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鍼灸マッサージ質問相談室パート8
- 372 :さてつ:2016/12/10(土) 16:52:59.99 ID:7I4LhZn6.net
- はい、さてつ先生ですよ〜。今日はなんとなく体調が良いのだが患者さんがボコっと空いてこのあと連荘なんでテンションおかしいれす(^ω^)
>置鍼して、抜針時に痛みが出てしまうと、効果がパーになるという意見を聞いたことありますがどうですか。
俺がある先生に「微弱啄」というので、普通の雀琢よりももっと小さい幅でゆっくり上下させると、最初は抵抗なかったのが、粘り付くような感じに筋肉が緊張してきて
それから更にまた続けると、また緊張が無くなってスルスル動くようになるので実験してみて下さい、というのを教わったことがある。
まぁ自分はマンドクサ(‘д‘ )とか実験的にやったのはないけど、たしかに置鍼して抜針時に筋肉が鍼を掴んだ感じで抜くのに抵抗を感じることはあるね。
患者さんが痛いっつーか響きを強く感じて「イデデ」とか言うことはある。
これは効果がパーになるというより臨床的にはイワユル古典的な補寫に当たるんじゃないかと思ってる。
筋緊張が強い状態で無理やり引き抜けば寫法になるし、抵抗なく抜ければ補の状態になるとか。
教科書的には抜針時に指で押さえないと寫とか言うけど、ちょっとそれ自体は理論的に無理があるし、筋緊張と鍼の抜けやすさ、響き易さの方が筋が通るよね。
あと俺のksオヤジとかはコリとか症状とか出てる時は必ずツボに刺鍼した時に何かしら、鍼の通りにくさとか固まりみたいのとかそういうものがある、それを鍼で取り去れば治る、とかも言ってた。
俺が言うのもなんだが確かに腕だけは良かったから俺様理論的な部分はあるが間違ってはないんだろう。
俺なら、置鍼時に痛みが出ちゃう時はまだ筋緊張が取れてないんで、例えばコリとかの場合は抜き時じゃない、という意味に捉えてもう少し時間を置くのもあるし、
時間的に無理なら少し雀琢して抜けやすくしてからゆっくり痛みを起こさないように静かに抜針する、とかかなぁ。
そういう意味でセイリンの鍼は抜き差ししやす過ぎてそこら辺の感覚が分からない。コーティングしてるし針先が鋭すぎて簡単に入っちゃうんだよね。俺程度でも分かる。
最近患者さんに説明するので気に入ってるのがシャウエッセン現象で言うんだけど、美味しくボイルしたシャウエッセンの皮をツマヨウジでプリっと豪快に突き刺すのと、ゆっくり優しく転がらないように突き刺すのとの違いで
どっちも筋膜を針先で貫通するんだけどプリっと行った方が響きは出やすい。ゆっくり雀琢してシャウエッセンが転がらないように刺すと優しい響きになる。疲れるけど。
現代版生もの通しというか湯でもの通しだな。今名づけたけどw
ある先生の実験でエコーで筋膜を見て、そこを針先が通過するとき響き感が出た、とか言ってたし、筋膜上に感覚受容器が多く存在、というか筋繊維内にはアクチンミオちゃんしか居ないので、筋膜ってのが一つのポイントだと思ってる。
TPとか筋膜性疼痛とかも言うくらいだし、筋膜を重視する先生は響きのあるなしとか筋膜を貫通しなくても、針先が筋膜に接触する感じであれば十分筋緊張が取れるとかも言う。
おそらく何度も話題に出てる浅刺で〜というのは筋膜上で響きが出て、でも固有感覚受容器の興奮は十分起きてるので効果が出てるとか。
痛みが出るとパーというのは響きが強すぎて交感優位になり過ぎるとか補法にしたいのが寫法になって逆になっちゃうとかそういうイメージじゃないかな。
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