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テラフォーミング Part5

1 :オーバーテクナナシー:2010/11/15(月) 22:51:25 ID:pWMF6mPm.net
前スレは839レスまで確認済。
読みたければみみずん行くよろし。

前スレ
【自転調整】テラフォーミング Part4【衛星調達】
http://kamome.2ch.net/test/read.cgi/future/1244843510/

591 :オーバーテクナナシー:2014/09/15(月) 19:12:21.98 ID:XvpPoGJm.net
>>589
それって単なる計算違いじゃないかな・・・
直径350kmの小惑星が持つ質量は、組成を同じと仮定しても
金星の4万分の1以下だよ。

たとえば重量5kgのボウリングの玉を、毎秒1回転で回してみるとしよう。
このボウリング玉の4万分の1、すなわち0.125gのゴマ粒をいくら高速でぶつけても、
ボウリング玉の回転に目に見えるほどの変化が生じるとは思えないんだ。

その本を読んでみたいので、書名を教えてもらえればうれしいな。

592 :590:2014/09/15(月) 20:22:19.76 ID:3SKtqHO2.net
>>591

「謎の科学 30理論」 見えない大学編纂 ユニバース出版社
って本。
カバーがついてないから書籍コードとか価格はわからない。
1998年の本だから、少し手に入りにくいかも。

「アフリカ中央湖計画」(コンゴ盆地をせき止めて世界最大の湖を作ってアフリカの乾燥地帯を灌漑する)
「人類シベリア起源説」
「水爆の作り方ABC」
「黒人の知能指数理論」
とか、怪しい理論やおもしろい理論の中に金星のテラフォーミングについての一章がある。
トンデモな説を提唱してるんじゃなくて、異端的な学者が提唱してる説を紹介している本だから、
そんなに怪しい内容の本じゃない。

小惑星衝突の案は1982年にアメリカのシタデル社の技術者ソウル・エーデルマンによって提唱されたそうな。
それをイギリスのアレグサンダー・スミスという人が改善された案を提出した、と。
このアレグサンダー・スミスという人はなんの人かわからない。

593 :590:2014/09/15(月) 21:00:45.73 ID:3SKtqHO2.net
>>591
ついでに、この場合は時速90Kmという高速でぶつけることがミソなんだと思う。
重量5Kgに0.125gのゴマ粒を時速324000Km(!)、つまりマッハ265でぶつければ、
回転速度を4倍くらい、毎秒1回転から4回転くらいに速めることができる。
(逆に言えば、そんな高速でぶつけてもゴマ粒が軽いから4倍くらいにしか早くならない)

※4倍ってのはボーリング玉にゴマをぶつけたときの力を計算した訳じゃなくて、本に
書いてあった「116.7日から34日に早まる」という記述の比率から計算した

この辺は、速度が高速すぎて一般的な感覚では実感はできないじゃないかな。

594 :オーバーテクナナシー:2014/09/15(月) 23:07:36.54 ID:XvpPoGJm.net
>「謎の科学 30理論」
本の情報サンクス。面白そうな内容だね。
ただし、ボーリングの玉の喩えでは、サイズが実寸の約3000万分の1だから、
相対速度もその比率で遅くして計算するのが適当と思われるけど。
まあそれでいえば、私が書いた秒速1回転ってのも訂正する必要があるか。

595 :オーバーテクナナシー:2014/09/17(水) 06:01:51.36 ID:AeR39vgM.net
直径350km比重5の小惑星を秒速90km(時速ではなくw)でぶつけた時の運動エネルギーは4.55x10^29J。
地震で言うならM16.6。ピンと来ないが東日本大震災の1000億倍。
コレ惑星シェイク状態で何年も地震波収まらないだろw
衝突部分は幅350km長さ1000km深さ数百kmのマグマオーシャン化して冷めるのに何万年掛かるやら。
造山活動とか誘発したら影響は億年単位になるかも。

却下っぽいなあ。

ちなみに92年に買った学研の最新科学論シリーズ「最新テラフォーミング」にもエーデルマンの案載ってたわ。

596 :オーバーテクナナシー:2014/09/17(水) 07:28:19.37 ID:LzbBZMs5.net
必ずテラフォーミングして欲しい
絶対にテラフォーミングして欲しい
確実にテラフォーミングして欲しい
100%テラフォーミングして欲しい
十割テラフォーミングして欲しい

597 :オーバーテクナナシー:2014/09/17(水) 10:03:36.96 ID:nJcDQXgW.net
>自転速度アップ
小惑星じゃ膨大な数が必要になるだろ。せめて準惑星クラスをぶつけないと。

その話は以前のスレでもあったが、たとえば

【火星】テラフォーミング Part 3【金星】

オーバーテクナナシー [sage]2007/02/15(木) 19:36:04ID:jqtUbPrB
>>4 ざっと計算してみる。
金星の慣性モーメントは大体5.89x10^37[kgm^2]くらいなので
現在の自転の角運動量は約-2.8x10^30[kgm^2/s]。
これを1日1回転させるので目標角運動量は約6.8x10^32[kgm^2/s]。
角運動量に影響を一番与えるのは、同速度、同質量では中心から
遠い方がいいので、赤道付近に接線方向でブチ当てるとして、
金星の赤道半径が6051.8[km]小惑星の衝突速度を40[km/s]として、
衝突小惑星の合計質量は2.8x10^21[kg]。
ケレス3個分くらい。

598 :小島:2014/09/17(水) 21:53:21.46 ID:sO6QbOeK.net
>>589
秒速35kmは公転速度だね。(赤道での)自転速度は地球でも465m/s程度。
角速度と公転速度で考えれば混同せずに済むと思う。
自転周期 24 時間は、1時間で 15 度回転というゆっくりとしたもの。
「ほぼゼロから秒速 465 メートルに加速」と考えればいい。

それと衝突のエネルギーは質量では比例、速度では2乗に比例だから、
質量よりも速度の方が重要。質量 1 kg(単位は何でもいいけど)の物体が
相対速度秒速 90 km でぶつかるエネルギーは、相対速度秒速1km で
ぶつかる質量 8100 kgのそれに等しい。

>>595の「最新テラフォーミング」は自分も持っているけど、こちらは
矢沢サイエンスオフィスが書いている。「謎の科学」も矢沢サイエンス
オフィスが書いているっぽい(尼を覗いた)。一次資料もたぶん同じ。

小惑星とはいえ、軌道を曲げて金星に衝突させるには相応のエネルギーを
注入せざるを得ないわけで、とてつもない作業量になるのは事実。
>>595の 4.55*10^29 Jを参考にすると、これは現代の世界の発電量の約60億
年分になる。(元ネタ古かったらごめん)

599 :590:2014/09/17(水) 23:04:47.27 ID:R+ILgtyX.net
小惑星を衝突させなくても、サンシールドとミラーで人工的に昼夜を作り出せば自転の問題は
解決すると思われ。
でも、小惑星衝突案の魅力は、少し前に話をしてた、高すぎる金星の気圧を下げるという副次的な
効果が期待できることだね。
(やっと話が戻ってきた)

これも「謎の科学」の引用だけど、衝突によって巻き上げられた土砂が長期間かけて降り積もるときに
土砂の微細な孔に大気が吸着されて、この本によると少なくとも90バールもの圧力の二酸化炭素と
水蒸気が新しい堆積層に封じ込められる、とされている。
少なくとも上で話が出た、爆発によって大気を宇宙に逃がすとか、その手の案に対して説得力も
あるし、自転加速と大気改造を一度に行えるのは、逆に省エネなのではないかと。

準惑星クラスになると、>>595の指摘通り地殻を破壊しすぎて収集がつかなくなるのでは。
だから、エーデルマンの「直径350Km以上の小惑星衝突」に対して、アレグサンダー・スミスの
「無数の小片を編隊で衝突させる」という改善案が出されたわけで。

600 :オーバーテクナナシー:2014/09/19(金) 19:09:21.77 ID:n9Wl3z16.net
>>597

衝突時の破壊を考えずに済むなら、
角速度を効率よく変えるために、対象の惑星の接線近くにぶつけた方がいいけど、
実際にそれをすると、破壊された質量の一部が飛び散ってロスが生じてしまうんだよな。
ロスの分を考えれば、ケレス4個くらい必要?

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