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ロケット総合スレ22

604 :名無しさん@お腹いっぱい。:2021/04/04(日) 07:28:36.16 ID:tRiamKau.net
韓国の急速なロケット開発進展の話題から学べることは、
結局の所、「ロケット開発は、エンジン次第だ」、ってことだな
そしてそれに重大な影響を与える要素が、「何の燃料を選択するか?」

世界を驚かす、超高性能なエンジンじゃない、
誰も挑戦していない、独創的なエンジンでもない、
当たり前の性能で、当たり前の燃焼時間だけ、確実に稼働してくれればOK

無難なケロシンを選択し、無難なガスジェネ方式を選択し、
無難な推力レベルを選択し、無難な比推力で妥協した。
その代わり、燃焼試験は徹底的に行い、安定燃焼を何よりも重視した

技術的な冒険をしないので、開発時間や開発予算も、先を見通しやすい
開発で予想外の異常事態が起こりにくく、
問題に遭遇しても、世界中から技術的資料・ノウハウも入手しやすい

1台あたりの稼働が安定しているから、クラスタ化も容易になった
ケロシンを選択したので、機体サイズの割には重量のある燃料を搭載でき、
またパワーも確保できた
技術的に無理をしていないので、エンジンの推力強化もやりやすいし、
自然な流れで二段燃焼サイクル化への改良も見えてくる

とにかく、無理をしない、背伸びをしない、奇妙な設計をしない、
業界のトレンドに逆らわない、むしろ積極的にトレンドに沿って設計する
最初の設計の時に、その先の将来像・将来発展を視野に入れておく
そうやって開発したのが、ヌリ号であり、その発展型ロケット構想なんだろう

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