テスト

備えあれば憂い名無し

医療法人がビルへの入居を希望しているなどと偽り、
ビルのオーナーから現金約３億円をだまし取ったとして、
大阪府警捜査２課などは１２日、詐欺などの疑いで、
東京都港区のコンサルティング会社
「メディカルテクノロジー＆マネジメント」代表取締役、
椎葉俊尚容疑者（５６）＝福岡市中央区大濠＝ら男２人を逮捕した。
関係者によると、
椎葉容疑者らは別の企業を含め総額十数億円を詐取した疑いがあり、
府警で実態解明を進める。

ほかに逮捕されたのは、同社元取締役の渡辺琢仁容疑者（２９）＝
東京都文京区弥生。

逮捕容疑は共謀し、平成２９年２月～３０年３月、
大阪市西区の９階建てビルを所有していた大阪府吹田市の６０代男性に、
実在の医療法人が入居を希望しているという架空話を持ちかけ、
ビルの改修工事代名目で計約３億２００万円を詐取したとしている。

府警によると、
椎葉容疑者は偽造した医療法人名義の入居申込書や印鑑証明書などを
男性にメールで送信。「あとは、ビルの内装工事について
医療法人と調整するのみ」などと説明していたが、
改修工事は行われていなかった。