ネズミ駆除

てりやき男

捕獲したクマネズミをケージで飼育して３年と５ヶ月が経過しました。
一般的にネズミの寿命は２～３年とありますが、見る限りまだまだ元気
そうです。もっとも毎日必ず食事にありつける環境で生活をしているの
で当然と言えば当然かもしれません。毛並みもフサフサの艶々で我々が
日頃ネズミに抱いている見た目とはかなり違っている気がします。
そんなクマネですが、最近ちょっと左足をひきずっているような仕草が
気になったのでよくよく見てみると・・・なんと足の先が無くなってい
ました。つまり、ネズミの足っていうのは人間に置き換えて言うなら、
踵（かかと）から先がとても長いのですが、それが踵までしか残ってい
ません。こんなケージに入っている状況でまさか争う相手もいないと思
うのに、かなりショックです。もしかするとあまり小まめにケージ内の
清掃をしてあげられなかったので、何か雑菌の類が悪さをして左足だけ
腐敗してしまったのかもしれません。
そもそもネズミにとってはすばしっこく走り回る事が彼らにとっての生
甲斐かもしれないのに、その自由を奪ってケージに押し込んでいる事に
些かの罪悪感を感じていました。できる事なら、いつか一度だけでも思
いっきり広いところを走らせてあげたい・・などと思っていたのに、も
はやそんな望みも叶わなくなってしまいました。
今朝も自分がバームクーヘンの切れ端を餌用の器に入れているところを、
ハウスから顔だけをちょこんと出して見上げていました。もしかすると
左足は相当痛むのかもしれませんが、そんな素振りは微塵も感じさせま
せん。
まったく、なんでこんな事になってしまったんだ・・！