K0.net
エジプトのインフレは、ここに来て相当ひどくなっているようだ。
エジプトの通貨が大幅に値下がりし、外貨の獲得が国内では大変になっているからだ。
その結果、輸入品は全て値上がりしてしまう、ということだ。

エジプト・マスコミが紹介したケースは、もっとも庶民に近いレベルの例だ。
それはフールやファラーフェルの原価が、高くなっていることだ。フールはひよこ豆を
時間をかけて煮てペースト状にした、エジプトの庶民の間で人気の日常の食べ物だ。
ファラーフェルは豆を水に漬け、荒引きし、それを丸めて油で揚げたもので、これは
サンドイッチなどにもして食べている。価格が安く、どちらも腹持ちがいいので、
貧乏人も金持も中産階級も、みんなが好きな食べ物なのだ。

ところが、この材料のひよこ豆などは大半が外国からの輸入であり、国民の消費分を
国内生産で賄うことは出来ていない。したがって、外貨がエジプト・ポンドに対して
上がれば、輸入価格はおのずと上がることになる。9月の時点のインフレ率は、
13.94パ−セントだというのだから、エジプト人には大変であろう。

最近の輸入額は600億ドル、輸出額は200億ドル、完全な入超だ。これではエジプト・
ポンドが値下がりするのも当然であろうし、外貨不足になるのも当り前であろう。
今後もエジプト・ポンドは値下がりを続け、インフレはもっと進む、という事であろう。
政府の公定レートはドルに対して、8.78ポンドだが、闇ドル市場ではもっとポンドが
安いことは、言うまでもない。

エジプトはいま、サウジアラビアを始めとした、アラブ湾岸諸国からの援助と借入、
欧米からの援助などで、かろうじて生き延びているが、それにも限界があり、
ある時期が来るとドスンと落ち込む危険があるということだ。そのリスクをどうカバー
するか、企業も国家も真剣に考えなければならない状態にあるという事であろう。

99 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/10/30(日) 09:58:10.85 ID:rVZs+KOS.net
PA(パレスチナ自治政府)の、マハムード・アッバース議長の辞任する日が近づいている。
その事がどのような変化を及ぼすのかが、いま話題になり始めている。

アメリカのオバマ大統領と同じように、終わりが近づくとPAの場合も権力者は弱体化し、
何らの成果も生めなくなるようだ。しかし、パレスチナの場合はそれだけではない。
組織形態がアメリカほど明確ではないために、種々の問題が内部から噴出して来るだろう。

第一は、パレスチナの資金がどうなっているのか。誰がそれを押さえているのか、という問題だ。
アラファト議長の死後も、巨額の預金が存在することが明らかになった。その金をアラファト議長
の妻ソウハ女史から、どうやって取り上げるかが問題になったといわれている。
一説には、彼女が住むパリのマンションに、PLO(パレスチナ解放機構)の幹部が大挙して押しかけ、
脅して出させたということのようだ。アッバース議長の場合も、そうであろう。アラブでは力の強い者、
金のある者が結局は尊敬され、恐れられ、権力を握れる社会だけに。

いま言われている後継者は、エレカト氏、ムハンマド・ダハラーン氏、バルグーテイ氏といった
ところであろうか。エレカト氏はいわばPAの高級官僚であり、アッバース議長の側近だった人物だ。
ダハラーン氏は、かつてはガザの治安責任者であり、PA幹部の中では若いことから、若者層に
人気があり、未だにその人気を保っている。しかし、彼は存在が目立ちすぎ、アッバース議長に
警戒され、その職を追われ、その後も強い圧力を受ける立場に回されていた。

バルグーテイ氏は、現在、イスラエルの刑務所に投獄されており、たとえPAの議長に就任する
ことが出来ても、刑務所から出してはもらえまい。つまり、彼がPAの議長になるとしても、
それは形式だけのものでしかあるまい。

そうなると、エレカト氏とダハラーン氏の一騎打ちということになる。エレカト氏にはアッバース
議長が味方し、ダハラーン氏が立候補できないような状態を生み出すことも考えられよう。
そうなれば彼を支持する若者層が暴発し、パレスチナ内部は大混乱に陥る危険性があろうし、
その事はイスラエルの治安にとっても危険性が高まるということであろう。

100 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/01(火) 07:47:11.48 ID:K2HVEIwA.net
トルコのイスタンブール市にあるアメリカ領事官が、領事館員家族の国外脱出を勧告した。
これは治安上危険性が高いという判断に立つものであるが、トルコ政府にとっては極めて
不都合な決定になったようだ。アメリカ領事官は、トルコの航空サービス、バスターミナル、
バス、橋梁、海上輸送手段、地下鉄などは、全てテロの危険性が高い、と発表したのだ。
そのことが与えるトルコ経済への影響は、計り知れまい。

そうでなくとも、イスタンブール市で最も外人観光客の多かったグランド・バザールは、
ガラガラの状態になっているのだ。つまり、外人観光客が最も観光にめぼしい場所に
来ないという事は、トルコ全体の観光が大幅に後退しているという事であろう。

以前に、今年の外人観光客数が32%以上減っている、という報告が出ていたが、
実態はそれどころではないのかもしれない。トルコの観光収入は国家収入全体の
25%以上であり、観光収入が激減する事はトルコ経済を直撃するという事なのだ。

トルコのチャウソール外相は、アメリカのケリー国務長官に電話し、この問題について
討議している。トルコ政府とすれば、アメリカの中東戦略に極めて協力的であるトルコに
対して大きな打撃を与える今回の決定は、理解し難い。

今回の決定は、あくまでアメリカ国民に対する警告であり、他の外国人は含まれて
いない、という事のようだが、それにしてもこの退避勧告発表は、EU諸国を始めとし、
世界中からのトルコへの観光客の足を止めることになろう。なかでも、ロシアからの
観光客のトルコ訪問には、しかるべき影響が出るのではないのか。

トルコの経済状態は、ギュレン・グループの経営者の大量逮捕と、彼らの企業を
政府が没収し、安価で売り出しているため、うまく機能していないのだ。
しかも、大量の優秀な公務員が、ギュレン関係者として逮捕されてもいる。
これではトルコ経済が上手く回るはずがあるまい。

今となっては、エルドアン大統領が『アメリカに裏切られた。』と叫んでも、
何の効果も無いだろう。

101 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/04(金) 08:05:00.66 ID:P42Ja6P/.net
いま中東で最も危険な動きは、トルコとイラクの国境をめぐる問題であろう。
イラクのアバデイ首相は、もしトルコ軍が越境してくるなら応戦すると語り、
それはトルコの分裂に繋がると警告している。

そもそも、この緊張は、イラクの領土内のバシカに、トルコ軍がキャンプを設置した
ことに始まる。トルコ側はあくまでも、イラク側の要請にもとづくイラク軍兵士の訓練の
ためのものだというのだが、それはマリキー政権の時代の話であり、現在のアバデイ
首相の要請によるものではないのだ。

トルコがイラクに軍事侵攻しそうな気配にあるのは、トルコの南東部のシロピを拠点
とするPKK(クルド労働党)がイラク領土内に拠点を持つようになれば、PKKは越境攻撃
してくる可能性が高まり、トルコにとっては非常に対応が難しくなるからだ。
加えて、モースルが陥落した後、イラクのシーア派が強化され、それがイラク国内は
もとより、トルコにも飛び火してくる危険性があるからだ。イラクのシーア派とトルコの
反政府勢力が結託する危険性もあろう。

ギュレン派つぶしの関係で、将校以上の軍幹部の多くが更迭され、首を切られ、
投獄されている。これではまともな作戦計画は立てられまい。空軍のパイロットも
然りであり、何処まで有効な空爆が成功するか疑問だ。

軍に幹部がいなくなるということは、まともな作戦計画を立てられない、ということ
なのだから、イラクとの戦闘で敗北する可能性が、高いということであろう。
あるトルコの学者は、イラクに軍事侵攻すれば、トルコ兵の流す血で湖が出来よう
と語ったということだ。それだけイラク侵攻は危険性が高いということであろう。

102 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/05(土) 17:48:19.44 ID:vg1eOK7X.net
エジプト政府は自国通貨を、変動相場制にすることを決定した。
それは大きな博打であろうと思われる。そうでなくとも、弱いエジプトポンドという子船が
変動相場制になった場合、世界経済の荒波に投げ出されるということだ。

以前からエジプト・ポンドはドルに対して下げていたが、変動相場制になった途端に
大幅な下落を記録した。それまでは公定レートがドルに対して8.8ポンド前後であり、
闇レートは13ポンド前後であった。それが変動相場制になると、たちまち18・4ポンド
まで下げた。さすがにその後持ち直し、17・5ポンドとなり、15・25ポンドに戻している。
それでも専門家などが見ている妥当なレートとされる、13・5ポンドよりも低いのだ。

政府は公定レートを9ポンド程度にし、闇レートを13ポンドにしたかったようだ。
この大幅な値下がりを生み出したのは何か、という疑問が沸いて来る。
実はエジプト政府が変動相場制にした裏には、強いIMFの圧力があったからだ。
IMFは弱いエジプトの経済状態を改善するために、120億ドルの借款を供与する
ことを決めたが、その条件は変動相場制にすることだったようだ。

欧米は今回のエジプト政府の決断を称賛し、歓迎しているが、エジプト国民、
なかでも貧困層や中産階級には、毒酒をあおるようなものではないのか。
自国通貨が弱くなるという事は、当然、輸入物価が上がり、それは食料の輸入を
余儀なくされているエジプトでは、国民全体に影響を及ぼすことになる。

エジプトは最近になって、どうも経済に暗雲が立ち込め始めているような気がする。
最大の援助国の一つである、サウジアラビアとの関係は、最悪の状態にある。
シーシ大統領は必死に、サウジアラビアとの関係悪化を否定する発言をしているが、
誰もそれを信じてはいまい。

アメリカとの関係も必ずしも良くない。ロシアとの関係改善を進めているからだ、
という見方もあろう。そして、つい最近ではアメリカやサウジアラビアとの関係に
悪影響を与える、シリアとの関係改善を進めてもいるのだ。

唯一の朗報は、エジプトの株が上がり始めたことだ。当然であろう。
通貨が下がるなかでは、金を株に逃避させて守るという事であろう。

103 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/07(月) 13:22:21.75 ID:G5bCAN9k.net
イスラエルのシンベト(アメリカで言うFBI)の責任者、アヴィ・デッターがスイスの代表団に
語ったところによれば、イランは25000人の戦闘員をシリアに送っているということだ。
そして、この25000人のイランの戦闘員は、ISを攻撃対象とするのではなく、反シリア側の
ミリシアをターゲットにしているということのようだ。

イランはシリアにレバノンのヘズブラの戦闘員を派兵することでも協力しており、
現在どれだけのヘズブラの戦闘員がシリアに入っているか判らないが、これまでに
1600人が戦死したと伝えられている。つまり、イランのシリア体制支援は、本格的なもの
だということだ、25000人という規模は、日本で言えば2・5個師団以上の数なのだ。

イスラエルによれば、もう一つ見逃してはならないのは、イランがペルシャ帝国2000年の
歴史を遡る野望を抱いているということだ。それは、サウジアラビアはもとより、エジプトも
攻撃の対象に想定しているということのようだ。

確かに、最近はエジプトもサウジアラビアも、急速にイスラエルとの関係を改善しているし、
情報交換や間接的軍事協力も進められているようだ。それは、イスラエルとエジプト・
サウジアラビアが、イランやISという共通の敵を抱えているからであろう。

104 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/09(水) 10:28:56.65 ID:ItslIgrC.net
以前から言われていたことだが、地中海の東側、つまりトルコ、キプロス、シリア、
イスラエルの近海には、大量のガス資源が、埋蔵されていると言われてきた。
しかし、同地域の国々の関係に問題があり、なかなか開発の話が進んでこなかった。

だが、ここに来て、その進展の可能性が見え始めてきている。それは、キプロス問題が
どうやら進展し、統一国家に向かう可能性が高くなってきたこと、トルコとイスラエルとの
関係が改善してきたことなどによろう。

キプロス問題とは、同島が南北に二分され、南のギリシャ寄りの国と北側のトルコ寄りの
国に二分割されてきていた。しかし、島そのものが小さいこと、これと言った資源も無い
ことなどから、国際的にはあまり重要視されてこなかったために、ある種の放置状態が
続いてきていたのであろう。だが、同島の周辺には、海底に大量のガスが、眠っている
ことが明らかになり、その資源はトルコとまたがっていることなどから、キプロス・トルコ
関係を改善し、開発に向かおうという前向きな考え方が、両国で拡大してきていた。

イスラエルもしかりで、トルコとの関係を改善することにより、パレスチナ問題を進展させ、
シリアへの関与を期待し、東地中海海域のガス開発をトルコと進めたいという事であろう。
イスラエルの持ち分はパレスチナとも跨がっており、早急に何らかの解決策が必要なのだ。
イスラエルは力でパレスチナを抑え込み、ガス資源を独占したいところであろうが、
そういう方向に動けば、世界から非難されることになろう。

大量のガスが開発されるという事は、将来、ガス・石油の国際市場価格は、下がることが
あっても、上がることはあるまい。あるいは誰かが予測していたように、石油で言うと
1バーレル当たり20ドル前後という価格が定着していくかもしれない。

そうしたことは、日本には好都合なことであろう。ロシアとの交渉でも、足元を見られるのは
ロシア側であり、日本ではなくなろう。要は情報を早く入手し国際政治で活用するという、
柔軟で敏速な思考を持つことだ。

105 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/09(水) 21:33:32.92 ID:0X3jVVJN.net
http://img-cdn.jg.jugem.jp/d2d/1621059/20140705_1211168.jpg

"この勝利を我らが民にもたらしたのはモスクであった。

それは民が注意を振り向けるべき鋭敏なる拠点である。

…モスクはイスラームの防塞のひとつであり、

戦いの場におけるメフラーブ(メッカの方向を指し示す壁龕)である。"

                       ― 指導者ホメイニー

106 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/09(水) 21:34:17.84 ID:0X3jVVJN.net
http://www.mideastweb.org/Middle-East-Encyclopedia/ayatollah_khomeini.jpg

"我が最愛の子どもたちよ。

よくわかっているとおり(イラン)イスラーム共和国は、将来、あなたたちに委ねられる。

信仰にしろ、あるいは、他の諸次元にしろ、様々な次元で

まっすぐなる道を我らが歩むように、自らや友人たちによく注意を払われよ。"

                       ― 指導者ホメイニー

107 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/09(水) 21:34:52.87 ID:0X3jVVJN.net
明石書店「世界の教科書シリーズ」22、36より

108 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/14(月) 22:00:54.15 ID:lnz0YjPV.net
シリアのアサド体制には、ロシアとイランが支援しており、他方、反政府派にはアメリカやトルコ、
サウジアラビア、カタールなどが支援してきていた。つまり代理戦争的な要素もあったのだ。
アメリカの大統領候補だったヒラリー女史などは、何とかシリア問題を第三次世界大戦への
糸口にしようと思っていたのではないか、と言われていた。オバマ大統領はその動きを
止めきれない感じがあったのだ。

それだけアメリカの権力集団が、シリア問題の拡大を望んでいた、ということであろう。
それはアメリカ経済が大分悪化しているからではないのか。武器と農産品以外にこれといった
輸出品が無いために、金融と兵器産業で生きていくためには、世界中で問題を起こすしか無い
のであろう。しかし、そうした考えは正当ではない。正当ではないやり方は成功しない。
その事にトランプ氏は気がついているのかもしれない。

さて、そのトランプ氏はシリアについて、どう発言しているのであろうか。
彼は『反シリア側への援助を止める。』と言い出しているのだ。彼は『我々はシリアと戦っており、
シリア政府はISと戦っている。我々もISを打倒しなければならないのだ。ロシアはいま全面的に
シリア政府を支援している。イランは次第に力を増している。イランもシリアを支援しているのだ。
我々はロシアと戦うことを止めなければならない。私はアサドを善人だとは言わない。
しかし、我々の第一のターゲットはISであって、アサドではないのだ。』

極めて明快ではないか。つまり、トランプ氏はISを打倒する方が重要であり、少なくとも当面は
アサド体制の打倒ではない、と言っているのだ。しかも、そのアサド体制はロシアとイランに
支援されているだけに、打倒は容易ではない、ということを暗に匂わせているのだ。
こうしたトランプ氏の発言は、シリアの体制側から大歓迎されているようだ。
シリアのIS問題解決の日は近いということか。

109 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/15(火) 23:45:30.07 ID:KbxLdSZm.net
2016/11/16(水) 開場:13:20 開演:13:30

ダライ・ラマ法王14世 特別講演会 「グローバル世界における日本・チベット」
http://live.nicovideo. jp/watch/lv282032201?ref=qtimetable&zroute=index

110 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/18(金) 00:02:10.35 ID:G5bCAN9k.net
イスラム世界へ旅行をすると、早朝のアザーンの声が聞こえてきて、異国情緒を味わえる。
アザーンとはイスラム教徒に礼拝の時を伝えるものであり、礼拝を奨励する呼びかけなのだ。
ところが、パレスチナ人と隣り合わせに住むユダヤ人には、それが騒音であり、安眠の邪魔
だというのだ。不満を言うだけではなく、遂にイスラエルの議会クネセトにかけて、アザーン
禁止令を敷くように動き出したのだ。

このアザーン反対運動は、テルアビブのベングリオン空港があるロッド市で始まったのだが、
この街は人口の3分の1がアラブ人(パレスチナ人)であることが問題なのだ。
ユダヤ人からすれば、あまりにも多いアラブ人が何時も顔を合わせる環境なだけに、
不安と不快と恐怖心が大きいのではないかと思われる。アザーンはとってつけた理由であり、
第一義ではないだろう。

イスラエル政府はアザーンのラウド・スピーカー使用を禁止するとか、アザーン禁止は朝の
礼拝だけにするとか、対応策を考えているようだ。しかし、イスラム教徒側に言わせれば、
アザーンはイスラム教のシンボルであり、譲れないということになる。

当然、イスラム教の国ヨルダンとパレスチナ自治政府が、このことでイスラエル政府に
噛み付いている。面白いことに、ウルトラ・ユダヤ教徒側からも文句が出ている。
それはガザなどからのロケット弾攻撃時に鳴らすサイレンや、ユダヤ教徒が過ごす
シャバトを知らせるアナウンスもダメになるというのだ。もし、ユダヤ人だけが認められる
のであれば、ユダヤの法の公平の原則に合致しなくなるからだ。

もう一つ、ユダヤ人とアラブ人の間では問題が起きている。それはイスラエル国内での
アラビア語使用をめぐる問題だ。イスラエルで人気の高い、ハイファにある『カフェ』という
喫茶店のチェーンがあるが、そこのアラブ人従業員に対して、店ではキッチンを含めて
アラビア語を使ってはいけない、というお達しを出したのだ。

この問題を巡っては、機会均等法に抵触する、と反対が起きている。カフェ喫茶店がある
ハイファでこの問題が起こったことは、極めて深刻だとみる人たちが少なくない。
ハイファはアラブとユダヤがうまく共存してきていた街だからだ。

111 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/18(金) 23:22:05.64 ID:dQ7wa7/f.net
イラン政府は大規模なテロ未遂事件について公表した。その発表によれば、テロリストが
2トンの爆発物をイラン国内に持ち込み、首都テヘラン始め、全国で爆弾テロを起すことを
計画していたということだ。テロリストはテヘランの南東部に位置するガルムサールで
逮捕され、これは現地住民の通報が大きな役割を果たした、という事のようだ。このテロが
計画されたのは、イラン国内にテロリストがブランチを設立した後のものだった。

このテロリストはワハビー派のタクフィールのメンバーであり、イランの主要都市全部を
攻撃する予定だったようだ。イラン内務省はテロリストがテヘランの隠れ家にいた模様を
ビデオで公表してもいるが、何がどの時期に内務省によって行われたのかについては、
明かしていない。イランでは南西部のフゼスタン地域のマリバンでもテロが起こっているし、
南東部のシスタンや、バルチスタンでも起こっている。これら南東部で起こったテロの
犯人たちは、パキスタンから潜入した者たちだ。

問題はすでに明らかにされているように、テロリストがワハビー派であるという点だ。
つまり、テロリストたちはサウジアラビアと深い関係にあるということだ。イラン政府は
これらのテロリストたちがサウジアラビアから資金援助を受けており、情報部からは
情報を提供されていたと発表している。

サウジアラビアはスンニー派イスラム教の中心であり、イランはシーア派イスラム教の
中心だという立場から、だいぶ前から対立関係にあり、最近では相互にテロ工作をして
いるという情報が伝わってきていた。今回のテロのニュースはそれを具体的に示すもの
であり、今後のサウジアラビアとイランとの関係に影響してくるものと思われる。

アメリカは大統領がトランプ氏に代わることにより、中東のテロリストに対する支援は
止まるとみられているが、その場合、サウジアラビアはテロリストたちに、単独でも資金
や武器を提供し続けるのであろうか。

サウジアラビアはムハンマド副皇太子が権力の座に就いて以来、強硬な対外政策を
展開しているが、彼は若く経験も少ない。そうであるとすれば彼の判断ミスが、サウジ
・イラン関係を極めて危険な状況に追い込んでいく可能性が高いのではないか。

112 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/19(土) 22:35:20.94 ID:+9L06JU1.net
トルコにとってもアメリカにとっても、これから先の重要な作戦はアルバーブとラッカであろう。
アルバーブはユーフラテスの盾作戦という、トルコの作戦のなかでも最重要の作戦で、
ISの戦闘員をユーフラテス川の東岸に追い出すことを目的としている。これにはクルド人の
追放も含まれており、トルコにとってはクルド人追放の方が優先していよう。

ラッカ作戦は、ISの首都であるラッカを陥落させることによって、ISをシリアから追放したい
という事であろう。すでにIS内部では相当混乱が起こっており、バグダーデイがモースルから
他の場所に逃げたとか、彼はモースルで逃亡用のトンネルを掘っている、といった情報が
伝えられている。加えて、バグダーデイの後継者選びが始まっている、とも伝えられている。

シリアの北部に位置するアルバーブ攻撃作戦をめぐって、トルコとアメリカの間に齟齬が
発生し始めている。それは、トルコ軍がクルドのミリシアとの共闘を拒否していることに
端を発している。トルコにしてみれば、潜在的な敵であるクルドとは共闘したくないという
ことはよくわかる。クルドのPKKは30年以上にもわたって、トルコを悩ましてきた組織であり、
既に40000人以上のトルコ人が犠牲になってきたとトルコ政府は発表している。

また、クルドはトルコの南東部を中心に、将来の分離独立を考えてもいるのだ。
シリアの北部にクルドの自治区が誕生することになれば、それはトルコのクルドにも
大きな励みとなろう。他方、アメリカはと言えば、クルドの戦闘能力を高く評価しており、
何としても戦力の一部にクルドのミリシアを組み込みたい、という事であろう。
イラクのクルド自治政府の軍隊、ペシュメルガのこれまでの活躍も大きかったからだ。

結果として、アメリカをリーダーとする合同軍は、トルコのアルバーブ作戦には関与しない
ことを決めた。従って、トルコはクルドの支援もなく、アメリカを始めとする合同軍の支援も
ない、単独での作戦を遂行しなければならなくなった、という事だ。

113 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/23(水) 19:25:13.28 ID:xntx5baY.net
アフガニスタンの復興支援をする医師、中村哲のドキュメンタリーが結構いい。

食糧と水がない状態で医療活動をしてもきりがないということで、
9.11以降、用水路の建設支援に切り替え、
15年で砂漠を緑化させてモスクまで作っている。

武器ではなく命の水を 医師中村哲とアフガニスタン
https://www.youtube.com/watch?v=Fu_iiTKIeos

114 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/23(水) 19:26:18.60 ID:xntx5baY.net
中村をバックアップするペシャワール会のペシャワールは、ガンダーラ地方。

115 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/23(水) 20:22:23.64 ID:HrM4SWaG.net
多神教徒、無神論者、改宗者は死刑、キリスト教徒とユダヤ教徒は2級市民扱い
このシャリアーを拡大ジハードで強制してくるイスラムとの共存なんて
絶対に不可能と言い切れる。米中露で核を使って全イスラム教徒を
殲滅しなければならない

116 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/25(金) 22:45:22.72 ID:quhqJpAD.net
エジプトのシーシ大統領が、まさに清水の舞台から飛び降りるような大決断をしたのではないか
と思われる。あるいは、そこまでサウジアラビアとの関係が、こじれているのかもしれない。

これはシリアをめぐって明らかになってきたものだ。述べるまでもなく、シリアのアサド体制を
一日でも早く打倒したい、と考えているのがサウジアラビアだ。それはシリアのアサド体制が
シーア派の分派であるアラウイ教徒だからだ。サウジアラビアにしてみれば、北はイラン、
北西はイラク、そして西にシリアがあり、南東部にはイエメンのホウシ派が控えているのだ。
加えて、レバノンのヘズブラもシーア派であり、四方をシーア派に囲まれている状況にある。
従って、サウジアラビアの反アサド体制支援にどう対応するのかという事が、サウジアラビア
と相手国との関係を推測するうえで、重要な要素となっていた。

エジプトはこれまで、苦しい財政状況のなかで何とかやってこられたのは、サウジアラビア
からの巨額な援助があったからだ。ところが、ここに来てエジプトのシーシ大統領は、全く
逆の方向に舵を切った。シーシ大統領はシリア政府を支援する意向を示したのだ。
結果的に、エジプトはサウジアラビアからの援助を期待出来なくなり、経済状況はますます
悪化していくことになろう。唯一の頼みの綱は、IMFからの借り入れであろうと思われる。
現在の段階では、エジプトとIMFとの間では120億ドルの借款が締結されている。
エジプトはIMFの方針に則って国家を運営し、外国の援助は断るという事であろうか。

エジプトのシーシ大統領は『我々はアラブ各国の国軍を尊重する、シリアへの支援もリビア
への,支援の場合もそうだ。』と語っている。ここでシーシ大統領が言う国軍とは、あくまでも
国軍であり、反アサドのミリシアのことではないのだ。エジプトは果たしてこれでやって行ける
のだろうか、という疑問が沸いてくるのだが。

同時に、このことは、アメリカやヨーロッパとの関係にも影響して来よう。アメリカやヨーロッパは、
サウジアラビアの王政を打倒し、エジプトを正常な国家運営のできる国に導いていくというので
あろうか。IMFはその場合、欧米の先兵ということになるのだろうか。

117 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/26(土) 11:55:10.86 ID:77UJGhPm.net
>>115
中東のキリスト教徒の多くがイスラム教に改宗したのは
異教徒人頭税を払わなくて済むからだというから
キリスト教徒の信仰なんてゼニカネに負ける程度のものだったのかと、それはそれで呆れるけどな。

118 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/26(土) 22:16:12.17 ID:L/hUwDcl.net
これまで何度となく繰り返してきたエルドアン大統領のEU諸国に対する脅しは、
今回は一層の真実味をもってEU側から受け止められているのではないか。
それは、EU議会がトルコのEU加入資格問題を、当分凍結するという決議を出したからだ。
その決定が出たことには、7月15日に起こったクーデター未遂事件が絡んでいよう。

エルドアン大統領はこの決定に激怒し、EUを恫喝している。
彼は、『EUがトルコのメンバー入りを凍結するのであれば、トルコはシリア難民などの
EU諸国への流入を止めない。』と言い出したのだ。

このことがEU諸国にとんでもない問題をもたらすことは、容易に想像がつく。
これまでにEU入りしたシリア難民などの数は、200万人近いのではないかと思われるが、
トルコには300万人のシリア難民がおり、もし、彼らがトルコから自由にEUへ移動できる
ことになれば、EU諸国には合計で500万人前後の難民があふれるということだ。

トルコはこの難民問題を梃子に、EU諸国に幾つもの要求を突きつけてきている。
『トルコにいるシリア難民に対する支援金、60億ドルを支払え。』『トルコ人のEUへの
ビザ無し渡航を認めろ。』『トルコをEUのメンバー国にしろ。』といった要求が主なものだ。

今回のエルドアン大統領の怒りに満ちた恫喝に対して、EU諸国はどう対応するのかが
問題だが、あるいは、EU諸国は難民問題で腹を括っているのかもしれない。
エルドアン大統領の傲慢さにはもう耐えられない、ということではなかろうか。

119 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/11/30(水) 23:36:05.55 ID:xCn6Bo68.net
リビア東部政府の軍のトップ、ハフタル将軍がロシアを訪問した。そのことには、大きな意味が
ありそうだ。それは、ハフタル将軍がロシアに対して武器の提供を要請したのと交換に、リビア
東部政府が支配している地域に、ロシア軍の基地を開設することを提案したからだ。

リビアは、石油資源やアフリカ難問のヨーロッパへの移動拠点として重要な意味を持っている。
石油については、単なる石油ではなく、ロー・サルファ、ロー・パラフィンの良質なものである
ことから、カーボン繊維の生産にはうってつけだと言われている。リビアがアフリカ難民の
ヨーロッパへの移動拠点であるということは、リビアがこれを取り締まれば、ヨーロッパは
アフリカ難民の問題を軽減することが出来るという事であり、トルコと同じような意味合いを
持っているのだ。

従って、アメリカを始めフランスやイギリスはリビア問題に介入し、何とか自由にコントロール
出来る状態を創り出そうとしている。ISをリビアに送り込んだのは、アメリカとイギリスの策謀で
あろうし、その後のアメリカやフランス、イギリス軍によるシルテへの空爆も、その流れだろう。
チュニジアで結成された統一リビア政府なるものと、その代表であるセラジ首相も、あくまでも
国連という名を冠した欧米の傀儡であろう。リビア国民の誰も、この人物を信用していないし、
トリポリに拠点を置きはしたが、実権は握っていないようだ。そうした状況にあるリビアに、
ロシアが本格的に進出することになれば、欧米の計算は完全に失敗に終わる可能性がある。

ハフタル将軍の訪ロは公式なものと評価されている。ロシア軍のトップであるロシア国家
安全議会議長ニコライ・バトロワシフ、セルゲイ・ショイコフ国防大臣、そして、ラフロフ外相が
会っているからだ。ロシアのイズベスチア紙は、名前は明かさないが、相当高位の人物も
ハフタル将軍と会っていると報じたが、それはプーチン大統領を指しているものと思われる。

アメリカのトランプ氏が大統領に就任するのは来年の1月だが、現在オバマ大統領は実権を
有していない状態にあり、空白の2か月が目の前に控えているということだ。この空白期間中に、
ロシア基地開設の合意が出来れば、アフリカ全体の様相が変わるという事であろう。

120 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/04(日) 22:59:08.80 ID:VdlDX+8M.net
トルコのエルドアン大統領が、ロシア、中国、イランに対して貿易で各国の通貨を使う
ことを認め合おう、と呼びかけている。つまり、ロシアはルーブルでトルコから物を買え、
トルコはトルコ・リラでロシアから物を買えるということだ。同様のことを、中国に対しても、
イランに対しても呼びかけている。そこで問題なのは、これら4国の通貨は、いずれも
国際社会では弱い通貨ということであり、インフレの危険性もあるということだ。

エルドアン大統領はこの考えを、12月3日に行われたイスタンブールの巨大なショッピング・
モールの開店式典で語った。同時に、トルコ国民に対して、持っているユーロやドルと、
トルコ・リラを交換するよう呼びかけた。その換金されたトルコ・リラで金を買えば問題は
無いだろうし、トルコ・リラで持っていても問題は無いと説明している。

『外貨をトルコ・リラに替えることは、我々の経済を破壊しようとしている、敵を攻撃する
ということだ。彼らは帝国主義者たちだ。』とも語っている。なにやら独裁者の決まり文句の
ように聞こえるのだが。そして、エルドアン大統領は自宅のマットに下に隠している外貨を
トルコ・リラに替えろとも言っているが、それは将来、家宅捜査もやるという事なのであろうか。

トルコ国民の間では、日に日に不安が拡大していることであろう。現在、トルコの刑務所は
史上最高の収容者であふれているそうだ。明日はわが身というのが、トルコ国民の共通した
不安であろう。現在では、逮捕の理由は特に説明されることが無い場合が多いのだ。

今、トルコの外貨事情は想像以上に悪化しているということが、こうした発言をエルドアン
大統領にさせているのであろうことは、疑う余地も無さそうだ。

121 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/06(火) 08:55:08.03 ID:JAx7c6aC.net
難民は自国に戻るのを前提として、最悪隣国どまりにするのが理想だと思う。
もちろん国際社会は自国に戻れるまで支援はしないといけないけど、わざわざ
遠いヨーロッパに受け入れるのはどう見てもおかしいと思う。
もし避難先のヨーロッパで生まれた難民の子は見た目は違っても中身はその国の
子供と何ら変わらない状況で育つから祖国よりも生まれた国にしか順応できないし。
そうなってくると難民一世は受け入れられた恩があるからつつましやかに暮らすかも
しれないがそこで生まれた難民の子はそういう恩などもなくただその国の子らと
差別されている不満だけを抱えて成長する。
今のイスラム国に賛同する若者がこの世代から出ているのも明らかだし。
結局難民を受け入れても感謝するのは受け入れられた世代のみでその後の世代は
受け入れたヨーロッパの国にとって争いのもとになってしまう。
だから祖国に戻れなくなるようなヨーロッパに受け入れるのじゃなく当事国の隣国でとどめ、
争いがなくなれば祖国にすぐ帰れるような近隣国に滞在するのが一番だと思う。
ヨーロッパなどの国は隣国に避難してきた難民をその地で救済し、
争いがなくなり祖国に帰った時にちゃんと生活がしていけるような
支援をする方が大事なのではないかと思う。

122 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/07(水) 09:33:11.16 ID:26x1zIGl.net
2014年の初めにリビアのシルテに入り込んだISは、その後この街を支配下に置いてきた。
シルテはリビア東部にあり、石油の積出港に近いことから、まさに戦略拠点であった。
しかも,カダフィの生家に近いこともあり、インフラも整備されていた。

リビアはこのシルテをISの手から奪還すべく戦い続けてきていたが、遂に完全解放に
成功したようだ。アメリカ軍の空からの支援もあったが、結果は陸上戦闘が決めるわけ
であり、リビア軍の健闘を称賛すべきであろう。
ISはシルテを追われることになり、相当数がリビア軍に投降したようだ。そリビア軍のIS狩りは
徹底していて、ISの戦闘員が隠れていないか、各家を家探しする方式をとっているようだ。

しかし、それでリビアのIS問題が解決したわけではない。ISはリビア南部に移動しており、
このグループが石油地帯に手を出してくる可能性は大いにあろう。
ISがリビア南部に移動しているのには、他にも理由がある。そこからアフリカの中央部に、
進出して行こう、ということであろう。中央アフリカの国々は、地下資源も豊富だ。

これらの場所には共通点が有る。ISが侵攻していく場所は、アメリカの利益が絡んでいる
場所なのだ。ISが進出し、その国が危険な状態になると、アメリカは決まって軍事協力を
もちかける。結果的に、アメリカはその国に武器を売り、軍を派遣して、支配下に置く。

リビアの場合も、現在、正統な首相とされているのはセラジなる人物で、この人物は国連が
選んだとされているが、実質はアメリカの選択であろう。彼の対抗馬であるハフタル将軍も、
カダフィ大佐によってチャドの戦線に送られ、その後、CIAの手引きでアメリカに亡命し、
以来、CIAに保護されていた人物だ。つまり、アメリカはリビアで2枚のカードを持ったという
ことだ。セラジ首相が弱体化したら、アメリカはハフタル将軍を支援し、ハフタル将軍の
支持が減れば、セラジ首相を支援する、ということだ。

リビアはシルテをISから奪還できたが、新たな敵アメリカは、ISの何百倍あるいは何千倍
もの力を持った国だ。これでリビアの独立は実質的に消え去り、アメリカの新たな植民地に
成り下がったという事であろう。

123 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/10(土) 08:38:05.44 ID:yNPgrPWf.net
野党CHPの党首クルチダウール氏が、エルドアン大統領は国民に対して、
外貨をトルコ・リラに替えろと言ったが、本人はそうしているのか、という質問をした。
これに対して、与党AKP側からは、エルドアン大統領は両替した、という返答があった。
それに対して、クルチダウールCHP党首は、『それではその両替証明書を見せろ。』
と迫っていた。

そして、やっとのことで大統領府のスポークスマンである、イブラヒム・カルン氏が
この件に関する公式の説明をした。説明によれば、エルドアン大統領はアルバラカ
銀行にあるエルドアン大統領の外貨口座の全額を、トルコ・リラに替えたということだ。
その金額は20万ドルだというのだが、これには裏があろう。エルドアン大統領が貯め
込んだ金は400億ドルだと言われている。その10パーセントが事実だとしても、
20万ドルは端金であろう。

トルコの銀行口座にあるエルドアン大統領のドル預金は、ごく一部でしかないのでは
ないのか。実際には現金で持っており、多くはスイスなどの外国の銀行に、預けて
あるのであろう。以前、エルドアン大統領が訪日したとき、大量のドルを持ち込み、
日本の銀行に貯金したいと言い、それを日本政府は拒否したと言われている。
その後、エルドアン大統領はシンガポールとマレーシアに対して同様の申し出をし、
結果がどうなったのかについては、知らない。

常識的に考えて、外貨を政府の指示でトルコ・リラに替えれば、トルコ・リラの価値は
下がり、国民は損をすることになろう。エルドアン大統領が言うように、金を買った場合は、
金の価格が上がるのは当然であろう。つまり、どう転んでもトルコ国民はこの外貨売り
トルコ・リラ買いで損をするという事だ。結果は、エルドアン大統領とその側近たちの手に
ドルが流れ込むという事であろう。

従って、今回の外貨売り指示は、国民の怒りを爆発させる原因になるのではないか。
トルコ・リラは下がり、それはインフレの原因となり、国民の生活は苦しくなろう。
トルコ国民にはそのからくりが、よく分かっていよう。しかし、両替をしない場合に受ける
罰の方が怖くて、手持ちのドルをトルコ・リラに替えているのではないのか。人の欲に
限りはないが、これがエルドアン大統領の命取りになると思えてならないのだが。

124 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/24(土) 12:27:31.97 ID:lqOefSwJ.net
12月23日の金曜日に、リビアのエアバスA320のエアー・アフリカ機がハイジャックされた。
ハイジャック犯は20代の青年2人で、リビア空港の説得を拒否し、機をマルタに向かわせた。
この2人のハイジャック犯はカダフィ支持者たちであり、飛行機から降りる際に、カダフィ大佐
が国旗と指定したグリーン一色の旗を掲げていた。彼らは何らかの要求をしていたようだが、
その内容は明らかになっていない。

ハイジャック犯は要求が受け入れられれば無抵抗で投降すると言っていたところから見ると、
あるいは何らかの妥協がリビア政府との間か、マルタ政府との間で生じたのかもしれない。
仲介にはイギリスの専門家が加わったようだ。要求は、マルタ政府が政治亡命者として彼ら
を受け入れてくれることだったのかもしれない。いずれにせよ、ハイジャック事件は結果的に
いとも簡単に投降が決まり、乗客やクルーなど109人は無事保護されている。

ハイジャック犯たちが飛行機に搭乗したのは、リビア南西部のセブハからであり、彼らは
テブ部族の出身だということだ。1人のハイジャック犯の名前が分かっているが、彼の名は
ムーサ・シャハのようだ。彼らが所属しているのはファタハ・ジャデード(新9月)という政治
組織であり、ムーサ・シャハは自分が組織の代表だと名乗っているようだ。

今回のハイジャックは、ファタハ・ジャデード組織の宣伝が目的だったのかもしれない。
こうした派手な事件を起こせば、リビア国民の間でくすぶっているカダフィ待望感情に
火が点く可能性があろう。2011年にカダフィ大佐を殺害して革命が成功したのはいいが、
その後、今日に至ってなお、リビアは内乱状態にあるのだ。

カダフィ大佐存命時代には、リビアはアフリカで最も豊かな国だと言われていたが、
今では国民がパンを得ることすら難しくなっているのだ。今回のハイジャック事件を機に、
軟禁状態にあるカダフィ大佐の次男、サイフルイスラ−ムに対する処遇に何らかの変化が
起こるのか、リビア国民が動き出すのか、興味深いところだ。

この組織の名前ファタハ・ジャデードは、カダフィ大佐が1969年9月に革命を起こし、
成功して以来、ファタハを9月と結び付けており、ファタハとは勝利も意味するアラビア語だ。
この事件の後を注視する必要があろう。

125 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/30(金) 20:05:11.75 ID:qfGHo2y0.net
シリア全土、30日から停戦 ロシアなど3カ国が仲介
(3カ国=ロシア、トルコ、イラン)

126 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/30(金) 20:07:51.78 ID:qfGHo2y0.net
>>1
トルコ・ラジオ・テレビ協会(TRT) | TRT 日本語
http://www.trt.net.tr/japanese/

127 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/30(金) 20:12:16.19 ID:qfGHo2y0.net
話題になることも多いが、
ロシアとトルコが存在感を増してきている。

128 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/30(金) 20:14:49.73 ID:qfGHo2y0.net
コンスタンチノープルとモスクワはそれぞれ
第2、第3のローマというぐらいだから、
地政学的に見ても要所だろう。

129 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/30(金) 20:16:17.35 ID:qfGHo2y0.net
それから、ニコライ堂と東京ジャーミイもある。

130 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/31(土) 17:40:48.64 ID:RbJ6xycx.net
今年のハイライトはアリババ杯か。
ジダン率いる銀河系軍団が"Fly Emirates"を胸にアリババ杯を制すという。
アントラーズが善戦して、C.ロナウドもハットトリックを決めた。

131 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/31(土) 17:43:21.01 ID:RbJ6xycx.net
スペイン・カトリシズム的でもある。

132 :名無しさん@お腹いっぱい。:2016/12/31(土) 21:29:11.05 ID:t8CLZJwt.net
緊急事態!!!! 豊洲、新豊洲 に、アジア大陸から俺個人の為に送った、アジア美女を盗んでいる(=俺よりも先に、キスやセックスなどをしている)ように見える男性が、複数居た!!!
再調査が必要である! かなり怪しい!! 紀伊国屋書店内の、PCコーナーの男性店員など。

133 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/01(日) 18:44:16.75 ID:74CFm8Q/.net
イエメンの政府系マシーラ通信社が伝えたところによれば、トルコの旅客機が多数の
IS戦闘員を乗せて、イエメンのアデン国際空港に到着したということだ。
述べるまでも無く、ISはイエメン戦争に参戦する目的で移送されているのだ。

このIS戦闘員は、シリアのアレッポでの戦闘で、12月22日にシリア軍に敗北し、
トルコ経由でイエメンに到着したものだ。そして、アデン空港は現在、アラブ首長国
連邦の軍人がコントロールしている。そのためにイエメン政府側は手が出せない状態
に,あるということのようだ。アラブ首長国連邦はサウジアラビアと共に、ハーデイ元
大統領を支援しているのだ。つまり、このサウジアラビアのイエメン戦争への介入には、
アラブ首長国連邦とトルコが深く関わっているということだ。

トルコ機はISの戦闘員をシリアからイエメンに運ぶだけではなく、イエメン戦争で負傷した
サウジアラビアが支援する戦闘員をトルコに移送してもいる。述べるまでも無く、彼らは
トルコの病院で治療を受けるということだ。

これだけではなく、トルコ政府はサウジアラビアのイエメン戦争を支援している、
と伝えられている。シリアから脱出したISの戦闘員をイエメンの戦線に送るということは、
今後のトルコの国内治安を考えた場合,賢い作戦かもしれない。もし、シリアやイラクから
逃げ出したIS戦闘員をトルコ国内に多数留めることになれば、やがては彼らとトルコ軍が
衝突する可能性が拡大するからだ。

また、戦争ビジネスに加担することは、トルコとサウジアラビアとの関係を強化し、
トルコはサウジアラビアから経済的な支援を受けられるために、こうしたことが行われて
いるのであろう。戦争に加担することで経済状態を維持するという手口は、何やらアメリカ
のそれに似ている気がするのだが、付けは結果的にトルコ国民が払うことになろう。

134 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/02(月) 15:41:28.84 ID:Ellej1RM.net
※これは面白いよ〜この動画一つで政府の工作員がする
人工地震の否定の詐欺が明らかに!!
https://youtu.be/30kZPbV1CX8

135 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/02(月) 17:03:40.00 ID:Jqvv1psC.net
イエメン情勢あんまり伝わってないから気になる
シリアなみにひどいのかな
サウジだって金欠が続けば国内不満も増えるだろうし
オマーンは迷惑千番だよね
>>133
でも サウジ政府=トルコ政府 で対イエメン内戦
っていうのは 敵の敵は味方とも少し違うし
イスラムの派閥?

136 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/04(水) 21:36:53.70 ID:sAxbvqBk.net
ロシアとシリア(とトルコとイラン)

>>125
何故、ロシアはシリアの肩を持つのか?

このことは、我々にとってどの様な問題であるのか?

137 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/04(水) 21:37:14.46 ID:sAxbvqBk.net
キリスト教は西方教会と東方教会とに分かれる。


西方教会
・カトリック、プロテスタント、etc

東方教会
・ギリシャ正教会、ロシア正教会、etc(正教会系)
・シリア正教会、etc(東方諸教会系)


その内、東方教会の伝統として知られるヘシュカズム(静寂主義)という念祷は、
呼吸のリズムに合わせて、「神の子、主イエス=キリストよ、われを憐みたまえ」という祈りを繰り返す。

念祷と呼吸法を合わせるものは、キリスト教では唯一例外的なものだが、
言うまでもなく、インドの真言ヨーガや仏教の念仏行に近い。

元々は、シリアの修道院制度の中で開発されたものが、ギリシャのアトス山で発展し、ロシアにも伝わった。…(1)

138 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/04(水) 21:37:28.70 ID:sAxbvqBk.net
イスラムでこれらに近いのはスーフィズムで、
ダルヴィーシュとよばれる修道僧によって行われる。

トルコのメヴレヴィー教団による旋回舞踊が知られる他、
「ラー・イラーハ・イッラッラー(アッラー以外に神はなし)」
という念祷を繰り返す、ズィクルという行がある。

イランの巨匠ナジュム・クブラーによるズィクルは…(2)
光体験の中に顔や太陽を観想するもので、
ヴァイローチャナ(毘盧遮那仏=大日如来)を挟んで
高野山の真言密教と同根ではないかというほど似ている。…(3)

139 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/04(水) 21:37:49.97 ID:sAxbvqBk.net
参考文献
(1)エルンスト=ベンツ『禅 東から西へ』
(2)井筒俊彦『イスラーム哲学の原像』
(3)小滝透『密教とイスラーム 高野山修行記』

140 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/04(水) 22:40:14.56 ID:UHelMfE9.net
昨年末、リビア東部のトブルクを拠点とするリビア政府を代表するハフタル将軍は
ロシアを訪問し、幾つかの重要な点について、プーチン大統領と話し合った。
それらは、リビアへの武器輸出についてであった。国連がリビアへの武器禁輸を
決定しているが、ロシアはイスラミストのリビア進出を抑えることと、石油の安全な
輸出を守るためには武器が必要だとし、国連決議を無視するかも知れない。

もう一つは、ハフタル将軍がロシアに対して、リビア国内にロシアが軍事基地を設立
することを歓迎する発言をしたことだ。もし実現すれば、地中海周辺諸国や、中東諸国、
北アフリカでのロシアの軍事的な立場は強化されることになる。

元々、東リビア政府は国際的に認知されたものであったが、その後、チュニジアで
セラジ氏を首相に担ぎ上げ、西リビア政府を樹立し、それをリビアを統一する政府だと
国連が言い出したのだ。ハフタル将軍にしてみれば、こんなことは笑い話でしかあるまい。
今回ハフタル将軍がロシアに対し軍事基地の開設を認めたことは、20年の長きにわたって
ハフタル将軍を匿ってきた、CIAに対する強烈なしっぺ返しかも知れない。

状況は自分に有利だとハフタル将軍は判断したのであろうか。
西側のセラジ首相が呼び掛けた合同会議に参加する気は無い、と撥ね付けている。
彼が言うには、『今はイスラミストと戦っている最中であり、民主主義などを話し合って
いる時期ではない。そんなことは後から話し合う問題だ。私はセラジとは2年半前から
話し合ってきたが、何の成果も生まれていない時間の無駄だった。』と語っている。

ハフタル将軍はリビア領土の80パーセントを支配下に置いた、と語っているが、
国内の多くの部族ミリシアと連携ができているという事であろう。そうであるとすれば、
ハフタル将軍は近い将来、アフリカからヨーロッパへの難民の流入を阻止することも
可能であろうし、また石油輸出も可能となろう。

難民問題に苦慮するヨーロッパ諸国は、この状況が事実であるとすれば、
一気にハフタル将軍の支持に回るかもしれない、という事ではないのか。

141 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/07(土) 12:07:49.51 ID:Fxt4jP1k.net
トルコの大統領府スポークスマンのイブラヒム・カルン氏は、アメリカがトルコに協力的
でないことに不満を述べ、場合によってはアメリカ空軍に対して、インジルリク空軍基地を
閉鎖する(使わせない)と語った。

この発言は極めて厳しいものだが、トルコ側にしてみれば無理からぬ部分もある。
アメリカはこれまで、中東戦略上インジルリク空軍基地が位置的に優位であることから、
さんざん利用してきていた。特に、イラクやシリアへの攻撃は、インジルリク空軍基地から
間断なく無人機(ドローン)を飛ばして行われてきている。そのドローンは日本で作られている
ような小さいものではなく、戦闘機と同じようなサイズであり、しかも、武器弾薬を搭載できる
規模のものなのだ。

トルコにとってアメリカに不満を抱いている最大の理由は、アメリカがクルドのPYDやYPG
に対して、武器を提供し支援していることだ。アメリカに言わせれば、彼らが最も勇敢に
戦ってくれる友軍なのだから当然、という論理であろう。

そのためトルコが立てた、ユーフラテス川を挟むユーフラテス盾作戦での、クルドの追放
作戦に対し、アメリカは全く協力していないのだ。トルコは再三にわたって、クルドを空爆
して欲しい、とアメリカに対し訴えてきていたが、アメリカはそれを受け入れなかった。

アメリカにとってトルコのインジルリク空軍基地は、値段の付けようもないほど重要な
基地だと言われている。それを失うようなことになってはアメリカの中東戦略が、がらりと
変わり、脆弱なものとなろう。(イラクに空軍基地を持つ考えが、アメリカにはある。)

他方、トルコにしてみれば、このことで、アメリカとの関係が切れることは、やはり大きな
リスクとなろう。そのためイブラヒム・カルン氏はトランプ氏が大統領に就任した後の
対応変化を待ちたいと語っている。

トランプはトルコに対して、どう対応するのだろうか。あるいはこの問題がこじれた場合、
アメリカはトルコの軍に対して、クーデターをそそのかすかもしれない。エルドアン大統領
にとっては、まさに危機的状況であろう。

142 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/09(月) 00:55:05.46 ID:PSEYS+Ol.net
アフリカのチャド政府が、リビアとの国境を閉鎖することを決定した。

カダフィ政権時代、リビアはチャド侵攻を行ったことがある。
当時、それはカダフィ大佐がチャドのウラン鉱脈を押さえることを目的としたものだと
言われていたが、リビア軍はチャド軍に破れ、ハフタル司令官らは捕虜となった。

その後、ハフタル司令官はリビアのカダフィ体制に愛想がつき、CIAの誘いに乗り
訪米し、20年以上匿われていた。だが、一応体裁を考えたのであろう、反カダフィの
革命組織を立ち上げていた。しかし、この組織は具体的な動きを全くやらなかった。
名ばかりの革命組織だったということだ。

リビアには良質の石油が有り、それは欧米が支配したいと考えていたことから、
ISを送り込むだろうと考えていたが、その通りになった。そしてその後、欧米は
それを口実にリビアに軍事介入するだろうと思っていたが、その通りになった。

そしてその後、ISはリビアで敗退し、アフリカ中央部に向かって行くだろうという
予測だったが、今回のチャドの国境閉鎖は、その証ではないのか。そうだとすれば、
欧米がいま何を狙っているのか、予想が出来そうだ。

チャドにはウラン鉱があり、マリには金鉱脈がある。そればかりか、アフリカ各国
には地下資源がうなるほどあるのだ。ダイヤを始めとした貴石、鉱物資源が有る
ということは、それを支配したいと考えるのは自然の成り行きであろう。

欧米諸国はISをアフリカ諸国に進出させ、その国に対してIS対策で協力することを
口実に武器を売り込み、軍事顧問を派遣する。そして、最終的にはその国を支配下に
置くということであろう。こうした欧米の手口は、リビアを見れば分かろう。最初にアラブ
の春革命を起こさせ、ハフタルというアメリカの傀儡を送り込み、彼の政府を国際的に
認知された政府だと認めた後、今度は国連が認知した統一リビア政府を立ち上げる。
そして、その統一リビア政府にIS戦で勝利させ、統治させていくという形だ。
その統一政府の勝利は、述べるまでも無く、欧米の軍事介入によって可能だったのだ。

アラブ諸国の混乱は今後下火にはなるだろうが、未だ当分の間は続くだろう。
これからはアフリカが流血の惨事の場になるということではないのか。

143 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/12(木) 01:15:37.72 ID:K++eEImW.net
アメリカ国務長官、「ISISの結成目的はシリア政権の打倒」 - Pars Today
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i24268


Leaked John Kerry audio: White House wanted ISIS to rise in Syria | OffGuardian
https://off-guardian.org/2017/01/06/leaked-john-kerry-audio-white-house-wanted-isis-to-rise-in-syria/

144 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/13(金) 00:53:49.81 ID:QNoyvUms.net
ヨルダンとイラクが両国の国境を開放することに合意した。
常識的に考えて、これはヨルダンにとって、極めて危険な動きであることが分かろう。
イラク・ヨルダン国境が解放されれば、イラクから多数の難民がヨルダンに流入して来よう。
それを承知でヨルダン国王が下した、人道的な褒めるべき決断だ、というのだろうか。
人口の少ない何の資源も無いこの国が、多数の難民を抱え込むことの持つ危険性が
わからないのだろうか。

既に、いままでイラクからは旧バアス党幹部など、旧体制の幹部たちがヨルダンに
多数移住している。彼らは資金的にも余裕があり、恵まれた生活を送っているのだ。
しかし、これからヨルダンに入ってくるイラク人たちは、これと言った価値ある物も持たず、
着の身着のままでやってくる。ほとんどがヨルダン政府の援助を必要としよう。その援助に
ヨルダン政府は耐えられるのであろうか。あるいはそのことが、ヨルダン国民への福祉予算を
削減させることになり、結果的に政府非難の行動が起こるのではないか、という懸念があろう。

ヨルダンは大半がパレスチナ人で構成される国家であり、ヨルダン・オリジナルの国民は
少数派であり、王家はサウジアラビアから来たいわば『よそ者』の王家なのだ。それだけに
王家には脆弱な部分があるのだ。

それでは何故、ヨルダン政府はイラクとの国境を開放したのであろうか。実はヨルダンは
イラクの石油に依存してきた経緯がある。イラクはヨルダンに対して無償、あるいは廉価で
石油をヨルダンに提供していた時期がある。今回の国境開放に当たっては、石油を運ぶ
パイプ・ラインをヨルダンのアカバ港まで引くという話がある。加えて、イラクとの貿易促進が
あるのだ。つまり、利益を優先するあまり、危機管理を怠ったのではないのか、ということだ。

あるいは、アメリカによって国境開放を押し付けられたのかもしれない。そうであるとすれば、
ヨルダンの外交は脆弱だ、という事ではないのか。

145 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/13(金) 06:18:38.88 ID:Tfh/qBXB.net
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/war/1482269638/
☆近未来スレッド(対イスラム等)現実論

世界全体で言えばイスラム系の数は増える事はあっても減る事はない
アラーアクバルって叫ぶ目を吊り上げた群衆の中で人生を送りたいか?
現実的に言って我々の文明は守れるのか?

146 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/18(水) 09:00:04.25 ID:QoAd4w0B.net
2012年2月28日にトルコに設立された、SADATという会社がある。
国際防衛顧問会社ということになっているのだが、実態はいまひとつ明らかになっていない。

このSADAT社は2016年12月6日からアドナン将軍がトップに就任したが、エルドアン大統領の
アドバイザーでもある人物だ。こうした経緯から、SADAT社はエルドアン大統領のプライベート
・アーミーとも呼ばれるようになったのだ。

昨年7月15日に起こったクーデター未遂事件後は、市民を殺害した将兵らを抱え込んでいる、
とも言われている。この会社が設立されなおしたのは、退役軍人を多数抱え込むためであろう、
と思われる。そのことによって、退役将軍たちの間から反政府のクーデター呼びかけが
起こらないようにしよう、という考えではないのか。また、学者なども抱え込んでいることから、
エルドアン大統領が新たに組織する第二エルゲネコンではないか、という気もするのだが。

147 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/21(土) 11:48:40.88 ID:1wFd8tgQ.net
リビアの東政府の実力者であるハフタル将軍の部隊が、リビアの東の首都ベンガジ市を
ほぼ支配したようだ。そうは言っても戦闘はいまだ続いており、戦闘は相当激しいものであり、
ハフタル将軍側にも15人以上の戦死者が出ている模様だ。

ベンガジ市はカダフィ大佐の革命で打倒されたイドリス国王の時代には、東の首都とされていた
場所であり、地中海に面したきれいな街だった。もちろん現状は瓦礫の山となっているだろう。

このベンガジ市のカフンダ地区が、激戦のポイントのようだ。ハフタル軍側は航空機を使い、
激しい爆弾投下作戦を行った。結果的に、カフンダ地区はイスラミスト(アルカーイダと関連の
ある組織)の手から、ほぼ解放されたのだが、内部に市民3家族が残っていることから、彼らの
同地からの安全な脱出を実現させるべく、停戦状態にある。

今まで、ハフタル将軍の部隊にあまり動きが無かったのだが、ここに来て急きょ激しくなった
という事は、ハフタル将軍の訪ロが成功したからであろう。国連の制裁があり、ロシアは思うように
ハフタル将軍側に武器を送れないだろう。しかし、ロシアの艦艇がリビア東部に入ったことだけで、
大きな励ましとなろう。

ロシアはどういう判断から、東のハフタル将軍を支援するのであろうか。トリポリを首都とする、
セラジ首相率いる国連の作った統一リビア政府ではなく。それはセラジ首相には、具体的な
武力集団が彼のバックに存在しないことにあるのかも入しれない。また、ハフタル将軍側は
東部、南部の主要部族を味方につけ、油田地帯のほぼ全域を掌握しているからかもしれない。

ハフタル将軍はこのことに加え、石油の積出港も支配下に置いているのだ。そうなれば西側の
セラジ政府との交渉で、力で有利な合意を取り付けることができよう。そうなるとハフタル将軍は、
リビアの石油収入を牛耳れる、ということになるのだ。それがロシアにはわかっているのであろう。

148 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/22(日) 19:22:17.33 ID:qTtuDsoq.net
トルコのメフメト・シムセク副首相が、シリア対応について現実的な意見を述べた。
これはこれまでのトルコのシリア対応から考えると、180度変化したものだろう。

トルコ政府は今まで、シリアのアサド大統領体制を何としてもつぶすという強硬な
ものだった。この目的のために、トルコは膨大な資金と武器を反シリア政府側の
各組織に提供し続けてきていた。シリアの反政府各組織の幹部たちは、トルコ政府の
ゲストとして、イスタンブールやアンカラに贅沢な住宅を提供され、高額な生活費も
支給されていた。まさに革命貴族気取りだったのだ。

シムセク副首相は、現実的に考えてアサド大統領抜きのシリア問題解決は無い、
と判断したと語ったのだ。トルコはシリア国民が直面する困難と悲劇は存在する
ものの、プラグマテイックで現実的な対応をすべきだ、とダボス会議で語った。

他方、先週エルドアン大統領のスポークスマンは、『アサド大統領が存在する限り、
シリア問題の解決は無い。』と語ったばかりだ。ただし、エルドアン大統領のスポーク
スマンは、シリアのアサド体制に対する対応は『ステップ・バイ・ステップだ』とも
語っている。それはトルコがこれからは今までのような、性急で強硬なシリアへの
対応手段は取らない、という意味であろう。

こうした変化が、トルコ政府内部に出てきているのには、幾つかの理由がある。

:第一に考えられることは、ロシア軍の全面支援で、シリア軍が相当優位に立って
 きていることだ。その事は、シリア国内の軍事、政治状況を、大きく変化させている。

:カザフスタンのアスタナで、シリアをめぐる会議が開催されるが、そこではトルコは
 ロシアと協調姿勢を示さなければ、国際的に孤立してしまう。

:先月のアレッポの戦闘で、シリア軍が完全に反政府派を打倒した。

もっとうがった見方をすれば、シリアの内戦は終りが近いということだ。そのため、
トルコは戦後の復興でシリアに進出したいと考えており、アサド体制が存続する以上、
アサド大統領との妥協の糸口をつかんでおきたい、ということも考えられよう。
それがトルコの本音なのかもしれない。

149 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/23(月) 11:54:13.48 ID:Mp/xLBqS.net
トルコで新憲法が議会を通過した。議員数550人のうち339人がこの新憲法に賛成票を
投じたことにより、正式に認められたということだ。賛成票を投じたのは与党AKPと野党
MHPの議員たちだ。反対票は142票に留まった。この結果大統領職は、2度まで携わる
ことが出来るようになり、エルドアン大統領の任期は2029年までとなるということだ。

憲法改正については、議員の330人の賛成が必要であり、この数に達した場合は、
国民投票で正式に承認されるということになっている。今回は339人が賛成したわけ
であり、国民投票にかけることに何の問題も無いということだ。

この新憲法が通過したということは、大統領の権限に対し、いずれの機関も個人も
異議を申し立てることは出来なくなるわけであり、実質は独裁体制になるということだ。
大統領職に就いている間、大統領は公務員、大臣などの任免権を独占することが出来る。

この新システムについて、トルコの法律家協会議長のメチン・フェイゾール氏は
『別に珍しいことではない。トルコはスルタン国家だったのだ。そのシステムに戻るだけだ。』
と語っている。その事はトルコがエルドアン大統領を、実質的にスルタンとして認めるという
ことであり、新憲法はスルタンの法、ということになるのだ。

今回の新憲法の議会通過を受け、反対に回った野党第一党のCHPや、クルドの政党
であるHDPは猛烈に反発しており、国民投票の日に向けて個人宅を個別に訪問し、
新憲法の危険性を説明する方針だ。しかし、その場合エルドアン大統領側は、個人宅
を訪問するCHPやHDPのメンバーに対して、嫌がらせをすることは十分に予想される。
しかも、身体的危害を加えることもありえよう。これから一波乱ありそうだということだ。

150 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/24(火) 23:26:31.01 ID:IY7T2PMq.net
DHKP-Cというのは、トルコにある過激組織である革命人民解放党戦線という過激集団の名前だ。
この組織によるテロは過去にも何度か起こっていたが、ここに来て新たな、しかも大胆なテロを
始めた。今回DHKP-Cが狙ったのは、トルコ最大の都市イスタンブールの警察署であり、与党
AKPの事務所なのだから、トルコ国内としては最大級のニュースであろう。

事件は1月20日に起こり、対戦車砲が両建物に打ち込まれた。しかし、幸いにして砲弾は
爆発せず、警官一人が負傷するにとどまった。犯人は1月22日に逮捕されたが、彼の名は
シャリーフ・トウルンチで、年齢は43歳だった。逮捕時彼は30万トルコ・リラを所持していたこと
から、この金は攻撃に対する賞金であろうとみられている。トルコで30万リラは日本円にして
900万円なのだから、決して少額ではない。

そのことは、このDHKP-Cなる組織が、しかるべきスポンサーを持っている、という事であろう。
トルコで生まれたトルコ人による左翼勢力だけでは、一度のテロに900万円の賞金は出せまい。
その背後にいる組織、あるいは国家は何処なのかが、興味のあるところだ。

いずれにしろ、PKKやISだけではなくDHKP-Cも、トルコの反体制テロリストの仲間入りをした
ということだ。トルコの状況はますます複雑で危険になってきた。

151 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/25(水) 13:02:29.10 ID:l1OAWmqt.net
アメリカの新大統領トランプ氏がイラクについて発言したが、その内容が不明確である
ことが原因で、イラクのアバデイ首相がトランプ大統領の発言に対して噛み付いている。

トランプ大統領が語ったのは、『もし、アメリカが2003年のイラク戦争で勝利した段階で
イラクの油田を抑えていれば、ISが台頭し、そこを抑え、彼らの資金源にすることは
出来なかったろう。』と語っているのだ。

まさにその通りであろう。このことについてトランプ大統領は、何もイラクの石油を
アメリカが支配し続ける、と言っているわけではないので、アバデイ首相は噛み付く
必要がないのだが、どうも発言の仕方に問題があったようだ。この発言に対して、
アバデイ首相は『イラクの石油はイラク国民のものだ。』と反発の意を鮮明にしている。

トランプ大統領はこの発言とは別に、『イラクに対する支援を増やす。』と語ったようだが、
アバデイ首相は、このことについても『具体的にどのような支援があるのか定かではない。』
と不満を述べている。トランプ大統領は『中東における第一課題は、IS対応だ』と語っており、
恐らく、そのための支援がイラクに対して進められることになるのではないのか。

どうやら落ち着いて聞けば、トランプ大統領の発言は至極当たり前のことなのだが、
欧米マスコミの彼に対する敵対的報道や、彼自身の奇異な言動が、トランプ発言を
複雑なものにし、受け取る側に混乱を引き起こしているのではないか、と思われる。

こうした社会状況と、彼を取り巻く環境のなかで、日本が一番冷静にトランプ発言を
受け入れられるのではないのか。そして、そのうえで彼の発言に間違いがあれば、
それを指摘し、丁寧に反論すべきであろう。

先日の菅官房長官の、トランプ大統領に対する『アメリカ車に対する課税へのクレーム。』
への反論は、お見事という感じがした。懇切丁寧に説明すれば、トランプ大統領も間違った
考えをごり押しすることは出来まい。どうやら、トランプ大統領は近い将来、日本を最も
信頼できる相手国と見做すようになりそうな気がするのだが、この予測は甘いだろうか。

152 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/01/31(火) 15:30:20.00 ID:Oz5nn+ga.net
シリアのアサド大統領が、重病だという情報が飛び交っている。
アラブの幾つかのマスコミがこの情報を流しており、複数であることから
情報は正しいのではないか、という観測が広がっているようだ。

例えば、カタールのアルジャズイーラ・テレビは、アサド大統領が入院して
ベッドに寝込んでいるが、意識を失っているわけではない、と伝えている。
同様に、レバノンのアルムクスタクバル紙も、重病説を報じている。
またアサド大統領が銃撃され、負傷したという情報も流されている。
サウジアラビアのシャルクルアウサト紙も、同様の情報を伝えている。
ただし、これらのすべては、反アサド大統領側のマスコミ機関であり、
どこまで信用できるかは保証の限りではない。

もちろん、シリア政府はこの重病説を否定している。シリア政府は、アサド大統領が
つい数日前に、ベネズエラのマドウロ大統領と電話で話し合っていることを明かした。

アサド大統領の最近の動向から注目を集めるものは、アスタナ会議に先立ち、
彼は全ての問題を話し合う気があると語り、それには彼自身の立場も含まれる、
と語った点であろう。アサド大統領は、彼の父ハーフェズ・アサド大統領の後を追い
シリアの大統領に就任し、既に17年の歳月が経過している。

一つ言えることは、重病説があり、銃撃されたという説がある点だ。
この二つが一緒であれば話は別だが(銃撃され入院した)、そうでなければ
信用しかねる情報の気がするのだが。

153 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/04(土) 20:58:36.93 ID:d72Xu9vW.net
リビアでは権力闘争が始まりそうだ。駐チュニジア・フランス大使が、長時間に渡って
東リビア政府のハフタル将軍と対談した。その中で、ハフタル将軍は権力の座を目指す
ことを明確に語り、その事では誰とも交渉する意志が無いことを明らかにした。

しかし、こうしたハフタル将軍の立場に、欧米はすんなりとは賛成しないだろう。
なぜならば、ハフタル将軍が軍事力を持ってでも権力の座を目指すことになれば、
リビアは内戦が起こる危険性があるからだ。

だが、ハフタル将軍にしてみれば、東リビア政府は国際的に認められていたものが、
何時の間にか国連が別の政府を立てて、それを支持し始めているからだ。
いわば明らかな裏切り行為、とハフタル将軍は受け止めているのであろう。

そこで問題になるのは、ハフタル将軍を支援しているエジプトが、どのような立場に
回るかということだ。エジプトとしては、アメリカとの関係、ロシアとの関係を考慮すると、
なかなかどちらにも回り難い立場にあるからだ。そこで出てくる考えは、ハフタル将軍
に対して、リビア統一政府のセラジ首相と話し合え、というアドバイスであろう。

フランスも似たような考えであり、ハフタル将軍に対して、リビア統一政府のセラジ首相は
治安面の全権を与えるべきだ、と考えているようだ。そうした中、ロシアの重要性を考え、
セラジ首相は近くロシアを訪問したいと思っている。

ロシアは今回のハフタル将軍の動きに対して、どう立ち回るのであろうか。ロシアもまた、
リビア国内各派で平和的に話し合うべきだというアドバイスをするのではないのか。
ここでまた内戦状態になるようなことでは、ロシアのリビアへの進出が遅れるからだ。

ハフタル将軍が今回強気に出た裏にはロシアの支援もあろうが、アメリカの支援も
あるいはあるのではないのか。アメリカは早くリビアの内乱状態を落ち着かせたいと
考えているし、ハフタル将軍については、20年以上も亡命させ支援してきていたのだ。
革命でリビアに送り返したのだが、その駒をアメリカが容易に手放すとは思えない。

154 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/08(水) 23:21:02.94 ID:JKLjQm5T.net
2000年の初めに逮捕され、6年間投獄されていた、トルコの影の政府のボスである
ペリンチェク(彼がエルゲネコンの本当のボスか否かは不明)が、MHP党首に対して、
とんでもないことを答えている。彼はエルドアン大統領の政策について、自分と同じ
考えだと称賛したのだ。

エルゲネコンとは、トルコの悪人エリートたちによって結成された、影の政府だ。
この中には軍人も警察も政治家も学者も経済人もマフィアも参加しているのだ。
彼らは国家の富を盗む計画を立て、それを実行してきていた。このために、トルコは
ハイパー・インフレに苦しめられてきていたのだ。それに挑戦し、解決したのは
エルドアンが首相の時代のことなのだが、エルドアン大統領は自身の保身を考えて、
エルゲネコンのメンバーを刑務所から釈放している。

このぺリンチなる人物は、公然と『私はエルドアンに関するスキャンダラスなテープを
28本持っている。』と語っているのだ。つまり、エルドアン大統領が彼とエルゲネコンの
言うことを聞かなければ、それをばらすと脅しているのだ。

ぺリンチは大の宗教嫌いであり、全ての宗教組織を潰すことを考えており、
エルドアン大統領は今、まさにその考えを実行していると称賛しているのだ。
ペリンチェクはウルサル・カナル・テレビのインタビューで『エルドアンを選択することは
私を選択することと同じだ。それはAKPがエルゲネコンの主張してきたことを実行する
政党であり、エルドアンはそのトップだからだ。』といった内容のコメントをしている。

この人物が影の政府のボスであるという事は、マフィアと変わりない、ということだ。
エルゲネコンは幾つもの大規模な組織犯罪を実行し、国庫から資金を盗み出して
きているのだ。そのエルゲネコンのペリンチェクと、MHP党首のバフチェリが同意見
であるという事は、相当深刻な状況にトルコの政治が陥っている、という事であろう。

確かに、国有地の緑地制限地域をエルドアン大統領は勝手に解放して、高級住宅
などの建設と販売を許可している。そうした手口はマフィア的であろう。シリアから
ISの盗掘した石油を密輸したのは、エルドアン大統領の実子のビラールであることは
世界的に知られている事実だ。

155 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/13(月) 08:46:53.64 ID:MqCRZgKR.net
リビアはいま二つの新たな不安を、抱えることになっている。ミスラタを拠点とする
ミリシア軍団は、リビア国内にあって最も精強な武闘組織として知られてきている。
シルテに陣取ったISを粉砕しシルテから追放したのは、彼らの軍団が中心だった。

しかし、その褒賞は、リビア統一政府から十分受けていなかったのであろうか。
ここに来て、彼らミスラタ軍団はトリポリに入り、世俗派、政治組織、部族集団は
相手にせず、外交機関や政府を防衛すると語っている。

彼らは、砂漠に逃げ込んだISを打倒することに専念すると息巻いている。
そして、リビア・ナショナル・ガード(LNG=リビア国民防衛組織)なる組織を設立する
と発表した。リビア・ナショナル・ガードは、リビア統一政府を支持するともしないとも
言っていないとしているが、リビア統一政府はシルテ奪還の後に何の褒賞与えて
おらず、リビア・ナショナル・ガードは資金的に窮地に陥っているようだ。

このリビア・ナショナル・ガードには、もう一人のトリポリ地区のリーダーである、
カリーファ・グエイルのメンバーも加わっている。こうした状況は、今後、リビアを
困難な状態に追い込んでいくものと思われる。
国連が組織し支援しているリビア統一政府のセラジ首相は、未だに大統領警備隊
の設立も出来ず、外交使節や政府施設の防衛体制も組めないでいる弱体だ。

リビア・ナショナル・ガードに加え、ISもトリポリ南東部に陣取り始め、虎視眈々と
トリポリ奪取の機会を狙っているようだ。最初に彼らがやるであろうトリポリ作戦は、
電力網の切断や水供給施設の破壊であり、住民の間に混乱を呼び起こすことだ。

しかし、こうした状況の中でも、リビア統一政府はアメリカの航空支援無しには
対応の仕様がないと弱気だ。アメリカの支援無しには、ISと軍事的に対峙する
ことは出来ない、ということのようだ。確かに、シルテ攻略時も、アメリカの支援が
あって、初めて可能となっていた。

156 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/02/15(水) 00:11:21.65 ID:VTuFRU9R.net
イラクの首都に、グリーンゾーンと呼ばれる地域がある。ここはアメリカ軍が多数駐留する
頃に造られた地域だったが、今ではイラク政府の官庁ビルや、外国の大使館、国際機関の
事務所に加え、要人の居住区になっている。当然、このグリーンゾーン内部は住環境が
バグダッドの他の地域に比べて格段に恵まれているし、治安も良い状態にある。

従ってバグダッドの一般市民にしてみれば、羨望の眼差しで見られる地域ということになる。
そうしたことから、市民に不満が高まると、このグリーンゾーン地域に対する抗議デモが
行われている。その意味では、必ずしも安全地帯とも言い切れないのかもしれない。

今回はシーア派の巨頭、サドル師が扇動するデモが、グリーンゾーン地域に向かって
行われた。もちろん、地域そのものには人格があるわけではないから、グリーンゾーンに
対するデモということは、政府に対する抗議のデモであったわけだ。

今回のデモでは、7人が殺害され、174人の負傷者も出ている。警官もこのデモの中で
1人が殉死している。イラクはいまISの占領と暴力支配の時期が終わろうとしており、
国内の平和が直ぐそこに迫っているはずだ。それにもかかわらず、グリーンゾーンへの
デモが起こり、しかも死傷者が出ているということは、何故であろうか。

今回のサドル派の怒りは、主に元首相のマリキー氏に向けられたものであり、
カチューシャ・ロケット弾に加え、銃器やナイフも持ち込まれたようだ。
従って、警察側も当然、それを阻止できるだけの装備が必要であり、死傷者が多数出た
ということであろう。

こうした大規模な衝突が起こったということは、言葉を変えて言えば、イラクがISとの戦い
の時期から、次の段階に入った、ということではないのか。つまり、今回のグリーンゾーン
に対するデモと衝突は、次の段階でサドル派がどのような権益を得ることが出来るのか
にかかっている、ということではないか。

同じようなことがリビアでも起こっており、リビアにはいま三つの政府が、鼎立状態にある
ということだ。アラブ世界での政治的な衝突の裏には、常に権力闘争があり、その権力
闘争の裏にはいつも利益が存在する。言ってみれば、グリーンゾーンに対するデモは、
経済行為の一種だ、ということではないのか。

157 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/10(月) 00:12:20.81 ID:T/rOm0/2.net
「タミル語=日本語起源論」で知られる大野晋という人がいる。

2004年に書かれた『弥生文明と南インド』によると、

南インドから船で来た古代タミル人は、海流に乗って北九州や韓半島にも上陸。
古代タミル語が古代の日本語や朝鮮語に影響を与えたという。

しめ縄や門松のルーツもタミル地方に見つかっている。

158 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/10(月) 00:13:04.52 ID:T/rOm0/2.net
タミル語はドラヴィダ語のうち、とりわけインド南方やスリランカで用いられている言語。

159 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/10(月) 00:16:19.85 ID:T/rOm0/2.net
その他、和歌の五七五七七調の形式についても、
約二千年前のタミルに「サンガム」という歌集があり、それが同じ形式をもっていたと大野は指摘する。

こういう話は、工藤隆が想定する長江流域文化圏以来だ。
http://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/kokusai/1469607020/94,99

160 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/10(月) 23:34:36.42 ID:T/rOm0/2.net
他の言語との関係

ドラヴィダ語族は、既知の他の語族との間で関係が認められない。
この語族を、日本諸語(Japonic languages,日本語族)、バスク語、朝鮮語、シュメール語、オーストラリア・アボリジニ諸語、
そしてインダス文明で使用されていた未知の言語と関連付けようとする試みが行われてきたが、結論が出ていない。
一部の研究者は、ドラヴィダ語を、より大きな分類としてのエラム・ドラヴィダ語族(Elamo-Dravidian language family)のなかに含めている。
後者は、現在の南西イランに当たる領域で使われていた古代エラム語をドラヴィダ語に加えた語族である。

161 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/11(火) 01:32:02.29 ID:zEcCom/j.net
シリアでの関心事はアサド氏よりIS=米高官
http://jp.wsj.com/articles/SB10433057978138953778204583075273087782196
2017 年 4 月 10 日 07:44 JST

【ワシントン】米政府高官は9日、先週行ったシリア空軍基地への攻撃に関し、
シリアでの最大の関心事はバシャール・アサド大統領の退陣ではなく過激派組織「イスラム国」(IS)の掃討にあると述べた。

162 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/11(火) 01:32:56.23 ID:zEcCom/j.net
トランプ政権は、早い時期からシリア情勢について細かな調整を行ってきており、
中東政策が勢いで進められているという感じはしない。

163 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/11(火) 01:34:35.53 ID:zEcCom/j.net
シリア情勢、北朝鮮情勢の緊迫は、この先に韓国やイラン大統領選を控えてのことだろう。

韓国大統領選 5月9日
イラン大統領選 5月19日

164 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/13(木) 00:15:00.45 ID:c/pm+Hi3.net
ダライ・ラマ14世「年内にも後継者協議を開始」
https://mainichi.jp/articles/20170413/k00/00m/030/044000c
2017年4月12日 19時19分

 【ニューデリー金子淳】ロイター通信などによると、チベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世(81)は自身の後継者選びについて、
 年内にも高僧らによる会議を開いて協議を始める意向を示した。訪問先のインド北東部アルナチャルプラデシュ州で8日に記者会見し、明らかにした。
 ダライ・ラマ制度の存続については「チベット人が決めることだ」と語り、こだわらない姿勢を改めて示した。

 ダライ・ラマは先代の死後、「生まれ変わり」とされる子供を選ぶ「輪廻(りんね)転生制度」に基づいて決めるのが伝統だった。
 ただ、14世はこれまでも、制度の廃止や、存命中に後継者を選ぶ可能性に言及し、独自に後継者を擁立する姿勢を見せている中国をけん制してきた。

 14世は「人々がダライ・ラマ制度を不適切と感じれば、終わるのが自然」と指摘。自身が80代後半〜90歳になるころ、制度の存続を含め最終決定されるとの見通しを示した。

 14世はチベット北東部(現中国青海省)の農家に生まれたが、幼少時に先代の後継者に選ばれ即位。
 1959年にインドへ亡命し、中国チベット自治区の自治拡大を訴えてきたが、2011年に政治活動をやめ、宗教活動に専念している。

165 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/15(土) 14:05:14.75 ID:uKb9FPxZ.net
MOAB(爆弾の母)なる新型爆弾が、アフガニスタンで使用された。この爆弾の正式名称は、
B61-12というのだそうだ。述べるまでも無く、それを実施したのはアメリカ軍だ。
このMOAB使用について、日本ではあまり関心が払われていないようだが、アメリカと
敵対関係にある、イランは敏感な反応を示している。

イランに言わせると、これは核弾頭投下の訓練実験だった、ということだ。
非常に重い核弾頭をF-16に搭載し、目的地まで運び、それを正確に投下することが
出来るかを、試したというのだ。

アメリカ軍はこのテストで、レーダー・システム、発火コントロール・システム、
ロケット・モーター、兵器コントロール・コンピューター、そして核兵器搭載の航空機が、
正しく運搬出来、核爆弾を投下できるか、ということを調べたというのだ。

現在、アメリカが軍事的に、最も緊張関係にあるのは北朝鮮だが、アメリカは真剣に
北朝鮮への核爆弾投下を検討しているのかもしれない。
イランに言わせると、2016年1月に、北朝鮮が水爆の実験をした直ぐ後、アメリカは
核爆弾搭載が可能な、トライデントU-Dミサイル4発を、太平洋に沈む潜水艦から
発射テストしているというのだ。

もし、北朝鮮が近い将来、核実験を再開すれば、アメリカはその核爆弾で北朝鮮が
アメリカを狙うことを目的にしているとして、先制攻撃をかける可能性は高いという
ことであろう。アメリカによる核爆弾攻撃が行われれば、大量の難民が北朝鮮から
韓国に逃れ、韓国からは日本に大量の難民が押し寄せる可能性が高い。
その緊急事態への対応策は、日本には無いだろう。

166 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/16(日) 10:20:46.31 ID:AOePdswg.net
イランでは5月に大統領選挙が行われる。そのため、大統領立候補届け出が
始まっているが、そのなかで注目を集めているのが、3人の候補者であろう。
現職の大統領ロウハーニ氏、保守派のエブラヒム・ライーシ氏、そして、
元大統領のアハマド・ネジャデイ氏だ。

ロウハーニ氏は国民の間ではあまり評判が悪くない、どちらかといえば穏健派の
イメージで受け止められているようだ。ロウハーニ氏が最高指導者のハメネイ師と
時折意見の不一致があり、不仲説が流れてもいる。そのため、次回選挙では
ハメネイ師がロウハーニ氏に代わる候補を支持するのではないかと言われている。

そのロウハーニ氏に代わる候補と思われるが、エブラヒム・ライーシ候補だ。
彼は宗教職者であり、56歳の裁判官でもある。極めて保守的な考えで、
ハメネイ師にべったりの人物と見られている。それ故、ライーシ氏を革命防衛隊も
支援する可能性があろう。

ただ、彼の保守的な考え方を国民が支持するかというと、そうでもなかろう。
イラン国民はもっと自由になりたい、とほとんどが考えているわけであり、
これからさらにイスラム法で締め付けられることを、望んではいまい。

最後のアハマド・ネジャデイ氏だが、彼はハメネイ師に立候補するなと言われ、
それを一旦は受け入れていたのだが、土壇場で立候補を宣言した。
明確な裏切り行為であり、ハメネイ師は激怒していることであろう。

アハマド・ネジャデイ氏の反イスラエル発言は、つとに有名だが、実際はそうでも
ないようだ。イスラエルのイラン専門家のなかには、彼が大統領になる方が、
イスラエルにとってプラスだ、という考えを述べる者もいる。

問題は、選挙活動がスムーズに展開され、投票結果が正しくチェックされ、
それがそのまま公表されるか否かが問題だ。革命防衛隊が力を振るい、
投票結果を改ざんするようなことになれば、外交問題に疎いライーシ氏が当選する
可能性は高まるだろう。それはイラン国民にとって、地獄の日々の始まりとなろう。

167 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/17(月) 23:53:15.10 ID:GwccjTLa.net
トルコ国民投票で改憲派勝利 大統領へ権力集中
http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201704/CK2017041702000223.html
2017年4月17日

賛成 51・41%
反対 48・59%

(投票率 85・5%)

168 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/17(月) 23:54:27.83 ID:GwccjTLa.net
トルコ国民投票 改憲派勝利も道険し 対立懸念も
https://mainichi.jp/articles/20170418/k00/00m/030/108000c
2017年4月17日 22時18分

 【アンカラ大治朋子】トルコで16日行われた大統領権限強化の是非を問う国民投票では過激派組織「イスラム国」(IS)など外敵に対抗できる「強いトルコ」が必要だと訴える賛成派が、権力の一極集中は「内なる脅威」だと懸念する反対派を上回った。
国是の世俗主義を維持しながらイスラム主義も守るという、伝統的な「均衡概念」から一歩踏み出したトルコ。だが、前途は多難に見える。

 トルコは1923年の革命で、オスマン・トルコをムスタファ・ケマル(アタチュルク)が倒し建国した。西洋化と世俗主義を掲げ、近代国家の形成を目指した。一方、国民の99%はイスラム教徒のまま。
イスラム主義政党が勢力を拡大すると、世俗主義の「守護者」を自任する軍部がクーデターで「軌道修正」を図る展開が度重なり、社会は振り子のように揺れ動いた。

 建国から94年、政権は60回以上も交代した。背景には文化・地政学的多様性もある。大都市で豊かな西部と貧困が目立つ東部。
多数派のトルコ人と人口の2割を占めるクルド系など少数派。欧州に位置する北側とアジア大陸にある南側。こうした諸集団が角逐してきた。

169 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/17(月) 23:54:34.42 ID:GwccjTLa.net
 そこに安定と繁栄をもたらしたと評価されるのが、エルドアン氏が2001年に創設した与党・公正発展党(AKP)だ。
イスラム主義と民主主義の両立を掲げ「中東の模範的民主主義」と期待された。02〜06年に実質国内総生産(GDP)成長率7%を成し遂げ3期連続の単独政権を実現。さらに低所得層などにも社会保障を提供し、広く支持を集めた。

 一方、エルドアン氏は軍部や司法の力をそぎ、イスラム色や独裁色を強めた。16年7月のクーデター未遂事件では在米イスラム教指導者ギュレン師を「黒幕」と断定。その支持者と認定した公務員ら13万人超を粛清した。

 だが「反政府勢力」を排除しても、新たな「外敵」を招き、治安と経済が悪化した。15年以降、混迷を深めるシリア内戦を反映し、ISの自爆テロや、トルコからの分離独立を目指す武装組織クルド労働者党(PKK)との衝突が頻発する。

 賛成派は、「振り子の時代」に疲れ、国家を安定させた実績のあるAKPを信じた。新たな敵と戦うため、より強大な権力をエルドアン氏に与えたいと言う。
反対派は、AKPによる長年の力の独占で「チェック・アンド・バランス(抑制均衡)機能」は失われつつあり、その「内なる脅威」こそが、トルコの危機だと考える。今回の国民投票は両者の対立を更に拡大しかねない。

170 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 00:39:46.66 ID:xXCsscLw.net
意外と接戦だったのと、
特に大きな混乱がなかったということ。

171 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 09:24:48.25 ID:Ur2tVGpm.net
4月16日のトルコ新憲法の是非を問う国民投票で出た結果は、全くエルドアン大統領の期待とは
異なるものだった。政府は51・41パーセントが改憲賛成であり、反対派48・59パーセントという
結果を発表したが、誰もこの政府の出した投票結果を信用していない。与党に最も近いMHPの
幹部女性議員ですら、52パーセントが改憲に反対票を投じた、と語っている。

政府は改憲反対票であったのであろう200万票を、無効投票とした。また、政府の正式な投票
用紙とする印鑑を押していない投票用紙が多数投票箱から発見されているが、各地の選挙
管理委員会は、政府の命令でそれも正式な票と認めるよう命令があった、と語っている。

今回の投票の後、アメリカ政府は問題があった、今後の推移を見続けたい、という内容の
コメントをしたようであり、ヨーロッパ投票監視委員会が出す結論を待つ、とも語っている。
ヨーロッパでは著名な議員や学者が揃って、今回の投票は信用できないごまかしだった、
と非難している。イスタンブールのベシクタシュ広場には、多数の市民が集まり、『政府は
殺人者だ。』『政府はドロボーだ。』と叫んでいるということだ。

政府というかエルドアン大統領は、今回の投票結果が出た後、政府が発表する結果を信用
させるために、当初60パーセントほどの支持にごまかそうとしていたのを、51・41パーセントに
抑えたのであろう。僅差であれば国民も外国も、投票結果の発表を信用する、という計算に
基づいたものであろう。しかし、それにしてもエルドアン大統領にとっては、今回の結果は
ショックであったようだ。当然彼が得意満面でやるはずの投票結果祝勝集会に彼は出ないと
言い、暗い表情と言葉少ない様子をテレビで放映されている。

今回の投票結果の特徴は、全ての大都市でエルドアン大統領が敗れたことだ。
イスタンブールでもアンカラでも、イズミールでもアンタルヤでも、アダナでもデヤルバクル
でも、エスキシェヘルでも、7対3あるいは6対4の比で敗北しているのだ。
このことは、今後の地方選挙に影響が出て、与党AKPは、地方議会でも連立を組まなければ
ならなくなった、という事だが、今回の結果は、それを不可能にするのではないのか。

172 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 18:01:47.41 ID:8YJDltpU.net
アフリカ リアルキングソロモン国がある Nesに頭汚され汚されてからやり合わさせられる国がある100人ぐらいでいっせいに   個人的に一番怖い国

173 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/18(火) 20:55:17.87 ID:xXCsscLw.net
>>167
トルコ国民投票 各都市の集計結果
https://www.dailysabah.com/election/turkey-2017-referendum/all-provinces-referendum-results

Istanbul 48.65% YES NO 51.35%  
Ankara  48.85% YES NO 51.15%
Izmir   31.20% YES NO 68.80%
Bayburt 81.70% YES NO 18.30%



174 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/21(金) 00:07:31.61 ID:hd4IvbGt.net
今月の初旬に、アメリカ空軍はシリアの空軍基地を攻撃した。
しかし、その成果はIS対応には何の役にも立っていない、というのがロシア側の反応だ。
結局は、アメリカの攻撃は何時もISに有利な条件を生み出しているというのだ。
しかも、アメリカ空軍によるこの攻撃は、国際法に違反するものでもあった。

シャイラト空軍基地に対する攻撃の根拠は、これに先立つ、4月4日に起こった
ハーン・シャイクーンに対するシリア空軍による化学兵器攻撃への報復であったとされ、
欧米諸国はそれに賛同している。

しかし、シリア政府はこの攻撃に全く関与していない、と反論している。
シリア政府の説明では、ISなどが隠れているビルに攻撃を加えたところ、そこには
化学兵器があって被害が発生したのであり、シリア側には責任がない、ということだ。
ロシアのメドベージェフ氏が言うには、ハーン・シャイクーンの出来事は、アメリカなどに
よって綿密に練り上げられた計画だった、ということになる。

アメリカが正しいのかロシアが正しいのかは、時間が正確な答えを出すことになろう。
ただ、シリアは国連や世界の圧力で、既に全ての化学兵器を2013年頃に破棄しており、
所持していないはずだ。だからこそ、シリアのムアッレム外相は、『化学兵器はトルコから
テロリスト側に提供されたものだ。」と語ったのであろう。

175 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/04/27(木) 12:47:07.71 ID:bLE1cD/t.net
リビアは中東諸国のなかにあっては、準主役であり、主役には成り難いようだ。
それはやはり、世界的なスーパースター、カダフィ大佐が死亡したからであろう。

最近、リビアから伝わって来るニュースは、あまり各国から歓迎される物ではない。
それどころか、リビアのイメージを下げるものばかりだ。例えば、アフリカからリビアを
経由して、ヨーロッパに入り込もうとするアフリカ人を捕まえて、リビア人が奴隷として
売っている、という話であるとか、武器の密輸の話などだ。

そのことに加えて、リビア国内組織間の権力闘争の話が、伝わって来ている。
今回の話は、リビア南部のセブハという街にある、刑務所が空爆されたという話だ。
空爆の後、誰が攻撃したのかについては、明らかにされていないが、セブハには
トリポリ政府(統一リビア政府と呼ばれ国連が作った傀儡)の空軍基地があることから、
東リビア政府のハフタル将軍の側が空爆したのであろう、とみられている。

エジプト政府は、このセブハの街などから持ち出され、大量の武器がリビアから
エジプトに流れ込んでいることに頭を痛めているが、今回もやはり、大量の武器の
密輸団が逮捕され、武器が押収されている。述べるまでもなく、それらの武器は
シナイ半島北部に陣取る、ISと連携するアンサール・ベイト・ル・マクデス組織
(イスラム原理主義組織)に流れ、エジプト軍との戦闘に使われているのだ。

カダフィ大佐という独裁者(?)が、リビアをコントロールしているときは、リビアから
武器が密輸されることはありえなかったし、アフリカ人を奴隷として売買するという事も
起こりえなかった。欧米が唱える人道主義は、地中海での大量の水没死者を、
アフリカ難問の間に生み出しており、アフリカ人奴隷を誕生させており、イスラム・テロ
の活動を活発にさせるようにしているのだ。

何が正義で何が悪なのかを真剣に考えずに、マスコミが流す情報を信用していては、
自分たちの身にも危険が降りかかってくる、ということだ。

176 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 17:58:16.17 ID:lY/cxC4N.net
まぁまぁ、おまえら、ちょっと休憩しろ!
お山のオカルト置いとく。
ちょっと気色悪いけど・・・

★山霧の巻くとき(山岳ホラー)
http://slib.net/71604

上松煌 作
(プロフィール) http://slib.net/a/21610/

最後のほう、グロ注意?!!

177 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 19:54:35.61 ID:TBiUQsWB.net
★★★★政治家・マスゴミ・が隠す日本の真実!★★★★
  ↓       ↓            ↓
https://www.youtube.com/watch?v=D6YjUs6fZ6c

https://www.youtube.com/watch?v=A-cKT-sKly4&;list=PLTEQ4LklraVRq1fq3xbolEhHFm4lhBYVM&index=1
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

178 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/05(金) 22:12:38.34 ID:0zocX02U.net
カザフスタンのアスタナで、これまで長期に渡り、シリア問題解決に向けた各派参加の
会議が開かれてきていたが、やっと一定の成果を上げることができそうだ。
それは、これまで懸案になってきていた、シリア国内に安全地帯を設立する、という計画だ。
ロシアもイランもトルコもそれを願ってきていたのだが、なかなか合意に至れなかったのだ。
なかでも、多数のシリア難民がなだれ込んできているトルコにとっては、安全地帯の設立は、
難民の安全な生活を確保するだけではなく、難民の流入を阻止できる唯一の方法だったのだ。

トルコには既に、300万人を超えるシリア難民が入国しているだけに、その対応には
莫大な予算と治安維持、生活支援などという問題が山積されているのだ。しかも、
この300万人という難民の数は、既に、トルコからヨーロッパに移動したシリア難民を
加えれば、これまでに優に500万人がトルコに入っていたということなのだ。

この計画が現実化すれば、シリア国内は相当安定化に向かう可能性があることから、
今回の合意について、トルコのエルドアン大統領は『シリア問題の半分が解決した。』
と語っている。

しかし、問題はどの国が安全地帯の治安を維持するかということだ。当然、この合意を
生み出した、ロシア、トルコ、イランが主たる責任を果たすということになろうが、それは
大変な作業であると思われる。安全地帯を宣言しても、そこには各派の戦闘員が武器を
持って居残っているわけであり、治安維持部隊が強硬に戦闘員を抑えようとすれば、
戦闘が起こる危険性もあろう。

加えて、膨大な数のシリア国民に、どうやって食糧を配布し、医療をし、その先には住宅や
教育をどのように提供していくのか、ということもあろう。こうなると、ロシア、トルコ、イラン
だけではカバーできず、結局は欧米の協力を得なければならない、ということになろう。

つまり、シリアの安全地帯設立合意は、まだ時間がかかるということであろう。
この先に待ちうけているのは、単に資金や治安維持要員の派遣だけではない。
『シリア問題のイニシャチブを、どの国が取るのか。』という、極めて政治的な問題も
浮上してこよう。それがこれからの最大の懸案かもしれない。

179 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/09(火) 22:14:03.55 ID:9dZN6rv0.net
イランのフセイン・デフガン国防相は、『サウジアラビアを破壊する。』と語った。
これは、アラビア語放送アルマナーラとのインタビューのなかで語られた言葉だ。
フセイン・デフガン国防相は、『メッカとメジナを除く、サウジアラビアの全ての街が
破壊されよう。』と語っているのだ。

なぜこうも激しい言葉が、イランの国防相の口をついて出たのだろうか。
実はこれに先立って、サウジアラビアのムハンマド・サルマン副皇太子が
『サウジアラビアはイランと戦争する意思があるが、それはイラン領土内であり、
サウジアラビア領土内ではない。』と語っているのだ。

つまり、サウジアラビアは十分な航空兵器を所有しているので、イランに対しては
サウジアラビア領土への侵入を許さず、一方的に攻め、かつ、攻撃することが出来る、
という判断に立った言葉であろう。

イラン側の判断では、サウジアラビアはイエメンに対し無差別空爆を継続しており、
その犠牲者は既に12000人を超えているが、誰もこの残虐行為を止めようとして
いないために、サウジアラビアは国際的に許される行為だと受け止めている。
サウジアラビアのムハンマド・サルマン副皇太子はまた、『イランはムスリム世界を
コントロールするつもりでいる。』とも非難している。

イランのザリーフ外相は『サウジアラビアがイエメンに対する攻撃を止め、テロリスト
への支援を止めるのであれば、関係正常化をしてもいい。』と語っている。しかし、
現状では、サウジアラビアはアメリカやイスラエルと連携して過激な動きに出ている、
とも語っている。

イランがこうした過激な発言をしたからと言って、サウジアラビアに対する軍事攻撃を
近い将来かけるとは思えないが、イランの強硬姿勢は国際経済、なかでも石油ガス
価格の変動や通貨レートには少なからぬ影響を及ぼすことが予測できよう。
従って、当分、サウジアラビア国内情勢と、サウジアラビア・イラン関係の推移は
注視する必要がありそうだという事だ。

180 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/10(水) 23:00:28.33 ID:JFNCgKcK.net
イラン大統領選挙、6人の候補者が選挙活動を継続
http://parstoday.com/ja/news/iran-i29948
2017年05月09日19時47分

イラン大統領選挙で、8日月曜、6人の候補者が選挙活動を続ける中、国民にそれぞれのアプローチを説明しました。

ジャハーンギーリー第一副大統領は、テレビ番組で、最も重要な問題は若者の雇用だとし、「サイエンスパークの設立とナレッジベース企業の拡大により、若者の失業の問題は解決できる」と語りました。

さらに、「イランは経済と管理の点で高い可能性を有しており、学歴のある若者の存在とさまざまな可能性を活用することで、国家の経済が繁栄する時代を築くことができる」としました。

ライースィー師は、イラン南西部アフワーズで、遊牧民の指導者たちを前に、イランの現在の経済状況は国民にふさわしい形ではないとし、「国家の行政管理が革命的であれば、すべての問題が解決できる」と語りました。

さらに、「国民の能力を信じ、経済問題を解決する上で国民を信頼すべきだ」としました。

ローハーニー大統領は、イラン西部ケルマーンシャーの人々を前に、4年前の公約を実行してきたとし、「若者の助けにより、イランを発展に導くだろう」と語りました。

さらに、雇用問題に触れ、「雇用は、経済の繁栄、輸出の増加、抵抗経済への特別な注目によって創出される」と語りました。

ミールサリーム氏は、テレビの選挙番組で、大統領選挙で勝利した場合、適材適所を組閣の条件にするとしました。

ハーシェミータバー氏も、記者会見で、弱者への配慮と雇用を優先事項にするとしました。

また、「雇用の創出は産業や農業だけで完成させることはできず、観光産業も必要だ」と語りました。

181 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/10(水) 23:00:42.94 ID:JFNCgKcK.net
ガーリーバーフ・テヘラン市長は、イラン西部ロレスターン州の州都ホッラムアーバードで、イランは活動と行動を必要としているとし、
大統領に就任した場合、まず着手するのは、500万人の雇用を創出することだと語りました。

さらに、法に反する不必要で有害な製品を、違法なルートでイランに輸入し、若者の失業や工場の閉鎖の原因になっている人々には厳しい対応を取るべきだとしました。

第12期イラン大統領選挙は、今月19日に実施されます。

182 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/10(水) 23:01:03.19 ID:JFNCgKcK.net
中東の盟主サウジアラビアが始めたアジア重視策
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/05/post-7499.php
Saudi Arabia Pivots to Asia (For Now)
2017年5月9日(火)10時30分

<高齢のサルマン国王が投資と友好を求めてアジア歴訪――アメリカの動きもにらみつつ野心的な経済改革が本格始動した>

過去を引きずる紛争だらけの中東地域から足を洗い、希望と未来のアジアに通商と外交の焦点を定める。それが米オバマ前政権の掲げた「リバランス」政策だった。
その成否については議論の分かれるところだが、どうやら今度は中東の盟主サウジアラビアが、同じアジア重視に舵を切ったらしい。

2月下旬から、同国のサルマン国王は3週間かけてマレーシア、インドネシア、ブルネイ、日本、そして中国を歴訪。
一方で腹心のムハンマド・ビン・サルマン副皇太子はアメリカへ飛び、ドナルド・トランプ米大統領と初めて会談した。
いずれも石油依存からの脱却を図る経済改革計画「ビジョン2030」の実現に向けて投資を募り、関係を強化することが目的だった。

今後、サウジが成長余力のあるアジア諸国との経済・政治的関係を深めていくのは間違いない。しかしイランの脅威に対応しつつ将来的な投資を呼び込むために、アメリカとの密接な関係が必要なのも確かだ。

高齢の国王が1000人以上の随員を従えて長い旅に出て、各国首脳とじっくり話し合ったのだから、アジアの市場と資金、そして技術に寄せるサウジの思いは本物とみていい。

最も重視するのは中国と日本だ。サウジの原油輸出先として両国はトップ5に入る。
そして世界最大のエネルギー消費国である中国と天然資源の乏しい日本は、サウジの安定した原油生産に多くを依存している。つまり両国とも、ビジョン2030の実現でサウジの未来が安定することを望んでいる。

183 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/10(水) 23:01:15.59 ID:JFNCgKcK.net
サルマン国王と中国の習近平(シー・チンピン)国家主席は、エネルギーや宇宙分野で650億ドル規模の経済協力の覚書に署名。
国営石油会社サウジ・アラムコとサウジアラビア基礎産業公社が、シノペック(中国石油化工集団)と共に両国で石油化学の合弁事業を立ち上げることでも合意した。

一方、日本の安倍晋三首相との会談では31件のプロジェクトの可能性や、サウジアラビアにトヨタなどの日本企業を誘致するための経済特区を新設することなどについて協議した。

両国間では現状でも80以上の合弁事業が進行しているが、今回の会談ではさらに、エネルギーや医療など重点的な9分野で協力を深める「日本・サウジ・ビジョン2030」なる構想も打ち出している。(略)

184 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/10(水) 23:03:12.48 ID:JFNCgKcK.net
アメリカで政権交代が起こるのはこのスレの1が立って以来。
サウジ国王が46年ぶりに来日し、
トルコで国民投票、イランで大統領選があって、
中東情勢は節目を迎えている。

185 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/10(水) 23:03:48.83 ID:JFNCgKcK.net
トランプ氏初外遊、バチカン、イスラエル、サウジ訪問へ
http://www.cnn.co.jp/world/35100725.html
2017.05.05 Fri posted at 14:52 JST

186 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/10(水) 23:04:01.22 ID:JFNCgKcK.net
トランプ大統領の初外遊先はサウジ イスラム圏は異例
http://digital.asahi.com/articles/ASK55339GK55UHBI00L.html?_requesturl=articles%2FASK55339GK55UHBI00L.html&rm=647
2017年5月5日20時48分

 米ホワイトハウスは4日、トランプ大統領が就任後初の外遊として、今月下旬からサウジアラビア、イスラエル、パレスチナ自治区、バチカンを歴訪すると発表した。
 イスラム教、ユダヤ教、キリスト教のゆかりの地を訪れる。対テロ戦略で中東の同盟国との連携を強化し、停滞する中東和平交渉の再開へつなげる狙いだ。

 初外遊先として、オバマ前大統領はカナダ、ブッシュ元大統領はメキシコを選ぶなど、歴代大統領は近隣諸国を重視する傾向にあった。初外遊先にイスラム圏を選んだのは極めて異例。
 トランプ氏は中東・アフリカ7カ国の国民の入国を一時禁止する大統領令を出した際、「イスラム教徒差別」と国内外から批判されており、今回の決定に影響を与えた可能性もある。

 ホワイトハウスやイスラエル紙によると、トランプ氏はまずサウジを訪問し、22日にイスラエル、23日にパレスチナ自治区を訪問。
 24日にバチカンでフランシスコ法王と会談する。25日にブリュッセルで北大西洋条約機構(NATO)、26日にイタリアで主要7カ国(G7)の首脳会議に出席する予定だ。

 トランプ氏は4日、初外遊先にサウジを選んだことについて、「イスラム教の最も神聖な場がある。
 そこからイスラム圏の同盟国との協力、支援の新たな土台の構築を始める」と説明した。サウジではサルマン国王と会談し、湾岸諸国の首脳らを集めた会合にも参加。
 過激派組織「イスラム国」(IS)に対する掃討作戦や、米政府がテロ支援国家に指定し、サウジと対立関係にあるイランへの対応について協議する。

 イスラエルではネタニヤフ首相、パレスチナ自治区では自治政府のアッバス議長とそれぞれ会談する。
 イスラエルとパレスチナの中東和平交渉は2014年に頓挫している。トランプ氏は大統領就任後、仲介役に意欲を示しており、交渉再開への道筋を探る。

187 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/10(水) 23:04:15.70 ID:JFNCgKcK.net
 パレスチナのフサム・ゾムロット駐米大使は4日、朝日新聞の電話取材に対し、
 トランプ氏がキリスト生誕地とされるヨルダン川西岸のベツレヘムを訪問する予定だと明かし、「平和のメッセージを出すために、とても象徴的な場所だ」と強調した。

 ゾムロット氏によると、3日のトランプ氏とアッバス氏の会談では、イスラエルを交えた3者協議などは議題にならなかったが、「我々はトランプ氏の和平に向けた努力を100%、支援し続ける」と述べた。

 米国はオバマ前政権時代の15年7月、英仏などとともに、イランが核開発を制限することと引き換えに、制裁を解除するとした核合意をイラン側と締結。この結果、サウジやイスラエルとの関係は悪化した。

 ホワイトハウス高官は4日、「米国は世界の問題に取り組んでこなかった。それが中東での暴力を助長させた。
 その傾向を変える。今回の外遊で米国が戦略的自信を取り戻すことを示す」と記者団に語った。(ワシントン=渡辺丘、杉山正)

■トランプ米大統領の初外遊の予想される日程

 5月21日 サウジアラビア

 22〜23日 イスラエル

   24日 バチカン、ローマ

   25日 ブリュッセル

 26〜27日 イタリア・シチリア島

188 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/10(水) 23:13:25.21 ID:R5mLGfYZ.net
ヨルダン川西岸地区には、抵抗活動家として著名なマルワーン・バルグーテイ氏がいる。
彼はイスラエルの裁判所で終身刑の判決を受け受刑中だが、いままで彼はたびたび
ハンストを他のパレスチナ人受刑者に呼びかけて、実行している。

ハンストはそれなりの効果を生み、世界中からイスラエルのパレスチナ人受刑者に
対する対応に批判が集まることになる。その結果、軽い受刑者は釈放され、残りの
受刑者への対応が改善されることもあった。
バルグーテイ氏は今回もハンストをパレスチナ人受刑者に呼びかけ、4月17日から
1500人が参加し、現在も継続中の受刑者は800人いる、と伝えられている。

問題はそのハンストの主役のバルグーテイ氏が、ハンスト破りをしたということだ。
これは彼の独房に設置されている監視カメラが暴いたものであり、バルグーテイ氏は
彼の独房のバスルームでチョコレートを食べ、塩をなめていたことが判明した。

抵抗のスーパースター的主導者であるバルグーテイ氏が、ハンストを自分で秘かに
破っていたということになると、彼の精神的抵抗指導者としてのイメージは完全に
地に落ちることになろう。

イスラエルではバルグーテイ氏が独房の中でハンストを破り、食物を口にしている
光景が2度テレビ放映されている。パレスチナ自治政府スポークスマンは、これに
ついて、『イスラエル側のゲームであり、作られた映像だ。』を反論している。
しかし、それは説得性を持っていまい。誰もがこの映像を見れば、バルグーテイ氏が
ハンストを破って、チョコレートを食べ塩をなめている、と思うだろう。
残念なことだが、もちろん、イスラエル側は大喜びであろう。

189 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/12(金) 01:36:11.92 ID:irCbZyJl.net
中国の最西部に、新疆ウイグル地区がある。ここは住民の殆どがムスリムだったのだが、
最近では中国政府が進める漢民族の大量移住で、人口構成が変わってきている。
そして、中国政府は、イスラム的なライフ・スタイルを禁止する方策に出ている。

例えば、スカーフを女性が冠ることや、男性があご髭を伸ばすことは、禁じられている。
街中では、イスラム教徒が嫌う豚肉が売られ、中国政府は時折この豚肉をムスリムに
強制して食べさせる、といったこともあるようだ。イスラム教徒の義務である礼拝に
ついても、もちろん厳しい禁止措置が取られている。

こうしたことから、新疆ウイグル住民には不満が募り、これまで何度も抗議デモや
暴動が起こっている。処が彼らにはこれといった武器は無く、せいぜいナイフを使った
テロ程度であった。しかし、こうした状況は一変した。シリアやイラクでISが過激な
活動を始め、世界のムスリムに対してジハードへの参加を呼び掛けたのだ。

私が新疆ウイグルのムスリムの動きを知ったのは、シリアで内戦が勃発して間も無い
2012年ごろであったろうか。イラクやシリアでISが動き始めてから、比較的始めの段階で
ウイグル人が登場したのだ。彼らは始めのうちはアルカーイダの系列のヌスラ組織に
加わっていた。そして、その後ISの宣伝サイトを通じて、多くの新疆ウイグル人が家族を
連れてIS側に加わり、子供たちまでも戦闘訓練とイスラム教育を受けていることが、
誇らしげに報じられていた。

190 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/12(金) 01:36:59.71 ID:irCbZyJl.net
そうした経緯で、新疆ウイグル人のムスリムは、多数がISの戦列に加わるようになり、
今では5000人が戦闘に参加しているということだ。このことは、シリアのイマード・
ムスタファ駐中国大使が中国政府側に語ったことにより、明らかになったものだ。

彼らウイグル人は東南アジアの、マレーシアやインドネシアを経由し、トルコに入り、
シリアやイラクの戦線に辿りついているのだ。以前にはトルコのパスポートが、中国
国内で相当数出回っており、彼らはそのパスポートを持ち、トルコ人として中国から
出国していたということだ。そのトルコ・パスポートをばらまいたのは、トルコ政府の
特務機関員によるのか、金もうけのためのブローカーによる非合法ビジネスで
あったのかは不明だ。

ウイグル人の言語はトルコ語にほとんど同じであり、少しトレーニングすれば、
トルコの一地方の人のような感じになるのだ。元々、ウイグル人は中央アジア一帯
に広がるトルコ系の民族のなかの、一番東側に居住する民族なのだ。
このため、トルコ国内にはウイグルから移り住んだ(亡命した)、ウイグル人が
20万人以上いると言われている。

トルコ政府は一方においては、同族のウイグル人を支援しなければならない、
と考えており、将来、このことが理由で中国政府との間に軋轢を生むかもしれない。
他方、シリア政府にしてみれば、同じムスリムではあるが同族ではないことから、
情け容赦なく対応するであろう。

しかし、それにしてもシリアやイラクで、戦闘訓練を積んだウイグル人が、
新疆ウイグル地区に戻ったとき、彼らが武力闘争を展開することは、容易に
予測できる。中国にとって民族問題は、大きな課題になって行くという事だ。

191 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/17(水) 22:51:48.68 ID:EnAdrBRG.net
ドゥテルテ比大統領、トルコとモンゴルのASEAN加盟後押しを明言
http://www.afpbb.com/articles/-/3128410
2017年05月16日 17:29 

【5月16日 AFP】フィリピンのロドリゴ・ドゥテルテ(Rodrigo Duterte)大統領は16日、東南アジア諸国連合(ASEAN)へのトルコとモンゴルの加盟を後押していく意向を示し、地理的な位置に関する懸念に対しては一蹴する姿勢をみせた。

 ドゥテルテ大統領によると、中国・北京(Beijing)で行われた「一帯一路(One Belt One Road)」構想に関する国際会議に出席した際、トルコとモンゴルの首脳らがASEANに加盟したいとの意向を伝えたという。

 今年、持ち回りでASEAN議長国となっているフィリピンは、北京での国際会議に合わせ、
 トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領、モンゴルのジャルガルトラギン・エルデネバト(Jargaltulga Erdenebat)首相と個別に会談していた。

 ドゥテルテ氏はフィリピンで記者団に対し「彼らはASEANへの加盟を望んでいる。今は私が議長なので、加盟を後押してほしいと言われた。そして『ええ、もちろんだ』と言った」と述べた。

192 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/17(水) 22:52:00.97 ID:EnAdrBRG.net
 またドゥテルテ氏は、今回の国際会議に同じく参加したミャンマーのアウン・サン・スー・チー(Aung San Suu Kyi)国家顧問から、
 トルコとモンゴルのASEANへの加盟を後押しすると決定する際、地理を考慮したのかと問われたと明かし、それに対して両国はこの地域の一部だと主張したと述べている。

 ASEANの加盟国は、ブルネイ、カンボジア、インドネシア、ラオス、マレーシア、ミャンマー、フィリピン、シンガポール、タイ、ベトナムの10か国。地理的な位置は、他の加盟国の承認と並んで、ASEAN加盟の第一の条件となっている。

 一方、インドネシアに本部があるASEAN事務局に対しコメントを求めたところ、これまでのところ返答は得られていない。(c)AFP

193 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/17(水) 22:52:22.10 ID:EnAdrBRG.net
これはいい考え。
早くやった方がいい。

194 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/17(水) 22:53:04.34 ID:EnAdrBRG.net
米トルコ首脳会談、テロ対策で協力確認
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM17H2G_X10C17A5EAF000/
2017/5/17 9:44

 【ワシントン=川合智之】トランプ米大統領は16日、ホワイトハウスでトルコのエルドアン大統領と会談した。
 会談後に声明を読み上げたトランプ氏は「協力してテロの脅威への対処を模索する」と強調した。
 ただ、9日に米がシリアの少数民族クルド人主体の民兵組織「シリア民主軍」(SDF)への武器提供を決めたことにトルコは反発を示した経緯があり、会談でもエルドアン氏は武器提供の自制を要請したとみられる。

 SDFの主力はシリアのクルド人勢力、民主連合党(PYD)の武装部門。エルドアン氏は声明でテロとの戦いで米と協力することには同意したものの、PYDを「テロ組織」と呼び「決して容認できない」と拒絶する姿勢を明確にした。

 米は過激派組織「イスラム国」(IS)が「首都」とするシリア北部の都市ラッカの奪還に向けて、地上作戦を担うSDFへの支援を強化している。
 トランプ氏は声明でSDFへの武器提供には触れなかったが、テロとの戦いで「トルコを支援する」と述べ、エルドアン氏が要請した軍装備品の提供にも前向きな意向を示した。

 トルコは在米イスラム教指導者ギュレン師を昨年7月のクーデター未遂事件の首謀者と断定し、引き渡しを求めてきたが、オバマ前政権は送還要請に応じていなかった。
 ギュレン師の送還についてエルドアン氏は声明で「(米に)要望を率直に伝えている」と表明した。トランプ氏は送還について言及しなかった。

 ホワイトハウスによるとトランプ氏は会談で、テロ組織に関与した疑いで昨年10月からトルコで拘束されている米国人牧師アンドリュー・ブランソン氏を米国に返すよう要請した。

195 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/18(木) 07:02:11.12 ID:0m0/py94.net
ドイツはNATO加盟国であり、トルコもまた同じNATOの加盟国だ。
しかし、ここに来てそのドイツとトルコとの軍事協力にヒビが入ってきている。

世界地図を見れば一目瞭然なのだが、トルコはいわば地中海世界の中心に
位置している。トルコからロシア・ヨーロッパのほとんどの首都に、飛行機を使えば
4時間弱で移動できるのだ。中東諸国はもちろんのこと、中央アジアや北アフリカの
国々へも、4時間足らずで移動が可能という好立地にあるのがトルコだ。
そのため、トルコにはNATOの空軍基地があり、アメリカもドイツもこの空軍基地を使い、
IS対応作戦などを実施しているのだ。

だが、そのような関係も、そろそろ終わりが近づいているようだ。アメリカ軍はNATOが
利用しているトルコのインジルリク空軍基地利用を止めると言い出し、他の国に移動
すると言っているが、それは近い将来現実化しよう。同じように、ドイツも使用をやめる
方針だ。それは、トルコ政府がドイツの国会議員の同空軍基地訪問を阻止したためだ。
トルコ政府に言わせれば『時期が悪い』という事らしいが、真因は、新憲法キャンペーン
でトルコが首相や外相を送ろうとした時、ドイツがそれを拒否したことにあろう。

ドイツはすでに次の空軍基地としてヨルダンの基地を候補に選び、実質話がまとまって
いるのではないか。そうなると、トルコからはNATO軍が姿を消すことになろう。
それは、トルコの国際的なイメージを大幅に低下させることになるのは、必定であろう。

もちろん、そうした変化にロシアや中国は喜んでいよう。プーチン大統領は、トルコが
今アメリカに激怒している、クルドのミリシアYPGへの武器供与をしない、と言い出して
いるのだ。中国もまた、トルコのシルクロード・グループへの参加を歓迎しているし、
上海5に加盟することも歓迎している。それらのことから、トルコが西側諸国から離れ、
旧共産圏のロシアや中国との関係を強化していくのか否かは、まだ判断できない。

ただ言えることは、極めてデリケートな位置にトルコはいま立っているということだ。
ロシアはトルコがアメリカを離れたとしても、アメリカの代理にはなれないし、中国も
しかりであろう。下手をすれば、トルコは国際政治の場で孤立するかも知れない。

196 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/21(日) 22:31:31.66 ID:uNIa8hXU.net
イラン大統領、穏健派再選 ロウハニ師、対外融和維持
http://www.nikkei.com/article/DGKKASGM20H2F_Q7A520C1MM8000/
2017/5/21付

 【テヘラン=岐部秀光】イラン内務省は20日、19日投票の大統領選の開票の結果、
 現職の穏健派ハッサン・ロウハニ師(68)が過半数の票を得て再選したと発表した。
 保守強硬派はエブラヒム・ライシ前検事総長(56)に候補を一本化したが届かなかった。
 2015年の核合意を主導したロウハニ師は対外融和路線を維持、外資誘致による経済再建に取り組む。

 国営テレビを通じた発表によると、開票はほぼ終え、ロウハニ師が全体の約57%に当たる約2354万票を獲得。
 約38%のライシ師を大きく引き離した。投票率は70%を超えたもよう。
 ロウハニ師は勝利後のテレビ演説で「国民は国家の団結を示した」
 「イランは全世界の国々と相互利益に基づいて発展する準備ができている」と表明した。

 ロウハニ師とライシ師の事実上2人の争いとなった選挙は事前に接戦も伝えられたが、
 ロウハニ師は都市部に加え、地方でも改革を求める若年層らの票を取り込み、差を広げた。
 有権者は、強硬派政権の誕生で米国との緊張が高まったり国際的な孤立が深まったりして経済が混乱することを懸念したとみられる。

197 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/21(日) 22:31:40.40 ID:uNIa8hXU.net
 ロウハニ師は欧米などと結んだ核合意で、外国企業の投資が増えつつあると成果を強調した。
 一方、反米を掲げるライシ師は核合意で譲歩しすぎたと不満を表明。
 海外企業に頼らない経済の構築を掲げて貧困層への現金支給拡大などを訴えたが、
 アハマディネジャド前政権時代のばらまきで混乱を味わった国民の多くは受け入れなかった。

 米国は人権やテロ支援の問題を理由に核関連とは別の対イラン制裁を維持。
 外資が進出をためらう原因となっている。イラン敵視を公言するトランプ米政権下でこうした制裁の緩和は容易ではない。
 早期に成果が上がらなければ、強硬派がロウハニ師への批判を一段と強めるのは確実だ。

 イラン大統領選は18歳以上の国民の直接投票。任期4年で連続3選は禁止されている。

 安倍晋三首相は20日、ロウハニ師への祝辞で「大統領選での勝利は国際協調路線への信任だ」と強調し
 「今後も中東の平和と繁栄に向けて建設的に役割を果たすことを期待する」と呼びかけた。

198 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/21(日) 22:33:37.93 ID:uNIa8hXU.net
(投票率は70%超)

・ロウハニ師 57%
・ライシ師 38%

199 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/22(月) 22:41:17.52 ID:SDx9Kui9.net
エルドアン大統領、古巣の AKPの党首に復帰

200 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/26(金) 22:17:10.49 ID:iSumqle+.net
和平には双方の譲歩必要=イスラエル・パレスチナ交渉を楽観−米大統領
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017052301072&g=int
(2017/05/23-23:03)

 【エルサレム時事】トランプ米大統領は23日、エルサレムのイスラエル博物館で演説し、
停滞が続くイスラエルとパレスチナの和平交渉について「双方が厳しい決断に直面するだろう」と述べ、
和平実現には両方が妥協する必要があると強調した。その上で「和平は可能だ。
イスラエルとパレスチナは取引を成し遂げられる」と、楽観的見通しを示した。
 トランプ氏はこれに先立ち、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区ベツレヘムでアッバス自治政府議長と会談。
会談後に読み上げた声明で「米国はイスラエルとパレスチナの和平前進を手助けできる」と述べ、和平仲介に自信を示した。

 トランプ氏は声明で、イスラエルのネタニヤフ首相とアッバス議長がいずれも、
和平実現の目標に取り組む用意を伝えてきたと明らかにした。
さらに「パレスチナ経済の潜在力を解き放つため、アッバス議長と協力していく」と宣言。
イスラエルによる人や物の移動制限などで発展が阻害されてきた自治区経済の振興に向け、
米国として役割を果たす考えを表明した。 
 一方、アッバス議長は、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」を目指す立場を確認するとともに、
「根本的な問題はイスラエルによる(パレスチナの)占領と入植、そしてパレスチナ国家を認めないことだ」と訴えた。
しかし、トランプ氏はそうした問題に触れず、イスラエル博物館での演説でも、和平仲介の具体策を示さなかった。
 トランプ氏は中東での日程を終え、次の訪問先イタリアとバチカンに向け出発した。

201 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/26(金) 22:17:28.47 ID:iSumqle+.net
◇中東和平をめぐる動き

1948年     イスラエル建国。第1次中東戦争                
  67年     第3次中東戦争。イスラエルがヨルダン川西岸、ガザ、東エルサレム占領
  87年     パレスチナで第1次インティファーダ(対イスラエル民衆蜂起)開始
  93年 9月 パレスチナ暫定自治宣言(オスロ合意)調印           
  95年11月 オスロ合意立役者のラビン・イスラエル首相暗殺         
  96年 6月 イスラエルで右派ネタニヤフ政権発足(第1次)         
2000年 7月 クリントン元米大統領仲介の交渉、失敗に終わる         
       9月 第2次インティファーダ始まる                 
  03年 4月 米ロ、国連、欧州連合(EU)の4者が、イスラエルとパレスチナの
          2国家共存に向けたロードマップ(行程表)を発表        
  07年11月 米アナポリス会議で7年ぶりに和平交渉再開           
  08年12月 イスラエル軍がガザ攻撃、和平交渉中断             
  09年 3月 第2次ネタニヤフ政権発足                   
  10年 9月 米ワシントンで交渉再開も入植活動めぐり直後に中断       
  13年 7月 ワシントンで和平交渉再開                   
  14年 4月 パレスチナ暫定統一政権の発足合意で、イスラエルが和平交渉中断を発表
  17年 1月 トランプ米政権発足                      
       5月 トランプ氏がイスラエル、パレスチナ初訪問

202 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/05/26(金) 22:50:47.18 ID:i+qE63wC.net
つい最近、アメリカの下院議会外交問題委員会が開催された。
そこでの議題は、トルコのエルドアン大統領訪米時に起こった事件だった。
エルドアン大統領のボディー・ガードが、デモ隊に対して襲いかかり、多数を負傷させ、
アメリカの警官も怪我をするというものだった。

下院外交問題委員会で、ダナ・ローラバッチャー氏は、『お前のようなやつを招く
必要はない。トルコから招待するのであれば、民主主義を推進する人たちであり、
その逆の連中ではない。エルドアンはイスラムファシズムを、トルコで進めようと
している。エルドアンは二度とアメリカに、招待してはならない。彼は我々の
立ち位置とは逆で、我々とトルコ国民の敵だ。』と非難した。

記録されたビデオを見ると、エルドアン大統領が彼のボディー・ガードたちに対して、
デモ隊を攻撃するよう指示しているのだ。しかも、デモ隊を攻撃している様を、
エルドアン大統領は大使公邸のバルコニーから眺めていたのだ。ボディー・ガード
たちの攻撃は、デモ隊だけではなく報道しようとしていたジャーナリストも襲ったのだ。

以前、ブルッキング・インスチチュートで、エルドアン大統領が講演した時も、
同じようにボディーガードたちがデモ隊を襲撃している。つまり、エルドアン大統領の
体制は、ますます独裁的で凶暴になって来ているということだ。

ローラバッチャー議員は、アメリカとトルコとの友好関係は終わったと語り、
トルコ国民の民主的権利も失われたと語っている。ロードアイランド選出のデイビッド・
シシリーン議員も同じように『エルドアンはデモ隊に猛犬を放ったのだ。』と非難している。
カリフォルニア選出のブラッド・シャーマン議員は、『これはアメリカの主権に対する
攻撃であり、在米トルコ大使は平気でうそを言った。彼は即刻追放されるべきだ。』
と非難している。

こうしたアメリカの議員たちの、トルコとエルドアン大統領に対する非難を聞いていると、
もはやアメリカとトルコとの関係には希望が全く持てなくなっていることがわかる。
後はアメリカ政府が、具体的にどんな対応をトルコとエルドアン大統領に対して
採るかを待つのみだ。

203 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/04(日) 17:31:00.41 ID:dwkwlRm0.net
クルドのYPGメンバーが大半を占めるシリアの反政府勢力SDFが、数日以内にISの首都
ラッカ攻撃を始める模様だ。その事は、YPGのスポークスマンなどが公に語り始めている
ことから、間違いなかろう。YPGあるいはSDFが、ここに来て強気なのは、アメリカから
大量の武器を提供されたことと、空軍による支援が期待できるからであろう。

ラッカ攻撃作戦をめぐっては、これまでトルコがアメリカに対して、参戦したい旨を何度も
伝えてきたのだが、アメリカ側はトルコがNATOのメンバー国であるにも関わらず、
拒否している。アメリカにしてみれば、クルドのYPGを中心とするSDFと合同で作戦を始め、
最終的にラッカ攻略に成功すれば、その後、この地域にトルコは介入して来る口実を
失うからであろう。そこは将来、シリア北部地域がカタールなど、湾岸諸国から送られる
ガス・パイプラインのルートになる。

トルコのエルドアン大統領はMUSIAD(トルコ産業ビジネス協会)での演説で、
『トルコは再度シリアへの軍事侵攻をすることになろう。』と語った。
それは以前、トルコがシリアのジャラブルスや、アルバーブに対して、越境作戦を
行ったのと同じだということだろう。

ラッカがクルド勢力によって落とされれば、クルド勢力は勢いづくことになる。
だがクルド勢力がラッカの戦いで勝利することにより、勢いに乗ってトルコ領内に
侵攻してくるということはありえまい。しかし、嫌がらせにクルド側が、トルコ領内に着弾
させる砲撃を行う可能性程度なら十分ありえようし、それ以下のレベルでも、エルドアン
大統領は何らかの口実でシリア国内のクルド勢力を攻撃したい、と考えていよう。

つまり、現在の状況は、ラッカ攻撃を機に、トルコとクルドとの関係が、異常なまでの
緊張状態に入ったということであろう。

204 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/07(水) 00:08:58.51 ID:9U+Utod4.net
カタールがアラブ諸国から国交を断絶されるという事態が起こっている。
そもそもの原因は、カタールがアラブ湾岸諸国、なかでもサウジアラビアと意見調整をしないで、
イランとの関係改善に動いたことにあろう。

サウジアラビアとカタールがいがみ合っているのには、他にも理由がある。サウジアラビアの
国教たるイスラム教ワハビー宗派の本家本元はカタールだとカタール政府が言い出し、
ワハビー派にちなんだ大モスクを建設したのだ。このことはサウジアラビアを激怒させている。

カタールがアラブ諸国のなかで顰蹙を買っていたのは、アルジャズイーラ・テレビの報道に
よるものだった。でっち上げの報道をして各国でアラブの春を煽り、その結果、アラブの体制が
幾つも倒されたのだ。述べるまでもなく、それはアメリカの命令によるものであったろう。
カタールの王家には、そんな世界戦略など考えている輩はいないからだ。
湾岸最大の米軍基地を受け入れ、完全なアメリカの保護下に入り、そのことは逆に王家の
存在を危ういものにしているのであろう。

今回のカタールとの国交断絶には、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、バハレーンといった
アラブ湾岸諸国に加え、エジプトも参加している。エジプトは在エジプト・カタール大使に対して、
48時間以内の出国を命じている。後にイエメンと東リビア政府も、カタールのボイコットに参加
したようだ。つまり、6か国がカタールをボイコットしたということだ。

エジプトがカタールを目の敵にしているのは、カタールのムスリム同胞団に対する対応による。
カタールにはエジプト人ムスリム同胞団の大幹部、カルダーウイが匿われているからだ。
しかし、今回の国交断絶の圧力で、ハマースのメンバー(ムスリム同胞団)が追放され始めている。

さて、エネルギー面での影響はどうかというと、案外大きくはないだろう、というのが大方の
専門家の予測だ。それは当然であろう。カタールがガスを売るのは、欧米中日などであり、
アラブ諸国には、ほとんど輸出していないからだ。

今回のカタールのアラブ諸国からの孤立で一番喜んでいるのは、案外イスラエルかも
しれない。孤立すればするほど、カタールはイスラエル・ユダヤ・ネットを頼りにするからだ。

205 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 19:54:28.38 ID:OyDD7sjZ.net
アングル:カタール断交、アルジャジーラはどう伝えたか
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN18Z05K.html
2017年6月9日08時59分

 [カイロ 6日 ロイター] - アラブ諸国が次から次へとカタールと国交断絶を発表するなか、
小さな君主国家カタールの主要衛星テレビ局、アルジャジーラは他の放送局と同じようには反応しなかった。
ニュース自体は画面で流したものの、司会者は何もコメントしなかった。

 アルジャジーラがようやくこの話題に触れたのは、カタール外務省が、同国を監督下に置くことを狙った、
うそとでっち上げのキャンペーンに直面しているとの声明を発表したときだった。

 「これは2014年から計画されていたことたが、リヤドでの首脳会談後に発表された」と、
アルジャジーラが数多く抱えるカタール人専門家の1人は、先月のトランプ米大統領が出席した会合に言及し、このように語った。

206 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 19:54:46.16 ID:OyDD7sjZ.net
 中東主要国は5日、イスラム過激派とイランを支援しているとして、カタールと国交を断絶した。
サウジアラビア、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンが足並みをそろえて断交を発表し、イエメン、リビア東部を拠点とする暫定政府、モルジブがそれに続いた。

 アルジャジーラはこれら国々による声明やコメントには注目せず、
代わりに、米国とトルコの外相とイランのロウハニ大統領の顧問による発言に放送時間を割いた。すべて対話を求める内容だった。

 アルジャジーラは論争の的となっている。アラブ諸国の指導者は、巨額の資金を投じて設立された同局について、
自分たちを攻撃する代弁者としてカタールが利用していると同国を非難している。

 断交に踏み切った国々のメディアでは、カタールが隣国の怒りをなだめようとしてアルジャジーラを閉鎖すると憶測されている。
だがアルジャジーラの記者たちはこの危機に動揺しながらも、同局は生き残ると考えている。

 「事態がエスカレートしていることに皆、ショックを受けているが、局が閉鎖されるとは誰も思っていない」と、アルジャジーラの英語記者の1人は語った。
「これはカタール人があきらめることのない大事なことだ」

 アルジャジーラは5日夜遅く、トランプ大統領が関係改善を求めているとする米政権の声明と、武装勢力の攻撃に対して団結するよう求めるロシア大統領府の声明を放送した。

 トランプ大統領がアラブ諸国間の不仲をとりなすよう尽力する意向だとする米ホワイトハウスの声明は、アルジャジーラの画面で1時間以上も流れた。
一方、サウジとUAEのテレビ局は同声明を無視した。

 また、トランプ政権の高官がロイターに対し、カタールによるいくつかの行動が隣国に懸念を生じさせていると伝えたことについては、
アルジャジーラは放送しなかったが、他の湾岸諸国の放送局は大々的に報じた。

207 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 19:56:58.15 ID:OyDD7sjZ.net
 <影響力と新たな敵>

 アルジャジーラは、とりわけエジプトで2011年に活発化した民主化運動「アラブの春」を後押しした。
しかし現在、中東地域での激しい競争や、シリアやリビアなどで活動するイスラム過激派に割く放送時間を巡り、多くの政府から向けられる嫌疑の視線に直面している。

 経済強国から政治的影響力を持つ国へと生まれ変わる一環として1996年に開局したアルジャジーラは、
アラブ諸国のテレビ局ではあまり見られないような、自由で検閲を受けない議論を提供した。

208 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 19:57:09.55 ID:OyDD7sjZ.net
 アルジャジーラのトーク番組では、アラブ諸国の指導者の知見に異議を唱えるようなゲストを迎え、
弱者の側に立った。記者たちはアラブ世界の報道機関で広まるタブーを破り、イスラエル当局者にインタビューを行ったりした。

 カタール王室から出資を受け設立されたアルジャジーラで2006─2011年に社長を務めたパレスチナ人ジャーナリストのワダー・カンファー氏は、
同局をアラビア語、英語、スワヒリ語を含む20言語以上で放送する、数多くの視聴者を獲得した世界的ネットワークへと成長させた立役者である。

 アルジャジーラの成長とともに、カタールはアラブ世界で前例のない影響力を有するようになったが、新たな敵も生まれた。

 エジプトはアルジャジーラを自国に批判的だとみなし、同国では2013年から放送禁止となっている。
一方、アルジャジーラは独立したメディアであり、地域の住民全員に対し発言の場を与えていると主張している。

 エジプトの治安部隊はアルジャジーラの記者数人を逮捕しており、同国の裁判所は昨年、国家機密をカタールに漏えいした罪で彼らのうち2人に死刑判決を下した。

 サウジアラビアは5日、アルジャジーラの支局を閉鎖した。

 「アルジャジーラは、同ネットワークの支局を閉鎖し、放送許可権を取り消したサウジアラビア文化情報省の措置を非難する」と、アルジャジーラの広報はカタールで語った。

 (Omar Fahmy記者、Mostafa Hashem記者 翻訳:伊藤典子 編集:下郡美紀)

209 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 19:57:37.89 ID:OyDD7sjZ.net
カタール危機で日本のエネルギー政策「総崩れ」の可能性
LNGは、残り2週間分…
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/51964
2017.06.09

210 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 19:58:05.70 ID:OyDD7sjZ.net
東日本大震災への支援金

クウェート 400億円
米国 260億円
台湾 200億円
カタール 80億円

211 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 21:23:06.34 ID:OyDD7sjZ.net
カダフィ大佐の次男釈放
リビア、恩赦で
https://this.kiji.is/246475093498103292?c=39546741839462401
2017/6/11 12:26

 【イスタンブール共同】国家分裂状態のリビア西部の民兵組織は10日、2011年11月から拘束していた元最高指導者の故カダフィ大佐の次男セイフイスラム氏を9日に釈放したと明らかにした。
AP通信などが伝えた。リビア北東部を拠点とする暫定議会が出した恩赦に基づく措置という。

 セイフイスラム氏は大佐の後継者と目された事実上の旧政権ナンバー2だった。釈放後の行方は不明。首都トリポリの裁判所は15年、11年の反体制デモ弾圧に伴う殺人などの罪で死刑判決を言い渡している。

212 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 22:31:39.17 ID:3xFtZJOt.net
エジプト出身のユーセフ・カルダーウイという世界的に有名なイスラム学者がいる。
彼はカタールにだいぶ前に亡命し、既にカタールの国籍も得ているはずだ。

彼が世界的に有名になったのは、確か9・11事件の後だったと思う。カタールの
アルジャズイーラはこの時ばかりと彼をテレビ画面に引き出し、語らせたのだ。
しかし、私の記憶ではカルダーウイは、何も真実に迫る内容の話をせず、アメリカ
に都合のいい発言をしていたと記憶する。それは好意的に判断すれば、彼が現実
社会で起こっていることに無頓着であったためかもしれない。

サウジアラビアとカタールとの間で今回起こったトラブルでは、多くのムスリム
同胞団員が危険人物としてリスト・アップされた。その数は59人で、大分幹部の
地位にいる人たちであろう。もちろん、その中にはカルダーウイも含まれている。

ユーセフ・カルダーウイは世界イスラム学者協会の会長を務めており、イスラム学
の権威の一人であることは間違いない。しかし、そのことがイコール立派な人格者、
とはならないところに問題がある。

彼はカタールという国の手厚い保護下に暮し、諸外国で活動するムスリム同胞
団員に危険な活動を強いているのだ。エジプトでは、多くのムスリム同胞団員が
刑務所に収監されて、既に3年以上の歳月が過ぎ去っている。エジプトのムスリム
同胞団のトップだったムハンマド・バデーウも刑務所に入れられているのだ。

今回のユーセフ・カルダーウイに対するテロリスト判断は、彼の外国での活動を
ほぼ不可能にしようが、それは彼にとっては何の苦痛でもあるまい。ムスリム
同胞団の考えでは、彼らが居住するところが故郷なのだ。土地はアッラーに帰属
するものだという発想があるからであり、それは共産党の考えに類似している。

それでも、ユーセフ・カルダーウイにとっては、今回の決定が故郷エジプトに
帰ることが出来なくなった、ということであり、ある程度は応えているかもしれない。
そうした人間的な感情が、彼に残っていることを期待したい。

学者とはある意味で異常人格者であり、自分の考えにそぐわないものは全て否定し、
かたくなに自分の考えを守る傾向がある。彼もその一人であろう。

213 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 23:26:16.28 ID:OyDD7sjZ.net
文学のイブラヒーム・アル・コーニーなどもリビア。
翻訳が待たれる。

214 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/11(日) 23:29:41.22 ID:OyDD7sjZ.net
The Animistsとか。

215 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/12(月) 22:59:54.31 ID:kArwxA09.net
クウェートとトルコが、カタール断交問題の調停に乗り出している。
Kuwait extends helping hand to Qatar in effort to ‘restore the normal relations'・・・
トルコは同国のカタール内駐留軍の増勢を決定。
Turkey's parliament approved sending troops to an existing Turkish base in Qatar as a sign of support.・・・
http://www.csmonitor.com/World/Middle-East/2017/0608/Kuwait-extends-helping-hand-to-Qatar-in-effort-to-restore-the-normal-relations
Turkey demands an end to Qatar blockade as humanitarian crisis deepens・・・
https://www.theguardian.com/world/2017/jun/10/turkey-erdogan-end-qatar-blockade

中東は、サウジ対イランの抗争に、オスマントルコ復興を目指すトルコが加わり、
三つ巴の抗争へ?

216 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/15(木) 22:46:31.43 ID:utI72bR7.net
カタールに対する締め付けが強化されているが、これを好機と見たトルコとイランは、
猛烈なカタールへの接近を行っており、貨物機でカタールに、食料を送り込んでいる。
もちろん、無料ではなく、通常よりも高い価格で取引されているものと思われる。

UAEの駐米大使はカタールへの制裁に加え、『アメリカ軍はカタールの基地を撤廃
すべきだ。』と言い出している。カタールがテロを支援し、傲慢な言動を繰り返すことが
出来るのは、アメリカ軍が主要基地を持っているからだというのが、その理屈だ。

確かにそうであろう。アメリカ軍の基地がある限り、カタールに軍事侵攻しようと思う
国は、イラン以外にはあるまい。カタールはそのイランとは、良好な関係にあるのだ。
アメリカはこれまで、サウジアラビアを支持する発言をしているが、それはそれほど
強いものではなかったというのが、UAEの判断であろう。

さて、駐米UAE大使はアメリカに対して、『カタールの基地から引き揚げろ』と言ったが、
それでは、代替え地は何処になるのか、という問題が出てくる。これについて駐米UAE
大使は明確に、『UAEがカタールに代わる、アメリカ軍の基地を提供する。』と言い出し
ている。それはUAE政府の考えであることは、間違いあるまい。

日本ではカタール問題は、あまり大きく取り上げられていないようだが、カタールと
サウジアラビア、UAEなどが武力衝突する可能性があるし、この問題を機にイランが
カタールに急接近し、イランとアメリカが武力衝突を起こす可能性も否定出来ないのだ。
既に、トルコは5000人の将兵をカタールに派兵することを、トルコ議会で可決している。
イランも同様の行動に出る、と恫喝する可能性はあろう。

そうなれば、世界の大エネルギー供給地である湾岸諸国は、極めてリスキーな
状況になって行く、ということだ。

217 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/16(金) 23:10:17.51 ID:Z0zfUk59.net
さる5月に、トルコのエルドアン大統領はアメリカを訪問し、トランプ大統領と会談している。
このニュースはトルコ国内では大々的に報じられたが、実はこの会談は、たった20分だった。
つまり、両者は挨拶を交わした程度であった、ということではないのか。通訳が入る20分の
会談とは、各々5分ずつ言葉を交し合った、ということでしかない。

その腹いせでもあったのであろうか。その後、エルドアン大統領は在米トルコ大使公邸に
出向き、そこでお茶を飲んでいるのだが、その公邸にトルコ人の反エルドアン・グループが
デモで押しかけた。たちまちデモ隊と、エルドアン大統領のボディガードが衝突し、デモに
参加した11人が負傷している。

けが人の中にはアメリカの警官も含まれており、これは法律を犯す行為として問題視
されてきたのだが、遂に6月15日アメリカ政府は12人のボディガードの逮捕に踏み切った。
いま逮捕されているのは2人だが、今後間も無く残りの10人も逮捕されることであろう。
トルコ政府に言わせると、デモ参加者は皆、トルコではテロリストとみなされている、
PKK(クルド労働党)のメンバーだったということだ。

このアメリカ側の対応に対して、トルコ外務省は在トルコ・アメリカ大使を呼びつけ、
厳重に抗議を行っている。同時に、エルドアン大統領もアメリカ非難を行った。
曰く、『アメリカ大使館がトルコで同じ状況にあったら、アメリカはどう対応するというのか?』
『彼らは私のボディガードを逮捕するというが、これはどんな法律に基づいているのか?』
『アメリカにボディガードを連れて行ったのは私を守るためだが、それが出来なかったら
どうなっていたというのか?』

相変わらずのエルドアン節だが、このエルドアン大統領の主張を受け入れるのは、
もちろんトルコ国民だけであり、しかも一部のエルドアン支持派の国民だけであろう。
この事件の結果が、アメリカ政府によるボディガード逮捕にまで進展したのは、
現在のアメリカとトルコとの関係が如何にまずいかということを、現している。

218 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/17(土) 16:38:56.28 ID:/4O1ja6x.net
世界ふしぎ発見! 2017年6月17日(土) 夜9時〜

第1437回
ペルシャから日本へ!
イラン シルクロード見聞録

> 日本とペルシャが奈良時代から繋がりを持っていたことは特に驚かされた部分です。
> 1300年も前に、平城京にいたペルシャ人の役人について取材しましたが、私は奈良出身で、平城京はまさに地元。
> 学生時代に何気なく通っていた場所でしたが、昔を辿ればペルシャの人が役人としてここにいたとは…。
> これまで想像もしなかった歴史が自分の身近なところで広がった感じがしました!

http://www.tbs.co.jp/f-hakken/

219 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/17(土) 22:11:54.07 ID:/4O1ja6x.net
>>218
破斯清通(はしのきよみち、765年頃)
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%B4%E6%96%AF%E6%B8%85%E9%80%9A

破斯=はし=ペルシャ

220 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/17(土) 22:50:14.81 ID:Ki2g4O6R.net
追い詰められた「イスラム国」 崩れる「国家」の姿
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6243626

ISISは、初めから歴史に反していたのです。つまり、武力による統一はオスマン帝国が
過去に行い、270年後に崩壊する事により、武人による中東統一は終わったのです。
その崩壊後は、知恵者による賢帝独裁の時代です。それはソ連が崩壊後の、東欧や
中央アジアの国々の独立と、そこでの賢帝独裁に見られます。ロシアも勿論そうです。

従って、オスマン帝国崩壊後の、各国での宗教を基盤にしての賢帝独裁がほぼ整って
いる処を、英米が武力でカオス状態にしたのが今の中東です。それを再びまとめようと
サウジのお金で英米/イスラエルの主導によるISISを造って、中東を再度統一しよう
などと考えるのが、基本的に間違っているのです。

歴史に逆らうことは左翼的言葉では反動といいますが、今はISISが行っていることが、
歴史に反する反動ということになります。つまりアラブの春も歴史の反動なのです。
歴史の法則には勝てないのです。だから失敗するのです。

221 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/18(日) 20:51:42.02 ID:lf5q1xrD.net
続報がないが、経過を見ておこうか。

222 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/18(日) 20:52:14.92 ID:lf5q1xrD.net
IS最高指導者バグダディ容疑者死亡か ロシア軍空爆で
http://www.asahi.com/articles/ASK6J5H8LK6JUHBI01D.html
2017年6月16日20時39分

 ロシア国防省は16日、ロシア軍が5月28日にシリア国内で実施した空爆により、
 過激派組織「イスラム国」(IS)の最高指導者、アブバクル・バグダディ容疑者が死亡した可能性があると発表した。
 ISはシリア、イラク両国で支配地域を縮小させ続けており、同容疑者の死亡が確認されれば、弱体化がいっそう進むのは必至だ。

 ロシア国防省によると、ロシア軍は5月下旬、ISの幹部がシリア北部ラッカの南部で会合を開くとの情報を入手。
 無人機で会合場所を確認し、同28日午前0時半ごろから空軍機で攻撃。
 複数の幹部司令官のほか約30人の指揮官、さらに300人近い戦闘員を殺害したとしている。
 この中にバグダディ容疑者が含まれていたとの情報があり、確認を進めている。
 ラブロフ外相は16日の会見で「まだ100%の確証はない」と述べた。

 一方、米国主導の対IS有志連合の報道官は同日、AFP通信に対し、バグダディ容疑者の死亡は「確認できない」と述べた。

 バグダディ容疑者は、ISによる「国家樹立宣言」後の2014年7月、
 イラク北部モスルのモスクで説教する様子の動画が公表されて以来、所在は確認されていない。
 同容疑者が空爆で死亡、あるいは負傷したとする情報はこれまでもあったが、確認されていなかった。
 ロシア政府が死亡の可能性を発表したのは初めて。

223 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/18(日) 20:52:49.75 ID:lf5q1xrD.net
> ラブロフ外相は16日の会見で「まだ100%の確証はない」と述べた。

224 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/18(日) 20:53:46.45 ID:lf5q1xrD.net
ダーイシュ最高指導者を殺害したとされる露国防省の空爆の写真が公開
https://jp.sputniknews.com/middle_east/201706163772167/
https://jp.sputniknews.com/images/377/24/3772401.jpg
2017年06月17日 00:17

> ロシア空軍によるこの空爆では「IS」のいわゆる軍事評議会のメンバーを含め、このテロ組織の幹部など戦闘員およそ330人が死亡した。

225 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/18(日) 20:54:27.43 ID:lf5q1xrD.net
IS 米、バグダディ容疑者死亡に「懐疑的」
https://mainichi.jp/articles/20170617/k00/00e/030/247000c
6月17日 10時12分

 【ワシントン高本耕太】米ホワイトハウス高官は16日、過激派組織「イスラム国」(IS)の最高指導者バグダディ容疑者の死亡情報に関し「慎重な見方をしている」と述べ、懐疑的な認識を示した。
 ロシア国防省が発表した、露軍が5月下旬にシリア北部ラッカで実施した空爆について「認識していない」とも語った。

 トランプ米大統領の南部フロリダ州訪問に同行する機中で記者団の質問に答えた。
 高官はバグダディ容疑者のほか300人以上の戦闘員が死亡したとされる空爆について
 「それほど大規模の攻撃であれば兆候や形跡を確認するはずだが、我々はしていない」と指摘した。

 露国防省は16日、バグダディ容疑者が死亡したとの情報があるラッカ空爆については、米国に事前通告したと発表していた。

226 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/18(日) 20:54:49.07 ID:lf5q1xrD.net
「指導者殺害」にIS側は沈黙
https://news.nifty.com/article/world/worldall/12145-2017061700212/
2017年06月17日 15時25分

> 過激派組織「イスラム国」(IS)の最高指導者バグダディ容疑者が
> 殺害された可能性があるとのロシア国防省の発表に対し、IS側は沈黙を保っている。
> しかし、仮に死亡が事実とすれば、ISは報復目的でテロを激化させる公算が大きい。
> ISはこれまでも劣勢になるたびに、中東、欧米など各地で報復テロを繰り返してきた。

227 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/21(水) 00:22:31.17 ID:5QmqYp5v.net
ロシアはシリア政府の依頼を受けて、シリアに軍を駐留させている。
それ以外にも、地中海に浮かぶ艦艇からも、シリア軍支援の軍事行動を行っている。
その甲斐あって、ISは相当力を落とし、今では各所で敗走が目立つようになった。

ロシア軍か空爆を続けて既に長いが、問題はアメリカがロシアの追い込んだISを
支援する動きに出ていることだ。例えば、イラクのバグダッドからシリアのダマスカス
に抜ける幹線道路を、シリアがほぼ押さえたのをアメリカが空爆し、シリア軍の支配を
許さないことだ。ロシアはシリアでISと戦うだけではなく、非常に難しいアメリカ軍の
行動規制も行わなければならない状態にある。

そうした苦しい選択肢のなかで起こった、シリア軍機のアメリカ軍機による撃墜は、
ロシアの我慢の限界を破ったようだ。この撃墜事件後、ロシアはアメリカとのシリア
における軍事協力を止めると言い出しているのだ。加えて、ロシアはシリア上空を
飛ぶものは、全て撃墜するとも言い出している。述べるまでもなく、ここで言われて
いるものの中には、アメリカ軍機も含まれるということだ。

そうなると、シリア上空でロシア軍機とアメリカ軍機がドッグ・ファイトを行うことも
ありえよう。あるいは、ロシア側はもっぱら対空ミサイルで、アメリカ軍機を撃墜する
かもしれない。

以前から一部の識者の間で語られ始めている第三次世界大戦は、
あるいは現実味を帯びてきているかも知れない、とさえ考えたくなる昨今だ。
シリアは現状ではアメリカ軍とロシア軍が、真正面から対峙している場所、
ということになる。

これ以外にも、アメリカとロシアが衝突しそうなのは、北朝鮮であろう。
いままでは脅しで済んでいたのだが、北朝鮮で長期拘留されていたアメリカ人
学生が釈放されて帰国し、間も無く死亡するという事態が発生した。
アメリカの北朝鮮に対する怒りが爆発するかもしれない。

ヨーロッパでもアメリカとロシアとの緊張関係は発生している。
世界の大国のリーダーたちに冷静な行動を期待したいものだ。
特にアメリカのトランプ大統領には、それを期待したい。

228 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/22(木) 00:16:47.72 ID:rgOa5TUn.net
そろそろ、シリアのラッカの陥落が近いだろうと思われるようになってきた。
こうした状況下で、ISも首都をラッカからデルズールに移すことを、ほぼ正式に宣言した。
そうなって来ると、これまでシリアに関与してきたアメリカもロシアも、IS後のシリアに
対する対応を検討しなければならなくなる、ということだ。ロシアはあるいは、これまで
堅持してきた、アサド体制支持の立場を捨てるかもしれない。

ロシアからはチェチェン、コーカサス地方から、多数のイスラム原理主義者が、
シリアのIS側に参画して戦ってきていた。この問題は、ロシアにとっては大きな頭痛の
種であったが、ロシア政府は黙認してきていた。

しかし、現段階になると、そうのんびりも構えていられなくなってきた。
それは、ISの崩壊で、自国にイスラム原理主義者たちが帰国して来るからだ。
一説によれば、ロシアからISの戦闘に参加した人数は、2400人だと言われている。
彼らが帰国しテロを起こすようになれば、極めて危険な状態になるということだ。
既に、サンクトペテルブルグで起こった、イスラム原理主義者によるテロがあり、
テロは現実にそこにある問題になっているのだ。

そうしたことから、ロシア政府はいま、単にアサド体制を守るのではなく、シリアを
分割させて戦闘を継続させた方が良いのではないか、とも考え始めているようだ。
そうなれば、アサド体制も縮小はするが生き残ることになるし、自国の戦闘員たちは
シリア国内で戦闘を継続し帰国はしなくなる、という考えだ。

シリアを統一した状態でアサド大統領に統治させるのは、無理な状態もある。
既に、シリア北部を占領しているクルド人たちは自治を明確に口にし、将来はクルド
国家の設立も考えるようになって来ているからだ。

アメリカもIS問題が解決した後では、シリアを分割させた方が良い、と考えている
のではないか。そうなれば、イスラエルとの国境にはヘズブラなどが居座るだろうが、
分割されたシリアとヘズブラが合体しても、イスラエルには大きな脅威にはなるまい。
加えて、イランのアサド体制への支援も、大きな脅威とはならなくなろう。

229 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/26(月) 21:42:02.82 ID:+Fpv1F7s.net
モンゴル大統領選、投票始まる 27日未明に大勢判明 経済立て直し課題
http://www.sankei.com/world/news/170626/wor1706260009-n1.html
2017.6.26 09:12更新

 【ウランバートル=藤本欣也】モンゴル大統領選の投票が26日、全国約1980カ所の投票所で始まった。
与野党から3人が立候補しているが、与党、モンゴル人民党党首で国民大会議(国会)議長のエンフボルド氏(52)が優勢。即日開票され、27日未明に大勢が判明する見通しだ。

 他の候補は、エルベグドルジ現大統領の出身政党である最大野党、民主党のバトトルガ元工業・農牧業相(54)、モンゴル人民革命党のガンバータル前国民大会議議員(46)。

 投票時間は午前7時(日本時間同8時)から午後10時(同11時)まで。有権者は約197万8千人で、2013年の前回大統領選の投票率は66・5%だった。

 モンゴルの昨年の国内総生産(GDP)成長率は1%と低迷しており、経済をどう立て直すかが課題。
ただ、選挙戦では各候補の腐敗汚職に関する疑惑が相次いで表面化し、過去の大統領選に比べ有権者の関心が低いとの見方もある。

 過半数の票を獲得した候補がいない場合、2週間以内に上位2候補による決選投票が行われる。

230 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/26(月) 21:43:34.86 ID:+Fpv1F7s.net
バトトルガ氏は柔道連盟会長

231 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/26(月) 23:09:38.01 ID:770/NFhs.net
サウディアラビアで、現国王の長子、ムハンマド・ビン・サルマーンが皇太子に就任した。
http://www.bbc.com/news/world-middle-east-40351578

これを契機として、サウド王位は、兄弟継承から長子承継に切り替わるのだろう。
彼が掲げる宗教界の力の減殺(上掲)の成功なくして同国の将来はないが、
他のサウド王族達の多くと同様の自らの傍若無人な行動や顕示的消費
https://en.wikipedia.org/wiki/Mohammad_bin_Salman
を改めようとしている話が聞こえてこない以上、この31歳の次期国王に大した期待は持てそうもない。
同国の最高学府の法学部卒だが、彼の妻や子供の情報が殆どない(上掲)ことも気になる。

232 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/27(火) 21:03:54.65 ID:DAtotIrc.net
モンゴル大統領選、初の決選投票へ…7月9日
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170627-OYT1T50096.html?from=ycont_top_txt
2017年06月27日 18時30分

バトトルガ 38・11%
エンフボルド 30・32%
ガンバータル 30・19%

233 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/27(火) 21:04:08.41 ID:DAtotIrc.net
モンゴル大統領選、与野党2候補が7月9日決選投票へ
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM27H6B_X20C17A6000000/
2017/6/27 17:50

 【ウランバートル=多部田俊輔】モンゴルの中央選挙管理委員会は27日、モンゴル大統領選(26日投開票)の結果を発表した。
最大野党・民主党で柔道連盟会長のバトトルガ氏(54)が首位となったが、得票率は38.1%にとどまった。
過半に達しなかったため、2位となった与党・人民党で国民大会議(国会)議長のエンフボルド氏(52)との決選投票を7月9日に実施する。

 「我々は厳しい戦いを乗り越えた」。民主党のエルデネ党首は27日未明、大統領選の趨勢が判明した時点で勝利コメントを発表した。
バトトルガ氏自身も「モンゴルは勝つというスローガンを受け入れて、私に投票してくれた有権者とスタッフに感謝する」とのコメントした。

 民主党は2016年6月の国民大会議総選挙で惨敗。76議席のうち獲得議席はわずか9議席まで減って与党から野党に転落し、人民党の65議席に遠く及ばない状況に追い込まれた。
国民大会議でも人民党に主導権を完全に奪われていたが、1年で党勢立て直しの端緒をつかんだ。

 選管が27日午前11時30分(日本時間同午後0時30分)に発表した結果によると、バトトルガ氏の得票数は51万7478票(得票率38.1%)で、
エンフボルド氏は41万1748票(30.3%)、ガンバータル氏は40万9899票(30.2%)となった。投票率は68.3%。

 バトトルガ氏がエンフボルド氏に10万票の差を付けたのは3つの理由がありそうだ。1つはバトトルガ氏自身への信任だ。
柔道連盟会長として五輪メダルの獲得を実現した功績や実業家としての実績に評価が集まった。工業・農牧業相を務めた経歴もある。

234 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/27(火) 21:04:16.87 ID:DAtotIrc.net
 2つ目はネット戦略が奏功し、フェイスブックを使うウランバートル市の若者をひき付けるのに成功した。
モンゴルで根強い人気を持つ大相撲の元横綱朝青龍のダグワドルジ氏がフェイスブックで選挙活動の実況するなどの支援も後押して支持者を広げた。

 3つ目は人民党とエンフボルド氏への不満の受け皿となったことだ。
モンゴル政府は2月に財政健全化を条件に国際通貨基金(IMF)などから支援を得ることで合意し、
人民党のエルデネバト首相は定年延長などの財政支出削減に向けた政策に取り組む。
多くの国民は緊縮財政に不満を持っており、バトトルガ氏の「モンゴルは勝つ」という愛国的なスローガンに有権者がひかれたとみられる。

 一方、エンフボルド氏は人民党の組織力を武器に選挙戦を優勢に進めてきたが、緊縮財政に対する理解を十分に得られなかったうえ、ウランバートル市長時代の不正疑惑などを払拭できなかった。
24日に国営テレビが実施した3候補のテレビ討論会でエンフボルド氏寄りで不公正だという反発がフェイスブックなどで広がって一気に逆風が吹いたもようだ。

 その結果、野党の人民革命党で元労働者組合連盟会長のガンバータル氏(46)と僅差の2位にようやく滑り込む事態となった。
ガンバータル氏は資源開発について「モンゴル国民に利益をもたらすことが重要だ」などと持論を繰り返し、外国企業がモンゴルの豊かな資源を奪っているとの見方を持つ有権者の支持を獲得したもようだ。

 バトトルガ氏とエンフボルド氏の決選投票は7月9日。大統領は国民大会議の決定事項に拒否権を持つ。
それだけに政策を巡る議論が期待されたが、選挙戦では候補者の不正疑惑などを攻撃するネガティブキャンペーンが目立ち、「選択肢のない選挙だ」との言い回しが流行した。
決選投票では政策論争で国民に選択肢を提供しなければいけない。

235 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/28(水) 00:40:49.06 ID:i4+dVtB3.net
カタールの隣国であるバーレーンが、カタールの軍事的動きに警告を発した。
トルコとの軍事協力で、ますます増強しているというのだ。
バーレーンにしてみれば、カタールは隣国であり、容易に攻め入ることが出来よう。

警告を受け、カタールはイランとの軍事協力も検討すると言い出している。
それが進めば、まさにアラブ湾岸諸国には悪夢であろう。戦争が起きなくとも、
大きな圧力になるからだ。

トルコのエルドアン大統領は、こうした動きのなかで、カタール支持の立場を
一歩も引こうとしていない。支援物資を大量に送り、軍人も増派しているのだ。

さすがにこの緊張を見かねたのか、アメリカの下院議員がカタールへの武器
輸出を止めるべきだと言い出している。アメリカはカタールに巨大な基地を
持っているため、この問題を放置できないのだ。しかも、カタールはイランとの
軍事的協力関係さえも言い出しているのだ。

問題は、カタール側が我が国にとって、最大のガス供給国という事実だ。
もし、カタールがサウジアラビアなどと武力衝突することになれば、一瞬にして
カタールからのガス供給は止まることになる。

カタールのガス開発には、中部電力が最大の支援組織であったが、
もし、中部電力へのガス供給が止まれば、トヨタの工場にも影響が出よう。
カタールとサウジアラビアの間で起こっている問題は、日本にとっても重要な
問題であることを考えておくべきであろう。

236 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/06/29(木) 21:52:24.06 ID:U9QXutcD.net
アメリカ政府は、シリア政府が自国民に対して化学兵器を使用する危険性がある、として
監視を強化している。アメリカ政府は、もしシリアが自国民に対して化学兵器を使用する
ような事態になれば、,場合によっては事前に先制攻撃をして防ぐとまで言っている。

これはどう考えても、無理な話のように思えてならない。シリア支持のイラン政府は、
4月4日に起こった前例を引き、その時もシリア軍による化学兵器使用では無かったにも
かかわらず、アメリカはシリアの空軍基地を攻撃したと述べている。

この4月4日のケースは、IS側が隠匿していた化学兵器の隠匿場所をシリア軍が空爆
したことで、ガス洩れが起こり被害が出たということだった。その事実は後に、世界中で
知られることとなっている。

しかも当時の状況は、シリア政府に有利であり、ISは大幅に後退気味だった。
また、ヨーロッパ諸国の多くは、アサド体制打倒は必要ないという判断に至っていた。
今回の場合もそうだが、シリア政府はそうした状況では、化学兵器を使用して自国民を
殺戮する必要は無い。

今回はといえば、ISの最後の牙城であるラッカの陥落が間近いと考えられているし、
フランスのマクロン大統領はアサド政権打倒は前提ではないと言い出している。
つまり、そうした世界の潮流を阻止するために、アメリカは化学兵器という御伽噺を
持ち出したのではないのか。

もし、今回アメリカがあいまいな根拠を元に、シリアに対して攻撃を加えるような状況が
発生した場合、危険な状態が生まれることが懸念される。それは、ロシアが既にシリア
西部に侵入するあらゆる飛行物体は攻撃対象となる、と明言しているからだ。
もし、アメリカがシリアに対して、ミサイル攻撃や空爆などを考えた場合、ロシア軍は
躊躇せずに、それを撃ち落とすということだ。

一部の専門家や事情通の間で語られているように、アメリカのトランプ大統領が
第三次世界大戦を望んでいるのであれば話は別で、まさにロシア軍による米軍への
攻撃は、その口実となるということだ。こうした話はあまり信じたくない予測なのだが。

237 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/01(土) 00:28:03.57 ID:8PRaSLP1.net
イラク軍、対IS勝利宣言「数日内」=モスル奪還戦、最終局面に
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017063001192&g=int
(2017/06/30-19:01)

 【モスル(イラク)時事】過激派組織「イスラム国」(IS)からイラク北部の主要都市モスルを奪還する作戦は最終局面に入った。
イラク軍は30日、モスル市内の最後のとりでである旧市街の完全制圧を目指し、米軍主導の有志連合の支援を受けながら進撃を継続。
上級司令官の一人は、AFP通信に「ここ数日内にISに対する勝利宣言をする」と話した。
 イラク軍は29日、ISの支配の象徴だった旧市街の「ヌーリ・モスク(イスラム礼拝所)」を制圧した。
このモスクは3年前、IS最高指導者バグダディ容疑者が「イスラム国家」樹立を宣言した場所だったが、ISが先週自ら爆破していた。
モスク制圧を受け、アバディ首相は「われわれは偽りのイスラム国家の最期を見ている」と強調した。
 イラク軍は29日までに旧市街の半分以上を制圧。しかし、人口密度の高い旧市街やその周辺では、激しい市街戦が展開されており、
イラク軍側の死者数は1000人以上に上るとされる。また、ISは依然何万人もの民間人を「人間の盾」にしているため、作戦を慎重に進めることを余儀なくされている。

238 :赤岡龍男:2017/07/03(月) 00:13:15.66 ID:kCXXseSV.net
中東で十六菊花弁が破壊された説がある。そして、梅が残った説が。

239 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/03(月) 23:53:26.02 ID:N+QBCnoY.net
アサド大統領、シリア通貨に初登場【写真】
https://jp.sputniknews.com/middle_east/201707033834890/
https://pbs.twimg.com/media/DDwViuaXcAAXlak.jpg
2017年07月03日 18:35

シリアの大統領アサド大統領がの肖像画が初めて、同国紙幣に登場した。肖像画はシリア・ポンドに印刷されている。ロイターが報じた。

紙幣はシリア中銀の総裁が日、お披露目。同日に流通がスタートした。総裁によると、数年前から柄は出来上がっていたが、戦争や為替ルートの変動のため、流通が見送られていた。

新紙幣の価値はおよそ米ドル。

240 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/04(火) 01:18:49.17 ID:0MezE2Bt.net
紙幣に印刷されているのはウマイヤド・モスクだろうか

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/04(火) 01:21:08.60 ID:0MezE2Bt.net
ウマイヤド・モスク

現存する世界最古で最大級のモスク(705年、ダマスカス)

http://www.traveltourismblog.com/images/Syria%20umayyad%20mosque%20damascus.jpg
https://s-media-cache-ak0.pinimg.com/736x/ca/93/4e/ca934e929d9d53e68c13b854e359a4f2.jpg
偶像や聖画を禁止するモスクにしては珍しい壁画は、元々キリスト教会であった名残り
https://concertsforsyria.files.wordpress.com/2015/10/4114757559_765b740a7b_b.jpg
http://www.peteraaron.net/users/PeterAaron5527/images/PeterAaron55272016904.jpg
https://camel76.files.wordpress.com/2013/05/inside-the-umayyad-mosque-damascus.jpg
http://1.bp.blogspot.com/-XU2-kuXB7Lk/TVBg6h5Q_3I/AAAAAAAABF8/pq3lkOddedk/s1600/DSC09253.gif
https://c1.staticflickr.com/3/2691/4160495497_5f7fb8ba9d_b.jpg
http://2.bp.blogspot.com/_svAyYhspKJw/S6nJpx1nmQI/AAAAAAAAEtQ/5xN8-hK1yUQ/s1600/P6230814+copy.jpg
壁画の一部、ナツメヤシ(デーツ)
http://cdn.timesofisrael.com/blogs/uploads/2013/05/umayyad+mosque+interior+11.jpg
内部、ギリシャ様式の石柱
http://www.islamiclandmarks.com/wp-content/uploads/2015/11/Ummayad-mosque-praying-space.jpg
http://2.bp.blogspot.com/-zEhipmoGTmk/VMUb913bLxI/AAAAAAAAP5k/Ar3HBIwSpl8/s1600/Umayyad_Mosque_-_interior(js).jpg

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/04(火) 01:22:26.10 ID:0MezE2Bt.net
ウマイヤ朝はイスラム史上最初の王朝。
アラビア語成立以前は、ギリシャ語が中東の言語であり、
シルクロードの起点とされるシリアのアンティオキアなどは
ローマ、アレクサンドリアに次ぐ大都市だった。

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/04(火) 01:29:14.96 ID:0MezE2Bt.net
平山郁夫による

シリア、パルミラ
http://adcculture.com/cp-bin/wordpress/wp-content/uploads/2015/09/01-%E6%9C%88%E5%9F%9F%E6%9C%88%E5%BD%A9%E3%83%91%E3%83%AB%E3%83%9F%E3%83%A9%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%AA%E3%82%A2%EF%BC%891.jpg
http://image.rakuten.co.jp/kakejiku/cabinet/kyosyo/v-0073-1.jpg
http://image.rakuten.co.jp/kakejiku/cabinet/kyosyo/v-0074-1.jpg

バーミヤン
http://www.silkroad-museum.jp/exhibition/img/2016_afghanistan.jpg
http://www.asahi.com/hirayama/exhibition/images/1-2-3.jpg

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/05(水) 00:30:54.39 ID:syNWMDxE.net
カタール経済封鎖 長期化 サウジなど断交1カ月
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM04H6K_U7A700C1FF1000/
2017/7/4 21:15

 【イスタンブール=佐野彰洋】サウジアラビアなどのアラブ諸国がカタールとの国交断絶を発表してから5日で1カ月となる。
関係修復の条件としてサウジなどは衛星テレビ、アルジャズィーラの閉鎖など13項目の要求を突き付けたが、カタールは拒否。
米国の調停も事態の収拾にはつながっていない。対カタール経済封鎖の長期化は湾岸地域の成長に影を落とす。

 カタールのムハンマド外相は3日、仲介役のクウェートを訪問し、同国のサバハ首長に回答書を手渡した。
内容は不明だが、ムハンマド氏は回答に先立ち「(要求は)拒否しかできないように作られている」と批判しており、受け入れを拒んだとみられる。

 イランとの外交関係縮小、イスラム主義勢力「ムスリム同胞団」などとの関係断絶、アルジャズィーラやトルコ軍基地の閉鎖――。
サウジ、エジプト、アラブ首長国連邦(UAE)、バーレーンの4カ国は先月22日、13項目の要求を提示した。今月2日の期限を48時間延長し、カタールの譲歩を促している。

 4カ国は5日にカイロで外相会合を開く。カタールの回答を不十分と判断すれば、実施済みの国境閉鎖や国民の往来禁止に加え、
カタールの銀行からの預金引き揚げ、湾岸協力会議(GCC)の資格凍結など制裁強化に動く可能性が指摘されている。

 親米のアラブ諸国同士の対立長期化を避けようとティラーソン米国務長官は関係国の閣僚と相次いで会談するなど調停を本格化させているが、事態収拾の糸口はつかめていない。

 トランプ米大統領は2日、サウジのサルマン国王やカタールのタミム首長と電話で協議し、断交問題への懸念を表明した。
ただ、トランプ氏のサウジ寄りの姿勢は知れ渡っており、仲介役としての米国の立場を弱めている。

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/05(水) 00:31:03.93 ID:syNWMDxE.net
 経済封鎖は企業活動にも影響を及ぼしている。2022年のサッカーW杯を開催するカタールでは総額2000億ドル(約23兆円)規模とされるインフラ整備が急ピッチで進む。
UAEなどは自国の港に立ち寄った船舶がカタールに向かうことを禁じており、企業はインフラ建設に必要な資機材を本国から直接運んだり、第三国経由に切り替えたりして対応する。

 人の往来も迂回を迫られている。外資系企業が地域の統括拠点を置くUAEのドバイ。
カタールの首都ドーハとは所要時間約1時間の直行便で結ばれていたが、断交を受けて直行便は運航を停止した。
外国人ビジネスマンはオマーン経由など4〜5時間かかる代替ルートの利用を余儀なくされている。

 断交発表後、米格付け会社S&Pグローバルはカタールの長期債格付けを引き下げており、対ドル相場を固定するカタールリヤルには下落圧力がかかる。
政府系投資ファンド、カタール投資庁は市中銀行に新たに数十億ドルを預け入れ、不安解消に努めている。

 事態の長期化はサウジなどにも重くのしかかる。サウジ、UAE、バーレーンの企業がカタールでの建設工事などを受注しているためだ。
AFP通信はカタール高官の話として、20億ドル相当の契約不履行リスクがあると報じた。

 地域経済全体に影響が広がれば、原油価格の低迷で落ち込む各国経済の重荷となる可能性もある。

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/05(水) 06:36:20.50 ID:c3ZCJqJt.net
ウィキペディアで書かれてることってホントなのー?
だったらイスラムって破壊略奪の権化でしかも風見鶏ー?
しかもロリコン天国なのー?
ムハンマド様ー我の疑問にお答えをー
アッラーのお心をーお示しーく〜だ〜さ〜れ〜

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/06(木) 01:12:15.25 ID:ZYc6kQPL.net
著名な空軍司令官であるオズトウルク氏は、クーデターが起こって間も無く逮捕された。
彼の逮捕はクーデター発生から4日後の19日だった。同時に多くの将兵が18、19日に
クーデターに関与したとして逮捕されている。オズトウルク司令官は人望が篤かったので
あろうか、裁判に引き出される時、彼の腕を掴んでいた若い将校は目を真っ赤にしていた。

クーデター発生後素早く、多くの関係者と思われる軍人や市民が逮捕されているが、
それは当時1500人以上にも上り、クーデター以前の段階で、逮捕者リストが準備されて
いたのであろうという憶測が広がっていた。

このオズトウルク氏のことが今回ニュースになったのは、彼がアカル参謀長に対して
抗議書簡を送ったことだ。その書簡が検察にも回ったことで、クーデターがらみの裁判で、
何らかの変化が起こるかもしれない。勿論、このニュースは大々的にトルコのマスコミに
取り上げられ、国内を賑わせているものと思われるし、市井の話題にもなっていよう。

大げさな言い方が許されるならば、これはエルドアン体制に対する軍のクーデターの
ようなものではないのか。裁判をめぐり、検察は再度クーデター関係者たちの調査を
し直していくことが予測され、そこから今まで隠蔽されていた、幾つもの真実が明らかに
されるかもしれない。

野党CHPは、党首自らが参加するアンカラからイスタンブールまでの公正の行進を
行っているが、このCHPは同時に新憲法の国民投票は政府によるやらせだと主張し、
ヨーロッパの裁判所に提訴する、と言い出している。

つまり、トルコではいま、軍や検察そして市民が、遂にエルドアン体制に対して立ち
上がったということではないのか。今回のオズトウルク氏の抗議は、その新たな行動
への第一歩であろうと思われる。

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/07(金) 23:52:01.36 ID:3rOj7Fon.net
英国内の過激思想、最大の海外要因はサウジ=報告書
http://ironna.jp/article/7046
2017年07月05日 15:17 公開

ロンドンの外交シンクタンク「ヘンリー・ジャクソン協会」は4日、
英国内で過激思想が広がる最大の海外要因となっているのはサウジアラビアだとする新たな報告書を発表した。

同協会は、海外から資金提供を受けるイスラム主義組織や憎悪を語る説教師、
暴力を推進するイスラム教聖戦主義(ジハード)組織との間に「明白で、強まりつつあるつながり」が認められたと指摘した。

ヘンリー・ジャクソン協会は、サウジアラビアやほかの湾岸諸国の関与について公開調査を実施するよう訴えた。

英国のサウジアラビア大使館は、報告書の主張について「完全な虚偽」だとしている。

英政府に対しては、国内に拠点を置くイスラム主義組織について報告書を公表するよう、要求が上がっている。

2015年には、当時のデイビッド・キャメロン首相の指示を受けて、
内務省が聖戦主義組織の存在と影響力について報告書をまとめようとしたものの完成しなかったとされ、公表が危ぶまれている。

政権を批判する人々は、サウジアラビアをはじめとする湾岸諸国と外交、
安全保障、経済の各方面で長年にわたり緊密な関係を築いてきた英政府にとって、このような報告書は都合が悪い内容だったのかもしれないと指摘してきた。

ヘンリー・ジャクソン協会による4日付の報告書では、過激思想を持つ説教師を受け入れ、
過激思想の文書などの拡散に関与したとみられているモスク(イスラム教礼拝所)やイスラム教教育機関に対し、
多くの湾岸諸国やイランが資金援助をしていると指摘している。

最大の役割を果たしていると指摘されたのがサウジアラビアで、報告書は多くの事例を挙げて、
個人や財団が「反リベラルで偏狭なワッハーブ派の思想」の輸出に深く関与していると非難した。

報告書は、サウジアラビアから資金援助を受ける英国の組織について、
一部の限られた事例ではサウジアラビアが直接運営しているが、多くの場合は「外国人献金者の影響力を買う」ために資金が使われているようだと指摘した。

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/07(金) 23:52:20.41 ID:3rOj7Fon.net
「暴力的な過激思想」

ロンドンのサウジアラビア大使館は文書で、同国が少数の人数を過激化させたなど「根拠がなく、説得力のある証拠がない」と反発。
むしろサウジアラビアは、過激派組織アルカイダやいわゆる「イスラム国」(IS)からたびたび攻撃されていると反論した。

大使館は、「暴力的な過激派による行為や思想を容認しないし、今後も容認しない。
このような逸脱者やその組織がつぶされるまで、我々は手を休めない」と表明した。

BBCのフランク・ガードナー安全保障問題担当編集委員は、
今回の報告書は、サウジアラビアやアラブ首長国連邦(UAE)、バーレーン、エジプトの4カ国が、カタールが過激思想を支援しているとして、
同国への対立姿勢を強めている微妙な時期に発表されたものだと指摘する。
報告書はサウジアラビアなどの行為が偽善的だと非難している。

4カ国の外相は5日にカイロで会議を開き、カタールに対するさらなる制裁について協議する。
一方、カタールのムハンマド外相は、ロンドンで開く記者会見で同国の主張を説明する予定。

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/07(金) 23:52:31.32 ID:3rOj7Fon.net
「懸念すべき」つながり

野党・労働党のダン・ジャービス下院議員は今回の報告書を支持し、
サウジアラビアと過激思想への資金援助との「非常に懸念すべき」つながりに光を当てていると指摘。
海外からの資金援助に関する報告書を公表するよう、政府に求めた。

同議員は、「今年我々が経験した悲惨で悲劇的なテロ攻撃を考えれば、社会を守るため、あらゆる可能な手段を使うことは非常に重要だ」とし、
「それには、過激思想を推進し支援するネットワークを特定し、それを支える資金の流れを止めることが含まれる」と述べた。

ジャービス議員はさらに、市民社会における過激思想の事例を発見するために現在提唱されている新組織、対過激思想委員会が、
英国内の組織に対する海外からの資金援助を最優先で取り組むべきだと語った。

今年4月にサウジアラビアを訪問しているテリーザ・メイ首相は、同国との歴史的な関係は英国の安全保障と貿易にとって重要だと繰り返し主張している。

ジェレミー・コービン労働党党首は、サウジアラビア国内の人権問題やイエメンでの軍事行動を理由に、
サウジアラビアに対する武器輸出を即時一時停止するよう求めている。

(英語記事 Saudi Arabia has 'clear link' to UK extremism, report says)
http://www.bbc.com/news/uk-politics-40496778

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/07(金) 23:53:36.93 ID:3rOj7Fon.net
アジアで“IS”組織拡大…なぜ?現地取材
http://www.news24.jp/articles/2017/07/05/10366207.html
2017年7月5日 18:15

> ミンダナオ島は、20%以上がイスラム教徒だ。
> マラウィなどでは、分離・独立を求める反政府武装組織が長年、活動をしている。

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/07(金) 23:54:19.84 ID:3rOj7Fon.net
フィリピン、ミンダナオ島はイスラム世界の最東端

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/07(金) 23:58:01.16 ID:3rOj7Fon.net
G20デモで警官76人負傷
一部反対派が暴徒化
https://this.kiji.is/255844833473167362?c=39546741839462401
2017/7/7 10:06

 【ハンブルク共同】ドイツ北部ハンブルクで20カ国・地域(G20)首脳会合が7日に始まるのを前に、開催に反対するデモが6日、本格化した。
 一部参加者が暴徒化して警官隊と衝突、ガラス瓶や石を投げたり鉄製の棒で襲いかかったりし、警察は催涙ガスや放水で対抗。
 警察は少なくとも警官76人が負傷したと発表、デモ主催者側は参加者のけが人も数十人に上るとした。

 警官隊は暴徒化した参加者を拘束。主催者側の情報では50人以上が拘束されたとみられる。

 警察によると、デモには約1万2千人が参加し、このうち約千人が覆面姿だった。

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/07(金) 23:58:51.67 ID:3rOj7Fon.net
ハンブルクは選挙を控えているメルケル首相の地元。

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/08(土) 12:18:29.49 ID:wua9uaA0.net
http://jp.reuters.com/article/hamburg-g20-summit-idJPKBN19L0K4
> 通例では民衆から隔離された場所で開かれるサミットを、あえてデモ隊が容易に取り囲める都市で開催するのは、
> トランプ米大統領、ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領らに対し、
> 開かれた民主主義というメッセージを送る狙いもある。

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/09(日) 13:51:20.15 ID:S15MyAfo.net
G20、テロ対策で共同声明 資金源対策で連携
http://digital.asahi.com/articles/ASK782HMLK78UHBI007.html?_requesturl=articles%2FASK782HMLK78UHBI007.html&rm=332
2017年7月8日08時38分

> ドイツ・ハンブルクで開かれている主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)は7日、テロ対策に関する首脳声明を発表した。
> 貿易や気候変動問題などを含めたサミット全体の首脳宣言は8日に発表される見込みだが、各国が一致しやすいテロ対策について先に発表した形だ。

> 7日のテロ対策についての議論で、各国はテロ攻撃を強く非難し、テロやその資金源との闘いで連携することで一致。
> 声明では、税関など水際対策での協力のほか、テロの資金源を断つための情報交換を深化させるとした。

> またテロ目的のインターネット使用を防ぐため、テロリストに関連したコンテンツを発見・削除するための投資を産業界に促すことで合意。
> 思想的な過激化を防ぐため、政治・宗教の寛容性や包摂性の促進が不可欠とした。

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/09(日) 13:51:43.49 ID:S15MyAfo.net
シリア停戦で合意=米ロ首脳が初会談−プーチン氏、選挙介入否定
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070800181&g=int
(2017/07/08-05:48)

 【ハンブルク時事】トランプ米大統領は7日、ドイツ北部ハンブルクでロシアのプーチン大統領と初めての会談に臨み、
 内戦が続くシリア南西部での「安全地帯」設置と停戦で合意した。
 シリア和平に向けた米ロ協力を通じ、「史上最低」(トランプ氏)の水準に冷え込んだ両国関係の改善につなげたい考えだ。
 20カ国・地域(G20)首脳会議に合わせた会談は、当初予定の30分を大幅に上回り、約2時間15分続けられた。
 米ロ両首脳はシリア内戦の停戦という「成果」を強調した形だ。
 トランプ氏は会談の冒頭、「(米ロ)両国と全関係者に多くの前向きなことが起きることを期待している」と発言。
 プーチン氏は「会えて非常にうれしい。この会談が良い結果をもたらすことを期待する」と応じた。
 ただ、停戦に関してはオバマ前政権とプーチン政権の間で合意と崩壊を繰り返してきた経緯があり、成否の行方は予断を許さない。
 ロシアが後ろ盾として軍事支援するアサド政権をめぐり、米ロの対立は深刻化しているのが実情だ。
 米国は4月、化学兵器を使用したと断じてアサド政権の基地を巡航ミサイルで攻撃。6月には米軍機がアサド政権軍の戦闘機を撃墜した。
 会談に同席したティラーソン米国務長官によると、ロシアによる米大統領選介入疑惑について、トランプ氏は会談でプーチン氏に関与の有無を問いただした。
 これに対し、プーチン氏は関与を否定したという。
 米ロ両首脳は会談で、北朝鮮の核・弾道ミサイル問題も協議。
 また、米国が対ロシア制裁の理由としているウクライナ東部の紛争を取り上げ、両国が特別代表を置き、停戦合意の履行を目指すことで一致した。

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/09(日) 13:52:50.51 ID:S15MyAfo.net
安倍首相「一帯一路に協力」伝達…日中首脳会談
http://www.yomiuri.co.jp/politics/20170708-OYT1T50124.html
2017年07月09日 01時32分

 【ハンブルク=池田慶太、東慶一郎】安倍首相は8日午前(日本時間8日夕)、
 ハンブルクで中国の習近平国家主席と約40分間会談し、中国の巨大経済圏構想「一帯一路」に協力する方針を伝えた。

 両首脳は関係改善に向け、首脳間の対話を強化することで一致した。
 一方、核・ミサイル開発を続ける北朝鮮について、首相は中国にさらなる役割を果たすよう求めたが、
 習氏は国連安全保障理事会決議に基づかない日本などの独自制裁に反対する考えを示した。

 両首脳の会談は昨年11月にペルーで開かれたアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて短時間行って以来。
 日本政府によると、首相は「両国首脳の頻繁な意思疎通は、
 経済活動の活発化や国民感情の改善に大いに寄与する」と述べ、両首脳の相互訪問の実現を呼びかけた。


今年は日中国交正常化45周年
来年は日中平和友好条約締結40周年

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/09(日) 13:53:51.39 ID:S15MyAfo.net
日本のため、アジアの安全保障のためにも、シルクロードを念頭に置いた枠組みはあった方がいい。

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/09(日) 14:04:09.42 ID:S15MyAfo.net
G20、首脳宣言採択し閉幕…19年日本初開催
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170708-OYT1T50140.html?from=ycont_top_txt
2017年07月09日 01時23分

今後の開催予定

2018年 アルゼンチン
2019年 日本
2020年 サウジアラビア

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/10(月) 00:12:07.68 ID:QsWyEoye.net
安全保障というのは、心の安全保障という話ね。
今時の縁日の屋台には、トルコ・ケバブやインドカレー、タイカレーのお店が並んでいる。

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/10(月) 00:12:54.58 ID:QsWyEoye.net
【社会】 ユネスコ世界遺産に「沖ノ島」日本推薦の構成資産すべて登録★2 [無断転載禁止]&#169;2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/■1499596514/

> 「『神宿る島』宗像・沖ノ島と関連遺産群」は、福岡県宗像市の沖ノ島や宗像大社など8つの構成資産から成る遺産群です。
>
> ポーランドのクラクフで開かれている世界遺産委員会は、この遺産群すべてを世界文化遺産に登録することを決めました。
>
> このなかには、ことし5月、ユネスコの諮問機関が「世界的な価値とは認められず、除外すべきだ」と勧告した、
> 宗像大社辺津宮や宗像大社中津宮など4つの構成資産も含まれています。

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/10(月) 00:13:49.37 ID:QsWyEoye.net
中国高速鉄道、シルクロード沿い全線開通 2300キロ
http://www.sankei.com/photo/story/news/170709/sty1707090017-n1.html
2017.7.9 18:22更新

 中国内陸部の陝西省宝鶏と甘粛省蘭州を結ぶ高速鉄道が9日、営業運転を開始した。
 中国メディアが伝えた。これにより陝西省西安から新疆ウイグル自治区ウルムチまで
 古代のシルクロード沿線を結ぶ全長2300キロ超の路線が全線で開通。
 中国が推進する現代版シルクロード経済圏構想「一帯一路」がまた一歩前進した。

 宝鶏−蘭州間は全長401キロで、時速250キロで運行、この間の所要時間は従来の約6時間から約2時間に短縮される。
 西安からウルムチまでは途中で乗り換えが必要とみられ、中国メディアによると、合計の乗車時間は最速で従来の約半分の14時間となる。
 ウルムチと蘭州を結ぶ全長1776キロの路線や、西安−宝鶏間は既に開通していた。
 今回、唐代の都があった西安から、万里の長城の西端にあたる嘉峪関、
 オアシスとして栄えたトルファンなどシルクロードの要衝を経由する路線が全面的につながった。(共同)

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/10(月) 00:14:43.30 ID:QsWyEoye.net
イラク:アバディ首相が勝利宣言 IS拠点のモスル解放
https://mainichi.jp/articles/20170710/k00/00m/030/081000c
2017年7月9日 21時48分(最終更新 7月9日 23時23分)

 【カイロ篠田航一】イラクのアバディ首相は9日、過激派組織「イスラム国」(IS)が拠点としてい
 たイラク北部モスルをイラク軍が「解放し、勝利を収めた」と宣言した。
 イラク首相府が発表した。首相は同日、空路モスルに到着。前線の兵士らを祝福した。

 一方、今なおモスル市内の一部で戦闘員が立てこもっているとの情報があり、イラク軍側がモスルを完全奪還したかは不明。
 散発的な戦闘が続く可能性もある。

 AP通信によると、イラク国営放送は政府軍がモスル全域からIS戦闘員を放逐したと報じた。
 しかし、アバディ氏が勝利宣言した時点でモスル市内では依然として銃声が鳴り響き、
 空爆が続いていたとの報道もあることから、戦闘は完全に終息していないとみられる。

 イラクのメディアによると、イラク軍はこの日、IS戦闘員が抗戦していたチグリス川沿岸まで制圧した。
 ISに「人間の盾」として建物に閉じ込められていた住民の本格的な救出作業も今後始まるとみられる。

 モスルは、2014年6月にISが制圧し、最高指導者バグダディ容疑者が一方的な「建国」を宣言したイラク第2の都市。

 モスル奪還作戦は昨年10月に開始。米軍主導の有志国連合も空爆でイラク軍を支援した。
 最盛期にモスルに約6000人いたISは、6月下旬には300人程度まで減少。
 6月21日には拠点だったイスラム教礼拝所「ヌーリ・モスク」を爆破するなど破滅的戦術を取り始めていた。

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/10(月) 00:15:13.09 ID:QsWyEoye.net
モンゴル大統領選 野党候補が当選 政府への不満背景か
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170709/k10011050821000.html
7月9日 13時14分

7日、決選投票が行われたモンゴルの大統領選挙で、愛国的なスローガンを掲げた野党・民主党のバトトルガ氏が当選し、
景気の低迷を背景に政府への不満を強める有権者の幅広い支持を集めた結果と受け止められています。

モンゴルの大統領選挙は、先月の1回目の投票で、3人の候補者のいずれも得票が過半数に届かなかったことから、
上位2人の間で7日に決選投票が行われました。

選挙管理委員会が9日、発表した開票結果によりますと、野党・民主党のバトトルガ氏が50.6%の票を獲得したのに対し、
与党・人民党のエンフボルド氏は41.2%にとどまり、バトトルガ氏が当選しました。

バトトルガ氏は、格闘技、サンボの世界王者だった議会の元議員で、選挙戦では「モンゴルは勝つ」というスローガンを掲げていました。

モンゴルは資源価格の下落の影響で景気が低迷しており、
資源開発への政府の関与の強化や輸出の促進による経済成長の実現など、
バトトルガ氏の主張が多くの有権者に受け入れられたほか、愛国的なスローガンも若者層を引き付けたと受け止められています。

モンゴルの大統領が持つ権限は限定的で、去年の議会選挙で8割以上の議席を獲得した与党・人民党が引き続き政権を担いますが、
今回の選挙は政府に対する有権者の不満の高まりを示すものとなりました。


野党・民主党のバトトルガ氏 50.6%
与党・人民党のエンフボルド氏 41.2%

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/11(火) 00:11:16.12 ID:lpTSPZ0S.net
モンゴルによるイラクのバグダード侵攻(1258年、フレグの西征)が、
東と西の文明の衝突であったことは前スレでも見てきた。

興味深いのは、そのモンゴル軍が自らイスラム化していった点だろう。

フレグ(チンギス・ハンの孫)家がイスラムに改宗する以前は、
チベット仏教などに多大な寄進を行っており、
イラン東部のホラーサーンにも仏寺が建立された。

第七代君主ガザン・ハン(1271-1304)は、モンゴル軍にスンナ派への改宗を命じ、イスラム教を国教としたし、
第八代君主となったその弟オルジェイトゥ(1280-1316)はイスラム教の普及に努め、シーア派への改宗も行っている。

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/11(火) 00:12:03.64 ID:lpTSPZ0S.net
モンゴル軍が大量殺戮や破壊を行ったという説は
最近の学術調査では否定されており、
後の時代に自然に衰退したことになってきているのだそう。

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/11(火) 00:12:40.10 ID:lpTSPZ0S.net
『ハーフェズ ペルシャの詩』という映画では、
麻生久美子がイランとチベットのハーフという設定でヒロインを演じていたが、
この様な背景もあるのだろう。

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/11(火) 00:14:09.29 ID:lpTSPZ0S.net
他にも、井筒俊彦と司馬遼太郎による「二十世紀の闇と光」という対談があったが、
これは正に、イスラムの専門家とモンゴルの専門家によるもので、
モンゴルの侵攻によって仏教がイスラムにもたらした影響という話や、
ホメイニ師がイラン入りするイラン革命前夜の話が語られている。

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/11(火) 00:37:44.85 ID:0IMN6+T8.net
イエメンの元大統領サーレハ氏は、現在イエメンで蔓延しているコレラは、サウジアラビアが
細菌兵器を使用した結果だ、と非難した。もしこれが事実であるならば、国際的に非難される
べき大問題であろう。ロシア・トゥデイのアラビア語版が、このことを報じているし、イランの
プレス・テレビも同様のニュースを流した。

プレス・テレビのサナア特派員ムハンマド・アルアッターブ氏は、サナアでは細菌が何処から
来たのかを調査し始めている、と報じている。もし、これがサウジアラビアによるものであると
すれば、まさに『細菌兵器戦争』が始まったことを意味するのだ。

サーレハ元大統領に言わせると、彼が辞任した後、サウジアラビアの支援を受けて
ハーデイ氏が新大統領に就任したが、その頃からホウシ側との交渉は一切無くなり、
状況は悪化した、ということのようだ。

コレラは通常水を通じて広がる細菌であり、イエメンの水事情は相当悪化している。
水インフラがサウジアラビアの空爆などで全国的に破壊されてしまったからだ。
加えて、戦争による貧困の拡大も、コレラの蔓延を生み出したのであろう。

イエメンでは水関連施設が破壊され、水事情が悪化しただけではなく、サウジアラビア軍の
攻撃空爆で、病院、クリニックも多数が破壊され、治療する術が無くなっているのだ。
イエメンでは毎日、5000人のコレラ患者が出ているということだが、これまでに既に30万人が
コレラに罹っている。150万人の子供たちはいま、生死の境をさまよっている状態にある。
加えて、サウジアラビアの攻撃で、若者12000人が死亡している。国際健康機関の報告に
よれば、イエメンの病院施設は65パーセントが破壊されてしまった、ということのようだ。

サーレハ元大統領は、この状態について、『サウジアラビアはイエメンの若者を攻撃対象に
狙っている。そして家屋を破壊している。』と激しく非難している。そして、このコレラによる
細菌攻撃の後ろには、アメリカ、イスラエル、イギリスが関与しているとも語った。

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/12(水) 00:23:24.33 ID:9MN/y20C.net
「ダーイシュ(IS)」バグダディ首領の死 テロ集団自らが公言
https://jp.sputniknews.com/middle_east/201707113867615/
2017年07月11日 18:12

> 国際テロ集団「ダーイシュ(IS)」は首領アブ・バクラ・アリ=バグダディが死亡した事実を認めた。
> スプートニクが、イラクのナイナワ県の地元消息筋の情報を伝えるアルスマリアTV局の報道を引用して報じた。

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/12(水) 00:23:44.99 ID:9MN/y20C.net
IS:シリア人権観測所「バグダディ容疑者の死亡確認」
https://mainichi.jp/articles/20170712/k00/00m/030/127000c
2017年7月11日 22時13分

> 【カイロ篠田航一】在英の民間組織「シリア人権観測所」は11日、
> 過激派組織「イスラム国」(IS)の最高指導者、アブバクル・バグダディ容疑者の死亡を確認したと発表した。
> 死亡時期は不明だが、イラク国境に近いシリア東部マヤディンで「負った傷が原因で」死亡したという。
> ロイター通信によると、同観測所はシリア東部デリゾール県にいるIS最高幹部クラスの人物らからの情報で確認したという。
> しかし、米国防総省は「死亡を裏付ける情報はない」と否定的な見解を示した。

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/13(木) 10:00:42.67 ID:d2Gr5BUW.net
>>271-272
そうか。確認できつつあるんだな。

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/13(木) 10:00:58.15 ID:d2Gr5BUW.net
http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2017_0712.html

人口急増 アフリカ大陸“最後の巨大市場”の行方は

7月12日 21時53分
7月11日は、人口問題についての意識を高める「世界人口デー」です。日本で人口減少と高齢化が進む中、急激に人口が増えているのがアフリカです。
2050年には、世界の人口の4分の1以上をアフリカが占める見通しです。人口の多さだけでなく、若い人が多いのも特長。さまざまな可能性を秘めた
巨大市場に各国の企業が争うように進出しています。ただ、急激な人口増加にうまく対応できなければ大量の失業者が生まれ、社会が不安定になり
かねません。アフリカの人口急増は世界にいかなる影響を及ぼすのでしょうか。

世界で最も人口増加著しいアフリカ

人口の減少が進む日本。国連の最新の報告書によりますと、現在の日本の人口は1億2700万と世界第11位。しかし、30年余りたった2050年には
2000万近く減って、1億900万と17位に後退すると予測しています。高齢化も進み、特に人口減少が著しい地方は経済の縮小や過疎など多くの課題に直面しています。

その一方で、アフリカはというと…。現在の人口は12億ですが、2050年には倍増して25億を超えると予想されています。このときの世界の人口は、
97億と予測されているので、実にその4分の1以上をアフリカが占めることになります。

    ・・・       
     

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/14(金) 04:12:05.44 ID:tyeLjZqU.net
早く喧嘩おっわってナツメヤシ食いに行きたいな〜

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/15(土) 01:18:58.55 ID:m+lGwobJ.net
現在の中東の混乱はオバマに交代した時の中東政策の断絶が原因
イラクでの失敗を全体に拡散する結果になった

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/15(土) 08:27:14.22 ID:3rH31iDv.net
「モスル奪還後」青写真なく=オバマ戦略結実−米
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017070900517&g=use
(2017/07/09-23:19)

 【ワシントン時事】米軍の支援を受けるイラク軍が3年ぶりにモスルを奪還し、オバマ前米大統領が描いた対テロ戦略は一つの実を結んだ。
 オバマ氏はイラク軍や民兵を増強することで過激派組織「イスラム国」(IS)と戦う道を選択。
 「時間がかかり過ぎ」との批判もあったが、軍事介入の泥沼化を避けた功績は否定できない。
 ただ、多くの民族・宗派対立が潜在するイラクの安定化には多くの課題が残り、トランプ政権はモスル奪還後の青写真を描けていない。
 「イラク軍兵士と国民に賛辞を贈る」。米軍が主導する有志連合のディロン報道官は、モスル奪還を目前に控え、イラク政府と国民の功績をたたえた。
 米軍は常に一歩引いた立ち位置を守り、地上戦の主導権をイラク軍や現地勢力に譲ってきた。
 米軍の大規模展開を避け、被害を最小限に抑えようとしたオバマ氏の基本姿勢に基づくものだ。
 「ISを地球上から抹殺する」と宣言したトランプ大統領は、モスル奪還を自らの成果として強調したい意向だ。
 だが、就任直後から約束してきた対IS新戦略は打ち出せないままであり、米国防総省筋は「トランプ政権は基本的にオバマ氏の戦略を踏襲している」と指摘する。
 ディロン報道官は今後の課題について、モスル南方ハウィジャなどに残るIS残党を掃討することになると予測する。
 ただ、モスルや奪還したその他の都市の治安維持は「有志連合の任務ではない」と述べ、統治には関わらない方針だ。
 モスルの治安維持は、主にイラク軍や警察、地元部族の連合体が担うとみられる。
 だが、中東専門家のサルハン・ハマサイード氏は
 「IS掃討という共通の目標を失った各勢力がそれぞれの政治的思惑を実現させようと動きだせば、
 地域の不安定化を招き、再びISの勢力拡大をもたらす土壌を生みかねない」と警告しており、米軍はモスル奪還後のイラク情勢への警戒を緩めない方針だ。

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/15(土) 23:58:19.67 ID:lhPZ20jY.net
述べるまでもなく、7月15日は昨年トルコで起こった、クーデター未遂記念日だ。
大規模な集会が企画され、一種のお祭り騒ぎになっているのだが、他方で
とんでもないニュースが流れてきている。

このニュースは政府筋からのものだが、これまで政府はクーデターを操っていたのは
ギュレン・グループだと言っていたのだが、ここに来てもう一つの組織がクーデターの
背後にいた、と言い出したのだ。そのもう一つの組織とは共和人民党という政治団体
だというのだ。彼らは通りに出て発砲し、大衆にパニックを生み出す役割を果たしていた
というのだが、どうも信じ難い。

この共和人民党のメンバーは、クーデターの現場でほとんどが銃殺されたらしいのだが、
死体は即時に埋葬され、彼らが使用したと思われる武器もどのようなものであったのか、
不明のままになっているのだ。通常であれば、こうした犯罪で使用された武器は、テロ
事件に関連する証拠物件として保管され、どのようなものであったかは、後日マスコミを
通じて報道されるのが当たり前だが、そうはならなかった。作戦参加メンバーについても、
情報は何も報じられなかった。つまり、共和人民党の何人がこの作戦に関与し、何人が
死亡したのか、そして彼らの出身地や名前も不明のままになっているのだ。

今回のクーデター未遂記念日に、この共和人民党のクーデター関与が明かされたのは
何故であろうか。推測するに、野党、弱小政党などが危険な組織だ、というイメージを
創ることが目的ではないのか。クーデター記念日の後に待っているのは、弱小政党や
各種の団体などに対する一斉取調べと、それに伴う逮捕、投獄ではないのか。
エルドアン大統領はいまなお、彼の見えない敵に恐怖を抱いているのであろう。

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/16(日) 22:25:46.50 ID:PwknqK7I.net
ISのリーダーであるアブーバクル・バグダーデイが死亡したという情報が流れているが、
アメリカは未だに確認が出来ていない、と死亡説を否定的に見ている。

しかし、ISとしては出来るだけ早く、バグダーデイ後の体勢を立て直さなければならない
という事情があるようだ。いまIS内部から流れてきている情報では、バグダーデイの
後継になる人物として、ジャラールッデーン・トーネシーの名前が出てきている。

彼はチュニジアの海岸の街スーサで1982年に生まれたという。彼は1990年代に
フランスに渡り、後にチュニジアに帰国する前に、フランス国籍を取得している。
そして彼が戦闘員になったのは2011年からであり、2014年にはISの正式な戦闘員に
なっている。

ISはイラクのモースルでの敗北後、北アフリカでの活動に重点を置くようになっている。
特に現在のリビアは国境も不明確になっており、ISの活動を阻害する物が無いからだ。
しかも、リビアの隣のチュニジアは、ISの戦闘員を最も多く輩出した国でもある。

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/18(火) 23:41:34.30 ID:iwRYtkzQ.net
トルコ大統領、サウジやカタール訪問へ=断交問題で仲介
http://www.jiji.com/jc/article?k=2017071800927&g=int
(2017/07/18-18:12) 

> エルドアン大統領はカタール孤立化は「無慈悲であり、非イスラム教的だ」などと批判。カタールを支持する姿勢を鮮明にしている。

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/18(火) 23:42:08.33 ID:iwRYtkzQ.net
米、イラン制裁復活見送りへ…「核合意を順守」
http://www.yomiuri.co.jp/world/20170718-OYT1T50046.html?from=ycont_top_txt
2017年07月18日 18時49分

> 【ワシントン=尾関航也】米トランプ政権は17日、
> イランの核開発縮小と引き換えに米欧が経済制裁を解除することを取り決めた2015年の「イラン核合意」に関して、
> イランが現時点で合意を順守しているとする見解を米議会に書面で通知した。
>
> 当面は制裁復活を見送る方針も伝えた。

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/19(水) 00:07:36.63 ID:vx1QxD48.net
最近になって、エジプトは3つの新しいガス鉱区を発見した。
その結果、エジプトは2020年には、自国の需要ガスを自給できる体制になる模様だ。

エジプトのターレク・エルモッラ石油大臣は、月曜日にMENA(エジプトの国営通信社)
とのインタビューのなかで、2018年にはエジプトの必要とするガスの50パーセントが
自給できるようになり、2020年には、100パーセント自給できる体制になる、と語った。

このガス鉱区はゾホール、ヌーロス、北アレキサンドリアであり、最も有望かつ重要な
ガス鉱区とみなされている。ターレク・エルモッラ石油大臣は2017年にはガス生産が
2016年の44億キュービック・フィートから、51億キュービック・フィートに増産される
見通しだということだ。これらの新しいガス鉱区開発は、BPとの協力で、北アレキサン
ドリア・ガス鉱区から始められることになっている。

これらの新たなガス鉱区の埋蔵量は、まさにマンモス並みであり、なかでもゾホール
ガス鉱区は、特別巨大な規模だと見込まれている。このガス鉱区は地中海の海底に
あるが、イタリアのENI社によって2015年に発見され、現在開発が進められており、
2019年には46億キュービック・フィートが生産される状態に達する予定になっている。

エジプト政府は何とか、2019年にはガスの輸入の必要がなくなる状態にまで
持って行きたい考えだ。

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/19(水) 21:12:11.03 ID:bPLBn6s+.net
慈悲あまねく慈愛深きアッラーの御名において。

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/21(金) 23:27:28.50 ID:D5BCmr2g.net
イスラムの大祭ラマダン開けの少し前には、サウジアラビアの王族たちがメッカに集まって
イードルフィトルの日を待っていた。それが過ぎれば、彼らのほとんど全員が外国に遊びに
出かけるのが慣わしだ。そこでムハンマド・ナーイフ皇太子がサルマン国王への会見を求めた。

それがいま大きな問題として表面化してきている。サルマン国王は持病が2005年から出ており、
健康状態がよくなかったので、ナーイフ皇太子との個人的な会見を望まなかったようだ。
それでも何とか少しは会えたのであろうが、彼の携帯電話は治安部によって取り上げられた
というのだ。しかも治安部は、彼に対して国王就任への希望を断念するよう説得した、とも
言われている。

ナーイフ皇太子は麻薬を常用している、という噂も王族内部では流れされていた。
それは述べるまでも無く、ナーイフ皇太子の国王就任への道を閉ざすためのものであろう。
どうもそれには裏があり、サルマン副皇太子がナーイフ皇太子を追放して皇太子の地位に
就く動きがあることを、ナーイフ皇太子が警戒して起こった出来事だったようだ。

この出来事は、サウシアラビアの砂漠の夜のクーデターとして報じられているが、
もし事実であるとすれば、ナーイフ皇太子は処刑されるかもしれない。

問題は、サルマン副皇太子はアメリカがバック・アップしているようであり、アメリカが
どう対応するかが、大きなポイントになりそうだ。アメリカの中東戦略に、サルマン副皇太子
はイエスマンとして活動しているからなのだ。

サルマン国王はサルマン副皇太子が可愛くてしょうがないのであろう。彼の存命のうちに、
副皇太子から皇太子に昇格し、政敵のナーイフ皇太子を失脚させるか処刑して、確固たる
状態を作りたい、ということであろうか。ただ、サウジアラビアの王族内では、国王就任の
序列が決まっていたこと、長幼の序があることなどから考えて、サルマン副皇太子を始め
から皇太子に就任させることは、サルマン国王も出来なかったのであろう。そこで今回の
ような事件をでっち上げて、サルマン副皇太子を昇格させる気なのかもしれない。

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/23(日) 00:18:05.21 ID:dKFvNCVF.net
モンゴル仏教の風景

ガンダン寺、高さ25mの観音菩薩立像(東大寺大仏座像は15m)
https://i0.wp.com/wondertrip.jp/img/20160802/iStock_57203136_MEDIUM.jpg?w=730
http://www.urasenke.or.jp/textm/headq/soke/visit/visit082/image/visit082-19-s.jpg
https://www.diners.co.jp/ja/magazine/s00392/images/pict07.jpg
http://worldkings.org/Userfiles/Upload/images/Gandan%20Avalokietsvara.jpg
http://www.yingyingtravel.eu/azie/sites/default/files/Gandan.jpg
https://img.4travel.jp/img/tcs/t/tips/pict/lrg/140/657/lrg_14065741.jpg

ザナバザル作の仏像
https://pbs.twimg.com/media/Ccv4_t8UYAAeoFs.jpg
目が、、、
https://www.diners.co.jp/ja/magazine/s00392/images/pict01.jpg
http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/38/6a/fb4868052788c46351c3122fc58e361a.jpg
https://www.diners.co.jp/ja/magazine/s00392/images/pict03.jpg
https://www.diners.co.jp/ja/magazine/s00392/images/pict12.jpg
https://www.diners.co.jp/ja/magazine/s00392/images/pict06.jpg
https://blog-001.west.edge.storage-yahoo.jp/res/blog-6d-2c/tankathangka/folder/629652/03/24592203/img_0
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mamezouya/20140502/20140502185304.jpg
https://www.diners.co.jp/ja/magazine/s00392/images/pict09.jpg

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/23(日) 00:18:24.34 ID:dKFvNCVF.net
延福寺の扁額(左から満州・漢・チベット・モンゴル文字)
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/9/95/A_picture_from_China_every_day_275.jpg/1200px-A_picture_from_China_every_day_275.jpg

https://www.diners.co.jp/ja/magazine/s00392/images/pict15.jpg
https://www.diners.co.jp/ja/magazine/s00392/images/pict18.jpg

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/23(日) 00:24:49.10 ID:dKFvNCVF.net
モンゴルの侵攻によって、仏教とイスラム教とが相互に影響し合ったという点(>>269)は興味深い。

仏教(大乗仏教)の中心には、「真如」の様なメタフィジカルな実在原理が据えられていたのが、
後には、大日如来の様に、宇宙の絶対者という姿をとって現われてくる様になる。

イスラムではそれとは反対に、元は生きた神の宗教であったものが、
モンゴル以降は、アッラーが、真如の様な理念「真理(ハック)」として、
あるいは華厳経の様な光のイマージュとして現れる様になったという。

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/23(日) 00:30:21.21 ID:dKFvNCVF.net
人やモノや文化は「西から東へ伝わった」とばかり考えられがちだが、
その反対の流れがあることにも留意されるべきだろう。

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/26(水) 23:58:49.68 ID:87frNxCz.net
トランプ氏、シリア反体制派への支援打ち切り理由は「危険で無駄」
http://www.afpbb.com/articles/-/3136933?cx_part=topstory
2017年07月25日 17:34

【7月25日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は24日、
シリアのバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権と戦う同国の反体制派への支援プログラムを打ち切る理由について、
「規模が巨大で、危険で、無駄が多い」ためだと述べた。

 これに先立ち、米特殊作戦軍の司令官は、2013年に当時のバラク・オバマ(Barack Obama)米政権が承認した
反体制派への支援プログラムを打ち切ると認めたものの、アサド政権を支援するロシアを懐柔するための決定だとする見方は否定していた。

 トランプ氏はツイッター(Twitter)で、米インターネット通販大手アマゾン・ドットコム(Amazon.com)の創業者
ジェフ・ベゾス(Jeff Bezos)氏が所有するワシントン・ポストを名指しし、
「規模が巨大で、危険で、無駄な支出が多いシリアの反体制派への資金援助を終わらせることについて、
アマゾン・ワシントン・ポストは事実を捏造(ねつぞう)している」と非難した。

 同紙はその数時間前に、「ロシアとの協力、トランプ政権のシリア戦略の中心に」と題された記事を配信しており、
トランプ氏のツイートはこれを受けたものとみられている。

 記事では匿名の米当局者の言葉を引用する形で、
イスラム過激派組織「イスラム国(IS)」の掃討作戦を行っている米主導の有志連合にロシアやその同盟国が関与しないのと引き換えに、
「米国やその代理者はシリア中部および南部の大半の地域におけるアサドの支配を容認する」と伝えていた。

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/27(木) 00:17:13.57 ID:VSJ/uang.net
イスラム情勢は、大きい方から見ていく。

スンニ派とシーア派で、人口比はおよそ9:1。

(1)スンニ派を代表するアラブ人は、アラビア語を話すセム語系。

(2)シーア派を代表するイラン人は、ペルシャ語を話すインド=ヨーロッパ語系。

これらに還元されない第三の要素として、

(3)シリアのアラウィー派やサウジのワッハーブ派、トルコ民族やトルコ語といった固有の性質がある。

最後は、

(4)欧米など外部が持ち込んだ要素。
シリア内戦や2014年トルコ大統領選の時などは情報が錯綜していた。
その様な時も、可能な限り現地の声を聞き分ける様にすれば間違えることはない。

291 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/31(月) 01:33:11.85 ID:Cw5StbnK.net
どうもヨルダンの状況が悪化してきているようだ。
その原因はISのイラク、シリアでの敗北であり、彼らはトルコあるいはレバノン、
そしてヨルダンから第三国に逃亡して行くものと考えられる。

ヨルダンのシリア人難民キャンプは以前、ISのリクルートの場所になっていたことがある。
そして、ISがヨルダンの軍事訓練所で、アメリカやイスラエルの将校から軍事訓練を
受けていた、という情報も伝えられていた。
加えて、ヨルダンには多くの(人口の70%を超える)パレスチナ人が居住してもいる。
従って、ISにとってヨルダンは、最も潜伏しやすい場所なのではないのか。

ヨルダンがいま危険に向かっていると思われる兆候は、エルサレムのアクサ・モスク
問題がある。パレスチナ人たちはイスラエルによるアクサ・モスク閉鎖や監視機器の
設置などで、激高しているのだ。それはヨルダン国内のパレスチナ人にも影響を与え、
イスラエルとの平和な時代は終りにしろ、と叫ぶデモが行われている。

加えて、ヨルダンの首都アンマン市のイスラエル大使館で事件が起こり、ヨルダン人が
イスラエル大使館の警備員によって銃殺された。警備員はその後、イスラエルに帰国
したが、当然ヨルダン国内では『裁判にかけろ。』という要求が盛り上がっている。
この事件は、ヨルダン国内を騒乱状態に導くかもしれない。さすがに危機感を抱いた
アブドッラー国王は、急遽外国から帰国し、対応を急いでいる。

大分うがった味方が許されるならば、イスラエル政府はヨルダン川西岸地区への
入植活動をほとんど自由にさせており、将来は、西岸地区の全てを占領し、パレス
チナ人を追放する気なのかもしれない。そのときのパレスチナ人の受け入れ先は、
ヨルダンということになろう。ヨルダンは本来、パレスチナ人の土地であり、アブドッラー
国王の王家は、サウジアラビアのへジャ―ズ地方の出身だという事実がある。

物事は劇的にはなかなか進まない。特にイスラエルが展開する手法には、相当の
時間がかかる、そして気がつくと新しい状況が固定化しているということだ。ヨルダンの
パレスチナ国家化は、そうした手法が採られているひとつなのかもしれない。

292 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/31(月) 21:33:15.67 ID:pDaUz0cg.net
【ユネスコ】世界文化遺産に「百舌鳥・古市古墳群」を推薦 [無断転載禁止]&#169;2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/◆1501484514/

293 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/01(火) 12:37:17.47 ID:phdux1tQ.net
夏だぜ。
まぁ、おまえら、少し気分転換しろ!
お山のオカルト置いとく。
ちょっと気色悪いけど・・・

★山霧の巻くとき(山岳ホラー)★
 http://slib.net/71604

上松煌 作
(プロフィール) http://slib.net/a/21610/

最後のほう、グロ注意?!

294 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/01(火) 22:49:21.19 ID:AzECEBRL.net
イスラエル政府の高官たちは、イスラエル・パレスチナ問題の解決案としての、2国家設立案を
無理だと判断したようだ。それは、パレスチナ側の人口増加が著しいことに、原因があるようだ。
イスラエルの家庭では子供の数は、1〜3人程度ではないだろうか。それに比べ、パレスチナの
家庭では4〜7人ぐらいの子供を生むのが普通なのだから、あっという間に人口が増えよう。

しかし、それでは1国家にするかというと、これも無理がある。1国家にした場合、パレスチナ人
はあらゆる種類の、国家の保護を受けることが出来るのと同時に、選挙での立候補の権利と
投票権も得ることになる。そうなると、やがてはパレスチナ人がクネセト(イスラエル議会)の
多数を占め、首相にもパレスチナ人が選出される可能性は、ほぼ確実だからだ。

それでは、2国家解決を選択した場合、どのような不都合が生じるのであろうか。
第一の問題は新生パレスチナ国家が武装することだ。もちろん、設立合意の段階では、
パレスチナ側に武装はさせないことが合意の条件となろうが、次第に治安目的のレベルが
上がっていき、軍に近いものになっていこう。

隣接するイスラエルとパレスチナとの武力衝突には、戦闘機や戦車はあまり、必要ない
のではないか。それよりも国境を越えてやって来るゲリラ攻撃のほうが、大きな不安を
イスラエル国民に抱かせることになろう。

また、2国家制の解決を選択した場合、イスラエル側は現在不法に占領している入植地を
撤去しなければならなくなるのではないか。現在、イスラエル側はヨルダン川西岸地区の
70パーセントを占領しているようだが、それを返還するということになれば、イスラエル国内
では政府に対する非難が激しいものとなろう。

2国家解決にしろ1国家解決にしろ、最大の問題は人口増加であろう。これには対抗の
しようがあるまい。イスラエルに残された解決法は、パレスチナ人を出来るだけ多く殺害する
ことだろうが、そうなれば世界は黙ってはいまい。

イスラエルにとって唯一の希望は、マハムード・アッバース議長のような、私利私欲の強い
人物がパレスチナ自治政府のトップに就き続けることではないのか。その状態が続けば、
嫌な言い方だが、イスラエル側は時折殺害を実施し、問題の解決を先延ばしできるからだ。

295 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/05(土) 05:42:17.77 ID:1zDrPbGb.net
最近、スエーデンがISの本部になるのではないか、という疑念が専門家の間で広がってきている。
加えて、ドイツもその可能性があるだろう、と見られている。
今年の4月10日、ストックホルムの繁華街で、人混みにトラックが突っ込み、4人が死亡し、
15人が負傷するというテロ事件が起こっている。このテロ襲撃犯はISと関係あると言われている。

実はこの動きには、トルコが関与しているようだ。これまでトルコの情報部(MIT)は、中国の
ウイグル人に対してトルコのパスポートを配布し、トルコへの入国を黙認してきていた。
彼らは中国国内でトルコのパスポートを受け取り、マレーシアなどを経由してトルコに入国し、
そこからシリアやイラクのISに参加していたのだ。

トルコはそれだけではなく、シリア難民の中に多くのISのメンバーを潜り込ませ、難民に甘い
ドイツや北欧に送り込んでいたのだ。ISのメンバーは、そこでネットワークを構築し、隠れ家を
確保し、武器を調達して、テロの準備をしていた、ということだ。
こうした一連の動きは、トルコのMITの支援とカバーが無ければ出来ないことなのだが、
それはエルドアン大統領のアサド打倒が目的の一つだったようだ。

ヨーロッパのしかもスエーデンやドイツでISが拡大しているのは、トルコのエルドアン大統領の
意図的な動きの結果だと考える向きもある。ドイツはそのターゲットの第一であろう。
ヨーロッパ諸国がISによってテロの標的となれば、ヨーロッパ社会は不安定な状態になろう。
その事をエルドアン大統領は狙ったのであろうという推測だ。

この考えが正しいか否かは別として、ISのテロが拡大しているという事実が先行しており、
危険度が高まっていることから、やがてスエーデンやドイツが中心になり、反トルコの動きを
明確にしていくのではないかと思われる。

トルコの国際社会のなかでの立場は、次第に狭められ追い込まれていくのではないか。
その事をエルドアン大統領は意図しているのかもしれない。敵が多くなり、外圧が強くなれば、
国民を纏めやすくなるからだ。

296 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/07(月) 00:11:51.97 ID:OyfDUJFn.net
国際的な人権委員会とシリア政府が、ラッカでの白燐弾の使用について非難している。
この白燐弾という爆弾は恐ろしいもので、攻撃を受けた人たちは苦しんで死んでいく。
簡単に言うと、硫黄を溶かしたものを人の肌にかけて、じりじりと焼き殺すようなものだ。

さて、どの国がこの白燐弾を使用したかというと、アメリカ寄りの国はロシアが使用した
と主張し、ロシア寄りの国はアメリカの連合軍側が使用したと主張している。
どちらもある意味では当然の主張であろう。白燐弾は国際的に使用禁止になっている
爆弾だったと思うが、被害者の数は相当数に上るようだ。

アメリカはラッカ攻撃で過去1週間の間に65人の市民を殺害しており、その事も許せる
ことではあるまい、ラッカのISを攻撃するということは、あらゆる非人道的な戦闘行為を
正当化してしまうようだ。

ISの終焉が、イラクのモースルからもシリアのラッカからも聞こえてくるなかで、何故、
アメリカは白燐弾を使用したのであろうか。ロシアがアメリカと一緒に白燐弾を同じ
時期に使用したとは思えない。これは、非難を軽減するために、アメリカの支持国が
米露双方が白燐弾を使用した、ということにしたのではないだろうかと思われるのだが。

シリアのラッカの解放状況については、47パーセントがSDFなどによって解放されたと
伝えられている。その事は、まだ半分以上の地域が解放されていない、ということだ。
アメリカは戦争の成果を急いでいるのであろうか。ロシアもそうであろうが、シリアでの
戦争の長期化は、結果的に攻撃する側の負担も大きくなるということだ。
その事は、ベトナム戦争におけるアメリカの敗北、アフガン戦争におけるソ連軍の
敗北の前例からも分かろう。

しかし、だからといって、非人道的な武器が使われるということは尋常ではあるまい。
もちろん、武器は人殺しの道具であり、人道的な武器など存在しないのだが。
いま大事なことは、シリアで非人道的な白燐弾が、アメリカによって、あるいはアメリカ
とロシアによって使用されたという事実を、しっかりと認識しておくべきだろう。

297 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/08(火) 23:21:12.11 ID:KSYyfcNf.net
このところアラブ首長国連邦の観光ビジネスのセンターになっているドバイで、連続して
火災が発生している。いまの段階では何とも判断出来ないのだが、こうも続いて起こると、
何かがあるのではないか、と思えてならない。

最初の火災は確か76階建てのビルで起こった。この火災はビルのサイズが大きかった
こともあり、世界的なニュースになっている。幸いにして火事の犠牲者は出なかった。
そのことは、このビルは火災などに対する対策が十分できていた、という事であろう。

もちろん、火災によって犠牲者が出ていたとしても、少数であればもみ消されていた
可能性も否定できない。西側の先進国のように、いいニュースでも悪いニュースでも、
たちまち公開されるような世界ではないのだ。

さて、この連続の火災は何故起こっているのかということだが、偶然という見方もあろう。
しかし、最近のアラブ湾岸諸国の政治状況をみると、何者かによる計画的な犯行、
という見方もできよう。

サウジアラビアが始めたカタール非難は、いまだに鎮静化の見通しが立っていない。
このサウジアラビアによるカタール攻撃には、アラブ首長国連邦がいち早く賛成している。
小国であるアラブ首長国連邦では、テロを起こしやすいかもしれない。また、アラブ首長
国連邦はアラブ湾岸諸国最大の観光地であり、ビジネス・センターになっていることから、
世界の耳目を集めやすい。

そのアラブ首長国連邦のドバイで、火災が連続して起こっていることは、単なる偶然とは
見るべきではなかろう。湾岸のドバイは世界中から、多数の人が集まっており、その中に
テロリストがもぐりこんでいても不思議はなかろう。また金で雇われて放火する者もいよう。

日本人にもドバイは人気のある観光スポットになっているようだが、これからは十分に
気を付けて出かける必要があるのではないか。アラブ首長国連邦はカタールと関係が
悪いし、ムスリム同胞団とも悪い、加えてヘズブラとも悪いし、イランとも悪いのだ。
つまり、アラブ首長国連邦の仮想敵は沢山いるということだ。

298 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/08(火) 23:40:59.34 ID:K0s/aE+x.net
マクガフィン

299 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/12(土) 23:06:32.16 ID:t8iRRuxx.net
トルコの大統領エルドアンは、自らをネオ・オスマン帝国のスルタンと位置付けている。
彼にはかつてオスマン帝国が、広大な地域を支配していたのと同様に、広大な地域を
支配する野望がある。

トルコがイラクやシリアの戦争に介入したのは、オスマン帝国時代の領土を奪還する
ことに目的があった。エルドアン大統領はイラクやシリアの、トルコ国境に近い北部を
支配し、自国領土に組み込んでいくという意図から、軍事行動を展開しているのだ。

しかし、エルドアン大統領の野望は、この程度では収まらないようだ。彼はトルコを
核兵器保有国にし、絶対的な強さを持つ国家にしようとしているというのだ。
また、核兵器だけではなく、その他の大量破壊兵器も開発していく方針でいるようだ。
そのことは、大統領に近いイマームであるカラマン師の発言で明らかになっている。

カラマン師は、大統領が何かをしたいと思うと、そのことを事前に言ってくれる、
ということだ。それは預言的ともいえるが、側近である彼には、エルドアン大統領が
何を望んでいるか分かっているわけなのだ。

このカラマン師は、『バチカンとの対話は意味がない。』と語り、イスラム教とキリスト教
の対話もあり得ない、と語っている。それはエルドアン大統領の考えでもあるのであろう。
カラマン師は『トルコは敵以上の高度な兵器を、所有する必要がある。それを持って
非ムスリム世界や、西側と対抗すべきだ。』とも語っている。

また、イスラミストのジャーナリストである、イブラヒム・カラグール氏は、『トルコは
核兵器を所有することによって、西側諸国と戦うべきだ。』と書いている。こうした
強硬派知識人に、対抗する意見を述べる者もいる。例えば、シャーヒーン・アルパイ
教授がその一人だ。しかし、彼は73歳の高齢で逮捕され、投獄されることになった。

トルコのミラト紙は、『トルコはパキスタンと協力して、核兵器を所有すべきだ。』
と書いている。この計画には、カタールも協力しているものと思われている。
そうしたことを考えて、トルコは二つの核施設の建設を、ロシアと日本に依頼したのだ。
そして、その先にあるのは核兵器の製造だ。

300 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/15(火) 00:26:24.98 ID:OG/I5vTP.net
エジプトの人口が1億人を超えるのはすぐだが、その人口に占める若者の割合が多いことに
驚かされる。しかも、その多くは大学を卒業しており、インターネット・携帯電話に通じている
のだから、何かがあれば一気に暴発する危険性を抱えているのだ。

若者が暴発する危険に近づくのは、就職問題であり、結婚問題であろう。それ以外の問題は、
それほど危険だとは言えまい。その就職状況については、若者の26・7パーセントが職無しの
状態にある。つまり失業者なのだ。この若者たちの構成割合は、51パーセントが男性、
49パーセントが女性だ。この職にありつけない人達の37.7パーセントは大学卒なのだ。
男性は29・8パーセント、女性は48・4パーセントが、大学を出ても就職できないでいる。

それでも若者たちは、新しいモノには興味が強く、62パーセントの若者がコンピューターを使い、
96・7パーセントが携帯電話を使っていると報告されている。加えて彼らの61・9パーセントが
インターネットを利用し、インターネット利用者のうち76・8パーセントがフェイス・ブックや
ツイッターと繋がっているということだ。

こうした状態は、極めて危険といえるのではないか。ツイッターやフェイス・ブックは、
大衆革命だけではなく、ISのような過激な集団へのアクセスを容易にするということであり、
若者たちはそこから強い影響を受けよう。しかも、彼らは高学歴者であり、政府や社会に
対する不満は、強いものと思われる。そこでは自分を正当化するために、イスラムの正義に
取り憑かれていく危険性が高いのだ。

結婚問題も然りであり、性的不満が暴発するエネルギー源の一つになっている。
これは押しなべて、イスラム社会に見られる傾向であろう。それはイスラム社会が、
極めて厳しい道徳観によって規制されているからだ。

かつて大衆の不満を解消するには『スポーツ、シネマ、セックスの自由を認める。』
ということが言われたが、イスラム社会ではそうはならないのだ。
その分、統治者たちの負担は、大きいということであろう。

301 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/20(日) 00:20:27.05 ID:3l3hlbDe.net
エジプトの庶民は、毎月上がる物価値上がりの前に、青息吐息であろう。

そうでなくとも、この夏は異常な高温だ。それだけでも大変な生活苦であろう。
建物が厚い石やコンクリートの壁で出来ているために、外気が室内を暑くする度合いは
日本とは違うのだが、それでもエアコンが効かないとなると、寝苦しい夜が続くだろう。
人口が増えそれに伴って、水の使用量が増え、その結果として、カイロの街も湿度が高く
なってきているのだ。

さて、エジプトの経済状況だが、IMFの厳しい指導があり、エジプト政府はエジプト・ポンド
の切り下げを進め、5〜60ポンドだった対ドル・レートが、いまでは160〜170ポンドにまで
下がっている。つまり、エジプト・ポンドの価値は、半分以下になったのだ。

そのことは、エジプトの諸物価を押し上げ、インフレが恒常的になっている。
例えば、6月のインフレ率は29・8パーセント上がったが、7月には33パーセントに達して
いるのだ。なかでも、食品の値上がりはひどいようで、年率43パーセントを超えている。

こうしたことから、経済立て直しを何とか実現しようと、シーシ大統領は必死なのであろう。
サウジアラビアとの間で進めた、チラン海峡の2島のサウジアラビアへの返還も、そうした
意図によるものであろうし、いま問題になっているサウジアラビア対カタールの対立で、
エジプトが選択したサウジアラビア支持も、それであろう。

しかし、それだけでは何ともなりそうにない。以前、ある日銀OBから聞いたのだが、
IMFの指導に従っていると、経済は破綻するということだ。あるいは、エジプトがいま
向かっているのは、経済破綻の方向ではないのか。エジプトは結果的に、多くの国家
資産を外国企業に売り出していく、タケノコ生活に入って行くのかもしれない。

302 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/26(土) 07:06:20.69 ID:nexi0pEr.net
イランが、地中海に面するシリアのタルトースに軍港を建設している、という情報が出てきた。
このタルトース港は、ロシアが海軍の寄港地として本格的な海軍基地に作った場所であり、
相当条件が良い所なのであろう。イランはロシアの海軍基地とは別に、独立した港を建設する
意向であり、その港はイランが独占的に使用することになろう。

従って、完成の暁には、この港にイランの艦船が寄港することも織り込んでおかなければ
なるまい。当座は荷揚げ用に使われるだろうが、その折には、イランだけではなく、レバノン
のヘズブラも使用することになるだろうと見られている。

こうした情報は、出元がサウジアラビアのようであり、イスラエルだけが騒いでいることでは
無さそうだ。既に、サウジアラビアとイスラエルとの間には、軍事も含めた広範囲にわたる
協力関係が出来ているといわれている。

このイランによるシリアのタルトース港建設で、ロシアはどう動くのであろうか。
隣接する場所にイランの海軍基地が出来るということは、ロシア側の軍事情報が筒抜けに
なる危険性があろう。もちろん、ロシアがイランを協力国友好国と意識していて、問題無いと
判断しているなら話は別だが。しかし、友好国であるとしても、こと軍事については、容易に
双方の壁は取り外せないと思われるが。

一部では、イランがこの港の建設と同時に、イラン・イラク・シリアそしてレバノンへの
陸上ルートの確保を進めている、とも言われており、港が完成されれば、人も物資も陸海
両ルートを通じて自由に運ばれるということであろう。

そして次の段階は、イランの空軍基地がシリアに建設される、という話ではないのか。
その事から最近では、情報通の間で『シリアは完全にイランとヘズブラによって支配される
に至った。』ということが、囁かれ始めているのであろう。

このイランのシリアへの軍事進出は、ゴランなどでも見られる現象であり、その事はイスラ
エルの安全にとっては、重大な問題であろう。そのためロシアのソチで行われたネタニヤフ
・プーチン会談でも、この問題が取り上げられたのだ。このイランのシリアへの軍事進出は、
世界の軍事バランスを大きく変化させることになるかもしれない問題なのだ。

303 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/08/26(土) 23:18:12.64 ID:u9dQQtkr.net
時間の経過は、あらゆる秘密を暴露するのかもしれない。シリアでのアメリカ軍のIS支援は、
以前から言われていたことだ。アメリカ軍はシリアのISに対して、武器や食料その他の必要な
物資を、上空から投下してきていた。このため、ISは有利に展開し続けることが出来ていた。
もちろん、アメリカ軍が提供する物の中には、シリア政府側の軍の展開状況に関する資料も
含まれていたものと思われる。

今回明らかになったのは、シリアのデルズール近郊で、ISの幹部らしき人物たちがアメリカ軍
のヘリコプターで救出され、何処かへ連れて行かれたということだ。つまり、アメリカ軍は主要な
ISの人物たちの救出を行ったということだ。

この報告は、イギリスに本部を置く人権組織によるものであり、正確度は相当高いものであろう。
事実、その救出の模様は、写真が撮影されてもいるのだ。ヘリコプターから下ろされたロープで
ISのメンバーたちが吊り上げられているのだ。その内訳は外人爆弾専門家、エジプトのコマンド、
市民などだということだ。コマンドの救出作戦に先駆けて、IS側は基地を爆破しているということだ。
それは証拠隠滅と武器などを残さないためであろうか。つい最近も、IS支配地域が解放され、
そのそばで多数の死者が埋められてあることが分かった。

政治評論家は『アメリカはISを使って、中東地域をカオスの状態にすることを狙っている。
それはイスラエルを有利にするからだ。』と語っている。確かにそうかもしれない。
しかし、こうしたアメリカの努力の結果は、イランの中東地域への台頭を助けるというが逆効果を
生み出してもいる。それは、イスラエルにとっては大きな脅威となっているのだ。ヘズブラ、
シリア軍、イラン軍が、イスラエルとシリアの国境地帯にまで迫ってきていることから分かろう。

実はアメリカはイスラエルを助けるためではなく、自国の国益を最優先して行動しているの
かもしれない。その結果は、イスラエルに極めて危険な状況を創り出していくのかもしれない。

304 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/01(金) 17:40:58.04 ID:SS+vadAC.net
オスマン帝国最後の皇帝スルタン・アブドルハミト2世の孫であるオルハン・オスマンル氏が、
アレッポの北部やアルバーブは彼の家の個人財産だ、と言い始めた。
彼はその証書も持っている、と言っている。

アルバーブは、SDFとトルコ軍が支配しているが、SDFやトルコ政府は、これに対して
どう応えるのか、興味深い。もちろん、簡単にはオスマン大帝の孫の主張を受け入れまい。

オスマン大帝の孫であるオルハン・オスマンル氏は、イラクのキルクークやモースルも
同様に彼の財産だと主張している。加えて、彼はエルサレムの周辺の土地全ても、
オスマン帝国皇帝の財産だと語っているのだ。

このことは冗談ではなく、今後の中東地図を考える時、しかるべき意味を持ってくるの
ではないかと思われる。2千年以上前の土地を、ユダヤ人が主張してイスラエル国家を
創っているし、トルコ政府はシリア領土内のスレイマン大帝の墓地を自国領土とし、
シリア政府もそれを認めてきていたのだから。

歴史の複雑な国々には、日本人とは違う領土に対する考え方が有るのであろう。
財産や権利は、何処まで歴史を遡って認められるのか興味深い。

305 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/03(日) 09:37:25.04 ID:1JCt2pyd.net
9月1日に、ISのリーダーであり、彼が設立しイスラム国家のカリフ(預言者ムハンマドの後継者)
を自称する、アブーバクル・バグダーデイ(本名イブラ−ヒ−ム・サマライ)が今でも生きている、
とアメリカのステファン・タウンゼント将軍は主張している。

しかし、バグダーデイが生存しているということを証明する何の根拠も無いのが事実だ。
タウンゼント将軍は彼の感だけで、バグーデイは生きているだろう、と言っているに過ぎない。
バグダーデイの死亡については、ロシア軍が昨年5月に、ラッカに対して行った攻撃で
死亡したものと思われる、と発表していた。しかし、それもバグダーデイの死体を確認して
いないので、『死亡したであろう。』としか言いようが無かったのであろう。

ラッカではロシア軍による空爆で、2000人のIS戦闘員が投降したと言われている。
それほど強力な攻撃がなされたということだ。その前にも、バグダーデイは重傷を負っている
という説が流れており、激戦のなかで彼が安全のために逃避することは、容易ではあるまい。

バグダーデイが最後に発した音声のメッセージは、昨年11月2日のものとされているが、
それを根拠にアメリカ側は、バグダーデイは生きている、としたいのであろう。アメリカの
技術を使えば、偽の音声メッセージなど簡単に作ることができよう。

アメリカは確か、2500万ドルの懸賞金を彼の首にかけていた。何としても取り押さえたい、
ということであったろう。それをロシア軍に簡単に殺されてしまったのでは、アメリカ軍の
面子は丸つぶれになってしまうということだ。

以前、ウサーマ・ビン・ラーデンは既に死亡していたと思われるのに、アメリカ軍が
パキスタンの田舎の村の一軒家を急襲し、ウサーマ・ビン・ラーデンを殺害した、と世界に
公表した。しかし、ウサーマ・ビン・ラーデンの遺体は・海に捨てて処理したとも発表し、
遺体を公表することは無かった。

今回の場合を見ると、タウンゼント将軍は『バグダーデイは見つけ次第殺害する。』と
息巻いている。つまり、今後、偽りのバグダーデイ討伐作戦を決行して、世界に向けて
その成功を発表するつもりなのかもしれない。

306 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/06(水) 20:31:24.94 ID:g62B8ZbI.net
アジアからは日本、サウジ、イラン、韓国のW杯出場が決定。
シリアと豪州がプレーオフへ。

307 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/06(水) 20:31:38.48 ID:g62B8ZbI.net
日本敗戦も1位、サウジ2位でW杯へ/最終予選詳細
https://www.nikkansports.com/soccer/japan/news/1883090.html
2017年9月6日5時12分

<W杯アジア最終予選:サウジアラビア1−0日本>◇B組◇6日◇サウジアラビア・ジッタ

 すでにB組1位での6大会連続のW杯出場を決めている日本(FIFAランク44位)がサウジアラビア(同59位)に敗れ、最終予選を6勝2敗2分けで終えた。

 サウジアラビアは同組2位で3大会ぶり5度目のW杯出場が決まった。オーストラリアは3位でプレーオフとなった。

308 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/06(水) 20:32:07.67 ID:g62B8ZbI.net
サウジアラビアのサルマン皇太子、W杯予選日本戦のチケットを買い占め 全部でいくら?
http://www.huffingtonpost.jp/2017/09/03/saudi-arabia_a_23195671/
2017年09月04日 12時16分 JST

> 日本は9月5日、サウジアラビアのジッダでアウェーゲームを戦う。
> サルマン皇太子は、サポーターが無料で観戦できるよう、サウジ側に割り振られた分のチケットを買い占めた。
> 地元メディアは、サルマン皇太子のこの計らいは、代表チームを熱心に応援する地元サポーターへの褒賞であると伝えている。

309 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/06(水) 20:32:33.73 ID:g62B8ZbI.net
【動画】イエス、ブッダ他世界の神々が勢揃い(1人欠席)してラム料理を食べるCMが話題に [無断転載禁止]&#169;2ch.net
http://hayabusa9.2ch.net/test/read.cgi/news/1504508250/

310 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/06(水) 21:19:43.42 ID:g62B8ZbI.net
大天使ジブリールから啓示を受けるムハンマドの細密画
http://www.radicaltruth.net/images/stories/pics/Mohammed_receiving_revelation_from_the_angel_Gabriel.jpg

311 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/07(木) 01:15:52.19 ID:gC7xsWkO.net
9月25日には、イラク北部のクルド地区で、独立をめぐる住民投票が行われる予定だ。
この投票には、キルクークの帰属がクルドになるという、一項目も含まれている。

クルドの独立そのものが、イラク政府にとっては大問題であることに加え、キルクークが
独立した時にはクルド領土になるということが、一層問題を複雑化させることとなった。
述べるまでも無くキルクークは一大産油地帯だからだ。クルド側が大産油地帯を支配
すれば、武器の購入が大幅に拡大し、独立したクルド国家は、周辺諸国も含め、軍事的
脅威となる。イラク政府ばかりではなく、トルコやイランが激しく抗議しているのはこの為だ。

これに対して、クルドのバルザーニ議長は『キルクークはクルドのものだ。』と主張し、
『キルクークの所有のためには、いかなる敵ともクルド人は、最後の一人まで戦う。』
と語っている。キルクークは何百年にも渡り、クルド人と他の民族が共存して来た地域
だとも、バルザーニは語っている。

キルクーク地域はクルド人が住民の大半を占める地域だが、それ以外に、トルコ系の
トルクメン人や、アラブ人も居住しているのだ。サダーム・フセイン時代には、キルクーク
の所属を明確にするために、彼はアラブ・イラク人を大量に移住させ、そこに住んでいた
クルド人を追い出した、という経緯がある。

クルド人は外国(特に欧米)がイラク問題に介入する度に、独立の口約束をして利用して
きたために、現在なお独立できないでいる。クルド人は世界最大の国家を持たない民族
と言われて久しい。今回のISによるイラク侵攻のなかで、クルドの部隊が敢然と戦い、
ISを放逐したことは事実であり、それなりの褒賞をクルド側が求めても、当然であろう。
今回はクルド独立にとって、千載一遇のチャンスということであろう。

イラク政府はクルド自治政府との間で、領土問題、石油収入の分配などを話し合う
意向を示してはいるが、イラク憲法ではクルドの独立は認めないことになっている。
今後、IS問題が完全に解決すれば、さらに激しい交渉となることであろう。

いずれにせよ、今度の国民投票は、この問題の先行きを示すことになろう。
クルド自治政府は戦い抜くのか、あるいは国際調停を含む、何らかの解決に向かうのか。

312 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/08(金) 01:07:12.33 ID:wVQd29UL.net
この情報は、トルコの政府寄りの新聞によって伝ええられたものだけに、どの程度
信用していいか判断しかねるが、大筋は間違いではないだろうと思われる。

トルコのクルド・テロ組織であるPKKは、ヨーロッパ各国で麻薬を販売しており、
そのネット・ワークが完全に出来上がっている、ということだ。主な持込み国は
ベルギーとオランダのアントワープ港ロッテルダム港のようであり、そこで陸揚げ
された麻薬は、ドイツ、イタリア、オーストリア、フランスなどに拡散されている、
ということのようだ。

最近、ベルギーの治安部が捕獲した麻薬の量は30キロのコカイン、12キロのヘロイン、
錠剤の麻薬各種などであり、これらに加え、銃器、現金80万ユーロであった、と報告
されている。この犯罪に関わった4人は逮捕され、21年半の判決を受けることとなった。

それでは、何故ベルギーでPKKなど外国人による麻薬犯罪が増えているのかというと、
PKKの場合全く取り締まられることなく居住できてきているのだ。こうした傾向は、
ベルギーだけではなく、ドイツもイタリアもルーマニアも、スイスも同様であり、PKK側
からすれば、これらの国々は天国なのであろう。このPKKの麻薬組織は、年間3000万
ユーロの収入を得ているということだ。

他の記事では、トルコの南東部のクルド人が多数居住している地域では、マリファナの
栽培が大規模に行われており、これもヨーロッパに密輸されている、ということのようだ。
もちろん、トルコ政府は南東部のマリファナ栽培地域を焼き払い、取り締まりを強化
していることは、述べるまでもない。

ベルギーを主な拠点とするPKKの麻薬販売で、2010年に主要人物たちが逮捕されたが、
1週間で釈放されているということだ。つまり『説諭』程度で済んだ、という事であろう。
こうした甘いヨーロッパ諸国のPKKの麻薬犯罪に対する対応が、結果的にヨーロッパ
全域に麻薬を広めることとなり、多くの人たちが中毒に成り、抜け出せなくなっている、
ということだ。

麻薬については日本でも時折ニュースになるが、若者の間ではマリファナはファション
の一部のような愚かな考えがあることは、危険な兆候であろう。政府はしっかりした
対応を取るべきだということが、ヨーロッパの例から分かろう。

313 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/09(土) 10:00:07.26 ID:icTYcDJ4.net
シリアのデルズールに於ける戦いでヘズブラは大勝利を収めたようだが、そのことは
イスラエルを驚愕させている。イスラエルは現在、レバノンの国境地域で対ヘズブラ戦争
の軍事訓練を行っているが、このヘズブラの戦法の変化に対応せざるを得なくなるだろう。

そのヘズブラの新戦法とは、ロシアやレバノン、シリア、そしてシリアのイスラム勢力、
イランなどとの協力によって戦いを進めるという方法のようだ。
ロシアは空爆で、この作戦を支えているわけだが、地上では、ヘズブラと親しい関係に
ある各国や、イスラム組織が参加したということだ。

このデルズールでのヘズブラの勝利は、イスラエルとの戦いでも採用されるかも知れない
という不安が、イスラエル政府と軍のなかで拡大しているのだ。この多国家、組織による
ヘズブラの連携作戦が実施されれば、さすがのイスラエル軍も対応に苦慮するであろう。

しかも、現在のヘズブラは、20万発とも30万発とも言われる、多数のミサイルを所持して
いるのだ。それがイスラエルに向けて発射されることになれば、エルサレムもテルアビブも
火の海となる危険性が高い。そればかりか、ヘズブラは以前から、イスラエルのネゲブ
砂漠にある原発に警告してきており、この原発に攻撃を加える危険性もあるのだ。

ネゲブ砂漠の原発は大分前に建造されたものであり、老朽化してきているし、スタッフは
待遇の改善を求めてストを行ってもいる。つまり、極めて危険で不安定な状態にあると
いうことではないのか。もし、ネゲブ砂漠の原発が攻撃されれば、大爆発を起こすことも
あり得ようし、放射能が拡散する危険性も否定できまい。

イスラエルは今、初めて現実的なヘズブラの脅威を感じているのであろう。

314 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/09(土) 23:30:14.47 ID:rGrxSh75.net
(デンマークの心理学者のニコライ・セネルス氏の研究結果)

・ソマリア人の3人に1人が精神障害者
・デンマーク最大の精神病棟に入院している精神疾患の犯罪者の40%以上がイスラム系移民
・コペンハーゲンに住む身体障害者の3分の1がイスラム系移民
・デンマークのイスラム系移民がデンマーク陸軍の入隊試験を受けた結果、
 デンマーク人に比べ、不合格者の割合が3倍以上となった。
・デンマークの学校ではイスラム系移民の子供たちは過剰反応をするため特別支援教育が
 必要とされるケースが非常に多い。
 デンマークの学校の予算の3分の1が特別支援教育に使われている。
・デンマークのアラブ系の両親から生まれた子供の64%が、デンマークの教育制度で
 10年間の教育を受けた後も職学能力がない。デンマークの高校の中退率は、
 イスラム系移民の生徒がデンマーク人の生徒の2倍。
 イスラム系の人々はIQが平均的に低いために、彼らは知識を得たり学んだり抽象的思考ができない。
・中東アフリカのイスラム圏では1年にたった330冊の本しかアラビア語に翻訳されていない。
 ギリシャの1年間の本の翻訳率のたった20%。
 中東アフリカのイスラム圏では過去1200年でたった10万冊の本しかアラビア語に翻訳されていない。
 スペインでは1年間で10万冊の本がスペイン語に翻訳がされている。
・トルコでは10人に1人が生まれてから一度も本を読んだことがない。
・世界のイスラム教徒のうち、たった9人しかノーベル賞を受賞していない。そのうちの5人はノーベル平和賞。
・科学的な研究に関しては、世界平均のたった10%しか実施されていない。

315 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/09(土) 23:30:40.38 ID:rGrxSh75.net
イスラム移民は絶対入れてはならない。同族結婚を繰り返し遺伝子異常がある。
2005年に行われたBBC2の調査では、イギリスで生まれた子供たちの
3.4%がパキスタン系移民の子供たちですが、イギリスで劣性遺伝病を
持って生まれてきた子供たちの30%がパキスタン系であることが分かりました。
1300年もの間、同族結婚を繰り返せば、絶対に遺伝子異常が多発するのは当たり前です。
その結果、まともな判断ができないほど脳が劣化するそうです。

1. 同族交配により生まれてくる子供の異常:
死産の割合が2倍に増える。
分娩時の新生児の死亡割合が50%増える。
嚢胞性線維症や脊髄性筋萎縮症などの常染色体劣性遺伝のリスクが18倍も高くなる。
先天性異常による死亡率が10倍に増える。

2. 心身障害と病気:
両親の血縁関係が近いほど、知恵遅れ、身体障害、統合失調症や精神異常者の割合が増す。
同族交配によって生まれた子供は社会生活能力の発達がかなり遅れる。
例として、固視、社会的微笑、音による発作、口頭表現、
手を握る動作などが同族交配の子供ではかなりの遅れがある。
研究結果により両親がいとこ同士の子供は、IQが10から16ポイント下がることが分かった。
さらにIQが70以下の子供が生まれる確率も高まる。
いとこ同士の両親からは、知恵おくれの子どもが生まれる確率が通常の4倍となる。

316 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/10(日) 13:52:34.00 ID:0HJL7o30.net
サウジとカタール首脳、断交後初の対話
http://www.sankei.com/world/news/170910/wor1709100006-n1.html
2017.9.10 07:32

 サウジアラビアのムハンマド皇太子とカタールのタミム首長は8日、電話会談を行った。国営サウジ通信などが9日伝えた。
サウジやエジプトなどが一斉にカタールと6月に断交してから、サウジとカタールの首脳同士の公式対話は初めて。
同通信は、タミム首長は会談で復交に向けた条件について話し合う考えを示し、ムハンマド皇太子が歓迎の意を示したと伝えた。(カイロ 共同)

317 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/14(木) 00:51:55.07 ID:yH6zCjl9.net
イスラエルは中東最強の国家と言われて久しい。それは、過去に4度のアラブ全部を敵に回して
戦った戦争で、破れなかったからだ。そのことがイスラエルの強さを世界に知らしめたのだ。

第4次中東戦争の勝者については意見が分かれるところだが、エジプトは自国の勝利を語り、
イスラエルも同じように自国の勝利を誇っている。しかし冷静に見ると、イスラエルは第4次中東
戦争においては、エジプト軍に追い込まれ、核兵器の使用を口にするところまで至っていた。
結局は、アメリカがイスラエルの側に立ち、停戦から終戦に向かった。まさに命拾いということ
であったろう。

この第4次中東戦争以後、イスラエルは明確な勝利を得ていない。1982年のヘズブラとの
戦争では勝利したが、軍に大きな被害を受け、戦後はイスラエル政府が混乱している。
そして、つい最近までの段階では、ISがシリアとイラクで猛威を振るってくれたおかげで、
軍事的脅威を感じなくて済んでいた。しかし、新たな脅威がイスラエルを襲い始めている。

シリアのISとの戦いにイランが支援部隊を送り、大きな戦果を挙げてきているが、それだけ
ではなく、イランはイスラエルとシリアの国境地帯に、ミサイルを始めとする兵器工場を建設
し始めたのだ。イスラエルは慌ててこれを空爆しているが、問題が解決したわけではない。
レバノンのヘズブラもイスラエル・シリア国境地帯に展開しているのだ。この結果、イランと
ヘズブラが支援するシリア軍が、イスラエル攻撃を始めるという不安が増大しているのだ。

イスラエルは得意の外交を駆使して、シリアからイランを追い出す作戦を進めるつもりだ。
イランがシリア国内に軍港を持つことも、兵器工場を持つことも、認めないと語っている。

イスラエルはイランのシリアへの進出意図については、『イランはイランからイラクを経由し、
シリアのイスラエルとの国境地域までのルートを確保するつもりだ。』と主張している。
このイランの計画は事実であろうし、それが完成すれば、イランは大規模な軍の移動が
容易になるということだ。そうなれば中東の戦略地図は激変しよう。

318 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/16(土) 09:32:05.90 ID:hDxQZTac.net
カダフィ大佐の側近の一人であった、ブシール・サーレハ氏が表に顔を出した。
彼は現在、南アフリカのヨハネスブルグ市に住んでいるが、今回初めてフランスのチャンネル24で、
インタビューに答えた。彼は現在、カダフィ事務所の代表という肩書になっている。

まず彼が語ったことは、カダフィ大佐の次男であるサイフルイスラーム氏についてだが、
『彼は全てのリビア人から受け入れられる人物だ。』と語っている。
つまり、『リビアの再建には彼こそが必要な、人材。』という事であろう。

彼はカダフィ資金について、『私はカダフィ資金に指一本触れていない。もちろん、私の給料分は
引き出してはいるが。アフリカへの投資資金も、今のところ一銭も、使っていないで取ってある。』
と語った。彼は今、リビアの安定化が実現することのみを願っている、とも語った。リビアの選挙
については、『現段階では語るべきでなかろう。』と答えている。

ブシール・サーレハ氏は、『リビアが安定化するためには、カダフィ時代の治安部が復帰する
必要がある。彼らには十分な経験があるからだ。リビア国民は近い将来、カダフィ体制下の
治安部が復帰することを認めるだろう。何よりも早期の安定化を望んでいるからだ。』と語った。

フランスのサルコジ大統領が選挙資金をカダフィ大佐から受け取った、という事のついては、
相手がフランスのテレビであるチャンネル24であったこともあろうか、『知らない。』と答えて
コメントをさけている。

イギリスのロンドンで近く、リビアをめぐる外相会議が開催されるが、その会議にはイギリス、
アメリカ、イタリア、フランス、エジプト、アラブ首長国連邦の外相が参加する。
またリビア担当の国連代表である、ガッサーン・サラーマも参加することになっている。

先日、リビアの90パーセントの領土がテロリストの手から解放された、とリビア政府は語って
いるが、ここに来て動きが早まっているのかもしれない。サイフルイスラーム氏の政治への
復帰については、釈放された段階からエジプトでは予測されていた。
それがここに来て現実味を帯びてきた、という事であろうか。

319 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/17(日) 15:54:40.26 ID:oTMHWBOW.net
ミャンマーのムスリムである、ロヒンギャに対する虐殺・追放が続いているが、
この事件にイスラエルが関わっている、とイラン政府高官たちが非難している。
ハタミ師は『ガザで殺戮を繰り返している者たちが、ミャンマーでも同じ事を行っている。』
と非難した。

同じように、ハメネイ師も「イスラム諸国は政治的経済的圧力を、ミャンマーに対してかけろ。』
と呼びかけた。加えて、ハメネイ師は『イスラエルがミャンマーに対して、武器を輸出している
ことが原因だ。」とも語った。つまり、イスラエルがミャンマーに対して、大量の武器を輸出した
ことが悪い、という非難だが、少し根拠が弱いように思える。

ハタミ師は、ロヒンギャ殺害事件は宗教的な問題からではなく、民族問題に起因すると
主張している。ロヒンギャという異民族の浄化作戦だというのだ。

今回の虐殺拡大の背景には、8月25日に起こったムスリム側戦闘員によるミャンマー軍の
駐屯地や警察署に対する攻撃が有るということのようだ。それではロヒンギャの戦闘員に
武器を与えたのは何処の国なのか、何が目的なのかという疑問が沸いてくる。イスラエルが
武器を輸出したことが、主たる原因ではあるまい。

一部の専門家の間では、イギリスの中国に対する間接攻撃だ、とする意見もある。
イギリスは、中国がミャンマーを、油やガスの輸入の上での拠点とすること、ミャンマーに
軍港を持っていることなどに危機感を抱き、中国を排除する目的だというのだ。

中国がミャンマーに軍事基地やエネルギーの拠点を持つことは、インドにとっては極めて
危険なことであろう。またアメリカにとっても、アラブ湾岸諸国からのエネルギー・ルートを
押さえられるということであり、問題があろう。

ミャンマーで今起こっていることは、複数の国々による世界戦略作戦の一部だ、と考える
べきではないのか。ミャンマー問題には少なくとも、インド、バングラデッシュ、イギリス、
アメリカなどが関係しているものと思われるのだが、考え過ぎであろうか。

320 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/21(木) 22:18:33.23 ID:EovUVF8o.net
イラク政府は、モースル脱出の後に残された、ISの家族を収容することになった。
現在モースルの近くのキャンプに、ISの戦闘員たちに放置された夫人と子供たちが収容されている。
驚いたことに、そのほとんどが実はトルコ人だったということだ。トルコは隣国ということもあり、
イラクに入りやすかったことと、それだけイスラム原理主義的な考えを持つ者が多いということだろう。

イラク政府は収容した夫人たちを取り調べてみたが、彼女たちは戦闘に参加していないし、
彼女たちにはこれといった犯罪歴もないことが分かっている。このため、出身国政府や大使館と
連絡を取り、一日も早い本国送還を実現しようと思っている。

問題は、これら放置されたISの家族を、果たしてすんなりと出身国が受け入れてくれるか、
という問題だ。子供たちが軍事訓練を受けたり、場合によっては戦闘に参加させられていたという
こともあり、殺人や戦闘がトラウマのように、彼ら子供たちの神経を犯している可能性がある。
その事は将来、突然それが表面化して、犯罪に走らせたり、テロ集団に加わる危険性もあろう。
それを防ぐためには、出身国政府が子供たちの精神状態を正常化させるための手当てが
必要なのではないか、ということだ。

日本人女性も収容されているという情報が流れたが、果たしてそれは事実だったのであろうか。
その後、この情報を政府は隠しているのか、あるいは日本人女性はいなかったということであろうか。
本当のことを教えてもらいたいたいものだ。

トルコのエルドアン大統領は、この問題をどう処理するのであろうか、気になるところだ。

321 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/27(水) 22:19:51.24 ID:QV+GEMMF.net
【国際】サウジアラビア、女性の運転を許可 国王が歴史的決定 かつて運転して逮捕された女性「マスタング・コンバーチブルを買う」&#169;2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/◆1506468941/

【ODA】対中円借款が完了=貸し付け累計3兆円超 歴史的役割を終える [無断転載禁止]&#169;2ch.net
http://asahi.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/◆1506466202/

322 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/29(金) 00:17:13.46 ID:C8IaO9H+.net
聖書をそのまま読むとペルシャが捕らわれた民を解放して帰国させたとある
しかし現在のペルシャ、イランは悪役になっている
そこでイラクのクルド人(ペルシャ語系スンニ派)を支援
これでキリスト教原理主義者も理解できるようになるわけだ

323 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/29(金) 00:59:52.20 ID:4mMBWtFm.net
https://www.youtube.com/watch?v=0G6Gn4n6brU

324 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/09/30(土) 22:48:03.86 ID:1HQVq1xYo
北イラクのクルド自治政府が実施した独立への住民投票の結果、92〜93パーセント
の住民が分離独立を支持する票を投じた。クルド自治政府が断行した投票には、
イラクもイランもトルコも大反対だった。従って、これらの国々が、クルド自治政府に
圧力を掛けてくることになる。

その圧力とは、クルド自治区のエルビルにある、国際空港を閉鎖することに始まる。
イラク中央政府は3日間の猶予を与えたが、それは29日までであり、この日以後は
エルビル空港への国際便の発着は全て止まることになった。

加えて陸路の国境も閉鎖されることになっているが、これについては、イラク中央政府と
クルド自治政府との間で話がまとまっていないようだ。クルド自治政府が、国境警備の
イラク中央政府への権限引き渡しを拒否しているのだ。

トルコ政府はクルド自治政府の締め上げに、イラク軍と協力して軍事的な圧力を掛け、
国境付近で合同軍事演習をしているが、それよりも応えるのは、トルコ経由のクルド地区
からの石油輸出のパイプ・ラインを止めることであろう。クルド地区のキルクークには、
イラクのなかで最大規模の埋蔵量を誇る油田があるが、そこの石油が輸出できなくなれば、
お手上げであろう。ただし、これはトルコにとっても両刃の剣だ。それまで安価に買っていた
石油が入って来なくなり、経済に悪影響を与えるからだ。

アメリカもこのクルド地区の分離独立には反対しているが、このことについて、クルド
自治政府は、アメリカがイラク北部に新しい軍事基地を建設している、と揺さぶりを
かけている。それは、多分にイランに対する警告のメッセージであろう。

トルコのエルドアン大統領は、『バルザーニ大統領は投票を実施することで、自身を
火中に投げやった。』つまり自殺行為をした、と非難している。確かにそうであろう。
いかな勇敢なクルド人とは言え、トルコ、イラン、イラクを敵に回して戦争をすることは
不可能であろう。時間をかけて締め付けられるか、あるいは周辺諸国の締め付けと
脅しに耐え抜くのか、これからそれが始まろう。

もちろん、交渉の余地が全く無いわけではない。イラク政府は高度な自治を保障する
ことで、この問題を解決するかもしれない。そうあって欲しいものだ。

325 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/10/03(火) 00:36:03.55 ID:ExLeBPtEh
戦争から逃れ、難民としてイランに移住しているアフガニスタンの少年たちが、イラン
政府の募集に応じて、戦闘員になっているという報告が、人権委員会から出された。
その報告によれば、少年たちの年齢は13歳前後ということであり、シリアでの戦闘に
参加すれば、帰還後に難民から居住者の地位に変ええてもらえる、ということのようだ。

もちろん、居住者の地位を得る前に死亡する者は少なくないということであり、居住権を
命と交換するという、危険の大きな選択であろう。それでも、その徴兵に応募するのは、
イラン政府の強い働きかけと家族への思いからであろう。

こうしてシリアの戦線で死んでいった少年たちの数は少なくなく、イランには彼らの墓が
あるということだ。その墓石には何処で死んだのかが記されている場合もあるようだ。
だがそれがどんな価値を意味するのか。

この少年兵たちは『モスクの防衛者たち』ということになっているが、そのモスクは
サイイダ・ゼイナブだそうだ。(サイイダ・ゼイナブは預言者ムハンマドの妻の名前)
彼らはイラン軍のファタミユーン部隊に所属しているという。

イランには2015年の段階で、250万人以上のアフガニスタン難民が居住しており、
その中から、ボランティアの戦闘員を掘り起こすことは、そう困難ではあるまい。
しかし、この話は悲劇でしかないと感じるのは、私の信仰が薄いが故であろうか。

326 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/10/09(月) 23:19:12.54 ID:dFhjID3ve
トルコの動向が複雑になってきている。既に、EUとの関係は最悪の状態になり、
エルドアン大統領をして『EUに加盟しなくてもいい。』と言わしめている。
アメリカとの関係が劣悪であることは、言うまでもない。アメリカ市民を投獄した後、
アメリカ領事館のトルコ人スタッフを逮捕してもいる。

他方、ロシアとトルコとの関係は、すこぶる好転しているようだ。長い間、ロシア側
から制裁を受けていたトルコの対ロシア経済活動は、次第に緩和されてきている。
トマトの輸出がシンボルのようになっていたが、それも解除される見通しだ。
トルコはロシアからS400ミサイルを輸入することを決め、既に手付金を支払ったとも
報じられている。これはNATO諸国、なかでもアメリカに少なからぬショックを与えた
ものと思われる。

そして、今度始まったのは、シリアにおけるトルコとロシアとの合同軍事作戦だ。
シリアのイドリブに対する攻撃で、トルコは陸軍を派兵し、ロシアは空軍を使い、
挟み撃ちにするという作戦なのだ。

多分この作戦は成功するだろうが、それはアメリカにとっては極めて不愉快な状況が
始まるのではないかと思われる。イドリブ作戦は、そこに陣取る、アメリカ支援を受ける
SDFが打倒される危険性が高いということでもある。

イドリブ作戦が成功した後は、トルコとロシアとの関係は、一層強化されよう。
ロシアは自国の陸軍を派兵することなく、トルコの陸軍を使って目的を達成することが
出来るようになるのだ。その露土協力軍事行動は、今後、他の紛争地帯にも
当てはめられるのではないのか。

トルコはいま、トルコ・イラン・ロシアという3ヶ国の連携を進めているが、これは中東
地域の軍事状況を一変させる可能性があることを、否定できない動きであろう。

327 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/10/15(日) 23:26:48.21 ID:K0h1DLVHG
ISのイラクのモースル敗北は既に完了したが、ISが彼らのイスラム国家の首都だと語っていた、
シリアのラッカの拠点も失いそうだ。既に、敗北の兆候は明確になってきている。
クルドのSDFはラッカの85パーセントを解放したと宣言するに至った。それはまんざら嘘では
あるまい。そうなるとISは今後どうするのか、ということが注目される。

SDFによるラッカ攻略が成功しているのは、アメリカがシリアのラッカでは、既にISを必要と
しなくなったということであろう。そうでなければ、アメリカはISに対して、空輸で武器を送って
いるはずだからだ。アメリカはシリアでもイラクでも、何度もIS側に対して、武器や医薬品
その他の物資を、空中から投下して支援していたのだ。

いま、アメリカはISの戦闘員をシリアのデルズールやイドリブに集結させ、それをSDFに
攻撃させるという方針なのかも知れない。イドリブには親切にも、トルコ軍が出向いている
のだから、戦闘はIS側にとっては、ますます不利なものになる、ということであろう。

もちろん、アメリカはそうしたISの窮地にあって、幹部と家族だけは救う手立てをしている
のであろう。今後、デルズ−ルやイドリブでISが掃討されていくなかでは、アメリカ軍による
IS幹部救出作戦がヘリを使って行われた、というニュースが何度か飛び出してこよう。

そのニュースが頻繁になってきたときが、ISのラッカ敗北の明らかな兆候ではないのか。

328 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/10/17(火) 01:38:41.45 ID:lrIDmZp+C
イラクからの分離独立をめぐり、クルド自地政府と、イラク中央政府が対立し、
このなかでキルクークの領有をめぐり、両者の関係は悪化の一途をたどっている。
それは述べるまでも無く、キルクークが最も大きな石油地帯の一つだからだ。
クルド自治政府は自軍のペシュメルガをキルクーク地域に送り込み、死守する構えの
ようだが、これにトルコのクルド・テロリスト組織PKKが支援に入ったようだ。

キルクークの領有問題については種々あるが、サダム体制下でキルクークをアラブ
の地域にするために、アラブ人を移住させ、クルド人を追放したといわれている。
それはあたかも、ユダヤ人がパレスチナ人を追放して、イスラエルの土地だとした
ことに似ている。

当然のことながら、それはクルド人の怒りを呼び、サダム体制崩壊後には
その逆の現象が起こり、クルドのペシュメルガの部隊が、今度はアラブ人を追放し、
クルド人をキルクークに帰還させるという現象が起こっていた。

キルクークをクルド自治政府が支配するのか、イラク中央政府が支配するのかで、
今後の状況は一変することになる。クルド自治政府が支配下に置けば、クルド自治
政府は経済的な問題が無くなり、豊かな国家として独立し、兵器も装備し、イラク
中央政府は手を出し難くなる危険性があろう。

こうした事情から、今回のキルクークをめぐる戦いには、トルコのPKKが参戦する
形になったのだ。それは、PKKがこれまでクルド自治政府から、カンデール山に
拠点を持ち留まることを許可され、トルコ軍の攻撃から守られていた、ということが
あるからだ。

しかし、話はそれだけではあるまい。いまクルド人たちの頭の中にあるのは、
トルコのクルドもイラクのクルドも、クルド国家の樹立であり、それにはイラク北部
だけではなく、トルコの東部の地域も包含されるということであろう。

こう予測するのは、私だけではあるまい。トルコ政府も同じような懸念を抱いている
ものと思われる。そうなると、キルクーク支配をめぐる戦闘が起これば、トルコ軍が
介入する可能性が極めて高くなろう。

329 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/10/19(木) 06:50:33.52 ID:BoIqaqD0C
クルドの軍隊であるペシュメルガは、最初にシリアのコバネでの戦いで圧倒的な強さと
勇敢さを示し、それまでシリア軍もイラク軍も勝てなかったISに勝利している。
その勇敢なクルドが、何故今回はイラク軍との緊張のなかで、戦わずにキルクークを
イラク軍に明け渡したのであろうか。そして、そもそもクルド自治政府は、何故多くの
国々が反対するなかで、強引に住民投票をして分離独立を問うたのであろうか。

バルザーニ議長は今回のペシュメルガ軍引き上げの後、『住民投票の結果をゴミ箱
に捨てるつもりは無い。』と語っている。つまり、戦わずにして撤収したのは計算づく
だったということであろう。それは単純に考えると、一大産油地であるキルクークで、
もし戦闘することになれば、多くの死傷者を出すばかりではなく、油田地帯の施設も
油井も破壊されたことであろう。それでは、その後の復旧までに、膨大な資金と時間
を必要とすることになろう。

クルド自治政府はイラク軍との睨み合いのなかで、ペシュメルガの持つ装備と規模を、
十分にイラク軍側に示し、知らしめたことであろう。それにもかかわらず、ペシュメルガ
を撤収させたということは、イラク政府に対して、その後に政治交渉をしろとメッセージを
送ったということであろう。

いったん戦闘が起こらなくなったいまでは、ゆっくりとバルザーニ議長はイラク政府との
政治交渉開始に備えることが出来るようになったということだ。そして、その政治交渉を
早急に始めろという要求は、周辺諸国や欧米から起こってこよう。

この政治交渉については、アメリカは現状では中立の立場を採る、と言っているが、
裏ではクルド自治政府を支援して、有利な合意を生むようにイラク政府に働きかける
ことになろうし、ヨーロッパ諸国も然りであろう。

イラク政府はクルド地域が分離独立することは、国家としての面子を失うことになり
許せまい。またそれを許せば、他のアラブ諸国でも、分離独立の動きが激しくなり、
せっかく安定化に向かい始めた状態が、元の戦闘状態に戻ってしまう危険性があろう。

そうなると、今後のイラク政府の選択肢は、石油利益をどう配分するのかということと、
今後、クルド地域を含む連邦国家にする、というあたりが落としどころではないのか。

330 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/10/26(木) 11:04:27.98 ID:Mg1/8KQOG
数週間前、サウジアラビアで来年から女性が車を運転できるようになったことが報じられた。
後になってこのことは、とんでもない大変革を生み出すのではないか、と考えるようになった。

サウジアラビアでは映画が禁止され、若い男女が集まることも禁止され、女性の一人旅も
禁止され、といった具合になっている。全てはイスラム法に則ってということなのだが、
他の湾岸諸国では女性の運転が認められている。つまり、厳しいルールは、サウジだけの
ものなのだ。それは、サウジアラビアのイスラム法は、同王国が誕生する以前からあった、
ワッハーブ派という厳しいイスラム法を順守するグループの影響によるものだ。

このワッハーブ派は、サウド家がサウジアラビアを支配する段階で、政治的同盟を結んだ
組織なのだ。この結果、サウド家は強大なイスラム組織のバック・アップを受けて、安定した
体制へと成長していった。そして、そのサウド家とワッハーブ派との間で交わされた合意は、
サウド家はワッハーブ派にイスラム教の全ての権限を託し、ワッハーブ派は国の統治の
権限の全てをサウド家に託す、というものだった。

その鉄壁の関係に、ムハンマド・サルマン皇太子が、穴を開けるかもしれない,という懸念が
生まれてきた。それは皇太子が発した一言だった。彼は『サウジアラビアを以前の穏健な
イスラムに戻す。』と言ったのだ。『以前』とは何時の事なのか、誰の統治の時代なのか、
という疑問が沸いて来よう。彼が言った『以前の』という時期は、サウド家とワッハーブ派が
結託する前のことを言っているのだ。つまり、サルマン皇太子は、ワッハーブ派のイスラム
に対する考えを、全面否定すると宣言した、ということではないのか。

問題は、ISがワッハーブ派のイスラム理論を大幅に受け入れており、ISに参加している
サウジ国民も、ワッハーブ思想なのだ。従って、ムハンマド・サルマン皇太子が今後も
イスラム改革を進めていくことになれば、サウド王家とワッハーブ派が対立し、遂には
武力衝突を起こす事態も懸念されよう。

ムハンマド・サルマン皇太子は26歳、海外を見て、自分の国もそれに近づけたい、と思う
こともあろう。それは危険と背中合わせではあるが。

331 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/03(金) 12:42:02.20 ID:mZamsTOl.net
クフ王のピラミッドに謎の巨大空間を発見 長さ30メートル超 [545512288]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1509625259/

http://www.sankei.com/images/news/171102/lif1711020038-p1.jpg
http://www.sankei.com/images/news/171102/lif1711020038-p2.jpg

332 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/03(金) 12:42:51.31 ID:mZamsTOl.net
ゾロアスター教板絵を世界初発見、正倉院楽器と類似か
http://www.sankei.com/west/news/171102/wst1711020082-n1.html
http://www.sankei.com/images/news/171102/wst1711020082-p2.jpg
2017.11.2 19:41

 8世紀初頭に焼けたウズベキスタンにあるシルクロード都市の遺跡「カフィル・カラ城」で、
正倉院宝物に似た楽器が描かれたゾロアスター教関連の板絵が出土したと、帝塚山大(奈良市)などのチームが2日、発表した。

 炭化しているが、祭礼の場面とみられ、同様の板絵が完全な状態で発掘されたのは世界初。
シルクロード交易を担ったソグド人や、キリスト教などに影響を与えたゾロアスター教の研究に役立つ成果としている。

 木製で、幅1・4メートル、高さ1・3メートルの4段構成。
最上段に獅子に腰掛ける女神ナナー、下段に箜篌と呼ばれるハープに似た弦楽器や琵琶とみられる楽器を奏でる楽隊、火や供物をささげる人が浮き彫りされている。

 ソグド人は西域文化の日本への伝来に重要な役割を果たしたことで知られ、これらの楽器も似たものが正倉院に伝わっている。

 遺跡は中央アジア最大のシルクロード都市があったサマルカンドの東南約30キロにある。
ソグド人の王の離宮で軍事拠点でもあったと考えられる。 板絵は9月、ウズベキスタン考古学研究所との共同調査で玉座付近から出土。
周辺の火災層や出土貨幣から、710年にイスラム勢力に攻められた際に焼け落ちたとみられる。

 帝塚山大の宇野隆夫教授は「サマルカンド周辺は東西、南北シルクロードの十字路で、各地の文化が融合し、新たな文化が生まれる場だった。
板絵は、日本への伝来ルート復元の大きな手掛かりになる」と話した。

333 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/03(金) 12:43:29.85 ID:mZamsTOl.net
開祖ゾロアスターは古代ペルシア(イラン)人。
その終末論や最後の審判、救世主の登場などは、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教に影響を与えた、
現存する世界最古の経典宗教。

334 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/03(金) 12:44:25.35 ID:mZamsTOl.net
これを中央アジアに広く伝えたソグド人>>94が華厳宗を発展させた、ということで全体が見えてくる。
二月堂のお水取り>>92にゾロアスター教の影響を窺うのも当然か。
護摩の語源はサンスクリットのホーマ(homa)。

335 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/03(金) 12:44:54.73 ID:mZamsTOl.net
ホラーサーン>>266は、中世イラン語で「陽の登るところ」。

336 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/06(月) 21:53:54.21 ID:O/mOaKDb3
11月4日の土曜日に、サウジアラビアでは11人の王子たちが逮捕されるという出来事があった。
逮捕者の中にはムタイブ・ビン・アブドッラー国家警備長官が含まれていたが、彼は王位を継ぐ
候補の一人に上がっていた人物だ。彼の後任にはハーリド・ビン・アッヤーフ氏が就任している。

それ以外にはアーデル・ファッキ経済大臣も逮捕者の中に含まれており、彼の後任には
ムハンマド・トウワージリ氏が就任した。他の逮捕者には、ワリード・ビン・タラール王子(ロタナ)、
ワリード・アルブライヒム王子(MBC)、サーレハ・カーメル王子(ART)などが含まれている。
また海軍トップのポジションはアブドッラー・スルタン王子からファフド・ガフリ氏に代っている。

この一連の逮捕は汚職事件によるが、2009年のジェッダ洪水に関連するものや、2012年の
メルス・ウイルス問題に絡むものだということのようだ。

今回の大量逮捕はムハンマド・サルマン皇太子の決定によるものだが、サルマン国王も
この決定を認めている。サウジアラビアでは今年6月頃から大変革があるだろうと噂されて
いたということだが、今回の逮捕劇はその一部の現れであろう。

337 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/07(火) 23:01:20.63 ID:0r4pvc0Uc
中東の大国であるイランとサウジアラビアが、ただならぬ関係になってきている。
今の緊張関係は戦争が起きても不思議がないほどなのだ。

この両国の緊張がなぜ起こったのかと言えば、レバノンのハリーリ首相の辞任に
端を発している。中東世界ではハリーリ首相の突然の辞任について、サウジアラ
ビアの圧力によるものであったとする見方が広がっている。

しかも、その辞任理由は暗殺の脅威であり、誰が暗殺を企てるのかと言えば、
レバノンのヒズボラだ。この組織はシーア派であることからイランの援助を受け
てきている、いわばイランのお抱えの戦闘集団という組織なのだ。

そうなると誰もが考えるのは、暗殺はヒズボラが行うだろうが、その命令はイラン
から出ているということになるのだ。その結果、サウジアラビアとイランとの関係が
劣悪になったということだ。もちろん、イランはその暗殺計画と何の関係もないと
否定している。しかし、サウジアラビアはあくまでもイランの計画だとしている。
イランはこの事態に対応するために、ハメネイ氏が軍の再編を命令し、陸海軍の
指揮官が緊急会議を開いてもいる。また、一部軍高官の交代も行われている。

こうしたイラン側の動きを警戒し、サウジアラビアのジュベイル外相は、イランを
非難しながらも『サウジアラビアはいかなる代償を払っても戦争を避けるつもりだ。』
と語っている。サウジアラビアは大量の最新兵器をアメリカから輸入してはいるが、
基本的な兵士の数ではイランには勝てない。イランの人口は8千万人、サウジ
アラビアの人口は2千万人を超える程度だからだ。

しかも、サウジアラビアを支える石油の施設と油田はペルシャ湾に面しており、
イラン側が攻撃をしようと思えば容易にできるということだ。イラン側は高速艇を
大量に製造しており、それがサウジ攻撃に導入されれば手の打ちようがあるまい。

イラン側もそう簡単な状況にはない。もし、イランとサウジが戦争を始めれば、
アメリカはイランを攻撃することになろう。そうなればイランの石油施設は全て
破壊されるということを、頭に入れておかなければなるまい。両国とも虚勢を
張ってはいるが、そう容易には戦争を始めるわけにはいかないということだ。

338 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/09(木) 20:49:37.05 ID:+kdPRhAx.net
   二 人 と も 生 き て ま す よ


『ビックリマンシールというものを開発しました、私が。
 あのホログラフィーを開発したのは、私です。』(0分〜)

NASA元職員が緊急!伝えたいこと@
https://www.youtube.com/watch?v=ydPUuEiUJiU

『僕、もう一つ皆さんにね、教えたかったのはね、
 ある時期にね、テロで殺された方いらっしゃるでしょ。
 オレンジの服、着せられて、覚えてますかね?
 中山副外務大臣が向こうに行って、知りません?

 一人はジャーナリストですね。
 で一人はちょっと勝手に出てった人ね。
 二人とも行って、オレンジの着物を着せられて。
 そういう事件がありましたよね。

 でそのときの大臣の中山さんというのがいましてね。
 その人とは、私、子供が幼稚園からずっと同じクラスで、
 個人的に仲がよくて、メールとかしてるんですけどね。

 まぁ、実は作られた社会で、あれは全部でっちあげ。
 信じられへん話ですわ、二人とも生きてますよ。
 だからこそね、こんなんホンマに言うたらあかんねんけど、
 これが隠された日本の社会なんですよ。
 みなさん、何でも信じたらあきません、ホンマに。』(6分〜)

NASA元職員が緊急!伝えたいことA
https://www.youtube.com/watch?v=xNZM6xuQzQo

339 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/13(月) 22:02:25.18 ID:6fek/wDxW
今回のサウジアラビアの王族の大量逮捕は、アメリカと深い関係にある多くの王子たちが
逮捕者に含まれている。大金持ちのワリード・ビン・タラール王子もその一人だし、元駐米
大使だったバンダル・ビン・スルタン王子もそうだ。ムハンマド・ビン・ナーイフ王子もCIAと
深い協力関係にあったと言われている。彼が皇太子の座から引き摺り下ろされ、いまは
投獄の身なのだから、アメリカとしては極めて不愉快であろう。

しかも、今回の粛清では、ムハンマド・ビン・スルタン皇太子は主要ファミリーを敵に回す
こととなったのだ。あるいはもっと大きな区切りで言うと、スデイリ族シャンマル族を敵に
回したということか。そのうえで極めて重要なワッハーブ派との関係を悪化させてもいる。
彼は穏健イスラムに変えると言い出しているからだ。

しかし、若いムハンマド・ビン・サルマン皇太子がやってきた政策は、どれもが失敗して
いる模様だ。イエメン戦争は終りを迎えられないで続いており、それに費やされる戦費は
巨額に上ろう。アカバ湾に近い地域を開発し一大都市を造るという計画には5000億ドル
の予算が組まれており、ドバイをまねしたものだろうと言われているが、それには人材が
足りず、失敗の可能性のほうが大きいだろうと言われている。アラムコに対する改変も
国内外で評判が悪い。また、カタールに対して始めた封鎖と弾圧政策は、アラブ湾岸
諸国のなかでは決して評判が良く無く、非難の声の方が大きいだろう。

サウジアラビアの国軍などの中には反発の動きが既に始まっていると言われている。
ある王子はイエメン国境で飛行機が落下して死亡したが、彼の場合は飛行機事故では
無く、撃墜だったのではないかと言われている。そうであるとすれば、いま逮捕されている
王子たちも処刑される危険性があるということだ。

逮捕されている王子たちも、それは考えていようから、何とか失地挽回、窮地からの
脱出を図ろうと、あらゆる手段を用いているものと思われる。そして、アメリカやイギリス
がこの問題でどう動いてくるのか。両国はいまのところダンマリを決め込んでいるようだが。
あるいは今回の宮廷クーデターを機に、アメリカやイギリスはサウジアラビアの王家を
大改造することを考えているのかもしれない。

340 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/21(火) 22:57:16.19 ID:FlcoqGRs.net
イランのロウハニ大統領、「イスラム国」終焉を宣言
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKBN1DL0U9.html
2017年11月21日18時21分

 [ベイルート 21日 ロイター] - イランのロウハニ大統領は21日、生中継されたテレビ演説で、過激派組織「イスラム国」(IS)が終焉を迎えたと宣言した。

 また、イラン革命防衛隊のニュースサイトも同日、ソレイマニ司令官が最高指導者ハメネイ師に同じ内容の伝達を行ったと報じた。

 イランのメディアは先週、ISが最後の拠点としていたとされるシリア東部の町を奪還したと伝えていた。

 革命防衛隊はこの数年、シリアのアサド政権やイラク政府を軍事面で支援している。

341 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/21(火) 22:57:59.36 ID:FlcoqGRs.net
プーチン氏、シリア大統領と会談 ISIS掃討の成果を称賛
https://www.cnn.co.jp/world/35110785.html
2017.11.21 Tue posted at 19:05 JST

(CNN) ロシアのプーチン大統領は21日、同国南西部ソチを訪れたシリアのアサド大統領と会談し、シリア情勢の先行きについて話し合った。

ロシアの国営メディアによると、プーチン氏は会談で、過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」と戦ってきたアサド氏の成果を称賛。
「シリア国民は非常に厳しい試練の日々を送っているが、テロリストが最終的に、確実に大敗を喫する日は次第に近付いている」と述べた。

大統領府によれば、プーチン氏はこの日の会談に基づき、関係諸国の指導者らと対話する意向を表明。
この日のうちにカタール首長との会談が予定されていたほか、21日にもトランプ米大統領と電話で会談し、
イラク、エジプト、サウジアラビア、ヨルダンの指導者らとも話し合うと述べた。

プーチン氏とアサド氏が前回顔を合わせたのは2015年10月。
ロシアはその1カ月前、アサド氏を支援するためシリア反体制派への空爆に踏み切っていた。アサド氏と反体制派が対立するシリア内戦は11年3月から続いている。

21日の公式写真は両氏が抱き合う姿を伝えている。会談ではシリアでの重点が軍事作戦から政治的解決策の模索に移るとの認識で一致したという。

プーチン氏は22日、引き続きトルコ、イラン両国との首脳会談に臨んだ。

342 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/21(火) 23:35:24.44 ID:FlcoqGRs.net
以下は、Newsweek9月の記事。
日本もシリアの復興(特需)に一枚噛むという話。

http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/09/3000-2.php
> 今年6月末に「日本・シリア友好議員連盟」が発足するなど、政治にも変化が見え始めている。

343 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/23(木) 22:45:09.82 ID:TekskI4U.net
イラン、ロシア、トルコの3カ国の首脳共同声明
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i37017
2017年11月23日21時54分

イランとロシア、トルコの大統領が、共同声明の中で、シリアの主権と独立、領土保全を改めて確認し、テロ集団を最終的に一掃するまで協力することで一致しました。

22日水曜夕方、ロシアのソチで行われた会談後に、イランのローハーニー大統領と、ロシアのプーチン大統領、トルコのエルドアン大統領が署名した共同声明によりますと、
3カ国は、イランとロシア、トルコが保証するシリアにおける休戦体制を維持、強化するための三者による調整に満足の意を表明しました。

また、この3カ国の大統領は、基本法の編纂、シリアのすべての国民が参加し、しかるべき国際的な組織が管理する自由で公正な選挙といった、
シリア人同士による自由な公正で透明性のある包括的プロセスを通じて、シリア国民が統一国家を取り戻し、こうした危機を政治的に解決する方法を得る手助けをすることで一致しました。

さらに、シリア政府の代表と、シリアの主権、独立、領土保全に責任を持っているとするシリアの反体制諸派に対して、
近い将来にソチで開催されるシリア国民による話し合いの場に積極的に参加をするよう要請しました。

この3カ国の大統領は、国際社会のメンバーに対して、シリアの人々に更なる支援を提供することや、
地雷の除去と歴史的遺産の保護と基本的なインフラ、特に経済的、社会的インフラの再建などの、
シリアにおける緊張の緩和と安定の確立に向けた一連の過程に協力するよう要請しました。

344 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/24(金) 08:53:32.15 ID:yLoE7QV1i
トルコがエジプトでスパイ行為をしていることが、エジプト政府の情報部によって突き止められた。
その結果、29人のスパイが逮捕された。彼らスパイのメンバーの多くは外国に亡命者として
住んでおり、テロリスト組織とも関係を持っている。彼らは電話の盗聴を行いエジプト国内情勢を
調べると共に、反政府的な人材を探しているようだ。また、マネー・ロダリングや非合法な通貨の
取引も行っている。そして彼らはムスリム同胞団によって支援されているということだ。

トルコの情報部とエジプトの反政府組織であるムスリム同胞団は、協力してエジプトを不安定
化させ、体制転覆と権力の奪取を狙っている。それは、トルコのエルドアン大統領とムスリム
同胞団政権のモルシー元大統領との関係が極めて緊密だったからだ。

今回のニュースでトルコとエジプトとの関係がどのレベルにあるかが分かろう。完全に敵対する
関係になっているということだ。それが何故いまの段階で出てきたのかということについては、
トルコとエジプトの国内状況、国際関係を考えなければなるまい。単純に考えると中東諸国は
今、親アメリカ・イスラエル・欧州側と、親ロシア・イラン・中国側に二分されつつあるということだ。
エジプトはアメリカやイスラエルと組み、トルコはロシアに接近している。

カタールを除くほとんどのアラブ湾岸諸国もアメリカ寄りであり、イスラエル寄りになっている。
つい最近、クウエイトの記者はイスラエルの西岸地区への侵入を正当化する記事を書いている。
曰く『イスラエルは正統な国家であり、占領者ではない。』 これは完全にパレスチナの主張を
否定する内容だ。また、ロシアのソチで開催されたシリアをめぐる会議では、トルコ・イランが
ロシアに協調する姿勢を明らかにしている。

345 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/25(土) 09:10:48.50 ID:epGbGX5Oc
トルコ、NATO演習から兵士撤収=大統領の名前「敵」に使用 写真1枚 国際ニュース:AFPBB News
http://www.afpbb.com/articles/-/3151246?cx_module=latest_top

EU23カ国常設軍設置に合意 - DEEPLY JAPAN
http://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/5b2093d6c836cfe46d06adb975578ec2


NATOは米英など西側海洋勢力がロシアに侵略し占領することが目的に結成されており、
それ故に欧州人の敵であるトルコが重要な構成員としてNATOに含まれていた。

しかし、英国のEU離脱でEU主要国の軍事的統合が可能となり、それは独仏など大陸の
大国を中心に進められ、対ロ関係は敵対から友好に変わる。場合によってはロシアも
軍事統合に参加することすら考えられる。そうすると、ロシア侵略の拠点であったトルコは
欧州の軍事共同体から追放される必要が出てくるのだ。

世界島の西岸でこのような革命的事件が起きている以上、東岸でも同様の革命的事件が
近日中に起きるのは避けられない。

346 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/11/26(日) 10:32:42.89 ID:by7puNc+t
これまでトルコのエルドアン大統領はシリアのアサド大統領を嫌い、彼の体勢を打倒する
と主張し続けてきていた。しかし先日、ソチでロシア、トルコ、イランのトップ会議が開催
された帰途、アサド大統領との関係を修復する意向があることを語ったのだ。

このエルドアン大統領の態度豹変は何故であろうか。そこには複雑な国際関係が影響
しているということであろう。最近、アメリカはトルコに対して極めて厳しい立場を採るよう
になっており、エルドアン大統領が敵視するクルドのYPGへ武器を大量に供与している。
述べるまでも無く、シリアのクルド組織はトルコのクルド組織PKKと深い関係にあり、
シリアのYPGに与えられた武器はPKKに渡り、トルコが攻撃される危険性が高いのだ。

これまでシリア政府は、ISに対する戦いのなかでクルド組織と裏側で協力してきていた。
しかし、ほぼISが打倒された現段階では、協力の必要が無くなったのであろう。
クルド組織を叩かなければ、北シリアでのクルドの自治を認めろという要求が強まり、
シリア政府は妥協しなければなるまい。そのことは、トルコの安全保障上、極めて危険な
ものなのだ。シリア北部がPKKの逃避地や武器の隠匿場所になりうるからだ。

シリア政府も何とかクルドの台頭を押さえ込みたいということであり、このためにシリア
・トルコの連携が浮上しても不思議は無い。シリアはトルコの力を借りて、クルドを押さえ
込もうと考えているのではないか。

ロシアは最近になって、シリア駐留軍を削減すると言い出している。他方、トルコは
シリアの要請によって、一層本格的なクルド掃討作戦が出来る正当性を手に入れる
ということであろう。

トルコとシリアとの和解への話し合いはロシアが喜んで仲介することになろうし、
イランも然りであろう。ロシアやイランはアサド体勢を守れれば他はそう重要ではない
と考えていよう。その事は、ロシアがシリアに軍事基地(タルトース港の海軍基地など)
を確保し続けることが出来、イランは同じシーア派が権力を掌握し続けることが出来る
ということだからだ。

それにしても、アメリカの中東地域での影響力は大分低下してきているのではないか。

347 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/12/03(日) 11:12:05.60 ID:6XAhcgwu9
アゼルバイジャンの首都バクー市で開催されたアジア協力会議で、イランのザリーフ外相は
『ISはアフガニスタンで勢力を拡大しており、中央アジア諸国全体に対する脅威だ。』と語った。
この会議には40カ国から250人が参加しているが、ISの脅威については皆同じ認識を持っていよう。
ISはナンガハールを拠点に戦闘を展開している模様だ。

アフガニスタンのカルザイ元大統領は、『アメリカの軍事プレゼンスは、全く役立たないどころか、
ISを支援している。』と非難している。まさにその通りであろう。次第にアメリカの化けの皮が
剥がされて来ているということであろう。

エジプトでもISに対する新たな動きが始まっている。先日、ロウダ・モスクが攻撃され300人を
超える死者と200人前後の負傷者を出したが、エジプトのシーシ大統領は強硬な報復を誓い
既にISの隠れ家などを空爆している。

また、シナイ半島の各部族長も今では自分たちが置かれている危険な状況を理解し、
部族長会議を開催しISとの協力を止めエジプト軍との協力に切り替えることに合意した。
これは、今まではエジプト政府が部族援助をしなかったことなどから、部族の多くがISとの
協力関係を結んでいたのだが、今回のモスク攻撃で多数の死傷者が出たことにより、
完全にISとの信頼関係は壊れたということであろう。

こうなると、ISはシナイ半島での活動が制限されるであろうし、部族の提供する情報で
エジプト軍は正確な攻撃が出来るようになり、早晩シナイ半島に留まれなくなるのではないか。

348 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/12/06(水) 22:59:43.71 ID:grbW8ztoe
アメリカ製の兵器に対する評価が大分下っているようだ。
中東諸国で見てみると、アメリカ製兵器は押し付けられて嫌々輸入しているが、
本音ではロシア製兵器を買いたいのではないのか。

サウジアラビアには相当強い圧力と脅しがあったのであろうか、確か120億ドルの兵器を
アメリカから輸入することを決め、それに追随するような形でアラブ首長国連邦もカタールも
10億ドル台のアメリカ製兵器の輸入を決定している。

NATOのメンバー国であるトルコの場合は、NATOの兵器が揃わなくては困るとEUや
アメリカからクレームが付いたが、ロシア製兵器S400ミサイルの輸入をエルドアン大統領
が強引に決定し、加えて、ロシアとの武器の共同開発を交渉している。

それを見ていたサウジアラビアも、ロシアからS400ミサイルを輸入することを決定しているし、
武器の生産を自国内でロシアと進めたいと望んでいる。つまり、ロシア製兵器の方が安価
であり、性能が優れているという判断を中東各国は下しているのであろう。

確かに、日本に輸出されているオスプレイは欠陥だらけであり、F-35戦闘機は未完成製品
であるようだ。日本でアメリカ製兵器による欠陥事故が起こっていないのは、日本の技術者
たちが手を加え補修しているからではないのか。

サウジアラビアでは首都のリヤド市にイエメンから飛んで来たミサイルを、アメリカ製
迎撃ミサイルで撃ち落とそうとしたが失敗したようだ。イエメンからホウシ派が放ったという
ミサイルについて、アラブ首長国連邦は核施設には攻撃されていないというが、撃ち込まれ
ているのではないか。そして、アラブ首長国連邦の場合も、対ミサイルの迎撃ミサイルは
効果を発揮できなかったのではないか。

アメリカのマスコミはついに我慢ができなくなったからであろうか。アメリカ製兵器は大丈夫
なのかという内容の記事を掲載している。北朝鮮から核搭載のミサイルが飛んで来るかも
しれないと言われているなかで、兵器がいい加減では安全を守れないということだ。

349 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/12/10(日) 20:26:46.04 ID:1VqIR6VbT
いま世界の耳目はパレスチナのエルサレムに集まっている。そのために、他で起こっている
出来事は影が薄くなっているようだ。しかし、問題は止まってはいない。確実に動いているのだ。
アメリカでは、どうやらザッラブと司法当局との間で大分話が進んでいるようだ。ザッラブが
肝心なことを話し始めているのだ。それはアメリカの司法当局には既に伝えられているので
あろうが、公式な場でそれが出始めているということだ。

ザッラブは一連のマネーロンダリング問題はエルドアン大統領の命令で行われたものだと語り、
巨額の賄賂をトルコ側に渡し、それが政府高官の間で分配されていたということだ。
勿論、その賄賂を受け取った者たちは、エルドアン大統領であり、彼の義理の息子のベラト
経済相であり、彼の兄弟やエルドアン大統領の実子ビラールも含まれている。それ以外には、
経済大臣だったチャーラルヤン氏や他の政府高官、ハルク・バンクのトップのアッテイラ氏などだ。

ハルク・バンクの幹部の名も既に上がり、既にアメリカ当局側が一部を逮捕しているが、
問題はハルク・バンクだけでは済まなそうだ。トルコのほかの銀行名が既に挙がっている。
それらも含めて今後アメリカの制裁を受け、しかも罰金を取られるとなると、トルコ経済は
機能停止してしまうのではないか。

350 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/12/11(月) 00:13:48.82 ID:ouwFXRd2.net
トルコはシリアについて、独自の主張を持っていたが、
目まぐるしい情勢変化の中で、何度となく方針転換をし、
最後は地域の安定を優先させた。

ここにはトルコの柔軟性と、
イスラム的な性格をみてとることができる。

中世スンニ派のアシュアリー神学によると、
世界は、毎瞬間、毎瞬間、新しく創造されるという。

その都度、事物のしがらみや因果は断ち切られ、
あらゆる瞬間が新しい世界の創造的起点となるというポジティブな側面を持つ。

351 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/12/11(月) 00:15:07.95 ID:ouwFXRd2.net
>>341
シリア、ロシア
https://www.cnn.co.jp/storage/2017/11/21/65e3b11876decdb477269c8c2906f44e/russia-syria-photo-02.jpg

>>343
イラン、ロシア、トルコ
http://media.ws.irib.ir/image/4bn3ffc0d0c2a2xns7_800C450.jpg

352 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/12/11(月) 00:16:52.90 ID:ouwFXRd2.net
「イスラム国」に勝利宣言 イラク首相「全世界にとっての勝利だ」
http://www.sankei.com/photo/story/news/171210/sty1712100003-n1.html
http://www.sankei.com/photo/images/news/171210/sty1712100003-p1.jpg
2017.12.10 11:45

 イラク軍は9日、シリア国境付近の砂漠地帯で続いた過激組織「イスラム国」(IS)の掃討作戦が完了し
「イラク全土をISから解放した」と発表した。国境も管理下に置いた。
アバディ首相は「イラクだけでなく全世界にとっての勝利だ」と宣言した。
2014年6月に北部モスルを制圧して台頭、イラクとシリアに支配地域を広げ「国家樹立」を宣言したISの組織は、約3年半を経てほぼ壊滅した。
 シリアでも東部デリゾール県などの一部を除き、ISは駆逐された。
米軍主導の対IS有志国連合は9日、イラク軍の「重大な勝利」を祝福する声明を発表した。米軍はシリアなどでIS掃討作戦を続ける構えだ。
 シリアのアサド政権軍を支援して掃討作戦を続けるロシア軍のゲラシモフ参謀総長は6日、「シリア全土が解放された」と表明。
米軍のディロン報道官も4日「ISはもはや軍事的には脅威ではない」と表明している。
ディロン報道官によると、シリアとイラクに残るIS戦闘員は3千人を下回った。

英首相「歴史的瞬間」

 英国のメイ首相は9日、イラクのアバディ首相が過激派組織「イスラム国」(IS)からのイラク全土解放を宣言したことを受け
「歴史的瞬間を迎えたアバディ氏とイラク国民を祝福する」との声明を発表した。

 メイ氏は、英国が米主導の対IS有志国連合の一員として、掃討作戦やイラクの治安部隊支援で重要な役割を担ってきたと強調。
声明によると、英軍はイラクで1350回以上の空爆を実施し、治安部隊の6万人以上を訓練した。

 メイ氏は、シリアに残るISが、国境を接するイラクを「脅威にさらしている」とも指摘し、イラクへの支援継続も約束した。(共同)

353 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/12/18(月) 21:45:44.74 ID:TAgqLfMie
ナイジェリアの国立大のロースクールの卒業式に法曹鬘の下にヒジャブ(スカーフ)を
つけて出ようとした女子学生が、出席・法曹資格授与を拒否され、ネットで議論に。
Nigerian law graduate denied call to bar for wearing hijab
http://www.bbc.com/news/world-africa-42371525

ヒジャブはイスラム(宗教)への隷属の象徴、鬘は旧宗主国イギリスの慣習への
隷属の象徴なのに、後者は話題にならず。

354 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/12/29(金) 23:36:34.10 ID:ga3wlkfiS
日本がとんでもない大役を引き受けたようだ。アメリカのトランプ大統領が決定した
イスラエル・パレスチナ問題の最終解決案は、パレスチナはもとより、ほとんど全ての
アラブ諸国とイスラム諸国に拒否されることとなった。

結果的に、パレスチナ自治政府がアメリカは仲介役を果たす立場になくなったと宣言し、
多くのアラブ・イスラム諸国も、その立場を支持した。その結果は、アメリカの援助が
それら反アメリカの国々には送られることが無くなるという脅しまでかかっている。
つまり、いまのイスラエル・パレスチナ問題の状況は、完全に凍結した状態に陥った
ということだ。誰がその次のカードを切るのか、まさに世界はかたずを飲んで見ていた
ことであろう。

その難しい局面で、日本が動き出した。河野外相がイスラエルなどを訪問し、
日本でのイスラエル・パレスチナ会議を呼び掛けたのだ。正直なところ、イスラエルも
パレスチナもアメリカさえも喜んでいるのではないか。しかも、中国もこの和平問題に
関与してきている。中国は.:2国家解決:東エルサレムはパレスチナの首都:イスラエル
による入植の停止:パレスチナ住民の対する暴力の停止、などを提案している。

今回の東京会議が開催された場合、成功のカギは経済援助であろうが、どうイスラ
エルとパレスチナのメンツを保つかということであろう。まさに日本の外交力と頭脳が
問われるということだ。

355 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/03(水) 11:22:30.91 ID:AIbFl3d4R
イランの国内状況は危険水域に突入したのではないか。既にデモ参加者たちは
ロウハーニ大統領と、間接的ではあるがハメネイ師を非難し始めているのだ。
一部軍や警察署も襲撃され武器が奪われたという情報も伝えられている。

また、デモ隊に対して警察が実弾を発砲してもいるのだ。加えて、イランのクルド
組織PJAKがデモを支援する、と戦闘体制を取り始めているのだ。彼らは本格的な
戦闘集団であり、彼らの背後にはトルコのPKKが控えており、PKKの参戦もありうる
と考えている専門家もいる。

また、イランのノーベル賞受賞者であるエバデイ女史もデモが激化することを予測
している。確かにそうであろう。デモは一部地方都市だけではなく全国に広がっており、
首都テヘランでも始まっているのだ。

こうしたデモが大規模化していくには流血が決め手となろうが、既に10人あるいは
12人が犠牲になったと伝えられており、負傷者の数は相当なレベルに達していよう。
また逮捕者の数も50人を超えたと報じられている。

いまのところロウハーニ大統領がデモを止めろと呼びかけても何の効果も無く、
デモは逆に拡大しているようだ。このデモのなかで初めて警官の死亡が伝えられ
ているほどであり、いかにデモが激しさを増してきているのか分かろう。

このような騒乱が起こると決まって外国の陰謀関与が非難されるが、イランの場合
も然りであり、イラン政府はアメリカとイスラエルの関与を声高に非難している。
そもそも今回のイランのデモは、国民の失業、物価高、政府高官の汚職などに
対する抗議行動として始まったものであり、原因そのものはイランにあったわけだ。
それにアメリカ・イスラエルが関与していることは事実であろうが、後付けではないのか。

ただ腑に落ちないのは、デモが一斉に全国規模で始まっているということだ。
つまり、何らかの組織がデモを起こしたのであろうと思われる点だ。

356 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/04(木) 09:49:06.77 ID:yvOatKzWy
突然、ヨルダン国王の兄弟2人が要職を解かれ、名誉将軍に降格された。この事に加え、
親戚の一人もその職を解かれている。これだけなら早期退職のような話に聞こえるのだが、
事実はそうではないようだ。彼らは逮捕され、拘留されている可能性が高いのだ。

実は、今回起こっていることは大分前から始まっていたのではないかと思われる。
先月、アメリカのトランプ大統領がエルサレムはイスラエルの首都であると認め、
その決定をアラブ各国が賛同するよう裏でサウジアラビアが手をまわしていたが、
反対派は多く、ヨルダン国王はその急先鋒であったのだ。

エルサレムはヨルダン王家の管轄化であり、サウジアラビアが将来について勝手に
決めることはできないというのがヨルダン国王の立場であったろう。しかも、エルサレムは
イスラム教の最初のキブラ(礼拝方向)でもある、第三の聖地なのだ。

そして、このことに怒ったヨルダン国王は、トルコのエルドアン大統領が主催したOIC会議に
参加したが、そこにはサウジアラビアからもアラブ首長国連邦からも高官の参加は無かった。
湾岸諸国から参加したのはカタールだけであった。多分、OIC会議の折に、トルコとヨルダン
とタールの間ではサウジアラビアにどう対応するかが話し合われたのであろう。

そう考えないと、これまでサウジアラビアの経済援助におんぶに抱っこだったヨルダンが
喧嘩を売るとは思えないからだ。政治的軍事的にはトルコがサポートし、経済的には
カタールがサウジアラビアに代わってヨルダンを支援するということに話が付いたからこそ、
思い切った対応がとられたのではないのか。

ヨルダンの二人のプリンスや親族は、サウンジアラビアやアラブ首長国連邦の皇太子たち
と極めて親しい関係にあったようだ。彼らの間では、ヨルダンのアブドッラー国王体制打倒
の話が出たのであろう。そうでなければ今回のような強硬措置は採られまい。

アブドッラー国王は自分の命運をかけた勝負に出たということであろう。そして、この勝負
にはアメリカも裏で関係しているものと思われる。ヨルダンの王制を倒せば後はヨルダンを
パレスチナ人の国家として、イスラエルはパレスチナ人をヨルダン川西岸地区から追放
できるようになる、ということではないのか。

357 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/05(金) 19:18:40.97 ID:DDLu/nofE
トランプ大統領が中東和平の遅延に業を煮やし、パレスチナ自治政府に圧力をかけた。
曰く『和平を望まない者に10億ドルもの援助をくれてやるのは馬鹿らしい。』
確かに彼の主張には一理あろう。これまで長い間パレスチナは各国から莫大な援助を受け
取ってきていた。パレスチナ自治政府幹部は革命貴族の生活を送ってきているのだ。
アラファト議長ですら、死後彼の資産が40億ドルを超えていたと報じられている。

今回のパレスチナ援助停止恫喝に対して、アッバース議長は『結構だ受け取らない。』
と啖呵を切って見せた。彼は『金のために名誉や父祖の地を投げ出す気はない。』とも
言って見せた。その通りであろう。ここでひるんで腰を折っては、パレスチナ人全体の
名誉が失われることになるからだ。しかし、現実は甘くなかろう。アメリカからの援助が
世界中で最高額に達しているからだ。

アメリカ3・65億ドル、EU1・43億ドル、ドイツ7600万ドル、スエーデン3600万ドル、英6000万ドル、
サウジアラビア6100万ドル日本4300万ドル、後にはスイスノルウエーオランダなどが続いている。
アメリカの援助は世界からの援助の40%台であろうか。これが無くなった後で、その穴を埋め
られる国として期待できるのは、中国であり、ロシア、サウジアラビアといったところであろが、
これらの国にも限度があろう。つまり、もしアメリカが発表した通りに実行すれば、パレスチナ
自治政府は財政が破綻し、パレスチナ人は餓死するということであろう。

そのような事態が現実には起こらないが、そうなった段階でアッバース議長は自分の隠し金を
どれだけ大衆のために出すのであろうか。彼の懐にも何十億ドルという金があるはずだ。
つまり、彼の隠し金は世界からの援助総額の何年分かにあたるということだ。それを湾岸産油
諸国の首脳たちが知らないはずはない。馬鹿らしいからもう援助を減らすか止めたいというのが
本音であり、それを知っているトランプ大統領が思い切った発言をしたのであろう。

世界中から巨額の援助を受ける国々は、自助努力などバカらしくてやっていられない、
援助をもらったほうが得だと考えているのだ。援助大国日本はもうそれを自慢するのは
止めた方が良かろう。韓国等で既に十分経験しているではないか。

358 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/07(日) 13:37:55.00 ID:tt/ScEpYw
エジプトとスーダンの関係が緊張してきている。その傾向は両国と接するエリトリアの
国境での問題だ。スーダン軍はエリトリアとの国境地帯に数千人の軍人を送り込んだ。
それはエリトリアがエジプ・アラブ首長国連邦との協力関係に合意した結果だった。

スーダン軍はエリトリアの東部カッサラの街に陣地を構え国境を閉鎖したのだが、
同じくエチオピアもエリトリアとの国境を閉鎖している。スーダンのバシール大統領は、
カッサラとコルドファンに非常事態宣言を出している。エリトリア軍はエジプト軍の支援を
受けていると伝えられている。そして、エジプトとUAEは軍事協力関係にあるのだ。

最近、エジプト軍とUAE軍、それにスーダンの反政府組織とエリトリアの治安担当者
たちが、合同会議をサワ基地で開催したと伝えられている。この各国の緊急の動きの
裏には、トルコのエルドアン大統領による昨年12月のスーダン訪問が関係しているようだ。

その際、トルコとスーダンとの間では、紅海に浮かぶスアキン島の譲渡が合意された。
スアキン島はオスマン帝国時代にトルコが領有していたわけだが、200年ぶりにトルコ
に戻ったということだ。トルコとスーダンは島の譲渡について、その後は観光地にする、
小巡礼のベースにすると言っているが、多分に軍事基地として使われる可能性が高い。
トルコはスーダンに軍事訓練基地を5000万ドル投資して設立することを合意している。
つまり、紅海からアフリカにかけて軍事影響力を拡大していく意思があるということだ。

しかしスーダン側はエジプトが突然軍事攻撃をかけてくる危険性があると警告している。
それはエジプトとスーダンとの間には、エチオピアの建設しているルネッサンス・ダム
問題で立場に違いがあるからだ。このダムが完成すれば、エジプトに流れてくるナイル
川の水量は大幅に減少する見込みだ。それはエジプトにとっては死活問題なのだ。

エジプトやアラブ湾岸諸国のマスコミは、スーダンがトルコやイラン、そしてカタールと
協力関係を強化していくことを警戒するニュースを伝えている。もし、トルコとカタール、
スーダンが軍事協力すれば、そこにイランが介入し、紅海周辺はトルコに加えイランの
影響力も強くなるということだ。それはサウジアラビアにとっても大きな不安だろう。

359 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/09(火) 08:29:57.44 ID:LVRUzdmuW
アラブ世界各国の統一した見解は、パレスチナの首都をエルサレムとするという
ことなのだが、最近エジプトは、首都をエルサレムではなくラマッラにすべきだと
言い出しているということが、ニューヨーク・タイムズ紙によってすっぱ抜かれた。

このエジプト側の立場は、録音レープがあり動かしようがないようだ。その事に
ついてアラブ世界では、エジプトがついに本音を吐いたと評している。つまり、
パレスチナがエルサレムを首都とすることに固執するために、イスラエルとの
和平が進展しない。パレスチナ自治政府はいま本部を置いているラマッラを
首都にすればいいではないか、という考えだ。

アラブ諸国はエルサレムがイスラム教の聖地であることへのこだわりはあるが、
パレスチナ国家の首都にしなければならないとは考えなくなってきている、という
ことであろう。エルサレムは国際管理下の聖地としての役割を果たせれば良い
ということであろうか。

360 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/12(金) 09:25:58.32 ID:UAxG2GauB
トルコの保守党MHPを離脱してIYI党を結成したアクシェネル党首は、IYI党が既に
20・5パーセントの支持を得ていると語った。彼女に言わせると、IYI党は結党前の
段階で、既に19・5パーセントの支持を集めていたということだ。

このIYI党から当然のこととしてアクシェネル女史が大統領選挙に立候補すること
になっているが、エルドアン大統領にとっては苦しい戦いになることが予想される。
野党第一党CHPの支持者も28パーセント程度だったので、IYIとCHPを合わせれば
半数に近くなり、エルドアン大統領のAKPを上回る可能性もあるのだ。

アクシェネル女史が抜けたMHP党は、党首自らがエルドアン大統領を次期の
大統領選挙では党を挙げて支持すると早々に宣言している。それはエルドアン
大統領を喜ばせているが、同時に苦戦の不安も抱えているのではないか。

MHP党の党首は、自党から離脱したアクシェネル女史が大統領選挙に立候補
することを明らかにしたため、エルドアン大統領の怒りを買うことを恐れての
支持表明だった可能性もあろう。

361 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/15(月) 23:14:34.30 ID:eGRtDPkNy
アメリカがSDFの戦闘員を訓練してシリアとトルコの国境に配備する計画を立て、
既にSDF戦闘員の訓練に入っている。このことは当然トルコ政府を激怒させている。
大統領のスポークスマンであるイブラヒム・カルンは『このことは地域の位置付けを
変えてしまう。』とクレームをつけている。実はこの前の段階では、トルコ政府が
アメリカ領事を呼び出し、事実説明を求めている。

現在SDFの230人の戦闘員がアメリカ軍の訓練を受けている。アメリカに言わせれば、
彼らは自宅のそばの安全を確保するために徴用されるということだ。アメリカ軍の
計画によれば、SDFの15000人の戦闘員が、この任務につく予定だ。

トルコ政府にしてみれば、このSDFの新組織部隊がIS対応の目的ではなく、シリア
北部のクルド自治区固定(将来的にはクルドの独立)のための部隊だと考えている。
それは同時に、トルコとの間で戦闘を展開する可能性が高いということだ。

SDFはYPG(クルドの戦闘部隊)と特別な関係にある。SDFの実質はクルドのYPG
なのだ。アメリカはYPGではトルコ側に対しての説明がし難いために、クルドや
アラブ・トルコマンなどの混成部隊がSDFだと説明しているのだ。

このSDFからの選り抜きの戦闘員によって構成される特別部隊の結成は、
アメリカのトルコに対する明らかな敵意の表れであろう。このことは今後、アメリカ
とトルコが明らかな敵対関係になっていくことを意味しているものだと思われる。

アメリカは既に、シリア北部の10か所以上に軍事基地を建設しており、長期に駐留
する方針であり、その傭兵としてSDFを訓練し、クルド人にこの地域を治めさせる
ことによる間接統治を考えているのであろう。

362 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/18(木) 00:05:05.52 ID:sRnqDxiX9
アメリカ政府がSDF(YPGの関連組織)を拡大し訓練して、トルコ・シリア国境の防衛軍を
結成しているが、ここにきてとんでもない情報が流れ出してきている。それは国境防衛軍
にISが参加する(している)という情報だ。

シリアやイラクで敗退したISは、その後、シリアとイラクの各地に散らばっているが、
そのうちの相当数がこの国境防衛軍に参加する方向であり、すでに参加している者も
いるということだ。実はデルズールの戦闘の後、斬首死体が発見されたのだ。
この手法はIS以外にはやらないことから、戦闘員の中にISの残党が参加しているという
話が真実味を持ってきているのだ。

ISは殲滅されたかのように伝えられているが、そうでもないらしく、最近ではイドリブでも
彼らの姿が目立ち始め、ISは戦闘を再開させると言い出しているのだ。

そもそも、このISの国境防衛軍への参加という話は、根も葉も無い話ではない。
ISはアメリカによって結成された組織であり、これまでクルド・ミリシアとのなれ合い戦を
やってきているのだ。クルド・ミリシアが突然大善戦し世界の関心を集めたのは、シリア
北部のコバネの戦いだったが、それまで負けを知らなかったIS軍が、あっけなく新生の
クルド・ミリシアに負けたのだ。つまりISもクルド・ミリシアも、アメリカによって支えられて
いる組織だということだ。しかも、クルドもISも、反アサドの立場で戦ってきているのだ。

NATO代表は国境防衛軍の結成について、『国境防衛軍結成については何の相談も
アメリカから受けなかった。』つまり、関与していないと言っている。それはそうであろう。
NATOが関与していたということになれば、トルコもNATOのメンバー国であることから、
大問題になろう。アメリカの考える中東政策が、いかにでたらめであるかということが、
この一件からも分かろう。

363 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/19(金) 22:42:45.47 ID:rKXyOPyO8
イスラエルでは今、大量のマリファナの生産が行われているのだが、市場は全くない
状態だ。これを外国に輸出しなければ、生産者は倒産に追い込まれる。もし売れれば、
何十億シェケルにもなるのだ。そこでイスラエル政府は、薬用マリファナということで
外国に輸出しようと考え始めている。それが進まなければ、マリファナは闇市場に流れ、
多くの麻薬密売者が登場することになるのだ。

このニュースを読んだ時に考えたのは、イギリスがアヘンを清国に売るために始めた
アヘン戦争のことだ。結果的にイギリスは香港を抑え、最近まで占領下に置いていた。
イスラエルはそこまで武力に訴えることは無いと思うが、彼らは国際合意を生み出して
合法的に輸出(買わせる)することを画策しよう。例えば癌の末期患者に投与する
ことにより、痛みを抑えるといった方法だ。

日本にそれが入ってくれば、医療用だけではなく、本来の麻薬として多用される
危険性があろう。特に若者の間では、合法麻薬ということで、まる危険性が高い
のではないか。

アルジェリアでも同じような麻薬問題が持ち上がってきている。オエイヒ首相は麻薬
対策を進めているのだが、どうもスムーズにはいっていないようだ。地域の首長を
集めて会議を開いても効果はない。それを阻止するには、隣国モロッコとの協力が
必要だということであり、オエイヒ首相はモロッコ政府と話し合いを始めている。

このことはヨーロッパにとっても大問題であろう。モロッコやアルジェリアからは
旧植民地ということもあり、多くの国民がフランスに、れ込んでいるからだ。
彼らが麻薬をフランスに持ち込めば、阻止することは大変であろう。

心配なのは、この麻薬密売にISが関与していないかということだ。ISはリビアや
アルジェリアの南部に潜入しており、十分に考えられる状況にあるのだ。

364 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/21(日) 00:05:56.61 ID:kxe2Kg2on
ヨルダンで1月17日、突然運輸相が首になった。首になった理由は何も説明されていない。
これで閣僚の辞任が5人続いたということようだ。もともと、ヨルダンでは国内に問題が
発生すれば、首相を更迭して新しい首相が立てられることは珍しくない。ヨルダン国王は
そうすることで、国民の不満が自分に向かってくることを抑えてきていたのだ。

今回の場合もどうやら同じ理由が運輸相の首を切らせたようだ。ヨルダン政府がパンを
始めとする消費物資の値上げを計画しており、それが実施されれば国民の政府に対する
反発は大きくなろう。

今回、ヨルダン政府が消費物資の値上げに踏み切るのは、アラブ湾岸諸国、中でも
サウジアラビアからの援助が削減されている結果であろう。サウジアラビア政府は
つい最近、大問題になったエルサレムについて、ヨルダン政府がエルサレムの管理を
することに反対していたのだ。

サウジアラビア政府としてはメッカ、メジナという2大聖地の管理者に加え、三つ目の
聖地エルサレムも自国の管理下に置きたいということであったろう。しかし、それは
常識的には許されまい。なぜならばヨルダンは長きに渡ってエルサレムを管理して
きているからだ。サウジアラビアがエルサレムの管理権をヨルダンから奪おうとしている
のは、ムハンマド・ビン・サルマン皇太子がアメリカとの関係が強いことをいいことに、
勝手な振る舞いに出ているためであろう。

今回のヨルダンの運輸相更迭は、そのとばっちりを受けたものであろうが、近い将来、
政府そのものが組み換え命令を受ける可能性があろう。それだけヨルダンの国内政治は
複雑になってきているということだ。

365 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/22(月) 22:49:40.36 ID:+AWdqQwNg
トルコ軍がシリア北部に軍を進攻させて既に3日目になろうとしているが、何が目的なので
あろうか。トルコ軍は既にアフリンを含むシリア領内30キロの地域を制圧したと発表している。
多分、トルコは戦後もその占領地域を支配し続けるのであろう。

トルコのシリア領土への執着は、オスマン帝国の夢を追うことから起こっているのであろう。
勿論、それでは国際的に通用する訳は無く、あくまでも自国の安全確保だと言わざるを得まい。
そうしたトルコの本音を周辺諸国は分かっているし、それ以外の国々も分かっていよう。

イランはシリアに対して特別の関心を抱いている国だが、当然、今回の侵攻に反対している。
アメリカも同様に侵攻作戦を早急に止めろと叫んでいる。それはトルコ軍のシリア侵攻で、
アメリカが創設しつつある国境警備軍が崩壊するからであろう。国境警備軍はほとんどが
クルド人によって結成されている、アメリカの傭兵軍のようなものだ。
エジプトも侵攻について反対しているが、それは、トルコがアラブの国に侵攻し支配する
ことが許されれば、他のアラブの国々にも同じようにトルコは軍を派兵し支配するようになる
危険性があるからだ。

ロシアはいまのところ沈黙を保っているが、それはトルコをアメリカの同盟国から外すため
であろう。しかし、事態が進展しシリアのアサド体制にとって危険な状況が出てくれば、
ロシアは反トルコに回るであろう。現段階では、クルドが力を付け過ぎてシリア国内で
分離独立に至ることをトルコが阻止していることが、ロシアをしてトルコの軍事侵攻に沈黙を
守らせているのではないか。これまでシリア政府が、クルドの動きを放置していたのは、
対ISからであったろうが、いまではIS問題はほぼ解決しており、シリアにとって次の敵は
クルドということになるからだ。

これからはもっと本格的に国際的なトルコ非難が広がって行こうが、必ずしもそれが
論理的とは言えまい。イランはシリア軍の要請ということだが、シリアに軍を派兵しているし、
アメリカはシリア政府の立場を無視してシリア国内に国境警備軍 (傭兵軍)を創設し、
シリア国内に10箇所以上も軍事基地を創設しているからだ。
そこには何の正統な論理もない、力だけがものを言う状態があるだけだ。

366 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/26(金) 22:46:57.75 ID:Z8Ul42jDf
アメリカは最近のトルコ軍の動きに神経質になっており、一方ではトルコに自制を求め、
他方ではトルコを非難している。しかし、アメリカが非難するトルコの軍事行動をヨーロッパ
の多くの国々が『自国防衛の当然の権利だ。』と、トルコを擁護するようになってきている。

そうなるとアメリカの軍や傭兵、情報部員や外交官が危険に直面することになろう。
だからアメリカはトルコに対して自制を求めることを繰り返しているのだ。

だが、アメリカもトルコに自制を求めながら、SDFやYPG、ISに対する支援を止めていない。
相変わらず、アメリカはこれまでテロリスト組織だと非難していた各組織に、武器の供与を
続けているのだ。YPGに対する武器の供与について、トルコは再三に渡ってアメリカに
止めるように要請したが、まだ続いているのだ。

どうもこうしたことを考えると、実はアメリカとヨーロッパ諸国、ロシアは裏で連絡しあい、
トルコをアメリカとの戦争に押しやるように動いているのではないか、とさえ思えてくる。
そう思えるほどトルコはアメリカやヨーロッパから嫌われているのだ。その原因を作った
のはエルドアン大統領であり、最初にそれを支援したのはアメリカだったのだ。

マッチ・ポンプという言葉があるが、まさにトルコとアメリカとの関係はマッチ・ポンプであろう。
そのマッチ・ポンプの裏で苦しい状況に追いやられているのは、シリア人でありクルド人なのだ。

367 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/01/31(水) 23:57:55.85 ID:sHkub4AeQ
トルコがシリアに軍事侵攻したことは誰もが知っていよう。またトルコがイラクについても
軍事的に関与していることも知っていよう。そしてトルコがカタールに軍を派兵していることも
公になっており、多くの人が知っていよう。しかし、トルコがリビアの内戦に関与していることは、
あまり知られていまい。その状況に関する情報が漏れ始めている。

トルコはギリシャ、オマーン、ジブチなどの港を経由して、リビアに武器弾薬爆発物を
届けているのだ。そして、その荷物の行き先はリビアのミスラタだ。これらの武器弾薬を
リビアに輸出しているのは、トルコの武器メーカーであるトルン社とヤウシュチャラル社であり、
トルン社はコンテナ二箱に詰めた5000丁の武器を送り、ヤウシュチャラル社は50万発の
爆発物を送ったようだ。

ヤウシュチャラル社はラテフ・アラル・アリシュなる人物が介在して、このビジネスを進めた
ようだが、この人物はエルドアン大統領と極めて近い関係にあるようだ。また、エルドアンの
義理の子息であるベラト(エネルギー大臣)もこのビジネスに関与しており、彼は倒産の
瀬戸際にあった貨物船会社に働きかけ、負債を帳消しにすることを条件に武器の輸送を
依頼したようだ。このビジネスには在ベンガジ・トルコ領事館のアリー・ダウトール領事も
関係しており、彼は船会社に圧力をかける役割を担っていたということだ。
従ってこの武器密輸取引は、トルコのトップ・シークレット事項であったということだ。

トルコがリビアとの関係の中で行ったことは、これだけではない。リビア人の戦闘員に
トルコ・パスポートを偽造して与えていたし、トルコ経由でシリアやイラクに入ることも
黙認するどころか支援していたのだ。情報によれば、アルカーイダもISの戦闘員もトルコ・
パスポートを使ってリビアから欧州に入り、その後トルコを経由して戦闘地域であるシリア
やイラクに入っていたということだ。これにはリビアのミリタント組織も関与していたのだ。

トルコのエルドアン大統領が、ここまでリビアに関与しているということは、それが金儲けに
繋がるからに他ならない。金儲けは麻薬のように人の感覚を狂わせるのかもしれない。

368 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/01(木) 14:15:39.78 ID:sPv0gf56.net
一神教は元々野蛮な宗教だがイスラムはその中ではもっとも寛容だった。
古代イスラエル王国はカナンの地で原住民を皆殺しを行いユダヤ人が建設した国
キリスト教徒は十字軍を中東に送り殺戮のかぎりを尽くした。
また新大陸では異教徒を人間扱いせず殺戮・奴隷とした。魔女狩りすらあった。
その頃ならイスラム教徒のほうがまだ文明的だった。
問題は世界が信仰を捨て人間中心(世俗化)になり、より寛容になったこと。
しかしムスリムは変われない。クルアーンを無視できないし棄教・改宗は死刑
結果的に最も野蛮になってしまった。彼等は何も変わっていない世界が変わっただけ
彼等との共存は分離しかない。国家単位で分離しお互いに移住するべきではない。
それだけが平和共存の道、世界はムスリムを封じ込めるべき。お互いの為に

369 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/10(土) 12:22:28.96 ID:NMu9dzOQ/
メッカとメジナはサウジアラビアが管理するイスラム教の二大聖地であり、
その事はサウジアラビア政府にとって最も誇りとしていることであろう。
そのため、サウジアラビアでは国王に対する呼称は『メッカ・メジナの聖地を
管理する者=ハーデム・ハラマイニ・シャリーファイニ』とされている。

もう一つのイスラム教の聖地はエルサレムであり、こちらはヨルダンの王家が
管理してきていたが、その事をアラブ連盟で正式に認めてもらおうとヨルダン
国王が動き出すと、サウジアラビアはそれに反対している。サウジアラビア
王家の考えでは、メッカ、メジナに次いで、エルサレムも管理下に置き、
完全にイスラム教を支配する形にしたいからであろう。

サウジアラビアが聖地の管理者であることにこれだけ拘っているなかで、
カタールが『二大聖地は国際管理下に置くべきだ。』と言い出している。
以前にはイランが、メッカ巡礼で多数の犠牲者を出すという事故が起こった後、
『サウジアラビアにはメッカを管理する能力は無く、国際管理にすべきだ。』
と主張し始めていた。

カタールの二大聖地国際管理案提案に対して、サウジアラビアとバハレーンは
『その発言は宣戦布告と同じだ』と激怒している。実はその事が問題なのだ。
サウジアラビアとアラブ首長国連邦、そしてバーレーンやエジプトが一体となって
カタールを追い込んでいるが、それはカタールがイランとの関係を進めている
からだった。そうした背景のなかで、カタールが二大聖地の管理にクレームを付け、
しかも、それはイランと同じ立場であり、つまり、共同歩調を採っているとなると、
話は簡単ではなくなる。

ますます緊張関係を高めているなかで、サウジアラビアとアラブ首長国連邦、
そしてバーレーンが共同で軍事訓練を行うことになった。これはどう考えても
カタールに対する軍事恫喝であろう。それが今後何処までサウジアラビア側と
カタールとの緊張を高めていくのか気がかりだ。何と言ってもこの地域は、
日本の最大のエネルギー供給源なのだから。

370 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/13(火) 17:28:39.04 ID:3n/ShCHl0
トルコとアメリカが軍事衝突を起こす、危険な状況が発生している。
これはアフリンではなく、アフリンの次のトルコのターゲットになるマンビジュを巡ってだ。

マンビジュには多数のアメリカ兵と外交官が集まっている。このため、マンビジュは
クルドにとって重要な拠点となっている。アメリカはマンビジュのクルドミリシアが主体の
SDFに対して大量の武器を供与し続けている。

これに対してトルコ側は、マンビジュに進攻するのでアメリカ軍は出て行けと主張している。
トルコにしてみれば、何としてもマンビジュを手に入れたい、と考えているのであろう。
そのトルコの主張の正当な根拠は、オスマン帝国時代の領土であったことであろう。

エルドアン大統領は、『アメリカに対してマンビジュから出るよう即したが、彼らはトルコ側
に対して、マンビジュに来るなと言っている。我々はマンビジュを正当な者に引き渡すために
進攻するのだ。』と主張している。また、『アメリカ兵はクルドの戦闘服を着用している。
それではアメリカ兵がターゲットになっても仕方あるまい。』とも語っている。
つまり、エルドアン大統領は必要とあれば、マンビジュのアメリカ兵を殺害する意思を
持っている、ということだ。

トルコ軍の支援するFSA(自由シリア軍)は20000人、アメリカ兵は2000人だが、トルコ軍
とFSAとの合同軍とアメリカ兵が戦うことになるかもしれないのだ。トルコ軍とアメリカ軍が
衝突しなくても、アフリンではアメリカが支援するISとトルコ・FSA合同軍が衝突し、ISには
相当の被害が発生する可能性が高いということだ。

こうした状況は、アメリカが支援するアラブ軍やSDF(実態はクルドミリシア)を弱体化
させることにも繋がろう。マンビジュのアラブ軍は実態がクルド・ミリシアであり、彼らは
YPGがバック・グランドだ。そして、そのリーダーはムハンマド・アブー・アデルという
クルド人なのだ。

これでは、トルコ側が強硬な立場を崩さないのは分からないこともない。しかし、だからと
いって、アメリカは自国の方針を変えようとも思えない。トルコ軍がアメリカ軍と軍事衝突
するとは考え難いが、相当緊張する段階が発生するであろうことは予測できよう。

371 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/17(土) 22:54:43.37 ID:9BhVN4DGw
イスラエルは建国以来、最大の危機に直面しているのではないだろうか。
これまでイスラエルが直面してきた危機は、アラブとの戦い(中東戦争)であり、
パレスチナ・ゲリラとの戦いだった。しかし、今の状況はそんな生易しいものではない。
敵はアラブやパレスチナばかりではなく、イランであり、シリアであり、ヘズブラであり、
そしてロシアなのだ。これらの国々が敵に回り、しかも、イスラエルとの国境近くに
軍事基地を持ち始めているのだ。

他方、イスラエルはというと、国が豊かになった為に国民は戦争をしたく無くなっている。
中東戦争が第一次から第三次の段階では、イスラエル国民は必死で自国を守るために
戦ったのだが、第四次以降はこれといった勝利を収めていない。そして、1982年以降に
起こったレバノンのヘズブラとの戦争では、明らかに負けていた。戦後、イスラエル国内
では、軍や政府高官が責任逃れに必死になり、敗因を究明しようとはしなかった。

こうした状況に加え、懸念はアメリカの経済状態だ。世界中で問題が起こり、それぞれ
にアメリカが関与しているのは明らかだが、アメリカは問題の解決をしているのではなく、
問題の当事国に対して、いかに武器を売り付けるかに汲々としているのではないか。

中東問題は、これまでアメリカにとって大きな経済的負担となってきていた。イスラエル
への援助、パレスチナへの援助、周辺諸国への援助と、援助件数が多過ぎたのだ。
もし、私がトランプ大統領であったら、中東問題は放り出したい、ということになるのでは
ないのか。そして、それは『自分たちの問題は自分たちで解決しろ。』ということであろう。
トランプ大統領が言った『エルサレムはイスラエルの首都だ。』という発言は、そういう
事であろう。イスラエルは今自分の努力で、パレスチ問題を解決しなければならなく
なっている、ということだ。

イスラエルがその努力をしなければ、アメリカでホロコーストが起こるかもしれない。

372 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/18(日) 23:44:22.25 ID:UB16ppOrU
トルコのアフヨン市で行われた与党AKPの党大会で、エルドアン大統領はシリアの
アフリン作戦は、ほぼ勝利が確実になったと語った。果たして、そうなのであろうか。
そうであれば、それに越したことは無い。若者の血を流す必要が無くなるのだから。

エルドアン大統領はアフリン作戦でYPGを打倒し終えるところだと語っている。
トルコ軍の勝利について具体的には、トルコ軍がシリアで既に300平方キロメートル
の領土を解放したと語っている。

エルドアン大統領は、シリア侵攻の目的はトルコ在住のシリア難民300万人を
シリアに帰国させてやることだ、とも語った。そして彼らの安全を確保してやること
だと語り、トルコにはシリアに対する領土的野心は無いとも語った。

トルコのエルドアン大統領にとっては、シリアへの軍事侵攻は大きな賭けであった
ものと思われる。決して良くない経済状態のなかで軍を外国に派兵するということは
大変な負担になるし、トルコの兵士が死亡することは大統領に対する国民の不満が
爆発することにも繋がるからだ。

そうしたこともあり、早仕舞いしたかったのではあろうが、そう上手い具合に勝利の
形を保持しながら軍を撤収させることが出来るのだろうか。そして、その後にトルコ
国民に対して、どう作戦が必要だったかを説明するのだろうか。足長叔父さんだけ
では通用しないのが、トルコの国民感情であろう。

373 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/20(火) 23:43:45.22 ID:lKPfGgBWl
トルコがシリアのアフリン作戦で窮地に立ちそうな状況が発生してきている。
それは、1月19日に戦闘を開始して以来、初めての状況なのだ。

トルコ軍によるアフリン攻撃を受け、クルド組織がシリア政府と交渉して、
シリアをトルコから守ろうと言い出したのだ。クルド側が語るところによれば、
シリア政府との合意は成立しており、2〜3日以内にシリア軍がアフリンの
戦列に加わるということだ。現在のシリア軍は以前とは異なり、ロシアから
兵器の供与を受け、相当に強化されている。先日もイスラエル軍機が
シリア軍によってミサイル攻撃を受け撃墜されているのだ。

トルコはアフリン作戦に、陸軍だけではなく空軍も投入する方針であろうが、
その場合にはトルコの空軍機の損失が目立つことになるのではないか。
勿論、戦闘機だけではなく、巨額の訓練費をかけて訓練したパイロットも
犠牲になるということであり、トルコ政府にとってはそう簡単に動き出せない
ということになるのではないのか。

アフリンでの作戦で、トルコ軍は手痛い敗北を喫するかもしれない。
エルドアン大統領が高らかに宣言しているような、ネオ・オスマン帝国軍の
進撃は挫折するかもしれない。

374 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/27(火) 00:08:00.75 ID:GAPEQCvgc
エジプトとイスラエル政府が、大型のガス取引契約を結んだ。
しかし、その詳細について、エジプト政府は国民に明かそうとしていない。

その理由は二つ三つ考えられる。一番簡単な理由は、イスラエルのガス資源が
実はレバノンとの係争地から産出されるものだということだ。従って、その契約
内容を公にすれば、レバノン政府から非難される可能性があるということだ。

第二の理由として考えられることは、エジプト国民の感情問題だ。1979年に
エジプトとイスラエルは平和条約を結んだとはいえ、いまだ多くのエジプト国民は
イスラエルに対して敵対感情を抱いているのだ。その敵であるイスラエルから
大量のガスを購入するということは、まさに敵に塩を送る行為だということになろう。

加えて、潜在的敵国であるイスラエルにエネルギー資源を依存するということは、
極めて危険ではないかということになろう。もしエジプトとイスラエルとの間に何か
問題が発生すれば、ガスはイスラエルが止めることになり、その途端にエジプトは
エネルギー危機に落ち込むことになるからだ。それではエジプトはイスラエルに
対して弱い立場に立たされるということになろう。

375 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/02/27(火) 22:49:45.75 ID:GAPEQCvgc
レバノンのシーア派の高僧イマーム・ム−サ・サドル師がリビアで消えて以来、既に
40年の歳月が過ぎ去った。彼は二人のレバノン人が同行してリビアを訪問していた。
一人はシェイク・ムハンマド・ヤアコウブ、もう一人はジャーナリストのアッバース・
バドルッデーン氏だった。彼らは公式訪問者としてリビアを訪問していたのだ。
だが彼らもリビアで消えている。

当初、サドル師は刑務所に入れられていたという情報が流れたが、その後の彼に
ついては全く情報が無い状態になっている。その結果、多くの人たちはサドル師は
処刑されたのであろうと考えていた。しかし、ここに来てサドル師の娘ホウラ・サドル
女史が、『父は生きている。』と言い出したのだ。彼女に言わせると、生きている証拠
の書類が出てきているし、彼は刑務所に収監されているはずだというのだ。

サドル師がリビアで消えた当時、リビアの首相はアブドッサラーム・ジャッルード氏
だった。彼は1977年まで首相職にあったカダフィ大佐に次ぐ実力者だった。
従って、ジャッルード氏はサドル師が消えたことについて知っているはずだと
見なされている。しかし、彼は1995年以来、表に顔を出さないようになっている。

このサドル師に関する問題がレバノン国内で再表面化したのは、彼が消えて39年
が経過した記念日に、シーア派の政治家ナビ・ベッリ氏が語ったことによる。それを
レバノンのマスコミが取り上げたことによリ、再度大きな関心を呼ぶようになったのだ。
そもそも、サドル師はレバノンのシーア派ミリシアであるアマルを1974年に結成した
人物であり、シーア派国民の間では伝説の英雄という見方がなされている。

レバノン政府はこの問題を調査をする方向にあるのだが,現在のリビアは内戦状態
にあるため、とても調査に入れる状況には無い。それでこの問題が放置されている
ということだ。いまサドル師の消息を調べる上で最も有力な手がかりとなりうる人物は、
カダフィ大佐の息子ハンニバルだ。彼は現在、レバノンの刑務所に収監されているのだ。

サドル師の娘の父親への愛が、この不可解な問題に結論を出せるのであろうか。

376 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/03(土) 22:22:30.99 ID:WrHSzI6b7
イギリスのウイリアム王子が、この夏にイスラエル、ヨルダン、そしてパレスチナの
ヨルダン川西岸地区を訪問することが明らかになった。ヨルダン川西岸地区訪問は、
マハムード・アッバース議長の招待によるものだということだ。

ウイリアム王子の今回の中東歴訪は、エリザベス女王の依頼によるものだという
ことであり、特別な意味合いがあるものと思われる。この訪問の前には、アメリカが
大使館をテルアビブからエルサレムに移転することになっている。
アメリカ大使館のエルサレムへの移転は5月14日であり、それは大使館とは言っても
仮設であり大使館のようなもので、最終的なものではない。従って、ウイリアム王子の
訪問の方が大きな意味を持つことになるようだ。

そもそも、イスラエル国家の建国は、イギリスがユダヤ人に対して『国を持たせる。
=ナショナル・ホームランドを持たせる。』と言い、実際にそれが実現して誕生して
いるのだ。その根源は、イギリスのバルフォア卿がユダヤ人の代表に語った
バルフォア宣言だが、このことに対してパレスチナ側は、イギリスに責任があるし、
しかるべき賠償もするべきだと言い出している。それはイスラエルの入植活動が
どんどん進んでおり、パレスチナの土地が奪われ続けているからだ。

今回のウイリアム王子の訪問が、イスラエルとヨルダン、そしてパレスチナの
ヨルダン川西岸地区ということは、今後、イギリスがパレスチナ問題の解決に
乗り出すことの前兆ではないのか。イギリスはEUから離脱し孤立の道を歩んで
いるが、ここで中東問題解決への何らかのカードを切ることができれば、イギリスに
対する世界の評価が回復する、ということではないか。

377 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/09(金) 00:52:09.26 ID:YGamYF/Vw
カタールの王家に関わる人物が、とんでもないことを発言した。
これはアルアラビーヤ・テレビとのインタビューで語ったもので、カタールの前国王が
彼の父王を殺害したと言うのだ。殺害方法は毒殺だったとまで言い切っている。
加えて、カタール前国王は、リビアのカダフィ大佐の殺害にも関与しているというのだ。

カダフィ大佐殺害については、フランスのサルコジ元統領がカダフィ大佐から選挙
資金を借りていたため、内乱のどさくさの中で彼を殺害するよう指示した結果だと
いうのが、事情通の間の共通認識なのだが。

加えてこの人物は、実はスルタン・ビン・サヒームという反政府派の人物なのだが、
サウジアラビアのアブドッラ−・ビン・アブドルアジーズ国王の暗殺にもカタールの
前国王が関係していた、と語っている。このスルタン・ビン・サヒーム氏は、現在
カタールでは400人が国外禁止命令下にあるとも語った。

常識的に考えて、このサヒーム氏の発言内容は、どうかと思える節が多い。
前カタール国王が自分の父王を暗殺するということは物理的に可能であったろうが、
カダフィ大佐を暗殺する理由はどこにあったのか、またその手段が何であったのか、
どの国の要請によるものであったのかが不明だ。
同じように、サウジアラビアのアブドルアジーズ国王の暗殺についてもしかりだ。

ただこのサヒーム氏の発言は、今後湾岸地域に限って言えば、信ぴょう性を持って
受け止められよう。それは、現在サウジとアラブ首長国連邦、そしてバーレーンが
一体となって、カタールと敵対関係にあるからだ。情報はしかるべき目的をもって
作り上げられ、偽情報でも繰り返すことによって真実に変わっていくものだ。

情報とは鉛から黄金を作り出す錬金術のようなものであろう。しかし、錬金術師は
仕事が終われば、それが本物の金ではない事がばれないように、殺されるのが
決まりでもある。サヒーム氏の将来は見えているような気がするのだが。

378 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/12(月) 12:54:20.04 ID:3Oz+jQDNL
トルコのエルドアン大統領は、世界中のムスリムを自分の傘下に置きたいようだ。
その動きのなかで最も顕著なのが、中国西部に居住するウイグルへの働きかけであろう。
彼らは今大量にトルコに移住しており、戦闘に参加すると言い出している。
もちろん、この大量のウイグル人のトルコへの移住では、トルコの情報部(MIT)が彼らに
旅行用の書類やパスポートを支給しているのだ。

こうしたトルコの情報部(MIT)のサービスは、他のムスリム諸国でも行われている。
中央アジア諸国への働きかけが特に顕著だと言えよう。ウイグルの場合は多数が
受け入れられ、ジハーデストとしての教育が行われているのだ。

3月10日には、このウイグルの代表700人がトルコ南東部のハタイを訪問し、シリアでの
トルコ軍の戦闘に参加したいと叫んでいる。東トルキスタン連帯と文化の会の代表者
であるセイト・トムトルク氏は、『我々はトルコ軍の指揮の下で、アフリンで戦闘する
ことを望んでいる。』と語っている。

東トルキスタンのウイグル人の人口は3500万人と伝えられている。彼らがトルコ軍に
加われば、とんでもない数の軍人をトルコは抱えることになるのだ。それをエルドアン
大統領は狙っているのであろうか。

ハタイの集会でのウイグル代表の演説は、アナドール通信を通じてトルコのマスコミ
全てに伝えられ、報道されている。この動きは、エルドアン大統領がネオ・オスマン帝国
を再現する目的に沿ったものであろうと思われるのだが。

379 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/17(土) 20:09:29.68 ID:+YiISLXyc
このニュースはイスラエルのマスコミが伝えたものであり、多少のバイアスが掛かっている
ものと思われるが、やはりある程度は記憶に留めておく必要があると思われる。
何故ならば、パレスチナ自治政府への寄付額は、日本が世界でも群を抜いて巨額だからだ。
日本政府はつい最近も5000万ドルの寄付を送ったように記憶している。

そのパレスチナ自治政府の幹部が、アメリカに滞在した際のホテルとそこで使った金額の
あらましが、イスラエルによって明かされている。 その主役はリヤード・マリキーで、
彼はマハムード・アッバース議長のアドバイザーであると同時に、外相でもある人物だ。
加えて、彼と同行しているのはマジド・ファラジで、彼は情報トップの人物だ。
それに2人のスタッフが付いているが、彼らはバルチモアの五つ星ホテルである
フォーシーズンズ・ホテルに滞在した。

そのホテル代が何と14520ドル(150万円以上)だったのだ。その内訳は部屋代に加え、
クリーニング代、ミニ・バーの飲み物とクッキー、ホテルのレストランの食事等だった。
そのなかにはシャンペン代も含まれていた。これを高いと考えるか安いと考えるか、
あるいは妥当と考えるかは、人それぞれによって異なろう。

アメリカ政府は、パレスチナ自治政府がイスラエルとの交渉を再開するまで、UNRWAに
対する1,1億ドルの寄付を止めている。パレスチナ自治政府は、このUNRWAから人口比
で言うと最も高額の寄付を受け取っているのだ。

イスラエル政府に言わせると、これはまさに散財であり、アメリカがUNRWAへの寄付を
カットした直後に起こっていることだけに、パレスチナ自治政府には何の反省も無い、
と非難している。加えて、イスラエル政府は、パレスチナ自治政府がテロリストの家族に
援助金を出していることも非難している。

このイスラエルが主張するテロリストとは、パレスチナ解放のために戦っている戦闘員
を指しているわけであり、一般的に言われているテロリストとは異なるものなのだが、
被害を受けるイスラエル側にしてみれば、やはりテロリストということになるのであろう。

このイスラエルのパレスチナ自治政府非難には、正しい面と間違っている面と、両面が
あるように思われるのだが、諸氏はどう判断するであろうか。

380 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/22(木) 23:36:45.83 ID:FF66sw6Y.net
リビア大統領選にカダフィ氏次男が出馬意向
http://www.sankei.com/world/news/180321/wor1803210018-n1.html
http://www.sankei.com/images/news/180321/wor1803210018-p1.jpg
2018.3.21 08:15更新

 リビアの故カダフィ大佐の独裁体制下で、事実上ナンバー2だった次男、セイフイスラム氏が、次の大統領選に出馬する意向を固めた。
同氏の関係者が19日、チュニジアの首都チュニスで記者会見を開き明らかにした。20日付のアラブ紙アッシャルク・アルアウサトが伝えた。

 リビアは2011年の独裁体制崩壊後に分裂し、過激派が伸長するなどして治安が悪化。
北西部の首都トリポリで国連の支援を受け事実上の統治を進めるシラージュ暫定首相と、
東部地域を支配し軍事組織を率いるハフタル司令官は、停戦や大統領選の実施に向け協力することで一致したが、
選挙の実施日は決まっておらず、混迷が続いている。国連は年内にも実施するよう促している。

 セイフイスラム氏は11年の反体制デモ弾圧に伴う殺人などの罪で死刑判決を言い渡され、拘束されていたが、
西部の民兵組織が昨年6月、北東部トブルクを拠点とする暫定議会が出した恩赦に基づき釈放した。(共同)

381 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/22(木) 23:37:38.49 ID:FF66sw6Y.net
仏、サルコジ元大統領を2日連続で聴取
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3323177.html
21日19時14分

 フランスのサルコジ元大統領が2007年の大統領選挙で当時のリビアの指導者カダフィ氏側から不正な選挙資金を受け取った疑いが持たれている事件で、捜査当局は2日連続でサルコジ氏を聴取しています。

 パリの自宅を出て車に乗り込むサルコジ元大統領。ロイター通信などによると、サルコジ氏の不正献金疑惑を捜査しているフランスの捜査当局は、現地21日の午前8時過ぎからサルコジ氏に2日連続で事情を聴いています。

 サルコジ氏は自らが当選した2007年の大統領選で制限額を大幅に超える5000万ユーロ、日本円でおよそ66億円相当の選挙資金を当時リビアで独裁体制を敷いていたカダフィ氏側から受け取った疑いがもたれています。
捜査当局による捜査は2013年から続いていますが、サルコジ氏と元側近は、これまで容疑を否認しています。

 サルコジ氏が当選した同じ年の12月には、カダフィ氏が34年ぶりにフランスを公式訪問するなど関係改善が進んでいましたが、
2011年に勃発したリビアの内戦ではフランスは反政府派を支援して介入したNATO=北大西洋条約機構の空爆作戦で中心的役割を果たし、形勢不利となったカダフィ氏は逃亡の末、殺害されました。

382 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/22(木) 23:51:54.30 ID:FF66sw6Y.net
リビアがどうなるかだ

383 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/24(土) 15:30:30.23 ID:TmXPI0nh.net
様々な民族の人が乗った豪華客船が氷山に衝突して沈没しつつある。だが救命ボートが
足りないので男は海に沈んでもらう事になった。乗客をどう説得すればいいか?

イギリス人   「あなたは紳士だ」
ドイツ人    「規則では海に入る事になってます」
イタリア人   「さっき美女が飛び込みました」
アメリカ人   「あなたはヒーローになれる」
ロシア人    「あなたに勲章が出ます」または「ウオッカのビンが流されました」
フランス人   「海に入らないでください」
日本人     「みなさん飛び込みましたよ」
北朝鮮人    「将軍様が海に沈めと仰っています」
中国人     「あなたの名前は歴史に残る」
インド人    「来世はバラモンだ」
モンゴル人   「海の中で皆殺しが出来る」
タイ人     「前国王はお喜びになるでしょう」
ベトナム人   「韓国人を突き落としてから海に入ってください」
オランダ人   「首を吊るより費用が安い」
ノルウェー人  「あなたは海賊になれる」
ギリシャ人   「この船はイデアの影に過ぎません」
ユダヤ人    「ここで助かっても最後の審判で永遠の死です」
パレスチナ人  「ユダヤ人も海に沈みましたが」
イラク人    「波の下にも略奪し放題な都がございます」
アフガン人   「この爆弾で海の中で自爆してください」
サウジアラビア人「海に沈めとのイスラム法解釈が出ました」
イラン人    「イスラム法学者どもを吊るし首にできる」
リベリア人   「エボラで死ぬより楽だ」
マサイ族    「素手でシャチを仕留めてください」
ブラジル人   「海の中でイタリア人と美女を奪い合おう」
グリーンランド人「氷山はあなたの国から流れてきたから責任取ってくれ」

まだ韓国人が残っている
「やめておけ。もし助かったら服が濡れたと訴訟を起こされる」
または
「助かった女性たちは慰安婦にされます」
または
「救命ボートは韓国製なのでどうせ助かりません」

384 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/25(日) 20:54:03.16 ID:LNka5hPz.net
リビア?フェザーン地方のUbariで国籍不明機(たぶん米軍のUAV)が戦闘員二名を空爆で殺害した
ここのところSidra湾の原油三角地帯とかそこら中でGNA系とLNA系が衝突しているな

385 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/28(水) 22:20:56.39 ID:S9NtrC+NQ
トルコのエルドアン大統領が突然、マンビジュではなくテルリファアトを攻撃すると
言い出した。このテルリファアトもシリア北部の重要拠点であることに間違いは無いが、
これまでエルドアン大統領は、何度もアフリンの次はマンビジュを攻撃する、
と繰り返していた。

このニュースを見たとき浮かんだのは、実はこれはマンビジュでのアメリカ軍と
トルコ軍の武力衝突を避けるということだろうと思った。

その後、エルドアン大統領もトルコの外務省も、アメリカとのマンビジュをめぐる
問題は解決済み、といったニュアンスの発言を繰り返している。エルドアン大統領は
それでもアメリカに一言言わずには気が済まないのであろう。『マンビジュはその
所有者に明け渡すべきだ。』と言い出している。

386 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/29(木) 21:22:06.78 ID:ViaP2eCrE
…ティラーソン氏は、北朝鮮と「対話のための対話」であっても始めるべきだと主張したが、
外交的な解決法が輝きを放つ「対話のための空間」を開くことはできなかった<から馘首
されることになった。彼の代わりに>肝心の件をやってのけたのは韓国だった。…
<なお、>北朝鮮<は、>米国に直接非核化と首脳会談の意思を表明<したわけではないし>、
これに関する公式発表も<していない。>…
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/03/28/2018032801226.html

軍事オプションが取れないと思い知らされたトランプが、いかに追い詰められてたかが分かる。
彼、藁にも縋る気持ちで、単なる伝聞「金正恩提案」に飛びついたってわけだ。

387 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/30(金) 22:41:12.97 ID:1zJSlxGht
アメリカのトランプ大統領は、アメリカ軍をシリアからすぐに撤退させると発言した。
これはオハイオの集会で語ったものだ。彼に言わせると、シリアには2000人が
駐留しており、今までにアメリカは中東に7兆ドルを費やしてきたということだ。
アメリカは中東からその見返りに何受け取っていないと語っている。

トランプ大統領は即時撤退させると語ったが、アメリカの軍部はこのことについて
何らの命令も受けていないと語り、即時撤退の姿勢には無いようだ。どうもアメリカ
国内では、トランプ大統領と軍を始め、各省庁がそれぞれの考えを持っているようで、
統一した方針は生まれてないようだ。

今回の軍の発言は、全面的にトランプ大統領の意向を否定するものであることから、
軍の高官あるいは国防長官の首が飛ぶことも予想されそうだ。

トランプ大統領はアメリカ軍が撤退した後は、何処かの国が面倒を見れば良い、
と語っている。つまり、アメリカはシリアを投げ出す、放置するということであろう。
そのシリアの再建には膨大な資金が必要であろうが、それはロシアが被るのか、
イランあるいはトルコが負わせられることになるのかは不明だ。これらロシア、
イラン、トルコとの間で、シリア再建をめぐり対立が生じるかもしれない。

388 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/31(土) 01:41:04.32 ID:qbCJZjNJ.net
トランプ大統領、早期の米軍シリア撤退に意欲
http://www.afpbb.com/articles/-/3169289?cx_position=13
2018年3月30日 9:32

【3月30日 AFP】ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領は29日、米軍を「早急に」シリアから撤退させる意向を表明し、米政府は中東での戦争で7兆ドル(約745兆円)も浪費していると嘆いた。

 オハイオ州で工場労働者を前に行った大衆向けの演説の中でトランプ氏は、まもなく米軍はイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」のかつての支配地をすべて奪還するとの見通しを示した。

 トランプ氏が「わが国はシリアから手を引く、早急にだ。それからのシリアの処理は他者に任せる」と約束すると喝采が起きた。

 トランプ氏はシリアの処理を担当する他者が誰を指すのかは明らかにしなかったが、現在シリアにはバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権を支援するためロシアとイランがかなりの規模の兵力を駐留させている。

 米国はシリア東部に兵士2000人以上を駐留させ、IS打倒のため現地民兵組織と共闘する一方、シリア内戦には不干渉の立場を取ろうとしている。

 トランプ氏が示した米軍撤退の意欲は、今月解任されたレックス・ティラーソン(Rex Tillerson)前国務長官が今年1月に発表した米国の新たな対シリア戦略を公然と無視するものだ。

 ティラーソン氏は米スタンフォード大学(Stanford University)で行った演説で、ISや国際テロ組織アルカイダ(Al-Qaeda)の再起を防ぐとともに
イランに「シリアでの地歩をさらに固める」機会を与えないため米軍はシリアでの活動を継続しなければならないと主張し、
「現時点での米軍の全面撤退は、アサドを復権させ、シリア国民に対する残忍な仕打ちを続けるのを許すことになる」と述べていた。

 トランプ氏は「わが国は中東で7兆ドルも浪費している。それで何を得た? 何も得ていない」と言明し、米国はこれから国内の雇用創出やインフラ構築を中心に支出していくと約束した。(c)AFP

389 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/31(土) 01:42:44.32 ID:qbCJZjNJ.net
シリア・アサド大統領が反体制派支配地域へお忍びでドライブ(動画) [472883477]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1521591423/

Assad Drives a Honda to Eastern Ghouta (Subtitled)
https://www.youtube.com/watch?v=J0OeM0tFmFs
2018/03/19

390 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/03/31(土) 22:44:17.86 ID:B5ZcRWCRD
フランスのマクロン大統領は、何を考えているのであろうか。
シリア北部のマンビジュに集結しているSDFとクルド・ミリシアを支援する、
と言い出しているのだ。それは真っ向からトルコと対立する危険な発言であろう。

このマクロン大統領の発言は、多分、アメリカの意向に沿っているものと思われる。
つい最近、アメリカのトランプ大統領は『近い将来、アメリカ軍はシリアから撤収する。」
と発表しているからだ。しかし、マンビジュからの撤収は、そう簡単ではあるまい。
関係各国の軍事行動を抑えるためには、アメリカに代わる国の進出が必要であろう。
トランプ大統領は『アメリカが撤収した後は、他の国がその穴埋めをするべきだ。』
とも発言している。

フランスは歴史的にシリアを支配していたことから、他のヨーロッパ諸国よりも
シリアに関しては責任があるということであろうか。もちろん、その責任をアメリカに
代わって果たせば、応分の見返りが期待出来る、ということでもあろう。

ただ今度の場合は、トルコが主要の相手であり、そう簡単ではあるまい。
トルコのエルドアン大統領は既に、『フランスが余計なことをしてくるのであれば、
容赦なくフランス軍に攻撃を加える。』と語っている。

加えて、『フランスがテロを支援すれば、その付けを払わせられることになる危険を
分かっていない。』とも語っている。それは場合によっては、トルコがフランス国内で
破壊工作をやることもありうる、ということではないのか。

そうなれば、フランス旅行は危険がいっぱい、ということになろう。
ショッピングなどは格好のテロのターゲットになるのではないか。

391 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/02(月) 00:25:03.09 ID:H2g8P/iK.net
サウジ皇太子、「シリアのアサド大統領はそのまま留任」
http://parstoday.com/ja/news/middle_east-i41734
2018年03月31日19時11分

サウジアラビアのムハンマド皇太子が、シリアのアサド大統領の辞任は考えられないとしました。

ムハンマド皇太子は、アメリカの週刊誌タイムのインタビューで、「アサド大統領は留任すべき存在だ」とし、
「イラン人にシリアで勝手気まま放題なことをさせるのは、アサド大統領の利益にはならない」と語っています。

イランは、アサド政権の要請に応じて軍事顧問をシリアに駐留させており、シリア軍の協力により、サウジアラビアの支援を受けたテロリストと戦っています。

イランの建設的な協力により、シリアでテロリストが敗北したことで、ムハンマド皇太子はアサド大統領が留任すべきであることを認めています。

392 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/02(月) 00:33:36.67 ID:H2g8P/iK.net
サウジが急ピッチで改革を進めているが、
背景には、イスラム世界の変化が歴史的な局面を迎えているということがある。

393 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/03(火) 22:31:58.09 ID:Z4snSuEsR
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子がイスラエルを認める発言を
したことが、大きな話題になっている。それはそうであろう。今までは、イスラエルや
ユダヤをイスラムの敵と位置づけて来ていたからだ。

そのアラブ世界の中にあって、サウジアラビアはイスラエル嫌いの急先鋒で
あったろう。1979年の段階で、エジプトがイスラエルと国交正常化すると、
イラクで開催されたアラブ首脳会議でエジプトをボイコットすることを決めたのだ。
その後、エジプトに追従して、イスラエルとの国交を正常化する国が現れなかったが、
やっと隣国ヨルダンが正常化するに至ったが、ヨルダンに続く国は無かった。

それがここに来て、サウジアラビアが実質イスラエルの国家としての、存在を認める
発言をしたのだから、アラブ世界ばかりか関係諸国を驚かすのは当然であろう。
ムハンマド・ビン・サルマン皇太子は「何処の人たちも、何処であっても、彼らが平和
に暮らせる国家を持つ権利がある。』と言ったのだ。

サルマン皇太子がここまでイスラエル問題に踏み込んだのは、イランの脅威が
あってのことであろう。サウジアラビアはイランが攻撃してくるという強い恐怖を
抱いており、アメリカだけではなくイスラエルの協力も仰ぎたいと思っているのだ。

アメリカにしてみれば、こうした展開は大歓迎であろう。サウジアラビアが巨額の
軍事費を出し、イスラエルが軍事テクノロジーを発揮してくれれば、アメリカは
その背後から支援する(武器を売るだけ)だけで済むからだ。アメリカはできるだけ
自国軍が血を流さずに済む方法、軍事費を使わなくて良い方法を検討している。

悪い言い方をすれば、アメリカは人の褌を借りて勝利だけを手にしよう、
という算段であろう。それは通用しないのだが、トランプ大統領はインスタント・
ラーメンのように国際関係を動かしたいようだ。

394 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/07(土) 00:50:22.99 ID:Ej7r8gjZc
サウジの皇太子が、ワッファービズムは冷戦中に西側のリクエストでやったものです、
とワシントンポストとのインタビューで答えた。
ムスリム諸国へのソ連の影響が及ばないよう、モスクとか神学校を建てろと言われて
やりはじめたもので、現在は、サウジアラビア政府というよりも、主にサウジベースの
基金から金が出てる、と言っている。

まぁこの基金ってのがまた、誰がどう金を突っ込んでいるのかわからない代物に
なってるんでしょう。ワッファービズムそのものが問題というより、ここに心理操作を
施して、さらには金銭的な誘惑もつけて、そして、大事なことは直ちに使える武器が
手軽に入手でき、ってな共同作業があって、現在のような武装する若い衆が大量に
いる世界ができましたということですね。

要するにオウムの信者を作っていくのと同じようなメカニズムがここにある。
サウジはもちろん悪いわけだけど、CIAとか、無軌道に武器支援をするアメリカ議会の
バカさ加減がなければこんなことにはなってない。さらにいえば、ムスリム諸国は
その首長たちが最初イギリス、後にアメリカと組んでいってしまったというのが
非常に重大だったでしょう。

395 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/10(火) 23:35:40.66 ID:2gCWPTacA
イランがトルコに対して、シリアのアフリンから軍を撤収するよう要求したが、
今度はロシアが同じことをトルコに言っている。

ロシアとトルコそしてイランは、シリア対応で似通った立場にあり、今までは
友好的な関係にあったのだ。そして、その延長線上で最近、トルコでこれら
3か国のシリアに対する対応の討議が行われた。そこでは、より積極的な
シリア問題の解決に向けた協力が話し合われるとトルコは期待していたが、
状況は全く異なるようだ。イランもロシアもトルコを批判し始めているのだ。

ロシアのラブロフ外相は、トルコが今までエルドアン大統領をしてシリアからは
軍を撤収させると言っていたのだから、アフリンの問題が解決したからには、
撤収すべきだと言い出したのだ。

どうもトルコのシリア対応が過激過ぎるためであろうか。イランもロシアも
トルコの軍事行動に嫌気がさしてきているようだ。アメリカも当然嫌気がさして
いるが、ヨーロッパもしかりだ。そのことは、トルコが国際社会のなかで
完全に孤立したということであろう。

さて、トルコのエルドアン統領はこの国際的孤立の中で、どう状況を立て直して
行くのであろうか。どう考えてもしかるべき策は無さそうなのだが。

396 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/14(土) 08:27:04.48 ID:1LvMf5P1b
リビアの国内状況が複雑になってきているようだ。リビアは大きく分けて3分割され、
その中で東西リビアはそれなりに政府を維持してきている。
西のトリポリ政府はセラジという国連の傀儡が力の無いままで治め、
東はハフタル将軍が実権を握ってきている。

その力の無い西のセラジ政府は、治安維持を部族のミリシアに任せてきていたが、
それが最近になって問題があることが発覚している。ミリシア集団は勝手に市民を
捕まえ、拉致し、投獄し、拷問し、死に至らしめているというのだ。正式な投獄者の
数は6500人、それ以外にも数千人が拘留所などに収監されているようだ。
逮捕され投獄されている者の多くは、政治犯でありジャーナリストだということだが、
実際は彼らの敵であり、政府の敵ということなのであろう。

同じ様なことは、東リビア政府の下でも起きており、東リビアではクエイフィア刑務所
に1800人が投獄されているということだ。東リビアでは拷問によって、死亡した人たち
の遺体は、路上に捨てられたり、ごみ置き場に捨てられているということだ。

西リビアでの犯罪的な逮捕は、何故いま明らかになってきているのであろうか。
簡単に言えば、セラジ首相の能力を欧米諸国や国連は見限ったということであり、
近く更迭されるか、暗殺されることになるのではないか。

では東リビアはどうかというと、ハフタル将軍が健康を害し意識不明となり、ヨルダン
の病院に担ぎ込まれ、その後フランスの病院に運ばれたということだ。がんを患って
いるという情報もあるが真相は不明であり、軍部は病気説を否定している。
しかし、ハフタル将軍は75歳と高齢であり、十分にありうる話だ。
彼の病気が長引いたり、死亡した場合には、新たな混乱が生まれるものと思われる。
しかも、これまでのところハフタル将軍の後継者は明らかになっていないことから、
権力争いが起こるのではないか。

そうした混とんとした状況が東西リビアで発生して来ている現在、リビア国民の間から
カダフィ大佐の子息サイフルイスラームへの期待が高まるかもしれない。彼はいまの
ところ所在を明らかにしておらず、代理人の弁護士がチュニスで彼の大統領選挙への
立候補を発表している。

397 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/15(日) 14:38:05.52 ID:ZMm6VlpGA
シリア攻撃を非難する露の決議案否決…安保理・・・
http://www.yomiuri.co.jp/world/20180415-OYT1T50008.html

米は退場しつつある世界覇権国、英は旧世界覇権国、仏は元シリア宗主国たる栄光に
しがみついて、(何の実質的意味もない)国際法違反の軍事行動をとって見せただけ。
いずれも、アサド家のシリアに比べ、比較に成らない程の数の、民間人の大量虐殺を
やらかしてきた国々だ。

398 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/16(月) 09:59:24.77 ID:1npC5Cql.net
シリア側は、空爆が予想された施設は
空爆前に全員を避難させ空っぽにしてあったと伝えました。

399 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/16(月) 18:17:32.31 ID:d7/R7/l0X
リビア東部の指導者と目されているハフタル将軍の健康が危険な状態にある、という
情報が飛んだ。その後、リビア東部軍本部はこの情報を否定し、ハフタル将軍は
軍本部を訪問し、幹部と会っているとも伝えている。

真相はどうなのかということが今噂されているが、どうも彼が急病で倒れたことは事実であり、
彼はヨルダンの病院にかつぎこまれた後、治療が出来ないということであったのであろう。
フランスの病院に移送され、治療を受けているようだ。さすがにこの段階になると、軍がどう
言おうとも、ハフタル将軍の病気は事実という認識が大勢を占めている。

さてそこで、ハフタル将軍がかかっているのは脳卒中のようなものらしいのだが、
それが極度の緊張状態に長い間置かれていることから発生したのか、あるいは外部からの
何かによって起こったのかということだ。

今のリビアでは、西リビア政府のセラジ首相が国家を管理できない状況にあり、
子飼いのミリシアが勝手に振る舞い、暴力の限りを尽くしていることが情報として流れた。
これは明らかにセラジ首相の名誉を傷つけるものであろう。
そして、この情報が流れたすぐ後に、ハフタル将軍の急病情報が流れた。
つまり、リビアの東西のトップが同じ時期に、危険な状況に置かれたということだ。
それは外部からの働きかけによって起こったものではないかと思えた。

リビアの混乱はこの辺で終止符を打ち、そろそろ利益を得ようという欧米の思惑が働いている
のではないのか、という疑念が沸く。現段階では何の証拠もないのだが、そう思えてならない。
あるいは、この二つの出来事は、リビアの混乱状態を終わらせ、新しいヒーローの誕生の
舞台を作る下工作かもしれない。そうであれば幸いだ。

中東史の中では、毒殺はポピュラーであり、裏切りもしかりだ。そして、それらはほとんどが
外部から働きかけによって起こってきている。疑ってもみたくなろう。

400 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/18(水) 22:51:02.20 ID:CguMVMVgl
最近、外人部隊のようなものが増えてきている。正規の兵士ではない雇われ
戦闘員たちが、現場で働いているのだ。それは国家の法に縛られることがない為、
相当乱暴なことをしているようだ。例えば拷問や虐殺だ。雇っている国家は、
その罪を問われずに済むから、極めて安易なのだ。

アメリカはイラクでもシリアでも、この雇われ戦闘員を使ってきているし、
なにやら人道支援という仮面をかむっているホワイト・ヘルメットの集団も、
アメリカに雇われた戦闘員だ。彼等は化学兵器を使用したと言われる場所に行き、
そこに化学兵器の材料をばら撒いたりし、その後に国際調査団が入り、化学兵器
が使用されたという報告が出るような仕組みを作っているのだ。

そうした回りくどい方法ではなく、直接に現地人を殺害する戦闘集団を、アメリカは
今シリア向けに結成しようと思っているようだ。つい最近、アメリカ政府はシリアの
安全確保のために、60000人から63000人の傭兵が必要だと言い出している。
彼ら傭兵にアメリカ軍が撤退した後を任せようということであろう。
しかし、傭兵による治安維持は、相当乱暴なものになるのではなかろうか。

加えて、サウジアラビアも1000人のアフリカ兵を集めたいと思い募集しているようだ。
それは述べるまでもなく、イエメン戦線に投入されるということであろう。
発表は押さえられ報道には出て来ないが、やはり相当数のサウジ兵の死亡は事実
であり、その数が増えていけば、国内では派兵反対が起こることは必定であろう。
その意味では、アフリカ兵を雇うというのは得策であろう。何人犠牲になろうとも、
それは国内的には問題を生まないからだ。

こうした傭兵作戦が一般化していくと、各国は自国民の血を流さないため、
戦争をしているという実感が沸かなくなり、戦闘が長期化することもありえよう。
それはコンピューターで敵を攻撃するのと同じだ。洒落たオフィスで画像を見てボタン
を押すだけでミサイルがそこに撃ち込まれるので、誰も罪悪感を抱かなくて済む。
戦争の高度化は次第に人間の神経を麻痺させているようだ。

401 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/29(日) 09:18:58.18 ID:Uawpp85j.net
【高天原はエルサレム!?】 アウシュビッツ −ユダヤ人→  <イスラエル>  ←天皇家− フクシマ
http://rosie.5ch.net/test/read.cgi/liveplus/1524960113/l50

402 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/04/30(月) 00:12:12.49 ID:DMaSLhFgf
ドイツがサウジアラビアとアラブ首長国連邦に対して、武器の輸出を止める方向にある。
もし、これが正式に決定されれば、地域の状況には大きな変化が生まれよう。

述べるまでも無く、武器の輸出は大きな利益を生むものであり、このことで関係が
強化されれば、他の物品の輸出も拡大することが見込まれる。
しかし、3年にも及ぶイエメンとサウジアラビア・アラブ首長国連邦の戦争がもたらす
惨禍を、見過ごすことが出来なかったのであろう。60万人のイエメン人が殺され、
22万2千人が食糧難の状態にあるのだ。そして10万人が家を追われてもいるのだ。

サウジアラビアはドイツからパトロール・ボートを輸入し、イエメンの港の監視に当って
いるが、そのためにイエメンには援助物資が搬入できない状態が生まれている。
このことがイエメン住民の食糧難を生み出しているのだ。そればかりか、イエメンでは
医薬品が大幅に不足しているために、国内で広がるコレラに対する治療が出来ず、
何十万人もの患者が出ており、死亡している人たちも少なくないのだ。

今回の武器輸出中止が正式に決定されれば、ドイツは武器の輸出、武器関連の
物品の輸出を止めることになるが、それは以前に契約された物のキャンセルも含む
ことになりそうだ。

問題は、イランがイエメンのホウシ派に対して武器を供給しているといわれているが、
イランを始め、イエメンの反体制派に対する武器の流れを、どのようにして阻止するか
ということであろう。ホウシ派によるサウジアラビア国内へのミサイル攻撃が繰り返され
ており、ホウシ派のミサイルはサウジアラビアの空港など、都市部にも届いているのだ。

イスラエルを訪問しているアメリカのポンペオ国務長官は、サウジアラビアに対して
イエメン戦争を手控えるよう、苦言を呈している。その事は欧米の間でイエメン戦争を
終わらせようという意志が働いているのを示唆しているのかもしれない。

403 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/01(火) 23:05:57.66 ID:Ayby9YiBL
シリア北部ハマとアレッポに近い位置にあるシリア軍の47部隊基地が、何者かによって
ミサイル攻撃された。この攻撃を誰が敢行したのかは、まだ明らかになっていない。
反政府の幾つかのミリシア・グループは犯行声明を出したが、信じられるものではない。
レバノンのヘズブラは、「攻撃はイスラエルによって行われた。」とアルアフバール新聞で
伝えている。その方が信ぴょう性があろう。

この攻撃は夜中の10時30分に行われたのだが、26人ほどが死亡し、18人のイランの
革命防衛隊将兵も死亡している。一説には死者の数は40人とも言われている。

この48部隊基地には地下があり、それは北朝鮮の援助で作られたものだということだ。
地下内部にはミサイルその他の武器が収納されていたということだ。つまり、本格的な
基地であったということであろう。尚この基地にはシリア軍に加え、イランの革命防衛隊員、
レバノン人、イラク人、アフガニスタン人、パキスタン人の戦闘員もいたということだ。
これらのうち、パキスタンやアフガンの戦闘員は、イランが連れてきたものと思われる。

問題は、攻撃がイスラエルによって行われたことが、ほぼ明らかとなった今、イランは
イスラエルに対して報復攻撃を行うかといことだ。そして、報復が行われる場合、それは
イスラエル本土なのか、あるいは他の何処になるのかだ。

これまでイランの核問題をめぐり、イスラエルはイランを激しく非難してきており、
欧米ではイスラエルとイランとの間に戦闘が起こり、戦争に発展するのではないか
という懸念が広がっていた。今回の攻撃はその懸念をより信ぴょう性のあるものにした、
ということであろう。しかし、イスラエルはイランとの戦争をアメリカ抜きに始める気はない。
ポンペオ国務長官はイスラエル訪問時に、『もし、イランとイスラエルが戦争を始めれば、
アメリカはイスラエルを支援する。』とは言っているのだが、実際にはどうなるか判らない。

404 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/02(水) 21:48:54.19 ID:LETH89zwY
イランのハメネイ大統領や革命防衛隊のトップは、アメリカがイランとイスラエルとの
戦争を仕掛けていると非難している。また、ハメネイ師は、アメリカはイランとサウジ
アラビアとの戦争も画策していると語っている。

他方、イスラエルでは、クネセト(国会)がネタニヤフ首相と国防相に対して、開戦の
権限を与えたと報じられている。イスラエルはまた、イランとの緊張を煽るかのように、
モサドがイランから500キロもの秘密書類を持ち出したことを公表している。
この書類は全て核開発に関連するものだ。加えて、イスラエルはイランのミサイル
・サイトを攻撃する計画を立てたことも、発表している。

イスラエルはアメリカの意向を受けてか、イランの核の脅威をイスラエル国民と
世界に対して訴えているということだが、果たして、イランから500キロもの核関連
資料を、モサドといえども搬出することが可能なのであろうかと思うのだが。

405 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/03(木) 22:50:06.53 ID:ClnJ9rzj+
パレスチナ自治政府のマハムード・アッバース議長は、ユダヤ人がこうむった
ホロコーストの原因はユダヤ人にあったと語った。ユダヤ人の横暴な振る舞いが
ヨーロッパ社会を怒らせ、あのような惨劇につながったというのだ。

こうした発言は確かにある意味で正鵠を射ている部分もある。
アッバース議長がこの事を持ち出したのには、彼の心の中の鬱憤が、
大分溜まっていたからであろう。

アメリカのトランプ大統領は、エルサレムを不可分のイスラエルの首都と認め、
大使館もエルサレムに移転することを決め、その移転式に参加するとも言っている。
こうなると、パレスチナ国家設立の希望は、夢に終わる可能性が高くなろう。

あるいは、今回のアッバース議長の発言は、ヨーロッパ諸国を味方に付ける為の
ものかもしれない。今回の発言の後の、ヨーロッパ諸国の反応を見よう。

406 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/03(木) 23:20:50.32 ID:EbWMKu4D.net
根本的にイスラム教の教義が男は家族を養えなければ死刑、女はレイプされたら
死刑でそれを移民先に押し付けようとするから論外
イスラム問題の根本的解決はメッカ、メジナに核を落とし
穏健派を過激派に追い込んで殲滅するしかない
18億人を殺さなければ問題の解決はない

407 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/06(日) 00:12:27.12 ID:KzfRV27kY
ロシアのモロトフ副外務大臣が、『アブーバクル・バグダーデイの死亡に関する
情報資料は不十分だ。これまで死亡説は10回も飛び出したが、ロシアは未だに
彼の死亡は確認できていない。』と語っている。

昨年6月の段階では、その前の5月28日にロシア空軍が敢行したシリアのラッカ
(ISが首都と宣言していた街)への空爆で、バグダーデイを殺害したものと思っていた。
そのため、バグダーデイの死亡確認を急いでおり、死亡説を流していた。
しかし、その後にアメリカは『バグダーデイは重傷を負った可能性はあるが、
死亡していない。』という判断を発表している。
今回のモロトフ副外務大臣の発言は、それに倣ったものであろう。

だが、どうもこれは、アメリカとロシアとの取引のような感じがしないでもないが。
バグダーデイが今でも生存しているとすれば、ロシアもアメリカもシリアに居座り、
ISを掃討するという名目で駐留し続けけることが出来るからだ。

408 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/06(日) 23:33:19.01 ID:KzfRV27kY
エジプトのシュクリ外相は、シリアへのエジプト軍派兵について、玉虫色の回答をした
ものと思われる。彼はエジプト軍のシリアへの派兵について『エジプトが外国に軍隊を
派兵するのは、憲法と法律の条項に沿わなければならない。』と語り、加えて、
『国連の平和維持を目的とする、シリアへの派兵はありうる。』とも語っている。

これは先のマクロン大統領の要請に基づく発言であり、フランスのマクロン大統領は
エジプト政府に対し、軍のシリアへの派兵を要請していた。フランスは一歩踏み込み、
エジプト軍にISとの戦闘を希望した模様だ。

アメリカもフランス同様に、アラブ諸国に対してシリアへの派兵を要請している。
アメリカの場合は、主に北シリア地域にアラブ軍の展開を希望している。
そこにはアメリカ軍の部隊が駐留しており、アラブ軍はアメリカ軍のガードに回される
ということであろうか。つまり、アラブ諸国の軍隊に汚れ仕事をさせるという腹であろう。

アメリカやフランスは要請するという形で、実質は強制しているのであろう。
まさに傭兵作戦であり、アメリカやフランスの軍隊は、エアコンの効いた事務室の中で
作戦を立案し、武器の調達を図ることに専念するということであろうか。

もし、この要請に従わなければ、アラブ諸国は経済制裁を受け、外交でも孤立させ
られることになろう。アラブ湾岸諸国のサウジアラビアなどには、イランの脅威を煽り
脅しをかけることにより、軍隊の派遣だけではなく、武器の大量購入を強要する
ということでもあろう。エジプトに対しては、経済支援を止めることや、資源開発に動く
ヨーロッパ企業に圧力を掛け、開発計画を遅らせることもありえよう。

アメリカやフランスの手法は、極めて露骨な乱暴なものということだ。

409 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/07(月) 23:33:18.09 ID:v26crUNa5
アズハル大学との対決姿勢を示し始めた、エジプトのシシ大統領に敬意!
Sissi Fights to Soften Egyptian Religious Thought・・・
https://www.haaretz.com/middle-east-news/egypt/.premium-sissi-fights-to-soften-egyptian-religious-thought-1.6056189

410 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/08(火) 23:52:34.52 ID:YUDLxlv68
イスラエル、「靴のデザート」で物議=安倍首相との夕食会で提供・・・
http://news.livedoor.com/article/detail/14682880/
https://www.washingtonpost.com/news/worldviews/wp/2018/05/07/netanyahu-puts-wrong-foot-forward-by-serving-japans-abe-dessert-in-a-shoe/

そもそも、かつての日本は靴じゃなくわらじだったんだし、そのわらじを冠した
料理や料理店、日本にいくらでもあるで。
物議をかもした連中、中東での靴のイメージをそのまま日本に投影してるな。

411 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/09(水) 07:43:43.30 ID:FMYhcq2yZ
先にレバノンで行われた国会議員選挙は9年ぶりだったが、当時とは
相当様相を異にしているのが、昨今のレバノン内政であろう。
その結果、ハリーリ首相が率いる西側寄りの与党『将来への運動』は、
3分の1の議席を失うこととなった。

もちろん、その議席数は、ヘズブラに大幅に水をあけられる数であった。
ヘズブラは公にはしていないが、外国特派員の語るところによれば、
128議席のうちの67議席をヘズブラが取ったようだ。
こうなると、ハリーリ首相が首相の座に留まれるのか、連立で何とか
乗り切れるのか、ということが問題になってこよう。

確かレバノンの憲法では、大統領はマロニット・クリスチャンから、
首相はスンニー派イスラム教徒から、国会議長はシーア派イスラム
教徒からという役職分けがなされていたと思う。

しかし、これだけ負けこんでしまうと、ハリーリ首相は権限を発揮でき
なくなる、というのが実情ではないか。ちなみに、ハリーリ首相の党が
獲得した議席数は21議席であり、選挙前は33議席を確保していた。
選挙の有権者は360万人、投票率は49・2パーセントということだ。

この選挙の結果は、今後イランのレバノン及ぼす影響が拡大する
ということであり、それはイスラエルとレバノンとの関係が緊張の度を
高めていく、ということであろう。そして、アラブ湾岸諸国などからの
援助金が減るということでもあろう。

412 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/21(月) 23:34:29.28 ID:nJK6dbN6+
このところドルに対して下げ続けているトルコ・リラの交換レートについて、
トルコ政府と国民はその理由が外国による陰謀であることに気が付き始めたようだ。
それはそうであろう。あまりにも急激に交換レートが下がり、日常の生活にも影響を
及ぼし始めているのだろう。

このドルに対するトルコ・リラの下落の責任はトルコ政府にあると答えた国民は、
24・8%であり、世界経済の悪化の影響だとする国民は、18%となっている。
また、トルコ経済の基礎が脆弱だからだと考えている国民は、9・2%となっている。
政党別に見てみると、野党第一党のCHP党員は20%であり、与党のAKP党員は
58・5%が外国の陰謀によると考えている。

トルコ・リラは4月始めの段階で1ドルに対し4トルコ・リラであったが、最近では
1ドルに対して4・49トルコ・リラまで下げている。

トルコ・リラばかりではあるまい。アメリカによる外国の経済破壊工作は、軍事力
ではなく経済、つまり通貨の取引を使った戦争が今拡大しているが、その対象国は
トルコに始まり、アメリカの敵対国イランでありロシアや中国もそうであろう。

このアメリカの経済戦争に対抗する手段は、現状では無さそうだ。
それは未だにアメリカのドルが世界の基軸通貨の地位を占めていることによろう。
一部ではロシアとイランがユーロで石油取引を始めるという情報も流れているが、
それは容易なことではあるまい。

もし、ロシアやイランや中国などが石油の取引をドルからユーロに変えることに
なれば、アメリカ経済は崩壊する危険に直面することになり、それを許しはすまい。

アメリカがイランとの核合意破棄に動いたことにEU各国が反発し、独自の立場を取り
始めているのは、実はアメリカの横暴なやり方に怒りを拡大しているからではないか。
アメリカのイランに対する核合意の破棄は、イランに対する経済制裁を強化していく
ということであり、その結果、EUはイランとの貿易を止めざるを得なくなる。それは
ヨーロッパ諸国の経済に、大きなマイナスとなろう。最近、フランスのトタール社は、
イランから撤退することを決めている。

413 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/22(火) 22:35:03.14 ID:S4v3fO5ta
トランプ大統領は新たな中東和平案というか、パレスチナ・イスラエル問題の解決案を打ち出している。
それはこれまで中東問題を考えてきた人たちにとっては、想像すらしなかったような案だ。
トランプ大統領は最高のアイデアだと考えているのであろうか。しかし、それはやがて世界的な非難を
浴びるのではないかと思われる。簡単に言えば、あまりにもイスラエルにとって有利な案だからだ。

この新案を進めるために、トランプはエジプトやアラブ湾岸諸国などが、国外(パレスチナの外)に
居住するパレスチナ人の中から現実的な考えができる者を、マハムード・アッバース議長に代わる
新たな指導者に選出することだと言っている。その第一候補はムハンマド・ダハラーンのようだ。

トランプ大統領は以下のような解決案を発表している。

:ヨルダン川西岸地区の半分とガザ地区をパレスチナの主権下に置く。
:ヨルダン川西岸地区のほとんどの治安をイスラエルが担う。
:ヨルダン川渓谷はイスラエル軍の管轄下に置かれる。
:旧市街を除く東エルサレムはパレスチナ側の支配下に置かれる。
:パレスチナの首都はアブデスとする。
:都市部のモスクはパレスチナとヨルダンの管轄下に置かれる。
:ガザはパレスチナ側の支配下に置かれるが、ハマースは武装解除する。
:在外難民などへの補償は、国際機関を新たに設け、その責任下に置かれる。
:イスラエルを国家として承認し、パレスチナはホームランドとして認められる。

この内のパレスチナ国家の首都をアブデスとする案は、アラファト時代に出てきていたものであり、
そこからはエルサレムのアクサ・モスクなどが見えることで、妥協させようとするものだった。
イスラエルは今回の騒動の中で、ヨルダン川西岸地区の占領地を拡大したが、それがトランプ案
ではイスラエルの正式な領土とし、認められるということであろう。

難民に対する補償問題は、イスラエルではなく国際的責任としている。つまり日本なども応分の
出費を覚悟しなければならないということだ。イスラエルにとっては極めて虫のいい話であろうし、
アメリカも責任の多くの部分を、逃れられるということであろう。
日本は人道的見地から、この案にもろ手を挙げて賛成するのであろう。バカらしい限りだ。

414 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/19(土) 11:30:15.36 ID:hc6Nl5wi.net
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子を狙った、暗殺事件が起きたという。
事件現場はサウジアラビアの首都リヤド市の近郊であり、サルマン皇太子のガード19人が
殺害されたという話だ。

サルマン皇太子は、おそらく通常は3〜40人のガードで固められ守られているであろう。
それにしても、これだけ殺害されたのだから、状況はまさに戦闘だったのであろう。
暗殺者側の詳細な状況は伝えられていない。一部は当然死傷し、一部は逃亡したの
ではないかと思われる。その逃亡組が今後どう動くのか、今回の殺害で暗殺集団は
どう報復に出るのか、気がかりだ。

さて、何故いまの時期に、サルマン皇太子暗殺事件が起きたのであろうか。
考えられることは、サルマン皇太子の急激なイスラム穏健化政策に対する反発であろう。
加えて、サウジアラビアの経済が相当悪化しているからではないか。

サウジアラビアのメガ・プロジェクトはアナウンスされただけで、全く手が付けられていない
ということだ。それに充てる資金が無いからであろう。また、これまではサウジアラビアの
国民がやりたがらなかったような仕事、例えばゴミの処理などを含めた肉体労働に就く者が
増えてきているということだ。そうでもしなければ庶民の生活が成り立たなくなった、
ということであろう。

415 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/20(日) 08:44:40.27 ID:HQmjET7e.net
イランとサウジアラビアとの関係は非常に悪いため、双方がデマ情報を流して相手国を
陥れる策を練っているだろうことは、容易に想像できる。今回イランから流れてきた情報は
その類なのか、あるいは真実なのかは、世界トップの産油国の皇太子の命に関わる
ものだけに、看過出来まい。

イランが流したムハンマド・ビン・サルマン皇太子死亡説とは、簡単に説明すると
次のようなものだ。『サウジアラビアの王宮で4月21日に起こったクーデターによって、
サルマン皇太子は銃撃を受け死亡した模様だ。』。

この事と関連してか、サウジアラビアの政府筋は、同じ時期に許可なしのドローンが
王宮に飛来したために撃ち落されたのだと説明している。つまり王宮から聞こえてきた
銃撃音は、ドローンを撃墜するためのものだった、ということであろう。

サルマン皇太子の死亡説が流れた裏には、通常、要人と会談した折に撮られる写真が
最近公表されていないからのようだ。その結果、死亡説が流れ、銃撃音はクーデターに
よるものと判断された、ということであろう。

しかも、以前にサルマン皇太子が強行した汚職関係者逮捕事件から、国内には反王制
のクーデター計画があった、という情報が飛び交っていた。その結果、逮捕された王族
やビジネスマンたちは、リヤドのリッツ・カールトン・ホテルを臨時の留置所として収監され、
罰金を支払うことを認めた者たちは釈放されたということだった。

しかし、今回のイランの皇太子死亡説は納得が行かない。4月21日にクーデターが
起こっていたとすれば、既に1ヶ月が過ぎているわけであり、もう隠しきれずもっと事実が
外部に伝わっていたものと思われるからだ。

どうやらこの事件に関する話は、昨日書いた情報の方が事実に近いのではないか。
だが、この襲撃事件でサルマン皇太子が負傷したのか否かについての情報は伝え
られなかった。あるいは負傷して治療を受けている可能性はあろう。また運が悪ければ
重傷を負っており、死亡につながるかもしれない。その辺は今の段階では分かりかねる。
ただ、サルマン皇太子に関する何らかの事件が起こったことは事実であろう。

416 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/24(木) 07:25:27.57 ID:MM7WRCI5.net
アメリカのトランプ大統領はイスラエル支持者だというのが専らの評判だが、
どうも疑問が浮かぶ。

イスラエル支持の根拠は、彼の義理の息子がユダヤ人だという事が一つであり、
首都をエルサレムに移し、テルアビブからエルサレムにアメリカ大使館を移設した事が、
もう一つの根拠になっているようだ。

しかし、この大使館をエルサレムに移設したことは国際的な反発を招き、イスラエルを
孤立させる結果となった。加えて、ガザでもヨルダン川西岸地区でもパレスチナ人の
反対運動が活発化し、毎日デモが起こり、それに対してイスラエルが強硬対応を採る
ために、犠牲者が出ている。それは世界中から非難を受けることに繋がっているのだ。

そこで浮かんでくるのは、アメリカにとってイスラエルが中東の地域に存在する必要が
あるのか、ということだ。これまでイスラエルの存在意義は、アメリカの中東における利益
を守る、最前線国家という位置づけだった。イスラエルのユダヤ人はその防人だった。

しかし、今ではアラブのほとんどの国々がアメリカの力の前にひれ伏し、イスラエルを
必要としなくなっているのではないだろうか。アメリカのイスラエルに対する経済軍事援助は
莫大な額に上ろう。その必要があるのか、と経営者上がりのトランプ大統領が考えても
不思議はあるまい。結果としてトランプ大統領は、イスラエルを崩壊させる方向に動き出した
ということだ。イスラエルを孤立させ、パレスチナ人を激怒させ、衝突を継続させ、それが
またイスラエル非難をもり上げていく、ということだ。

イラン対応でも、アメリカはイスラエルとサウジアラビアに戦争をさせ、自分では動かない
つもりのようだ。アメリカがやっていることは、イスラエルとサウジアラビアに対し、イランの
脅威を煽っているだけだ。

最近、アメリカ政府はイスラエルに対する軍事援助を、10億ドル削減するという決定を
したようだ。イランとの脅威、パレスチナ・シリアとの脅威が拡大しているなかで、何故
軍事援助を減らすのか。辻褄が合わないではないか。

こうしたことが、アメリカのイスラエル見放しという考えに至らしめているのだ。
皆さんはどう考えるだろうか。少し先走りすぎだろうか。

417 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/28(月) 23:13:28.39 ID:ciuB/ciX.net
トルコのエネルギー相ベラト・アルバイカル氏が語ったところによれば、
同国東部で石油探査を行い、その結果を受けて掘削が始まったということだ。
その地域はチュクルジャ県のハッカリ市付近だということだ。

これ以外にも、トルコではワン県シイルト県などでも石油の掘削が行われることに
なっている。述べるまでもなく、これらの県はいずれもイラク国境に近い地域だ。
従って、石油が出てくる可能性は高く、アルバカル・エネルギー相は、数か月以内
に良い知らせができるだろう、と語っている。

アルバイカル・エネルギー相は、陸上だけではなく海底の石油ガスの掘削も
始める意向であることを語っているが、これはキプロスやギリシャとの領海争いが
起こる可能性が高い地域だ。

トルコには各種の地下資源があることは以前から言われてきていたのだが、
第一次世界大戦で敗れたオスマン帝国(トルコの前身)がローザンヌ秘密協定
を交わし、地下資源の開発を100年間に渡って止められていたが、その期限が
切れるのは2023年だったような気がする。

そうなれば、トルコは一躍産油国入りし、大きな発展の可能性が生まれてくる
ということであろうか。その時、エルドアン大統領が大統領の座に留まっていれば、
何が起こるか分からない。

418 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/05/30(水) 20:28:31.29 ID:/ORUKu5Y.net
パレスチナ人はこれまで何度と無く、現状の打破のために立ち上がってきた。
しかし、その殆ど全ては、国際政治上の取引の為の仕掛けでしかなかったのではないか。
パレスチナ大衆はもちろん戦う気だったのであろうが、パレスチナ自治政府は常に頃合いを
見て妥協路線を選択してきている。これだけ犠牲者が生まれたのだから、外国からの援助は
十分期待できる、という感じがぬぐえない。その繰り返しだったということだ。

その結果は述べるまでもない。パレスチナ側の出方を十分に学んだイスラエル側は、
頃合いを見て攻撃の手を緩め政治交渉に入ってきていた。そしていつの間にか、
ヨルダン川西岸地区の土地の多くがイスラエルの支配下に置かれることとなり、
単なる占領から、それらの土地はイスラエル領として組み込まれている。

ガザは何とか持ちこたえているが、自治政府の本拠のあるヨルダン川西岸地区は、
既に80%がイスラエルによって支配されている。そして最近になると、西岸地区から殆ど
のパレスチナ住民をヨルダンに追い出し、そこはイスラエル領土となるという考えが真実味を
持って語られるようになってきている。

唯一抵抗が継続されているガザ地区では、抵抗運動が次第にエスカレートしてきている。
ガザからイスラエルへ抜けるトンネルが何本も掘られ、その度にイスラエル側はそれを
発見しては潰してきていた。今回はトンネル作戦に加え、凧作戦が取り入れられた。
多数の凧を上げてイスラエル側を混乱に追い込む作戦だ。そしてその凧には火炎瓶が
吊るされるようにもなり、実際的な被害が発生するようになった。

加えて、ガザのハマースなどはドローンを自主開発し、戦いに取り入れているようだ。
これに爆弾が搭載され飛ばされるのであれば、大きな被害が発生することになろう。
臼砲や大砲による攻撃も、ガザからは行われるようになってきた。こうなるとイスラエル側も
本格的な報復攻撃をしなければならず、国境を挟んで白兵戦という状況が起こっているのだ。

パレスチナ自治政府のアッバース議長は入院していたため、こうした事態の進展に何の
影響力も行使できない時間が経過していた。その結果が徹底抗戦をガザのハマースや
ジハード組織に決断させているのであろう。

419 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/06/08(金) 23:25:57.78 ID:HJrhiSdY.net
トルコの金利は確か数か月前までは12%台だった。それがつい最近、トルコ・リラの
値下がりを抑えるためと外国からの資金流入を狙って、16%台に上げた。
そうしなければ、トルコに外貨が流れて来なくなっていたのであろう。
それはエルドアン大統領の考えであり、中央銀行がそれに賛同して決められたようだ。

それが効奏して、5トルコ・リラまで下がるのではないかと外野が心配していたのだが、
4・6トルコ・リラ程度に落ち着いたように見えていた。しかし、それは決して実情に合った
対策ではなかったので、再度のトルコ・リラ安が始まった。そしてついには、4・95トルコ
・リラまで下落したのだ。慌てたのはトルコの中央銀行であろうし、エルドアン大統領
であったろう。トルコ・リラ安は輸入物価の価格を引き上げ、国内産品も値上がりし、
トルコはインフレに落ち込んだからだ。

このような状況が続けば、エルドアン大統領が選挙で苦戦することは間違いない。
そこでエルドアン大統領の主導による、大決断が再度なされた。それはとんでもない
金利の引き上げとなった。トルコの新金利は16・5%から、17・75%に引き上げられた。
その結果、短期であろう外国からの投資が、トルコの金融マーケットに入ったようだ。
トルコ・リラのレートはたちまち4・46リラ・レベルまで持ち直されることになった。
しかし、それはあくまでも短期の利ザヤを狙ったものであろうから、間もなく引き上げる
ことになり、トルコ・リラ安はこれまでよりもひどい状態で高進していくことになろう。

トルコの大統領選挙投票日は6月24日、エルドアン大統領の打ち出した高金利政策は、
この選挙で良い結果をもたらすことができるのか、あるいはその逆になるのか。
トルコの起業家達はどんどん下がるトルコ・リラ・レートと、どんどん上がる金利の間で
挟み撃ちにあっているのだ。彼らの苦しみは尋常ではあるまい。多数の会社の倒産も
十分起こり得よう。それが選挙前となれば、エルドアン大統領は相当苦しい状況に
追い込まれるのではないか。

420 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/06/09(土) 23:24:04.02 ID:oajgWwBQ.net
アラブ湾岸諸国のオマーンとUAE(アラブ首長国連邦)との関係がおかしくなって来ているようだ。
問題はオマーン側から起こっているが、その原因はUAEにあるというのがオマーンの主張だ。
UAEがオマーンに対しスパイ行為を行い、歴史遺産の略奪を考え、知的財産を奪おうとしている
ということだ。これはオマーンの伝統製造部門議長のイスラム・ビン・アリー・ラワシ氏が語った
ものであり、UAEはそうした活動を継続して行っているということだ。

彼に言わせると、UAEは2011年以来、スルタン・カーブース国王に関するスパイ行為も働いて
いるということのようだ。そして、UAEはオマーンのムサンダム地域を領有することを狙っている
という話なのだから尋常ではない。こうしたことから、オマーン政府はUAEの銀行のオマーン
国内での活動を禁止するに至っている。

他方、サウジアラビアとUAEは、石油・ガス・核エネルギーなどの部門で協力していくことに
合意している。ジェッダに関する会議でも、サウジアラビアはUAEと話し合い、クウエイト・
バーレーン・カタール・オマーンは招待しなかったが、エジプトが参加している。

カタール問題やイエメン問題で明らかなように、サウジアラビアとUAEは協力してアラブ湾岸
地域での主導権を握ろうとしているという不安が、オマーンでは高まっているのであろう。
それが悪化していった場合、オマーンからのエネルギー輸入に問題が発生することになろうし、
アラブ湾岸諸国からの石油・ガス輸入にも支障が出てこよう。従って、このオマーン問題を、
日本は楽観しないほうがいいだろう。

421 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/08/29(水) 01:06:16.34 ID:MdB3ad49.net
経済的にも自由が手に入りたいなら「立木のボボトイテテレ」で検索すればいいと思う

JWL

422 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/04(火) 20:44:55.41 ID:7fPyTN0K.net
【英語】アジアに英語を公用語とする国が一つ増えることに【台湾】 ★6
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1536019605/

> 台湾は2019年、英語を公用語とする。台湾の頼清徳行政院長(首相)が明らかにした。Hong Kong FPが報じた。

423 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/08(土) 16:10:43.68 ID:MStw/2Vx.net
台湾版アルジャジーラに期待

424 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/09(日) 13:25:06.43 ID:03nGqFUq.net
アメリカは、人道支援組織と云われているホワイト・ヘルメットを使い、シリアで偽旗作戦を
準備している、ということだ。このホワイト・ヘルメットは、以前にもシリア政府がガス兵器を
使って市民を犠牲にしたと宣伝し、欧米マスコミはそれを大々的にテレビなどで宣伝し、
シリアへの軍事攻撃を正当化している。

今回のシリア軍とロシア軍によるイドリブ作戦でも、同じことが繰り返されようとしている、
とロシアの国防相やシリア政府は国連に訴えている。今回はヌスラ組織が主役であり、
ヌスラがガス兵器を使って市民を攻撃する。それをホワイト・ヘルメットが救援に駆けつけて、
犯行はシリア軍だと世界に訴える、というシナリオだ。

シリアの国連大使は既に、この偽旗作戦に関する報告書を国連に提出し、『偽旗作戦
というガス兵器使用の作戦は、既にテロリストによって立案されている。それをシリア政府
の犯行と訴えるつもりでいる。』とシリアの国連大使は語った。ロシアの軍部も、ジュスル
・シュグールに8本の塩素ガスキャニスターが既に持ち込まれていると非難している。
また、ホワイト・ヘルメットの要員も既に現地に入っている、ということの様だ。

他方、この作戦が行われた場合、アメリカはシリアのどこの街に報復攻撃するかを決め
ている、ということだ。そしてアメリカに加え、この作戦にはイギリスやフランスも加担する
予定だということだ。

真相は分からないが、多分にありうる話であろう。アメリカにとって、イドリブがロシア軍や
シリア軍の手に落ちてしまい、これまでアメリカが育成し支援してきたISを始め、ヌスラなど
テロリスト集団が壊滅すれば、シリア作戦は大打撃を受けることになるからだ。

このシリアやロシアによるアメリカの偽旗作戦への非難は、もうじき真実が明らかになろう。
ただ、世界のマスコミは相変わらず、ホワイト・ヘルメットを正義の味方のように報道する
のかもしれない。日本でも中東問題をコメントする専門家といわれる人士は、アメリカの
偽旗作戦大賛成であり、そのような発言しかしない。

425 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/20(木) 20:48:04.21 ID:sSSV2yQ3.net
シリアが友軍のロシアの飛行機を撃墜し、15人の乗員全員が死亡した模様だ。
これはまさに大事件であろう。当初その空域に、イスラエル軍機がいたことから、
イスラエル機による撃墜という話も出たが、間もなくロシア政府は、ロシア機が
シリアのミサイルによって撃墜されたことを公表した。

これで一件落着ということになり、ロシアとシリアとイスラエルとの関係が緊張する
こともなかろうと思われるのだが、どうもそうではないようだ。そもそも、この空域では
アメリカ軍や、ロシア軍、そしてシリア軍とイスラエル軍が競っている場所だ。

イスラエルはラタキアやホムス、ハマなどに対して、これまでに200回以上の
ミサイル攻撃を行っている。この日も、イスラエル機が飛来し、攻撃の危険を察知
したシリア側は、ミサイルで応戦していたということだ。その一部が間違ってロシア機
に当たり、ロシア機は撃墜されたということだ。

この場合、イスラエル側は事前に作戦行動をロシアに伝える義務があったが、
伝えられたのは1分前であり、実質対応不可能だったということであり、そのことが
事件後にロシアをしてイスラエル非難をさせている。同時に、このタイミングで
地中海側からミサイル攻撃があり、それにもシリア軍は対応を迫られていたという
ことだ。その地中海側からの攻撃は、どうもフランス海軍によるもののようだ。

今回の誤爆事件は、これまでロシアとトルコが主導権を取り、イドリブでの戦闘を
抑え込めたことで、両国の世界での評価が高まることを懸念した国によって仕向け
られたのではないか、とも疑いたくなる。ロシア機撃墜事件で、問題は世界の関心
が完全にイドリブからロシア機撃墜事件に移ったことであろう。それは、アメリカや
ヨーロッパの中の強硬派にとっては好都合なことであろう。

426 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/22(土) 17:04:08.90 ID:lTIx5XAg.net
アメリカの主要産業は兵器輸出であることは世界の知るところだが、このところのトランプ発言は
限度を超えているとしか思えない。中国がロシアからS400を輸入しようとする動きに対して圧力
を掛け、阻止しようとしているのだ。これはさすがにロシアと中国を激怒させているようで、ロシアは
『これは危険な火遊びだ。』とアメリカを非難している。

アメリカには、ロシアと中国の兵器取引で口を挟む、何の権利があるというのであろうか。
他方、アメリカは日本を始め、世界中の国々に対して兵器を押し売りしているのだ。
『アメリカ製の兵器は平和を実現する天使のようなものであり、ロシア製兵器は悪魔だ。』
とでも言うつもりなのであろうか。アメリカはかつて、徹底打倒を口にしていたアルカーイダの
テロリストを、『穏健ジハーデスト』と呼び、今では支援しているのだ。

シリアでの戦争で、ロシアは理性的に、しかも誠実に問題解決に努力してきた。
そこでロシアが使った兵器は国際的に認められることとなり、トルコが第一番にS400ミサイルの
購入交渉を始めた。この動きに追従したのはアラブ湾岸のカタールであり、サウジも触手を
伸ばしている。そしてイランも然りのようだ。またインドは本格的に購入交渉を始めているようだ。
これではアメリカの兵器の市場が侵されるということであろうか。

アメリカはトルコに対して、猛烈にS400ミサイルの輸入を阻止しようと圧力を掛け、中国に対しても
ロシアの戦闘機やS400を買うなと圧力を掛け、インドに対しても購入を止めろと圧力を掛けている。
こんな理屈に合わない話しをしていると、世界はアメリカに対する信頼をどんどん下げて行き、
アメリカは国際社会の中で孤立することになるのではないのか。

そうした取引の中で、アメリカは中古の艦船を日本に買えと言ってきているそうだ。日本の造船
技術は世界的にも高い評価をされている。しかも、いま日本の造船業界は不景気であり、国内
使用は何としても受注したいということであろう。

安部総理は良い人お兄さんで、トランプのこの人を馬鹿にした申し出を受けるのであろうか。
アメリカのドラえもんのポケットになった日本の将来はどうなるのか。

427 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/23(日) 14:51:16.31 ID:SVBKkEDi.net
イラクの国境に近いイランの南西部に、アフワーズというところがある。そこの住民の殆どは
スンニー派でありアラブ人だ。このことから、サダム・フセイン大統領はイランとの間で起こった
1980年代の戦争で、『アフワーズのアラブ人をイランから解放す。』と叫んだのだ。
その事はイラン政府によってアフワーズの住民が差別され、監視下に置かれてきていた
ことを意味する。最近でも水不足や物資不足で、抗議デモが起こっていたし、それに対する
イラン政府の弾圧対応が外部に報じられていた。

そのアフワーズで土曜日に行われた、イラン・イラク戦争勝利記念の軍のパレードに対し、
4人のガンマンが銃撃を加え、イラン人の死者は民間人を含め24人にのぼり、負傷者は
60人に達した。誰がこの襲撃犯なのか、ということについては諸説ある。まずはISが犯行
声明を発表し、死者は24人ではなく29人だと発表した。これはトルコのフッリエト紙が
報じたものだ。同紙はどちらかといえば中立的な立場を採っている。

イラン政府は現段階では、実行犯はISのメンバーではないかと考えているようだが、
それ以外にも犯行に及ぶ可能性のある組織は少なくない。イランに敵対的な組織としては
クルド、バルーチ、トルコマン、アラブ・イラン人などが上げられる。クルドからはMKOが
挙げられようし、バルーチとはパキスタンとの国境地帯で戦闘を何度も展開してきている。
アラブ・イラン人とはアフワ−ズの住民のことだ。トルコマンはイラン北部の住民であろう。

もう一つ興味深い組織名が出てきている。それは『アルアフワーズエ』という組織であり、
名前から分かるように、彼らはアフワーズの住民によって組織されたものであろう。
イラン政府はこの組織を、サウジアラビアによって支援されていると見ている。
述べるまでも無く、イランとサウジとの関係は極めて緊張した状態にあり、まさに一触
即発状態にあるわけだから、今回のようなテロが起こっても何の不思議もあるまい。

サウジアラビアが事件の背後に居ることが明らかになれば、イランは報復を考えよう。
それがホルムズ海峡の封鎖に繋がるのか、あるいはサウジへの軍事攻撃なのか、
またその攻撃は軍事基地が対象になるのか、石油施設になるのか。

428 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/23(日) 19:32:03.37 ID:0NqGjPeC.net
殺人未遂容疑で逮捕の”綾瀬コンクリ殺人事件”元少年「いま思えば人間だとか思ってなかった」

https://news.infoseek.co.jp/article/cyzo_20180903_1745201/

429 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/26(水) 18:59:26.96 ID:rIJD7xNW.net
トルコ政府が、軍をシリアのユーフラテス川の東側に進出させる、と発表した。
これはとんでもない話なのだ。表向きは、シリア国民の安全地帯を設けることにより
シリア国内を安定化させる、というものだ。
その進軍範囲は相当な規模に渡りそうだ。アルバーブ、ジャラブルス、ダビーク、
アッラーイ、アッザーズなどだ。加えてマンビジュ、ハサカ、ラッカ、タルアビヤド、コバネだ。
つまり、シリア北部と東部の相当部分をカバーしているのだ。

そのトルコ軍進出の目的は、シリア国民の安全圏を拡大することもあるだろうが、
この地域は実は石油産出地域なのだ。アメリカがユーフラテス川の東岸で頑張って
いるのも、やはりシリアの石油を狙っているからなのだ。

トルコ軍がアメリカ軍の陣取る東岸に出て行くということは、場合によっては武力衝突が
起こることも想定しなければなるまい。トルコはそれを抑えるためであろうか。東岸に居る
のはYPGだと主張し、YPGはトルコの安全を脅かす存在であり、打倒しなければならない
と主張している。トルコはこの作戦を実施するにあたり、自軍はもとよりのことだが、
友軍であるシリアのFSAと連携するつもりだ。それがトルコ軍の行動を正当化する、
と考えているのであろう。

トルコ政府がここまでアメリカに対しても強気で出るということは、トルコの背後にロシア
が存在するからであろうか。それにしても、やり方は極めて乱暴と言わざるを得まい。
今の時代は合従連衡の時代であり、今日の友人は明日には敵になって当たり前なの
であろう。アメリカが世界は自分の支配下だと考えているとすれば、愚かの限りであろう。

世界は時々刻々と変化しており、対外関係は常に流動的だということだ。
アメリカとヨーロッパ諸国が一体となってNATOを結成し、ロシアと対峙していた時代は
終わりを告げるのではないか。その走りはトルコのNATO離脱であり、独仏とアメリカとの
対立が鮮明化していくことであろう。その兆候の一つが、イランとの経済関係重視を鮮明
に打ち出したヨーロッパ諸国と、イランをあくまでも敵対視するアメリカの違いであろう。

430 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/30(日) 21:41:18.70 ID:YDbMsfUG.net
メルケル・エルドアン両首脳、関係改善を約束 人権問題では溝
http://www.afpbb.com/articles/-/3191426
2018年9月29日 11:07

【9月29日 AFP】ドイツのアンゲラ・メルケル(Angela Merkel)首相とトルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は28日、
ベルリンで会談を行い、2年前のトルコのクーデター未遂をきっかけに対立していた両国関係の正常化を約束した。
しかし、人権問題などに関しては溝は埋まらなかった。

 エルドアン氏が、300万人のトルコ出身者が暮らす欧州最大の経済大国ドイツを公式訪問したことについて、
ドイツのメディアは「ほほ笑み外交」と伝えている。トルコ経済は、対立するドナルド・トランプ(Donald Trump)米政権による制裁で悪化している。

 メルケル氏とエルドアン氏は、トルコで2016年に起きたクーデター未遂とその後の反体制派の弾圧によってかつてなく悪化した両国関係の改善が必要だと強調。

 メルケル氏は共同記者会見で、来月、ロシアのウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)大統領と
フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領も交えて首脳会談を行い、シリア問題について協議することでトルコと同意したと述べた。

 しかし、報道の自由やトルコで拘束されているドイツ出身者やドイツとの二重国籍者の釈放、
またエルドアン氏が政敵とするイスラム教指導者フェトフッラー・ギュレン(Fethullah Gulen)師の支持者らを
ドイツが引き渡すべきかなどについての話し合いは物別れに終わった。

431 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/09/30(日) 21:42:04.27 ID:YDbMsfUG.net
仏ロ加え4カ国首脳会談で合意 シリア問題、来月にも
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO3591536028092018FF8000/
2018/9/29付

【ベルリン=石川潤】ドイツのメルケル首相とトルコのエルドアン大統領は28日、ベルリンで会談し、
シリア問題でロシアのプーチン大統領、フランスのマクロン大統領を含めた4カ国首脳会談を開催することで合意した。
アサド政権による反体制派への攻勢で不安定な情勢となっており、和平に向けて10月の開催を目指す。

432 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/04(木) 17:39:01.98 ID:H9DRsuDl.net
とんでもないことが、トルコのイスタンブールにあるサウジアラビア領事館で起きたようだ。
10月3日午後1時半に領事館に入って行った、サウジアラビア人ジャーナリストである
ジャマール・カシオギ氏が出て来ていないのだ。そのことは、彼のフィアンセであるトルコ人
女性が早速警察に届け出たが、埒があいていない。

述べるまでも無く、外交使節が所有する場所は外国と同じであり、警察といえども
勝手に立ち入ることは出来ないのだ。従って、何の情報も得られていないのは
当然の成り行きであろう。ただ、大統領のスポークスマンであるイブラヒムカルン氏が、
『ジャマール・カシオギ氏はサウジアラビア領事館内にいる。』と語っていることから、
まだ拉致されたり殺害されるという事態には至っていないのであろう。

さて、このカシオギ氏とは、どういう人物なのであろうか。彼は現在ではアメリカに亡命
しているジャーナリストだ。以前はトルキー・ファイサイル王子が駐米、駐英大使の頃、
メディア・アドバイザーを務めていた。湾岸諸国ではテレビのアンカーマンをしたりと、
マスコミ世界では結構活躍していた人物だ。彼の権力(王家)に対する切り口には
鋭いものがあったと言われている。

彼はワリード・ビン・タラール王子とも親しい関係にあったようだ。タラール王子は
現在のムハンマド・サルマン皇太子とは犬猿の仲だ。
カシオギ氏はウサーマ・ビン・ラディンとも交流があり、彼と共にアフガニスタンにも
1990年代に入っていた時期がある。彼はラディンに対して、サウジアラビアに帰国する
よう説得していたということらしい。

カシオギ氏がイスタンブールのサウジアラビア領事館を訪問した理由は、彼のサウジ
アラビアにいる妻と正式に離婚するための手続きをするためであり、それは現在の
フィアンセのトルコ人女性との結婚を正式なものにするためであったようだ。

今回のカシオギ氏の動静は、裏にサウジアラビア政府の意向が働いているのか否かは
不明だ。カシオギ氏のこれまでの交友関係は、サウジアラビア政府、なかでもサルマン
皇太子にとっては不愉快な人物である可能性は高かろう。
1週間程度で何事も無かったように領事館から出てくるカシオギ氏の姿を見たいものだ。

433 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/11(木) 19:21:31.84 ID:AdNiKWIQ.net
ロシアがリビアに武器と兵員を送り込んでいるということが、欧米で問題になっている。
シリア方式で問題を解決するつもりではないか、という懸念からだ。
述べるまでも無く、アメリカもイギリスもフランスも、イタリアもリビアには軍隊を送り込み、
それぞれに軍事基地を構築しているはずだ。そしてその基地を使い、これらの国々は
その時々の状況でリビアを攻撃しているのだ。

ロシアは同国軍の特殊部隊スペツナズをリビアに送り込み既に軍事展開しているが、
ロシアの説明では、アフリカ大陸からヨーロッパに渡ろうとしている非合法移民を
阻止するためだとしている。ロシア軍の作戦は、リビア東部のトブルクとベンガジを
拠点としているが、この地域は東リビア政府のハフタル将軍の管轄範囲だ。
ということは、ハフタル将軍とは既に合意が出来ているのであろう。

ロシアはリビアにワグナーと呼ばれる傭兵も送り込んでいるようだ。
彼らはカリバー対艦ミサイルやS300ミサイルも持ち込んでいるようだ。
ロシア軍がハフタル将軍との協力の下で、シリアでアサド大統領と協力して進めた
ように作戦を展開していけば、反政府のテロ組織や武装部族組織は壊滅が案外
容易であろうと思われる。

このロシア軍の進出に、欧米はどう対応するのであろうか。欧米諸国がリビアに
進出しているのは、リビアの石油資源を抑えることが目的なわけだが、それが上手く
行かなくなる可能性があろう。

2011年のカダフィ政権打倒以来、アメリカはリビアに対して種々の工作を行ってきて
いるし、フランスやイギリス、イタリアもしかりだ。リビアの内戦がいまだに止まないという
ことは、欧米各国がそれぞれにリビア国内の勢力部族に対して武器と資金を供給して
きたからであろう。戦闘が起こり、それが長期化するのには、資金と戦闘員と武器が
必要なのは、誰にも分ろう。それをアメリカはアフガニスタンでも、イラクでもシリアでも
やってきているのだ。もちろん、イギリスやフランス、イタリアもしかりであろう。
ロシア軍のリビア進出は、それらの国々の努力を水泡に帰する可能性があるということだ。

434 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/14(日) 00:00:32.45 ID:y0RQO78t.net
考えてみれば当たり前の話なのだが、トルコは始めからサウジアラビア領事館内で起こった
カシオギ氏虐殺の情況を、事件の起こる最初の段階から全部知っていたようだ。
最初の段階でトルコから出ていた、拷問の後殺され、死体はバラバラに解体されて処理された
という情報は、嘘ではなかったということだ。昨日、トルコ政府は全容を知っている、とサウジ
アラビアに伝えたようだ。またトルコは、虐殺情況を記録したビデオもあると言っている。

当然であろう、イスタンブールのサウジアラビア領事館が設立されるときに、トルコ側が
工事をしたものと思われるが、その際に、全ての部屋に隠しカメラを設置していたのであろう。
それは通常行われることであり、何の不思議も無い。

さて、次の段階の話になるが、トルコ政府はこのビデオを公開することはあるまい。
一部から漏れて流れるかもしれないが、公式にはありえないと思われる。トルコ政府にして
みれば、このビデオはサウジアラビアを脅し、巨額の金を引き出す貴重なネタになろうからだ。

トルコ政府はサウジアラビア政府をじりじりと脅して行き、自国の考える結果を引き出すこと
になろう。同様にアメリカも、既にこの殺害現場のビデオは手に入れているのではないかと
思われる。従って、アメリカもサウジアラビア王家を脅しまくることになろう。トルコはこの
ビデオをアメリカに渡すに当たって、どのような交換条件を付けたか、関心がもたれる。

いずれにせよ、今回の事件は常識の範囲を超えており、まさに猟奇事件の類だ。
従って、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が国王になることは、
この事件が原因で完全に消えたのではないか。また、今回の事件を機に反皇太子派の
勢力が増して行き、皇太子の処刑といったことも起こりうるのではないか。
そして、このサルマン皇太子を擁立した国王も引責辞任することになるかもしれない。
まさに、サウジアラビアの王家にとっては、これは革命的な出来事ということではないのか。

435 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/14(日) 23:27:14.64 ID:YEOgY7XQ.net
トルコで釈放された米牧師が帰国、トランプ大統領と面会
https://www.cnn.co.jp/usa/35126963.html
2018.10.14 Sun posted at 14:06 JST

ワシントン(CNN) トルコで約2年間にわたり拘束され、
12日に釈放された英国人牧師、アンドルー・ブランソン氏が帰国し、トランプ米大統領と面会した。

ブランソン氏は13日、米首都ワシントン郊外の空軍基地に到着し、ホワイトハウスでトランプ氏と面会した。

トランプ氏は同日午後の記者会見で、ブランソン氏に「あなたは米国民を元気づけた」と語り掛け、
2年間の拘束に耐え抜いた同氏の「信念」と「強さ」をたたえた。

また、トルコのエルドアン大統領が同氏の釈放を実現したことに感謝すると述べ、「かれにとって簡単なことではなかった」と語った。
さらに、釈放がトルコとの関係改善に向けた「素晴らしい一歩」になるとの期待を示した。

ブランソン氏は会見で、トランプ政権による「異例」の尽力に謝意を示し、
トランプ氏が就任当初からこの件に取り組んできたことを知っていると述べた。

トランプ氏はこれまでツイッター上で何度か、ブランソン氏が理由もなく拘束されていると主張し、釈放を求めていた。

ブランソン氏はさらにポンペオ国務長官やペンス副大統領らの名前を挙げて、
私たちのために立ち上がり、祈り、戦ってくださった皆さんに感謝します」と述べた。

続いて同氏と妻のノリーンさんが、トランプ氏のために祈りをささげた。

トランプ氏は面会に先立ち、トルコとの間に「取引はなかった」とツイートしていた。

エルドアン氏も13日にツイッターを通し、釈放はトルコの司法当局が独自に下した判断だと改めて主張した。

436 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/19(金) 00:42:51.50 ID:XBobNio4.net
金委員長、ローマ法王を平壌に招待
https://jp.sputniknews.com/politics/201810095437558/
2018年10月09日 20:04

韓国大統領
訪朝招請を伝達 法王「公式ならば可能」
https://mainichi.jp/articles/20181019/k00/00m/030/051000c
2018年10月18日 19時21分(最終更新 10月18日 23時09分)

 【ソウル渋江千春】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は18日、
バチカン(ローマ法王庁)でフランシスコ・ローマ法王と会談した。
聯合ニュースによると、文氏は北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長の訪朝招請を法王に伝え、
法王は「公式な招請状が来れば、(北朝鮮に)行くことができる」と応じたという。

 韓国の青瓦台(大統領府)によると、金氏は9月の南北首脳会談で、
文氏に対し「法王が平壌を訪問すれば、熱烈に歓迎する」と話していた。

 聯合ニュースによると、文氏と法王は約1時間会談。文氏は南北首脳会談など、
朝鮮半島における平和の定着のため、韓国政府が行ってきた努力について説明し、
法王に今後も朝鮮半島の平和や繁栄のために祈り、支持してほしいと要請。
これに対し、法王は核兵器がない朝鮮半島をつくるための「南北の指導者の勇気」を評価したといい、
「和解や平和定着に向けた努力が実るよう全世界と共に祈る」とも話したという。

 法王の訪朝に関しては、2000年、北朝鮮の故・金正日(キム・ジョンイル)総書記が
先々代のヨハネ・パウロ2世に対し、韓国政府を通じて訪朝を招請したが、実現しなかった経緯がある。

437 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/19(金) 00:44:44.69 ID:XBobNio4.net
なぜフランシスコ法王は北朝鮮に招待されるのか。韓国の文大統領、トランプ政権、米朝会議との関係は。
今井佐緒里 | 欧州研究者・物書き・編集者
https://news.yahoo.co.jp/byline/saorii/20181011-00100034/
10/11(木) 9:30

対中合意 法王の「賭け」に賛否両論 カトリック布教、アジアに軸足
https://www.sankei.com/world/news/180925/wor1809250015-n1.html
2018.9.25 11:37

438 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/21(日) 23:09:22.34 ID:IdSq4kS9.net
・NATOに日本政府代表部開設(域外パートナー)
・英国のTPP参加
・台湾の英語公用語化

こういうのが次のフェーズだろう

439 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/22(月) 19:03:34.61 ID:QCGD3JaU.net
突然、ヨルダンの国王が、イスラエルとの和平条約の一部を改変する動きに出ている。
それは、ヨルダンが和平条約締結時に決めた、ヨルダン領土の一部をイスラエルに貸与する
ということについて、返還を求めるというものだ。そのこと自体が大きな驚きなのだが、
なぜ今の時期にその話が出て来たのか、ということがもう一つの驚きだ。

1970年のブラック・セプテンバー事件(パレスチナのファタハ組織がヨルダンの王家を攻撃し
打倒しようとした、いわばクーデター)の折、ヨルダン王家を守ったのはイスラエル軍だったのだ。
つまり、ヨルダンにとってイスラエルは、最も信頼できる国家だった。

もう一つの驚くべき変化は、ヨルダンのアブドッラー国王の発言から分ったのだが、ヨルダンは
トルコ、カタール、シリアとの関係を改善していく方向に切り替えた、ということだ。
ヨルダンはこれまで、サウジアラビアの経済援助を受けて成り立っていたのだが、そのサウジ
が敵対しているカタールと関係を改善していくということは、サウジに背を向けることになる。

サウジアラビアがカシオギ問題で世界的に孤立する方向にある中で、今回のヨルダン国王の
対外関係変更は、少なからぬショックをサウジアラビア王家に与えるものと思われる。
また、トルコはそのカシオギ問題で、サウジアラビア王家の首根っこを掴んだ形になっている。
全てのカシオギ暗殺事件の情報は今、トルコの手中にあるのだ。

これらの疑問は今後の中東世界の政治、行く末を決めていく、キー・ワードではないのか。
色々推測できるが、あまり推測を膨らませれば、単なるほら吹きと言われかねないので、
この辺でやめておこう。

440 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/24(水) 18:21:45.61 ID:KyDist7U.net
今回、何故あそこまで酷いやり方で、ジャマール・カシオギが殺されなければならなかったのか、
ということを考えていると、カシオギはまさに『知りすぎた男』だったという結論に到達した。

カシオギ家はサウジアラビアばかりではなく、アラブ世界では大きな家族なのであろう。
従って、彼の親戚にはアドナン・カシオギという、サウジアラビア政府お抱えの死の商人がいた。
武器の取引をしていた人物だった。

ジャマール・カシオギは、大英帝国のスキャンダルについても詳しかったようだ。故ダイアナ妃
のボーイ・フレンドだった、ロンドンのハロッズのオーナーの息子、ドデイの親戚にあたるのだ。
従って、ドデイからダイアナ妃との色んな秘話を聞いていたことであろうし、そうした関係から、
ダイアナ妃が交通事故で死亡した真相についても知っていたのではないかと思われる。

従って、ジャマール・カシオギはイギリス政府にとっては、ペルソナ・ノン・グラタ、
つまり歓迎できない人物だった、ということであろう。ジャーナリストという職業に就いている
人物は、自分だけが持っている情報をどうしても開示したくなるものだ。

実は、ジャマール・カシオギはアメリカで起こった9・11事件についても、真相を知っていたの
ではないのか。彼はウサーマ・ビン・ラーデンとも親しかったのだ。彼はラーデンに付き添って、
アフガニスタンにも複数回入っていたはずだ。9・11事件は内部犯行という説がある中で、
カシオギが真実を暴露すれば、アメリカ政府にとってはショッキングな出来事になろう。

そして最後は、ジャマール・カシオギのサウジアラビア内情把握についてだ。
彼はサウジアラビアの元駐米大使のナーイフ王子とも親しい関係にあったのだから、
相当内情に通じていたことであろう。そればかりか、カタールのマスコミでも活躍していたの
だから、アラブ湾岸諸国の王家の内情に通じていたものと思われる。

従って、彼はイギリスからもアメリカからも、サウジアラビアからも狙われてしかるべき人物
だったということだ。一説には、アメリカ政府の高位の人物がサルマン皇太子と親しい関係にあり、
カシオギの暗殺を助言したと言われている。それが事実かどうかは分らないが、十分にあり得よう。

441 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/24(水) 23:44:32.87 ID:YK0gIAAy.net
安田純平さん 解放
カタール・トルコ協力
https://mainichi.jp/articles/20181025/k00/00m/040/096000c
2018年10月24日 21時22分(最終更新 10月24日 21時50分)

 内戦下のシリアで2015年6月に行方不明になったフリージャーナリストの安田純平さん(44)が解放され、トルコ南部アンタキヤの入管施設に保護された。
反体制派の武装勢力に拘束されたとみられていた。河野太郎外相は24日、「安田さんの無事を確認した。
健康状態も一見するといいようだ」と記者団に語った。政府は安田さんの早期帰国に向けて支援する。

 菅義偉官房長官は23日夜、緊急に記者会見し、安田さんとみられる男性が保護されたとの情報がカタール政府から寄せられたと発表した。
在トルコ日本大使館員が24日、入管施設を訪れ、男性が安田さん本人だと確認した。
「安全です。ありがとう」

 アンタキヤがあるハタイ県の当局は24日、安田さんの映像と写真を公開した。
入管施設で同日午前11時20分に撮影したもので、安田さんは英語で「シリアに40カ月拘束されていた」「今はトルコにいて安全です。ありがとう」と語った。

 安田さんの無事が確認されたことを受け、安倍晋三首相はカタールのタミム首長、トルコのエルドアン大統領にそれぞれ電話で謝意を伝えた(続く)

442 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/24(水) 23:47:45.39 ID:YK0gIAAy.net
トルコは霊界のジャックポットでも引いたか

443 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/24(水) 23:50:03.96 ID:YK0gIAAy.net
日中、新たなパートナー関係へ ODA終了
https://www.asahi.com/articles/ASLBR5TR9LBRUHBI03J.html
2018年10月23日23時06分

> 約40年にわたり日本政府が行ってきた中国への途上国援助(ODA)が今年度で終了することになった。

444 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/24(水) 23:53:12.64 ID:YK0gIAAy.net
盆と正月とラマダンが一緒に来たような

445 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/25(木) 18:06:01.19 ID:L3G7g2s4.net
イランのロウハーニ大統領が極めて変わった意見を述べ始めている。
曰く、『カシオギ暗殺はサウジアラビア単独では出来ない。』と言ったのだ。
述べるまでもなく、イランとサウジアラビアとの関係は劣悪なのだが、この発言は、
あたかもサウジアラビアはカシオギ暗殺について白であり、黒幕はアメリカだと
言っているようなものだ。

イランの考えでは、サウジアラビアには単独でカシオギを暗殺する能力は無い。
あの暗殺は非常によく計画されており、実行されたものだというのだ。
誰がそれを命令し、いかにそれが準備され、誰がそれを実行したのか。
そしてカシオギ殺しは極めて残酷であり、アルカーイダの分派であるヌスラや、
ISなどの犯行に極似しているというのだ。サウジアラビアはアメリカによって守られて
いる中で、この犯行を行ったということであろう。

そう言われてみれば、犯行は確かに極めてスピーデイに手際よく行なわれているし、
犯人たちは素早く現場から立ち去りサウジアラビアに戻っている。なにやら暗殺犯たちは
殺しのプロというイメージがする。しかも、犯行は極めて冷血であり、人間味を感じさせない。

真実は時間の経過とともに明らかになって来ようが、今は軽々に判断すべきではなかろう。
しかし、そうした意見もあることを忘れてはなるまい。この事件が起こリ、1週間ほどした
段階では、サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子にカシオギの暗殺を助言
したのは、トランプ大統領の義理の息子クシュネルだったという情報もある。
事件が明るみに出た段階で、サルマン皇太子が「欧米は何故カシオギ殺害で、こんなに
騒いでいるのか?』とクシュネルに尋ねた、ということのようだ。

446 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/27(土) 19:01:04.07 ID:CJJ9OZzk.net
イスラエルのネタニヤフ首相が10月26日に、オマーンのスルタン・カーブースの
招待で同国を公式訪問した。これは1996年以来のことであり、1996年には
ペレス首相がオマーンとカタールを訪問し、両国に通商代表部を開設している。
それ以前の訪問は、1994年のラビン首相の訪問だった。今年の早い時期には、
オマーンのアラーウイ外相がイスラエルを訪問している。このアラーウイ外相の
イスラエル訪問は、アラブ高官の公式訪問としては注目に値するものであった。

ネタニヤフ首相のオマーン訪問では、オマーンのスルタン・カーブース国王との間で、
中東の和平が討議されたということだ。しかし、実際にはイランとイスラエル、アラブの
関係が討議されたのではないか、と見られている。

オマーンはアラブ湾岸諸国の中では例外的に、イランとの間で良好な関係を維持
している国だ。それは1970年代前半に起こったドファール戦争で、イラン軍が
オマーン軍を支援し、反体制側と戦ったことによる。

今回のネタニヤフ首相のオマーン訪問は、事前には何も発表されていなかった。
言わば突然の訪問という形のものだった。そこで噂されているのが、オマーンに
イランとの仲介役を依頼しに行ったのではないか、ということだ。

数日前、ヨルダンのアブドッラー国王は、トルコ、カタール、オマーンとの関係を
強化する、と突然言い出している。これら3国はいずれも、イランとの間で友好的な
関係を維持している。

今の段階では何も断言できないが、オマーン・イラン・イスラエル関係に限らず、
中東世界では大変革が始まっているのではないかと思われる。イランとアラブの関係、
イランとアメリカ・イスラエルとの関係に大変化が起こるのではないか、ということだ。

447 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/28(日) 23:17:01.05 ID:T8+GwhG0.net
憲法委「年内開催を」 シリア和平協議、4カ国首脳会談
https://digital.asahi.com/articles/ASLBX1QDQLBXUHBI001.html
2018年10月28日14時32分

 ロシアとトルコが進めてきたシリア内戦の和平協議にドイツとフランスが加わった首脳会談が27日、トルコ・イスタンブールで開かれた。
4カ国の首脳は、内戦後の憲法改正を議論する憲法委員会について、年内に設置し初会合を開くことで合意した。

 憲法委の設立は、ロシアがトルコとともに主導した「シリア国民対話会議」で1月に提案された。アサド政権側と反体制派側のメンバーで構成され、国連主導で協議を進めることになったが、実現していない。

 首脳会談後に出された共同宣言は「自由で公正な選挙への道を開く憲法委を年末までに設置し、開催することを要求する」とした。ロシアとトルコが進めてきた和平への取り組みを独仏も後押しする形となった。

 緊張が高まるシリア北西部イドリブ県をめぐっては、アサド政権軍が総攻撃をかければ多くの難民が欧州に押し寄せる可能性がある。
独仏首脳が今回の会談に加わった背景には、「反移民」勢力が伸長する自国の事情がありそうだ。

 首脳会談の共同宣言では、政権軍を支援するロシアと反体制派を支えるトルコが、両勢力の支配地域の間に非武装地帯を設置するとした以前の合意を歓迎。
記者会見でフランスのマクロン大統領は、イドリブの停戦を維持するため、「アサド政権存続のかぎを握るロシアは政権に明確な圧力をかけてほしい」と求めた。
ドイツのメルケル首相は「イドリブでの持続的な停戦を実現するには、あらゆることに取り組む」と述べた。

 同県では、非武装地帯の設置期限だった15日を過ぎても、条件である過激派組織の撤収が実現していない。
ロシアのプーチン大統領は「挑発行為があれば、テロリストを抹殺するためにアサド政権を支援する権利がある」と軍事作戦への含みを持たせた。
350万人以上のシリア難民を受け入れるトルコのエルドアン大統領は「欧州連合はシリア難民支援の負担をもっと引き受けるべきだ」と注文をつけた。

448 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/10/29(月) 18:46:04.21 ID:No68F2gQ.net
サウジ国王プーチンに電話:投資もする、相談もしよう - DEEPLY JAPAN 2018-10-27
電話会談の後のロシアの反応は、「サウジ王家が声明を出し、捜査をするというので見てましょう。
声明に疑いをはさむ理由は今のところありません、」だそうだ。 <中略>
西側のという話ではないが、コンスタンチノープルにいる正教の総主教が要するに西側の犬に
成り下がってましたというのが明らかになり、今般モスクワからさよならされたという事件も、
「西側X」のリエゾンがいなくなった、という点では同じかもしれない。
ということで、並べて考えてみるに、19世紀後半以来、コンスタンチノープルからバグダッドまでを
仕切るための仕掛けだったものが壊れている、と考えることもできるのではなかろうか、
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/707cce322ec4fdea1485c614857b410a

ワッファービズムは西側の注文で広めました by サウジ皇太子 - DEEPLY JAPAN
https://blog.goo.ne.jp/deeplyjapan/e/1b5a17345ab176ed1620410f63c58f48


ユダヤ教原理主義のイスラエルと並ぶイスラム原理主義のワッハービズムの
サウジアラビアが、米英仏を裏切ってロシアに接近している。

449 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/02(金) 14:01:17.77 ID:QJT21xrM.net
日本人が知らないサウジ王族の「超金満生活」 月給3000万円、バカンスは1000人が同行
https://toyokeizai.net/articles/-/196997

これは日本の江戸時代と思えば解り易い。体制=270年の法則は、どのような
民主主義理論や共産理論にも勝ります。つまり、どんなに豊かになっても
民主主義はあり得ないし、どんなに貧しくても、共産主義は絶対来ないという事です。
勿論270年間の体制内では、という条件付きではあるが。

言い換えれば、1910年武人戦国時代のオスマン帝国が崩壊後は、知恵者賢帝の
時代が270年続くという事です。270+1910年=2180年までこのような国家運営が
続くことを意味します。勿論、支配階級同士の戦いやクーデターもあり得ますが、
王族が支配する体制は変わらないのです。

よく見るとこれが、中共の体制変換と時期が一致します。波動は連動していますが、
しかし体制が異なります。中共は武人体制であり中東は知恵者賢帝の時代です。
270年サイクルのずれがあります。従って、中東の諸国は生き残りをかけて、
合従連衡、遠交近攻、クーデター等により目まぐるしく変わりえます。

ついでに言えばロシアの新体制は1990年ですから、中東とは80年の差があります。
ロシアはまだ知恵者賢帝の時代の若造ですから、安定までには少し時間がかかる
という事でしょう。つまり、国内のイスラム教との戦いにエネルギーを割かざるを
得ないのです。これがロシアがシリアに関わる遠因といえます。言い換えれば、
ロシアではまだまだイスラム勢力が分裂独立する余地があるといえます。

この歴史経済波動学から見れば、未来は予測できるのです。
これを科学的未来予測学と表現しましょう。

450 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/03(土) 00:19:27.49 ID:8EFajA7b.net
アメリカ、日本にイラン産原油輸入の許可を与える
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1541156278/

451 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/03(土) 00:22:29.71 ID:8EFajA7b.net
アブラ・カダブラ…

452 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/03(土) 16:13:36.98 ID:O79pUnQP.net
トルコ・リラが8月の初頭から値下がりし、一時期は1ドルに対して7リラ以下に下がった。
これは8月の頭の1ドル4リラだったことを思えば、とんでもない値下がりだった。
そのため輸入価格は上がり、物価は国内外の製品全てが上がるという現象が顕著になった。

当然のことながら、その事は庶民の生活を追い詰めると共に、中小企業が経営難に
追い込まれ、倒産も少なくなかった。トルコの多くの企業は、主にヨーロッパからの借入金
で運営しており、決まった金利が外貨で支払われることになっている。そうした中でのドルや
ユーロの値上がりなわけだから、企業にとっては大変な問題だったと思われる。

そもそも、何故こうした現象が急激に起こったのかというと、トランプ大統領の支持基盤
である、アメリカのエバンジェリカン教会のブランソン牧師がトルコで投獄されたことによろう。
その結果、トランプ大統領はトルコに対し制裁としてトルコ・リラ安を生み出したのであろう。
こうしたことは以前にも起こっており、トルコ国民は基本的に自国通貨を信用していないことが、
それに輪を掛けてドル買いリラ売りを起こしたのであろう。

そして、遂にたまりかねたエルドアン大統領は、ブランソン牧師の釈放を決断した。
そうするとたちまちにしてアメリカの締め付けは消え去り、魔法でも掛けたかのように
リラは上昇したというわけだ。

もう一つは、トルコへの投資がヨーロッパ諸国、なかでもドイツからのものが多いために、
トルコの経済が破壊されるようなことになれば、連鎖反応としてヨーロッパ諸国に悪影響を
及ぼしたことであろう。ヨーロッパ諸国もトルコを嫌いながらも、トルコに投資した資金が
消えないように対応を緩めている。

まずはメデタシメデタシということであろうか。

453 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/03(土) 16:14:39.61 ID:8EFajA7b.net
【トルコ】イスタンブール新空港が開港 全面的に完成すれば世界最大に
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1540969923/

454 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/03(土) 16:16:14.60 ID:8EFajA7b.net
トルコは世界を代表するハブになる

455 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/04(日) 15:52:51.68 ID:yQJ6BFa9.net
アメリカはトルコとの関係で難しい局面に立たされている。
それは、アメリカが活用しているクルドの戦闘員を、今後どう扱うか、という問題だ。

アメリカとすれば、出来るだけクルドの戦闘員を使い、自国の兵士を犠牲にしたくない
ということであろう。しかし、そのクルドの戦闘員というのは、YPGやSDFだけではなく
PKKも含まれているというのが現状だ。PKKはトルコにとっては仇敵であり、これまで
にPKKによって4万人のトルコ国民が殺害されているのだ。

こうしたこともあり、アメリカもPKKについてはテロリスト集団と認めている。
しかし、そうは言っても背に腹は代えられないのであろうか。アメリカはPKKの戦闘員
がYPGと連携して戦闘に参加していることを黙認しているのだ。

こうなると、YPGやSDFに対する対応も厳しくせざるを得ない。トルコはユーフラテス川
の東側に陣取るYPGやSDF,PKKを掃討する作戦を立て、一部は実行されている。
例えば、アイン・アルアラブ、ジャラブルス、アル・バーブ、アッラーイ等は、その結果
トルコ軍が解放した街だ。こうしたトルコ軍の作戦にはFSAが協力している。

アメリカはこれまで、ISの掃討にはクルド戦闘員との協調が必要だとして、それを
口実にしてきていたのだ。もちろん、その目的に沿って相当量の武器がYPGに
供与されてもいる。マンビジュについても然りであり、トルコはこれまでアメリカとの
合意が生まれたにもかかわらず実行が遅れている、と苦言を呈し続けてきていた。
最近になってアメリカ・トルコ合同軍のパトロ−ルが、先週木曜日に、やっと実施
されるに至っている。

マンビジュとイドリブについては、トルコの副外務大臣がもっぱらアメリカとの交渉に
当たっているし、11月半ばに予定されているエルドアン大統領の訪仏後には、エル
ドアン大統領とトランプ大統領が、この問題について協議する予定になっている。

アメリカはトルコを選びYPGやPKK、SDFを切り捨てるのか、あるいは両方を
コントロール出来ると思っているのか、判断が難しい。
アメリカ自身にとっても、その判断は相当困難なものだと思われる。

456 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/10(土) 16:56:12.10 ID:MkBvmmGO.net
イラク軍は国内のテロ掃討作戦を進めている。最近では、キルクークでの作戦を実施し、
ISの幹部と25人のメンバーを拘束した。また、IS幹部の妻子も逮捕しているようだ。

ISはイラクの主要な石油産出地である、キルクークでの地歩を固めようとしていたようだ。
キルクークを支配することが軍資金を得る唯一の手段だからであろう。
ISは大量の爆弾を所持し、それを各地に配布していたということだ。
しかし、今回のイラク軍による掃討作戦で、失敗に終わったということであろう。

一連のテロ掃討作戦の結果、今ではイラクのキルクーク地域90パーセントが
治安を回復しているというとだ。また、それ以外のイラクの地域も、大分イラク軍の
作戦が効を奏して落ち着いてきていると言われている。

近くイラクから石油代大臣に近い人物が日本を訪問するが、多分に石油部門への
日本政府への借款要請と、日本企業への石油開発部門への進出を要請するものと
思われる。イラクの国内情況が安定化して、復興が進むことを祈る。

457 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/16(金) 19:55:37.29 ID:CBxxbYwH.net
トルコにはペリンチェクという名の人物がいる。彼はマフィアのボスであり、エルドアン
大統領に対して、歯に絹を着せぬ発言をすることで知られている。
一部では、エルドアン大統領が相当の秘密をペリンチェク氏に握られているために
反発できないのだろうと言われたり、暗殺を恐れてるのだろうとも言われている。

ペリンチェク氏は表向きはトルコで最も愛国的な政党である祖国党(VP)の党首であり、
彼の意向に沿わないことがあると、大統領に対してであれマスコミに対してであれ、
警告発言をしてきているのだ。

今回ペリンチェク氏は、トルコ政府とシリア政府の秘密交渉があった事を暴露している。
ロシアのスプートニク・ニュースのインタビューに答える中で語ったものだ。
その内容とは、トルコのエルドアン大統領の要望で、イランを舞台に最近、トルコと
シリアの政府代表が会議を持ったというものだ。当然このことはイランが仲介したとも
取れるし、その会議にイランも参加していたとも考えられよう。

表向きには、シリアで内戦が始まって以来、トルコとシリアは政府間交渉を止めて
きていた。しかし、裏ではトルコがFSAを結成し、反シリアの軍事行動を展開してきて
いることになっているのだが、実際にはトルコ政府とシリア政府との間には軍事協力が
あるということだ。

このペリンチェク氏の発言が事実だとすれば、今後、思いもかけなかったような展開が
トルコとシリアとの間には生まれるかもしれない。その中には、突然のトルコ・シリア軍
の共闘も有り得るということではないのか。

そうなった場合、アメリカ軍の立場は複雑になろう。アメリカ政府は未だにシリアの
アサド体制打倒を考えているからであり、同時に、シリア国内にアメリカ軍を長期駐留
させるつもりでいる。それは、シリア東部の石油資源を狙ったものであると同時に、
ペルシャ湾海底ガス鉱床のガスを掘り出して、シリア北部を通り地中海岸に運ぶため
のパイプ・ラインを通す計画があるからだと言われている。

458 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/17(土) 23:57:23.60 ID:pakrb8tT.net
【トルコ/米国】米国は、トルコのイスラム教指導者ギュレン師を米国から送還する可能性がある=マスコミ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1542404932/

459 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/22(木) 23:36:15.48 ID:fG5rYYLA.net
内藤陽介の世界を読む「レバノン人のディアスポラ
https://www.youtube.com/watch?v=2_XahrnssUA

460 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/11/28(水) 18:26:01.36 ID:jMafPg2L.net
ジョージ・ソロスと言えば、世界的に知られる富豪だ。彼は外国の内政に関与してきている。
いわゆるカラー革命と言われた、一連の東ヨーロッパの革命は、彼の提供した資金による
ものだった、と言われている。各国にソロス財団を設立し、それを拠点に各国に関与してきた
ということであろう。もちろん、その財団の主たる目的は、表向きは民主化・人道支援だが。

しかし、あまりにもジョージ・ソロスの進出と、相手国で起こることが生臭過ぎたのであろう。
各国はソロス財団に深い疑いを持つようになっていった。その結果、ソロス財団は各国から
密かに調査される対象となったのだ。もちろん、ソロスの関与で革命が成功した国からは、
彼は大歓迎され、まさに地上の神のような存在になっているのであろう。

だが、トルコはそれほど甘くはなかった。エルドアン大統領はソロス財団を警戒し、
大分前から調査を始めていたのであろう。そして、ついにはジョージ・ソロス・オープン・
ソサエテイ・ファンデーションは、トルコの厳しい取り調べを受ける対象となったのだ。
エルドアン大統領は『ソロスは国家を分断し、国家を破壊に導く目的を持っている。』
と厳しい非難の言葉を向けている。その結果、トルコ内務省はソロス財団の取り調べを
強化したというわけだ。

まずトルコ内務省が取り上げたのは、2013年に起こったゲジ・パークのデモだった。
このデモではハカン・アルテナリを始めとする13人が逮捕されている。彼らが獄中にある
中で支援を送った人物は、人道支援者として知られるオスマン・カラバであり、彼はトルコ
の体制崩壊を狙っていたということだ。さて、このカラバに資金提供をしていたのは誰か、
ということになる。その人物こそがジョージ・ソロスだというのが、内務省の出した結論だ。
結果的に、危険を感じたのであろうか、ジョージ・ソロスはトルコでの破壊活動(?)を止め、
トルコから手を引くことになった、ということだ。

トルコの情報機関は体制維持と国家防衛のため、極めて優れた組織となっている。
先のカシオギ事件で分かるように、そのレベルは世界でもトップ・クラスであろう。

461 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/03(月) 17:46:09.95 ID:Ci5JD0/e.net
サウジアラビアが中心となり、アラブ首長国連邦、バーレーン、クウエイト、
ヨルダン、エジプトなどに呼びかけ、強硬なカタール締め付け対応を決めたのは
だいぶ前の話だが、それが今日なお続いている。

その結果、カタールへの陸海路は閉鎖され、物資が入らなくなっていた。
もちろん空路は開かれていたので、イランやトルコといったカタールの友好国は、
封鎖が始まった時期から空輸で必要な物資を届けていた。

だが、それは物価を引き上げることになり、カタール国民は良いとしても、
外国からの出稼ぎ者たちにとっては苦しい生活を余儀なくされ、彼らは母国の
家族たちへの送金もままならなかった。

そもそも、サウジアラビアが制裁した理由は、カタールがテロを支援している
という名目だったが、実のところ、サウジアラビアが毛嫌いしているイランと
カタールとの関係が良かったからであろう。

カタールのテロへの支援は事実であろうが、サウジアラビアはその何倍も
テロ組織に支援を送っているのではないのか。しかも、サウジアラビアは
イエメンでは大虐殺を断行しているのだ。

さて、突然ここに来てサウジアラビアがカタールをGCCに呼び戻すというのは
何故であろうか。多分にカシオギ問題が影響しているものと思われる。
サウジアラビアはカシオギ問題で世界中から顰蹙を買っており、他方、カタール
に対する同情が強まっている。そのカタールはカシオギ問題で、一番強硬に
サウジアラビアを攻め立てているトルコと良好な関係にある。

サウジアラビアは何とか国際的な非難をかわしたいと思い、その手始めに
カタールとの関係修復に動いているのであろう。次のGCC会議に向けて、
GCCの事務総長であるアブドルラテイーフ・ザヤーニ氏は、カタールの首都
ドーハを訪問する予定になっている。

次のGCC会議はオマーンで開催される予定になっている。そのサウジアラビアの
カタール対応変化は,大歓迎すべきものであろう。カタールは裏ではイスラエルとの
関係も悪くない。同国はイスラエルとの合意の上で、ガザのハマースに資金を
提供している。サウジアラビアの皇太子も、イスラエルとの正式な関係構築に
動き出している。そうしたことも背景にはあるのであろう。

462 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/04(火) 17:08:12.77 ID:GzwLZyg6.net
カタールはアラビア半島の北部にある、ペルシャ湾に面した小国だ。悪い言い方をすれば、
アラビア半島の出ベソのようなものであろうか。そのためサウジアラビアは常にカタールに
圧力をかけてきている。サウジアラビアにしてみればカタールは目障りであり、自国領土
に飲み込んでしまいたいと思ってきているのであろう。

カタールは世界のガス産出量の3分の1のシェアを誇る産出国として知られているが、
石油も産出しており、1961年以来、OPECのメンバー国になっていた。それがここに来て、
石油には重点を置かずガスの開発に専念すると言い出し、来年の1月にはOPECから
離脱することを発表した。さて、この離脱は、どんな影響を石油市場に齎すのであろうか。

カタールの産油量は現在60万バーレル/日と少ない。この量はオマーンよりも少ないのだ。
それに比べ、サウサウジアラビアの産出量は1000万バーレル/ 日であり、アラブ首長国
連邦は、300万バーレル/日だ。これでは石油の産出量だけでは勝負にならないだろう。
しかし、いま世界は石油からガスの時代に大きく変わりつつある。従って、カタールの
将来は極めて有望ということであろう。

石油市場は他の原料とは異なり、生産量と消費量とのバランスによって価格が決まる
のではない。巨大な石油市場をコントロールする政策が価格を決定しているのだ。
そのため世界の石油市場価格は、ほんの小さい政治、軍事、経済、政府高官の発言
などに左右されているのだ。市場関係者は価格の変動が起こる方が利益が上がるため、
そうした小さな変化を大きく受け止めて反応するのだ。

従って、少ない産油量ではあるが、カタールがこれからOPECを離脱した後で打ってくる
揺さぶりは、石油価格に大きな影響を及ぼす可能性が高いということだ。

463 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/20(木) 23:47:40.49 ID:j9ypuuv6.net
【米軍シリア撤退】トランプ大統領は勝利宣言「IS打倒の目的達成」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1545255314/

464 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/20(木) 23:48:10.77 ID:j9ypuuv6.net
米軍シリア撤収で協議か=トルコ・イラン首脳会談
https://www.jiji.com/jc/article?k=2018122005957&g=int
2018年12月20日22時36分

 【エルサレム時事】トルコのエルドアン大統領は20日、首都アンカラでロウハニ・イラン大統領と会談した。アナトリア通信が伝えた。
 トランプ米政権がシリアからの米軍部隊撤収を決めたことを踏まえ、今後の対応を協議したとみられる。
 エルドアン大統領は会談後の共同記者会見で「地域での衝突停止や平和的な環境の確保」に向け、両国が協力していく姿勢を強調した。
 シリア内戦をめぐっては、トルコが反体制派、イランがアサド政権をそれぞれ支援してきた。
 最近はトルコとイランにロシアを加えた3カ国が、内戦終結に向けた和平プロセスで主導的な役割を果たしている。

465 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/21(金) 22:35:32.60 ID:FRd01Plp.net
トランプ大統領が発表したシリアからの撤退が、関係諸国に少なからぬショックを与えている。

まずイスラエルだが、同国はアメリカ軍がシリアから撤退したことで、味方無しの戦いが
始まるわけだ。しかも、敵はシリアやヘズブラに加え、ロシア、イランがいる。
イスラエルに残る手段は、ISを支援してシリアを揺さぶることであろうが、ここまでくると
あまり効果は無かろう。大げさに言えば『座して死を待つ。』ということであろうか。

トルコは表面的には思うつぼであろうが、実際にはそうはなるまい。
マンビジュ問題を巡りアメリカ軍の撤退を要求していたが、あっさり抜けられてしまうと、
単独でシリア軍、ISやヌスラ、そしてSDFに対抗しなければなるまい。

シリアについていえば、正に思うつぼであろう。これでISの攻撃は沈静化して行こうし、
SDFもアメリカ抜きには弱体化して行こう。そうなればロシアやイランの加勢を受け、
シリアは盤石の体制になって行くということであろう。ただし、シリアにとっては、今後、
ロシアやイランがどこまでシリアの国内政治に首を突っ込んでくるか、ということだ。

イランはどうかと言えば、イランはほくそ笑んでいることであろう。今まではアメリカ軍の存在が
イランの行動にブレーキをかけていたろうが、これからはその心配をする必要は無くなった。

ロシアはと言えば、困惑しているのではないか。プーチン大統領は『理解に苦しむ。』 と
コメントしている。これからはロシアの独壇場となるわけだが、それはシリア再建だけではなく、
クルド問題もトルコ関係もイスラエル関係も、ロシアが面倒見なければならなくなるという事だ。
それは結構な負担であろう。

アラブ湾岸諸国、中でもサウジアラビアの対応は、どう変わるのであろうか。
サウジはシーア派の中のアラウイ派のアサド体制を打倒したい、と息巻いてきていた。
その為にISや他のミリシアに資金を提供してもいたし、アメリカに対しても軍事費を負担していた。
シリア側から見ればサウジアラビアは明らかな敵であり、アメリカが去ったらシリアはどうにでも
サウジアラビアをいじめることが出来よう。サウジはこれに対して、シリアの再建に資金を出すしか
芸はなかろう。一説によれば、再建には4000億ドルの資金が必要と見積もられている。

466 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/26(水) 22:03:34.72 ID:mxuTjXNC.net
カブールで武装集団が政府施設襲撃 40人犠牲・・・
https://mainichi.jp/articles/20181225/k00/00m/030/172000c

欧米諸国よ、タリバンは内向きのイスラム過激派ということにして、
彼らに白旗を掲げ、アフガニスタンを隔離し、忘れよう。

467 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/27(木) 22:43:32.61 ID:PokE+efR.net
【トルコがシリアのIS全滅させるよ】トランプ大統領がツイート
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1545679240/

468 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/27(木) 22:44:09.10 ID:PokE+efR.net
米トルコ関係、急改善 米軍シリア撤退で
トランプ氏19年トルコ訪問も
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO39396960W8A221C1FF8000/
https://www.nikkei.com/content/pic/20181226/96958A9F889DE1EBE1EBE4EBE4E2E0E4E3E0E0E2E3EA9494EAE2E2E2-DSXMZO3939693026122018FF8001-PB1-1.jpg
2018/12/26 17:52

トルコ大統領府のカルン報道官は24日の記者会見で、エルドアン大統領の招待に応じ、トランプ氏が19年にトルコを訪れるとの見通しを述べた。米ホワイトハウスも同日、明確な予定はないと断ったうえで「大統領は将来の潜在的な会談を歓迎する」との声明を出した。

トランプ氏の訪問が実現した場合、国際会議を除く現職米大統領のトルコ訪問は09年のオバマ前大統領以来となる。

米軍の代表団が年内にも米軍撤退の調整をトルコ側と行うためトルコを訪れ、年明けの1月8日には外務副大臣をトップとするトルコの代表団が米ワシントンに赴く予定だ。これに先立ち、米国務省は地対空ミサイル「パトリオット」のトルコへの売却を承認した。

米国人牧師拘束問題を巡る対立がエスカレートし、トランプ政権がトルコに対する経済制裁を発動したのは、5カ月足らず前の8月だった。通貨リラの急落に見舞われたエルドアン氏は「経済戦争」を仕掛けていると米国を非難していたが、風景は一変した。

トルコはシリアのクルド人勢力を自国の非合法武装組織クルド労働者党(PKK)と同一視している。米軍による支援で同勢力が国境沿いに支配地域を広げたことに危機感を覚え、早期に新たな掃討作戦を開始すると警告していた。

469 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/27(木) 22:44:25.17 ID:PokE+efR.net
トランプ氏は14日の電話協議で、支援停止を求めるエルドアン氏の説得を受け入れる形で、急きょシリア撤退を決め、5日後に正式発表した。これが引き金になり、マティス米国防長官が辞任を決め、国際社会に衝撃が走った。

トランプ氏がエルドアン氏の要請に耳を傾けた一因は、10月にトルコで起きたサウジ人記者殺害事件の影響があったとみられる。
トランプ政権は中東政策の軸にサウジを据え、同国のムハンマド皇太子に肩入れしてきた。
だが、トルコはサウジ政府に批判的だった記者の殺害に皇太子が関与したことを示唆する証拠を次々と示し、皇太子の国際的な信用は失墜した。トルコとの関係改善には、同盟国サウジへの批判を緩めさせるトランプ氏の意図がにじむ。

とはいえ、トルコにとっても米軍撤退後の空白を埋める作業は容易ではない。トルコはシリア国境に軍を増派し、影響下にあるシリア反体制派も、米軍が駐留するシリア北部のクルド人勢力の拠点マンビジュ周辺に部隊を増強した。

一方、ロシアやイランの支援を受けるアサド政権側の部隊がマンビジュ近郊に入ったとトルコメディアは報じた。トルコの越境作戦開始をけん制する狙いとみられている。

エルドアン氏は25日、シリア情勢を協議するため早期にロシアのプーチン大統領と会談する考えを明らかにしたが、ペスコフ大統領報道官は同日、目下の会談予定はないと述べた。

470 :名無しさん@お腹いっぱい。:2018/12/29(土) 21:05:33.74 ID:L5zp7bNJ.net
サダト大統領の後を継いで、長い間エジプトの大統領職を勤めたムバーラク大統領は、
アラブの春の嵐の中でムスリム同胞団に追い詰められ、失脚させられることになった。
その罪状は独裁、汚職、拷問など、幾つもの嫌疑によるものだった。

ここに来て興味深いことが起こり始めている。それは、このムバーラク大統領が裁判で
もっと証言させろと言い出したことだ。述べるまでも無く、彼が失脚に至るアラブの春
革命の中で、ムスリム同胞団が裏で何をやっていたのか、熟知する立場にいた。
ムバーラク大統領は、ムスリム同胞団がガザの戦闘員たちを秘密トンネルを使い
エジプト領に入らせ、破壊活動をさせていたと言い出したのだ。ガザから入ったパレス
チナ人の戦闘員たちは、容赦なく同胞団に反対するエジプト国民を殺していたのだ。

何故ガザの戦闘員がそこまでムスリム同胞団を支えたかというと、彼らの主体は
エジプトとのそれと同じムスリム同胞団なのだ。ガザのムスリム同胞団が戦闘を展開
するために結成したのがハマースであり、彼らは宗教よりも、政治よりも、戦闘を主体
とする組織なのだ。

アラブの春の頃、カイロではビルの4階から市民が投げ落とされて殺されるシーンが
報道されたし、黒尽くめの戦闘員たちが行進する様子も報じられた。そうしたネガテイブ
なイメージはそのうちにカーテンの後ろに押しやられ、民主的なムスリム同胞団の政権
というイメージが表に出てきた。

だが、それは全くの嘘だった。モルシー大統領はエジプトの金産出地域のハラーイブを
スーダンにくれてやり、シナイ半島北部はハマースにくれてやる、ということを工作して
いたのだ。述べるまでも無く、これはエジプトの国益に反する行為だった。

ムバーラク元大統領は、こうしたムスリム同胞団による反国家の動きを全て語ろうと
しているということだ。彼自身は非難されるべきではなかったとし、ムスリム同胞団に
報復すると共に、彼の地位は未だに大統領だと言いたいのであろう。

現在90歳のムバーラクが、大統領職に復帰することを望んでいるとは思えないが、
今回の証言で彼は名誉を回復し、二人の息子も無罪となる可能性が出てくるということ
であろう。父親の名誉、そして子供を思う親の愛が感じられるニュースではないか。

471 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/03(木) 16:41:02.44 ID:6bQ67a8a.net
起こるべくして起こった、としか言い様があるまい。トルコの各地でトルコの若者と
シリア難民の若者が、些細なことから喧嘩になり、暴動が起こっている。
400万人近いシリア難民がトルコに入り定住しており、彼らの一部は既にビジネスで
成功してすらいるのだ。他方、トルコの若者の中には多くの失業者がいることも事実だ。

トルコ政府はシリア人に対して、トルコ国籍を与えたり、ビジネスの上での税の軽減も
行っている。従ってやる気のあるシリア人にとっては、トルコは格好の投資先であり、
起業する場所になっているようだ。

トルコの南東部にあるガゼンテペで、トルコとシリアの若者が対立し負傷者が出た
というニュースが伝えられたのは、つい2〜3日前のことだが、今度はイスタンブール
で同じことが起こったようだ。今後こうしたトラブルは増えていくものと思われる。

そして、この難民のなかにはISも居れば、他の過激派の戦闘員も含まれよう。
今後のシリアに於けるトルコ軍の動きによっては、シリアのクルドとトルコのクルドが
呼応して、トルコ国内で暴力事件を起こそうとするだろう。

この暴動に対してトルコ政府が強硬手段を取れば、トルコはシリア難民に暴力を
行使しているとか差別しているという西欧諸国の無責任な非難が始まろう。
マスコミは悲劇を創作することで読者を増やそうとする傾向が、何処の国でもある。
トランプ大統領は『トルコへの最大のプレゼントはシリアからのアメリカ軍の撤退だ。』
と語り、『シリア問題はトルコに任せた。』と言ったが、とんでもないプレゼントになる
可能性が大きいということだ。

472 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/04(金) 00:11:20.62 ID:vSrwgfI9.net
エルドアン大統領 「国連安全保障理事会にも国連にも正義がない」
http://www.trt.net.tr/japanese/toruko/2018/12/26/erudoanda-tong-ling-guo-lian-an-quan-bao-zhang-li-shi-hui-nimoguo-lian-nimozheng-yi-ganai-1114196
26.12.2018 ~ 01.01.2019

> 「17億人の人口を抱えるイスラム世界の国が国連安全保障理事会の常任理事国に1か国すら入っていないことが、その歪みの結果だ。私が『世界は5か国よりも大きい』と言っているのはそのためだ」

> 「何もかもが常任理事国5か国のうちの1か国に依るものとなっている。国連は世界の正義を守るために築かれたというのに。国連安全保障理事会にも国連にも、正義というものを期待してはいけない。そんなものはない」

473 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/07(月) 20:31:14.80 ID:HVR7ah9U.net
アメリカのボルトン氏がイスラエル・トルコなどを訪問することになっているが、
彼の発言はイスラエルにとってもトルコにとってもショックなのではないか。

イスラエルに対しては、アメリカにはイラン対応をする気がないので任せる
と言ったようだ。つまり酷い言い方をすれば、『イランが危険だと思うなら、
イスラエル自身が対応すべきだ、アメリカはイランに何の痛痒も感じていない。』
ということではないのか。

トルコに対してはと言えば、アメリカ軍のシリア撤退は、その後のことを考え
撤退することはするが、今ではない、数か月後か数年後だ、と言ったのだ。
そしてアメリカ軍が撤退する条件とは、トルコがシリアのクルドを攻撃せず、
彼らの安全を保障するということだ。それ無しには、アメリカは軍をシリアから
撤退させるつもりはない、と言ったのだ。

イスラエルについていえば、イスラエルの強気発言はあくまでもアメリカが
尻ぬぐいをしてくれる、守ってくれるということによるものだった。
今のイランはイスラエルが単独で軍事対応できるレベルではない。
非常に高度な武器を自国生産し、大量に保有できるようになっているのだ。

しかも、イランはイスラエルを取り囲む形で友軍を育成している。
レバノンのヘズブラが北から、シリアは東から、そしてイエメンのホウシ派は
南からイスラエルを包囲しているのだ。加えて、イラクのシーア政権も、
イスラエルにとって決して、安全な存在ではあるまい。このような状況では、
イスラエルは単独ではイランに武力攻撃を、かける決断はできまい。

トルコについて述べれば、トルコがクルド勢力を打倒することは、国家の
命運が懸かっていることであり、放置することは出来ない。
アメリカがクルド(SDFやYPG)と組んでISに対応してきていたことは事実で
あろうが、だからと言って、アメリカの意向に沿ってトルコがクルドの安全を
保障することなどできまい。

そんなことをしたらトルコ国内は大騒ぎになろう。トルコでは1984年のPKK
結成以来、今日までに4万人を超える国民がクルド人に殺されているのだ。
これではトランプ大統領はトルコに対して、『もう寄ってくるな、ロシアへ行け。』
と言っているのと同じではないか。

474 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/12(土) 13:02:50.51 ID:o3Cj8NAS.net
【トランプ外交】シリア駐留の米主導有志連合、撤退開始 米大統領は昨年12月19日に米軍全部隊の撤退を表明
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1547211109/

> トランプ氏の軍撤収表明以降、実際に部隊が撤退したのはこれが初めて

475 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/16(水) 23:58:59.87 ID:Uh/+WiLU.net
【クルド問題】トルコ大統領、シリア北部に「安全地帯」設置の意向表明
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1547572301/

> 【1月15日 AFP】トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領は15日、
> ドナルド・トランプ(Donald Trump)米大統領が提案したシリア北部の「安全地帯」をトルコが設置する方針を表明した。
>
> エルドアン大統領は、前日の14日夜にトランプ大統領と電話会談を行い「かなり前向きな」話し合いができたと明かし、
> 「対シリア国境沿いに30キロの安全地帯を…わが国が設置する」と述べた。

476 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/17(木) 12:05:14.89 ID:SKnxOV4I.net
>>472
これには全面同意せざるを得ない

477 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/18(金) 22:56:25.34 ID:7/supoaj.net
イラクに控えているイランの部隊と、イラン部隊を支援するイラクの部隊が、
イラクからシリア入りを計画している。

このイラクのイラン支援部隊とは、ハシド・シャアビ部隊で、これらの部隊の行動を
決めるのは、イランの革命防衛隊のトップ、スレイマーに司令官だ。
この部隊はいま、シリアのアサド大統領の許可待ちをしている。許可が下り次第、
部隊はイラクからシリア領内に入るということだ。そうなれば、今後、続々とこの
第一陣に加わる別の部隊がシリアに向かうことになろう。

イスラエルが恐れているのは、今回入るであろう部隊だけではない。その後に続く
部隊が、シリアに入りアサド体制を強化することだ。もちろん、ネタニヤフ首相は
こうしたイラン・イラクの動きをけん制しており、『シリアに入るな。』と警告している。
もし、このイランとイラクの部隊、シリアに入ることになれば、イスラエル軍は直ちに
空爆し、この合同部隊を殲滅するであろう。しかし、1万人の部隊、それに続くであろう
新たな部隊を前に、空爆だけで阻止できるのであろうか。

このイランの動きは、イスラエルに対する警告であろう。これまでもイスラエル側は、
イランの核開発問題やシリアへの軍事介入とゴラン領近くに武器製造工場を開き
軍事基地も設置したことに対し強い懸念を抱き、何らかの対応が必要だと強調して
きていた。イランはそうしたイスラエルの攻撃的な対応に対し、逆に警告するのが
今回の部隊の派兵計画であろう。

ことが緊迫していることと、イスラエルの不安の大きいことから、これが何時、
武力衝突になっても不思議はあるまい。ただ大量のミサイルを保持する状態に
なったイランは、そう簡単な相手ではないことは確かであり、イランがイスラエルに
対するミサイル攻撃を行えば、相当の犠牲がイスラエル国民の間に生まれることに
なろう。従って、イスラエルとすれば、アメリカの軍事圧力に期待したいところであろう。

だがアメリカは、イスラエルやサウジアラビアを使ってイラン攻撃をし、アメリカ自身は
軍事的対応はしたくない、というのが本音だ。このようなことから、最近、アメリカと
イスラエルとの関係に溝が入っているのではないか、という疑問が出始めている.

478 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/19(土) 22:53:41.31 ID:EVylpXPz.net
イスラエルのベングリオン大学教授で、左派シオニストのベニー・モリス氏は、
「イスラエル国家がやがて消える。」と語った。彼の説明では「今の情況をイスラエル
単一国家がアラブの多数のなかに存在している。」ということだ。

「アラブ人が権利を得た時、イスラエルはユダヤ人の国家として存在しえなくなる。
そこからどう抜け出すのか私には分からない。ユダヤ国家は70万人のアラブ人
(パレスチナ人)を追放するというのだろうか。」

「6〜700万人のユダヤ人が、何千万人何億人ものアラブに取り囲まれているのだ。
ユダヤ人はアメリカや西側の国に、亡命せざるを得なくなるだろう。」というのだ。
ラビのドビド・ウェイス氏も、「ユダヤ人にはアラブ人の土地を占領する権利は無い。
どの土地にもユダヤ人には権利が無い。」と語っている。

イランのハメネイ師は、「パレスチナはパレスチナ人の抵抗運動で解放される。
もし パレスチナ人やアラブ人が団結すれば、25年以内にイスラエル国家は消える。」
と語っている。その最大の根拠は、パレスチナ人の占領地とイスラエル国家内の
人口増加であろう。

こうした冷静な判断は、ネタニヤフ首相にもあるはずだ。そのために、彼は何とか
現状を変えようとしているのであろう。西岸のほとんどを支配して、そこからパレス
チナ人のほとんどを追い出そうというのも、その一案であろうか。しかし、こうした
追放政策には限界があろう。ガザ地区についても、全てのパレスチナ人を殺す
ということは無理であろう。賢い妥協策を考えるべきではないのか。

479 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/20(日) 23:05:07.16 ID:tIJkFLsV.net
今は何事も代行業の時代なのかもしれない。近くは家の掃除、洗濯、料理、年寄りの
介護などは、代行業者が金さえ払えば、何でも代行してくれる。それが今では戦争も
代行屋に頼む時代のようだ。

アメリカのトランプ大統領が、シリアにいる軍隊を引き上げさせたいということで、
出てきたのが代行業者を使うアイデアだ。それは、ホワイト・ヘルメットと呼ばれる
戦争の代行業者だ。ホワイト・ヘルメットは表向き正義の味方と言われているが、
その実は、ガス兵器の使用や殺戮、偽旗作戦を得意とする組織だ。そもそも、
ホワイト・ヘルメット社はブラック・ウオーター社の評判が悪くなったために、
名前を変えて出てきた同じ組織なのだ。

今回、そのホワイト・ヘルメットの社長であるエリック・プリンスが、アメリカ軍に
代わってシリアに駐留すると言い出しているのだ。それは事実であろう。
彼に言わせると、アメリカ政府には戦争に関する長期的展望が無いということで、
それに代わるということだ。彼はいけしゃあしゃあと、『私もシリアに長期駐留する
つもりは無い。』と語っている。つまり、早い仕事をやるということであり、これは
相当乱暴な作戦が展開されるということであろう。

このホワイト・ヘルメットの部隊は、これまでアメリカ軍と協力してきたクルドのYPG
などと協力作戦を展開するということであり、その結果、トルコ軍が軍事行動に出れば、
相当の犠牲が双方に出るということであろう。トルコもまたFSAというアラブ人を中心に
組織されたミリシアを代行業者として使う、ということであろう。

ブラックジョーク的に言うと、『トランプ大統領、そしてエルドアン大統領、あなた方は偉い、
国民の犠牲を最小限に抑えることに成功しそうだ。シリア人が何人死のうが、代行業者の
戦闘員が何人死のうが、それは金で済むことだ。トランプ大統領は軍を駐留させるより、
ホワイト・ヘルメットを使う方が経費は安く上がると豪語している、さすがはビジネスマン
上がりの大統領、しっかり算盤をはじいていらっしゃる。』 ということになるのか。

480 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/24(木) 17:47:40.79 ID:tsiVPKZh.net
トルコの世論調査会社ゲルチック社の調査によれば、与党支持者数は35パーセントに
下がったということだ。これは1月13日から19日の間に行われた調査結果だが、与党に
とっては歓迎できないことであろう。

エルドアン大統領が大統領選挙に立候補したときは、確か50パーセントを超える支持を
獲得していたし、その前の統一選挙でも約50パーセント(49・8%?)に近い得票率を
獲得していたと思う。3月1に予定されている地方選挙では、25・9パーセントの国民が
CHPに投票する予定であり、与党AKPと強い協力関係にあるMHPに投票予定の国民は
13・6パーセントということのようだ。また、IYI党への投票予定者は、12.1パーセントという
結果が出ている。IYI党は現在ではCHPとの関係が良好な党であり、女性の党首が
主導している。元々はMHPから分離した政党だ。

今回のような数字が出た原因は、トルコ国民の多くが経済問題の悪化に不安を
抱いているということであり、34・5パーセントが経済問題だと指摘している。
そして60パーセントに近い人たちは、近い将来の経済回復はあり得ないと予測している。

第二の問題は失業問題であり、14・6パーセントがこの点を指摘している。
また、トルコ国民にとってはシリア難民の問題も不満の原因のようだ。
12・6パーセントの国民が、その点を指摘している。

マスコミに対する評価では、81・7パーセントがマスコミは信用できないと答えている。
同時に裁判制度に対しても、62・8パーセントの国民が信用できないと答えている。
EUへの加盟については、62・8パーセントが希望すると答えているが、実現については
70パーセントの国民がありえないと悲観的な予測をしている。

こうしてみると、トルコ国民がいかに冷静に現状を見ているかが分かろう。
そのことは、エルドアン大統領の政治運営で経済問題が解決されない場合、
マスコミが信頼できるようにしない限り、帆裁判制度が法に即って運営されない場合は、
国民の暴動が起こりうるということであろう。結論を下すには3月の選挙結果を待とう。

481 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/27(日) 16:22:41.00 ID:qKPQjDuW.net
アフガニスタンでギュレン派が経営する学校をトルコ政府が取り上げ、運営をマアリフ財団に
任せたが、アフガニスタンの家族や子供たちが、これに反発してデモを行ったようだ。
ギュレン・グループの運営は穏やかであり親切、それに教職員もサービスを第一と考えている。
彼らの組織名はヘズメトで、それはサービスという意味だ。そうした組織のメンバーが運営する
学校から、トルコの公務員に学校運営が任されれば、上目線でアフガンの子供たちに当たる
だろう。それが反発を招くということだ。

もう一つのトルコの計算違いは、シリアとの間に起こっている。シリア政府は1998年の両国間
合意に基づき『トルコ軍は出て行け。」と強硬に言い始めたのだ。これではトルコは侵略者と
いうレッテルを国際的に貼られる危険性があり、アメリカやヨーロッパにトルコ批判の口実を
与えることになろう。もちろん、ロシアはシリアの意見を尊重することになり、このことでは
トルコが四面楚歌に陥る可能性があろう。

トルコの計算違いはイラクとの間でも起こっている。イラクにはトルコ軍が指導するという
名目で、軍を派遣し駐留している。その事はイラク人のプライドを痛く傷つけてきていた。
イラク政府は何度と無く、トルコに軍を撤退させろと要求してきていたのだ。

それがここに来て、イラクのクルド人との間に対立が生じているのだ。イラク北部クルド地区は、
以前からトルコの支配下に置かれてきた雰囲気があったが、それがここに来て爆発し、トルコ
軍の基地にデモが押し寄せたのだ。デモによって戦車や軍用車両が燃やされたということだ。
デモが起こった理由は、クルド・ゲリラPKK〈クルド労働党〉の基地に、再三にわたってトルコ軍
機が空爆を繰り返してきたことに対する怒りからだ。

加えて、トルコ政府はシリアとの国境地帯に安全地帯を建設することにし、エルドアン大統領
は1ヶ月で仕上げると豪語している。これが出来上がれば、何百万人ものシリア難民が帰還を
望むという計算だ、と語っている。だが、どう考えてもビルは1ヶ月では建つまい。しかも、何百
万人を収容するような建物を1ヶ月で建てることは不可能であろう。国境地帯は冬は厳寒であり
夏は極暑なはずだ。そこでは難民が多数死ぬかもしれない。

482 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/01/30(水) 19:30:33.05 ID:kOim+yoF.net
トルコの高級レストランに入ると、季節に関係なく大量の野菜が出てくる。
テーブルの半分を占めるほどの量の野菜が大皿に盛りつけられて出てくるのだ。
しかもサラダ菜などは、洗っただけで切らずに丸ごと出てくるのだ。
それをパキっと折って食べるのは、確かに旨い。

さてそれは何をおいてもトルコ人が野菜好きだということの証拠であろう。
野菜を使った料理は多種類ある。ナスを焼いて白身の部分をペースト状にし、
それに塩とオリーブ・オイルをかけたものは、パンにつけて食べる。
ナスと肉の煮つけた料理や焼いたものもポピュラーだ。
パプリカ、唐辛子、ピーマンなども人気がある。
ピーマンには肉とコメを混ぜて詰め込み、それをスープで煮た料理がある。

その野菜好きのトルコで、いま大問題が起こり、それが場合によっては
エルドアン体制を倒してしまうかもしれないのだ。トルコでは『野菜革命』が
起ころうとしている。

このため難を逃れようと、大手のスーパー・チェーン店は野菜の販売を止める
ことにした。仕入れ価格と販売価格が違いすぎると政府から圧力がかかり、
政府は値下げしろというが、スーパーにしてみれば、そんなことをしたのでは
採算が合わないというのだ。例えば産地ではナスの価格が、1キロ9〜10
トルコ・リラなのだが、スーパーでの価格は20トルコ・リラで売られている。
ほぼ倍ということだ。生産者と政府の板挟みになっているスーパーとしてみれば、
取引しない方が双方との問題が発生しないということだ。

政府、特にエルドアン大統領は、4月に地方選挙を控えていることもあり、
諸物価の値上がりが投票につながるとして、『国家に貢献し低価格で売れ。』
とか「国家は利益をあきらめる。」とか喚きたてている。

ところが、スーパーなど小売業者には全国組合があるし、生産者側にも全国
組合がある。その組合の上層部の決定が全国の市場に影響を与えているの
だから、値引きは生産者も販売業者も、そう簡単にはできないのだ。

エルドアン大統領は野菜に負けて権力を手放すのか?笑い話であろう。

483 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/01(金) 20:10:27.60 ID:dRj0rYZR.net
アメリカが主なスポンサーのホワイト・ヘルメットという部隊がある。
これは市民を守るための正義の味方の部隊のように報道されているが、
実態はアメリカの裏工作部隊だ。

今回そのホワイト・ヘルメットが、イドリブに近いジスル・シュグールで偽旗
作戦を仕掛けているというのだ。彼らは既に、炭素ガスのキャニスターを
持ち込み、各国の報道カメラマンを集めてもいる。それが作戦実行となると、
世界中のカメラマンは、ホワイト・ヘルメットが現地住民の犠牲者を救出
するという報道を流すというのだ。この偽旗作戦には、ハヤート・タフリール
・シャーム(HTS=ヌスラの変名組織)も加わるようだ。

昨年の9月11日にも偽旗作戦は実行されているが、この時もシリア軍が
実行したとされた。昨年の4月14日には英仏軍が偽旗作戦をシリアの
首都ダマスカスに近いドーマで実行し、シリア軍の仕業だと非難している。

だが、実際の話は全く別で、化学兵器については2014年の段階でシリア
政府は全廃しており、現在は所持していない。それはアメリカや国際的な
化学兵器調査組織によって当時確認されていた。

問題は、今回の偽旗作戦で、実際に炭素ガス兵器が使用されるのか、
あるいはあたかも使用されたように映像を作るのかだ。もちろん、実際に
ガス兵器が使用されれば、しかるべき犠牲が出ることになろう。

484 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/03(日) 17:47:22.58 ID:JkfR6HVR.net
イラクのアンバルにあるアメリカ軍基地を、イランの革命防衛隊が3発のミサイルで
攻撃を準備しているという情報が流れている。

このアメリカ軍基地はアイン・アルアサド空軍基地で、シリア国境に近いアンバルに
あるものだ。このことだけを取れば別に珍しくもニュース性も無いのだが、この基地を
トランプ大統領が昨年のクリスマスの時期に彼の妻と訪問していることから関心が
高まったのだ。トランプ大統領は基地を訪問した際に、アメリカ兵を全て帰国させ
家族とクリスマスを楽しませる、と語っていた。

しかし、実際にはその後、具体的なアメリカ軍の撤収の話は進んでいない。
アメリカ政府は軍の撤収については、イラクの基地よりもシリアの基地を優先させて
いるようだ。シリアからのアメリカ軍の撤収の話が持ち上がった後、アメリカ軍は
兵員を撤収させるのではなく一部軍事物資を引き上げているが、その送られる先は
イラク国内のアメリカ軍基地だった。

アメリカ政府は、シリアからの軍の撤収はシリア国内を不安定化させ、再度ISの
拡大を許すという内外からの批判に対して、アメリカ軍はイラクに駐留し、そこから
シリアへの攻撃を継続すると説明している。

こうしたことがあって、イランはイラクのシリアに近い、アンバルのアメリカ軍のアイン
・アルアサド空軍基地を攻撃する体制を立てたのではないか。何時でもアメリカ軍の
基地にイランのミサイルが飛んで来るということになれば、アメリカ政府も対応策を
考えざるを得まい。イランが今回のミサイル攻撃準備を始めたことは、アメリカ軍が
早期に撤収することを狙ってではないかと思われる。

アメリカは現状を判断しそうするのか、あるいは居座り続けるのか、あるいは撤収前
にシリアとイラクに対し最後っ屁のような攻撃をするのか、今の段階では分からない。

485 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/04(月) 23:15:22.79 ID:x8SH3FKH.net
【シリア】アラブ諸国、アサド政権に接近 地域機構復帰をイスラエルと準備
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1548856894/
http://afpbb.ismcdn.jp/mwimgs/6/5/-/img_65eb95d2f8b0a8a0f63a1e6253c16876290048.jpg

【1月30日 MEE】サウジアラビアなどアラブ3か国とイスラエルが、シリアをアラブ連盟(Arab League)に復帰させる計画を水面下で進めていることが、
ミドルイースト・アイ(MEE)の取材で明らかになった。シリアはバッシャール・アサド(Bashar al-Assad)政権が反体制派を弾圧したことなどから、2011年11月以来、
アラブ連盟の参加資格を停止されているが、4か国は昨年末に開いた情報当局の秘密会合で、停止の解除に向けた外交努力を進めることで合意した。
内戦で優位を固めたアサド政権との関係を修復し、域内でのトルコとイランの影響力をそぐ狙いがある。

486 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/04(月) 23:16:42.80 ID:x8SH3FKH.net
ローマ法王、アラビア半島を歴史的初訪問
http://www.afpbb.com/articles/-/3209516?cx_part=search
2019年2月4日 5:13 

【2月4日 AFP】ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王(Pope Francis)は3日、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビを訪問した。
ローマ法王がイスラム教発祥の地であるアラビア半島(Arabian Peninsula)を訪れたのはこれが初めて。

 5日までの2日間の滞在中に、イスラム教の指導的な聖職者らと面会する予定。

 また現地メディアによると、法王は5日に帰途に就く前に、アブダビのザイード・スポーツ・シティー・スタジアム(Zayed Sports City Stadium)で、約13万5000人のカトリック教徒のために野外ミサを行う。
UAE史上最大の集会になるとみられている。

 UAEには、主にフィリピンやインド出身のカトリック教徒の移民が約100万人居住している。(c)AFP/Shatha Yaish and Catherine Marciano

https://jp.reuters.com/article/pope-emirates-arrival-idJPKCN1PT01X
法王は、「アサラーム・アライクン」(平和があなたと共に)」というアラビア語のあいさつで始めたビデオメッセージで
「あなたがたの愛する土地に、宗教間の関係における新たな歴史の1ページを書き込む機会を主がわたしに与えられたことを、幸せに思う」と述べた。
さらに「神への信仰は、分裂でなく一致をもたらす。違いがあっても、われわれを互いに近づけ、敵対心や憎悪から遠ざける」と話した。

487 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/06(水) 21:24:42.88 ID:hCZ7XfIT.net
アメリカは、トランプ大統領はともかくとして、カシオギ殺害の真犯人を探せと
未だに騒いでいる。それはサウジアラビア王家にとっては頭痛の種であろう。
場合によっては、そのことが王家の不安定化を生みかねないのだ。

今回サウジアラビアとアラブ首長国連邦がアメリカの意向を無視している
と言われ始めたのは、この両国がイエメンの反政府派アルカーイダに
アメリカ製の武器を送っていることから始まっている。

そのため反政府派は勢いを増しており、イエメンでは2220万人が食糧難に
直面し、840万人が飢えで苦しんでいる。国内のインフラを含む破壊の結果、
イエメンが回復するには100年の歳月が必要だとみられている。

問題は、アメリカ製の武器がアルカーイダの手に渡っていることに加え、
イランが支援するグループの手にも渡っているということだ。アメリカ企業は
金儲けのためには敵も味方もないということであろうか。

そもそも、そうした雰囲気はトランプ大統領の武器大量押し付け輸出に
起因しているのであろうか。トランプ大統領はサウジアラビアだけでも、
1100億ドルの武器を売りつけているのだ。

アメリカ軍の調査部は、この件に関して調査を始めているが、湾岸のアル
カーイダ、アブ・アッバース部隊などに、アメリカ製の武器が渡っていることを
確認している。彼らの手には既にアメリカ製の戦闘車両も渡っているのだ。

488 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/08(金) 22:36:06.06 ID:bu7Kkjlu.net
アメリカのポンペオ国務長官という人は、おっちょこちょいなのか、あるいは
とんでもない政治家なのか、判断が付け難い。その彼が、あるセミナーで
とんでもないことを口にしているのだ。正確に言えば、彼が講演の中で
示した地図が、大きな反響を呼んでいる。

それはアメリカの盟友でありNATOの有力なメンバーでもある、トルコの
領土を分断することを示すものであった。確かに、そのニュースに張り付い
ていた地図を見ると、トルコの領土は2つ、あるいは3つに分かれて示されて
いるのだ。西はボスポラス海峡を挟んで少しアジア・サイドに食い込んでいる。
アジア・サイドとはトルコのボスポラス海峡を挟んで東側のアジアにつながる
地域を指し、海峡の西側はヨーロッパ・サイドと呼ばれている。

もう一つの国境線は、どうやらトルコとクルドの国境を示しているようだ。
だがこの地図では、クルドの地域が異常に狭く描かれているような気がする。
これは明確ではない、あるいは国境は描かれていないかも知れない。

そもそもトルコを分割するという考えは、以前からアメリカの中にはあった。
特に軍関係者の中では『トルコを大国にしてはならない。』という考えがあり、
何とか分断してしまいたい、という事のようだ。その時に描かれた地図が、
今回のポンペオ国務長官の講演で用いられたということであろうか。
しかし、この講演会では何故、普通のトルコ地図が用いられずに、因縁の
ある地図が持ち出されたのか。そこにはしかるべき意図が有るように思える。

現在のアメリカトルコ関係は、お互いに必要としながらも、極めて複雑な
関係にある。アメリカはシリアを自分の物にしたいと考えているが、それは
トルコも同じだ。アメリカ軍の巨大な基地があるシリアのマンビジュを巡り、
両国は対立しているのだ。

それ以外にも、アメリカとトルコが対立する要素は幾らでもある。
トルコのロシア兵器輸入もその一つであろうし、イスラエルとトルコの関係も
しかりであろう。また、最近のアメリカのベネズエラ対応をトルコが非難した
こともその一つであろう。

今の段階で結論めいたことを言うのは乱暴すぎようが、アメリカは将来的に
トルコという中東の大国を分断したい、と心の中では思っているのかもしれない。

489 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 20:40:30.76 ID:GU7mG7Ql.net
イラン 「イスラム革命」から40年
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190211/k10011810751000.html
2019年2月11日 4時34分

中東のイランで親米の王政を打倒した「イスラム革命」が起きてから11日で40年を迎えます。
対立するアメリカのトランプ政権が制裁の圧力を強化し、国内の経済が大きく落ち込む中でイスラム体制をどう導くのか課題となっています。

イランでは40年前の1979年に親米のパーレビ王政を打倒し、宗教指導者を頂点とするイスラム体制を発足させ、宗教を厳格に解釈した社会制度や反米を国是とした思想を維持してきました。

しかし、長年対立してきたアメリカとの間ではトランプ政権が去年、核合意から一方的に離脱し、かつてないほど経済制裁の圧力を強化したことから国内の経済が大きく落ち込み、若者の失業率は30%に上ると指摘され課題となっています。

およそ1年前には、経済への不満に端を発した抗議デモがイラン全土に広がり、一部ではイスラム体制の批判も起こるなど若い世代を中心に不満が蓄積されていることが浮き彫りとなりました。

また、革命から40年がたつ中で当時を知らない若い世代が人口の7割近くに達していて、インターネットの普及も進む中で国民の価値観は多様化しています。

革命から40年を迎える11日には記念式典が行われ、首都テヘランではロウハニ大統領が演説をする予定で、国内外の課題にどう対処しイスラム体制を導くのか、その内容も注目されます。

490 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 20:41:00.30 ID:GU7mG7Ql.net
イスラム革命から40年 体制維持に注目

1979年2月に起きたイラン・イスラム革命では当時、アメリカの支援を受けたパーレビ国王の独裁的な体制が民衆のデモで打倒され、イスラム法学者のホメイニ師を最高指導者とするイスラム政治体制が樹立されました。

大統領が行政権を持つ一方で、最高指導者を頂点とするイスラム法学者が統治する「政教一致」の体制となり、イスラム教の教えを厳格に適用した社会制度が築かれました。
女性は「ヘジャブ」と呼ばれるスカーフの着用が義務づけられ、欧米の影響を受けた音楽やダンス、映画なども制限されました。

また、正規軍とは別に組織された最高指導者直轄の「革命防衛隊」や各地に設けられた民兵組織が武力を誇示してイスラム体制に対する批判を封じ込め、体制の維持を図ってきました。

一方、アメリカによる制裁の影響などで経済が悪化する中、およそ1年前には物価の高騰などに不満を募らせた市民のデモが各地に広がり、一部ではイスラム体制を批判する異例の事態にまで発展しました。

また革命から40年がたち、8000万人の国民のおよそ7割が革命後の生まれとなっていて、インターネットの普及などで国民の意識も変化する中、いかに体制を維持していくのかが注目されています。

491 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 20:41:34.64 ID:GU7mG7Ql.net
イスラム革命後のイランと米の関係

イランでは40年前の1979年、親米のパーレビ王政がイスラム革命によって倒され、ホメイニ師を最高指導者とするイラン・イスラム共和国が樹立されました。
その年の11月、イランの学生たちが首都テヘランのアメリカ大使館を占拠し、大使館の職員などを400日以上にわたって拘束する事件が起き、翌年、両国は国交を断絶します。

その後、1980年から始まったイラン・イラク戦争では、アメリカはイラクを軍事支援してイランと戦うなど、両国は鋭く対立してきました。

2002年にはイランが秘密裏に核兵器の開発をしていた疑惑が浮上し、2005年に誕生した保守強硬派のアフマディネジャド大統領は核開発を加速化させ、軍事的な緊張が高まる事態になりました。

こうした中、2009年に発足したオバマ政権はイランと対話する方針に転換。2013年にイランで穏健派のロウハニ大統領が就任して以降、核開発問題の交渉が進み、2015年、アメリカなどとイランとの間では核合意を妥結しました。

また、オバマ大統領とロウハニ大統領とは1979年のイスラム革命以降初となる首脳間の電話会談を実現し、両国の高官レベルでの直接交渉の機会も増えていました。

しかし、おととし就任したトランプ大統領はイランへの対決姿勢を鮮明にし、去年には国際社会からの反対を押し切ってイラン核合意から一方的に離脱して経済制裁を復活させ、両国の対立は深まっています。

492 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 20:42:07.12 ID:GU7mG7Ql.net
トランプ政権 イランへの強硬路線加速

トランプ大統領は前回の大統領選挙中から、核合意を結ぶなどイランとの距離を縮めたオバマ前政権の対イラン政策を批判してきました。
そして去年、対イラン強硬派で知られるポンペイオ国務長官と安全保障問題を担当するボルトン大統領補佐官が起用されて以降、トランプ政権はイランへの強硬路線を加速させます。

去年5月には国際社会の反対を押し切る形でイラン核合意からの離脱を表明し、オバマ前政権からの方針転換を鮮明にします。

その後、ポンペイオ長官はウラン濃縮の停止を含むすべての核開発を永久に放棄することやシリアからの撤退、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラなどへの支援の打ち切りなど、イランに対して12の要求を突きつける新たな対イラン戦略を発表しました。

去年11月には核合意からの離脱に伴い、「史上最強の制裁を科す」としてイラン産原油の禁輸を目指した制裁を再開し、その後も圧力を強化しています。

今月5日に行った一般教書演説でもトランプ大統領は「イランは世界最大のテロ支援国家だ。『アメリカに死を』と唱え、ユダヤの人々を虐殺すると脅すイランの体制から目をそらすことはない」と述べ、厳しい態度で臨む姿勢を示しました。

トランプ大統領としては来年の大統領選挙もにらみ保守層にアピールする必要があることから、イランに対して強硬な態度に出て、両国の関係がさらに緊張するという見方も出ています。

493 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 20:42:44.67 ID:GU7mG7Ql.net
米特別代表「イランの体制は失敗」

イランのイスラム革命から40年となるのに合わせて、アメリカ国務省でイラン政策を統括するフック特別代表はNHKの単独インタビューに応じ、「この40年間、イランの体制は失敗を繰り返してきた」と強く非難しました。

その理由として「イスラム体制による経済への対応が不十分なために国民が苦しんでいるにもかかわらず、体制はテロへの資金支援を続けてきた。
失業率は30%に上り、高いインフレにより国民は今のイスラム体制にへきえきし、よりよい暮らしを求めている」と述べ、国民の不満が高まっていると指摘しました。

また、フック特別代表は「われわれはイランに普通の国のようにふるまってほしいと考えている。そうすれば外交関係を復活させたりイランの人々を国際金融の場に歓迎するなど、重要な一歩を踏み出してもよい。
われわれが求めているのはイランの体制が態度を改めることだ」と述べ、イランの態度次第では関係の改善に取り組む用意があるという考えを示しました。

そのうえで「イランという国家の将来を決めるのは長年苦しめられてきたイランの国民だ。われわれはイランの国民を支持する」と述べ、アメリカ政府としてイラン国民に寄り添う姿勢をアピールしました。

494 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 20:43:41.93 ID:GU7mG7Ql.net
イランの専門家「約束破った相手に報酬与えられない」

アメリカとの激しい対立が続いていることについて、イランの外交に詳しいテヘラン大学のモハマド・マランディ教授は「アメリカはイランに対しサウジアラビアやヨルダン、エジプトのように言いなりになることを求めているが、これは受け入れられない。
革命の本質はアメリカと対等な国になり傀儡政権をやめるということにあったからだ。最大の問題はアメリカが帝国のようなふるまいをし、自分たちが守らない法規を外国に押しつけてくることだ」と述べ、イランに対する圧力を強めるアメリカを非難しました。

そのうえで、イラン核合意から一方的に離脱したトランプ政権との今後の関係について、「アメリカ政府が約束すると言ったことを守らないかぎり新たな交渉はないだろう。
約束を破った相手に報酬を与えることはできない」と述べ、アメリカが核合意に復帰しなければイランはいかなる交渉にも応じないとの見方を示しました。

一方、アメリカの制裁により経済が一段と悪化していることについては「アメリカの影響力が低下する中で、イランは周辺国に加えてロシア、中国、インドといった大国ともかつてないほど良好な関係を結んでいる。
難しい局面を迎えているが、イランは耐え抜いていくだろう」と述べて、国際社会との連携を深めることで制裁を乗り越えていくという考えを示しました。

495 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 20:44:25.90 ID:GU7mG7Ql.net
米専門家「イスラム体制統治は当面揺るがない」

オバマ政権などで中東政策の助言を行ったジョージメイソン大学のエレン・ライプソン教授は「トランプ政権に新しいイラン戦略があるかは疑問だ。
抑圧的で激しいことばを使って制裁の強化に頼るという昔ながらの手法を使っているが、それだけではイランの態度に大きな変化をもたらさないことは明らかだ」と批判しました。

そして、トランプ政権のねらいとして「政権内にはアメリカとイランの関係を根本的に変えるにはイランの体制転換が必要だと考えている人がいる」と述べ、イランの体制転換も視野に入っているという見方を示しました。

ただ、「イスラム体制は政治的にも経済的にも構造がしっかりしていて、近い将来、体制転換が起きるとは思えない」と述べ、イスラム体制の統治は当面は揺るがないという見方を示しました。

また、ライプソン教授は「近年のソーシャルメディアの発達によってイラン国内では表現の自由や情報への自由なアクセスを求める市民の声が高まっている。
こうした動きをイランの指導部は『外国の政府がイランの国民に影響を与えようとする脅威』として捉え、締めつけを強化している」と指摘しました。

また、アメリカとイランとの軍事的な緊張については「アメリカの大半の軍関係者はイラン側から仕掛けないかぎりは軍事行動は望んでいない。
ただ、偶発的な事故によってアメリカ兵が死亡するようなことがあれば、事態は一気に深刻になり、軍事的な衝突が現実味を帯びることになる」として警鐘を鳴らしています。

496 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 20:45:44.86 ID:GU7mG7Ql.net
トルコ政府「中国はウイグルの拷問やめろ、強制収容所を今すぐ閉鎖しろ」 [294427461]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1549792570/

3 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイWW e96d-3EVT)[] 投稿日:2019/02/10(日) 18:57:14.87 ID:D4A0VmZ50
クルド人…

6 名前:番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です (ワッチョイ 41c2-feI+)[sage] 投稿日:2019/02/10(日) 19:05:04.10 ID:h8kgkjwA0
>>3
イラン系のクルドと違ってウイグルはテュルク系の同胞だからな

497 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 20:53:59.95 ID:GU7mG7Ql.net
【画像】 実写版『アラジン』のジーニー(ウィル・スミス)が思った以上にただの青いウィル・スミスで炎上 [402581721]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1549854851/

‘Aladdin’ movie: First look at Will Smith as Genie fails to impress
https://www.townsvillebulletin.com.au/aladdin-movie-first-look-at-will-smith-as-genie-fails-to-impress/news-story/44bdd8770afd5e842f55268fbb70eb1e?nk=9e5e3abe47e27dd80f71a36a2755cbcc-1549854712
http://b.imgef.com/M9y1pTN.jpg

実写版『アラジン』予告編
https://www.youtube.com/watch?v=dZ7QOGH41NU

498 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/11(月) 23:41:31.96 ID:VpwExM2z.net
イギリスの情報機関MI6は今でも健在なのであろう。イランから核科学者を誘拐した
というニュースが伝えられている。その手口はどうなっているのであろうか、と記事を
読んでみたのだが、実に巧妙に出来ている。

これには、イギリスのMI6とアメリカのCIA、そしてイスラエルのモサドが関係していた
ということだ。言ってみれば世界のトップ・レベルの情報機関による合同作戦だった
ということであろう。このイランの核科学者はテヘランから連れ出され、その後、最終的
にはアメリカに引き渡され、安全な生活が保障されたようだ。

まずイスラエルのモサドが、この47歳の核科学者をトルコに連れ出し〈トルコの情報
機関もこの作戦に関与していたものと思われる。)、イラン人の難民にまぎれて
イギリスまで連れて行った、ということのようだ。これが可能なのは、最近、イラン難民
のイギリスへの道が開かれているからであり、彼らはトルコからセルビアに渡り、
イギリスに至るということだ。

今回誘拐(?)された核科学者は、2012年のテヘランで起こった、核科学者ムスタファ
・アハマド・ロシャンの暗殺に関与していたと言われている。この2012年の暗殺には、
モサドが関与していたということだ。我々日本人には想像も付かないような国際間の
協力体制が出来上がっており、こうしたことが可能になっているのであろう。

ここで言えることは、政治家同士はギクシャクした関係に成ってはいるが、
諜報の世界に限れば、アメリカとイギリスとの関係は未だに一衣帯水の関係と
言える程に強いということ。そして、イスラエルとの関係も強いということであろう。

499 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/14(木) 01:16:18.63 ID:xCuHv7pD.net
安倍首相、イラン国会議長と会談
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019021301153&g=pol
2019年02月13日21時09分

 安倍晋三首相は13日、イランのラリジャニ国会議長と首相官邸で会談し、両国の伝統的友好関係を強める方針で一致した。
 米国が離脱したイラン核合意についても意見交換し、首相は合意を支持する日本の立場を伝えた。
 首相は今年が両国の国交樹立90周年に当たると指摘し「日本とイランは伝統的に友好関係にある。
 両国関係をさらに発展させていきたい」と表明。ラリジャニ氏は謝意を示した。(2019/02/13-21:09)

500 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/17(日) 12:36:08.02 ID:/62tWVi3.net
IS(イスラム国)の領土、とうとう残り1平方km。現在最後の抵抗中。  [594453285]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1550268091/

【4年前】「イスラム国」合流 英少女が帰国希望【イスラム国のその後】
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1550184015/

501 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/17(日) 14:03:32.36 ID:/62tWVi3.net
イスラム国が出てきた頃、ヨーロッパの友人と話をしていると、

「イスラム国は西洋資本主義の歪みが生み出したもので、イスラムの人たちは悪くない。」

と即答で返ってきた。
そういう誰の目にも明らかな事態を、劇場として見せられてきたのであって。

502 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/17(日) 16:01:11.63 ID:5nAv1hIT.net
トランプが天皇を締め上げたから奴ら金欠になって中東は落ち着くはず

503 :関連スレ:2019/02/21(木) 10:10:39.30 ID:y7OCh5+N.net
【いつかきっと】紅海と死海【結ばれる?】
http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/geo/1550674861/

504 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/23(土) 21:14:55.75 ID:wXYv3zOT.net
イラン政府が国内でトルコ語新聞の発行を認めた。これは画期的なことであろう。
現在イラン政府は、マイノリテイの言語として、バルーチ語、アゼルバイジャン語、
クルド語など7言語を正式に認めているそうだ。

多分、大方の日本人は何故イランでトルコ語新聞を発行するのか、誰が読むのかと
いぶかることであろうが、イランにはトルコ語が分かる人達が多数いるのだ。

その最たる者は、アゼルバイジャン人だ。イランには同国によって支配下に置かれる
ことになったアゼルバイジャン人が多数居住しており、彼らはイラン人口の4分の1を
占めていると言われている。つまり、今のイラン人口を8000万人とすれば、2000万人
がアゼルバイジャン人であり、彼らはトルコ語に非常に近い言語、アゼルバイジャン語
を話しているのだ。それ以外にも、クルド人もトルコ語が分かるし、話せるだろう。
アゼルバイジャン語は、言わばトルコ語の方言程度の違いしかない。

イランの文化相は、イランでトルコ語の放送を拡大しようという方針のようだが、
その場合、シーア派とスンニー派の差異があまり出てこないことを祈るばかりだ。
多分、最優先で取り入れられるのは、オスマン帝国のドラマなどであろうが、
それがどうイランでは受け入れられるのであろうか。イランがトルコとの関係促進を
考えて今回の決定をしたのであるとすれば、両刃の剣のような感じがするのだが。

505 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/24(日) 16:48:19.38 ID:ZCCL5Ua/.net
オスマン帝国について知ってること
https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/news/1550918263/

1 名前:名無しさん@涙目です。(禿) [KR][] 投稿日:2019/02/23(土) 19:37:43.30 ID:XpQIke9t0 ?PLT(12000)
■“第3の価値観”示す 大国の通史

600年を超える歴史。アジア、欧州、アフリカにまたがる広大な国土。
13世紀から20世紀まで続いたオスマン帝国は、一つの王朝としては
類のない歴史と規模を誇るにもかかわらず、高校世界史教科書の記述は
2、3ページほどにとどまる。そんな“知られざる大国”の通史を、
気鋭の研究者が書き下ろした。帝国の勃興から滅亡までの通史の刊行は実に半世紀ぶりという。

「日本史の鎌倉時代から大正時代までに相当する。長いので一人で書くのは難しいが、思い切って書きました」

トルコ系部族集団の指導者だったオスマン1世による建国に始まり、
現在のイスタンブールの征服、現在のオーストリアまで及んだ遠征、
そして第1次大戦での敗戦と帝国の滅亡までをコンパクトにまとめた。

本書が描き出すイスラムの大国の姿は新鮮だ。たとえば、奴隷。
オスマン帝国では、徴用されたキリスト教徒の少年がムスリムに改宗後、
君主(スルタン)の奴隷になった。多くは軍に編入され、優秀な者は側近に起用されて
政治エリートとなる。中には大宰相まで出世する者もいた。

「傭兵(ようへい)みたいなもの。給料も出た。奴隷という言葉に引きずられないほうがいい」。
奴隷の登用は、貴族や名士の台頭する余地を無くし、君主権力の強化、帝国の安定に寄与したとみる。

17世紀初頭までは、君主が就位する際、その兄弟を殺す慣例があった。
残虐だと批判されてきたが、君主と同年代の王位継承者を制限した点で、
〈オスマン帝国が国土の分割を基本的には経験せず、
長きにわたる命脈を保ちえた理由のひとつ〉と、冷静な分析を示す。
(後略)

『オスマン帝国 繁栄と衰亡の600年史』  小笠原 弘幸さん  (中央公論新社・972円)
2019年02月23日 13時40分 西日本新聞
https://www.nishinippon.co.jp/nlp/book_auther/article/489172/

506 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/27(水) 23:09:39.86 ID:TzVB+kor.net
イランのジャワード・ザリーフ外相が辞任した。これは少なからぬショックを、西側世界
と中東世界、そしてイラン国内にもたらしているようだ。何故ならば、彼が辞任した理由
というのは、イラン国内の強硬派の圧力があったからだ、と彼が明確に語ったからだ。

レバノンの社会進歩党の党首で、政治家であるジェンブラット氏も、『ザリーフ外相は
強硬派の圧力の犠牲になった。』と語っている。イラン事情に通じる人たちの間では、
強硬派がザリーフ外相に反対していたことは、よく知られていたのであろう。

ザリーフ外相の穏やかな表情は、見る者をほっとさせる良い効果があったと思う。
彼はその笑顔で、アメリカとの核問題の交渉や、シリア支援、ヨーロッパとの関係強化
を果たしてきていたのだ。つまり、危険な橋を何度と無く彼は渡って来ているのだ。
その過程で、ザリーフ外相が強硬派に嫌われることは、何度もあったろう。

彼が辞めたことで、もし強硬派の人物が新外相に就任した場合、その外相の顔は
国際政治の場で余り歓迎されないかもしれない。多くのイランの政府高官は、
押しなべて暗い、厳しい表情をしているからだ。(元駐日大使アラーグチ外務次官氏が、
次の外相に成るかもしれない。)

イランの議会の議員の多数が、ザリーフ外相の辞任に反対し、ロウハーニ大統領に
対して抗議の意思を伝えている。それがイラン議員の相当数であったことから、
ロウハーニ大統領も動かざるを得なくなった、ということだ。大統領はザリーフ外相の
辞任を受け付けないと述べ、彼の活動を高く評価し、辞任に反対している。
しかし、それは余り強い意志表明には成っていない感じがするのだが。

これで、今後ロウハーニ大統領がザリーフ外相の辞任を撤回させることができるのか、
イラン政府内や権力機構の中でザリーフ外相を守り切れるのかが、ロウハーニ大統領
の力量を推し量ることに繋がろう。それは、強硬派と言われる革命防衛隊と、ハメネイ師
との関係が深いことを考えると、ロウハーニ大統領とハメネイ師との権力闘争の様相を
呈してくる可能性がある、ということでもあろう。

507 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/02/28(木) 10:51:58.76 ID:7JPM4kNt.net
地球は密室

508 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/01(金) 21:02:28.31 ID:8VSGvLfj.net
トルコの元首相だったアハマド・ダウトール氏が、新党を結成することを表明した。
この新党は今年の9月に正式に立ち上げられることになった。

これは、少なからぬ動揺を与党AKPの中に生み出しているのではないかと思われる。
なぜならば、この新党には元大物の閣僚たちが名を連ねているからだ。
アリー・ババジャン元財相や、メフメト・シムシェク氏もそのメンバーだとされている。
それ以外にも、大物政治家に声が掛かっているものと思われる。

ギュル元大統領については、これまで彼自身が新党を結成するという噂が流れているが、
今回の新党結成には今のところ参加していないようだ。だが、今後のトルコ国内情勢に
よっては、ギュル氏の新党への参加も十分ありうることであろう。
アハマド・ダウトール氏もギュル氏も、エルドアンに云わば煮え湯を飲まされ、冷たく
その権力の座から追放されているからだ。
新党の結成はその意味では、まさにエルドン大統領に対するリベンジということであろう。

現在トルコの経済は破綻の一歩手前であり、国民の不満も失業や物価高で高まっている。
そうしたことが国民のAKP離れと、新党支持への流れに成るかもしれない。既にAKPの
現役議員10人以上に、ダウトール氏から働きかけが行われたという情報もある。
ダウトール氏は元大学教授であり、比較的身辺は清潔であろう。アリー・ババジャンは
良家のご子息で、これもまた金に絡む悪い噂は殆ど出なかった。そうしたことを考えると、
新党には期待が持てるかもしれない。

問題は、そこでエルドアン大統領が、この新しい政治のうねりを、どう阻止するかであろう。
強権を使う、新党幹部のスキャンダルをでっちあげるなど、あらゆる方法が採られると
思われる。エルドアン大統領はこの新党結成の噂が流れだした段階で、『新しい汽車に
乗りたがる者はいる。』と余裕を見せているということだ。

509 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/02(土) 13:46:53.25 ID:odEhiQ6z.net
【サウジ政府】ビンラディン容疑者の息子から国籍剥奪 米国務省が2月28日に100万ドルの懸賞金
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1551467500/

510 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/02(土) 13:47:47.88 ID:odEhiQ6z.net
イスラム国参加の英国出身の少女 市民権に続き国籍も剥奪か 少女「帰国したい」首相「テロに加担した人物は見逃さない」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1550698777/

イスラム国に参加した米国人女性「本当に後悔してる。もう洗脳されない。お願いだから帰国させて」トランプ「ダメデース!」 [294427461]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1550714589/

【国際】ドイツもIS戦闘員から国籍剥奪か 与党党首が主張「戦闘員は帰国もできないと知るべき」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1551452580/

511 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/02(土) 13:48:08.15 ID:odEhiQ6z.net
【イスラム国】外国人戦闘員を千人以上拘束
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1551481838/

【トランプ大統領】「IS戦闘員 欧州各国が引き取って裁判を」とツイート
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1550407599/

512 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/04(月) 20:57:34.85 ID:jiG4yGxR.net
日本人には関心が薄いアルジェリアだが、今この国は危険な情況に向かっている。
この国の国民性は是々非々が極めて明確であり、何事も戦う性向があるようだ。
それは多分、150年にも及んだ反フランス植民地闘争で植えつけられたものであろう。
他のアラブ人が言うには、アルジェリア人は気が荒いから気をつけろ、彼らは簡単に
人をナイフで刺すというのだ。

今アルジェリアでは、ブーテフリカ大統領の5選を巡り、国民が反対運動を始め、
次第にそれは過激化しているようだ。この前起こったデモでは、治安警察が57人が
負傷し、デモ参加者の側にも8人程度の負傷者が出た、と伝えられている。
なおこのデモは全国規模のものであり、85万人が参加したとも伝えられている。
警察官の側に、デモ参加者より何倍もの負傷者が出ているということは、治安警察
の側の対応は弱く、逆にデモ参加者の方が強気だということだ。

その結果、アルジェリアの政府幹部の中から、もうブーテフリカを擁護するのは
止めよう、という雰囲気が盛り上がってくるのではないか。そして、81歳にもなる
ブーテフリカは、権益集団によって捨てられるということだ。

世界では生涯大統領という例が幾つか見られるが、フランスなどの民主主義を
知るアルジェリア人は、その限りではあるまい。多分アルジェリア政府はブーテ
フリカの再立候補を抑え、臨時大統領を立てて再スタートするのではないか。
その場合、民間人か高官から新大統領が出てくるのではないかと考えられるが、
いずれにしろブーテフリカの時代は終わるということだ。

そう収めなければ、デモが大規模化し、過激化していき、最後には10万人単位
の犠牲者が出ることになろう。1990年代に起こった闘争で、大量の犠牲者を
出した前例があるのだ。

果たして、ブーテフリカは長期の大統領経験から、名誉ある幕引きが出来るのか。
あるいはスイスの病院で、アルジェリア政府あるいは軍によって、ある種の幽閉
状態で終えるのか、気になるところだ。

513 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/05(火) 19:08:22.62 ID:0sPsod4Q.net
この期に及んで何を言うかという感じだが、アルジェリアのブーテフリカダイ統領は、
『あと一年だけ大統領をやらせてほしい。』と国民に呼びかけている。

それに対して国民は全く耳を貸さず、バブエッゾウラ大学の学生などは授業を
ボイコットし続けている。ほかの大学生も同じだ。あるアルジェリア人は、外国の
ジャーナリストに対して『一年で辞任するなんて言う法律はアルジェリアには無い、
ブーテフリカは一体何をやりたいんだ。』と怒りをあらわにして語ったというということだ。

若者の失業がひどく、経済は悪化の一途を辿っている状態であることから、
デモ参加者たちはブーテフリカ追放までデモは継続すると息巻いている。
20年にも及んだ彼の独裁的支配には、うんざりだということであろう。
それは、与党FLNの党員の間でも広がっているようだ。

学生などのデモに対して、警察は特別な対応を取らずに、ただ遠巻きにしている
だけであり、軍は全く動いていないようだ。そのことは、ブーテフリカ離れが、
この業種の人たちの間でも広がっているのであろう。

さて、問題は今回の大衆デモには、それを組織だったものにする組織もリーダーも
居ないようだ。従って、このデモがどこに向かうのか、どう収まりをつけるのか明らか
でない。途中で胡散霧消してしまうことも有り得るのだ。

投票日は4月18日だが、現在に至ってブーテフリカ以外の立候補者たちの名前が
明らかになってきている。それらはアリー・ゼグオウド、独立候補のアブドルカリ−ム
・ハマデイ、ビジネスマンのラシド・ネッカーズ、元首相であった最大の対抗馬アリー
・ベンフリスなどがいる。ここで気にかかるのは、ビジネスマンのラシド・ネッカーズ
であろうか。彼はブーテフリカの庇護の下で財を蓄えているはずだからだ。
また辞任しているアリー・ゲデイリ将軍がいるが、彼は今のところ沈黙を守っている。
そしてイスラム党のアブドルラザーク・マクリがいる。

さて、この中から次の大統領が選出されてくるのか、あるいは全く別の人物が
出てくるのか。出来るだけ穏便に次の大統領が、選ばれてほしいものだ。
90年代のような、20万人が犠牲になるような事態は、何としても避けたい。

514 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/13(水) 21:40:34.45 ID:Z29lWE5f.net
イランのプレステレ・テレビが、興味深い記事を発信している。
アメリカはイラク・シリア戦争が終えた後、ISなどテロリストを何処に移動させるか
ということを書いているのだ。

その記事によると、アメリカはタクフィール(イスラム原理主義)テロリストたちを、
アフガニスタンや中央アジア諸国、コーカサスに移動させるというのだ。

中央アジアとは具体的に何処を指すのであろうか。
ウズベキスタンはガスの大産出国、カザフスタンはガスと石油の大産出国、
そしてタジキスタンは水力発電の国だ。しかも、タジキスタンのすぐ南には
アフガニスタンが隣接している。その後にはコーカサス、バルカンと続く。

何故、ウズベキスタンやカザフスタン、タジキスタンがISなどのターゲットになる
のかというと、これらの国からはシリアの内戦初頭から多くの戦闘員が参戦して
いたからだ。アメリカは実戦に参加させることにより、テロ戦争を訓練させ、
次いで、それらを中央アジアに送り帰す、という作戦なのだ。

混乱が始まると、そこでは政府が非人道的な弾圧を国民にかけている、国民は
食糧難に苦しんでいる、という名目でアメリカ軍を送り込み、ホワイト・ヘルメット
などに化学兵器を使用させ、悲惨な状態を拡大していくということであろう。

だが、この作戦は成功するのだろうか。中央アジアのすぐ側には、二つの大国
が控えている。それはロシアであり中国なのだ。アメリカが少しでも手法を間違
えたり過大な自己評価で始めれば、大敗北を期するのではないのか。

515 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/19(火) 23:56:49.43 ID:wytSnFF4.net
【国際】カザフスタン・ナザルバエフ大統領がTVで辞任表 旧ソ連時代から30年実権握る
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1553005015/

1 名前:ばーど ★[sage] 投稿日:2019/03/19(火) 23:16:55.22 ID:WReu2SKu9
 【モスクワ=畑武尊】タス通信によると、中央アジア・カザフスタンのナザルバエフ大統領(78)は19日、テレビ演説し、辞任を表明した。ナザルバエフ氏は旧ソ連時代から30年近くにわたり、カザフの実権を握ってきた。憲法の規定に従って、大統領の任期が切れる来年春までは、上院議長が大統領代行を務めるという。

3/19 22:31 読売
https://www.yomiuri.co.jp/world/20190319-OYT1T50286/

516 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/20(水) 00:34:47.75 ID:XqrndNF8.net
インタビュー:ダライ・ラマ、継承者問題と中国「次の一手」
https://jp.reuters.com/article/china-tibet-dalai-lama-idJPKCN1R00MT
2019年3月19日 16:58

自分の死後に継承者となる生まれ変わりは、60年来の亡命先であるインドで見つかる可能性があり、中国政府が指名する継承者は尊敬されないだろう──。
インド亡命から60年を迎えたチベット仏教最高指導者ダライ・ラマ14世は18日、ロイターの取材にこう語った。

ダライ・ラマは、緑の丘や雪を頂いた山に囲まれたダラムサラの町にある寺の事務所で取材に応じた。前日に、兵士に扮装してインドに亡命してから60年の節目を迎えたばかりだ。

ダライ・ラマは、中国支配への蜂起が失敗した1959年にインドに逃れ、以来、チベットの言語的、文化的自治を守ろうと世界で支持を呼び掛けてきた。

1950年にチベットを管理下に置いた中国政府は、ノーベル平和賞受賞者で83歳になったダライ・ラマを、危険な分離主義者とみなしている。

自分の死後のことについて、ダライ・ラマは、中国政府がチベットの仏教徒に継承者を押し付けようとすると予測した。

「中国は、ダライ・ラマの生まれ変わりを非常に重要視している。私よりも、次のダライ・ラマの方に関心がある」と、伝統的な赤と黄の法衣をまとったダライ・ラマは語った。

「将来、もし自由の国であるこの地から出た人と、中国政府に選ばれた人との2人のダライ・ラマが出てきたときに、(中国が選んだ方は)誰も信じないし、誰も尊敬しない」と、ダライ・ラマは笑って付け加えた。

中国の指導者には、中国皇帝から継承した権限の一部として、ダライ・ラマの継承者を承認する権利があるというのが中国の立場だ。

だが、ダライ・ラマの死去とともにその魂が後継者となる子供の身体に宿り、生まれ変わりが起きると信じられているチベットでは、住人の多くが、中国のいかなる「口出し」も、チベットへの影響を強めようとする策略だと疑っている。

1935年生まれの現在のダライ・ラマは、2歳の時に前のダライ・ラマの継承者と認められた。

中国管理下のチベットに住む600万人超のチベット人は、中国政府がその写真を飾ったり公の場で信心を示すことを禁じているのにもかかわらず、今でもダライ・ラマを敬っている。

517 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/20(水) 00:35:07.17 ID:XqrndNF8.net
<議論の対象に>

ダライ・ラマによると、チベット在住のチベット人と亡命中のチベット人の間の接触は増えているが、中国政府と亡命政府側の会談は2010年を最後に行われていない。

だが非公式には、退官した中国政府関係者や、中国政府にコネクションを持つ実業家らが、時々訪ねてくることがあると、彼は明かす。

自分の死後のダライ・ラマの役割については、それを存続させるかどうかも含めて、今年後半にインドで行われるチベット仏教の会議で議論される可能性があると、ダライ・ラマは話した。

また、ブッダの生まれ変わりはいなかったが、それでもその教えは受け継がれている、とも述べた。

「もし(チベット人の)過半数が本当にこの制度を維持したいのならば、継続されるだろう。その上で、生まれ変わりであるダライ・ラマ15世の問題が出てくる」と、ダライ・ラマは説明した。

また、もし継承者が出るにしても、その継承者は「政治的な責任は負わない」とも述べた。ダライ・ラマ自身は2001年に政治的な職務を手放し、インドに住む最大10万人のチベット人向けに民主的な仕組みを作り上げた。

<中国の僧院>

ダライ・ラマはロイターとのインタビューで、宇宙学や神経生物学、量子物理学や心理学への情熱を熱く語った。

もし故郷訪問を許されることがあれば、こうした学問について中国の大学で講義したいと話す。

だが、中国が共産党の支配下にある間は、帰国が実現することはないと予測する。

「中国は、歴史の古い偉大な国だが、政治体制は全体主義的で、自由がない。従って、私はこの国にいる方を好む」

ダライ・ラマは、現在の中国青海省のチベット高原の端に位置するタクツェル村の農家に生まれた。

ロイターの記者が最近タクツェル村を訪問しようとした際は、自動小銃で武装した警察官が道をふさぎ、警官や10人以上の私服警察官が、村は地域住人以外立ち入り禁止だと話した。

「私たちの力は、真実から来ている。中国の力は、銃から来ている」と、ダライ・ラマは話す。

「短期的には銃の方が決定力を持つが、長期的には真実がより力を持つ」

(Krishna N. Das記者、Sunil Kataria記者)

518 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/21(木) 22:16:50.90 ID:Bi43qls+.net
トルコのエルドアン大統領は、内外で起こる事件で頭の中が大分混乱してきているのではないか、
と思われるような出来事が連続して起こっている。NZ(ニュージーランド)で起こった事件では、
犯人がトルコに何度も入国していたこともあり、ターゲットはトルコだったと言い出している。

確かに、犯人ブレントン・タラントが書き残した声明文の中には、オスマン帝国によって奪われた
東ローマ帝国のコンズタンチノーブルを奪還せよ、といった部分があるようだ。そして、この犯人
ブレントン・タラントはトルコを東西に分割し、ボスポラス海峡の東だけをトルコに与え、西側は
奪還すべきだとも書いているということだ。

エルドアン大統領はそれだけではなく、NZのテロ事件の動画を各地で行われる、演説会
で流し、犯人だけではなく、西側の卑劣な策謀と非難しているようだ。これは外国から非難
されるだけではなく、トルコ国内でも非難を受け始めている。与党AKPの議員のなかにも、
このエルドアン大統領の選挙運動の進め方に、非難の言葉が出てきているのだ。

エルドアン大統領は首都アンカラや、トルコ最大の都市イスタンブールの市長選挙では、
敗北したくないと強く望んでいようが、経済の悪化はその可能性を高めているのではないのか。
例え、全国規模で勝利しても、この二つの都市で落とせば、敗北は明らかになろう。

エルドアン大統領の与党AKPに対する支持が、先月の世論調査では、確か35パーセント
程度と出ていたと思うが、経済の悪化のなかでは、もっと支持率は下がっているのでは
ないかと思われ、そのためにエルドアン大統領は焦りを感じているのであろう。

失業率の上昇、物価の上昇、インフレの上昇、国内外国企業の操業停止や撤退など、
悪材料が揃い過ぎている。これでは、パンだけでエルドアン大統領支持に回っていた、
もの言わぬ国民の支持も低下しよう。絶対に減らない35パーセントの支持層がいると
言われてきていたが、それはパンを食わせてくれるから、ということが理由であったろう。
国民にパンを食わせられなくなれば、トップは絞首刑台に引き出されるのが運命だ。
その日が迫っているのか。エルドアン大統領の内心は大きな不安で一杯になっている
のではないのか。

519 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/23(土) 21:34:13.03 ID:swhgtsPm.net
「アラブの春」再び? 中東で広がる抗議デモの嵐
https://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/2019/03/post-55_1.php
2019年03月11日(月)19時00分

・アラブ諸国では生活苦を背景に、「独裁者」への抗議デモが広がっている。
・その構図は2011年の「アラブの春」を思い起こさせる。
・とりわけアルジェリアやスーダンなどでの政治変動は、「テロとの戦い」の文脈からも大きな意味をもつ。

アラブ諸国では政府への抗議デモが各地で発生しており、その背景には生活苦がある。2011年に発生した政治変動「アラブの春」はその後、シリア内戦や「イスラーム国」(IS)台頭を引き起こしたが、今回の各地での抗議デモも地域の不安定化材料になる危険性を抱えている。

◇82歳の大統領

中東・北アフリカでは政府への抗議デモが広がっている。そのうちの一つ、アルジェリアでは3月8日、ブーテフリカ大統領の辞任を求める数万人のデモが首都アルジェで発生し、195人以上の逮捕者を出した。

82歳と高齢のブーテフリカ氏は1999年から大統領の座にあり、2013年に脳梗塞で倒れて以来、車いす生活を送っている。しかし、それ以前と同様、公の場に出るときには灼熱のさなかでも常にスリーピースのスーツを欠かさない。

抗議デモのきっかけは、4月に行われる大統領選挙に、ブーテフリカ氏が出馬を表明したことだった。高齢であるうえ、健康状態さえ疑わしいブーテフリカ大統領による長期政権には、とりわけ若い世代からの批判が目立つ。

広がる批判に、ブーテフリカ氏は大統領選挙に立候補するとしながらも、「任期を全うするつもりはない」とも述べ、任期途中で降板することを示唆した。つまり、「すぐ辞めるから5期目の入り口だけは認めてくれ」ということだが、任期途中で辞める前提で立候補するという支離滅裂さは、それだけブーテフリカ政権への批判の高まりを象徴する。

520 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/23(土) 21:34:38.83 ID:swhgtsPm.net
◇黄色いベストの販売を禁止

抗議デモが広がるのはアルジェリアだけではない。

政府への抗議デモは、昨年末あたりから中東・北アフリカの各地で発生しているが、とりわけ先月からはスーダン、ヨルダン、エジプト、モロッコなどで治安部隊との衝突も相次いでいる。

このうち、エジプトではフランスで発生した「イエロー・ベスト」の波及を恐れ、昨年末に政府が黄色いベストの販売を禁止している。

また、スーダンではバシール大統領が2月23日、1年間の非常事態を宣言。これによって、「治安を乱す」デモに対する発砲や、デモ参加者を裁判や令状なしで拘留することも可能になった。

◇アルジェリアの生活苦

こうしたデモの広がりの背景には、生活苦がある。単純化するため、アルジェリアに絞ってみていこう。

アルジェリアはアフリカ大陸有数の産油国だが、そのGDP成長率は2010年代を通じて緩やかに減少し続け、2018年段階で2.5パーセントだった。この水準は、伸びしろの小さい先進国なら御の字だが、開発途上国としては決して高くない。

資源が豊富であることは、資源の国際価格によって経済が左右されることを意味する。2014年に資源価格が急落して以来、アルジェリアをはじめ、この地域の各国の経済にはブレーキがかかっている。

これと連動して、物価も上昇しており、昨年の平均インフレ率は10パーセントを超え、今年に入ってリーマンショック後の最高水準に近付きつつある。

さらに、資源経済は雇用をあまり生まないため、失業率は下げ止まっており、昨年段階で11.6パーセントだった。これだけでもかなり高い水準だが、世界銀行の統計によると、15〜24歳の失業率(2017)は24パーセントで、ほぼ倍だった。

冒頭で述べたように、ブーテフリカ大統領に対する抗議デモには若者が目立つことは、これらをみれば不思議ではない。それぞれで事情は多少異なるものの、基本的にはどの国でも、こうした生活苦が抗議デモの引き金になっている。

521 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/23(土) 21:35:36.21 ID:swhgtsPm.net
◇「アラブの春」前夜との類似性

こうして広がる抗議デモには、「アラブの春」との類似性が見て取れる。

2011年の「アラブの春」は、2010年末にチュニジアで抗議デモの拡大によってベン・アリ大統領(当時)が失脚したことに端を発し、同様に各国で「独裁者」を打ち倒すことを目指して拡大した。その背景には、アラブ諸国で民主化が遅れていたことなどの政治的要因もあったが、少なくともきっかけになったのは生活の困窮への不満だった。その引き金は、2008年のリーマンショックにあった。

2000年代の資源価格の高騰は、中東・北アフリカ向けの投資を急増させ、インフレを引き起こしていた。ところが、2008年のリーマンショック後、海外からの投資が急に引き上げたことで、これら各国では急速にデフレが進行した。

海外の資金に左右される、もろい経済構造のもと、生活を振り回される人々の怒りは、国民生活を放置し、利権と汚職に浸る権力者に向かったのだ。

こうしてみたとき、2014年に資源価格が急落して以来、資源頼みの経済に大きくブレーキがかかる現在の状況は、「アラブの春」前夜と共通するところが目立つ。

◇4つのシナリオ

それでは、2010年前後を思い起こさせる国民の大規模な抗議は、中東・北アフリカに何をもたらすのだろうか。「アラブの春」の場合、大規模な抗議デモの行き着いた先は、大きく4つある。

・抗議デモの高まりで「独裁者」が失脚する(チュニジア、エジプト、リビア、イエメンなど)
・大きな政治変動は発生しないが、政府が政治改革を行うことで事態を収拾する(モロッコ、ヨルダンなど)
・政治改革はほぼゼロで、最低賃金の引き上げなどの「アメ」と鎮圧の「ムチ」でデモを抑え込む(アルジェリア、スーダン、サウジアラビアなど)
・「独裁者」が権力を維持したまま反体制派との間で内乱に陥る(シリア)

今回、抗議デモが発生している各国がこれらのどのパターンをたどるかは予断を許さないが、なかでも注目すべきはアルジェリアとスーダンの行方だ。

522 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/23(土) 21:35:54.58 ID:swhgtsPm.net
アルジェリアとスーダンでは「アラブの春」で抗議デモに見舞われた「独裁者」が、「アメとムチ」でこれを抑え込んだ。その意味で、良くも悪くも政治的に安定してきたといえるが、その両国政府がこれまでになく抗議デモに追い詰められる様子は、盤石にみえた「独裁者」の支配にほころびが入っていることを示唆する。

◇テロとの戦いへの影響

それだけでなく、アルジェリアとスーダンにおける政治変動は、「テロとの戦い」のなかで、それぞれ大きな意味をもつ。

まず、アルジェリアにはアフリカ屈指のテロ組織「イスラーム・マグレブのアルカイダ」の拠点があり、ブーテフリカ大統領は国内のイスラーム勢力を「過激派」とみなして弾圧することで、西側先進国とも近い距離を保ってきた。

ブーテフリカ大統領は若者が抗議デモを行うこと自体は認めながらも、「そこに紛れている勢力が混沌をもたらしかねない」と過激派の台頭に懸念を示すことで自らの地位を保とうとしている。

これが権力を維持したい「独裁者」の方便であることは疑いない。とはいえ、「独裁者」の支配のタガが緩んだことで、それまで抑え込まれていたイスラーム過激派の活動が活発化したリビアの事例をみれば、ブーテフリカ大統領の主張に一片の真実が含まれていることも確かだ。

一方、スーダンはアルジェリアとは対照的に、アメリカ政府から「テロ支援国家」に指定され、バシール大統領は「人道に対する罪」などで国際刑事裁判所(ICC)から国際指名手配されている。その意味で、ブーテフリカ大統領と異なり、バシール大統領の失脚は欧米諸国にとって好ましいことだろうが、他方で大きな混乱がイスラーム過激派の活動を容易にするという意味では、スーダンとアルジェリアはほぼ共通する。

523 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/23(土) 21:36:21.47 ID:swhgtsPm.net
◇シリアの二の舞?

もはや多くの人は記憶していないが、40万人以上の死者を出したシリア内戦は、もともと「アラブの春」のなかで広がった抗議デモをシリア政府が鎮圧するなかで発生した。その混乱は、イスラーム過激派「イスラーム国」(IS)の台頭を促し、560万人以上の難民を生んだ。

そのシリア内戦は、クルド人勢力によるバグズ陥落を目前に控え、終結を迎えつつあるが、そのなかでIS戦闘員の飛散は加速している。IS戦闘員の多くは母国への帰国を目指しているが、なかには新たな戦場を求めて移動する者もある。その一部はフィリピンなどにも流入しているが、アルジェリアやスーダンでの混乱はIS戦闘員に「シリアの次」を提供しかねない。

「秩序」を強調して自らの支配を正当化する「独裁者」の論理と、その打倒を名目に過激派がテロを重ねる状況は、どちらも人々の生活を脅かす点では同じだ。シリア内戦が終結しても、中東・北アフリカの混迷の先はみえないのである。


アラブの春の広がり
https://www.newsweekjapan.jp/mutsuji/mutsuji20190311144004.jpg

524 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/23(土) 21:37:20.51 ID:swhgtsPm.net
アルジェリア大統領退陣求め大規模デモ 5選出馬撤回も沈静化せず
https://www.afpbb.com/articles/-/3216068
2019年3月16日 10:46

エジプトで再び「長期独裁」の動き 大統領任期、最長2034年まで延長の可能性も
https://mainichi.jp/articles/20190216/k00/00m/030/224000c
2019年2月16日 21時32分(最終更新 2月16日 23時48分)

525 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/25(月) 00:04:43.31 ID:Meu0pp8c.net
【栄枯盛衰】 ISIS、5年目にしてついに消滅 ※最大版図と滅亡前の図有り [219241683]
https://leia.5ch.net/test/read.cgi/poverty/1553421935/

イスラム国の勢力範囲(2014年12月 → 現在)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/world/list/201903/images/PK2019032402100089_size0.jpg

526 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/25(月) 08:19:24.73 ID:c6PG071Z.net
2013年
4月―シリアとイラアクにイスラム国家誕生。

2014年
1月―ISがイラクのファッルージャ、西アンバル、ラマデイ、シリアのラッカ支配。
2月―アルカーイダのアイマン・ザワーヒリがバグダーデイと縁を切る。
6月―イラクのモースル、テクリーテイをISが支配。イラク・シーア派イランから武器戦闘員支援受ける。
6月29日―イスラム国家設立宣言とカリフ制度の開始。バグダーデイがカリフ就任。
7月4日―イラクのヌール・モスクでバグダーデイ初の演説。
9月22日―米軍指導の合同軍IS攻撃開始。

2015年
3月―シリアのクルドは米軍支援でコバネ奪還。これはIS初の敗北。
4月1日―米軍支援でイラク軍テクリーテイ奪還。イラク軍初の勝利。
5月20日―ISがシリアのパルミラ支配。

2016年
2月9日ーイラク軍ラマデイ奪還。
6月26日―イラク軍ファッルージャ奪還。
7月3日―バグダッド郊外のショッピング・モールでISが特攻攻撃300人程度死亡。
10月17日―ハイダル・アバデイ首相モースル奪還宣言戦闘開始。
10月21日―ISによるキルクーク特攻作戦で80人程度が死亡。
11月5日ーシリアのSDFがラッカ奪還。

2017年
1月24日―ハイダル・アバデイ首相東モースル完全解放宣言。
2月19日―イラク軍モースルに侵攻空港、軍基地など奪還。
5月10日ーSDFがタブカ・ダム奪還。
6月6日ーSDFがラッカ本格攻撃。
6月18日ーイラク軍モースル旧市街侵攻。
6月21日ーISがモースルのヌール・モスク破壊。
7月10日―イラク首相モースル勝利宣言。カリフ制の終焉。
10月17日―SDFがラッカ完全支配。
9月〜12月ーシリア軍がロシア軍、イラン軍支援の下、ISの支配する西ユーフラテス地域奪還。
         デルズール、マヤデーン、ブカマル解放。

2018年
8月23日―バグダーデイIS戦党員に緊急メッセージ『忍耐し戦闘続けろ』

2019年
2月〜3月−SDFがバグーズのIS打倒。
3月23日ーSDF完全なバグーズ奪還宣言。ISのカリフ制終焉。

527 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/03/30(土) 12:24:32.19 ID:UHe01qPk.net
つい最近、シリアの首都ダマスカスでイラン、イラク、シリアの国防幹部の会議が開催された。
これはSDFに対する直接的なメッセージ(警告)であり、トルコへの間接的メッセージであった。
トルコについては、シリアのイドリブ地域を手下のFSAを使ってコントロールしている事に対する
反発があるのだ。しかも、そこにはアルカーイダのハヤート・タフリール・シャーム組織も陣取
っている。これらすべての問題が、IS敗退後の問題として重要視され始めている。

もちろん、シリア政府にとってはアメリカの傘下で活動してきて、シリア北東部を占領支配して
いるSDFを、どうするかという問題もある。SDFはシリア北東部、ユーフラテス川の東側は彼ら
の自治区だと認識しているのだ。それは、アメリカがバックについているからという安心感から
であろうが、今回のイラン・シリア・イラクの軍高官の会議の結果、そうもいかなくなりそうだ。
イラクはアメリカとの関係を悪化させ、ロシアとの関係を強めているからだ。

アメリカはイラクにある軍事基地を守りイランを監視したいと望んでおり、その事から或る程度
イラクとは妥協が必要と考えているかもしれない。イラクのアサーイブ・アハルルハック組織の
代表カイス・ハザリは、アメリカ軍を追放すると語っている。

イラクの外相が最初に訪問した国はロシアだったが、それは、イラクがロシアを重要視している
ことの証であろう。ロシアのショイグ国防相がアサド大統領と討議したテーマは、イドリブだった。
そのことはトルコのシリアにおける存在が時間切れになることを意味しているのではないのか。
ただ、シリア政府のSDF締め付けが厳しくなることは、トルコにとって有利であろう。
トルコはSDFが軍事侵攻してくることを懸念しているからだ。

そこで、イドリブがバーゲニング・チップになるのではないか、ということが語られている。
イドリブとトルコの主張する安全地帯とを交換するということだ。そのことはSDFを追い込める
ことになるからだ。SDFはアルバグーズでの勝利を土産にシリア政府と自治の交渉に入りたい
と考えている。しかし、シリア国防相は『シリアには一つの軍しか置かない。』と語っている。
つまリ、自治は認めないということだ。

528 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/02(火) 22:10:42.85 ID:1fMtVofw.net
これほど酷い負け方をするとは、さすがのエルドアン大統領も予想していなかったであろう。
当初、首都アンカラを落とすのではないか、という予想が出ていた。結果は、トルコ最大の
イスタンブールも落としたのだ。6大都市のうち、5都市が野党候補の当選となっている。

トルコ国営アナドール通信は、選挙速報報道を途中で止めてしまった。多分、エルドアン
大統領が何らかの工作をして、ユルドルム候補を当選させるだろうという読みと、大統領に
対する配慮からだったと思う。

ユルドルム氏は首相を勤めた人物であり、極めて著名な人物であった。開票途中では、
5000票差でユルドルム氏側が勝利したと言っていたのだが、投票の最終結果を見ると
逆で、野党CHPのエクレム・イマモ−ル氏が27000票差で勝利している。

一時期は選挙結果について、不正な投票があったとして、野党の当選者を外すという
ことも報じられてきたが、ここまで来ると、そうも行かなかったのであろう。世界のマスコミ
は既に、与党AKPの敗北を伝えているのだから。

今回の投票がらみでは、マラテヤ市で野党党員2人が殺されているが、投票は比較的
穏やかに進められたような気がする。それは与党支持の国民が、エルドアン大統領に
愛想が尽き、馬鹿らしくて、殺人などする気にはならなかったためかも知れない。

エルドアン大統領は投票結果が出た後、AKPを支持し与党候補が当選した幾つかの
街に感謝の言葉を述べている。穏やかな挨拶だったようだ。それはあるいは、彼が今後
危険な立場に立たされることを予感しているからかもしれない。

従って、今回は選挙結果を覆すような汚い工作は、しないかも知れない。そんなことを
してトルコ国民が怒り、暴動にでもなれば、エルドアン大統領は汚職で貯めた金を持って
国外逃亡せざるを得なくなるか、国内で捕まり、リンチで殺されるかもしれないからだ。

エルドアン大統領支持者たちの割合は、今回の投票で約40パーセントであることが
分かっている。まだ挽回のチャンスはある、とエルドアン大統領は踏んでいるのかも
しれない。誰でも苦しい情況に追い込まれると、ありもしない希望を抱きたいものだ。

529 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/02(火) 23:32:05.54 ID:8m3vkmZO.net
トルコ統一地方選、2大都市で与党敗北 エルドアン政権に大打撃
https://www.afpbb.com/articles/-/3218782?act=all
2019年4月2日 8:36

【4月2日 AFP】トルコで3月31日に行われた統一地方選で、開票の結果レジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)大統領の与党・公正発展党(AKP)が首都アンカラと同国最大の都市イスタンブールの両市長選で敗北した。過去15年以上にわたって政権を握ってきたAKPにとって大きな打撃となった。

 エルドアン大統領はこれまでの選挙で、トルコ史上類を見ないほどの圧倒的強さを示してきた。元イスタンブール市長でもある同大統領にとって、2大都市での敗北は衝撃的だといえる。

 今回の統一地方選をエルドアン氏は国家の生き残りをかけた戦いと位置づけ、精力的に選挙運動を展開した。その一方、トルコが過去10年間で初めて景気後退に陥った後に実施された同選挙は、AKPの評価が問われる機会ともなっていた。

 最高選挙委員会(YSK)によると、イスタンブール市長選ではほぼ開票が終了した時点で中道左派野党・共和人民党(CHP)のエクレム・イマームオール(Ekrem Imamoglu)氏が約2万8000票差でリードしている。

 イマームオール氏は約416万票を獲得。一方AKPの候補者、ビナリ・ユルドゥルム(Binali Yildirim)元首相は約413万票を獲得した。

 トルコの最大都市イスタンブールの市長選を戦った両氏は、これに先立ち共に勝利を宣言していた。開票の結果、大接戦だったことが明らかになった。

 半国営アナトリア(Anadolu)通信によると、首都アンカラでは開票率99%の時点で野党候補のマンスール・ヤワシュ(Mansur Yavas)氏の得票率が50.89%と、AKP候補のメフメト・オズハセキ(Mehmet Ozhaseki)氏の得票率47.06%を上回っている。

 一方AKPの複数の幹部は、両都市で無効票とされた数万票について、異議申し立てを行う意向を表明。今後混乱が発生する可能性もあるとみられる。(c)AFP


最大都市イスタンブール
・エクレム・イマームオール氏 約416万票(中道左派野党・共和人民党(CHP))
・ビナリ・ユルドゥルム元首相 約413万票(AKP候補)

首都アンカラ
・マンスール・ヤワシュ氏 50.89%(野党候補)
・メフメト・オズハセキ氏 47.06%(AKP候補)

530 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/05(金) 20:19:06.96 ID:b82DoE0s.net
リビアはいま危険な大局面に、向かって進んでいるようだ。
東リビア政府のハフタル将軍が率いる軍が、西のリビア政府が統治するトリポリ
に向かって進軍しているのだ。それがやがてトリポリに到着すれば、無血で西の
政府セラジ首相は明け渡すのか、あるいは抵抗戦を始めるのか、まだ分らない。

ただ言えることは、現段階ではミスラタのミリシア・グループが、トリポリをハフタル
軍から守る、と戦闘態勢に入っていることだ。彼らは、カダフィ大佐を最終的に
殺害した、勇猛な集団として知られている。

この危機的状況にあって、アメリカ、イギリス、フランス、イタリア、そしてアラブ
首長国連邦は、武力衝突は回避すべきだと主張している。
当然であろう。大量殺戮が目前に迫っているのだから。

興味深いのは、ガリヤーンの地方政府幹部が、ハフタル将軍を非難するのでは
なく、話し合いで治めたい、と言っていることだ。つまり、どちらにも与したくない、
ということであろう。それは、当然と言えば当然のことかもしれない。ガリヤーン
地方事務所には、ハフタル将軍の軍と衝突する能力は無いのだから。

ハフタル将軍側はリビアの南部をほぼ抑えているようだが、それは、石油産出
地帯を勢力下に置いている、ということだ。リビアでは笑い話の様だが、1リットル
のガソリンの価格は10セント(11円)と水よりも安いのだ。それだけに、エジプトは
何とかリビアを取り込みたいと望んでいよう。実際に、エジプト政府はハフタル
将軍側を支援しているし、アラブ首長国連邦もしかりだ。

問題は今回のトリポリ攻略計画が、誰の助言によるものかということだ。
考えられるのはエジプト政府ということだが、エジプト政府とアメリカ政府の関係は
すこぶる良好だ。つまりアメリカがそろそろリビアの内乱を終わらせようと考えて
いるのかもしれない。

元々、トリポリに陣取るセラジ首相は、国連や欧米が作り上げ、チュニジアから
リビアに送り込んだ傀儡政権なのだ。用事が済めば何時でも捨てられる存在で
しかない。他方、ハフタル将軍側は確固たる地域の支持を得ており、革命当初
から頑張っているのだ。

531 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/07(日) 23:55:02.93 ID:OVvoW8Lb.net
次スレ
【中東・アフリカ】イスラム情勢総合スレ8【東アジア】
https://rio2016.5ch.net/test/read.cgi/kokusai/1554648815/

532 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/09(火) 17:38:38.39 ID:xu03NZhV.net
スーダンのバシール大統領の終わりの時が近づいている、という報道が流れ始めている。
デモの規模は、首都ハルツームでは10万人を超えているということだ。

問題はスーダン軍の動きだ。治安部隊がデモ隊に催涙弾を撃ち込んだりしていたが、
軍がそれを阻止する側に回ったというのだ。つまり、スーダン軍は長期政権に嫌気がさし、
終わらせようという目算なのであろうと思われる。こうなると独裁者も弱い。

スーダンはアフリカ北部にある広大な面積を持つ国だが、実はスーダンにはエジプトにも
勝るピラミッド群があり、観光資源は豊富なのだ。加えて、意外にもゴマの産地としても
知られている。かつて、ウサーマ・ビン・ラーデンはこのゴマの生産を行い、テロ活動の
資金を得ていたと伝えられていた。

また、スーダンは産金国でもあるのだ。紅海に面したスーダンとエジプトの国境地帯には、
ハラーイブという名の産金場所がある。そこはムスリム同胞団のモルシーが大統領に
なった時にスーダン側に譲ったと言われており、未だにエジプトとスーダンはハラーイブ
の領有権を争っているようだ。 

加えて、南スーダンには石油が埋蔵されており、イギリスなどの傀儡組織が、南部分離
独立闘争を続けている。それもほぼ固定化してきているようだ。そうなると、南スーダンの
石油はインド洋から国際市場に流れ出す、ということだ。

つまり、スーダンは何も無い砂漠と暑さだけの国ではないだ。計画さえしっかりしていれば、
十分に産業開発が可能なのだ。しかもスーダンのインテリたちは、相当レベルが高い、
優秀な人たちが多い。そうした恵まれた状態の中で、バシール大統領はスーダンの富を
独占してきたということであろう。

バシール大統領の政敵は確かマハデイで、ソルボンヌ大学で学んだインテリであり、
彼は国内に今でも多数の支持者を抱えているということのようだ。
今回の政変劇の結果、バシ−ル大統領が打倒されれば、彼は有力な大統領候補として
浮上してくることであろう。もちろん軍のトップも有力な後継者となりうる可能性が高い。

533 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/12(金) 20:50:58.81 ID:mc9RXB6W.net
最近になって比較的あけすけに、サダム・フセイン体制を称賛する意見を口にする者が
増えているようだ。それが意外にも、シーア派国民の中に多いというのだから意外だ。
案外シーア派国民は、現在の体制がシーア派であることから言い易いのかもしれない。

彼らに言わせると、サダムの後に出て来たアメリカの選出した政治家たちは、レベルが
低すぎるということだ。これでは国の運営などできるはずもないということであろう。
このため、国民は政府をほとんど信用していないようだ。例えばそれは選挙で分かる。
57パーセントの国民が投票をボイコットしているのだ。

そして政府もしかりであり、4人の閣僚の選出に合意できずにおり、国防相と内務相の
ポストは空いたままだ。それはアメリカが2003年に侵攻したときから続いている混乱だ。
ある人は「なぜサダムを追い出したんだろう、もう一度サダムにこの国を再建してもらい
たいが、それを口にすれば私は殺される危険がある。」と語った。サダムの時代には
暴力犯罪は少なく、政府はもっとしっかりしていたというのだ。

住宅は戦争で破壊され不足しているが、一向に改善の兆しは見えない。
イラク国内はインフラが破壊され、道路も橋も産業施設も、コミュニケーションセンター
も水道施設も壊れたままになっている。
サダムの時代には、戦争で破壊されたインフラは、たちまちにして修復されていた。
現体制の政府職員には経験が無いから出来ないのであろう。

今では外国の勢力、イランやトルコ、アメリカなどが、バアス党無き後のイラクを牛耳
っている。こうした状態のイラクを一番恐れているのは、権力を握るシーア派の幹部
たちであろう。何時国民が怒りを爆発させるか分からないからだ。

534 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/13(土) 22:09:54.22 ID:4e/uZ4Y1.net
リビアの首都トリポリに対して、東リビア政府軍(LNA)が攻撃を開始して、数日が過ぎている。
なぜこの時期に攻撃を画策したのであろうか。そもそも、今回の攻撃開始日から数日後には、
リビア東西の政府が国連の仲介の下に平和会議を開催する予定になっていた。
言ってみれば、LNAのトリポリ攻撃は国連のメンツを丸潰れにしたものだった。
それだけのことをするには、それなりの訳があるだろう、と考えるのは誰しも同じであろう。

今回のLNAのトリポリ攻撃には、どの国がゴーサインを送っていたのであろうか。
種々集まってくる情報によれば、フランスとロシア、中国が出していたようであり、アメリカは
ハフタル将軍に対して軍を引くように呼びかけていたということだ。

実はこのアメリカは、ハフタル将軍とは深い関係がある。ハフタル将軍はリビアのカダフィ
体制に反旗を翻した後、アメリカの庇護下に20年もいたのだ。つまり完全にアメリカの意向を
受ける存在だということだ。今回のLNAのトリポリ侵攻に際して、アメリカ軍は危険だとして、
リビアにあるアメリカ軍基地から兵を撤退させているのだ。このことは取りようによっては、
『貴方たちを止めない、好きなだけ戦闘を展開して結構です。』とも取れないことは無い。
もしそうならば、長すぎた内戦を終わらせ、リビアから出来るだけ早く富を収奪したい
ということではないのか。

今のところハフタル軍は優勢であり、トリポリのイスラム・ミリシア軍を撃破しまくっている、
という感じのようだ。トリポリの空港はLNAの支配下に落ち、周辺地域もLNAが支配するに
至っているようだ。だが、これからが問題であろう。もし、トリポリ市内に侵攻すれば、市民の
間に多数の犠牲者が出るであろうし、インフラも相当ダメージを受けることになろう。
そしてLNAにとっては、武器弾薬の補給と、食糧をどうやって確保するかという問題がある。

535 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/14(日) 21:44:51.83 ID:coqz+buk.net
リビアの首都トリポリ近郊で軍事衝突、内戦本格化か
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2019/04/post-11947.php
2019年4月8日(月)20時00分

<国連が支援する暫定政権を認めないリビア国民軍は、すでに国土の大半を掌握し、首都トリポリに迫っている>

騒乱の続くリビアで、国連が支援する暫定政府が置かれた首都トリポリに、国土の大半を掌握した民兵組織「リビア国民軍」が迫っている。

リビア国民軍を率いるハリファ・ハフタルは4月4日、国連のアントニオ・グテレス事務総長が訪問中のトリポリに向けた進軍を命じた。ハフタルは「前進する時は来た」と述べる一方で進軍は「平和裏」に行うとし、「白旗を振っている市民」を撃たないようにと命じた。

リビア国民軍がトリポリ南郊のガリヤンを制圧したのを受け、フランス、イタリア、アラブ首長国連邦(UAE)、イギリス、アメリカは「軍事的な威嚇や脅しはリビアを再び混乱に突き落としかねない」とする共同声明を出した。

2011年に当時のカダフィ政権がNATOの支援を受けた反体制派により倒されて以降、リビアでは武装勢力の衝突が繰り返されてきた。

4月5日までにリビア国民軍はトリポリ郊外まで進軍し、近くのアジジヤの町を制圧。リビア国民軍の広報担当者は、首都侵攻作戦の一環として同軍がトリポリの国際空港を「完全に掌握した」と明らかにした。

またこの広報担当者は、ジュフラの砂漠地帯にある空軍基地などの軍事拠点を含む、約1000キロもの遠隔地からも攻撃を行ったと説明した。彼は「(リビア国民軍は)任務完了まで立ち止まらない」と述べた。

536 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/14(日) 21:45:18.77 ID:coqz+buk.net
◇有力者2人はどちらも元カダフィ政権

トリポリにはハフタルのライバルで、国連の支援を受けたファイズ・シラージュ暫定首相がいる。ハフタルとシラージュはいずれもカダフィ政権に仕えており、シラージュは住宅省に務めていた。ハフタルは軍の高官だったものの、アメリカの支援を受けてカダフィに反旗を翻し、その後アメリカに亡命し市民権を取った。

2011年のカダフィ政権の崩壊以降、2人は最も影響力のある指導者として台頭した。だがハフタルはその軍事的手腕ゆえに、イスラム国(IS)や他の武装勢力との戦いを率いる立場におり、国の将来に足場を築くにも有利だった。だが一方で彼は、敵に対する電撃作戦で非合法の殺人を行ったとされている。

ハフタルはバイダに本拠を置くアブドゥラ・サーニ「首相」やトブルク「議会」の支持を受け、リビアの国土の大半を支配下に収めている。ハフタルはまた、ロシアの支援を受けようともしてきた。
リビア国民軍が8月に本誌に対して明らかにしたように、その目的はあくまでもカダフィ時代の軍事合意に対する制裁の解除に向けて国連に働きかけをし、リビアでの選挙を提案するフランスを支持し、元宗主国であるイタリアの干渉を食い止めることだった。

これまで何度もハフタルと接触してきたロシア政府だが、最近の軍事攻勢については不支持の姿勢を明らかにしている。

537 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/14(日) 21:45:57.42 ID:coqz+buk.net
「われわれはリビアのすべての関係する勢力が平静を保ち抑制を示すべきだと信じる」とロシア外務省は5日、声明を出した。「軍事的シナリオは同国のただでさえ非常に困難な状況をさらに悪化させる可能性があり、これが新たな犠牲者と破壊を生むだろうことは明らかだ。
そんな展開では、国連の支援の下、総選挙を通して不変で効果的な国家機関を築くことを最終的な目的として、リビアに安定的で包括的な政治プロセスを作るという見通しは遠のいてしまうだろう」

一方、シラージュを支えているのが、暫定政権寄りの複数の民兵組織が結成した「トリポリ防衛軍」だ。
これらの民兵組織にはトリポリ革命大隊やアブ・サリム中央保安部隊、ナワシ大隊、そして内務省の特別抑止部隊などが含まれる。だが、勢力争いを背景にトリポリが無法状態に陥る中で、誘拐などの犯罪に手を染めているとされる組織もある。

トリポリの分裂した政界で同様に影響力を持っているのがイスラム主義勢力が主流のリビア国民議会だ。同議会の自称「救国政府」もまた、シラージュ暫定政権を認めていない。リビア国民軍は当初、トリポリ市から約30キロの検問所を制圧したものの、暫定政権寄りの民兵の反攻に遭った。首都攻防の戦いは激しいものになりつつある。

追記:最新の報道によれば、ハフタル率いるリビア国民軍とシラージュ率いる暫定政府軍は7日、トリポリ近郊で衝突。激しい戦闘で互いに多くの死者を出した。さらに8日にかけて互いの陣地を空爆。本格的な内戦に陥る危険が増している。

538 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/14(日) 21:58:39.92 ID:coqz+buk.net
トルコ地方選、首都で野党の勝利確定
与党、最大都市での再集計求める
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43505900Z00C19A4EAF000/
2019/4/9 1:52

【イスタンブール=木寺もも子】3月31日に行われたトルコの統一地方選で、同国の選挙管理当局は8日、首都アンカラ市長選の当選証書を野党候補に渡した。エルドアン大統領の与党・公正発展党(AKP)は異議を申し立てていたが、四半世紀にわたって維持していた市長の座を失うことが確定した。最大都市イスタンブールではAKPが全ての票の再集計を求めている。

アンカラでは野党・共和人民党(CHP)のヤワシュ氏が開票率100%時点の速報でAKP候補を3.8ポイント上回り、再集計などによる逆転は難しいとみられていた。

一方、最大の焦点となっているイスタンブール市長選ではCHP候補のイマモール氏がAKP候補のユルドゥルム元首相を僅差で上回ったが、AKPは全ての票の再集計を求めている。エルドアン氏は8日「組織的な犯罪があった」などと主張した。

イスタンブール市長選は国政を占う重要な選挙とされ、エルドアン氏自身が市長から国家のトップまで上り詰めた過去がある。アンカラに続きイスタンブールを失えば政権への打撃は大きく、AKPは徹底抗戦の構えだ。ただ、選管の決定には従うとしている。

CHPのクルチダルオール党首は「選挙の信頼性が危機にひんしている」などとして選管に対して公正な対応を求めた。

539 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/14(日) 22:08:31.53 ID:coqz+buk.net
スーダンでクーデター 30年の長期政権に幕、軍政へ
https://www.chunichi.co.jp/s/article/2019041101002030.html
2019年4月11日 23時04分

「独裁者」が二度失脚したスーダン ― 「アラブの春」との違いとは
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/20190414-00122264/
六辻彰二 | 国際政治学者

540 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/14(日) 22:11:46.99 ID:coqz+buk.net
アルジェリアで大統領が辞任 20年の長期政権に批判高まり
https://www.bbc.com/japanese/47796417
2019年04月3日

アルジェリア、7月に大統領選 首脳交代もデモ続く
https://www.afpbb.com/articles/-/3220251
2019年4月11日 5:51

541 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/14(日) 22:30:17.59 ID:coqz+buk.net
パレスチナで新内閣発足
中東和平、分裂解消が課題
https://this.kiji.is/490045485601981537?c=39546741839462401
2019/4/14 15:28

 【エルサレム共同】パレスチナ自治政府のアッバス議長は13日、側近のムハマド・シュタイエ氏を首相とする新内閣を発足させた。9日のイスラエル総選挙を受けて対パレスチナ強硬姿勢のネタニヤフ首相の続投が確実視される中、トランプ米政権が近く公表する見通しの中東和平案への対応や、2007年以降続く自治区の分裂状態解消が課題となる。

 シュタイエ首相は経済の専門家で、アッバス氏の支持基盤ファタハの最高意思決定機関である中央委員会のメンバー。パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム組織ハマスに批判的とされる。

 ハマスは声明で「分離主義者による政権。正統性はない」とした。

542 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/14(日) 22:35:23.08 ID:coqz+buk.net
米国、イスラエル・パレスチナ紛争解決案を「間もなく」公表へ
http://www.asahi.com/international/reuters/CRWKCN1RM2QJ.html
2019年4月11日06時07分

 [ワシントン 10日 ロイター] - ポンペオ米国務長官は10日、トランプ政権がイスラエルとパレスチナの紛争解決に向けた提案を「間もなく」公表すると述べた。

 長官は上院で「われわれは一連の提案について取り組んでおり、間もなく発表するだろう」と語った。

 イスラエル国内の主要テレビ3局が10日報じたところによると、9日に実施されたイスラエル総選挙で、現職のネタニヤフ首相の5期目続投が確実になった。最終的な結果は12日までに確定する見通し。

543 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/14(日) 22:36:18.96 ID:coqz+buk.net
シュタイエ首相の内閣発足=議長後継候補、ハマス排除−パレスチナ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019041400319&g=int
2019年04月14日16時50分

 【エルサレム時事】パレスチナ自治政府のアッバス議長は13日、ムハマド・シュタイエ首相(61)が率いる新内閣を発足させた。シュタイエ氏は議長の側近で、パレスチナの主流派組織ファタハの幹部。
新内閣ではマルキ外相ら主要閣僚が留任する一方、議長と対立するイスラム組織ハマスは排除された。
 アッバス議長は現在83歳と高齢で、シュタイエ氏は議長の後任候補の1人とされる。
 パレスチナにとって最大の政治課題は、ヨルダン川西岸で力を持つアッバス議長の支持基盤ファタハと、ガザを実効支配するハマスの和解だ。新内閣にハマスが加わらなかったことで、和解は一層困難な情勢になった。
 ハマスは新内閣発足について「パレスチナの人々の利益を犠牲にし、パレスチナの分断を深める動きだ」と非難した。

544 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/15(月) 19:36:37.65 ID:UZfwIBnU.net
リビアの東政府ハフタル将軍が突然カイロを訪問し、シーシ大統領と会った。
会談の内容は全く漏れてきてないところを見ると、多分相当高度な話をしたのであろう。

色んなことが考えられるだろうが、第一に頭に浮かぶのはエジプト政府がハフタル軍を
支援するかどうかであろう。もちろん、その支援には二種類あり、一つは軍事支援だが、
もう一つはトリポリの緊張状態の政治的解決であろう。

当初、ハフタル将軍にはエジプト、サウジアラビア、アラブ首長国連邦などが、支援を
送っていると言われていた。述べるまでもないが、サウジアラビアとアラブ首長国連邦は、
資金援助であろう。金の集まる所には、戦闘員も集まるのが世の常だ。それでハフタル軍
は大攻勢をかけているのであろうが、ここに来て死傷者が激増しているため、国連など
は戦闘停止を呼びかけている。しかも、ハフタル将軍の敵であるセラジ首相側は、
国連が創り上げた傀儡政権だ。

国際機関や諸外国は、リビアの戦闘から統一政府を作り上げたい、と思っているのでは
ないのか。リビアの内戦はもう8年以上の時間が経過している。述べるまでもなく、リビア
は良質の石油を産出する国だけに、欧米は放置できまい。

従って、ハフタル将軍にしてみれば、しかるべき作戦を立てておかなくては、戦闘で疲弊
した後、勝者にしてもらえたとしても、外交交渉などできないかもしれない。
だがエジプトは、サウジアラビアやアラブ首長国連邦とは異なり、欧米などから独立した
立場に立っているのではないのか。そのためハフタル将軍はセラジ首相を追い詰めた今、
最後をどう有利にけりをつけるかシーシ大統領に相談に来たのではないのか。

こんな物騒な話はシーシ大統領にとっても危険がいっぱいであろうから、喜んで
ハフタル将軍との密談を公にするようなことは無かろう。
まあいずれにしろ、真相はカーテンの向こう側、我々には推測するしかあるまい。

545 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/16(火) 19:19:50.62 ID:HHZaEuJ7.net
3月31日の地方選挙での与党AKPの敗北は、経済問題にあったと言えるだろう。
しかもそれは都市部で顕著であり、アンカラ、イスタンブール、イズミールなど
大都市では、皆AKPが地方首長のポストを、逃している。

経済の悪化は顕著であり、インフレ、物価高、トルコリラ安などが目立っているが、
第一には失業問題があるだろう。なかでも若者の仕事の機会は大幅に減っており、
都市部では2月の段階で26.7パーセントに達しているということだ。
つまり、4人に一人は仕事がない状態だ、ということだ。

全体でも失業率は14.7パーセントであり、2005年以来最悪のようだ。
エルドアン大統領やベラト経済相は、『トルコ経済は最悪の状態から抜け出した。』
と言っているが、何処にもその兆候は見えていない。

2月の時点での失業者数は467万人で、昨年同時期と比べると100万人の増加だと
いうことのようだ。農業部門以外の部門での失業率は特にひどく、16・8パーセントに
達しており、昨年11月から12月に比べてみると、当時は15.6パーセントだったから
1.2パーセント跳ね上がっているということだ。

若者の失業率が高いということは、社会的に暴発の危険性が高まっているという
ことであろう。そうした中で経済専門家などが、エルドアン大統領の経済問題への
介入を厳しく批判し始めている。勿論、その批判の後には投獄が待っているのだが。

今、トルコではイスタンブールの市長選挙で与党AKPが敗北し、不正があったと
難癖をつけ、票の再計算をさせたが、AKPの望む結果が出なかったため、次いで
選挙やり直しを叫んでいる。近く投票のやり直しが強行されるかもしれないが、
それは若者の怒りを爆発させる,危険なものではないのか。つまり、AKPはイスタン
ブールの市長ポストに執着し、その結果全てを失うのではないか、ということだ。

546 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/16(火) 21:36:24.93 ID:bN6livF8.net
イスラエルは日本が資金援助しないと崩壊してしまう
よってイスラエルの行いに不満を持つ国々は日本を攻撃すればよいという理論が成り立ってしまう
特に怖いのはロシアだろう
北方領土と中国に、ロシアの最新ミサイルを配備している
この危機的状況を日本人は全く知らない

547 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/18(木) 23:05:10.30 ID:qyqGEsGC.net
チュニジアの報道機関が流した情報によれば、トルコはISの戦闘員をリビアのトリポリに
送ったというのだ。このISの戦闘員は、トルコやマルタから送られたものであり、届け先は
トリポリの政府、つまりセラジ首相の下ということになっている。

これまでも、トルコはリビアに相当深く関与しているという情報が漏れていたが、ここまで
やるとなると、やはり単なるスキャンダルでは済まされまい。東リビアのハフタル将軍が
トリポリ攻撃戦を始め、セラジ政府側は相当追い込まれている、という情報が流れていた。
それがこのところ停滞気味になっていたのは、このISの援軍によるものであろうか。
そもそも、トリポリ側は今まで、ムスリム同胞団やイスラミストが支援組織と言われていた。

もしこの情報が本当であるとすれば、アメリカがセラジ政権を裏で支援している、という
ことであろうか。何度も言ったように、ISはアメリカが創り上げた組織であり、トルコは
その仕切り役をシリアやイラクでの戦闘でも果たしてきていた。

シリアやイラクで戦うISは、トルコ経由で武器や資金、戦闘員を受け取っていたし、
シリアで盗掘した石油は、トルコ経由で輸出し、軍資金を稼いでもいた。
そのトルコとISとの協力関係が一時期から止まっていたのだが、ここに来てその関係が
ぶり返しているのかもしれない。

いま巷では、アメリカとトルコとの関係がロシア製S400ミサイル購入を巡りギクシャク
していると言われているが、その関係悪化を修正するために、トルコはISのリビア送りを
手伝い始めたのかもしれない。

真実は今のところ不明だ。もちろん在チュニジアトルコ大使オメル・ファルーク・ドアン氏は、
この情報を全面的に否定はしているが。

548 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/21(日) 21:28:17.32 ID:4AXSxBQq.net
トランプ氏、リビア武装勢力に協力姿勢 政策を変更か:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASM4N7QZCM4NUHBI01N.html

中東の窓 : トリポリの戦い(リビア)
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/5473516.html

中東の窓 : トランプとhaftarの電話等(リビア情勢)
http://blog.livedoor.jp/abu_mustafa/archives/5473218.html


リビアのハフタル将軍はカダフィ大佐の部下であったが、チャド侵攻時に捕虜となり、
その後米国に移送されCIA管理下に置かれた。2011年のNATOによるリビア侵略作戦に
反カダフィ側で参加している。しかし、現在彼が率いているリビア国民軍は、カダフィ
残党が中心とされる。ハフタル将軍は国際金融資本側と反対勢力の間を渡り歩いてきた
人物であり、評価が難しい。

ただ、ウィキペディアによると、「2014年より発生した対立の中で、陸軍および空軍は
反政府勢力であるリビア国民軍、海軍は政府の指揮下に別れて戦うようになっている
状態である。」とされている。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%93%E3%82%A2%E8%BB%8D

常識的に考えれば、米国と国連が支持してきた海軍を擁するトリポリの暫定政権は
国際金融資本系、これまで米国が支持してこなかった陸軍を擁するキレナイカの
リビア国民軍は反国際金融資本系に対応するかと思われる。

そもそもカダフィ政権を倒したNATOのリビア侵略は2011年2月から8月にかけて実行
されており、東日本大震災や福島原発事故という対日テロ攻撃と同時期に行われている。
これは国際金融資本が東洋と西洋で同時に実行した二正面作戦なのだ。
二正面作戦の一方が今倒れようとしている以上、対日テロ攻撃による日本占領も
もうすぐ終わるのかもしれない。

549 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/30(火) 00:00:21.27 ID:RnTkG0eR.net
インドネシア、首都移転へ ジャワ島外が候補
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44345680Z20C19A4EA4000/
2019/4/29 20:11

【ジャカルタ=鈴木淳】インドネシア政府は29日、首都をジャカルタからジャワ島外に移転すると閣議決定した。ジャワ島に投資などが集中する現状を変えて国内の経済格差を縮小する。
ただ、首都移転には大規模なインフラ開発が必要で、開発資金の確保など解決すべき課題は多い。

国家開発企画庁のバンバン長官は記者団に対し「ジョコ大統領は首都をジャワ島外に移転させると決めた」と述べた。具体的な移転先は未定だとし、実際の移転には決定から5〜10年程度かかるとの見通しを示した。

ジョコ氏は閣議で「国を発展させるためのビジョンを考えるべきだ」と述べた。首都移転によって開発が遅れていた地域の経済発展の起爆剤としたい考えだ。
インドネシア政府はジャカルタから北東に900キロメートルほど離れたカリマンタン島中部のパランカラヤなど数カ所を移転候補地として調査している。

インドネシアの経済・政治の中心地のジャカルタ首都圏は全人口の1割超にあたる約3千万人が住む。経済発展に伴い世界最悪とされる交通渋滞のほか、深刻な住宅不足などの問題が発生している。
また、地盤沈下が激しく洪水などの災害も頻発しており、防災面からも首都移転の議論が出ていた。

ジョコ氏は17日に実施した大統領選で再選を確実にしている。首都移転が2期目の重要政策になる可能性がある。ただ、慢性的に税収が不足するなか、財源確保が課題となる。

新興国では経済発展や安全保障上などの理由で、首都移転や行政機能の一部を他都市に移転するケースがある。
東南アジアではミャンマーが2006年に首都をヤンゴンからネピドーに移転した。マレーシアも1990年代半ばから、首都機能の一部をクアラルンプール近郊のプトラジャヤに移している。

550 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/04/30(火) 16:27:07.27 ID:GfOfFhlC.net
うーん

551 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/01(水) 21:59:27.62 ID:x0/7Rj+y.net
サウジアラビアのサルマン国王が、パレスチナのアアッバース議長に対して、
100億ドルの援助を申し出たということだ。100億ドルは時価換算で1兆円を超える巨額だ。
援助と交換に、トランプ大統領の中東和平を受け入れろと言ったというのだ。
これに対しアッバース議長は、『それをやったら政治家としての寿命はおしまいになる。』
と拒否したと言われている。

サルマン国王はアッバース議長に対して、どれだけ金が必要だと聞くと、アッバースは
PA幹部・大臣たちと公務員その他で毎年100億ドルは必要だ、と答えたことから始まった
のだそうだ。それに対し、毎年10億ドルの金を今後10年くれてやると言ったそうだ。

トランプ大統領はパレスチナに土地を与えてやると言っているということだが、それは今
パレスチナ人が居住している土地のことを言っているのだ。実に人を馬鹿にした話では
ないか。サウジアラビアを始めとして、アラブ諸国はパレスチナ自治政府に金をやり、
ヨルダン川西岸地区の経済発展を支援するということだ。

それ以外にもシナイの北部の一部をパレスチナにくれ、そこをパレスチナ国家にする、
という考えもあるようだ。そして、ヨルダン川西岸地区はヨルダンの一地域になるという
考えだ。行政はヨルダンが担当し、治安はイスラエルが担当する方針のようだ。

エルサレムのガーデアン・シップは、ヨルダンからサウジアラビアに移され、ヨルダンの
一部はパレスチナに与えられ、ヨルダンにはサウジアラビアの土地が与えられるようだ。
またこの流れの中で、ヨルダン・パレスチナ・イスラエルは連邦制に成るということのようだ。
これがまさにトランプ大統領の言う『世紀の大取引』なのであろう。

また、ヨルダンをパレスチナ人のホームランドにする考えもあるとか。
この話は何処まで本当か分からないが、言えることは、トランプ大統領の世紀の大取引
の構想は、ほぼこうした考えであろうということだ。物事には決定する前に交渉があるわけ
であり、このうちの幾つかは変更されようが、大取引の構想を想像する良い材料とはなろう。

552 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/02(木) 22:33:23.73 ID:D8zM4Oys.net
【国際/経済】トランプ政権、イラン産原油の適用除外措置を打ち切り 全面禁輸で価格高騰の恐れ
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1556798911/

【国際】イラクの “イスラム聖職者協会” が、イラン支持表明 「アメリカが攻撃すればイラン防衛のため武器をとる」
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1556799645/

553 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/03(金) 19:41:43.42 ID:MnKXMCWk.net
シーシ氏が大統領に就任して以来、エジプトは新たな希望が見えていた。
しかし、時間が過ぎるに従って、実は情況は悪化しているのではないだろうか。
経済が今一つ、上手く動いていないのだ。

IMFという悪名高い高利貸しから融資を受けて、国の経済を立て直そうとするのだが、
それには厳しい条件が突きつけられ、国民への補助金などは次々とカットさせられる
ようになった。述べるまでもなく、それは国民の間に不満を生み出していくことになるが、
その情況を改善する策は何もない。それでエジプト政府は今、売れるものは何でも売り、
借りられる金は何処からでも借りる、という方向に動いているのではないのか。

最近話題になっているのは、国営銀行のアメリカ企業への売却であり、中国からの
融資を受けるべく一帯一路への参加だ。外国企業がエジプトの銀行を抑えれば、
経済を押さえられるのと同じことであり、中国の一帯一路に参加して金を借りるという
ことは、国を売るようなものではないのか。

何年かしてエジプト国民が気が付くのは、相当部分の経済が外国企業に握られている、
ということではないか。観光地も観光資源も、その対象になろう。気が付いたらエジプトの
誇るピラミッドは外資所有になっていたという、笑えない話が現実化しているかもしれない。

何故こうまでもエジプトの経済が追い込まれたのかといえば、貧富の差の拡大と、
政府の援助の削減、国防費の増大などがあるのではないか。気の毒なのはエジプト
国民であり、彼らがまともな生活をしたければ外国に行くしかあるまい。
しかし、そこでは3級市民、とても人間としては見なしてもらえないだろう。

554 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/08(水) 13:53:35.16 ID:7zOsmtk5.net
トルコの地方選挙では、殆どの大都市で与党AKPが敗北するという結果が出た。
そこで、エルドアン大統領は票の再計算をさせたが、やはり敗北していたことが
明らかになり、次いで選挙管理委員会に対し、不正があったとし再投票を命令した。

一説によれば、与党は選挙管理委員に対し、言うことを聞かなければ投獄すると
脅していたということだ。その甲斐あってか、再投票は6月23日に行われることに
なったようだ。AKPと関係の深いMHP党はこの決定を歓迎し、エルドアン大統領も
大満足のようだ。もちろん野党側は皆不満であり、イスタンブール市長に当選して
いたイマモール氏は怒り心頭だ。

この後、クルドのDHP党は野党候補を支持する、つまりイマモール氏を支援すると
発表している。野党連合が結束されることになれば、イマモール氏の再選はより
確実なものに成ろうが、それを与党が予測できないわけはなく、あらゆる手段で
イマモール氏を引きずり落とすことを画策しよう。

選挙違反、汚職、犯罪、票の誤魔化しなど、幾らでも方法はあろう。
何せ大統領命令なのだから、工作する連中は何も恐れる必要はあるまい。
ただ、その結果、トルコ国民が明確に2つに分裂することに成るだろう。
そして、その後には国民同士の流血事件が頻発するのではないのか。

当然の事として、今回のトルコ与党AKPの対応をEU諸国は激し非難しており、
『これはエルドアンによる独裁体制だ。』と叫んでいる。そのことはますます
トルコのEU入りを遠ざけ、かつまたトルコ・リラの下落を招くことになろう。
既にトルコ・リラは毎日のように下げ続けている。(5月8日現在1ドル=6・18リラ)

こうなると、外国からのトルコ投資は後退し、外貨の貸し付けも減ることになり、
経済が苦しくなることは確実だ。エルドアン大統領は自分の立ち場を守るために、
トルコを破壊してしまうことになるのではないか。

そうした状況の中で、アメリカが助け舟を出すとは思えないし、ロシアに出来る
ことは武器を売るだけでしかないのではないか。日本には何の役割もなかろう。
盟友トルコが滅びていくのを指を咥えて見ているだけなのか。

555 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/09(木) 21:53:00.36 ID:0o2ndNNI.net
イスタンブール市長選やり直し=選管が決定、政局混乱も−トルコ
https://www.jiji.com/jc/article?k=2019050700714&g=int
2019年05月07日17時37分

 【イスタンブール時事】トルコ選管当局は6日、最大都市イスタンブールで3月31日に行われた市長選の結果を取り消し、改めて6月23日に投票を行うと発表した。アナトリア通信が伝えた。
選挙のやり直しは、いったん敗北が決まっていたエルドアン大統領のイスラム系与党・公正発展党(AKP)が求めていた。野党側は強く反発しており、政局が混乱する恐れもある。
 選挙では、中道左派の最大野党・共和人民党(CHP)が擁立したイマモール候補の得票がわずかに上回り、選管は4月17日、同候補の勝利を認定した。
しかし、AKPのユルドゥルム元首相の陣営は「不正があった」と主張。選管は検証の末、選挙の運営に不適切な部分があったと判断した。

556 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/09(木) 21:53:46.71 ID:0o2ndNNI.net
イスタンブール市長選のやり直し
6月23日に投票

557 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/11(土) 18:09:45.27 ID:ReWi6yvf.net
トランプ大統領が唱える、世紀の中東和平案なるものが、イスラエルによって明らかにされた。
それは極めてイスラエル寄りであり、身勝手というしかない代物だ。
その内容は、およそ次のようなものだ。

:エルサレムは分割されずイスラエルの管轄下に置かれる。
:エルサレムのアラブ人はパレスチナの市民とされる。
:パレスチナの選挙への参加は、誰にも機会が与えられる。
:イスラエル政府はエルサレムの統治と土地を管理する。

:パレスチナ政府はエルサレムの電気水道料金を支払う。
:ユダヤ人はパレスチナ人の家を買えない。
:エジプトはパレスチナに工業用地、空港用地、農業用地などを与えるが、
 パレスチナ人はそこには住めない。(シナイ半島北部)

:パレスチナは軍を結成出来ない。
:パレスチナは軽火器を所有できる。
:ハマースは個人所有の武器を含め、全てをエジプト側に渡す。

:ハマースの幹部を含めた公務員は、外国から給与を受け取れる。
:ガザの国境は海域を含め、イスラエルとエジプトと開かれる。
:3年以内にパレスチナ人受刑者が、イスラエル刑務所から漸次釈放される。

:合意後5年間に渡り、欧米とガルフ諸国は300億ドルの資金をパレスチナに与える。
:このうち20%は米が、EUが10%、ガルフ諸国が70%を提供するものとする。
:西岸ガザを繋ぐ高速道路は、中国が50%の費用を負担し建設する。
 残りは韓国、アメリカ、EU、カナダ、オーストラリアが各10%を負担する。
:ヨルダン渓谷はイスラエルの管理下に置かれる。

:エジプト、ヨルダン、サウジアラビア、UAEはこの計画が実施されるよう、
 パレスチナ自治政府に圧力をかける。


もちろん、パレスチナ自治政府はこの案に反対しているが、その反対の力は弱いだろう。
それはパスチナ政府が、湾岸諸国や欧米の経済支援で成り立っているからだ。

558 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/12(日) 20:14:21.57 ID:QsVsBKuP.net
トランプ大統領は、イランのロウハーニ大統領と電話で話したいという希望を持っている。
そのためにスイスを中継として、彼の携帯電話の番号をイラン側に伝えたということだ。
その事はトラン大統領も公に語っており、間違いない。しかし、イラン側はこのアプローチ
を歓迎していない。軍事圧力をかけ続けているなかでの申し出だからだ。

アメリカはイランにとって重要な大口石油輸入国8カ国に対して、イランの石油を買わない
ように命令している。中国、韓国、そして日本などがその対象国だ。アメリカはイラン石油
の輸出をゼロにしたいと考えているのだ。

こうした動きに対応し、イランはヨーロッパ諸国に対し、銀行・石油部門でしかるべき返事
をするよう、60日間の期限を切って要求している。それはアメリカとヨーロッパの関係を
難しいものにしていよう。ヨーロッパがアメリカの要求に従えば石油不足になり、アメリカ
の高い石油を買わなければならなくなる。イランの要求を呑めば、アメリカとの関係は
最悪となろう。つまり、ヨーロッパ諸国には選択肢が無いということだ。

しかし、現実はそうだろうか。アメリカの石油生産は世界一だと言われているが、それは
期限があり、近い将来大幅に落ち込むと言われている。そして、アメリカは莫大な対外
債務を抱えており、石油とドルが切り離されれば、経済はどん底に落ちることになる。

アメリカの強気の発言は、切羽詰まった脅しであろうが、もし戦争を始めれば相当の
痛手をアメリカが被ることになり、それはアメリカ経済の終焉を早めるだけであろう。
その事をトランプ大統領は知っているのだ。そのため、今回イラン側に電話を掛けて
くれるように要請したのであろう。

トランプの手口は単純であり、最初に脅しを掛け裏から手を回し、話し合いを始め、
それが成功だったと語り、再度脅しを掛けるというやり方だ。
アメリカの安っぽい芝居はもう通用しない、軍事的な脅威も脅威ではなくなった。

559 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/13(月) 21:37:15.37 ID:+BeW8oH3.net
ISがインドでイスラム国家を設立したと宣言した。これはインドとパキスタンが領有を
巡って戦争を繰り返している、カシミールの一部の話だ。それはアムシポーラと
呼ばれる街であり、ソフィ・グループが勢力を持っている場所だ。

このソフィ・グループは正式にはイシュファク・アハマド・ソフィで、既に10年にも亘り
反政府テロを繰り返している組織だ。今回、このソフィ・グループがインド警察と衝突し、
勝利したと語り、IS国家の設立を口にしたもののようだ。
このニュースはソフィ・グループに近い、スリナガルのマスコミが報じたものだ。

ISはカシミールのムスリム・グループとの連帯を強めるため、何度かのテロ攻撃を
繰り返しているようだが、あまり成果は上がっていないのではないか。ISの攻撃は
ヒット・エン・ランだと報じられている。カシミールのインド警察は、攻撃は有ったが
さしたる被害は出ていない、とIS側の成果を否定した。ISの攻撃は、爆発物を警察の
建物に投げただけのようだ。

しかし、見逃してならないのは、ISがイシュファク・アハマド・ソフィのような10年間も
反インド政府で戦っている組織と関係が出来たという点だ。この関係がきっかけで、
他のムスリム組織とISの連携が広がって行けば、ISのインドにおける活動を無視
出来なくなって行こう。当面は大丈夫なようではあるが、将来は誰にも分らない。

560 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/14(火) 19:01:06.72 ID:qlOWAM/E.net
パキスタン、IMFと救済案を準備交渉で合意
カーン首相補佐官が地元メディアに答えて「本格合意は近い」と。
http://melma.com/backnumber_45206_6817928/

好景気の後は不景気であるという経済の基本を知らないと、
不景気で多くの資産を失うのです。
身の丈しらずのパキスタンも投資した中共も同時に失うのです。
  
日本は回復力がありますし、世界的な株価崩壊後も再び稼げば
良いですが、パキスタンや中共はG7の協力なしには稼ぐ力は弱く、
回復には多くの苦難が待ち受けているでしょう。

ただし、数十年後に、USA/大西洋資本主義諸国が内戦で崩壊して
身の丈が縮めば、中共と同様の体制に成り、中共はUSA/西欧と
同じ土俵で戦えるようになります。世界戦国時代の到来です。

このUSA/大西洋資本主義諸国の崩壊と世界的カオスは、同時に
日本が漁夫の利を得て世界に君臨する時代を開いてくれるでしょう。

561 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/15(水) 18:48:00.52 ID:FcqnCFZN.net
今日のトップニュースは、何といってもサウジアラビアのパイ・プラインが攻撃された
ことであろう。紅海側のヤンブーからペルシャ湾脇のダンマムにつながる、1170kmの
最大のパイプ・ラインが攻撃を受けたのだからたまるまい。

これはイエメン側の攻撃であり、攻撃にはドロ―ン7機が投入されている。
イエメン側の発表によれば、このドローンに対して、アメリカがサウジアラビアに売り
つけたパトリオット・ミサイルは、何の防衛能力も発揮できなかったということだ。

この攻撃の標的になったのは、サウジアラビアの首都リヤドの西にあるアフィーフと
ダワーデミのポンプ・ステーションだった。この為サウジアラビアは急遽送油を停止し、
修理に取り掛かった。サウジアラビア政府の発表によれば、既に修理は完了している
ということのようだ。

今回攻撃を受けたパイプ・ラインは、サウジアラビアでも最大規模のものであり、
サウジアラビアを西から東に横断するものだ。攻撃された場所は、ちょうどパイプ
ラインの中間地点であった。そのパイプ・ラインでは、少なくとも500万バーレル・日
の石油が送られている。これ以外にジザーンの石油製油所も、バドル―1ミサイルで
攻撃を受けている。

イエメン側のサウジアラビアに対する敵意は相当なものなのであろう。
これらの攻撃は世界経済に大打撃を与える可能性すらあるのだ。
これ以前には、イエメンの犯行とは言い切れないが(アメリカによる偽旗作戦と
言われている)、サウジアラビアのタンカーがアラブ首長国連邦のフジャイラ沖合で
攻撃を受けてもいる。イエメン側はアメリカには防衛能力は無く、イエメンの攻撃を
阻止出来ない、と語っている。

現段階で言えることは、イエメンその他の国によるタンカー攻撃やドローンによる
パイプライン攻撃による被害は、当分阻止できないということであろう。
その結果、サウジアラビアやアラブ首長国連の株式相場は下げまくっている、
ということのようだ。

562 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/28(火) 11:47:05.64 ID:KovWQtn4.net
■RAPT工作とは?

ただの交通事故
    ↓
これは支配者層だ!
    ↓
_.人人 人人_
> デタラメ <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y ̄
    ↓
女子供が引っかかる

  (6lゝ、●.ノ ヽ、●_ノ |!/
   |     ,.'  i、     |}
   ',     ,`ー'゙、_    l
   \ 、'、v三ツ   /   僕も騙されました・・・
    |\ ´  ` , イト、
   /ハ ` `二 二´ ´ / |:::ヽ
/::::/ ',   : . . :  /  |:::::::ハヽ
   さゆふらっとまうんど

563 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/05/28(火) 20:40:25.35 ID:8vG80JBI.net
アメリカのトランプ大統領の来日は、公式訪問であり国賓だった。
それを迎えたのは日本政府というよりも、天皇ご一家であったろうと思う。

新天皇は英語で直接トランプ大統領御夫婦と言葉を交わされたということだった。
ただこの場合、控えていた外務省派遣の通訳は、立場がなかったろう。
場合によっては、天皇トランプ大統領の間で交わされたお言葉に、とんでもない
重要なことが含まれていたかもしれない。

この晩餐会の後、トランプ大統領はイランに対する対応を大幅に変更した。
『イランの核問題は今後も圧力をかけて解決するが、イランの体制を打倒する
気は無い。』と語ったのだ。これはとんでもない進展であろう。

何処の国もアメリカに体制打倒を考えられたのでは、たまったものではなるまい。
そうした中では、体制の長たる大統領は自分の命を守る為の選択をすることになる。
イランのハメネイ最高顧問もしかりであろう。

しかし、今回のトランプ大統領の一言で、イラン側は大幅に緊張を緩めたのでは
ないかと思われる。そうなればそこから対話の道が開かれるかもしれない。
既にイラク政府は両国の仲介をすると言っているし、安倍総理もしかりだ。
安倍総理はイラン訪問を予定しているが、その折にはトランプ大統領の本音部分を
説明するであろう。

もともと、日本はイランと良い関係にあり、双方が相手を必要としている。
安倍総理の穏やかな語り口に、イラン側も心を開くのではなかろうか。
これはやはり天皇ご夫妻と、安倍総理の労によるところ大であろう。

トランプ大統領の恫喝外交で、もし戦争にでもなれば、アメリカは世界から非難
されることになろう。また戦費は膨大な額に上ろう。それはイランとて同じことだ。
だからイランのロウハーニ大統領もトランプ大統領も、何度となく戦争を望まない
と言い続けてきたのであろう。

今必要なのは日本のソフト外交ではないのか。
今回のトランプの態度軟化は、新天皇、そして安倍総理の勝利であり、
次はイラン説得だ。世界経済恐慌を救うのは、日本の外交に懸かっているのだ。

564 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/04(火) 19:57:55.38 ID:k2ap5J1c.net
大学の先生をしていたイスラム史の専門家、穏やかで人を丁重にもてなす人物、
それがダウトール氏に対する第一印象だった。その後、彼はエルドアン大統領に
抜擢され、政治の世界に首を突っ込んでいくことになった。しかし、彼は正論派
であり、エルドアン大統領の様な力で押す政治には不向きだったのであろう。

最後の段階でエドアン大統領は、ダウトール氏に『お前は誰のおかげで外相になり、
首相になれたと思っているんだ。』と怒鳴ったというのだ。そしてその後、当然の
ように彼ダウトール氏は首になっている。

首相辞任後には、何度かダウトール氏が政治の世界にカムバックするという、
噂が流れたが、それは決して容易なことでは無かったろう。もし、軽々にそうした
行動に動き出せば、忽ちエルドアン体制によって潰されてしまおう。
それどころか刑務所送りもありうるのだ。

だが、今回は本気なようだ。彼の出身地であるコンヤ市での集会で、彼は新党
結成を口にしているのだ。しかし、慎重な彼は新党結成とは言っていない。
彼は新党ではなく『国家の新しい形』といった表現をしているのだ。

彼はその中で、国家はいま新しいビジョンが必要だと語り、新しい立ち位置が
必要であり、新しい国家の形が必要だと語ったのだ。間接的ではあるが、
それは紛れもなく新党結成を意味している。
彼はこの集会の中で、政府の経済政策を批判している。また選挙結果についても
批判的な言及をしている。まさにこれは彼の決断の始まりであろう、と思われる
ではないか。その結果は、まさに神の知るところであり、今の段階では何も言うまい。

今回、ダウトール氏が新党の結成を決断し、しかも政府の批判をしたということは、
トルコ国内の空気が反エルドアンに相当傾いてきているからであろう。
しかも、大統領の切り札だった経済は、通貨リラの暴落を機に悪化したままだ。
インフレ、失業、物価高と三重苦だ。ダウトール氏には健闘を祈りたい。

565 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/15(土) 18:51:20.91 ID:Eo6odwsR.net
【外交】トランプ氏「シンゾーしかいない」 シンゾー、国会開会中の12日からイランへ電撃的訪問
https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1560010512/

566 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/15(土) 18:52:27.88 ID:Eo6odwsR.net
首相、イランに米と対話促す…ロハニ大統領と会談
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190612-OYT1T50273/
2019/06/13 01:18

 【テヘラン=池田慶太、水野翔太】安倍首相は12日夕(日本時間12日夜)、テヘランでイランのロハニ大統領と会談した。首相は、核合意を巡って対立を深める米国とイランの緊張緩和に向け、大統領に対話を促したとみられる。
首相は13日午前(同13日午後)には、最高指導者ハメネイ師と会談する。

 首相はサーダバード宮殿内での首脳会談で、「現在の(中東)地域の緊張の高まりを友人として深刻に懸念している。地域の緊張緩和、情勢の安定化に向けて率直な意見交換をしていきたい」と述べた。

 ロハニ大統領は「首相のイラン訪問が両国の協力関係にまた一ページを開くことを期待している」と語った。今年は日本とイランの外交関係樹立90周年の節目に当たる。

 首相は会談の中で、これ以上の対立の深刻化を望まないトランプ米大統領の意向をロハニ大統領に伝え、この機会を捉えて対話に応じるよう呼びかけたとみられる。

 米国はイランに対し、原油禁輸などで「最大限の圧力策」を堅持する一方、無条件での対話を呼びかけている。首相は複数回にわたるトランプ氏との会談で、対イラン政策についても意見交換を重ねてきた。

567 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/15(土) 18:52:46.44 ID:Eo6odwsR.net
 日本政府高官は「安倍首相との会談に応じたということは、イラン側にも首相からトランプ氏に伝えてほしいことがあるのだろう」と語り、米イラン間の仲介への意欲を強調した。

 首脳会談には、河野外相とイランのザリフ外相も同席した。両外相は首脳会談に先立ち、イラン外務省で昼食を取りながら会談した。

 日本の外務省によると、河野氏は中東地域の緊張の高まりに言及し、核合意を引き続き順守するよう働きかけた。ザリフ氏は、イランは核合意を引き続き順守しているとの考えを示し、核合意や地域情勢についての同国の立場を説明した。

 イラン外務省によると、ザリフ氏は会談で、「米国はイランと経済戦争を始めた」と述べ、米政府を批判した。これに対し、河野氏は「中東の緊張が高まれば、誰もがダメージを受ける。緊張緩和に向け、日本はどんな手段もとる用意がある」と述べたという。

 現職首相のイラン訪問は1978年の福田赳夫氏以来41年ぶりで、79年のイラン革命後は初めて。日本の首相がイランの最高指導者と会談するのも初めてとなる。

 13日午前(同13日午後)の首相とハメネイ師との会談は、テヘランの最高指導者事務所で30分から1時間程度行われる予定だ。イラン国内で最高指導者は大統領の上位に位置づけられ、対米政策など重要案件で決定権を握るとみられている。

568 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/15(土) 18:53:23.61 ID:Eo6odwsR.net
> 現職首相のイラン訪問は1978年の福田赳夫氏以来41年ぶりで、79年のイラン革命後は初めて。

569 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/15(土) 18:54:45.07 ID:Eo6odwsR.net
安倍首相、ハメネイ師に九谷焼贈呈
https://www.excite.co.jp/news/article/Jiji_20190613X751/
2019年6月13日 20:52

 【テヘラン時事】安倍晋三首相は13日、日本の首相として初めてイラン最高指導者ハメネイ師と会談するに際し、記念の品として鳳凰が描かれた九谷焼の皿を贈呈した。
同行筋によると、首相は「日本の高い伝統技術を感じてもらえるように」との思いを込めたという。会談は「厳粛ながらも良好な雰囲気」(同)の中で行われた。

 首相は1983年、父の安倍晋太郎外相(当時)がイランを訪問した際、外相秘書官として同行したことを紹介。当時大統領だったハメネイ師との会談にも同席したことを説明した。
ハメネイ師も当時の様子を覚えており、両首脳は36年ぶりの再会を懐かしんだという。 


https://jp.sputniknews.com/politics/201906136354343/
ハメネイ師はイランを訪問中の安倍首相との会談で、「我々は核兵器に反対しており、私が出したファトワ(宗教見解)は核兵器製造を禁止した。
だが、もし我々が核兵器を製造するという目標を持っていたならば、米国はどうすることもできないだろう」と述べ、「米国による禁止が妨げになることはないだろう」と指摘した。

570 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/15(土) 18:55:29.75 ID:Eo6odwsR.net
イラン、米と戦争望まず 新たな核協定も交渉せず=ハメネイ師
https://jp.reuters.com/article/iran-khamenei-idJPKCN1SK2G0
2019年5月15日 / 05:05

[ロンドン 14日 ロイター] - イランの最高指導者ハメネイ師は14日、イランは米国との戦争を望んでいないと述べた。同時に米国と新たな核協定について交渉する意向がないことも改めて示した。

国営テレビによるとハメネイ師は政府高官を前に、「戦争が始まることはない。イランはレジスタンス(抵抗)の道を選んだ」とし、「イランは戦争を望んでいない。米国も望んでいない。米国は戦争は自国の利益にならないことを承知している」と述べた。

米国は欧米など6カ国とイランが結んだ核合意から離脱。その後、トランプ米政権は対イラン制裁措置を強化し、新たな軍縮協定について交渉するよう圧力をかけている。ハメネイ師はこれについて「こうした交渉は毒だ」と述べ、交渉に応じる意向はないことを改めて表明した。

米国は中東に戦略爆撃機「B─52ストラトフォートレス」 などをすでに配備。トランプ大統領は13日、イランが米国を標的に攻撃を仕掛ければ「大きな苦痛」を味わうことになると述べている。

571 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/15(土) 18:56:42.98 ID:Eo6odwsR.net
天皇陛下、ローマ法王と11月25日面会へ
http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye3700031.html?from_newsr
14日23時21分

 天皇陛下がローマ法王と11月25日を軸に面会される方向で調整が進められていることがわかりました。

 ローマ法王は今年11月に来日することを検討していて、陛下との面会は11月25日を軸に調整が進められているということです。当時の法王、ヨハネ・パウロ2世が1981年に来日していて、ローマ法王が日本を訪れるのは38年ぶりとなります。

 また、陛下は今月末、G20のために来日する各国の要人とも国際親善を目的に相次いで会見されます。今月27日にフランスのマクロン大統領と会見し、昼食を共にするほか、来月1日にはトルコのエルドアン大統領と、翌2日にはサウジアラビアのムハンマド皇太子と面会されます。


・5月27日 フランスのマクロン大統領
・6月1日 トルコのエルドアン大統領
・6月2日 サウジアラビアのムハンマド皇太子
・11月25日 ローマ法王

572 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/15(土) 19:01:46.86 ID:Eo6odwsR.net
>>571
・6月27日 フランスのマクロン大統領
・7月1日 トルコのエルドアン大統領
・7月2日 サウジアラビアのムハンマド皇太子
・11月25日 ローマ法王

573 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/15(土) 22:06:23.42 ID:ENYbDNek.net
サウジ空港を攻撃、26人負傷 イエメンの親イラン組織
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190612-00000167-kyodonews-int

何故か貧乏なはずのイエメンの反政府派が、高度な巡航ミサイルを持ち、
サウジの重要施設やUSAの戦艦を攻撃して、わざと怒りを買って、
戦争に持ち込むかのように見えます。

本来弱いはずのテロリストが、なぜか高度の武器で攻撃して、
USAの介入を待ちわびているかのようだ。

戦争とはこのようにして、筋書きに従って進むのでしょう。

574 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/21(金) 23:45:14.74 ID:7GYqWTTs.net
エジプトのモルシ―元大統領が裁判所で倒れ、急死したというニュースは、
さすがにショックだった。彼はムスリム同胞団のメンバーであり、ムバーラク
体制が打倒された後行われた選挙で、当選し大統領になった。

しかし、その後シーシ将軍によるクーデターで、彼は大統領の座を追われ、
しかも投獄され、裁判にかけられていた。投獄期間は6年であり、彼は持病を
抱えていたが、十分な治療は受けられなかった、ということだ。
この為、死亡したのは、エジプト政府の病気放置による結果だったという
意見が出てきている。心臓病だったというのだから十分に有り得る話であろう。

ところがここに来て、フランスからとんでもない情報が流れてきている。
それは元シークレット・サービスの部長だったベルナルド・バジョレ氏が
新説を唱え始めたのだ。バジョレ氏によれば、モルシ―元大統領が死亡した
裏には、アラブ首長国連邦の王子が絡んでいるというのだ。

アラブ首長国連邦のアブダビの王子、シェイク・タハヌーンは6月16日にカイロ
を訪問している。それがモルシ―元大統領の死亡と関係があるというのだ。
そのことはフランスの情報機関からもクレームが出ているので、相当角度の
高い情報であろうと思われる。

トルコのエルドアン大統領も、突然死にクレームを付け始めている。
自然なものではない、何らかの秘密があるはずだ、と言い始めていのだ。
エルドアン大統領はイスラム色の強い大統領であるため、ムスリム同胞団
出身のモルシ―元大統領とは入魂の仲であった。

フランスの法律家や学者たちは、このモルシ―元大統領の死亡問題を、
国際司法裁判所に提訴するつもりでいる。従ってこの問題は、これからが
本番であろう。

サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子によるカシオギ殺害事件、
そして今回のアブダビのシェイク・タハヌーンのモルシ―元大統領死亡事件
との関連疑惑。アラブでは陰謀が飛び交っている。
しかも、そこで嫌疑が掛けられているのは、まさに王家の要人たちなのだ。
国連はムハンマド・ビン・サルマン皇太子のカシオギ殺害事件への関与は、
ほぼ証拠をまとめあげたようで、近く新たな動きが始まろう。

575 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/23(日) 22:07:00.26 ID:N1Cg+m5u.net
アメリカの高官治安担当顧問のボルトンが、この時期にイスラエルを突然訪問した。
述べるまでも無く、イスラエルのネタニヤフ首相は、アメリカにイランを攻撃させたくて仕方が無い。
イスラエル一国による攻撃では、イランにある程度のダメージを与えることが出来ても、
イランからの報復のミサイルによって、しかるべき被害を被る危険性が明らかだからだ。

他方、ボルトンはといえば、何としてもイランを攻撃させたいのだが、今回のタンカー襲撃事件でも、
ドローンでもそこまでは至らなかった。トランプ大統領はイラン側に150人の死者を出すことは
望まないのでイラン攻撃は控えると言い出し、結局未だに攻撃は実現していない。
これでは、好戦派のボルトンは目的を達せられないし、イスラエルも然りだ。

既に偽旗作戦は二度にわたって失敗している。一度はタンカー襲撃事件であり、これは機雷
などで攻撃されたとポンペオ国務長官はイラン主犯説を騒ぎたてたが、日本の船主の発言で、
それが空からの攻撃であったということになり、アメリカの主張は影を薄くしてしまった。

二度目の偽旗作戦はドロ−ンによるイランの偵察であったが、これはイランのミサイルによって
撃ち落とされ失敗に終わった。しかも、この場合もイラン側は自国領土内で撃墜したと主張し、
アメリカ側は公海上だったと主張しているが、世界はもうアメリカの主張を信じまい。
そればかりか、ドローンはイラン製のミサイルに撃ち落とされ、それがステルスだったというの
だから、アメリカの武器に対する評価も下がったことであろう。

この二つの偽旗作戦に失敗したアメリカの好戦派は、次にどんな手を打つのであろうか。
アメリカは、これまで何度か自国の艦船を攻撃して戦争を拡大してきた経緯がある。
今回もありうるだろう。しかし、これは今のような情報が一瞬にして世界にばら撒かれる
時代には、危険が多過ぎよう。

そこで考えられるのは、カタールにあるアメリカ軍の軍事基地への攻撃ではないのか。
ミサイルを一発でも撃ち込めば、それでことは済むし、そのミサイルが何処製でも関係なく
イラン製ということに出来よう。この攻撃で兵隊が犠牲になれば、アメリカ国民は一瞬にして
怒り心頭に達し、あっという間に『イラン撃つべし。』という雰囲気が盛り上がろう。

576 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/06/29(土) 22:15:16.79 ID:u16Mcw3k.net
マグリブというのは北アフリカの3国を指す地名だが、それはモロッコ、アルジェリア、
チュニジアを指している。フランスが植民地支配していた地域のことだ。そのため
アラビア語もさることながら、都市部ではフランス語が用いられてもいる。
言ってみれば文化的に二重構造の国々なのだ。

しかし、こうした複雑な事情の国々というものは、えてして歴史を逆戻りする傾向が
あるようだ。つまり、イスラムへの回帰ということだ。今までフランス語を話し、自由な
言動をしていた人達が、女は突然ヘジャーブを被り、男たちは髭を蓄えるようになる。

その原動力は、社会的不平等や失業でもあろう。こうした社会環境は、ISの台頭を
許すことになっていった。モロッコは女性のISのためのリクルーターが多数現れて
いるし、チュニジアは最も多くのIS戦闘員を排出した国だと言われている。
アルジェリアは150年にも及ぶ、反フランス植民地闘争を行った国であり、アルジェ
リア人の気性は激しい。この国はガスや石油を産出するとはいえ、決して経済的に
良い状態にはない。それは社会的汚職がはびこっているからでもあろう。

それら3国が今、大きな変革のうねりの火中にある。モロッコは長い間続いてきた
王制に対する反発が目立ってきているし、秘密警察が王制を維持するために
過激な取締りを行っていることもあり、次第に社会は混乱してきている。

チュニジアは93歳を越えるシブシ大統領の健康状態が悪化したことで、社会は
不安定化し、シブシ大統領の子息や軍幹部が次の権力を狙って動いている。
こうしたなかでは、権力内部間の暗殺が始まる危険性があろう。

アルジェリアも然りだ。この国でもブーテフリカ大統領の健康が悪化しているし、
権力の交替が起こって当然、という見方が一般的だ。既にアルジェリアでは
長期間続いた大衆のデモ運動の結果、ブーテフリカ大統領やその取り巻きたちの
多くは拘束されてもいる。財界の大物も逮捕されるに至っている。

マグリブ圏諸国は同時期に一斉に反政府運動が燃え始めているということであり、
それは一定の結果が出るまで続くだろう。それには長い時間はかかるまい。

577 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/01(月) 23:02:37.72 ID:mUWpXjIC.net
http://i.imgur.com/01XfBut.jpg

578 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/03(水) 23:47:50.89 ID:cDnP5NHi.net
リビアの東部政府所属のハフタル軍(LNA)と、西部政府セラジ首相所属の軍(GNA)が
戦闘を展開してきていたが、ここに来てその情況に大きな変化が出始めている。

このような情況が発生したのは、ハフタル軍がなかなかトリポリを攻略出来ないでいる
ことによろう。その理由は、トルコが武器や戦闘員をセラジ政府側に送っているからだ。
トルコは多くのIS戦闘員を送り込み、戦闘車両や武器も送っている。

このことに腹を立てたハフタル将軍は、遂にセラジ政府側のGNAではなく、トルコを
第一の敵とみなし始めている。ハフタル将軍のスポークスマンであるミスマリ氏は、
これからはハフタル軍が、トルコの飛行機、船舶、戦闘員、トルコ企業の現場や
事務所を、ターゲットとすると発言した。この場合、トルコ軍そのものなのか、
あるいはトルコが送り込んだISなのかは不明だ。

もちろん、リビア内戦の一方であるセラジ政府側がトルコから支援を受けているように、
ハフタル軍側(LNA)側もアラブ首長国連邦やエジプトから支援を受けている。
これに加え、フランス、イタリア、ロシア、サウジアラビア、カタール、アメリカも、リビアの
内戦に複雑に絡んでいるのだ。それだけリビアは魅力的な国なのであろう。

トルコはGNA側に対して、ドローンやトラックも送り込んでいるということだ。そのため
リビアの港に入っているトルコ船は、全てが攻撃の対称になるということだ。同時に、
リビアの空港からトルコに飛び立つ飛行機は、全て攻撃の対称になってもいる。
従って、現在LNA側の攻撃が予想されるトルコ人は、船でリビアから逃げ出さなくては
なるまい。それもやはり危険なことであろう。

彼らはどうやってハフタル軍から逃れるか、という難問が待っている。
唯一考えられるのは、陸路で隣国チュニジアに渡り、そこから空路なり海路なりで
帰国することであろう。だが、ハフタル軍側は既に6人のトルコ人を逮捕しているのだ。
このためトルコのアカル国防相は、トルコ人救出とハフタル将軍側に対する攻撃を
宣言している。だがこの攻撃は、結構大変な問題であろう。トルコからリビアまでの
距離は大分あり、しかも両国の間には地中海がある。このため軍隊を移動することも
航空兵器による攻撃も、そう簡単ではあるまい。

579 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/05(金) 07:42:49.06 ID:T4QNEGsK.net
ヨルダンのターリク・ホウリー議員が、『イスラエルのガス・パイプラインは爆破しろ。』
と叫んでいる。彼に言わせると、イスラエルの海底ガスが、ヨルダンにパイプラインで
繋がれているのは、名誉に関わる問題だというのだ。

ホウリー議員はキリスト教徒であり、ムスリムではない。通常こうした過激な発言が
出てくるのはムスリムと相場が決まっているのだが、今回はキリスト教徒のようだ。

イスラエルとヨルダンとの間でガスの供給合意が交わされたのは2016年のことだが、
その額は100億ドルで、イスラエルのデレク社との間で交わされたものだ。
この合意は大衆の間では完全に拒否されている。それは大衆の感情からも、
法律的にも、政治的にも認められないものだということだ。

ヨルダン政府はこのイスラエルとの合意に折れたが、国民はそうではない。
この合意を認めず、破棄させる方針だ。ヨルダンの議員たちの多くは3月26日の
段階で、政府に対してイスラエルとのガス共有合意を破棄しろと迫っている。

さて、ヨルダン王家と政府は欧米寄りであり、王家はイスラエルと深い関係にあるが、
そうした流れの中でイスラエルからのガス供給が決まったのであろう。
しかし、パレスチナの領土を占領したままでいるイスラエルに抗議したい気持ちは、
ヨルダン国籍を持つパレスチナ人も同じであろう。

現在ではヨルダンの国民の7割以上がパレスチナ出身ではないのか。
たかがイスラエルからのガス輸入、と思うかもしれないが、ちょっと間違えば
ヨルダンの王家が危険にさらされることになる、極めてデリケートな難物なのだ。

ヨルダンのアブドッラー国王は、国内にムスリム同胞団という危険な爆弾を抱え、
多くのパレスチナ難問を抱え、国籍を取得したパレスチナ人を抱え込んでいる。
それらのいずれもが強力な爆発力を有しているのだ。
少し間違えば、本当に王政の危機に繋がる問題だ。

580 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/06(土) 19:20:24.96 ID:/vUNIBFZ.net
イギリスがイランのタンカーをジブラルタル海峡付近で拿捕したために、緊張が高まっている。
30万トンの大型タンカーなので、船の価格も積荷の石油も高額であろう。
イラン側は当然のこととして、このイギリスによる拿捕を非難し、イラン・タンカーを釈放しない
場合には、報復としてイギリスのタンカーを拿捕する、と正式に発表している。

イギリス側は拿捕の理由を、アメリカが掲げる『イランの石油は一滴たりとも輸出させない。』
ということを破るものだ、ということが、正当性の根拠となっている。しかも、イランのタンカーは
シリアに向かう予定だったということだ。

イランの友好国であるロシアは、この件についてイラン側の立場を支持し、イギリスによる
イランのタンカー拿捕は、非合法だと非難している。今後、ロシアはイラン支持の立場を
強めていくのではないか。

イランは現在、アメリカによる制裁に次ぐ制裁で怒り心頭であろうから、今回の件で安易な
妥協が生まれるとは思えない。しかも、今ヨーロッパ諸国は、イギリスと冷たい関係にあり、
イギリスの立場を強く支持するとは思えない。ヨーロッパ諸国は、願わくばイランの石油を
輸入したいと思っているのではないか。

今回のイラン・タンカーの拿捕は、何処まで発展し、緊張していくのか読めない。
もちろん、アメリカはイギリスを支持しようが、アメリカは世界的に信用を落としており、
追従国が増えるとは思えない。それは、イギリスに対しても然り、ということだ。
NATO加盟国トルコでは、世論調査の結果、『アメリカは信用出来無い。』と答えた国民が
80パーセントだったということだ。

581 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/11(木) 23:14:23.64 ID:cwpDQcBL.net
信じられないような話だが、事実のようだ。アメリカはイギリスやサウジアラビアと協力して、
イランにパーレビ王朝を復活させたい意向のようだ。パーレビ皇帝の子息はアメリカの
カリフォルニアに居住しており、彼の周りはパーレビ王朝時代の政府高官の子息や、
多数のイラン人亡命者が取り囲んでいる。アメリカにはこのパーレビのテレビ放送局があり、
イランに向けたプロパガンダ番組が放送されている、と聞いている。

そもそも、パーレビ皇帝が癌で死期が近づいたとき、アメリカは子息が幼すぎるために、
彼を新国王に擁立するには無理があるとして、革命側が権力を奪取することを許した
という説が流れている。その幼かった王子は既に相当な年齢に達しており、王位を継ぐに
相応しい時期になっているということであろう。

嘘のような話だが、案外関係諸国は真剣なのであろう。アメリカはイランのイスラム革命体制
を打倒し、そこにパーレビ王朝を樹立することで、イランの石油とガスを牛耳ることが出来よう。
国際政治は正義では動いておらず、利益で動いているということであろう。
その典型がイランの体制変革であろう。

582 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/13(土) 22:15:11.96 ID:CIftioGT.net
トルコの念願のロシア製ミサイルS400が届き始めている。このミサイルは大型であり、
発射台からコントロール・システムまで、相当な部分によって成り立っている。

金曜日の第一陣到着後、トルコのアカル国防相は、アメリカのマーク・エスパー国防長官と
電話で話し合っているが、それは30分もの長きに及んだというのだから、アメリカ側としては
相当不満なのであろう。アカル国防相はロシアのS400ミサイルだけではなく、アメリカ製の
パトリオット・ミサイルも購入の予定だと話したようだ。つまり、アメリカのビジネスの可能性も
潰しはしないということであろうが、なにやら金儲けがしたくてあせっているアメリカに、
飴玉をなめさせたという感じがしないでもない。

今後、アメリカはトルコに対して、どのような手段を打ってくるのであろうか。何処までも
圧力を掛け、S400の取り引きを途中での止めさせる、とまでは行かないのではないか。
トルコ外相は、アメリカには取引を止める事は出来ないだろう、という趣旨の発言をしている。

以前にも書いたように、アラブ湾岸産油諸国はトルコのS400の購入に強い関心を示して
おり、アメリカが圧力を掛けないのであれば、S400を買いたいと望んでいるようだ。
それとは別に、インド・パキスタンその他の国々も、S400を始めとするロシア製武器には
強い関心を示している。中東諸国だけではなく、まさにロシアの武器市場は今後、
世界全体に広がっていく可能性が大きいということだ。

583 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/14(日) 21:05:55.40 ID:PPSRLnzI.net
ジブラルタル海峡で拿捕された、イランの大型タンカーグレース1が近く釈放される予定だ。
イギリスのハント外相がその事について発言している。
ハント外相によれば、『イラン・タンカーの石油が、シリアに向かわないのであれば、
釈放しても構わない。』ということのようだ。

アメリカはイランの石油を一滴たりとも輸出させない、という強硬な姿勢だが、EU諸国は
そうしたことを決定してはいない。もし、イランの石油がシリアに向かわないのであれば、
この石油の購入を希望するヨーロッパの国が出てくるかもしれない。

EUの立場はイラン石油の購入を禁じてはいないが、シリアへの石油供給については
禁止となっている。何せタンカーに積まれてある石油は、210万バーレルという大量
なのだから、これをイランまで引き返すのは馬鹿げていると言えるだろう。

問題は、ジブラルタル自治政府がどう対応するか、ということだが、ジブラルタル自治
政府には、アメリカが関与してこよう。イラン政府は今回のイラン・タンカー拿捕劇は
アメリカの差し金によるものだ、という捉え方をしている。後日、ジブラルタル自治政府
の外相はアメリカの関与を明らかにしている。

現在、ジブラルタル自治政府はイラン・タンカーを拘束しており、乗組員とキャプテンの
4人を捕らえている。今後、彼らに関する裁判を進めるものと思われる。ロシアの情報
によれば、乗組員は釈放されたがタンカーはまだ補足されていることのようだ。

何故、イラン・タンカーの釈放をイギリス政府は急いでいるのであろうか。
それは、ペルシャ湾とその周辺海域で、イギリスのタンカーがイラン側に拿捕される
危険性が高まっているからであろう。既に、イラン側のそうした動きはあり、先日、
イギリスはタンカーを守るために戦闘艦4隻を派遣せざるを得なくなっているのだ。

イランはこのイギリスの新たな立場を歓迎しているし、勝利だと感じているだろう。
どうもイギリスにしろ、アメリカにしろ、今までの様な武力と悪知恵による第三世界の
締め付けは出来なくなってきているような気がする。それはやはり、両国が経済的に
苦しくなってきているからであろう。

584 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/16(火) 19:35:22.39 ID:4aVwQgcA.net
イラクの国会議員が、アメリカのイラク国内施設や大使館に対して厳しい非難を
浴びせかけている。これはサーレムという名の議員であり、彼に言わせると、イラク
にあるアメリカ大使館は、イスラエルのモサドやISの本部になっているということだ。
ISやモサドのメンバーは頻繁にアメリカ大使館を訪問しており、アメリカ大使館は
あたかもモサドやISのセンターになっているようだ。サーレム議員はセンターは
大使館ではないので、早急に閉鎖されるべきだというのだ。

アメリカは今まで、ISのバグダーデイを匿ってきたし、シリアからイラクに逃亡
させてもいる。そのお陰で、バグダーデイは西イラクのアンバル地域に潜伏
できているというのだ。

元首相のマリキーも、アメリカの汚いイラクへの関与について、秘密部分を
ばらし始めている。彼に言わせれば、ISに対する支援はアメリカによって行われ
ていた、ということだ。そのおかげでISはモンスターに成れたということだ。

そもそも、ISが誕生したのはオバマ元大統領によるものであり、アメリカの支援で
ISはイラク国内で戦闘を展開していられたのだということだ。シリアのバグーズ
地域からISをイラクに移動させたのはアメリカであり、その結果、アメリカはイラク
が不安定化することを狙ったのだ。そのことでイラク駐留の口実を作ったというのだ。
ところが、アメリカ軍は基地内にイラク人を一切入れさせていない。これはイラクの
領土がアメリカによって占領されている事と何ら変わりがないではないか。

さて、イラクがここに来て、アメリカ非難を強めたのは何故であろうか。
多分に、イランとの関係からではないかと思われる。アメリカはいまイランに対し
新たな制裁を持ち出し、圧力をかけている。イラクはその苦しい立場に追い込まれ
ているイランから、イラク国内のアメリカ大使館やアメリカ軍非難で矛先を変えよう
としているのではないだろうか。イラクが単独でアメリカに牙をむくことは考え難い。
イランと共同歩調ならあり得よう。

585 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/18(木) 00:09:40.92 ID:UCFNatNR.net
バーレーンの情報部は、2006年の段階からアルカーイダを始めとするテロリスト・グループに
接触し、テロリストを雇い入れているようだ。そして、これらのテロリストを使い、アラブ諸国や
イランにテロ攻撃をかけることを進めてきていた。そのテロ攻撃の実行のために、バハレーン
の情報部員は、直接的にアルカーイダなどと連絡をしてきている。
その模様は録音されており、動かしようのない事実だ。

あるテロ集団の軍司令官であるムハンマド・サーレハは、サウジアラビア政府に接触し、
武器購入の資金提供を求めている。バーレーンの情報部員も、イラン南東部のバルーチで
テロ活動を展開しているテロリスト・グループとコンタクトを取っている。
もちろん、この場合の攻撃対象は、イランということになる。

これらのグループは、アンサール・フォルガンと呼ばれる組織で、イラン南東部の
バルーチスタンに隣接する地域で活動している。

586 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/22(月) 21:54:22.75 ID:dQjySH5Z.net
韓国は大韓帝国だったと言っている。トルコも元は大オスマン帝国だったと言っている。
実は韓国の言う歴史はトルコと違って虚構なのだけれど、しかし、両国の共通点として、
韓国とトルコは両国が工業発展国であり先進国だと勘違いしている。

その韓国は日本による貿易取引条件をいじられただけで、大パニックに陥っている。
携帯電話業界はアウトであり、電算製品も皆機能しなくなるだろう。
そして韓国が誇った現代自動車や大宇自動車は、基本的な重要部品は皆日本に
おんぶに抱っこしていたということだ。それが韓国民の知るところとなったのだ。

それでも韓国民は日本ボイコットを叫んでいるのだから、どこまで事大主義なのか
あきれるばかりだ。日本政府が動くときは、相当準備して始めるから、第二の矢は
用意されていようし、第三の矢もしかりであろう。決定的なのは信用保証だ。
日本の銀行が信用保証しなくては、韓国は何もできなくなるということだ。

実は同じことがトルコにも言えるのではないのか。トルコは武器製造業を活発化させ、
武器を輸出して儲けようと思っているが、そのほとんどの技術は外国からのものであり、
勝手に製造して売るわけにはいかない。それでもトルコは武器産業振興と息巻いている。
しかし、技術移転要請でトルコは、アメリカとのF35戦闘機とパトリオット迎撃ミサイル
取引に失敗し、大問題となっている。

ロシアに技術移転を頼んだところ、ロシアはあっさりと技術移転を許したが、どこまで
実際に技術移転を許すか分からない。ロシアはトルコ・アメリカ関係を破壊できれば
大成功ということなのであろう。実際に、いまではNATOからのトルコ離れや、NATOの
解体が話題になってきているのだ。

トルコが絶対に忘れてならないことは、ロシアは長い歴史を通じて、トルコにとって
敵国だったということだ。従って、ロシア人やロシア政府は、トルコと胸襟を開いてとか、
友好的に協力を促進するという考えは無いのではないか。

トルコの外国技術ただ乗り論と、韓国は極めて共通の性格を持っている。
そしてトルコも韓国同様に、巨額の外国に対する債務を抱えているということだ。
その外国からの借り入れが途絶えれば、全ては砂漠の蜃気楼で終わろう。

587 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/23(火) 21:16:15.27 ID:ShfftDfW.net
世界が注視している中で、日本はアメリカの唱えるペルシャ湾周辺の安全確保のための
合同軍設立にどう応えるのだろうか、ということが問題になっている。
安倍総理の現時点での発言は、最終的なものだとは思わないが、極めて明確に日本が
果たすべき役割を言ったことは事実だ。安倍総理は「あらゆる努力をする。」と語り、
アメリカの合同軍設立の考えに、応分以上の参画を考えていることを明らかにした。

その応分以上の参画とは、日本が先進諸国の中で飛びぬけてイランと友好的な関係に
あることに起因している。安倍総理は、『我々は長い歴史を通じて、友好的な関係を維持
してきている。ロウハーニ大統領にも何度と無く会っている。』と語った。
つまり安倍総理は、日本の役割はイランとアメリカとの仲介役だ、と言っているのだ。
そのことは、日本には軍事的参画の意図は無いということであろう。

銅鑼を叩いて緊張を高めるばかりが、能では無かろう。
西側の国の何処かが、しかるべき仲介役を買って出るべきであろう。
トランプ大統領は戦争になることを希望していないが、イランを膝まづかせることは
希望していよう。要するにアメリカのメンツを立ててくれ、ということであろう。
それはトランプ大統領の大統領再選に直接的な影響を及ぼそう。

さて、ヨーロッパ諸国はこの問題を、どう受け止めているのであろうか。
ドイツやフランスは緊張を高めたくないと考えているし、アメリカの言う合同軍とは
別の合同軍を結成して対応したいと言っている。
それにイギリスも参画したいと思っており、ヨーロッパ諸国は彼ら独自に自国船舶の
安全確保をするつもりでいるようだ。スペインなどはアメリカ機動部隊から早々に
抜け出し、自国船を帰還させている。

アメリカが大声で唱えるほど、ヨーロッパ諸国は今回の状況を、緊張とは見なして
いないのではないか。軍事緊張を高め、威圧するよりも、交渉を優先させるという
考えであろう。そうであるとすれば、安倍総理の対応は、歓迎されることこそあれ、
何ら非難されるべきものではあるまい。

後は、安倍総理がどうトランプ大統領の刀を鞘に納めさせるかだ。
それにはイランの協力も必要であろう。

588 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/07/26(金) 22:21:36.40 ID:Af8tSAFf.net
アラブ首長連邦は今、苦境に立たされている。それは、アメリカ軍がイランに対する
攻撃を前提として、大軍をガルフ地域に送り込んだ為だ。現段階ではサウジアラビア
が中心なのだが、全体の作戦本部はアラブ首長国連邦になることが決まっている。

これまでにアラブ首長国連邦はイランに特使を送り、緊張を緩和する努力をして
きたのだが、それがご破算になる、ということのようだ。もちろん戦闘が始まれば、
本部が設置されるのだから、最初の攻撃をアラブ首長国連邦が受ける事になろう。

アラブ首長国連邦にはイラン軍に対抗する軍事能力は無いので、アメリカ軍に
頼らざるを得まい。つまり、実質的には何も出来ないで、自国を破壊されるままに
するしかない、ということだ。

アラブ首長国連邦はホルムズ海峡を挟んでイランと対峙しているため、イラン側
からすれば攻撃は容易であろう。しかも、アラブ首長国連邦内には、何十万もの
イラン人が居住しており、ビジネスの多くは彼らによって進められてきていたのだ。

アラブ首長国連邦は自国民の人数は少ないので、たとえ戦争になっても大半が
国外に逃れようから、実質的な犠牲は外国人出稼ぎ者が被ることになろう。
石油の輸出は止まることを考えておかなくてはなるまい。石油収入の低下と
イエメン戦争での巨額の出費が重なり、経済難に追い込まれるのではないか。

589 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/07(水) 14:24:11.83 ID:azFzNfqO.net
サウジアラビアのムハンマド・ビン・サルマン皇太子が、トルコのエルドアン大統領の
追い込みに入ったようだ。

述べるまでもなく、それはサウジアラビア人ジャーナリスト・カシオギ殺人事件で、
トルコは秘密のカメラや録音機をサウジアラビア領事館に設置し、全ての出来事を
把握していた。そして、それを小出しにして、サルマン皇太子を追い込んでいった。
それは、サルマン皇太子の政治生命を縮める危険性もあるものだ。アメリカでも
民主派の人士を集め、反サルマン皇太子の行動を起こしもした。そこでサルマン
皇太子は、個人的にトルコのエルドアン大統領を標的とし、攻撃を始めたのだ。

先日、トルコからの貨物を積んだトラックを国境からなかなか入れない、ということ
が起こった。今回はそんなことだけではなく、サウジアラビア国民のトルコへの旅行を
削減することを奨励し始め、次いで、トルコへの投資を抑え始めているのだ。
それはトルコの国内経済を追い込むことになるのは、見え透いている。

そればかりか、オスマン帝国の末裔と自称するエルドアン大統領を、世界イスラム教
諸国会議の場で恥をかかせ、遠ざけようということも始めた。こうする事によって、
エルドアン大統領をトルコ国内で多忙にし、追い落とす考えだ。エルドアンを難問で
次から次と追い込む作戦のようだ。

世界一の石油生産国であるサウジアラビアが敵とあっては、経済的ダメージは
相当大きなものになるのではないか。その経済苦からトルコを救うのはカタールで
あろうが、カタールはどこまでトルコを支援するのであろうか。

590 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/11(日) 21:29:26.72 ID:sagWERFB.net
日本政府はアメリカの合同軍参加を依頼されたが、それには参加しないと伝えたのであろう。
しかし、それだけではアメリカと揉めることが予測できるため、日本政府は海上自衛隊を
ホルムズ海峡側ではなくバーブルマンデブ海峡側(紅海の出口)に派遣することを決めた。

この決定に、アメリカは一応満足したようだ。つまり、アメリカの主張を日本も受け入れた
という表向きの面子が立つことになったからだ。アメリカは日本も参加したと言うことが出来、
日本はイランとの良好な関係を維持できるという寸法だ。
他方、イラン政府にしてみれば、大事な日本との関係を維持できることになる。
日本はアメリカの唱える合同軍には参加しなかった、と言えるのだ。

他方、EUのドイツやフランス、イギリスはアメリカの提唱する、合同軍への参加で、
アメリカと揉めに揉めているようだ。これは安部政権の知恵の勝利か?

591 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/15(木) 19:28:23.18 ID:1SakatbU.net
ハンガリーでユダヤ人か否かをテストするDNA検査が行われた。
4981人を対象にテストしたところ、何と7・6パーセントが、ユダヤ人のDNAを持っている
ことが判明した。アメリカではDNA検査の結果、3・5パーセントがユダヤ人であり、
カナダでは3パーセントがユダヤ人であることが判明している。つまり、アメリカや
カナダに比べて、ハンガリーのユダヤ人の割合が高いということだ。

ハンガリーのユダヤ人口は130000人と報告されている。彼らはアシケナ−ジ
(ヨーロッパ系ユダヤ人)だ。彼らは片親あるいは両親がユダヤ人ということだ。
これにセファラデイ(東洋系ユダヤ人)を加えれば、割合はもっと高くなろう。

こうしたテストが行われたのは、最近になって反ユダヤ反セムの動きが活発に
なってきたためだ、ということだ。しかし、これが将来、ユダヤ人の領土がハンガリー
にも及んでいる、といったでたらめな主張が盛り上がれば、それこそユダヤ人は
攻撃の対象となろう。

アラブ世界では、ユダヤ人たちはナイル川からユーフラテス川までを彼らの領土
だと思っており、それが現在なお進んでいると思われている。自分たちを守ろうとする
あらゆる試みは、ある程度を越したとき、逆に攻撃される口実になる。

592 :名無しさん@お腹いっぱい。:2019/08/21(水) 23:42:39.88 ID:pO7GfqQw.net
トルコ軍が大挙してイドリブに向かって動き出した。
イドリブは日本で言う県のような単位であり、広大な面積からなっている。
その中には幾つもの拠点都市があり、シリア軍を始め各種テロ組織が拠点としている。

シリア軍はこれまでに、イドリブに隣接する南側のハマ県を抑えたが、これはイラン軍と
ロシア軍の支援の下に進められたものだ。シリア軍はいまイドリブのハンシェイクンから
400メートルの位置に陣取り、攻撃に備えている。また、シリア軍はホバイト、タルタリ、
ファキル、サッバーギーヤ、カフル・アイドン、スケイクなども占領している。

こうしたシリアの大攻勢を前に、トルコはしかるべき地位を占めておかなければならない、
と考えたのであろう。シリアの北部はトルコに隣接しており、少しでも注意を怠れば、
シリア軍やその配下のテロ組織が、トルコ領内に侵入してくる危険性があるからだ。

それで今回トルコ軍が戦闘車両50台、その中には戦闘員輸送車も含まれている、
そして5台の戦車も加わって、イドリブに向けて侵攻したのだが、当然、シリア軍側は
これを阻止するために、トルコ軍のコンボイの車列に空爆を加えることになった。
その結果、3人が死亡12人が負傷している。今のところトルコ軍側は、死傷者について
発表していない。

今回、シリア軍が空爆を加えた裏には、ロシア軍の支援があったわけだが、ロシア
政府はイドリブを最も危険な地域とみなしている。そこには、反シリア政府のテロリスト
が多数拠点を構えており、相当力を入れて攻撃しなければ奪還できないからだ。
そこにトルコ軍が新たな要素として加わったことは、シリアにとっては極めて不愉快な
ことであったろう。トルコ政府は今回のシリア側の攻撃について、ロシアとトルコとの
間で交わした不戦の合意が破られたものだ、と非難している。

場合によっては、トルコが進めて来た、ロシアとの兵器開発と輸入に悪い影響を与える
かもしれない。もしそうなればアメリカは大喜びであろう。トルコはアメリカからF35戦闘機
の輸入が駄目になり、代替機としてロシアからスホイを輸入することを検討し始めていた。

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