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人生相談&愚痴&雑談総合スレ パート7
- 218 :マジレスさん:2017/12/08(金) 22:40:17.09 ID:1RyaBjkR.net
- >>217
2500年前にギリシアにエンペドクレスという哲学者がいた。
エンペドクレスによれば世界は火・水・空気・土の4元素によって形成されてて、
元素が集まったり分離するエネルギーは、愛と憎が供給する。
愛の勢力が強まれば、4元素は集まり、
憎の勢力が強まれば、4元素は四散する。
愛と憎は、巨大な時の円環をなし、時期によってそれぞれ強まったり弱まったりする。
つまり愛だけの時期、愛が衰退し憎が増加する時期、
憎だけの時期、憎が衰退し愛が増加する時期、
この4つの時代を永遠に循環している。
愛が衰退し憎が増加する時期に生きる我らヒトは、
死すべき人間(可死人)であり、しかし人間だけでなく神々も含めていまのこの世界は、
すべて滅するべく存在する。
こういう教説を踏まえてエンペドクレスのこの詩句を読むと、なかなか味わい深いじゃまいか。
ある時は、肉体を得ている四肢は、繁茂する生の盛りに、
愛によっていっさいが一つに集まりながら、
他の時は、これに反して兇悪な諍いに切り裂かれたうえ、
ひとつひとつがはなればなれにさまようのだ、生の渚を。
われわれは、この「生の渚」で踊ったり集ったり慰め合ったり、
どこぞにふらっと行って/逝って戻ってこなかったりする生き物なんだろうさw
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