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【トリメチルアミン】魚臭症 Part8【無臭化率】

1 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 06:07:48.75 ID:Aosgngcw0.net
ここは“魚臭症(トリメチルアミン尿症(TMAU))”に悩む人達が情報交換を行うスレです。 原則、検査を受けて“疑いあり”と診断された人のみが書き込んで下さい。
魚臭症の症状につい ては >>4 に記述しています。魚臭症の疑いをもたれた方は、まず検査を受けてください。

2 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 06:43:58.24 ID:IhahDQUE0.net
魚臭症の疑いをもたれた方は、まず検査を受けてください。(検査
については >>7 で後述しています)。それ以外の人の質問はスルーされる率が高いです。

症状を改善させるための情報の提供は大歓迎です。が、一方的に情報の提供を待つだけの姿勢は
歓迎されません。症状軽減に繋がると思われる情報の提供&紹介、症状軽減のため各人が試して
いること、そして、その効果はどうであったのか、等の書き込みが歓迎されます。
このスレを通じて、定番となる対処法、あるいは、根本治癒につながる手がかりが見つかるよう
なことがあれば、それは、この病気に苦しむ人にとって大きな喜びであり、希望を与えるものと
なります。
いい結果が導きだせるよう、“前向き”かつ“大人”の姿勢で、議論が価値ある方向に展開され
るよう各自ご尽力お願いします。

3 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 06:45:00.23 ID:IhahDQUE0.net
●お約束

原則“マターリ進行”がデフォルトです。
むやみに他人をあおるような発言、他人に不快感を与えるような感情的な発言は禁止です。荒ら
し&クレーマーさんの発言は、スルー&黙殺でお願いします。
挑発に応じた方は、荒らし&クレーマーさん認定です。


愚痴や憂さ晴らしのような無益な書き込みはご遠慮下さい。
どうしても、そのような書き込みをしたい欲求にかられてしまった場合には、このスレではなく、
下記のスレを活用して下さい。

4 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 06:45:26.79 ID:IhahDQUE0.net
●「トリメチルアミン尿症」(「魚臭症候群」または「魚臭症」、「TMAU」)とは

魚臭症候群とは、「トリメチルアミン」という魚臭に似たニオイ物質が呼気や汗、尿の中に未変化体
のまま排泄されることで、特異的な体臭を放つ病気です。
「トリメチルアミン」は、揮発性の刺激物質で、それを吸入した人は、眼、肺、上気道等に障害 を
発し、かすみ眼、頭痛、咽頭痛、咳、吐き気、灼熱感、息苦しさ等の不快な症状が表れます。

「魚臭症候群」は、効果のある治療法が確立されておらず、社会的にもまったく認知されてないの
が現状です。食事やサプリメント等の自助努力により、症状の改善を目指すことが対処の基本と
なります。

5 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 06:45:54.35 ID:IhahDQUE0.net
●魚臭症候群の研究の歴史と成果

従来、わが国では患者がいないとされてきました。しかし、2003年、北海道大学大学院薬学研究
科の研究グループによる調査&研究が開始され、わが国内での患者の存在が明らかとなりました。

現在は、昭和薬科大学薬物動態研究室にて、継続し同研究が行なわれています。

下記のページが、わが国における「トリメチルアミン尿症」(「魚臭症」)の研究に関し総本山
となるページです。

  ■≪総本山≫ - 『魚臭症候群,トリメチルアミン尿症の日本におけるホームページ』
  http://homepage2.nifty.com/hiroshi_yamazaki/index.htm

6 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 06:52:31.78 ID:cuNRiKWP0.net
一人で何度も送るなよ?今そういうのが増えて検査が追いつかないらしい

7 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 06:53:16.84 ID:IhahDQUE0.net
●魚臭症候群の研究の実際

魚臭症候群の研究は、現在、昭和薬科大学薬物動態研究室の学部生向けコースの中のひとつ、あ
るいは、博士課程向けテーマのひとつとして行われています。現状、これが今現在国内で行われ
ている唯一の研究となります。

  ■昭和薬科大学薬物動態研究室 - 研究テーマ概要
  http://www.shoyaku.ac.jp/labosite/doutai/2007/04/post_4.html

同研究室は、薬の生体への吸収、全身への分布、構造の変化(代謝)および体外への排泄を正し
く把握すること(薬物動態学)を目的する研究に携わっている研究室です。魚臭症候群は、代謝
に関わる酵素の異常に起因する疾患の例として、研究テーマのひとつに取り上げられています。
魚臭症候群の治療に特化した専門の研究が、同研究室で行われているわけではありません。

同研究は、同研究室の学部生向け、あるいは、博士課程向けの研究テーマのうちのひとつに過ぎ
ないこと、また研究の目的は“魚臭症候群の生化学的解析と生活の質の向上”にあることを理解
して下さい。自明のことですが、同研究室は大学の一研究室に過ぎず、医療機関ではありません。
患者の治療行為を目的としているわけではありません。研究関係者を誹謗中傷するような書き込
みは厳禁です。

魚臭症候群に特化した専門の研究&治療体制確立のためには、本疾患の社会的な周知を含め、魚
臭症候群患者自らが何らかの行動を起こす必要があるかもしれません。

最近では、2012年10月に「ザ!世界仰天ニュース」で魚臭症について取り上げられました。
http://www.youtube.com/watch?v=vIkhnhf5noQ&feature=player_detailpage

8 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 07:31:35.65 ID:IhahDQUE0.net
●魚臭症の検査

魚臭症候群ではないかとの疑いを持たれている方は、同研究室が行っている魚臭症候群の研究活
動にボランティアとして協力参加する形で無償で検査を受けることが出来ます。

前述した魚臭症総本山のページ中よりリンクが貼られている下記のページ

  ◆当研究室における尿中トリメチルアミン測定の実際について◆
  http://homepage2.nifty.com/hiroshi_yamazaki/urine3.htm

より検査を申し込むことが可能です。

●発症のメカニズム

現在の研究では、魚臭症候群は、小腸により吸収されずに腸内に残った食物中に含まれていたコ
リンやレシチン(トリメチルアミン前駆体)が腸内の細菌により分解され発生した「トリメチル
アミン(TMA)」が、体内で無臭化されないことに原因があると考えられています。

腸内で発生した「トリメチルアミン」は、血液中に吸収されます。血液中に吸収された「トリメ
チルアミン(TMA)」は、通常、肝臓において、酸化/無臭化を行う酵素(フラビン含有モノ
オキシゲナーゼ(FMO3))により、他の臭いのない物質(トリメチルアミン酸化体( =トリ
メチルアミンオキシド)(TMAO))に酸化分解(代謝)されます。
しかし、FMO3が欠損(もしくは活性が低い)している場合、「トリメチルアミン(TMA)」
は、TMAOへの十分な代謝が行われず、未変化体のまま血液中にとどまり身体内を循環するこ
とになります。その血液中のTMAは、肺や汗腺から呼気や汗として体外に排出されることとな
ります。また、尿中にも排泄されます。
これが、魚臭症候群の発症のメカニズムです。

※余談ですが、血液中に吸収されなかった「トリメチルアミン」は、屁(おなら)として体外に
排出されていると思われます。

9 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 07:34:25.53 ID:IhahDQUE0.net
●魚臭症の判定、及び、症状の程度を知るための指標

魚臭症であるか否かの判定、症状の程度を知るための目安となる客観的な指標は、

   ・無臭化率(=TMAの酸化的代謝率)
   ・尿中TMA濃度

の二つです。

現在わが国では、“無臭化率”が指標として用いられています。
前述した昭和薬科大学薬物動態研究室の検査では、尿中に含まれるTMAとTMAOの量より無
臭化率を求め、魚臭症の可能性を判定しています。

“無臭化率”は下記の式で表す事が出来ます。

   無臭化率(=TMAの酸化的代謝率) = TMAO / (TMA + TMAO)

同研究室の行っている検査では、TMAの代謝負荷(TMA、及び、TMAOの摂取量)は、日
常の食事に依存しているため、厳密に制御することが困難です。したがって、場合によっては、
TMAの摂食量に対しTMAOの摂食量が相対的に多い場合等、その求まる値が大きく揺れてし
まう可能性があります。

“尿中TMA濃度”の測定は、現状国内では行われていないようです。これは、魚臭症被疑者の
一日あたりの尿中TMA量を日常的に測定できるような体制が整っていない、トリメチルアミン
前駆体の摂取量を厳密に制御できない、等の現状を考えれば、事実上、実現困難であり、また、
得られた値にどれだけの価値を見出せるのか疑問、との判断があると推測されます

10 :病弱名無しさん:2014/06/06(金) 08:15:24.28 ID:IhahDQUE0.net
●遺伝子の異常とFMO3

遺伝子がFMO3の働きを規定します。遺伝子は、FMO3を構成するアミノ酸の配列を決定す
る設計図と考えていいでしょう。遺伝子異常とは、その設計図にある間違いということです。
遺伝子の異常は、正常か異常かの2種ではありません。非常に多様です。この中には、機能的に
異常とはいえない変異も多々あり、これらは「異常ではない」という含意を込めて遺伝子多型と
呼ばれています。

遺伝子異常のタイプは

  (a) 遺伝子に欠損がありFMO3酵素がまったく作られていない
  (b) 異常のためFMO3酵素を作るのを途中で止めてしまう
  (c) 間違ったアミノ酸を組み込んだまま合成してしまう

の三つに大別されます。

上の2つ (a),(b) がもっとも重症でしょう。
(c) は、またその中で多様性があり、まったく機能しないもの、野生型(正常なタイプ)の9割ほ
どのもの、7割台のもの、6割台のもの、1割ほどのものなどがあります。どうやら7割台だと異
常とはみなされないようです。多型の方に含まれるのかもしれません。

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