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鍼灸マッサージ質問相談室パート9

1 :さてつ:2017/03/18(土) 23:21:49.85 ID:8X/bIBiZ.net
鍼灸マッサージに関する治療法の話、営業的な話、雑談を引き続きどうぞ。

前スレ

鍼灸マッサージ質問相談室パート8
ttp://rio2016.2ch.net/test/read.cgi/kampo/1476056868/

701 :さてつ先生机下御待史:2017/07/30(日) 21:46:40.35 ID:mq3ywYc2.net
今日は幼稚園の子供を一緒に連れてきたお母さんの治療で一緒に遊びんで仲良くなった感じで楽しかったぁ( ´∀`)

>>684
いや、上に書いてある通りなんだけど、言葉遊びは別として、そりゃ理想的には10ある痛みを10取るのがいいんだけど、
現実問題そうなることは無いわけで、その場で10取れたとしてもオーバードーゼになるか痛みが取れないかしか臨床的に出来ない。

むかーし駆け出しの頃に、あれは大学生だったかなぁ、ギックリ腰だかの腰痛でしっかり痛み取ろうとして治療した翌日に布団から出れないくらい痛み強くなっちゃったんですけど、
って電話きたことあって、まぁそれは一時的なものだから1日様子見て下さい、って言うしかなかったけど(今でもその時やり過ぎというほどやり過ぎたとも思えないし何が正解かワカランけど)
やり過ぎて一時的ではあるけど患者さんにツライ思いを無駄にさせるよりは、たとえばギックリ腰みたいに動いて悪化するようなものでなければ
そこそこの痛みはあるけどトイレとか食事とかは出来る、って言う方が布団から出れない状態よりはマシかなーと。

医療にベストはない、ベターしか出来ないとか何とかいうのを思い出したけど、痛みが10全部取れたけど、有害事象というか過刺激で気だるいとか痛みが悪化するのと、痛みは3〜4残るけどそういうのが出ないのとどっちがマシか、っていう選択だよね。

あとは鍼治療の特性として原理は不明だが翌日とかは気だるさや痛みの一時的な増強とかあったりして、2日後くらいから楽になる、という経過をたどることもあるので、
それを見越して3〜4日で痛みが10全部取れて鍼の響きとか気だるさも感じない程度のサジ加減がトータルでいいのかと。

自分で自分自身に鍼やる時なんかは痛みの程度とか鍼の響きとか分かってるから全部取ってやろうとか思うけど、
実際そう思って刺激量マシマシにしても痛みが全部取れるとか無いし、鍼の響きでボワーっとした感じが出て痛いのが元の痛みか鍼の響きかワカンナイとかあったりする。

しかも肩こりとか腰痛とかでやっててピンポイントで一気に楽になるまでやって、とか時計みたら1か所で1時間超えてて逆に無理に鍼やってる腕と集中力で頭が疲れたり。

あとは上の人も言ってるような、まぁあんまり生理学の教科書でも注目されないDNICのページにもあるように、1か所の痛みが他の痛みをマスクしてるっていうのもあるから
例えば右肩だけ凝ってて、そこだけガッツリ満足するまで鍼したりすると今度は左肩が気になる、そんでまた左肩をガッツリやると今度は腰が気になる、という無限ループに陥ることがあったり。

痛み、特に慢性痛は積極的にしっかり取るに越したことはないけど、現実問題として鍼治療1回の1時間の中で、しかも他人の身体で痛みの客観的な測定が出来ない状態でやれぇ!と言っても無理ゲーというしか。

鍼やお灸も侵害刺激である以上、余計な侵襲は無いに越したことはないし、
そういやたまたま麻酔科医になった友人と話してた時にギックリ腰なんか麻酔かけてゴロンと寝かしときゃいいもんね、と言ってたけど
確かに”痛みを取る”ということだけ考えたら全身麻酔して寝かすのが一番な訳でw

鍼灸は比較的リスクの少ない治療法ではあるけど、全くないわけでは無いし、例えば頭痛みたいに2〜3くらいの痛みでも不快感の強いものであれば1回1日でガッツリやるよりは2〜3日に分けて経過みながらでやった方がリスクが少ない。

702 :さてつ先生机下御待史:2017/07/30(日) 21:48:23.01 ID:mq3ywYc2.net
とここまで書いて「リスクの問題」と一言で言えてしまうことに気付いた自分を褒めたい(^ω^)

てゆーか質問がそういうことじゃなく、「痛みが何故でると考えるか」っていう痛みのメカニズム的なことか?とか思ったけどそれは教科書的なこと以上はワカラン。
Silent nociceptorが何たらという話も聞いたがあれなんかその後特にそれがどーのという話聞かないけどどうなんだろうね。

そういや前も書いたけど70過ぎの高齢女性の方の肩関節周囲炎的な肩の痛みが鍼やって半年以上経つけど(主訴は別で治療しててついでに肩もっていう流れだけど)
それでもイマイチしっくりこないというか痛み取れない、治らないのは患者さんに悪いなぁというのもあるけど自分でも不思議。
まぁ痛みの場所が変わってたりとかはするからピンポイントな場所の痛みは軽減してんだけど代償的に痛みを庇って使ってた他が痛み出たのかなぁとかは思うけど。

X-pとかは撮ってないし、主治医の内科の先生も肩関節周囲炎とはコメントしてるからまぁカルシウム沈着とか年齢によるものと言ってしまえばそうだけど、
今は心房細動とそれによる不整脈があってそれのカテーテル治療の手術したりそれのケアの方が大事だからそっちの方が大事なんだけど、なんか(*´Д`)スキーリしない。
術前の胸部CTとか撮るのに腕上げてっていうのに痛くて腕上げてんのも一苦労よ〜とか笑いながら話する程度だけど、うーん。

703 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/30(日) 21:58:32.87 ID:4O6BBEpw.net
>>701
>生理学の教科書でも注目されないDNICのページ>にもあるように、1か所の痛みが他の痛みをマ>スクしてる

ここをどれだけ意識できているかで、臨床をとことん追求しているか否かが分かります。

10の痛みを10とってしまったら、脳は必ずマスクされていた痛みの認知に走ります。
そういう事で、ほんの少しの痛みをあえて残して、その痛みは脳の認知が薄れる時間経過をとるのがいいです。

強い痛みに弱い痛みはマスクされている。
脳の痛みの認知の特徴ですね。

704 :さてつ先生机下御待史:2017/07/30(日) 22:19:44.69 ID:mq3ywYc2.net
オッサンあの駄文に即レスとかマジ感激だよ
しかもちゃんと読んでくれてるし(´;ω;`)ブワッ

痛みのマスクっていうと何か軽いイメージだけど、はりきゅう理論の教科書(今は内用変わったかもだが)ゲートコントロールや下行性疼痛抑制系と同列にDNICなんかももっと注目されてもいいと思う。

鍼の痛みに関する治療って、ある意味鍼の痛みで痛みをごまかしてる的な部分ってあるよね。
まぁ痛みというか侵害刺激でっていう。

あと坐骨神経なんかに通電して、支配筋がピクピクするのも謎。
神経への電気的パルスが神経線維の興奮起こすなら痛みなくピクピクだけ起こるってのも不思議(どっかに書いてあった気もするが)だし、
場所によっては神経に沿って通電してピリピリ感を感じることもあるし、まぁそこら辺はITOとかの低周波メーカーは知ってるのかもだが。

705 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/30(日) 22:30:40.98 ID:4O6BBEpw.net
患部への治療(炎症を引き起こし治癒を発動させる)、針の刺激または痛みで脳(中枢)の反応を引き出す。
鍼ってそんなものだと思いますよ。この中枢の反応(の出方、影響等)が難しいのだと思います。

706 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/31(月) 16:27:58.03 ID:uyw1Gh09.net
小生、切皮痛が出ない作法を知りたいでごわす
ここにいるお歴々は切皮痛はどうでござるか?
御しきれておるでござるか?
ちなみに切皮し、押手を離すと斜刺になるでござる
まことに不思議でござるが、押手を離した鍼はまるで水を得た魚の如く意気揚々と跳ねやがる。

707 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/31(月) 16:51:55.31 ID:fssz3+c6.net
>>706
押手の圧のかけ方がよくないんじゃない?
練習するしかないよ。

708 :さてつ先生机下御待史:2017/07/31(月) 18:13:56.25 ID:AXY9CD4B.net
>>705
鍼灸ってシンプルだけど、侵襲をわざと与えてそれで治療するって結構特殊で面白い発想の方向というか面白いよね。

現代医学だと侵襲は出来るだけ最小限に、って感じだけど反対の方向というか。
漢方薬も新薬は単一の成分でシンプルな処方、多剤投与は避けるけど、漢方はあれこれ混ぜ混ぜするし。

だから現代医学でやるのと違う効果がダイナミックに出ることもあるんだろうけど。

>>706
切皮痛はひたすら皮膚をしっかり引っ張ってピンと張ったシャウエッセンのウインナーの皮状態にさせるでござる。
あと断乳の刺し手の指は示指の指の腹でなく、DIPの関節の指の皮の硬い所でヒットするのが良いでござる。

それはまるでケンシロウが経絡秘孔を見えざる手で突くが如しでござる。

逆に柔らかおっぱいを爪を短く柔らかな指頭で優しく突つくば皮膚を貫通せざると逆の原理でござる。

水風船に水を少な目に先の丸い棒で押しても破れないが、パンパンに張り裂けんばかりに水を入れ、毒を塗った吹矢の針を打てば破れ
さらにセロテープを貼ってそこに針を通せば水風船が破れざることΠ乙の如しでござる。

あんまやっちゃダメとか学校で言われるがデコピンみたいに爪で弾くと切皮痛が出ないのも同じでござる。

実は拙者もでござるが実は直刺で刺鍼したハズが鍼が斜めに立ってることがたまーにですよたまーに(汗)あるでござる。

これは押し手の圧のバランスが悪いとか皮膚の引っ張り具合とか
皮膚と皮下組織、特に筋膜と微妙にズレて押し手を作ってるとかのクセでござる。

それから昔の銀針や学校だと断乳切皮は3度に分けてとか言われるが、
今のステンレス針はそれをやるとチクチク3度痛く感じるので
ファイト一発断乳切皮の方がいいでござる。

ただ、セイリンの刺さりやすい鍼でデコピン切皮をやると、針柄の頭が勢いよく刺さりすぎ
微妙に針管の縁より下まで刺さるくらいになることもあるので
浅刺で微妙な断乳切皮をするような経絡治療などのやり方ではやり過ぎになることもあるでごわす。

針管のない中国針などは逆に押し手は作らないとは言うものの皮膚をピンと張ってJCの酔拳の修練のように
煮え立つ油の中の栗を拾う達人の動きでござる。

709 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/31(月) 22:07:53.51 ID:S5U1U0K2.net
絶対に受けてはいけない10のはり治療
https://forbesjapan.com/articles/detail/15420

710 :名無しさん@お腹いっぱい。:2017/07/31(月) 22:45:59.44 ID:GdsOX+mL.net
>>709
鍼は単なる刺激でしかないよね
外科学の気胸の原因の鉄板問題だし
灸は血行促進程度の効果はあると思うけど

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