不幸だとは思わないけど心休まる日はない。

マジレスさん

そんな毒としか思えない父。
父の記憶は自分が楽しむためだけに年に何回も旅行に行く(母の仕事、私の学校などはお構いなし)
気分を害しても害さなくても私はサンドバック。
体に無数の痣がある(プールの時に教師に気付かれた)虐待されてるんじゃないか→児相、警察くる事なんかしょっちゅう。
一時保護の話も何度もされたがその度に「しつけに口出すな、税金泥棒」と警察らと喧嘩して追い返す。
クリスマス、誕生日プレゼントは貰えるだけマシかもしれないけど、大袈裟なくらいに綺麗に綺麗にラッピングされた大量の問題集。
学校終わって家に帰ってから毎日やれ。遊びに行くな。やってないor父の理想のペースで出来てなければまた暴力。
外面が異常に良くて家族以外には金払いも面倒見も良かった。
自分と同じ年頃の他人の家の子供にプレゼントを渡す姿、物凄く優しいおじさんの笑顔で可愛がる姿を見るのは複雑だった。
父の価値観、考え方こそ世論。それ以外は何があっても認めない人だった。

そんな父が働かなくなったのは高校にあがる頃。
高校は正直どうでも良かったけど、世代的に大学行くより就職する比率が高く自分もそう思ってたから、母の母校(商業)に行こうかなとぼんやりと考えてた。それと同時に公立の推薦も貰った。
父は公立じゃなければ金は払わないと断言した。
けど、そもそも中学まで学費を払ってくれたのは母だし、退職金があるとは言えこの時すでに父は無職。
今まで何も考えずに、というよりは意思も何も暴力で剥奪されてきたけど、この時だけなぜか逆らった。
推薦を断って母の母校一本で受けた。
宣言通り学費は出して貰えず、もう母に頼るのも嫌だったから父に搾取されないように母が貯めててくれた今までのお年玉を入学資金と制服代にあてた。
足りなくて冬のコート、夏のポロシャツは買えなかった。
学費は学校に相談して、禁止だったけどバイトさせて貰った。
商業だから卒業するのに必要な最低限の資格と級があったのだけど、1年生の間にそれ全部取ったらその後2年間の検定は免除してくれると言われたから死に物狂いで全て取った。
初めて父ではなく自主的に勉強したお陰か、テスト等は常に5位以内だった。成績も父が本来望むオールMAX。異例の検定結果を残したと表彰も何度かされた。
それでも父が褒める事はなく、見向きもしなかった。