柔道整復師は本当に見込みゼロです Part119

名無しさん＠お腹いっぱい。

介護行こうがスポトレ行こうが結局ハロワに戻るんだろうな
そしていつもの席でいつものPCを起動していつも通り仕事を探すんだよ
カチカチとマウスを操作する手には無駄が無くなっていく、まるでハロワのベテランのようにな
んで死んだ目でプリンタを眺めるんだよ
ガー、ピーー、ガーゴ、ガーゴ、ガーゴ、ガー、ピーー、ガー、、
次々と印刷されていく求人票を心霊写真の霊のような顔で見つめる
すると、じわじわと込み上げてくる感情に軽い酩酊状態を覚えるんだよ

ああ、自分には本当に何も無いんだな。
もうどうにもしようがない。

何の為に勉強したんだ
何の為に学費をローンで払ったんだ
何の為に仕事してきたんだ

全身になにかとても黒いドロドロとした不快なものが纏わりつく感覚
（なあなあwお前さw保マのこと納得してたんだろう？w）
うるさい
（もうお前には保マしかないんだよw給与も変わんねーぜ？w）
うるさい
（諦めてこっちに来いよーwあっ！こっちももうダメだわw）
うるさい
（残念wなんつーかwお前w【運】が悪かったなw終わりw）
・・・

こいつが来ると呼吸が浅くなり思考も鈍り、意識が遠のいていく
暖かい陽射しに照らされても、冷たい雨に叩かれてもとれない
フラフラとなんとか帰宅し横になり休む、気付けば気力と共に体力も奪われている、そいつに

そうして四季は巡っていく
職を転々と彷徨い、時折学費や修行時代を心底悔やみ憎しむ
年々、同級生に置いていかれ
年々、年下が年上に見え
年々絶望が大きくなる
中途半端に小賢しい頭のせいで、本来考えるべきだか考えない方が良い将来を考えてしまう

ああ、書く度に職歴欄が騒がしくなっていく
今だけでも、、それが終わりの日まで続く

ようこそハロワ柔へ