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アメリカ皮膚病学会の最新アトピーガイドライン

58 :名無しさん@まいぺ〜す:2014/09/18(木) 20:50:50.66 ID:VBn4ZY4E.net
http://www.naoru.com/yakuzai_utubyou.htm
(6)病態生理
うつ病患者では血中コルチゾール値が高く、海馬も萎縮していることが指摘されている。
クッシング症候群の患者においても海馬が萎縮しており、その程度が血中コルチゾールと相関していることが報告されている。
さらに、副腎腫瘍を切除してクッシング症候群が治癒すると血中コルチゾールの正常化に伴い海馬の体積も正常化したことが報告されている。
このようなことから、ステロイド投与の際にも同様の現象が生じ、抑うつ状態が発症する可能性が推測される。
Brown らは、プレドニン(国内未承認:調査時の平均15.6mg/日)を平均92ヶ月投与されていた17名の患者(プレドニゾン投与群)と、
身体疾患や性・年齢を一致させた15名(対照群)の患者の海馬の体積、代謝率、記憶と気分を比較した。
その結果、プレドニゾン投与群の方が対照群よりも左の海馬は7%有意に小さく、右の海馬は9%有意に小さく、
海馬の代謝率(N-acetylaspartate を指標にしたもの)、記憶、気分も有意に悪かった。
これらの所見は、ステロイドが海馬に影響を与えて形態やその機能を障害し、記憶や気分を損なう可能性を示唆している。
この研究でさらに興味深いことは、平均15.6mg/日という比較的少量のステロイドで有意な変化が認められていることである。

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